花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

医療保険を考える

2014年01月28日 | 私の呟き
新年が明けたと思ったら、もう1月も残り少なくなりました。
この調子で時間が流れれば、あっという間に老人です
もっともすでに夫婦ともども前期高齢者ですが・・・



お正月には間に合いませんでしたが、我が家のシンピジュームが咲き出しました

毎年お正月用に買い求めたシンピジュームの鉢が10鉢以上あります。


冬の間は北風が当たらない、日当たりの良いベランダなどに置きますが
その中で花芽を持った鉢から順次、南側に面した和室の廊下に入れます。

ここで茎が伸び蕾が膨らんだら、暖房でぬくぬくのリビングの窓辺にお引越し・・・
あっという間にお花は咲き出しますね


原産地は中国、ネパール、インド、タイ、オーストラリアなどのようですが
とても丈夫で寒さにも強く、日本の気候にもあっている洋ランです。

我が家は「シクラメン」とは相性が悪いのですが
シンピジュームは毎年5~6種類のお花を楽しんでいます。


さて、今日の本題です。

古い友人のご主人様が、1月に入院手術をなさるお話は聞いていましたが
「肺の三分の一を切り取ったにもかかわらず、術後5日で退院」との
メールを戴きビックリしました

同じところを区分切除した3年前には15日間の入院だったそうで
「医療が進歩した成果でしょうか・・・」と書かれていましたが

う~~ん


今回真っ先に咲いたシンピジュームは、ひと鉢に6本もの花芽が伸びました。
まだまだ蕾もたくさんあって、当分楽しめそうです

私が通っているヨガ教室に、私と同じ年代の仲間が
抗がん剤の入った袋をぶら下げ、管で注入しながら参加しています。


今の医療は入院せず、在宅で普通の生活を
送りながらの治療に転換しているようですね


午前10時半頃から陽が当たりだすリビングの出窓には
たくさんの観葉植物も置いているので、まるで温室のよう・・・

我が家は主人が56才の時に脱サラして、独立しました。
この時は年金もまだ貰えませんでしたから、病気や怪我をした時の事が心配で
入院特約付きの医療保険に複数入りました。

それまでは若い頃から続けていた大手生命保険会社の終身保険に
入院・障害保障、そして私の分のファミリー特約を付けた1本だけでしたが

脱サラを機に、外国資本の掛け捨て保険と公的な全国共済などに
すべて夫婦で加入しました。

今回再確認したら、全国共済は一日目から入院保障が出るようですが、
他は入院5日目からとなっていました


これでは今の医療体制には見合わない


出窓の前には咲き始めた「冬至梅」があるのですが
そこにミカンをぶら下げたら、メジロがやってきてつついて落としたらしい・・・

部屋の中からカメラを向けました

学生時代の親友が去年難病に罹り、やがてはガンになるリスクもありとかで
ガン保険がまとまっておりたそうです。

彼女は通院で薬での治療中ですが、加入していた保険には通院保証も
付いていたので、「とても助かる」と喜んでいました。

それを聞き、私も自分の掛け捨て保険に2500円プラスで通院保障をつけましたが
主人の方をどうしようかと迷っていた時、たまたまかかってきた
セールスの電話でその件を相談したら、さぁ~大変


父の入院でバタバタしているさ中、突然何度もやってきて
保険の切り替えを勧めます


「寒い中何度も来て頂き申し訳ありませんが・・・」
「私は目下親の入院で忙しく、保険をじっくり考える余裕がありません



ダイニングテーブルとリビングセットの間には、幸福の木を2鉢
我が家に変化がある時にお花を咲かせる不思議な木ですこちらです。

70歳過ぎの夫の医療保険を切り替えるとなると出費も大幅に増えるので
さてさて如何したものかと迷います


主人は「俺は余計な治療は一切パス、77歳まで生きれば充分」と
全く話には乗りません

幸福の木には立山の雄山神社の札
窓辺のドラセナには猫バサミとコアラ


ブログ仲間のラッシーママさん手作りの「猫バサミ」です

オーストラリア土産のコアラは、孫の菜々ちゃんが持っていきましたが
「猫ちゃんのお友達に」と一匹だけ残しています。


小さな鉢に植えた、花芽が2本のシンピジュームも咲き出しました。

こちらをよく見ると、トップの画像と色模様がちょっと違います。
主人は株分けしたと言いますが、土や環境で同じ種類のものでも違ってくるのでしょうか?


