花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

春を探しに自然公園へ・・・(その2)と私のお雛様

2021年02月26日 | 舞岡公園
「2月は逃げる」と言われていますが、アッと言う間に月末近くになりました。
先週後半の5月の陽気がウソのように、今週は冷たい北風が吹いて冬と春が行ったり来たり・・・

三寒四温を繰り返しながら、本格的な「春」は三歩進んで二歩下がりながらやって来るようです。



舞岡公園でオレンジ色の「シナマンサク」を見ましたが・・・
あれから2週間後に我が家の東側に植えてある黄色い「マンサク」が8分咲になりました。



日当たりの良い西側のハクモクレンの足元に植えたクリスマスローズも咲き出しました。
ご近所仲間のノンちゃんから貰った貴重な白が一株あったのですが、今年は見当たらない



このお花は下を向いて咲くので撮影が難しい、腰が痛い時の撮影は特に苦労しますね

春の陽気に誘われて、雑草が目立ちだした庭や畑の草取りや寒肥の補充を頑張り、
家の二階の家具を移動し・・・

ライン仲間とのリモート懇親会に参加するため、Wi-Fi環境の良い2階にPCを移したのですが
置き場所に困り、解体したユニット家具の机を組み立て、背当てのない踏み台代わりに使っていた椅子で
その後もPCに向かっていたら、、、、

21日の日曜日の夜から腰が痛くなり、翌日は更に足まで痛みは広がった

天皇誕生日の火曜日にやって来た息子に、革張りのクッションの良い椅子に取り替えてもらったら
痛みはだいぶ良くなりました。

そんな訳で公園の階段での体力アップどころか、今週は冷やさないようにと大人しく家に籠っています

舞岡公園の小谷戸の里(2月5日)
前回紹介した我が家近くの舞岡公園には福寿草やマンサクが咲き出していて
春の訪れが感じられました。



小谷戸の里の古民家南側には「ロウバイ」も見頃でしたが、その後の春の陽気で
このお花の盛りはすでに過ぎたことと思います。



ロウバイの咲いている横の縁側には華やかなお人形が並んでいました
南側の入り口から古民家の中に入ります。



入った所はうす暗い「土間」で、カマドの存在感が凄い
昭和30年代の前半に、佐渡の伯母の家に遊びに行った時に見たタイルのカマドを思い出します。
もっと明るい南向きで、床はコンクリートの広い土間でしたが・・・



土間の向こうが囲炉裏のある板張りの居間、これも佐渡の家と同じで(伯母の家は倍の広さがありましたが)
家族で囲炉裏を囲み、各自個別の食器が箱に入ったお膳で食事した風景を
私は父の転勤で東京から新潟に引っ越した小学5年の夏休みに、初めて佐渡に行き体験しました。



床の間付きの和室にはお雛様が飾られ、コロナ禍の中での陰鬱な気分が華やぎ
「久しぶりに、私も自分の雛人形を飾ろう」と思いました

尚、この古民家は明治時代後期の典型的な農家屋敷、東戸塚の品濃町から
1994年にここに移築復元された旧金子邸です。



古民家を後にし「小谷戸の里」を出て水車小屋方面に行くと、大きなレンズを取り付けたカメラを
三脚に立てている鳥撮りおじ様たちがいました。

聞くと「アリスイ」という鳥がいるそうです。あそこ!あそこ!と指さされた先の茂みに
頬がオレンジ色の小鳥が・・・
おじ様たちの数人が、写した自慢の作品を見せてくれました。

私が唯一この公園で撮った鳥は「瑠璃色のカワセミ」のみこちらです



左手の中丸の丘の上に「紅梅が咲いている」と二人連れの女性に聞き、行ってみました。



丘の上にはベンチが3個並んでいたので、斜面の梅を眺めながら一休みです。
持ってきた紅茶と洋菓子を食べ、毎日ラインしているSさんにこの風景と福寿草の画像を送りました。

尚この日見た福寿草は、舞岡公園近くに住むブログ友のひろしさん情報では
葉が茂った姿でまだ咲いているそうです



一休みしてから登ってきた階段を下り「さくらなみ池」を左手に見て
再び階段を上り、春には桜が楽しめる「バラの丸の丘」に出ました。

この日はお花見の季節の準備で、あちこち工事の車が入っていましたね。
桜の季節の「舞岡公園」も何度か紹介しています。
興味のある方は左の欄の「カテゴリー」の舞岡公園をクリックしてご覧ください。

私は「小菅ヶ谷公園」の駐輪場に戻り、電動自転車で坂の途中にある「生協」で買い物してから
家に戻りました。

約3時間の早春散歩、スマホの万歩計は1万歩弱でした。

私のお雛様
舞岡公園の古民家でお雛様が飾られていたのを見て、私自身のお雛様を何年振りかで取り出しました。
私は母方の祖父母にとって「初孫」でしたので、戦後の何もない時代ながらもお雛様を贈ってくれたようです。



祖父母はお内裏様と三人官女、そしてお道具類の3段のお雛様を用意してくれましたが
その後一段づつ両親が揃えてくれて、小学校入学の頃には6段飾りとなっていました。

今では祖父母から贈られた3段だけを残していますが、今回の雛飾りはお内裏様だけです。



母は三姉妹の末娘でしたが、跡継ぎの長女(札幌の伯母)も親の故郷佐渡に嫁いだ次女(佐渡の伯母)も
子供がなく、私は祖父母(特におじいちゃん)にはとても可愛がられました

正確に書くと、佐渡の伯母は小学生の男の子ばかり3人が遺された家に
後妻に入ったので、佐渡には血の繋がらない従兄が3人いましたが・・・

大正8年生まれの父は東京新橋生まれの新橋育ちでしたが、地方の国立大学で「応用化学」を学んだので
戦地には行かず、北海道のど真ん中にあった「石炭から石油を作る」という夢のような研究をしていた
国策会社に就職しました。

