花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

年末のご挨拶と、「東京イルミネーション巡り」(2)

2015年12月30日 | 東京の街
今年も残す所あと1日となり、年末らしい寒さがやって来ましたね。

この一年、無我夢中で過ごしてきた感じがします。
独りの淋しさに泣き、友人たちの優しい心遣いに涙し

無心で歩いた先でふれた自然の美しさに心打たれ・・・
カメラのファインダーから眺めた日本の四季に感動した1年でした。


一昨日の12月28日の朝6時50分
ベッドルームの西側のロールカーテンを開けると目に飛び込んできた富士山です。

昨年の年末は亡き夫の事業の税務申告を、夫の仕事仲間の方の協力で終えた途端、
私は発熱・・・

息子一家は3泊4日でスキーに行くというので不安になり、夫の義姉に来てもらいました。
1年前の健気に頑張っていた自分を思うと涙が出ます。

今年は「毎日人と会って話し、そして歩く」をモットーに実行したせいか?
寝込まずに元気に新しい年を迎えられそうです。

これはひとえに見守ってくれた周囲の皆様とブログ仲間の皆様
そして私のたくさんの友人たちのお蔭です。
本当にありがとうございました。

まだまだ感情が乱れることはありますが・・・
新しい年は楽しく元気に過ごせるようにと願っております。

こんな私ですが、引き続きお付き合いを宜しくお願いいたします


            

さて・・・
復活した東京イルミネーション巡りの仕上げを年内にUPせねばなりませんね。

六本木「ミッドタウン」のイルミネーション
私たちご近所仲間4人は東京駅から地下鉄で「六本木」に出ました。


地下鉄の駅からミッドタウンに入り、→マークに導かれて陸橋を渡ります。


今年で9回目を迎える東京ミッドタウンのイルミネショーン。
最大の見どころは青をベースにした約18万個のLED電球で輝くスターライトガーデン2015。


惑星を表現するヴィジョンド―ムと、初の導入となる新型イルミネーションシステム”MAKI”を
使用した星空イルミネーションは、芝生広場いっぱいに立体的な光を放ち、
華やかな宇宙空間を演出します(パンフレットより)


幽玄な音響の中で繰り広げられる、7~8分くらいの宇宙の光のショーを
カメラのフィンダー越しに眺め、手持ちでシャッターを切りましたが・・・

どうも目で見た通りの鮮やかなブルーが出ないわ


8年前に来た時はブルーの灯りの中に「流れ星☆」が現れて感激しましたこちらですが
カメラの腕はさっぱり進歩していないような・・・?


ミッドタウン内の吹き抜けのクリスマスツリーです。
私たちは喉が渇いたので、一階のフロアーで、コーヒーを飲み
地下鉄「大江戸線」で、汐留に向かいました。

「カレッタ汐留」のイルミネーション
大江戸線の駅からエスカレーターを上がっていくと、音楽が聞こえてきました。


目の前に青の世界が広がります。
私はオートにしていたデジイチカメラのホワイトバランスを太陽光に変えました。

約27万球のLEDで、幻想的な“アジュール(青)”の世界が広がる
カレッタ汐留のイルミネーション。


天高くそびえ立つタワーやカリヨンツリー、光のウォールが輝くイルミネーションの空間に
足を踏み入れれば、大海原を泳いでいる気分・・・


点灯期間中は、次々と色を変える光とオリジナル楽曲が織りなす約6分間のイルミネーションショーが
毎日点灯から22:00の間、20分ごとに開催されるそうです。


六本木のミッドタウンは12月25日で終わったようですが、こちらは2月の14日までやっています。
まだまだ楽しめますね。


ただ7年前に行った時は、日本TVに向かう通路も華やかなイルミネーションで飾られていたのに
今回はありませんでした。

そういえば「東京駅スペシャルライトアップ×光のプロムナード」(東京ミチテラス2015)も
照明演出であり、以前やったプロジェクションマッピングはなかったようですね。

やはり節電意識が高くなっているのでしょうか?


