花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

新春、初ハイキング「伊豆・達磨山~金冠山」①

2006年01月30日 | 山シリーズ
山仲間3人で、今年初めてのハイキングに行ってきました。
皆、娘の結婚や出産が重なったり、親の問題を抱えたりで、去年はほとんどどこにも行けませんでした。
でもどんなに忙しくても、足のトレーニングは必要と痛感
早速三人のスケジュールが合った29日(日)に、伊豆の山に行ってきました。
ハプニングがあったりしましたが、最後は温泉とお食事の「プチ新年会」もあって、久しぶりに旧知の山仲間との楽しい一日を過ごしました。

「船原峠から達磨山へ」
寒い季節のハイキングは、温暖な伊豆の山が最適です。
大船を6時53分の東海道線で三島に出て、伊豆箱根鉄道に乗り換えて、修善寺で下車
タクシーで目的地に着いた時は10時近くなっていました。

先日の雪がまだまだ残っているので、スパッツを付けて出発です。
「達磨山」と書かれた標識のある、階段状の木道を登っていきました。
実は我々3人はここが「船原峠」とは知らず「土肥駐車場」だと思い込んでいました。
タクシーの運転手さんに「土肥駐車場」と言うべき所を「土肥峠の駐車場」と言ってしまったのです。そしたら「そこから歩くのは大変だから、その奥の駐車場まで3500円で行ってあげるよ」と親切に案内されたのです。


この標識を見ても、出発が船原峠だったとは、全然気が付きませんでした。
気持ちの良い整備されたハイキングロードの登りが続きます
時々「西伊豆スカイライン」に出ますが、登るにしたがって雪が多くなっていきました。
ガイドブックの地図と違って、自動車道のスカイラインの歩きがあまりにも長いので、先頭を歩いていた私の頭がハテナ?になりました。
この日は穏やかな日和で、気温が上がっているようでした。もうひと汗かいています。


出発から50分歩いたところが「土肥駐車場」でした
このコース、ネットで調べると、戸田峠に車を置いて、達磨山と金冠山をピストンで往復する紹介が圧倒的に多いのです。
我々は電車の中で、Kさんが持ってきたガイドブックの「土肥駐車場~達磨山~戸田峠~金冠山~レストハウス」の3時間半のコースを急遽決めたのですがスタートからとんだ勘違いでした。




でも、かえって良いトレーニングになりました。
我々3人は久しぶりのハイキングが嬉しくて仕方がなかったのですから
土肥駐車場からは一時間足らずで達磨山頂上です。
春のような暖かさに海が霞んでいました。灰色の雲まで湧き出しました
このコースは「駿河湾と富士山展望コース」なのですがね~



雪道を踏みしめながら登った「達磨山頂上」
標識の向こうに、天城連山が見えています。
昨年の5月に、石楠花を見に登った「万次郎岳」「万三郎岳」が望めます。
でも残念ながら富士山は見えませんでした。
何人かのグループが、鍋を囲んでささやかな宴会を楽しんでいました。
我々もここで昼食タイムです。


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箱根の温泉と富士山

2006年01月28日 | 日常の日記
私の誕生日の日に、箱根の乙女峠から見た「夕方の富士山」
下に見える灯りは御殿場の街です

道路が凍結する前に湯本まで下りたがっていたオットを説き伏せて、「是非富士山が見たい!」と主張した私。
仙石原から乙女トンネルを抜けた瞬間に、この風景が飛び込んできました

主人も一眼レフのカメラに三脚を立てて、本格的に撮影です。
私も28mm~200mmまで使えるレンズを駆使して、新しいデジカメを操作しました。
日暮れまでの時間との勝負です!まだまだ操作が慣れなくて

            ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆

この日、日帰りで入った温泉は「仙石原温泉・ウェルテル俵石」
格式ある和の宿「俵石閣」の広大な敷地の中に建てられたリゾート施設です。
詳しいことはhttp://www.weltelhyoseki.com/

山の斜面に、ホテル棟、レストラン棟、展望温泉の施設が点在しています。
フロントで平日料金一人1625円を払うと、バスタオルとフェースタオルが渡されます。(休日前・休日は2150円)
他にランチのお弁当付きセットもあり、
入浴時間は11:00~17:00
そんなに広くありませんが、お休みどころの施設も完備されています。