そして学生時代の親友の叔父さんが北大の理学部の教授をしていたので、挨拶に出向いた際
その教授の雑用係として働いていた母を紹介され、私の両親は昭和20年に結婚し
翌年私が生まれた次第です。

※この極内輪のお話は我が家のルーツとして、「息子一家」に残したいと思って記しました
 (私がボケる前にね)



ブログを遡って見てみると、父や夫を亡くした7年前とその前年にこのお雛様を飾っています。
7年前の2月にも舞岡公園を訪ねていましたこちらです。
(これを読むと、コロナ禍での日本の医療崩壊の原因の一部が解るような気がします)

古びた私のお雛様ですが、たまには飾ってあげないと可哀想ですね。
早速、庭の梅の花とスイセンを活け、桜餅や雛あられを買って来ようと思っています。


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春を探しに自然公園へ・・・(その1)

2021年02月16日 | 舞岡公園
爆弾低気圧が西から日本列島を駆け抜けたようで、今日は北海道が大荒れだとか・・・
こちら横浜は昨日の月曜日、久し振りに朝から大雨でした

今朝は良く晴れて富士山もばっちり見えていますが、真夜中雨戸が揺れるほどだった強風がまだ収まりません。



気が付けば早2月も中旬、、、
三寒四温が続いて春の気配が感じられる日も多くなりました。

野山に飛び出したい所ですが、緊急事態宣言も延期になったコロナ禍の中春を求めに行ったのは
我が家近くの自然公園「小菅ヶ谷北公園」&「舞岡公園」です。

「小菅ヶ谷北公園」(2月5日)
わが住宅地の環状三号線に並行して西に向かう坂道をひたすら下って行き、北に分けて舞岡公園方面に進むと
電動自転車でおよそ15分で、新しくできた「小菅ヶ谷北公園」の駐車場や駐輪場に出ます。



自転車を置いてバーべキュー設備の整った広場に向かいます。
立春が過ぎたこの日は春の日差しで、桜の季節の陽気だったとか・・・


広場奥の紅白の梅はまだ2分咲程度・・・バーベキュー広場左手には立派な炊事コーナーがあります

この日から10日以上も過ぎて、今ではもう紅白の梅は満開になっていることでしょう



炊事コーナー横の階段を登って行きます。後ろから来た男性に追い抜かれました


217段の階段を上り、その先の坂を登って行きます途中左手に分岐が二カ所、北門は舞岡公園方面に出ます

やっと登った頂上には富士見のスポットが・・・

過去に何度か上ったことがあるこの階段、今回初めて息が切れヘロヘロになりました
体調を崩して巣ごもりしていた一ヶ月、確実に体力&脚力落ちたことを実感です




お昼を過ぎて気温が上がったこの日の富士山はスッキリ感に欠けました。
電線も邪魔して、普段私が撮影場所に選んでいる我が街の公園から見る富士山の方が綺麗です

頂上にはベンチとテーブルが設置されていて、私は持参の紅茶を飲んで一休みしてから
北門方面の分岐を下って、舞岡公園に向かいました。

湧水が流れる荒れた里山を横浜市が整備して、やがては蛍も呼び寄せ湿地帯に咲く植物も鑑賞できる計画の
小菅ヶ谷北公園はまだ発展途中の公園です。

「舞岡公園」
小菅ヶ谷北公園の北門を出て、自動車道路の曲がりくねった坂道を5分ほど登って行くと
右手に舞岡公園に出る階段があります。

桜が多いおおばなの丘を端折って「モミジ」の多い広場に出ました。



晩秋の紅葉が素晴らしい「モミジ休憩所」です。



この先は造園会社の車が入っての工事が行われていたので、左手の入り口から
谷地の田んぼ経由で「小谷戸の里」を目指します。



坂を下り・・・



ボランティアさんたちが稲作をしている田んぼに出ます。

丘陵地帯が続く横浜や鎌倉には谷間を開墾した谷戸と呼ばれている狭い田んぼが多く見られます。
谷戸の田んぼを横切り、小鳥の姿やさえずりを愛でながら進むと「小谷戸の里」の入り口にたどり着きます。



ここには管理棟とトイレ、そして素朴な手作り品が並ぶ無人販売所があります。


以前ここで草木灰を買った覚えがありますね手作りの藁人形やワラジなども並びます

売店の裏にはマキが積み上げられていて、右手の道を下れば炭焼き小屋に出ます。



そして正面がこの公園の象徴のような古民家です。



古民家裏の斜面に春を告げる「福寿草」が咲いていました。
何人かの人々が鑑賞していて。。。
大きなカメラを向けている私に「午前中に来ると花びらが開いて華やかよ」と話しかけてくれました。



まだ葉が出ていない福寿草、一週間後くらいに又来てみたいと思いました。



裏庭にはオレンジ色の「マンサク」も咲いていました。園芸種でしょうか?
我が家の黄色いマンサクは最近2~3輪咲き出したばかりです。

前回来たのは去年の桜の季節、その前は父が危篤状態だった7年前の2月にここに来た覚えがあり
このマンサクを見ていました。

10年前の東日本大震災時の春のお花見もこの公園でした。
私は身動き取れない時にはこの公園を訪ねて癒されている感じがします。

あれから10日以上経ったのに、二つの公園にはまだ行けていません
福寿草はまだ咲いているでしょうか

コロナ感染者の数も減りつつあり、3月には緊急事態宣言も解除されるに違いありません。
ワンゲルの「鎌倉歩き」(1日約2万歩のお寺巡り)も再開されるでしょう。

あの小菅ヶ谷北公園の217段の階段で、弱った足腰鍛えねばと思いつつ・・・
PC騒ぎに疲れ果て、庭や畑に寒肥を施したりしてノンビリ過ごしています。

固まってダウンしていたマイPCも、ノジマデンキのお兄ちゃんや色々な方からの助言で
我が家の場合、光回線やWi-Fi環境は二階の方が安定してると悟り
PCを二階の寝室に移動して使っていて、こうしてブログの更新もできそうです。

