花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

食欲の秋!(2)・「佐渡うめえもん会」参加

2015年11月29日 | 日常の日記
急に寒くなりました。
先々週はお食事会が続き疲れましたが、ご馳走をたくさん食べて
5~6kg痩せた身体も、少しお腹に肉が付いたような・・・?
我が家近辺も紅葉が見頃となり、写真の撮影会&忘年会も目白押し

最近の気温の乱高下には身体が着いて行きませんが、
何とか寝込まないように、無理しない程度に外に出て人と話して歩くようにしています。

「佐渡うめえもん会」(11月15日)
私の母方のルーツは日本海に浮かぶ佐渡ヶ島です。

東京下町路地歩きに参加した時、佐渡出身のブログ仲間の山小屋さんとうさきちさんに
佐渡のお料理やお酒を堪能しながら、佐渡おけさや相川音頭などの民謡も楽しめる
「佐渡・うめえもん会」に誘われました


場所は信濃町駅横の「ジョン万次郎」
ここの社長が佐渡出身だそうです。


首都圏佐渡連合会の主催で、佐渡の銘酒「北雪」や新潟を代表する「八海山」も飲み放題

下の画像がこの日のお料理のお品書きです


まずはおエライさん達の挨拶が続き、ようやくビールで乾杯すると
次々にお料理が運ばれてきました。

先付けは菊花の酢の物とイゴネリ
山海盛りはバラエティー豊か・・・


イゴネリは海藻を練って作った健康食品です。
2パックをお土産に買って帰りました。


佐渡産本ズワイガニ姿盛り・・・

夫の転勤で4年間札幌に住んでいましたが、あの時に蟹の味を覚えた我が家・・・
こちらに戻ってからもお正月には欠かせなくなりました。

この日の佐渡料理は「盆と正月」が一緒にきたような大ご馳走でしたね

本マグロの解体ショーが始まりました。
見事な手さばきです。


早速「お造り」に盛られ、各テーブルに並びます。



私は小学校の5年生の時に父の転勤で、東京から新潟市に引っ越し5年間住みました。
佐渡には母の姉である伯母がいましたから、毎年夏休みに佐渡に遊びに行きましたよ

私にとっての佐渡のご馳走の思い出は断然イカでした。
お刺身もコリコリで美味しいけど、一夜干しが大好きですね


木遣りが始まりました。

会場はシニアが圧倒的に多いのですが・・・
50代の若いうさきちさん(左)も友人と出席


うさきちさんは山小屋さんと同じ佐渡高校出身です。
私の従兄弟たちもその息子や娘も同窓生・・・

従兄弟の娘が偶然うさきちさんと同級生で親しくしていたと
ワンゲルの会で9月に歩いた時に知った次第です

うさきちさんは同じテーブルに「野球部だった同級生(写真中)」を見つけました。
その彼も私の従兄の娘を良く知っていて・・・
「M子ちゃんのオバ様」で盛り上がりましたわ。


おエライ様のご挨拶では「佐渡金山を是非とも世界遺産にという
熱い熱意も感じられましたが・・・
高齢化が進みこれからの佐渡を憂う言葉もチラホラ・・・

「いつまでも元気な年寄りで居るには新鮮な魚介類を食べることが一番
ということで考案された「佐渡エクサ丼(海鮮丼)」が配膳されました。。

佐渡産「秋鮭のホイル蒸し」も並びます。

根菜類を取ることも大事ですね。
デザートのおけさ柿が懐かしい


毎年佐渡から送られてきていた「おけさ柿」は渋柿で、
「焼酎に浸すと甘くなる」と、伯母から聞いていました。

私にとっての「柿」はこの甘くて瑞々しくて柔らかいのが「柿」のイメージで・・・
夫が好きなカリカリした硬い「甘柿」はイマイチ馴染めませんでした。


いよいよ佳境の「佐渡おけさ」が始まりました。
私もまだ踊れるかしら・・・?