展望温泉は一番上にありました。
ヒノキ造りの素朴な感じの建物です。
脱衣所もそんなに広くはありませんが、こざっぱりとしていて、私が入った時は2人しかいませんでした。


















こちらは屋根のある露天風呂「ラベンダーの湯」
ラベンダーオイルの入ったハーブ湯です。

仙石原方面の風景が見渡せますが、残念ながら方向的に富士山は見えません
でもまだ雪が残っていて、冬枯れの景色に風情を添えていました
金時山に続く峰峰も良く見えていました。


内風呂のお湯は白濁していて、湯船の底には湯の花?がたくさん沈んでいました。
大涌谷から直接引いている温泉だそうで、気持ちがいい事
若い子が3人入ってきたので、さすがに内風呂でカメラを向けることはできませんでしたが、興味のある方は上記のホームページを覗いてみてください。

サウナや泡風呂などはありませんが、シミジミとした良い温泉でした.
富士山が望めた「グリーンホテル」の露天風呂には負けますが---
狭いながらも「お休み所」があるのが助かりました。

私は間に一回休憩して、2回入りましたゎ
シニアになった体をゴシゴシと洗い清めました。







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サ・サ・サプライズが!

2006年01月25日 | 日常の日記
今日は午後から、主人と箱根にプチ旅行に行きました。
寒い毎日が続いたので、温泉に入って温まるのが目的です

そして大きい声では言いたくありませんが、今日1月25日は私の誕生日なのです。
それも「還暦」嗚呼~~~
温泉にゆっくり浸かった後は、どこかホテルで夕食を---と、ノンビリ出かけました。

途中、茅ヶ崎の海で一休み。
海を見ながら、砂浜でマックのハンバーガーとコーヒーで軽く腹ごしらえです。
温泉に入るのも体力が要りますからね。
写真の左にチョンと見えているのが「江ノ島」
奥に見える山々は三浦半島です。
海は少々かすんでいて、大島は見えません。
春の海のように穏やかでした。
一昨日より昨日、昨日より今日と、少しづつ暖かくなっている感じです。


横浜に住んでいるものにとって「箱根」は気軽に行ける奥座敷、という所かな~
海を見ながら大磯から西湘バイパスを車で飛ばすと、我が家からおよそ一時間で箱根湯本に着きます。

いつもは「湯本」の立ち寄り湯に入る事が多いのですが、今日は特別の日なので、主人がインターネットやガイドブックで調べて見つけた,仙石原のリゾートホテルまで行きました。
宮ノ下あたりから上は雪が残っていましたが、思ったほどではありません
我が家の周りと変わりないくらいでした。
この温泉の紹介は改めてしますが、温泉を出たのが5時頃。

近くの「ハイランドホテル」か「パレスホテル」で夕食のつもりでしたが、道路が凍り始めてきたので主人は早く下りたいと言い出しました
結局来た道を戻って、以前何度か食べに行ったことのある、鎌倉稲村ガ崎のレストランで食事となりました
コース料理を頼んで、ワインで乾杯です。
「還暦」だなんてちょっと複雑な気持ちですがね---


素敵に盛られた前菜にワインが進みます。
スープの後に出てきたお魚料理。
真鯛のポワレはちょっと焼きすぎ?[魚はぬめりが残っていないとね~」
車の運転があるので主人は食べる方が専門で、注文もうるさいです。
そういえばお店の造りも、以前はアダルトな雰囲気だったのに、オープンテラスもできて、ちょっと違っています。


聞いたところ、経営者もお店の名前も変わったそうです。
雰囲気もお料理も、ちょっと若向きになったのかな~~
鎌倉では良くある事ですが。
メーンデイッシュのお肉料理は子牛のローストでした。
もうお腹がいっぱい




コーヒーが出たのでソロソロ---と話していたら、突然店内が暗くなって、ハッピーバスディーの音楽が流れて、トップ写真のデザートが運ばれてきましたチカチカと花火まで付いていましたわ

突然のサプライズにびっくりしましたが、何気なく言った主人の「今日は女房の誕生日でね」との一言に、とっさに対応してくれた若いスタッフに,感激しました

ちなみに「還暦祝い」は赤いチャンチャンコではなく、デジカメです
珍しく主人が買ってくれました。
前回UPした「夕暮れの富士山」の写真から、新しいカメラを使っています。
性能がずいぶん良くなりましたが、違いは分かりますか?