先日の緊急地震速報には驚かされましたが(被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます)
春は行ったり来たりしながらも毎年確実にやってきますからね。
楽しみに待つことに致しましょう。



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2014年・舞岡公園の桜

2014年04月01日 | 舞岡公園
3月30日には東京地方、そして31日には横浜の桜が満開になりました。
早速買い物がてら、我が家近くの「舞岡公園」にカメラを持って行って来ました。

3月31日・「舞岡公園」
丘陵地帯にある我が家近辺は、発表される横浜の気温よりも常に1~2度低いので
満開にはちょっと早くて、8~9分咲きでしょうか・・・


この日は20度を越える暖かさで、青空の下、ソメイヨシノも見頃を迎えていました


駐車場に車を置いて、まず「バラの丸の丘」に向かいます。


いつもどうり、犬を連れたシニアの人々の散歩姿が多いですね


春休みの小学生たちが愉しそうに歓声を上げていました。


女性グループが桜の下で、ノンビリお喋りを楽しんでいます。


山桜の足元には、白いユキヤナギと黄色いレンギョウが
ツーショットで咲いていて


「おおなばの丘」では、白い「オオシマサクラ」が目立ちます。


ソメイヨシノの淡いピンクとのコラボレーションが爽やかですね。


上野公園や新宿御苑の賑わいとは違い、静かな静かな舞岡公園でのお花見です。


この日は父の葬儀が終わって丁度一週間目でした。

真っ青な空と、心地よい春風が気持ちよくて
父は良い季節に私を解放してくれたと感謝しました。


お馴染みのおおなばの丘の枝垂桜は、まだ数輪咲きだしただけ・・・
今度の週末辺りが見頃となりそうです。


駐車場の隣のこぶし広場では、幼児を連れたママ友同士が数グループ
お弁当を広げながらのお花見を楽しんでいました

平和な風景に心和みます。


名残のコブシが、桜に混じって咲いていました。


1時間ほど桜を見ながら散策した後、消費税5%の内にと最後のあがきで
スーパー2軒はしごして、ビールやお米、調味料
そして薬や化粧品などを買いました

一緒にアクアエクササイズに通っているご近所仲間のNちゃんは
冷蔵庫・洗濯機・大型テレビと買い求め

食料品や雑貨など腐らないものもせっせと買い揃え
6畳の部屋に収まりきれず廊下にもあふれているそうな・・・

主人は「1000円で30円の負担が増えるだけだろう」
「米は精米したばかりの美味しいものを食べさせてくれ」と言うけれど、
1年分を考えれば馬鹿にできないはず

だから我が家は貯金がたまらないのだわ






そして今日から4月がスタートです。
消費税が5%から8%に上がり、国民年金や厚生年金は下がるようですね

これから70歳になる方の病院の窓口支払いも1割から2割負担へと上がり
保険料の点数も変わって、今まで通りの治療も負担額が高くなります。

シニア世代にはより厳しさが増すでしょうか・・・

私は親の事でバタバタしていて、大型商品や雑貨類などを買いだめする余裕もなく
この一週間であわてて買った高額商品は、主人と私の二台のPCのみ・・・

それでも冠婚葬祭貧乏に陥っている我が家には痛い出費です。


主人と何軒かのお店を回り、結局タッチパネル式の「ウィンドウズ8.1」を2台購入
写真用に印刷機も新しくしました。

重視したのは容量と色
希望通り容量1テラーのガーネット色の在庫がありました


パソコンに詳しい主人の仕事仲間の応援を得て
メールとインターネットはどうにか繋げましたが
4~5年前に工事したフレッツ光の無線ランの電波が届かず一苦労

まだまだ古いPCからのお引越しにも手こずっています

この4月でブログを始めて丸9年
この古いXPを8年半使いました。
サービス終了まであと1週間、焦りますね~

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父の退院と、「舞岡公園」で見つけた春の兆し

2014年02月01日 | 舞岡公園
今日から2月がスタートです。3日が節分で4日が立春
春はすぐそこまで来ているようですね。


我が家近くの「舞岡公園」に春を探しに行ってみました。
春になるとマンズ一番に咲くというマンサクの花が咲いていましたよ


この日は土曜日、ファミリーの姿が目立ちます。
駐車場近くの「こぶし広場」や「けやき広場」では子供達が走り回っていました。
ワンちゃんはお昼寝でしょうか


ヒイラギナンテンの花が咲き出していました。


そのお隣には可愛いベル状の「アセビの花」が三輪だけ


春には桜が咲き乱れる「おおなばの丘」の下にある「さくら休憩所」で
「マンサクの花」を見つけました。

枯葉もたくさん付いていたので「シナマンサク」でしょうか・・・


こちらは何の実でしょう・・・?