それでも私たちは都会の空気の中に輝く華やかなイルミネーションに満足し
「70近くなってもこれだけこなせたのだから、歩ける内は毎年行きましょう」となりました。

20日に納めのハイキングに参加し、その後年賀状を制作
投函してからは連日買い物と大掃除に追われていました。

去年は喪中で風邪を引き、一昨年は父が危篤状態と医者から言われ連日病院通い
その前の年は12月9日に母を亡くし、これ又喪中でお正月もなし・・・

今日は毎年暮れの30日に夫がやっていた、松飾りを門扉に取り付けていると、
ご近所の奥様から「お宅のご主人の造った門松は見事だったわね~」と声をかけられました。

そう・・・
古いブログのお仲間さんたちなら知っているこちらです。
彼女も我が家の夫よりも1ヶ月先にご主人を亡くされた未亡人さん、二人で涙ぐみました

午後からはお供え餅を組み立てお花を飾り、夕方にやって来た息子に手伝ってもらって、神棚の掃除・・・
毎朝かしわ手を打っていた夫に代わり、神棚は私が守っていかねばなりませんね。

明日の大晦日は息子に玄関周りと階段のタイルを高圧洗浄器で磨いてもらう予定です。
今年は息子一家のスキー行きが、別荘の持ち主の都合で中止となったそうで・・・

私は息子宅で年越しをする予定です。
皆様もどうぞ良いお年をお迎えください。





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東京・イルミネーション巡り復活!(1)

2015年12月26日 | 東京の街
クリスマスが終わり、いよいよ年末も押し迫ってきました。

私はSさんに手伝ってもらって仕上げた、自分で撮った富士山の画像入り年賀状を印刷し
一筆添え書きをして過ごし・・・
どうにか元旦配達に間に合う25日中に郵便局に持って行きました。