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寒い!寒い!

2006年01月23日 | 日常の日記
今日は快晴、でも今年一番の寒さでした。
こういう寒い日は空が澄み切っていて、我が家からも「富士山」が綺麗に見えるのです。
特に夕方のシルエットの富士山がウットリするほど綺麗です

北側道路は先日の雪が凍ってツルツル状態---車を出すのもおっかなびっくりです
とにかくサムイサムイ

庭の梅の蕾も膨らんできましたが、寒さで雪が全然解けません。
石油ストーブだけでは寒いので、三台のエアコンも併用して使っていますが、しょっちゅうブレーカーが落ちてしまって、電力会社にアンペアの変更を頼みました。
私がそれなりの歳になったので寒さがこたえるのか?
今年の冬の寒さが異常なのか?



氷点下1度くらいで寒がっていたのでは、北国の方々に笑われそうですが---
思えば札幌の冬は暖かかった
マンションの部屋はセントラルヒーティング、設定温度は常に25度。
お風呂の中にまで暖房ヒーターがあったっけ。

外に出れば鼻が痛くなる寒さだったけど、地下鉄の駅にも暖房が入っていたし、どこの施設やお店もしっかりと暖かかったゎ。

札幌の学校は体育館にもちゃんと暖房が入っていたのですが、こちらの学校の体育館は暖房無し---
息子の卒業式の時は震えましたね。

私の勤める地区センターの体育室も、「運動は常温でするのが当たり前」という考えで暖房は入れていません。動き回る人々はそれでも良いのですが、私たち職員は震え上がっています
寒さに対する意識と備えが、北国とは全然違っているのです。

我が家が札幌にいた昭和58~9年頃、首都圏に何度も雪が降った冬があります。
「電車が止まり、骨折者が続出」というニュースを呆れた思いで見ておりました。

札幌なんて毎日のように雪が降るけど、電車もバスもちゃんと動いているし、市民生活だってごく普通に営まれているよ。「なんなんだぁ~」ってね。

でも、雪に対する思いもかけるお金も、全然違うことに気が付きました。
雪に不慣れな首都圏人は、雪道の歩き方すら知りませんものね。
冬タイヤだって、スキーをやる人くらいしか持っていないだろうし---
チェーンの付け方も、自信のない人が多いのです

「冬きたりなば、春遠からじ」---春よ来い早く来い









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雪.雪.雪

2006年01月22日 | 日常の日記
前の晩の雨が明け方から雪になったようで、朝起きてみたら一面の銀世界でした。
大寒に入ったとたんですものね。
さむ~~い、ブルブルブル

お天気の良い日は富士山が見える、2Fの私の部屋から見た西側の風景もごらんの通りです。
大雪に見舞われている雪国から見たら、春の淡雪に見えるかもしれませんが、なにせ雪には弱い首都圏。
交通機関は大丈夫だったでしょうか---
センター試験を受けるお子様をお持ちの方々は大変な思いをなさった事でしょう。




お昼の時点で10cm位積もったでしょうか---
私は午後、英会話教室があり、夕方から仕事です。
主人が車にチェーンを装着して送ってくれました。
我が家の周りの道路は坂道で、車の運転も怖いくらの積雪ですが、幹線道路はほとんどありませんでした。


 
仕事場には私が一人で運転して行きました。
なんてったって、私、札幌で免許を取得したんだもんね。
それも厳寒の1月---この時期は自動車教習所がとても安いのです。
猛吹雪の中も、路上運転しましたわ
札幌には4年いましたが、息子のスキー教室の送り迎えなど、冷や汗かきながらもやりましたよ