田園風景と雑木林が広がる横浜南部の舞岡公園は、園内のほとんどが
自然のままの姿で保存されています。


畦道や表示板など多少整備はされていますが
その他は谷戸と田園の風景がそのまま広がっています。

丘や池、田畑の風景の中、ゆっくりと散策すれば3時間ほど・・・
昔懐かしい風景に出会うことのできる自然公園です。
詳しい地図などはこちらです。


今週は比較的暖かい日和が続き、梅もようやく開きだしたようですね。
春近しでしょうか・・・

一週間前に父の主治医から「比較的落着いていますから退院を考えましょう」
と言われビックリしました

その僅か4日前に「お父様は意識混濁が見られ、脱水症状も起こしています」

「抗生物質が効かず、ブドウ糖の点滴だけで様子を見ていますが・・・」
「水分を増やすと心不全が起こりますから難しいところです」と
厳しい状況を説明されていましたから、
「退院」とは、狐につままれたような思いでした


「あとは施設の医師にゆだねてください」との事で
父は1月末に退院しました。

決め手は炎症反応が6から2に下がった(前回の退院時は0,06)ことと、
ミキサー食ながら口から食べられるという所のようです。
(3年前、同じ病院に入院していた母は食べられなかったので戻れませんでした


田んぼの反対側には「ソシンロウバイ」も咲いています。

今、病院のベッドがドンドン減っている現実をご存知ですか?
地方は医師不足・看護士不足によるものが多いのですが、
都会は意識的に減らされています。

ベッドを一床減らすと、国から500万円の補助金が出るとか


昨年の秋に来た時は、小谷戸の里の前の広場に収穫した稲を干していましたが
今は脱穀も済んだ藁がうず高く積まれていました。

下記は3年前の母の退院と転院でバタバタした時に記した
私のブログの転用ですが

ホームドクターの話では
”入院患者が増えると「健康保険」が赤字になるので、
国はできるだけ患者が入院しないで済む訪問看護に力を入れている”
との事・・・

入院した場合、入院25日を過ぎると診療報酬の点数が低くなるので
病院側は長期入院患者を抱えると赤字になっていくそうです。

医師はできるだけ早く患者を退院させるようにと
課せられているのです。


もっとも地域の中核病院は、次々に救急患者が運ばれてきますから
そのためにも、ベッドを明け渡さなければなりませんものね。


オレンジ色のマンサクでしょうか

父の退院に付き添い、施設の医師・看護士・スタッフさんたちと
今後の生活を話し合い、帰宅したらどっと疲労感に襲われ
口内炎も再発して、何をする気にもなれませんでしたが・・・

その夜、施設から父が8度5分の熱が出たとの連絡があり
「とりあえず解熱剤で対処します」と言われ
慌てました


ミツマタの花が咲き出すのももうすぐですね。

今朝、弟と施設に飛んで行くと父は熱も下がり食事も摂れたようで
緊急の病院搬送は様子見となりました

「午後になって又高熱が出るようだったら連絡します」との事で
帰宅して待機です。



中丸の丘の紅梅が鮮やかでした。

自宅で待機するのも、病院に近い舞岡公園で待機するのも
駆けつける時間は変わりませんので、散策にやって来た次第です。


いつもはカワセミ狙いのカメラが並ぶ「さくらなみ池」は
静かで誰もいません。

冬枯れの風景が落着かない私の心に沁みました。

結局施設からの連絡はなく、私は近くのスーパーで買い物をして帰りました

今インフルエンザやノロウィルスが流行っていて、
施設での面会は禁止です


当分電話連絡のみで、不安と心配が募りますが・・・
まずは(いつ又病院に舞い戻るか分かりませんが)、洗濯物を抱えての
毎日の病院通いがなくなりホッとしています




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実りの秋

2013年10月16日 | 舞岡公園
10年に一度という大型で強い勢力の台風26号は、
多くの被害を出しながら、関東の沿岸部から北日本に進み、
温帯低気圧に変わったようですね。

特に伊豆大島の被害は凄まじいものがあり、大勢の行方不明者が出ている様子です。
一刻も早い救出を願い
被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。


つい先日まで30度を越す真夏日にあえいでいましたが
それでも自然界は少しづつ秋色に変化していました。

舞岡公園を散策(10月6日)
紹介の順序が逆になりましたが・・・
山行きが最初にキャンセルになった6日の日曜日、ポカっと時間が空いたので

陽が照りだした午後
我が家から歩いて30分の所にある「舞岡公園」に行ってみました。


モミジ場休憩所の木々が、何となく秋色に色付いている感じがしました

ここは里山の雑木林や谷地の田んぼ、そして湧き水による池をそのまま生かした
自然公園なのです。


稲が実った田んぼには案山子祭の出展作品が並んでいました。


投票は10月27日まで、表彰式は11月23日(土・祝)の収穫祭のときに行われるそうです。
詳しくはこちらをご覧ください。

この日は日曜日、多くのボランティアの人々が稲刈りをしていました。


このブログでも何度か紹介していますが、
舞岡公園は横浜の特徴的景観である谷戸の地形を生かし、

市民が「ふるさとの景色」の中で農体験や自然観察を楽しむことができる公園として
さらに防災的役割を持つ公園として整備が進められています。

田んぼの周辺の木々には赤い実が生りあぜ道にはアザミの花が咲いていました




「今年の作柄は?」とお聞きすると「まぁ~まぁ~の出来」との答えが返ってきました。
完全無農薬・手作業のお米作りを体験し、嬉しい収穫時期を迎えましたね

あれから10日が過ぎて、もう脱穀作業も終わったでしょうか?
今考えると、今回の台風襲来前で良かったと思います。


様々な登録ボランティアの方々が活動し、この公園を支えています。
その数年間延べ1万人

詳しくはこちらでどうぞ。


古民家のある「小谷戸の里」の周りではコスモスが揺れていました。

「くりはま花の国」のコスモスと違って、ここでは9月の台風の影響は感じられませんでしたが
今回の26号台風の影響はどのような形で出ているか心配です。

ちなみに前回紹介した久里浜のコスモスは2番花がようやく6分咲きになったところに
今回の台風で、殆ど散ってしまったようです


古民家の周りでは金木犀の花が香りを漂わせホトトギスが秋の風情を醸し出していました。




古民家前の広場では多くの家族連れが竹馬遊びを楽しんでいました。

ここは市街地化が進む横浜市南部の戸塚区・港南区・栄区にまたがる自然公園ですが
昔懐かしいふる里の風景に出会えます。


古民家裏の小川の脇には、たくさんのキツリフネの花が咲いていました

こうして一人でカメラを抱え、公園内を1時間半ほど散策し
出会った人々と挨拶を交わしながら、気分転換をはかりました。


          