日中は炬燵だけで過ごせる暖かいクリスマスでしたね

師走の銀座
ご近所仲間のぷりんさんから「久しぶりにイルミネーション巡りをしましょうよ」
との提案があり、仲間4人で7年ぶりに実行

先週の暖かい日に、京橋~銀座~丸の内~六本木~汐留と行ってきました。


どこのブランド店もクリスマス飾りで、外から眺めるだけでも綺麗です。


ここのブランドのバッグはアウトレットで買うのみ・・・
銀座のお店はまだ入ったことがありません


ソニービルの今年のクリスマスリーは「スワロフスキーのガラス」
もう少し明かりが欲しいところですが・・・

銀座4丁目にある「三愛ビル」と、この「ソニービル」は
改修されてはいますが、私のOL時代からありました。懐かしい

一番上の階に素敵なイタリアンのお店があり、娘時代に何度か食事をしています
相手は夫だったか、それとも・・・


ガラスのビル全体が色付くこちらは看板を見るのみ・・・
足がすくんでとてもお店の中には入れません


ソニー通りは従来のガス灯が消え、
雪の結晶のイルミネーションが備わった街灯がクリスマスらしさを醸し出していました。

上品な光り輝く「丸の内仲通り」の並木道
私たちは日比谷から始まる「丸の内仲通り」へと歩いて行きました。


有楽町と大手町をつなぐ丸の内仲通り沿いの街路樹約200本が
"シャンパンゴールド"色のLED約100万球で上品にライトアップされています。

この日はウィークデーでしたが、ご覧の通りの人出です


赤レンガの三菱一号館美術館が建つブリックスクェアーの緑の一画には
お子様も喜びそうなイルミネーションが輝いていました。

所々にベンチが置かれ、有名人が?孫のような羽生君を囲んでオバサマ方はニッコリ




丸ビルの中には羽生選手の等身大のオブジェと、結弦スケートリンク が作られていましたわ
残念ながら昨日の25日で終了のようですが・・・

12月の中旬だけど、まだ銀杏並木の黄葉が残っていて・・・
ナントイルミネーションとのコラボが見られました


両側の大きなビルの一階には、世界中の有名店が並びます。

「私はやっぱり東京が一番好き!、中でも銀座とここが好き!」と、
お洒落なシティーガールのぷりんさんが呟きました。

「私も札幌や横浜の街も大好きだけど・・・」
「OL時代の4年間通ったこの丸の内と、近くの銀座が一番素敵だと思う」と
私も同調しました。


一部、車が入れない歩行者専用の地域があり、椅子とテーブルが置かれた
オープンテラスとなっていて・・・

ドイツのクリスマスマーケットをイメージした屋台(ヒュッテ)が登場し
クリスマスグッズや軽食&ワインなどの販売が行われていました。

この日はコートが邪魔なくらいの暖かさで、12月という感じはしませんでしたが
こうしたお休み所も、ヨーロッパ的な雰囲気があって良かったですね。

でも・・・
7年前と比べると全体的に地味になった感じです前回の記事はこちらこちらです
日本は東日本大震災を経て、節電の意識が高まりましたものね。


私たちは夕方の4時から6時までノンビリと、銀座三越で忘年会を兼ねたお食事を
済ませてきましたからお腹がいっぱいです。

(クリスマスと言えばフレンチかイタリアンですが、仲間の一人が前日イタリアンだったのでパスとの事)
韓国料理に決まるまでが大変で時間がかかりましたが。。。

私たちは丸の内仲通りから東京駅に出て、六本木に向かいました。
後半の六本木と汐留の素晴らしいイルミ―ネーションは次回とさせていただきます。

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月命日はあなたに会いに・・・

2015年12月21日 | 日常の日記
夫の納骨を済ませて以来、毎朝遺影に向かって手を合わせる時
頭に浮かぶ光景は鎌倉の緑の中のお墓です。

「おはよう。そちらはもう太陽が昇ってきましたか~?」
「明るくなったら、あなたは風になって大空を舞ってあちこち行くのでしょう?」
「我が家は少しづつあなたの物を片づけ始めてるけどまだまだよ。ビックリしないでね」

「一人で大掃除をやるのはとにかく大変なんだから・・・」
お線香を焚きながらそんなことを呟いています。


そして月命日にはお寺に出向きます。

いつ行っても、草を刈ったりお掃除をしているおじさんが二人いて、
お墓の枯れた花々も片づけてくれています。

古い墓地の先にはヤグラもあって、鎌倉の典型的な風景が目の前に広がり・・・
行くたびに好きになる場所です。


11月の月命日には綺麗な色のお花を選んで持って行きました。

納骨式を終えてホッとすると同時に、ガックリきて虚脱感に襲われ
私自身が明るいお花で気持ちも暖かく、元気になりたかったからでしょうか・・・

「狭い国土の日本なのだから、墓はマンション式の室内で良い」
と言っていた夫ですが、この位の小さなお墓なら許してくれるわね。


こちらは先週行った時のお花です。

この師走は友を失い山形を往復し、紅葉の中のワンデリングや撮影会が続き
趣味の会や友人たちとの忘年会も5件

気力・体力・財力も底をつき、お花もぐっと控えめにしました。
お父さん、ケチってゴメン

納骨式後の食事会(11月8日)
11月上旬、24名の親族が見守る中夫の納骨を済ませ、終わってから皆で会食でした。
(この時期の鎌倉は有名なお店はどこも、七五三のお祝の席でいっぱいで予約が取れません)