横浜の淡雪など、札幌なら「春の雪」軽い、軽い---なんて言いながら出かけましたが、9時を過ぎた帰り道は幹線道路にも雪が積もっていて、ちょっとドキドキものでした。
急ブレーキ、急ハンドルは絶対禁止と、唱えながら、どうにか無事に帰ってきました。
それにしても、横浜でチェーンを付けている車などバスくらいで、他はなかなか見当たりません。
皆様スノータイヤだったのでしょうか?
それとも普通タイヤ?
雪道の事故なんて、すべて運しだい
スピンした時に、対向車がいたら悲劇です。
雪国に住んでいる皆様の、日々の精神的ストレスがよく分かりました。

子供たちは元気に外で雪だるまつくりです。
関東南部で、こんなに積雪があったのは5年ぶりくらいですものね。








中高年は転倒事故が怖いので、会議室の予約もキャンセル続出、地区センターでの私の仕事も今日は暇でした。
雪道の歩き方ってコツがあるんですね。
ガニ股歩きが良いみたい
北側にある、我が家前の道路も明日の朝は凍って滑りやすくなっているでしょう。
気をつけなくては---




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鎌倉散策「鎌倉宮」&「鶴岡八幡宮」

2006年01月19日 | 鎌倉散策
静かな静かな「瑞泉寺」を後にして、バス停のある「鎌倉宮」まで戻りました。
900メートル---今年初めてやったアクアエクササイズの後遺症で、足のふくらはぎが筋肉痛です.
運動不足を痛感しました

後醍醐天皇の皇子”大塔宮、護良親王”を祭った「鎌倉宮」は人も少なくて、落ち着いた佇まいでした。

建武の中興に尽くしたものの若くして命を奪われた親王の意志を後世に伝えることを望んだ明治天皇が明治時代に創設。
神殿の背後には、親王が足利直義に幽閉された土牢があります。
ところで「建武の中興」って
私大学受験は日本史を選択したんですがね。
詳しい意味を忘れています




小腹がすいてきたので、境内のお休みところで稲庭うどんを食べました。
いかにもお上品な鎌倉風、結構美味しくて、3時のおやつとしては満足でした
この境内では毎年10月に薪能が行われます。
私も昔観に来た覚えがありますが、幽玄な世界に感激しました。
機会があったら是非又観たいな~~




道路の渋滞でバスは時間通りには動いていません。
運動にもなるし、歩いて帰ることにしました。
「覚園寺」「荏柄天神」「白旗神社」と見所はいろいろありますが、時間も遅くなったので「鶴岡八幡宮」経由で戻ります。

15分で八幡様の境内に到着
源頼朝が創設した有名な鶴岡八幡宮は、多くの初詣客であふれていました。
八幡様前の道路も車で大渋滞
一月いっぱいの休日は、マイカーでの乗り入れはやめた方が懸命です。







着物姿の女性の姿もあって、まだまだお正月の華やかさが残っていました。
仁王門の奥には、静御前の悲しい逸話で有名な舞殿があります。
吉野山で捕らえられた静は舞を命ぜられ「吉野山、みねのしら雪踏み分けて、いりにし人のあとぞ悲しき」と、義経を慕う歌を詠み舞いました。
これに怒った頼朝により、義経との子と自らの命を失う悲劇となったのです



階段の上が本殿です
階段途中の左側にあるのが、有名な樹齢1000年の大銀杏です。
建保7年(1219年)三代将軍実朝はここで、頼家の子公暁に父の仇として殺害されたのです。
こうして見ると、名所旧跡って、悲惨な歴史の中にあるのですね
それとは反対に、お参りに来る人々はファミリーか、幸せそうな若い二人ずれが圧倒的です。
成田山とは平均年齢が違って見えましたゎ。

そういえば我が家も若い頃はもっぱらこの神社でした。
「強い男にな~れ」と、息子のお宮参りも七五三もここでしたね

一時間以上かけて駅まで戻りました。お陰で、体が軽くなりました。
この1月はたくさんの神仏にお祈りをしたので、ご加護もいっぱいあるでしょう。
さぁ~帰ったら、日本史のお勉強をしなくては-----