山小屋さんがピッチャーで日本酒をどんどん運んでくれましたので
すっかり良い気持ちになりました。

両親を亡くし夫を亡くし、その上故郷がない淋しさを日々味わってますが
まだ2軒の親戚がいて、母方の先祖代々のお墓がある佐渡には郷愁を感じます。

今年は佐渡の従兄も亡くなり・・・
私は〇〇お姉さんと呼んでいたM子ちゃんのお母さんと電話で何度か話しました。
柔らかい「佐渡弁」も耳に心地よい・・・
「佐渡を第二の故郷」と思うことにいたします

この日は暖かくて、朝降っていた雨も上がり午後には日が差してきました。
うさきちさん達若い方々は、二次会でミニ同窓会を開くらしい・・・

私はすぐ近くの四谷で、ワンゲルの会のお仲間が「山の写真展」を開いているというので
山小屋さんと作品を見に行きました。

会場にはいつも一緒に歩いているお仲間たちが集まっていたので合流しました。
そのご報告はいずれ又・・・


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速報「高尾山の紅葉情報」・三連休、頂上は大混雑!

2015年11月24日 | 山シリーズ

南関東周辺の紅葉は山から里へと下りてきましたが
今年の11月は雨と高温続きで、紅葉黄葉が遅れているようで・・・

色付く前に雨に打たれて落葉も目立ち、今後のお天気が気になる所です。

山仲間3人で「高尾山」へ(11月22日)
26年間も一緒に山を歩いている仲間3人が、唯一スケジュールが空いていた
三連休の中日に、紅葉の高尾山に登ってきました。

ワンゲルの会では翌日の23日に「北高尾山稜」の登山が予定されていたので
我々もそれを参考に、同じコースを歩こうと決めていましたが・・・

前日の土曜に地図で確認すると、詳しいルートも山名も書かれていなかった
その上三人共風邪気味で、天気予報もマーク

ならば3人で歩いて、心地よい気分になれればそれで良しとして
「電車以外の乗り物を使わないで済むコースを行こう」となりました。


三連休の「高尾山」の混雑は覚悟していましたが・・・
駅のトイレは20分待ち!、ケーブルは90分待ち!、リフトは60分待ち!
凄まじいものでした

右手に通じる歩いて頂上まで登れる参道コースの一号路も、浅草の仲見世並みの混雑でしたわ


このケーブルカーの発着する「清滝駅」を10時にスタート
稲荷山コース・琵琶滝コース6号路の二ヵ所の登山口を左に見て、通り過ぎ
20分歩いて「高尾病院」まで登っていきます。

登りは「病院コース」~2号路~三号路~高尾山頂上を行く
AM10時20分、高尾病院横から登りだします
ガイドブックには載っていないコースとか


この「病院コース」は、ブログ仲間の花水木さんが紹介していたルート
参考にさせていただきました。


深山の趣のある登山道を登り、途中「琵琶滝・高尾山口駅」と書かれた標識を左に分け
右手の「高尾山頂」と書かれた標識に従って登っていきます。

人が少ないのが良いですね~


やがてケーブルカーのアナウスが聞こえてきて、登りおよそ30分で静かな「病院コース」は終了
ここから周遊の2号路に入ります。

注意書きには「このコース(病院コース)は上級者向き」と書かれていましたが、
足元さえしっかりしていれば大丈夫


2号路から3号路に入ります。
こちらも注意書きに「滑りやすいガレた山道」と書かれています。

危険な個所はありませんが・・・
いくら気軽に行ける高尾山でも、パンプスやサンダルはやめましょう。


沢にかかった小さな橋を渡り進むと、このコース唯一の展望が開ける場所に出ました。


登るに従って人の数も増え、スレ違いの待ち時間も多くなってきます。
この日はファミリーの姿も多く見られました。


ベンチが見えてきました。時計を見ると11時45分・・・
「頂上はきっと混雑しているから、ここで昼食にしよう」となりました


頂上近くで1号路に合流・・・
何だか休日の銀座より混んでいて、「お正月の鎌倉鶴岡八幡宮」状態の人出にビックリ


「高尾山頂上」のこの混雑は想像以上で、とにかく驚きました


一段下がったこちらもご覧の通り・・・
頂上は素通りして、ここから階段をドンと下り「モミジ台」を目指します。


名前にたがわず赤く色付いたモミジが見頃でしたが、とにかく人・人・人・・・


太陽の光があったなら、もっともっと鮮やかなモミジが楽しめたことでしょう


こちらで暖かい「ナメコ汁」を頂こうと場所は確保したものの
40分待ちと聞かされ諦めました


先に進んで「城山」から小仏に出ると、バスに乗らなくてはなりません。

この日はバスも道路も混んでいるに違いない・・・
駅から登り、駅に下るのが一番と思って戻ります。

「稲荷山コース」を下る
階段を下った高尾山頂上直下の広場から、画像右手の道に進みます。


分岐にはボランティアさんが立っていて、登山者の足元をチェック
「この先の稲荷山コースは滑りやすくて、昨日もケガ人が出ました」と・・・
ダメ出しを言われた人は諦めざるを得ませんね。