今回の台風の被害では、収穫間近のリンゴが落下したTVニュースを見ましたが
今後まだまだ多くの被害の状況が分かってくることと思います。

我が家の小さな家庭菜園でも、50cmほどの高さに育ったブロッコリーが
根こそぎ倒れました



毎月一回、主人の友人から有料でお任せ野菜を送ってもらっています。

こちらの画像は今月送られてきたもの・・・

黄色いソーメンカボチャと緑の冬瓜・・・長いスクナかぼちゃとバターナッツが珍しい


甘くて美味しいスクナかぼちゃは
奥飛騨産の稀少野菜だそうですが、
先日TVで紹介された新潟の妙高産の「バナナかぼちゃ」がそっくりでした。


八郎潟の新米「あきたこまち」も戴きました。


私の友人からもたくさんの「クリ」のおすそ分けがあり
さっそく新米を使って大好きな「栗ご飯」を堪能しましたよ

「天高く、馬肥ゆる秋」ですね。

美味しいモノがいっぱい
私もすっかり肥えてウエストがきつ~いです。


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舞岡公園のモミジとカワセミ

2012年11月22日 | 舞岡公園
「ばぁ~ば、遠足で歩いて舞岡公園に行った時、緑色の綺麗な鳥がいたよ」と
孫のハー君が教えてくれました。

「緑とオレンジの鳥なら、カワセミという鳥よ」と言うと
「お魚をキャッチして食べていた・・・」とハー君。

「カワセミさんは、水辺のハンターとも言われているのよ」
私は鎌倉のモミジを見に行く予定でしたが
”まずは舞岡公園のモミジの色付きを調べてからにしよう”と決めました。


前日に5時間かけて、父の施設・母の病院とハシゴして時間を空け・・・
お天気に恵まれた11月21日(水)
我が家から車で7~8分の所にある「舞岡公園」に行って見ました

足腰鍛錬のためにも歩いて行きたかったのですが、主人が昼食に戻ってくるので
時間的に余裕がなかったのです。


「おおなばの丘」の桜の葉は散ってしまっていましたが
「モミジ休憩所」では真っ赤に色付いたモミジが出迎えてくれました


「お花見」ならぬ紅葉狩りの家族連れが、モミジの下でくつろいでいました。
小春日和の中、小さな子供を遊ばせるには丁度良いところです。


キャンパスを広げている方もチラホラ・・・
モチロン三脚を立てているカメラマンの姿もありましたよ。


暑い夏が続いた後の急激な冷え込みに、今年のモミジは鮮やかに染まったらしいのですが
台風の影響もあり、傷ついた葉も多い感じ・・・

順光で写すよりも逆光の方が葉の痛みは目立ちませんね。


尾瀬での撮影ツァー以来カメラの調子が悪くて、ピントが合わないのです
いよいよカメラの買い替え時かも知れません


「フイルムカメラと違い、デジカメは電気製品です」
「新しいものほど性能は良く、写せる範囲が広がります」

カメラ教室の先生に言われた事は忘れません。

カメラが古ければ腕で勝負と、大見得を切りたいところですが
私の写真にはドッキリするような個性がない

「ばらの丸の丘」から「さくらなみ池」に下ると「舞岡公園」の地図はこちらです。
カワセミを写しているカメラマンがいました


「古民家近くの池の方にメスがいて、ここより近くで見られるよ」
と言われ、古民家の方まで行って見ました。

いました!いました!
300mmのレンズに取替え、三脚を立てて待つこと20分
池の脇の草むらから飛び出して、桜の木の枝に止まってくれました。


大砲のようなレンズを装備している5~6人のおじ様たちに混じって
私もシャッターを押しましたが・・・

300mmのレンズでは、カワセミの顔までははっきりと見えない
その上、半押しをするとピピピと鳴るはずのピントも定まらない

カワセミは時々池に飛び込んでいましたが、えさを咥えた姿はついにキャッチできず
私は40分ほどで退散しました。


待ち時間の長い鳥撮りですっかり身体が冷えました。

午後3時半を過ぎて陽も傾き、
モミジ広場で遊んでいたファミリーも帰り支度のようです。


駐車場近くのドウダンツツジが真っ赤に染まっていました。

次ぎはモミジの多い鎌倉のお寺を訪ねてみようと思いましたが・・・
問題はカメラです

落ち着かない中での衝動買いも気をつけなければならないし、
まして仕事とゴルフに忙しい毎日を過ごしている夫は、相談相手になりそうもなく
その上、使いだして7年以上が過ぎているPCの調子もイマイチ
八方ふさがりのような私です。



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サクラ・満開♪

2012年04月11日 | 舞岡公園

気温がグングン上がった9日(月)、父の施設を訪ねたら
「今日は皆でお花見に行ってきました」と言われました。

冬がいつまでも居残り、梅が1ヶ月近くも遅れて咲いたとき
「サクラはどうなるのだろう・・・」と心配していましたが
季節はちゃんと巡ってきたようです

「舞岡公園」のサクラ
9日の暖かさでサクラもあっと言う間に満開になり、
私も翌日慌てて近くの「舞岡公園」に行って見ました。


駐車場横の「こぶし広場」には、小さい子供達を連れたママ友同士がお花見を楽しんでいました。


風もなく穏かな花日和です。

私はこの冬、河津サクラをはじめ、たくさんの早咲きのサクラを見る機会を得ました。
でも圧倒的に数が多いのがこのソメイヨシノです。

サクラと言えばイコール「ソメイヨシノ」
春本番になってから咲くので、花の下でお弁当を広げてのお花見も楽しめるのですね


駐車場に一番近いところには車椅子に乗ったお年寄りのグループが・・・
父と同じような施設の方々でしょうか?