他のお宅では医療保険はどうしているのかと友人に聞いたら
「我が家は夫婦ともども全国共済のみ」
「先日の膝の手術では手術費はもちろん・・・」
「入院一日目からの入院保障5000円が3週間分、退院後すぐに支払われたわ」と

医療保険は1本だけでも、ちゃんと役立っているようで
「保険は大事だけど、あれこれ掛けたら身動きとれなくなるわよ。」と
注意されました。


任意保険は仕事用の労災に、器物破損賠償保険
他にも2台の車の保険に火災保険、地震保険、そして主人の趣味の
ゴルフ保険に私の山岳保険まで、毎年かけ捨てで掛けていますが

主人もだんだん仕事を減らしていく方向で、若い方に譲っていますから
保険は増やすどころか
むしろすっきり整理したいと思っています。


さてさてどうしたものでしょう・・・


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初春の北鎌倉(2)・「東慶寺」の十月桜

2014年01月23日 | 鎌倉散策
1月16日・「東慶寺」
カメラ仲間のSさんと、明月院で「ソシンロウバイ」を写してから
東慶寺に行きました。

東慶寺の境内の梅もまだ固い蕾でしたが、
ナント、桜が咲いていました。


10月桜のようです。


以前「10月桜(冬桜)」と書かれた札が、この木にかかっていましたが・・・
まさか年を越した1月まで残っているとは驚きました。
冬桜との混じりなのでしょう。


ほとんど終わりの十月桜ですが、まだ開きかけのお花も見られました

花は背景が大事

写真同好会の講師には「お花のバックは黒に限る」と
いつも言われていますが、光の加減でそれも案外難しい


背伸びしたりかがんだりして写していると、
通りかかった男性が枝をよけて押さえてくれて、
撮影の指南もしてくれました。

首から一眼レフカメラを下げている姿を見ると、同じ趣味の方らしい・・・
戴いた名詞を拝見すると、こちらのブログの管理人さんでもありました。


東慶寺にもロウバイが咲いていました。
黄色が少々薄くて花芯が赤いのが、いわゆる「ロウバイ」です。


そしてこちらが「明月院」と同じソシンロウバイですね。
それぞれに名前が書かれた札がかかっていました。

今回の収穫はロウバイとソシンロウバイとの違いが
分かったところでしょうか・・・



午後の一時近くになっていました。
今回の目的のひとつに、「東慶寺」の門前にある
イタリアンレストランでのお食事がありました

山仲間とハイキングした後の新年会にはぴったりのお店のようで
Sさんに付き合ってもらい下見の予定でしたが・・・
それがこの日はナント臨時休業で残念でした

もうひとつ、位置確認をしたかったお店があり向かいました。

北鎌倉茶寮「幻董庵」
北鎌倉駅から歩いて7~8分の、住宅地の中に建つ
隠れ家的な和風懐石のお店です。


6年前に、ご近所仲間ときたことがありますがこちらです。
看板が全くなくてちょっと迷いました

如何にも鎌倉らしい、由緒ある古い民家という佇まいで、
知っている人でなければ分かりませんね。

「新年会の下見に来ましたが・・・」と言い訳しながら入ります。
カメラザックを背負った姿では敷居が高かったけど
お腹もすいていましたし、急遽ここで食していくことにしました。

通常予約しなければ無理なお店ですが、
2人席で3800円のコースなら、何とか準備できるという・・・

季節の食材を使ったお料理がゆっくりと出されます。

冷酒と一緒にいただきたかったけど駅まで車で来ていたので諦めました


『ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014』で、
この「幻董庵」が3年連続で一つ星を獲得したそうです。

前回来た時は、この1Fの和室には我々グループだけでしたが
この日は4テーブルが用意され満席でした。

ウニご飯とお吸い物で〆て
デザートとコーヒーで最後です。


2時間以上かけて、ゆっくり味わえるのが良いですね。
思いがけずに飛び込みで、Sさんとの新年会が楽しめた感じです

私も毎日の病院通いと心労で疲れ果てました。
弟一家は皆仕事に出ていますから、平日の父の病院対応は
すべて私一人でやっていて、流石に愚痴が募ります
友に聞いてもらって気が晴れました


「如何にも鎌倉らしい雰囲気が味わえたわ。教えてくれてありがとう」
「私も友人達とゆっくりお食事を楽しむ時には利用したい」と
Sさんも喜んでくれました。

夜は個室利用ができるようですが、ランチは和室にテーブル席の大部屋です。
3800円・5000円・8000円のコースが紹介されましたが、お値段は税別でした。

「ちょっと高かったかしら?」とも思いましたが
「鎌倉では決して高くない」とのSさんの意見です。



Sさんと別れてから父の入院している病院に行きました。

丁度夕方の5時前に医師団の巡回があります。
この日主治医から「炎症反応が上がり抗生物質は効かないようです」
との説明を受けガックリ

翌日は心電図を自動的に測ってナースステーションに送られる
ホルダーも取り付けられ、私もいよいよ覚悟を決めましたが・・・


今の所父は高熱が出ることもなく、ミキサー食もどうにか食べられるようで
私の問いかけにも応えて微笑み返してくれます。

1月21日・我が家の梅が咲き出しました。
北鎌倉ではまだ咲いていなかった梅が、大寒の日に我が家の庭で開花しました。


早咲きの「冬至梅」です。



日も少しずつ長くなり、太陽の光も力強く感じられるようになりました。
暖かい春がやって来るまで、もう少しの辛抱ですね。


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初春の北鎌倉(1)・「明月院」のロウバイ

2014年01月19日 | 鎌倉散策
寒い毎日が続いていますが、明日の20日が「大寒」ですから
寒さの底はまだまだこれからのようです。

父は抗生物質が効かなくなり、今はストップして様子見です。
だんだん言葉も少なくなり、寝ている時間が多くなりました


「富士五湖・撮影ツァー」をキャンセルした私を気遣ってくれて
カメラ仲間のSさんが
「お父様の病院に近い鎌倉なら、いつでも撮影に付き合うわよ」と
言ってくれました。

鎌倉のお寺は今「ロウバイ」と「スイセン」が見頃のはず・・・
梅もほころび出したでしょうか?