関所のような所でしたわ


確かに上の方は滑りやすくて、転ぶ人が見られましたが
下るにしたがって落ち葉の絨毯の登山道になり、気持良く歩けます


東屋のある展望台からは八王子の街が望めました。
ここで一休みです。

駐車場には数えきれない大型バスが並び、周辺の道路は大渋滞


この様な姿の若い方も・・・
バッグ一つで、雨が降ってきたらどうするのでしょうね


ケーブルカー駅の騒音が聞こえてきて、そろそろフィニッシュです。

登山の趣が満喫できる「稲荷山コース」は黄葉が楽しめましたが
やはり曇り空の影響か?今年の紅葉はくすんでいるのか?

ちょっと残念でしたが、「3人で一緒に歩く」という目的は果たせました。
途中二回の休憩を入れて丁度4時間半、21700歩・・・

人出が多くてスレ違いに待ち時間を要しましたが、
軽い登山気分も味わえて、取りあえずは満足いたしましたヮ。

清滝駅前に並ぶ両側のお店はどこも大行列

私たちは乗換駅の高尾に出て、いつもワンゲルの会で打ち上げをするお店に行きましたが
ここも40分待ちと言われ諦めて、向かいのお店に入ってラーメンとビールで乾杯しました

数年前の勤労感謝の日に、箱根外輪山登山道を歩いた時
普段は30~40分で行ける芦ノ湖畔の湖尻から箱根湯本までのバスがナント
渋滞で4時間以上かかった事を思いだしました。こちらです。

紅葉の素晴らしい高尾山も、TVで何度も紹介されましたものね。
この時期はメジャーな観光地は避けるべきと改めて思った次第です。


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食欲の秋!(1)・神宮外苑の銀杏並木でランチ

2015年11月20日 | 東京の街
我が家近くの公園の銀杏(11月19日)
一雨ごとに秋が深まってきました。
標高が70mある、我が家近くの公園の銀杏は綺麗に色付きだしています。


山仲間たちとのハイキングを始め、お食事会のお誘いもあちこちから声がかかり、
スケジュール合わせが結構大変となり・・・

今週前半は、連日のお出かけ状態となりました


昨日(19日)はお天気にも恵まれ、久しぶりにお洗濯をしてのんびり・・・
午後からカメラを持って歩いて3分の公園に行ってみました。

でも・・・
午後からは曇ってしまいましたね。


10月は暖かい晴天に恵まれましたが、11月は雨が多く季節外れの暑い日があったりで・・・
一体どうしたことでしょう

喉が赤くて風邪気味ですが、日頃の「歩き」が功を奏しているのか?
幸い寝込まずに済んでいますが、遠出も三日続くと疲れますわ。

OL時代の仲間と「神宮外苑の銀杏並木」でランチ(11月18日)
山仲間と行った大山近くのハイキングや、楽しい企画のお食事会参加など
紹介したいネタと画像が山ほどありますが・・・