送り迎えのバスが来てくれる、我街近くのお寿司屋さんの個室でお食事会です。。

最初の息子の挨拶では「毎晩のように親父の夢を見る」と言っていました。
私の夢には現れない
というよりも、安定剤を飲んでるから夢はほとんど見ないような気がします

次の世代の息子の従兄の方が多い夫の方の姉弟と姪や甥たちだけでも13人


メーカーの営業マンを20年近くやった息子はあちこち気配りしてテーブルを廻り
お店のスタッフさんから褒められました。

すべては私が足を運びセッティングしましたが、男の子は本番で活躍してくれればヨシとしましょう。


これだけ集まってくれて、夫も喜んだことと思います。


            

孫が風邪をひいたので見守りに息子宅に行ったら
お部屋の中はクリスマスグッズで華やかでした
  

アレッ「ルンバ」があるわ。いいなぁ~いいなぁ~

我が家はクリスマスムードはいっさい無し
とにかくやたら忙しい(遊びで?)・・・

結婚以来44年間、ずっと夫の木版画の年賀状だったから
今年はどうしましょうと慌てています。取りあえず「筆ぐるめ」で挑戦ですね。

孫たちにクリスマスプレゼントは?と聞いたらサンタさんとば~ばたちと全部で三つもらうの


子供たちには嬉しい嬉しいクリスマスですが、
続けてお正月準備と、お年玉も用意しなければならないから・・・
年金生活のバ~バはお財布がカラになりますわ


でも孫たちの喜ぶ顔を見れば疲れも飛びますね

天国のじぃ~じ、私と息子一家の健康と幸せを守ってね~
お願いしまぁ~す。

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暖かい師走、「覚園寺」最後の紅葉

2015年12月17日 | 鎌倉散策
今月初めから、我が家の庭の水仙が咲き出しています


この地に住んで30年、お正月前に咲いたらラッキーという感じでしたが・・・
こんなに早いのは初めてです

今日17日は夕方から冷たい雨が降りだしましたが、
この一週間は師走とは思えない暖かい日和が続きました。


こちらのシンピジュームも先月から咲きだしています。

今までお正月に間に合ったのは数えるくらいなので・・・
今年の晩秋の暖かさにはとにかくビックリです。


そうそう・・・
前回ご紹介した4日のワンゲルの会で、鎌倉の獅子舞のモミジ谷を下った時
ナント「アジサイ」が咲きだしていて驚きました

鎌倉「覚園寺」の紅葉(12月7日・月曜日)
taeさんを見送った2日後は、私とカメラ仲間のSさんが幹事の撮影会でした

山形往復時、ずっと喪服姿にパンプスはいていたので、膝と腰が痛くなり
心痛も加わって翌日は立ち直れずにいました

翌々日の7日の撮影会も午前中の「獅子舞」は、Sさんに案内をお任せして私はパス


午後1時半に、次の撮影地「覚園寺」で合流しました。
鎌倉のお寺の紅葉もそろそろ終わりですが・・・


モミジの裏側に廻ってみると、ご覧の通り見事な色合いです


こちらはこの撮影会の10日前(10月27日)、Sさんと下見に行った時に、
「覚園寺」の同じ所に立って写したモミジです。

10日間で赤く色付いたさまが分かりますね。


山門から本堂の前庭までは誰でも自由に入れます。


以前所属していた写真クラブの親しい仲間から、鎌倉の紅葉の撮影会を企画したいけど
「どこが良い」と相談を受けた時
私とSさんは「獅子舞・モミジ谷の山の紅葉と覚園寺」と答えました。

(ワンゲルの会で三日前に獅子舞を歩いた時は少し早かったのですが、この日は丁度見頃だったとか)