*「建武の中興」
 武家中心の社会を古代の律令国家に戻し、天皇中心の社会へ復帰させる事が目的の思想


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鎌倉散策「真冬の瑞泉寺」

2006年01月17日 | 鎌倉散策
昨日の日曜日(15日)暖かい陽気に誘われて、今年初めての「鎌倉」に行って来ました。
瑞泉寺の日本スイセンが見たくて、鎌倉駅から「鎌倉宮」行きのバスに乗り、終点で降りて、鎌倉宮脇の狭い道を更に15分歩きます。
鶴が岡八幡宮付近の混雑で、バスはなかなか進みませんでした。

ご近所での仕事を始めた主人に、昼食を出してからの出発だったので、瑞泉寺に着いた時はすでに2時を回っていました。

午前中ピカピカお天気だったのに、午後からは黒い雲が広がりだして---
谷戸に建つ「瑞泉寺」は、薄暗くてうっそうとした冬木立の奥にありました。
ハイカーの姿も見えますね。
我が家近くの円海山からの、ハイキングコースを歩いても訪れることができるお寺なんですが、女一人ではやはり躊躇して、電車とバスを乗り継いでやってきました。


総門をくぐると、トップ写真の二層屋根を持つ本堂が見えてきます。
花のお寺として有名な「瑞泉寺」は臨済宗円覚寺派のお寺です。
開山は夢想疎石、1327年鎌倉幕府の重臣だった二階堂道温が創建。
その後、夢想疎石に帰依した足利基氏によって「瑞泉寺」と改名。
足利氏の菩提寺として栄えたとか---
本堂には「千手観音坐像」が祀られています。


本堂前のお庭には、徳川光圀公お手植えの「冬桜」と「オウバイ」が植えられています。
(両方とも市指定の天然記念物)
「冬桜」はお花がチラホラ残っていました








「オウバイ」はまだまだ固いつぼみでした。
でも赤い実がきれいな南天やマンリョウが鮮やかで、そして白いつぼみをいっぱいに付けた「ミツマタ」や、黄色い花を咲かせたロウバイが楽しめました。
「冬来たりなば、春遠からじ」春は確実に近かづいているようですね。




一番奥の山側に、夢想疎石が作った国指定名勝の池泉式庭園があります。南北朝時代の禅宗様式の庭を代表する庭園です。
ここは鎌倉五山の僧による五山文学の中心となり、江戸時代には光圀公が「新道鎌倉志」を編纂させた場所と言われています。

歴史のお勉強を思い出しながらガイドブックを読み、季節柄お花がな~~んにもない庭園を眺めました。
まさに「枯山水」とはこのことですね

3000株の日本スイセンが有名な「瑞泉寺」ですが、お花はほんの数輪咲いているだけでした
今年は特に寒さが厳しいので遅れているのかも知れません。
我が家の庭のスイセンも、毎年お正月には咲き出しますが、今年はまだほころびだした程度です。
寂しい寂しい「瑞泉寺」でしたが、かえって人が少なくて「禅寺」らしい鄙びた良さがありましたわ(ちょっと負け惜しみ?)

係りの人に聞いたところ、梅の見ごろは2月中旬から3月中旬頃だそうです。
山深い谷戸にある瑞泉寺は、他よりちょっと遅めなのかも知れませんね。
行かれる予定の方は、調べてから出かけることをお勧めします。






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成田山「新勝寺」

2006年01月14日 | 日常の日記
明日15日は小正月、正月飾りを燃やす「どんどん焼き」の行事も行われる日です。
私も今週からプールの「アクア.エクササイズ」が始まり、今日は今年初めての英会話教室でした。
普通の生活が戻りましたね。
ボブ先生から「日本のお正月の伝統行事は大事に継承して下さい」と言い渡されました。

                 ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆

庭師の世界も「15日まではお正月休み」と言う意識があって、主人はずっと家におりました。
そして毎日のように、2人で出かけていました。

今年、私は「年女」と同時に厄年でもあります
私自身はそんなに信心深いわけではありませんが、主人の亡くなった母がお不動様を信仰しており、札幌時代に世話になった伯母(母の姉)も熱心にお不動様に通っておりました。
そんな関係から、我が家は「困った時の神頼み」はいつもお不動様でした。

穏やかな日和だった11日に、成田山「新勝寺」に出かけてみました。
善男善女の参拝客が、まだまだたくさんいて、とても賑わっていました。
大きな提灯が下がっているところが「仁王門」
重要文化財です。
ここをくぐって、階段を登っていくと大本堂です。