まずは一番最近の旬の情報を優先いたします。


娘時代のOL仲間と、年に二回「花を愛でる会」と「紅葉を愛でる会」を催していますが
今年の秋は、神宮外苑「絵画館」前の銀杏並木の黄葉を愛でながらの食事会

ただねぇ~
我が家近くの銀杏を撮影した前日なのに、神宮外苑の銀杏並木の黄葉は
まだご覧の通りの状態でした

それでもこの人の多さは何


最近話題のニューヨークからやって来たハンバーガーのお店に並ぶ人々が凄かったわ


11月14日から12月6日まで開催されている「イチョウ祭り」の会場です。

昔々、夫とデートで来たことのある「絵画館前の銀杏並木」
それは見事に黄金色に輝いて忘れられない風景ですが、この様な会場はなかったような

ちょっとイメージが違っていた


今回の参加は9名、20代初めの青春時代を共に過ごした仲間たち・・・
最初は12名の参加予定だったのが、風邪でこれない人が続出し
幹事さんまでがダウン

この日の天気予報は「冷たい雨の一日」だったので、私は雨と寒さ対策をバッチリと
セーターにダスターコートを羽織っていきましたが・・・
何と午前中は晴れて暑かった


散策時に雨が降らなかったのは良かったけど、
これでは体調を崩す人が続出も充分にあり得ますね。

私たちは来た道を戻り、銀杏並木のすぐわきにあるお店に入りましたこちらです。



(画像はネットよりお借りしました)
予約していても、並んで入店するくらいにあっという間に満席でした。


半年ぶりの再会に乾杯です

ただし私は前回は情緒不安定で欠席でしたその時の心境はこちらです。
夫との45周年の結婚記念日だったのです

私は前日の夜も食事会があり、帰宅が夜の11時過ぎで疲れていたのですが・・・

今回も欠席したら、皆様に心配かけるか?忘れられるか?ですから
スケジュールがたて込んでいましたが、無理しても出なくてはと思っていましたよ。

メインはタラと野菜のグリル?
コーヒーはお代わり自由でしたが・・・


コース料理を選びましたが、お喋りが忙しくて正直味わう余裕がありません。

食事後は表参道近くの洒落たカフェでお茶しました。

皆70歳前後になってきて、先日の土日に特集していたNHKスペシャルの
「認知症問題」の話題になりました。

「落し物や探し物が増えて、大事なものはこうしてひもでつないでるわ」と私が言うと
「私も」「私も」と、3人がひゅ~んと伸びる優れものを見せてくれました。

お話は深刻でも、この仲間が話すと何故か漫才になって、お腹を抱えて笑うことになる・・・

9人中4人が未亡人、独身を貫いた人が2人
「孤独なのは私だけではない」と気が付き、この会に参加して良かったと思いました。

この日の前夜は「オイスター(牡蠣)料理」のコースをいただきましたから
来週予定していた健康診断は延ばす事に致しますわ。


            



毎日のように半日雨になり、そして暖かい日和が続きましたので
畑の葉もの類も大きくなりました。
家に居る時の食事は野菜中心にするつもりです。

でもこの様なハッキリしないお天気が続くと、ちょっと淋しさもあって・・・
今夜は写真仲間のSさんを誘って、駅前のお店で「食事&お喋り」
約束をしてしまいましたぁ~

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東京「路地裏」ブラ歩き・渋谷から赤坂へ(その2)

2015年11月14日 | 東京の街
ワンゲルの会で10月20日に歩いた「路地裏ブラ歩き」の後半をご紹介します。

青山から「根津美術館」へ
國學院大學の学食で昼食を済ませた私たちはリーダーの案内で「根津美術館」を目指しました。


途中、お洒落な街、青山の「ブランド通り」を行きます。

交差する青山通りの青山5丁目交差点から六本木通りの高樹町交差点までの通りは「骨董通り」だそうで・・・

TVの「何でも鑑定団」でお馴染みの中島誠之助さんのお店や
(私はOL時代さる企業が本社にオープンした美術館に勤務していましたが・・・)
そこに出入りしていた骨董屋さんの名前の看板もあるようでした。

「根津美術館」
根津美術館は東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した
日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するためにつくられた美術館です。

創立75周年記念特別展「根津青山の至宝」を展示中1200円の入館料は高いなぁ~


リーダーは入りたかったようですが、消極的な人も多くて観覧は諦めました。
私はこういう優雅な所に入るには歩きのついでではなく・・・
半日かけてゆっくりじっくり見たいでね。

こちらの美術館の詳しい情報はこちらをご覧ください。

「青山墓地」
根津美術館の先は緑豊かな「都営・青山霊園」です。
南北に貫通する道路にサクラ並木があるほか、園内のいたるところにサクラが植えられています。


大小様々な墓所や著名人の墓所が数多くあり、開設は明治7年で、面積は約26ヘクタール
夫が眠るお墓の何百倍もの広さです。

外人墓地もあり、墓参者のほか、歴史の勉強や散策に訪れる人も大勢いるようです。
我々もその一団ですね。


大久保利通や乃木希典、吉田茂のお墓もあるようで、探して歩きましたが
この広さでは見つけるのは到底無理でした。(ハチ公の墓地もあるそうです)

背景に見えているビルは六本木のミッドタウンでしょうか?