覚園寺の境内は広くて、古い仏像もたくさんありますが
本堂から先は500円を払って、ツァー形式でお坊さんの説明を受けながら
約1時間かけて廻ります。


モミジや大きな大きな銀杏、そしてメタセコイヤの紅葉・黄葉も綺麗で
古い仏像もたくさん見られますが、中は全て撮影は禁止

それでも一見の価値はありますのでお薦めです詳しい情報はこちらです。


古い仏像を眺め、案内のお坊さんからあの世のお話を伺っていたら
taeさんの安らかなお顔を思いだし、凍えていた心が少し和らぎました

大船の小さなお店で「忘年会」
「覚園寺」での撮影会&境内見学ツァーを3時半で終了し、
鎌倉宮をお参りしてから鎌倉駅まで歩き、横須賀線に乗って二駅戻ります。


二ヶ月前に同じ仲間と来た「大船」の、女将が一人で切り盛りしている
小さな小料理店を借り切って、男4人・女4人で「忘年会」を楽しみました


八人でお鍋をつつき、お酒を飲みながらカメラ談義や写真展の話をして、
私もしばし悲しい現実を忘れました。


            

夫の干支の羊年も、あと2週間で終わります。
去年は夫亡きあとの諸々の手続きに追われ、一昨年は父が年末から危篤状態となり
更にその前年の12月9日に母が亡くなったので、大掃除どころではなかった

今年こそはとも思いますが・・・
夫の物を片づけるのも心情的には一時間が限界で、遅々として進みません

今週初めには孫娘が風邪をひき、
仕事があるお嫁ちゃんに代わり私が駆けつけ、見守りました。

忘年会の予定も立て続けに入っていて何かと慌ただしい師走ですが、焦らないことにします。
何もかも一人でするのは無理

taeさんを見送って帰って着た時、横浜まで一緒の友人が電車の中で
「告別式に出たわけではないので、お清めの塩がないわ」と、思いだしたように言いました。

そして「私は寝ている夫を起こして、台所から持ってきてもらうけどnaoさんは誰もいないのね」と・・・
結局タクシーを我が家近くのコンビニで降ろしてもらい、塩を買って帰りましたよ。

その日の夜はtaeさんを失ったショックがあり、腰や背中も痛くて眠れませんでしたが、
一人でシップを貼るのは至難の業

夫を亡くすということは、「片腕を無くすのと同じ」と思い知りました。

そのことをお兄ちゃん孫に話したら、私の腰と背中にシップを貼ってくれましたわ。
お陰で元気になって、ご近所仲間と「イルミネーション巡り」に出かけることができました。
そのお話はいずれ又と致します。


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忘年ワンデリング&忘年会・「六国見山~鎌倉アルプス」

2015年12月13日 | ハイキング・散策

12月4日(金)、北鎌倉の「六国見山」から眺めた横浜のラウンドマーク方面です。
親友のtaeさんを見送る前日に、ワンゲルの会の忘年ワンデリングに参加しました。

北鎌倉から六国見山へ
好天に恵まれたこの日、翌日の山形行きが急きょ決まり
ワンゲルの会の「忘年会」を兼ねたワンデリングの参加を迷いましたが・・・

鎌倉は我が家からも近いし、家に居ても涙が出るだけなので
思い切って出かけることにしました。

北鎌倉9時に17名が集合です。

大船方面に少し戻って「六国見山」を目指し踏切を渡り、鎌倉の閑静な住宅地を登っていきます。


やがて六国見山への登山口が姿を現します。

急な登りですが山頂まで200mほど・・・
展望台に立ちました。


北鎌倉駅からおよそ35分で「六国見山」に到着です。

頂上には「浅間大神」と書かれた石碑が建っていて、
白い標識には「六国見山々頂(海抜一四七米)」と書かれていました。

詳しいコースと頂上の様子はこちらを参考にして下さい。

朝、我が家から綺麗に見えていた富士山ですが反対の「横浜・MM21」方面がハッキリ見えていた


六国見山は、鎌倉を取りまく峰々の最も外側に位置し、相模、武蔵、安房、
上総、下総、伊豆の六国を見渡すことができたので、この名前がついたそうです。 

六国見山からは、「至ル 稚児墓(約八十米)」という標柱に沿って、森林の中の山道を下り
閑静な住宅地が広がる今泉台にでました。

この住宅地の入り口近くに、夫が眠るお寺があります。

夫とは一緒に鎌倉を歩いた思い出は数えるくらいしかありませんが
この住宅地の中には、お庭の手入れをさせていただいた数件のお宅があるはず・・・
ちょっと感傷的になりました。

