花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

今春の「桜」追っかけと身延山「久遠寺」奥之院(2)

2024年04月18日 | 花シリーズ
桜前線はあっという間に東北地方に移ったようで
先週の朝のラジオ体操参加後の散歩は「桜吹雪」の中の歩きとなりました。

先週末まで朝晩は暖房を点けていた我が家、最近の暑さにテレビで冷房の試運転を勧めていてビックリ
相変わらず変化の激しいお天気が続いていますね。


(4月7日「舞岡公園」で撮影の紅枝垂れ)

3月29日に身延山「久遠寺」の枝垂れ桜を満喫してきた私のその後のお花見は4月7日の日曜日
自転車で15分の「小菅ヶ谷北公園」とそのお隣の「舞岡公園」でしたが・・・

10日前の身延山では満開の枝垂れ桜が、ここではまだ7分咲き程度❓



朝降っていた雨がお昼前には上がって日が差してきたので、大きなカメラをザックに入れて
慌てて飛び出した次第です

舞岡公園の広場では満開のソメイヨシノの下で、ファミリーがお花見を楽しんでいました。


(4月8日の花まつりには鎌倉の「長谷寺の桜」を撮影)

ここもソメイヨシノが満開で、紅枝垂れはまだ5~6分の咲き具合でした。
桜にも沢山の種類があり、枝垂れ桜も早咲と遅咲がある事を実感です。

こうして今春の私の桜追っかけは「身延山久遠寺」「近所の自然公園」「鎌倉」と行って満足でした
お天気が不安定で「青空」が少なかったのが少々残念でしたが・・・

2週間ぶりの更新です
冬物の整理や庭や菜園の作業も忙しく、年度末で町内会の班長の引継ぎでホッとしたら
今度はサークルの世話役を渋々受けて(高齢化が進み、なり手が居ないのです)
公的な施設の会場予約や月謝の集金で、バタバタの日々が続いていました

落ち着いたら春の鎌倉の画像もUPしたいと思っています。

貸し切りバス旅行・身延山頂上へ
久遠寺境内を見学し、枝垂れ桜を楽しんでから私たちはロープウエーに乗り
標高1153mの身延山頂上を目指しました。



ロープウエーの後方窓から見えた風景で、左手に本堂前に建っていた五重塔が見えています。
駐車場から斜行のエレベーターに乗って、久遠寺の境内に入ったルートが見えました。



国道52号線と並行して流れる川は駿河湾に注ぐ「富士川」のようです。
雲が無ければ正面に富士山が見えるはず・・・

真下の斜面には薄い黄色の「ミツマタ」のお花の大群落が続いていました。

7分で頂上駅に到着し、すぐ横の展望台に立ちましたやはり富士山は顔を出してくれません・・・



ロープウエーを使わずに歩いて登れば、2時間半のコースです。
私たちはリーダに案内されて「北展望台」に向かいました。



ド~~ンと、目の前に南アルプスとその周辺の山々が連なっていました
「皆で歩いたよな~」と、ワンゲル仲間は懐かしそうに思い出話に浸っていました。



私も夫と縦走した「赤石岳~荒川三山~千枚岳」や「鳳凰三山」の山行を思い出していました。



雲の合間に白い荒川三山の頭が見えてきました。広大な高山植物のお花畑が思い出されます



こちらは白峰三山(北岳~間ノ岳~農鳥岳)、古い山仲間の女三人で3回計画して・・・
台風や雷などで流れ(3回目は出発15分前に親が救急車騒ぎで諦めた)、「縁のない山」です。



女3人で縦走し、全山踏破した「八ヶ岳」は雲の中でしたが、右手の奥秩父の山々は見えていました。
金峰山&瑞牆山以外未踏の山がありますが、ハイキングならともかくもう登山は無理と諦めています

歳をとると「諦めねばならない事」が増えて淋しい限りですね


身延山「久遠寺」の奥之院「思親閣」
山頂は、日蓮聖人が身延御在山の折にしばしば登詣され、両親の追善を祈った場所といわれています



「思親閣祖師堂」に通じる石段は昭和45に造営されたそうです。

日蓮聖人お手植杉

御母妙蓮尊尼菩提の杉御父妙日尊儀菩提の杉


「仁王門」


本院本堂前の仁王門(二天門)を移転したもので、両脇には2体の仁王像が門内で境内を守っています。

「祖師堂」


思親閣祖師堂は“親を思うお堂”という意味で名付けられており、身延町指定文化財です。

私にとっては3回目の身延山「久遠寺」ですが、奥之院まで登ったのは初めてで
今回腰を痛めながらも、思い切って参加して良かったと思っています

再びロープウエーに乗り下った時には午後3時半を過ぎていました。

最後の最後に富士山の頭がチラリと見えました植林された美しい「杉」が輝いていた

下で待っていた貸し切りバスの運転手さんは「下部温泉入浴時間は30分しかありません」と言う
最近は「働き方改革」で労働時間の延長は厳しい
楽しみにしていた信玄の隠し湯での温泉入浴は無しになりました


(10年前の2013年7月に撮影)