「乃木公園」と「乃木神社へ」
今回私がこの街歩きに参加したのは、変化した渋谷の街と、
この「乃木神社」に行きたかったからです。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」をドラマで見た時から願っていました。

青山霊園から坂を登るように一段高い道を歩いて行くと
外苑東通りに面した石造りの門と煉瓦造りの壁が見えてきます。

ここが明治の軍師乃木希典夫妻が住んでいた邸宅があった「乃木公園」です。

立派なレンガの厩(うまや)です門をくぐると漆黒の壁の邸宅があるはず・・・


日清日露の戦争を戦い、明治天皇崩御に夫婦で殉じた将軍として名高い
乃木希典陸軍大佐夫妻が住んだ邸宅が、区立乃木公園として開放されていますが・・・


この日は残念乍ら工事中で立ち入り禁止・・・
夫妻が殉死した邸宅を見ることができませんでした
こちらのネットの写真で想像してみましょう。

「乃木神社」
乃木公園のすぐお隣に乃木神社があります。


「日露戦争」時の日本海海戦で、ロシアのバルチック艦隊相手に勝利した
海軍大将の東郷平八郎を祀った渋谷にある「東郷神社」は、本家の甥が結婚式を挙げたので
行ったことがありますが・・・

「乃木神社」は私にとっては初めての参拝でした。


昔子供のころ、両親に連れられて「明治天皇と日露戦争」という映画を見たことがあります。
スジはあまり覚えていませんが、日本海海戦と乃木将軍が明治天皇に殉じ自害した場面は覚えています。

両親がポロポロ涙していた姿と同時にダブります。


そんな偉大な乃木将軍が、司馬遼太郎の「坂の上の雲」では無能扱いで
あまり評価されていないのが不思議でした。

明治天皇に殉じたというのが軍国主義に突き進む日本にとって美化され
彼は神として崇められていったのでしょう。

そんなカリスマ性が司馬遼太郎には好まれなかったのかも・・・?

境内には稲荷神社もありました乃木大将を祀った立派な神社でした。


私はふと江ノ島の地にひっそりと祀られている「児玉神社」を思い出しました。
夫と2012年のお正月明けに訪ねた記事はこちらです。
(ここに私はリアルな夫の姿を記していて、今となっては涙が出るほど懐かしい

難攻不落の旅順攻略を引き継ぎ勝利をもたらしたという児玉源太郎は早死にしたせいか?
本郷神社や乃木神社のように華々しい都心にはなく・・・

彼と縁のあった江の島と、生まれ故郷の山口県にひっそりと祀られているようです。

「三分坂から赤坂」へ
乃木神社を後にして行った先は「三分坂」・・・
昔はこの坂を篭で上るには別途料金が必要だったそうです。

高台に見えるのはTBSの赤坂サカス方面横には独特の土塀が印象的な「報土寺」


東京メトロ千代田線赤坂駅から徒歩5分の、三分坂の下にある浄土真宗大谷派の寺院です。
三分坂に沿って築かれた築地塀は趣がありますね。

築地塀とは土を突固め上に屋根をかけた土塀
墓地には江戸時代の力士「雷電」のお墓が・・・


境内には大きな手形の石もあり、各自手を重ねてその大きさを実感しました


3時前には東京メトロの「赤坂見附駅」に到着し、ここで解散でした。
ここまでの歩きは17000歩、まだまだ皆さん元気です。

反省会をするにも居酒屋さんはどこもやっていませんでした
仲間の15~16人が地下鉄「銀座線」で銀座に出て・・・


ビヤホール「ライオン」でのどを潤しました。
流石に銀座の老舗のビアホール、ビールも御つまみも美味し~い
お客様の三分の一は欧米系の外人さんでした。

お店の周辺にはお隣の国の団体様ご一行が、バスを待ちながら道路に座り込んでいましたが・・・


リーダーさんたちと別れて、更に飲みたい方々が8人
(男2人女2人、そして夫婦連れ2組)が有楽町方面に行きました。
高速道路下がすっかり様変わりし、飲み屋街になっていました。