「天園ハイキングコース」へ
今泉台から天園ハイキングコースに入り建長寺が見渡せる展望台に向かいます。




このお仲間とは何度もここに立ちましたね。
今年の初歩きもここでした。


そして毎回、かっこの中に書かれた漢字の話になります

時間があったので、108やぐらを廻っていきました。殆どの仏像に首がありません


平地が少ない鎌倉には、こうしたホラ穴式のお墓がたくさん遺されています。
この場所は覚園寺に下る道の左手にありますので興味のある方はこちらを参考にして下さい。

ヤブ漕ぎ気味の狭い登山道をドン!と登って、元の天園コースに出ます。


108やぐらからおよそ25分で、鎌倉で一番高い「太平山」に出ました。

「鎌倉カントリー」のクラブハウスで忘年会

この日は12時から、目の前のゴルフ場のクラブハウス(ゲストルーム)で忘年会です

ここまではバスやタクシー利用でも来ることができますので、
更に会員の7~8名が加わりました。

2時間の食べ放題、飲み放題ですが・・・健啖家が揃っているのですぐに無くなります。


他にもシューマイやサラダ、野菜の煮物やお蕎麦などが並びましたが・・・
食べて飲むのに忙しくて、写真を撮る暇はありませんでした

この会の創成期から活躍のお歴々・・・80歳前後でも、皆さまとてもお元気で驚かされます。



食後「獅子舞・モミジ谷」を下ります

皆お腹もいっぱい、アルコールも入って良い気持ちの中出発です。


天園には二つの茶店があります。

7日(月)には写真仲間とおにぎり持って、獅子舞のモミジを撮影する予定・・・
幹事のSさんと私はこの茶店に寄る計画をたてて、一週間前に下見にきました。

その時はまだ始まったばかりだった獅子舞の紅葉・・・

見事に染まりだしていました・・・まだちょっと緑の葉が残っているようです。


ワンゲルの会ですから、ゆっくりとした撮影時間はありません。
私も小さなコンデジしか持ってきませんでしたし・・・

2年前にもこのお仲間たちとここに来ましたが、その時はサイコーでしたこちらです。
リーダーは今回と同じ大船に住むHさん・・・


鎌倉で一番の山の紅葉が見られる獅子舞です

足元が滑りやすいので要注意
少々酔っぱらいながらも、ワンゲルの会全員で下っていきました。


鎌倉宮で解散しましたが、流石にワンゲルの会・・・
多くの方々が鎌倉駅まで歩きました。

この日の歩数は18000歩

この日の夜、我が家のお嫁ちゃんが職場の忘年会とのことで、
私はすぐに失礼して息子宅に向かいました。
孫たちと3人で夕食をし、TVを見ながらうつらうつら

9時半に家に戻り、お風呂に入ってからtaeさんの弔辞を書きあげました。
6日の告別式参加予定から、突然変更した5日土曜日の山形行き

出かける準備をしたら睡眠時間が3時間しか取れませんでしたが・・・

老体にムチ打って行って、taeさんの顔を見て最後を見送ることができて
本当に良かったと思っています。




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さようならtaeさん、どうぞ安らかに・・・

2015年12月08日 | 私の呟き

カトレアの花のように艶やかだった、短大時代の親友のtaeさんが
12月1日の夜に逝ってしまいました(涙)

妹のyunさんのブログで、taeさんが肺炎で2週間高熱をだし意識がなかったけど
奇跡的に回復し、会話もできるようになったとの記事を見てホッとし
taeさん宛にお手紙を出しました