帰路は第二東名を通り、沼津のサービスエリアでトイレ休憩でした。

夫が亡くなった前年の夏「美ヶ原~上高地(帝国ホテル泊り)~白川郷~下呂温泉」と車で周り
最後に出来たばかりのここに寄ってランチをした思い出がありました。

朝、暴風雨の中出発した身延山「久遠寺」の桜を楽しんだ貸し切りバス旅行
帰路はお天気に恵まれて、美しい夕景の富士山が見られました


コメント (9)
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身延山「久遠寺」の枝垂れ桜(1)

2024年04月04日 | 花シリーズ
今年のソメイヨシノは最初の予想から大幅に遅れて、東京は3月29日に開花宣言が出ました。
そして今日4月4日に満開となったようです

ただ横浜郊外の我が家周辺はまだ6~7分咲くらいでしょうか・・・



東京に桜の開花宣言が出た日に、身延山「久遠寺」の枝垂れ桜を見に行ってきました。

貸し切りバスで「身延山」へ(3月29日)
ワンゲルの旧リーダーから「貸し切りバスで身延山・久遠寺の枝垂れ桜を見に行きませんか?」
とのお誘いを受けて参加してきました。

「腰は大丈夫だろうか?」との不安はありましたが「この辺で気分転換しなければ
と言う思いが強くて「行きま~す」と返事をした私・・・
腰痛ベルトを装着し、痛み止めの薬持参で戸塚駅前発7時15分の貸し切りバスに乗り込みました。


(久遠寺の駐車場から境内に通じる斜行エレベータから撮った風景です)

この日の朝は春の嵐の暴風雨、家を出る時から山用の合羽を着て土砂降りの中の出発でした
「天気図を紐解くと現地は11時頃には雨が上がり、午後から晴れる」というリーダの説明です。

貸し切りバスは圏央道から中央高速道に入り、2度のトイレ休憩後「下部温泉」で早めの昼食を済ませ
身延山久遠寺に着いた頃には太陽が照りだし、奇跡の様なお天気の変化でした



身延山は日蓮宗の総本山で、七面山はじめ周辺の山々を含めた一帯が広大な信仰の場となっています。



その中の中心「久遠寺本堂」は間口32m、奥行き51m、一度に1500人の法要を奉行できます。
1985年、日蓮聖人700遠忌の主要記念行事として再建されました。
あまりの大きさに、後ろに下がってカメラを向けないと全部が入りませんでしたわ



お隣の「祖師堂」は日蓮聖人の神霊を祀る堂閣で、「棲神閣」と称します。



「報恩閣」は信徒休息所も備え身延山の総合受付所で
その建物の前には樹齢400年の見事な枝垂れ桜が見られます



桜の前で参加者揃っての記念写真を撮りました
前列一番右のリーダーが関わっている「戸塚バドミントンの会」と、首都圏の「ワンゲルの会」の1部が
参加した合計18人の合同お花見見物です

リーダーは87歳、企画・実行すべてを担う行動力にはただただ驚かされます



身延山久遠寺御真骨堂拝殿周辺の緑の中にも桜のピンクが目立ちます。



東西に納牌堂が附属する「仏殿」、ここの向かい側にも樹齢400年の桜があり
それを堪能してから来た道を戻ります。



25年位前に夫と車でこの「久遠寺」に来ています。大きくて見事な二本の枝垂れ桜に感動しました。
ただもっともっと背の高い桜の姿だった気がします。

台風などの被害を受けて、枝がだいぶ傷んで切られてしまったのでしょうか???
添え木も痛々しい感じがしますが、可愛いピンク色のお花が素敵です



その桜の前で、ワンゲルの女性4人を撮ってもらいました。
向かって一番右側の私の横に立つJさんはリーダーと同じ年代で、コレマタびっくり
山の下りは10歳近く若い私の方が完全に遅くて

美人で色白でたおやかで、センスも良くて私の憧れの女性です
好奇心旺盛で行動力があるのが「若さの秘訣」のようですね。



本堂前の朱色の五重塔は2009年5月、明治8年の大火による焼失より134年ぶりによみがえった宝塔。
木材は全て国産を使用し、設計から工法にいたるまで
400年前に建てられた元和の塔を復元・再建したそうです。

五重塔の手前の「大鐘」は朝夕の2度撞かれているとか、、、
この梵鐘は徳川家康の側室で、熱心な法華経信者でもあったお万の方が寄進したものです。
また鐘楼堂は1882(明治15)年、甲斐国南条講中から寄進されました。

以上身延山久遠寺の公式ホームページを参考にさせてもらいました詳しくはこちらをご覧ください。

私たちはロープウエーに乗って「奥の院」を目指します見応えのある久遠寺の境内に満足でした

ただ枝垂れ桜の形状が風雨にさらされ小さくなり、それが少し残念でした。
が・・・
昨日久遠寺のホームページを読んでいたら、この3月29日が枝垂れ桜満開になった日と知りました。
朝の大雨大風の中、思い切って行って良かったと思っています。

心配だった私の腰も、10時頃バスの中で飲んだ「痛み止めの薬」が効いて痛みは感じずに済みました。
ただ腰をかばって動きが鈍く、機敏な行動がとれず席の隣のOさんには色々ご迷惑をおかけし申し訳なかったです


コメント (10)
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