ブログ仲間のうさきちさんは、私の従兄の娘と同級生・・・
若いだけあってお酒も強い

ブログ仲間の山小屋さんは、歯に衣着せぬダジャレで時々とんでもない事を言います。

この日、私の靴に何やら白い紙がくっついて、ワンゲル仲間の女性が取ってくれました。
「500円也」の値段表でした。

「まぁ~、500円とは、私も安くたたかれたものだわ」と呟いたら
「そうだよね~、550円ならわかるけど」と言われてしまいましたわ
二ケタくらい違うでしょうが・・・

もう山小屋さんとは男同士の付き合いのような感じがします。


                

夫の納骨を済ませたら少し私の気持ちも落ち着くと思っていましたが・・・
ドッと疲れて虚脱感に襲われて、思考力&行動力が湧きません。

それでも今週はご近所仲間と「ストレッチ体操」や「コーラス」の趣味の会の参加があり
どうにか引きこもりにならずに済みました。

そして我が家の茂りに茂った木々を、同じ仲間のノンちゃんがバッサリと切ってくれました。
これからは造園と大工仕事が趣味の彼女を夫の代わりに頼ろうと思います。

夫は我が家から5kmの所にある鎌倉の、緑豊かな山のふもとに移り・・・

最近の私の朝の挨拶は「今日は木々の間から朝日が見えましたか?」
「あなたは風になって大空に舞い上がり、私や息子一家を見守ってね」と・・・

ちょっと距離感が出たのが淋しいですが、守っていてくれるものと信じています。





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東京「路地裏」ブラ歩き・渋谷から赤坂へ(その1)

2015年11月08日 | 東京の街
土曜日の夜7時半から放映されるNHKの「ブラタモリ」を時々見ています。
70歳のタモリさんが「富士山」に登った回も面白くてタメになりましたが・・・

昨夜は私にとって縁のある「札幌の街」で、とても興味深く観ました。

明治2年に蝦夷地を北海道と改称、札幌に官庁である開拓使が設置され
その2年後には開拓に携わる男たちのために、すすき野に遊郭ができていたとか

ワンゲルの会で前回歩いた「吉原遊郭」を思わず思い出しましたわ。

渋谷界隈(10月20日)
10月のワンゲルの会の「東京路地裏・ブラ歩き」は、下町歩きからガラリと変わって
若者の街「渋谷」から、お洒落な青山~赤坂と歩きました。


TVですっかりお馴染みの「渋谷駅前のスクランブル交差点」です

「ハロウィン」の10月31日・土曜日のニュースでは、ご存じDJポリスも登場して
仮装した若者であふれたこの辺りが流れていましたね。


若者に人気のお店が入っている「109ビル」
ウィークデーの午前中の渋谷は、若者の姿よりビジネスマンやシニアの姿が目立ちました。

忠犬ハチ公像の前に午前10時集合参加者21名で道玄坂へ向けて歩きだします。


江戸時代の大山詣での街道であったこの道路
当時この付近は江戸の郊外地であり、大名の下屋敷が散在し・・・


江戸時代はのどかな田園風景が続いていたと想像できますが
今ではご覧の通りの繁華街です。

「百軒店」(ひゃっけんだな)の商店街を歩きます。昭和30年代に流行った名曲喫茶が残っていた!


そもそもは大正12(1923)年の関東大震災直後、復興にともなう渋谷開発計画によって作られた街でした。
その賑わいは浅草の仲見世に比べられたほどであったそうです。


下町の復興とともに当初の有名店は去っていきましたが、その跡地には飲食店や映画館、
カフェーなどが次々と入り「百軒店」は渋谷における娯楽の中心として、新たな賑わいを見せました。

でも、この日歩いた平日の午前中はシャーター街と化していましたね。


商店街の奥に「千代田稲荷神社」があり、このお社も「百軒店」を生んだ都市計画の中で、
商売繁盛の神社として宮益坂から移転されたものだとか・・・

場違いな感もありますが、街の移り変わりをずっと見守り続けてきたのでしょう。

ラブホテルのすぐ隣にある神社です。夜の街を、シニアの軍団が日中歩きます。


「この辺りが昔恋文横丁と言われた界隈です」
リーダーが教えてくれました。

昭和40年頃に学生時代を過ごした私は、実際にここを歩いたことはありませんが
渋谷道玄坂=恋文横丁と浮かびます。


「恋文横丁」という呼び名は、丹羽又雄の「恋文」という小説に由来し
映画化されてから渋谷で最も有名になった横丁です。

朝鮮戦争当時、英語のできない女性のために、アメリカ兵相手のラブレタ-を書く代書屋がありました。
昭和40年に焼け、今は渋谷109が建っていて、そこに碑があるそうです。

夜の繁華街の路地裏を一回りして、私たちは再び「渋谷駅」に戻りました。

元東横線渋谷駅のレールが残っています今渋谷駅は大々的に工事中!