ご主人さまから、手紙のお礼と「これからリハビリです」とのお電話を戴いたのは
つい3週間前だったけど、何故


私はtaeさんが元気な内に会いに行かなかったことをとても後悔しました

10年以上前の、まだ60歳を前にした50代最後の頃にtaeさんから
「お互いの元気な日々を確認し合うためにもブログを始めましょうよ」と
誘われたブログ・・・

taeさんの「南窓によりて」はもう更新されないのだと思うと涙が出ます。


「naoさんに弔辞をお願いしたいと、生前からの本人の希望です。」との
ご主人さまのお電話・・・

親しくしていた首都圏に住む友人たちも誘い、12月5日に山形に行ってきました。

告別式は翌日の6日とのFAXをいただきましたが・・・
その日はお見送りはなく、前日に出棺してしまうとの情報を得て、

私たちはtaeさんのお顔が見たい!最後の姿を見てお見送りがしたい
無理を言って前日に伺わせていただきました。


新幹線が福島から山形に入ったころ、車窓から大きな虹が・・・
まるでtaeさんが渡っているように見えました。

taeさんが厄介な病気に移行した昨年の春
「是非会いたい」と我が家に電話をくれたのですが、私が留守だったので
夫が電話を受けました。

2人で小一時間話したと後で聴きました。その夫ももういません・・・

その後、私たちは親しい仲間4人で裏磐梯で会うことになりましたこちらです。
でもtaeさんは、東京から来る医師と治療方法をめぐる話し合いが行われるとかで
ホテルには来られずに、とても心残りでした

今年は私も墓地探しや納骨を控え、他の二人も諸々の問題を抱え中々実現できず・・・
4人での最後の旅が「taeさんを見送る旅」になるなんてとても哀しいです。


この日、山形県の山間部には雪が舞っていました。

朝7時に横浜の我が家を出発した時は明るく晴れていたのに・・・
taeさんが暮らしていた東北地方の厳しい冬が実感できましたね

冷たい雨が降る駅にはtaeさんの息子さんが、taeさんの赤い愛車で迎えに来てくれました


部屋の正面に、にこやかに微笑むtaeさんの遺影が・・・
厄介な病名と診断された時に、taeさん自ら遺影を撮りに行ったという写真だそうです。

そしてその前に、写真と同じダンスの衣装に身を包みダンスシューズを履いたtaeさんが・・・
「taeさん、綺麗よ 会いに来るのが遅くなってごめんね」

県の公募展に入選したという作品の数々貴女の写真は兎に角素晴らしいです


私たちは午後1時の出棺にも付き添い、彼女の最後も見送りました。

本当は翌日の「告別式」にも出たかったのですが、首都圏組は皆それぞれ事情があって
日帰りで失礼し、私は「taeさんへのお手紙」の形でご主人に託しました。

その内容を一部抜粋して記します。

”taeさんへ”
ご家族の皆様の献身的な看護を受け頑張ってきた貴女が、ついに力尽きてしまったという
連絡を受けた時は、呆然として言葉が出ませんでした。

18歳の春に東京の短大の教室で机を並べて以来親しくなった私たち4人は、この50数年間
taeさんが上京するたびに会い、旅行もあちこち行きましたね。
小さな子供を連れて、貴女のお宅に泊りがけでお邪魔した日のことも昨日のように思い出されます。

taeさんの闘病生活をお聞きし、友人として一番励まさなければならない時に
私は父と夫を失い、貴女を思いやる余裕がありませんでした。
本当にごめんなさいね。

taeさんの事は常に頭の片隅にありながら「頼りになるご主人が付いて居るから大丈夫!」
と思い込んでいました。

実際に貴女はご主人さまを「先生」と呼ぶほどに信頼していましたものね。
私はとても羨ましく思いました。

この2~3日、taeさんの声が常に私の耳に聞こえてきます。
もう一度思い切り語り合いたい!