父もサクラの下で、甘酒を飲んだそうです
「サクラ綺麗だったでしょう」と聞いたら、「忘れた」という返事でした

冬中、空調の効いた室内に居たので、久しぶりに外の空気が吸えましたね。
見守ってくれたスタッフの皆さまに感謝です


「ソメイヨシノ」は江戸時代終わりから明治初め頃、
江戸染井村(東京都豊島区)の植木師から「吉野桜」として販売されました。

オオシマザクラとエドヒガンの雑種で、
花の色・形や咲き方など両親の良いところを受け継いるらしい


1本の木から増殖したクローンが日本中に広がったそうです。
一時期「ソメイヨシノ60年寿命説」なるものが出ましたが、定かではないようですね。


東屋やベンチのある「おおばなの丘」のソメイヨシノは盛りを過ぎていましたが・・・


お馴染みの「ベニシダレ」はこれからのようでした。


カメラを抱えて「ばらの丸の丘」まで行って見ました。

ここでも皆さん、グループでお花見を楽しんでいました。


平日の午前中、殆んどがヤングママたちと、中高年のグループ、
そして熟年夫婦の方々です。

お昼近くになると、お弁当を抱えた初老のご夫婦が散歩がてらやってきて
その姿があちこちに見られました。

我が家は夫婦二人での散歩はまずしないですね。
外での仕事が多い夫は「散歩をする」という概念は持ち合わせていません。

私の外歩きは「単なる暇つぶし」と思っているようです


葉っぱが出てきているサクラもあって、盛りは過ぎた感じでしょうか・・・
翌日の天気予報が「雨」なので、そろそろ見納めかもしれません。

友人達との「お花見」は12日の木曜日なのですが、
きっと花吹雪が楽しめることでしょうね。

あちこちにタンポポも咲いていてタチツボスミレもたくさん見られます

暖かい陽射しの中を「小谷戸の里」まで、更に歩いて行きました。


門の横にはベニシダレの濃いピンクが色を添えていました。

          

明治座「石川 さゆり・40周年特別公演」
幼馴染のtomoちゃんと、明治座に行ってきました。
何でも、息子さんからどうしても席をうめて欲しいとチケットが送られてきたらしい・・・

ご主人が都合が悪く、私がピンチヒッターで楽しませてもらいました。


明治座は地方に住む伯母たち(母の姉)が上京の折よく行き、私も何度か付き合いました。

叉最近では主人が都民劇場の会員になり、私も一緒に観劇する機会もありますが・・・
新橋演舞場などと同様ビルの中に入って、昔とすっかり変わりましたね。

ビルの横に小さな祠が佇んでいました


私にとって演歌歌手のステージ観劇は初めてです。
「新宿コマ劇場」も行った事がありません。

第一部は演劇の「貞奴・世界を翔ける」
明治時代、世界を舞台に大輪の華を咲かせた日本初の女優「川上貞奴」・・・
激動の生涯を石川さゆりが熱演します。

つい最近、茅ヶ崎で別荘を見てきた「川上音二郎と貞奴」の物語でした。

オッぺケペーで有名な音二郎役は大和田獏さん
正直、私途中で少し眠くなりました


そして第二部「オンステージ」は大ヒットした「津軽海峡・冬景色」から始まりました。
最初は高音に少々無理があったけど、1時間半の舞台を終えたばかりですものね。

途中の日本全国の「民謡」も良かった
tomoちゃんは故郷の「佐渡おけさ」に感激し、私は「ソーラン節」に手拍子を打ちました。

「夜桜お七も聞けるかしら?」とtomoちゃんに聞くと、あれは坂本冬美との返事(残念)

でも「天城越え」は石川さゆりよね・・・

デビュー40周年と言うことで熱が入り、最後の「天城越え」は迫力がありました。
私演歌はさっぱり分りませんが、流石に息の長い歌手で上手いなぁ~と

石川さゆり 「天城越え」


途中休憩を入れて、12時から4時近くまでの公演は少々疲れましたが
この日の話しを山仲間のYさんにすると、
「天城越え」は彼女が家族とカラオケに行った時の十八番だそうです。

お琴の先生で、尚且つ「オペラ」を習っている彼女
「この歌が上手く歌えると本当に気持ちが良いのよ」「ストレスが吹き飛ぶの・・・」と・・・
山仲間とカラオケには行った事がないけど、今度是非聞かせてね。

今の私の生活に足りないのはこの音楽の部分です。
まず名曲を聴きに行こうか?
はたまた一人カラオケで、私の好きな高橋真梨子の唄でも練習してこようかしら・・・



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舞岡公園の紅葉とカワセミ

2011年12月17日 | 舞岡公園
突然真冬の寒波がやってきましたね。

師走に入って、晩秋の名残の小春日和を感じる穏かさと、
初冬のひんやりした寒さが交互にやって来ましたが・・・
今日12月17日から本格的な冬到来です。

カメラ教室の撮影会に備えて、一脚とレリーズを買いました。
早速14日の「三渓園」で使う予定でしたので、その前にちょっと予行練習と言うことで、
好天に恵まれた12月10日(金時山登山の前日)、スーパーに買い物に行ったついでに、
我が家近くの「舞岡公園」に寄りました。