私は結婚してすぐから10年間、井の頭線の「三鷹台」に住んでいました。

小さな息子を連れて実家の横浜に行く時、必ず通った渋谷駅・・・
井の頭線から東横線への通路もホームも今は無くなり、思い出の風景が一つ消えましたね。

昨年3月、東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に伴い、地下5階に移った東急東横線の渋谷駅。
地上の方向がさっぱりわからず、集合場所のハチ公前に行くにもウロウロしましたよ。

昭和30年前後には4年間、代官山駅近くの目黒区に住んでいた私
母に連れられて「東横デパート」(今の東急デパート)によく行きました。

渋谷は思い出深い街なのですが、すっかり変わってオノボリさん状態でした。


渋谷駅から先はお洒落な街、大人の街、青山&赤坂方面を目指します。
繁華街とは対照的な緑豊かな中を歩いて行くと、神社に出ました。

渋谷「金王八幡宮」

思いがけないくらいの立派な神社です。
仲間の皆とお賽銭を入れお参りしました。

歩きだして1時間半、境内で休憩です。木々も大きく茂った古い神社でした。


この八幡宮は八幡通り(旧鎌倉街道)、青山通り 宮益坂 道玄坂(旧大山街道)を中心とする
渋谷、青山の總鎮守として崇められているそうです。


この神社の詳しいことはこちらでどうぞ

「國學院大學」の食堂で昼食
モダンな建物の國學院大學ここの学食で昼食です


私は煮込み野菜が食べたくて、トロミのついたあんかけラーメンをいただき
9月に続いて今回も一緒に歩いたブログ仲間のうさきちさん
一番人気のビーフシチューでした。

若い学生に混じって、ハイキング姿のシニアが20名あまり・・・
「何か催し物がありましたか?」と、食堂スタッフの方に問われましたよ

明治15年に創立したこの大学の母体は皇典講究所、初代学長は有栖川宮幟仁親王
神社の神主をやっている高校時代のクラスメートが、この大学出身だった事を思い出しました。

現代のモダンなキャンパスには、若い女子大生の姿が多く・・・
眩しい中でのランチタイムでした

              

今日は一日中雨の日曜日
そんな中で、夫の納骨式をとり行いました。

私はこの雨が、77歳まで生きたかった夫の悔し涙にも思えましたが・・・

息子に言わせると、孫のハー君のサッカーの試合が中止になるように
そして野球の公式戦を休んで参加してくれた、本家の甥の中学生の長男のためにも
試合が中止になるようにと、じぃじが示した心配りなのだそうです

この二ヶ月間、この日の事を考えどこか日常生活がうあの空だった私
落し物など、ポカばかりをやっていました

無事に終えてドッと疲れていますが、何故かまだ興奮状態・・・

いずれ記録のためにこのブログで、今日の様子をUPする予定ですが、
まずはご報告にて今回は終了といたします。







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スポーツの秋!

2015年11月02日 | 
11月に入り、今年も残すところ2ヶ月を切りました。
秋もいっそう深まり寒さもやってきて、朝夕は暖房を入れています。

芸術の秋、スポーツの秋と言われますが・・・
10月は週末ごとにイベントがあり、結構忙しかった感じです。

更に墓石の出来上がり、引き渡しに色々手続きがあり
夫の納骨式に向けての準備で、何かと落ち着かない月でした。


アメリカンフットボールと孫娘の「チァーダンス」(横浜スタジアム)
10月中旬の日曜日、孫娘が横浜スタジアムでチァーダンスを披露するというので
カメラを抱えて行ってきました。