本堂の中には弘法大師が彫ったといわれるご本尊の不動明王が安置されています.
940年に開基されたと言われる成田山「新勝寺」は、真言宗智山派の大本山で、関東三不動の一つ---千年あまりもの歴史を持つ、全国有数の霊地だそうです。
厄難消除のお札(3000円)を申し込んで、本堂に入り、1時からの護摩奉修に参加しました。


そういえば昨秋にはお友達と「深川のお不動様」でも同じ事をしましたね。
私って案外信心深いのかも---義母や伯母の影響って思いがけず大きいんだゎ

お護摩奉修が30分で終わりました。
お札受け取りまでの時間、裏の公園を歩きました。
梅の古木が見事です
紅葉の頃が綺麗と聞いていましたが、梅見も良さそうです







高浜虚子の歌碑には「凄かりし、月の団蔵、七代目」と書かれていました。
成田山と歌舞伎の団十郎との繋がりは有名ですよね。
今の海老蔵の襲名が決まった時にも、当時の新之助は「成田詣で」をしています。




時間になったので、お札を受け取って境内を後にしました。

大きな会社関係の人々の団体初詣客も多くて、境内は一方通行です。
重要文化財の三重の塔の横を通って、こちら側の階段を下ります。
その下は縁起物を売るテントのお店が立ち並んでいました。
主人は「焼印」を売っているテントを見つけて、自分の姓を探し出し購入しました。
仕事の道具類に焼印を押したいそうです(これも男の美学?)
4000円也でした。





主人は母親に連れられて、何度か「深川のお不動様」に行ったことがあるそうです。
その時いつも食べたのが「うな重」だったそうで、彼の頭の中は「お不動様=鰻」
今回も門前町で鰻を食べましたよ。

3年前には主人が厄年で、成田山に来ています。
お陰さまで元気に過ごせました。
「ノーマク、サンマンダーバ、サラダー、センダー、マーカロシャーダ、ソワタヤ、ウンタラター、カンマン」(お不動様の唱え---ガンダーラ語?)






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新年会「館山一泊旅行」②

2006年01月12日 | 旅日記
雪国は大雪に見舞われて大変な状況となっていますね。
孤立している秋山郷は、7~8年前に、日本百名山の「苗場山」に登った時に下山した所です。
素朴な温泉に入り、津南町を経由して関越自動車道で帰ってきました。
一日も早く国道が通じることを願います。
それにしても今年の冬はヘン---

           ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆

館山の、ホテル「ア○シオン」のベットの上で、朝7時に目覚めました。
グッスリと8時間以上は寝たかしら
前の晩は外からアンマさんを呼んでもらって、マッサージをしてもらいました。
気持ち良かった~~

お嫁ちゃんと妹のYちゃんはフットマッサージ、息子とあちらのお父様もアンマさんのマッサージを受けたようです。
最後に温泉に入ったら、もう心身ともにフニャフニャになってバタンキューでした。
そして翌朝、朝食の後散歩に出ました
大きなプールがあって、コテージ形式の建物も見られます。
5年前に行ったスペインを思い出しました。


玄関前で、恒例の全員集合の写真を撮りました。
毎年撮り続けて、もう何年になるかしら---
縁あって、親戚になった者同士、大事にしたい関係ですね

ハー君が大好きな、イチゴ狩りをする事にしました。
油断すると、一パック平気で食べてしまうくらいイチゴ好きなハー君、ここではいくらでも食べていいよ








ハー君のランランとした目
分かりますか~~
この所、太陽の光が不足していて、赤く熟すのが遅れ気味だそうですが、ハウスの中はポカポカと暖かく、アマ~イ香りであふれていました
私たち大人も負けずに食べました。
お腹がいっぱ~い
満足しましたゎ。


三台の車はここで解散です
主人は始めての「館山道」を走りたくて、海ほたる経由で帰る事にしました。
祝日のこの日、ETCを使うと道路代が2割引きとなるのです
それでもまだ「高く付きます」がね---