春には桜が咲き誇る「おおばなの丘」の紅葉が見事でした

我が家近辺のイチョウ並木が全滅だったので期待はしていませんでしたが、
ここのモミジは何とか平年通りに色付いたようです。


まだ一脚はザックの中で出番はありません。


「もみじ休憩所」の周りの紅葉はすでに終わりに近い状態でした。
緑のまま枯れた木もあり、場所によって差がありますね。


舞岡公園は田園や雑木林の風景が広がる自然公園
起伏に富んだ谷戸(やと)の散策は四季折々の景観が楽しめます。

谷戸とは、台地や丘陵に小さな谷が複雑に刻み込まれた地形のこと
横浜南部の特徴ある田園風景が自然公園という形で保存されています。

夏に歩いた「舞岡公園」の田園風景をご覧下さいこちらです。


目にも鮮やかなモミジの紅葉が残っていましたが・・・
今年の紅葉はイマイチで、アップに耐えられる枝を見つけるのも一苦労です


舞岡公園は横浜市が管理していますが地元市民団体によって運営されていて
田んぼも畑も炭小屋も、地元のリタイヤ後のお父さんたちや若者たちが頑張っています。

そして「小谷戸の里」には歴史的建造物である明治時代の古民家が保存されています。
そこではボランティアさんたちが竹馬を作ったり、素朴な玩具を造ったりして
訪れる人たちが楽しく遊べるようになっています。

この日はボランティアさんが障子貼りを・・・こちらは草刈作業の後の打ち上げでしょうか?

先月のNHKニュースで、ここで作られ販売された草木灰から、国の基準を超えるセシウムが検出され
回収になったと知りましたこちらです。


南天の赤い実があちこちに・・・揺れるススキの穂に晩秋の風情を感じます。

今、東京近辺のゴミ焼却場の灰からも高濃度の放射能が検出されていると、ニュースになっていますね。
赤ちゃんが飲む粉ミルクからも、微量ながら検出されました

3.11の震災で制御不能となった「福島原発」の水素爆発で、ミスト状に舞い上がった放射能が
風と一緒に拡散し、その後の雨で各地の木々の葉や土壌に付着したようです


「さくらなみ池」では、カワセミの姿を見ました。
いよいよ300mmのレンズと、この日初デビューの一脚の出番です。

周りの撮り鳥のオジ様方は三脚に大砲のようなレンズを取り付けて、一脚ではたちうちできませんが・・・
辛うじてカワセミを撮る事ができました

あっと言う間に魚をキャッチし、シャッターが遅れるオレンジ色の胸元からお腹が粋ですね。

私はレリーズの正しい使い方が分らずにマゴマゴし、やはりブレてしまった


背中の瑠璃色も美しい
水辺の宝石と謳われる「カワセミ」ですね


カモのツガイも見られて、ここは水鳥の天国です。


駐車場横の「けやき広場」では、若者達やファミリーが球技を愉しんでいました。
平和な風景の「舞岡公園」です。

そんな中での「放射能汚染」騒ぎ
我々中高年は今更心配する必要もありませんが、問題は子供たち・・・
孫のいる身では気になります。

我が自治会の前会長さんが放射能の専門家
その方を講師に自治会で勉強会があり、私も出席しました。

今朝のNHKTVの「ニュース深読み」でも、専門の先生たちが出演していましたが・・・
結局現状では「自己責任で対処するしかない」というお話しでした

健康面では子や孫の世代で何事もなくても、
3代4代後の放射能の影響は、人類がまだ経験していないから「分らない」ことのようです

おりしも昨夜、野田総理は原発事故は収束と発表しましたが・・・
炉内もどうなっているか分らぬ状態での「安定宣言」とは



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半化粧咲く「舞岡公園」

2011年07月04日 | 舞岡公園

「7月2日は暦の上で半夏生! 我が家の庭に半化粧が咲いています」
との写真入のメールが、山口の高校時代のクラスメートから届きました。

私も偶然前日に我が家近くの「舞岡公園」で写真に収めていましたよ

夏至から数えて11日目の日を「半夏生」と言い(7月2日のことが多いが、年によって1日のこともある)
その頃に、花が咲くことから「半化粧」(はんげしょう)、
ドクダミ科・ハンゲショウ属 のお花です。
 
叉、葉の半分ほどが白くなることから「片白草」(かたしろぐさ)とも呼ばれているらしい。


ウィキペディアによると、この暦の上での「半夏生」は農家にとっては大事な節目の日で、
この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もあるらしい。

この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、
この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりしたそうです。

「半化粧」のお花は山の水辺に群生することが多いようですが
「舞岡公園」では古民家の裏側の水路の回りに咲いていました。


両親の顔を見に行く時も、買い物や銀行周り、はたまたお稽古事など
どこに行くにも車を使うことが多い私週2日は思い切り歩きたくなります。

腰や膝のことを考えれば、できるだけ緑の中の「土の道」が好い・・・
そこで私が選んだのが我が家から車で7~8分の所にある「舞岡公園」です。

暑い中でも自然の風を受けながら、緑の木陰を歩けば運動にもなるし、
第一家のクーラーをかけずに済み、電気の節約も兼ねられ一石二鳥
と思いました。
熱中症は要注意ですが・・・)

電力不足が叫ばれる昨今、この夏をどう過ごそうかと思案中
取り合えず7月1日の午前中と7月3日の午後3時過ぎに、実験的に歩いてきました。


「舞岡公園」は横浜市が管理していますが、地元市民団体によって運営されている自然公園です。

周辺の市街化が激しい中で、約30ヘクタールの公園区域内には豊かな緑と湧水があり、
市内でも残り少なくなった昔ながらの田園風景が残されています。

このブログでも何度か紹介していますが、アクセスなどはこちらのサイトを参考にして下さい。
有料駐車場もあります。

この日の午前中は「夏雲」が湧いていました。
人の姿も少なくて、時々ウグイスとホトトギスが競うように鳴いていました


横浜の特徴的景観である谷戸の地形を生かした田んぼの中に「アオサギ」の姿が・・・
ドジョウを食べているようです。

「舞岡公園の古民家」

市民が「ふるさと」をしのびながらの散策・休養や、水田・畑づくりなどの
農体験への参加が利用の中心となる公園ですが、
利用の拠点として明治初期の古民家(旧金子家住宅主屋)が移築復元されています。