私たちの胸の中には、色が白くて大柄美人のtaeさん、気持ちもおおらかで明るいtaeさんの姿が
しっかりと刻まれています。
一生忘れません。

どうぞ安らかにお眠り下さい。
合掌



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鎌倉の紅葉と横浜の黄葉が見頃です

2015年12月03日 | カメラ教室
木々が色付きだした11月下旬から、3回ほど鎌倉を訪ねました。

紅葉ハイキングと、二つの写真クラブの仲間たちとの撮影会が予定され
その下見を兼ねての鎌倉行きもありました。

北鎌倉で撮影会(11月30日)

遅れていた鎌倉の紅葉も、先週末からの寒波襲来でいよいよ見ごろとなりました

今年の11月は雨が多かったせいか、傷んでいる葉がたくさん見られますが
探せばどうにか撮影に耐えられる枝もありました

「円覚寺」
この日は地域の写真クラブの有志の方々との撮影会
お天気はうす曇り・・・

北鎌倉駅に9時半に集合し、まず目の前の円覚寺に行きました。


11月最後のこの日はまだちょっと緑の葉が混じり、赤も鮮やかさがイマイチ・・・
太陽の光が弱かった


絵になる座禅堂ももっと光が欲しい・・・

「明月院」
アジサイ寺で有名なお寺ですが、紅葉の時期も素晴らしいです。


ご存じ明月院の「丸窓」・・・


だんだん晴れてきてラッキー
午前中は光の関係で、緋もうせんの赤が壁に反射します。


今週末が見頃でしょうか・・・?

「海蔵寺」
男5人・女2人の7人で、建長寺前のお蕎麦屋さんで名物の「けんちん蕎麦」を食べ
午後から有志の3人(男2人・女私1人)で、花の寺で有名な海蔵寺に行きました。


ここが一番紅葉が進んでいたでしょうか・・・?


人力車に乗って「花嫁・花婿」さんがやってきました。
絵になりますね。追っかけをしました。


撮影は「目の付け所」と「個性」が大事

絵葉書や記念写真になっては評価はされません
(でも、ブログには綺麗な画像を選んで載せる私です)


この日はベテランの殿方に教わりながらカメラを向けました。


「日本の大通り」と「山下公園」の銀杏の黄葉(12月1日)
北鎌倉での撮影会の翌日は、以前所属していたカメラ教室の仲間の写真展を、
そこで知り合い親しくしてなったSさんと見に行きました。


もう終わっていたと思っていた「日本大通り」や「山下公園」の銀杏並木が
丁度見頃を迎えていました


デジイチを持ってこなかったことを後悔、すべてコンデジで撮った画像です。


そう言えば一昨日のニュースで「神宮外苑の銀杏並木」の黄葉も
ようやく見頃となったと紹介されていましたね

今年は本当に遅れたようです。


山下公園前の「県民ホール」6Fのレストランでランチをしました
良い眺めです。

右手がベイブリッジ方面・・・


左手が大桟橋方面です。

食後私たちは二つの写真展を見に行きました。


            

翌日の12月2日は朝から冷たい風が吹き、10時過ぎから雨になりました。
健康診断から帰ってきて、一人淋しくTV相手に昼食をしていると
一本の電話が・・・

悲しい知らせでした
普段でも雨の日は鬱気味になる私、流石に涙が止まりませんでした。

午後からSさんが我が家に来てくれて「主人は忘年会で居ないから」と
夕方の6時過ぎまで話し相手になってくれました。感謝です

今日は朝から何も手がつかず、オロオロ・・・
久しぶりに朝も、精神安定剤を半分だけ飲みました

午後から雨が上がって、斜め向かいの家の庭の手入れをしに
夫の後輩が二人来たので、彼らにお茶をだし話したら少し気持ちが落ち着きました。

人間70年近く生きていると、切ないことに多々直面するということでね。
辛いことです。

尚、今回はコメント欄を閉じさせていただきます。



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