お天気は薄曇り---
でも風がなくて穏やかな東京湾が見えました。
思いがけず、息子一家もいるではありませんか
ハー君は、羽田に着陸する大きなを見て喜んでいました。
この「海ほたる」で一緒にお昼ごはんを食べて、ハー君たちと分かれました。




房総半島の木更津と川崎を結ぶ「海ほたる」は、私にとっては2度目。
前回はご近所仲間と4夫婦8人で鴨川に泊りがけで「忘年会」に出かけた帰り道、夜立ち寄った思い出があります。

アクアラインもここから先はずっと海中トンネルです。
そのまま一気に横浜のはずれの我が家に向かいました






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新年会「館山一泊旅行」①

2006年01月10日 | 旅日記
新年もはや10日が過ぎましたね。
今日は両親の施設に行って、今年初めて父に会ってきました。
2月のパース行きも決めてきました。
毎日バタバタとせわしなく動き回り、ゆっくりパソコンを開く暇もありません。

明日は鏡開きですね。
お供えのお餅をお汁粉に入れて食べる日です。
我が家はわずか2人分---簡単に済むようにカンズメのお汁粉を買ってきました。

             ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆

3連休の8~9日で、息子夫婦とお嫁ちゃんの実家の皆様とで「房総館山一泊旅行」に行ってきました。両家の新年会です。

お正月、最初の4年間は交互にお互いの家に集合していましたが、主婦が何かと大変なので、上膳据え膳の外でやるようになりました

今回は久里浜に集合して、カーフェリー利用です。
わずか35分で千葉県側の金谷に着きますので、房総半島はとても近いのです。

この日の東京湾は波も穏やかで、見晴らしもバッチリ---富士山や大島も見えていました。
ハー君も両方のジジ、ババに囲まれて船の中でもご機嫌です。
両家にとっての「初孫」というのは、本人にしてみれば大変なプレッシャーかと思いますが、まだまだ無邪気なしぐさで愛嬌を振りまいているだけで済みますね~

房総半島側の「鋸山」がハッキリと見えてきました。
あの山のふもとが金谷港です。
港で昼食に回転寿司を食べてからロープウエイで「鋸山」に登りました。


私たちが住んでいる神奈川県の三浦半島がハッキリと見えています。
海上は11K---近いんですよ
ところでこのロープウエイは一体いつ開通したのでしょう
昭和の風情が漂う懐かしい感じの観光施設でした。






頂上からは360度の展望が広がります。
遠く大島の左に小さな島が見えていました。伊豆七島の何島かな~~
山頂は風もなく、穏やかな日和で助かりました。
大仏まで往復2時間のコースもありますが、我々はそのままロープウエイで又下りました。

お嫁ちゃんが妹のYちゃんと、子供の頃家族でここに来た話をしていました。
息子が「俺はいくつの時にここに来ている?」と聞いてきたので、「我が家は海水浴以外、房総半島にはあまり来ていないので、鋸山は初めてよ」と答えました。
何でも同じようなサラリーマン家庭に育った息子夫婦、昔話をすると遊びも生活程度もほとんど同じように重なるようです。
「俺と同じで、高い物に対しては素直に感激する金銭感覚の持ち主なので、良かった」と言うのが、息子のお嫁ちゃん評です。

ウンウン分かるよ
高級レストランや、ブランド品しか興味のないお嬢さんでは、息子の給料ではやっていけないだろうし、我が家のお嫁ちゃんとしてもとても満足させることはできないし---
同じような育ち方をしている2人で良かったね
だから親同士も交えて、年に2回こうして旅行もできるんだよね~

お嫁ちゃんのお父様が予約してくれたホテルは房総半島の西南の先端に位置する「ホテル.ア○シオン」
南欧風の雰囲気が漂い、目の前にスペイン海岸が広がります。
ここは、太陽が輝く日本の「コスタ.デル.ソル」と謳われているとか---

今は一般客も利用できますが、以前は大手電気会社の保養所だったそうです。


お嫁ちゃんのお父様は定年退職しましたが、70歳までは以前の会社の健康保険組合に属しているので、安く利用できたようで、我が家も助かりました

ノンビリ温泉に入って、夕方の6時からレストランで新年会です。
「明けまして、おめでとうございます、本年も宜しく。乾杯」









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