田舎を持たない私は、このような家で生活した経験はありませんが
開放的で風通しが良く、この時期に暮らすには打ってつけの間取りですね


縁側に腰掛けているだけで、心地よい風が吹き渡り、私は暑さを忘れて眠くなりました

実際に7月3日の日曜日に再度訪ねた時は、父子で将棋をしていたり(自由に中で遊べます)
ファミリーでお昼寝中の家族も居ましたよ。

クーラー要らずの住居でした。


私は父の会社の「社宅住まい」が多かったので、この様なカマドの台所に立った事はありませんが
母方の伯母が嫁いだ佐渡の家は、昭和30年代中頃まで、こうした土間の台所だったような・・・

軒の広い家は落ち着きますね。廊下に置かれた「駒」などの昔ながらの玩具で遊べます

昔の農具も並べられていました。「納屋」に吊るされた新玉ねぎも風情が感じられますね。

60代後半より上の方々には胸がキュンとなるような風景かも知れませんね。
特に仕事をリタイヤをした殿方は、ふる里に帰りたくても妻子がウンと言わず
望郷の思いは募るばかりと聞きます。
(そういう方、高校のクラスメートにも居ましたね)

ここはそんな元企業戦士だった殿方たちが嬉々として、ふる里体験をしている場所なのです。


更に歩いて行くと「リョウブ」の木にたくさんの蝶が乱舞していました
蝶の名前はサッパリ判りませんが、こちらは「ツマグロヒョウモン」でしょうか?


そしてこちらは「クロアゲハ」?
我が家近辺でもたくさん見られる蝶です。

古民家の周りや田んぼの周りには夏の花々が咲き出していました。

ウツボグサもう「萩」の花が咲き出した!

ムラサキシキブの花?オカトラノオ



「あそこにカワセミがいるよ」
大きなレンズのカメラを向けているオジさんが教えてくれました。

私の200mmの望遠レンズではこれが限界・・・
瑠璃色が辛うじて分る程度でした。

2台のカメラを入れたザックを背負い、山用のポロシャツに山用ズボン姿の私・・・
家事の時も畑作業の時もこのスタイルが一番楽で便利です。
色気もヘッタクレもありませんけど


3日の日曜日にウシガエルの声がする「池」まで行ったら、ズラリと大砲のようなカメラが並んでしました。
前々日にカワセミを教えてくれたおじさんも居て、今回も「あそこ!あそこ!」と示してくれましたが・・・
私のレンズではとうてい無理

でもその中に混じって見ている私は、だんだんオジさん化してきている感じ


梅雨が明けたらいよいよ「夏山シーズン」到来です。
今年の私は山に登れるのかしら?と不安がいっぱいですが、
先ずは体を作らねば・・・

それには体重を2kg減らして、せっせと土の道を歩いてトレーニング

父がお世話になっている施設の近くには「荒井沢市民の森」もありますし
週に2回は「自然公園歩き」を実行したい

計画停電は二度と経験したくありません。
運動と電気節約を兼ねた私の夏の「自然公園散策プラン」
一体どうなりますか・・・?


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「舞岡公園」の満開のサクラ

2011年04月10日 | 舞岡公園

春特有の強い風が吹き、更に昨日はとなり・・・
満開のサクラを愛でる機会がなかなかなかったのですが
10日の日曜日にようやく青空の元でその美しさを堪能することが出来ました

選挙の投票後、買い物の途中で立ち寄った我が家近くの「舞岡公園」のサクラです

この公園の詳しい事はこちらをご覧下さい。


私の好きな「枝垂桜」も咲き出していました。
このサクラのふんわりとした優雅さが大好きです

あれから一ヶ月が過ぎようとしています。
千年に一度と言われる大地震、その後に起きた大津波・・・
何もかもを飲み込んでいった巨大な津波の恐ろしさは、忘れようとしても忘れられません。
そして福島原発の放射能に脅える日々・・・

被災地から離れていて、私自身被害はありませんでしたが、
思わぬ電気不足や物不足を経験し、激動の一ヶ月間でした。


それでもちゃんと「春」はやってきました。
桜前線はまもなく甚大な被害を被った東北地方にも上って行くことでしょう。


「舞岡公園」では白い「大島サクラ」もあちこちに見られます。

ぱっと咲いて、ぱっと散る・・・
サクラは日本人の死生観をそのまま現しているようなお花だと思います。


家族連れや若いグループがお弁当やお酒を持ちよって、
それぞれ三々五々、サクラを楽しんでいました。

横浜市が管理する「自然公園」ですから午後5時で閉園ですが・・・


お上が「自粛・自粛」と唱えても、このようお花見は積極的にやるべきです。
元気な子供達の姿を見て未来に希望がもてました。


私も仕事は辞めたものの、孫達の「入学式&入園式」が続き、
合間に両親の施設や病院に通ってバタバタし
「お花見」をユックリ楽しむ気持ちを忘れていました

来年はハー君や菜々ちゃんたちと一緒にここの桜の下で、
是非「お花見」をやりたいと思います。


公園や街路樹の木々も、薄緑色の芽吹きが始まりました。
私もそろそろ始動開始です。

まずは夫婦で、東電エリアから飛び出して「山巡り」に行ってきます。
可愛い「春の野の花」に出会えると良いのですが・・・

コメント (24)
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