スタジアムでは「社会人・アメリカンフットボール」の試合が行われていました。
孫娘の所属しているチァーのチームは、「IBM」の応援団なのです。


アレマ~、「IBMビッグブルー」は負けているではありませんか

五郎丸選手の活躍で、ラグビーを見る機会は増えましたが・・・
アメリカンフットボールとなるとさっぱり解りません

ラグビーは後ろにしかボールをパスできないけど、
アメリカンフットボールは前にもパスできる

広い横浜スタジアムの真ん中で見えにくく、イマイチ把握できませんでした。

お姉さんのチァーチームが必死で応援です。勝って賑やかな相手方の応援チァー


孫娘が幼稚園の頃からチァーダンスを始めたと聞いて
夫は「女の応援団だろう」と言っていましたが・・・


いよいよ菜奈ちゃんが所属するチァーチームの出番です。

今年からジュニアに昇格した孫娘・・・身体は小さいけど頑張っています


初めて代々木体育館で「キッズの部」でデビューした時は号泣していた菜奈ちゃん
随分成長しましたね(感無量


ジュニアチームはこんなこともやるんだね。
おてんば娘には合っているのかな~

ほんの10分間のチァーダンスでしたが、お嫁さんのお母さんと一緒に楽しみました。

小学校の運動会(10月24日)
秋晴れに恵まれた土曜日、8時半から町内の「防犯訓練」に参加し
それから歩いて5分の、孫たちが通う小学校に駆けつけました。


丁度、開会式の後の「応援合戦」をやっていました。
2年生の菜奈ちゃんは赤チーム、5年生のお兄ちゃんは白チームです。


1・2年生の玉入れが始まりました。菜奈ちゃんはどこかしら?

実はこの日オトータンは午前中仕事で参加できず、オカータンはPTAの役員で本部席詰め
横須賀じぃじとばぁばは都合で来れなくて・・・

私一人が応援席で声援し、そして写真撮影に走り回りました

この学校は横浜でも1~2の小規模学校で、生徒の人数が少なく
二学年が一緒に競技をするので、応援する身としてはとにかく忙しい

徒競走でにぃにぃは1番でゴール男子と一緒に走った妹は3位です


丁度良い結果で2人共満足していました。


いよいよ5・6年生の「組体操」が始まりました。全員での「ピラミット」です。
今年はマスコミでも何かと問題になりましたね。

5年生のにぃにぃは簡単な組体操から・・・こんなことまでトライです。


応援席から拍手が起きました


6年生の応援団長は流石に頼もしい・・・
んんん?、菜奈ちゃんの赤組が断然優勢です。

応援席で食べるお弁当も今年は4人で淋しいね午後からは5・6年生の騎馬戦です。


横浜じぃじが2年前「ハー君が出る時は、作戦教えてやるからな」と
熱く語っていたのを思い出しました
こちらです。


にぃにぃは馬上の騎士で、最初の一騎打ちでは勝ちましたが
団体戦では負けてしまいました。

じぃじが亡くなって、作戦を教えてもらえなかったものね
でもトータンが間に合って、この騎馬戦と最後のリレーの応援ができて良かったね。


リレーは今年も緑組は3位でしたが・・・
必死で走るお兄ちゃん、すっかり大きくなりました。

昼食後の親子体操では菜奈ちゃんがオカータンと、
そしてハー君はばぁばと仲良く組んで体操しましたが・・・

競技中に私が大声で応援すると、恥ずかしそうに横向いていましたわ
そろそろ思春期でしょうか

毎年記録としてブログにUPしている孫たちの運動会の記事を読むと
彼らの成長が良くわかります。

それだけこちらも歳を取ったということですね


            

オカータンの土曜日の仕事が2ヶ月に3~4回位あり、車で通っています
そんな時息子は、孫たちと自転車に乗って我が家に遊びに来たりします。
(車を借りに来ることも多いけど・・・)

一昨日は息子とお兄ちゃんに、庭木を切ってもらいましたので
お礼に近くのカレー屋さんで昼食をご馳走しました。

インド人とネパール人がやっている店ナンがモチモチで美味しくてお代わり自由


午後2時からお兄ちゃんはサッカーの練習、翌日は朝から試合だそうです
菜奈ちゃんはハロウィンで友人たちと仮装して、お菓子をもらうために近所を練り歩くとか



昔はなかった「ハロウィン」、最近は凄いことになっていますね。






コメント (30)
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