1月16日(木)・「明月院」

丁度2月に予定している2件の「新年会」の下見も兼ねて
Sさんと北鎌倉に行ってきました。


紫陽花寺として有名な北鎌倉の「明月院」は冬でもお花が楽しめます。


今の季節は中国からやってきた「慈愛」という花言葉を持つお花
「ロウバイ」が咲いています。


名前の通り、蝋細工のような花です。

お花全体が黄色で中央部の色の変化のないものは
ソシンロウバイ(素心蝋梅)でしょうか?


明月院といえば 丸窓
紫陽花の頃は 窓のむこうに花菖蒲が咲き
紅葉の頃には 晩秋の風景が見事です。

まだ午前中で時間が早かったせいか、赤い毛せんが日に照らされて
室内全体が赤みを帯びていましたね。


そして 寒さの厳しかったこの日は、丸窓の透明の扉が閉じられていて
光と影が反射して、ちょっと残念でした。 


でも、新春の陽射しのやわらかさを感じる景色がそこにありました。


お地蔵様はぬくぬくのおくるみ姿です。


皆揃って、寒さ対策もバッチリですね。


真っ青な空に透けるような花びらと 透きとおった甘い香りが漂います


小さなお花と一緒に、意外に大きな黒い実がたくさん見られます。


5月下旬に咲く「夏ロウバイ」の実も残っていました。
お花は全然違うのに、実を見ると種類が同じと感じられますね。



明月院の「夏ロウバイ」は毎年のようにUPしていますこちらです。

鶴岡八幡宮などはまだまだ初詣客も多いと聞いていますが・・・
小正月も終わった1月中旬の「明月院」は、人も少なくて静かな佇まいでした。

そういえば梅はまだ一輪も咲いていませんでした。
3年前の2月、雪の降った日に訪ましたら、紅白の梅が見られましたがこちらです。
この時は母の肺炎でバタバタしていましたね。



明月院の門前に茅葺屋根の古民家が建っています。
ここのすだれの影に心惹かれ、二人でカメラを向けました

紫陽花の頃には行列になるこの道路も、この時期はひっそりとしています。

「東慶寺に行けば梅が見られるかも・・・」と、
私たちは線路の反対側に向かって歩いていきました。


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寒波襲来と、初冬の箱根路(その2)

2014年01月14日 | ドライブ

この三連休、お天気に恵まれたものの寒さが堪えましたね。
日本列島は冷凍庫に入ったような第一級の寒気団に包まれたようです。

庭の早咲きの「冬至梅」も、穏やかなお正月三ヶ日に一部ホロリと
ほころびましたが、その後の寒さでいっこうに咲き出す気配はありません。

温暖な年には師走の冬至に咲き出していた梅です。


父の転勤先の北海道で生まれ、5歳まで雪の多い空知の滝川という町で育ちました。
中学時代は新潟市で、雪の中での通学も経験し
その後、主人の転勤で30代の中頃に4年間札幌で生活しています。

小さい頃の事はよく覚えていませんが、札幌生活では-15度までは経験済み
でも、北国の暖房設備は強力で・・・

セントラルヒィーティングのマンションは常時25度に設定し
「12月1日から3月31日までは点けたままにして下さい」と
ガス会社から言われました

地下鉄や地下街も発達し、どこも(駅や学校までも)暖房でぬくぬくでしたね。


それに引き換え関東の空っ風と一軒家の寒いこと
北側の玄関前のメダカがいる水盤が、この所氷が張って融けません

私が一番寒い思いをしたのは(スキー場や冬の山での経験は別として)
横浜の中学校での息子の卒業式

札幌の学校は体育館も暖房されていたけど、横浜の学校は無しでした

そんなこんなを思い出す、このところの寒さに
「春よ来い、早く来い」と思わず呟いています。



例年ならこの3連休は息子一家と、お嫁さんの両親も一緒に
全員揃って箱根で一泊の新年会でした。

今年は父が入院中で延期です
私も後悔したくありませんので、三ヶ月前にカメラ仲間と申し込んでいた
富士五湖への撮影バスツァーもキャンセルしました。


父は相変わらず一進一退の状況です。
現在最強の抗生物質を二種類、毎日点滴で投与しているそうですが、
なかなかスッキリ熱が下がってくれません。

でも・・・
主人の父が96歳で肺炎に罹った時も危うかったのですが
(その時は私も中国の奥地の幻の青いケシを見に行くツアーをキャンセル)
義父は二ヶ月の入院で元気になりましたから、父も何とか
と希望を持っています。


12月10日~11日・箱根仙石原「長安寺」
父が再入院する前に、骨休みで行った「箱根ドライブ旅行」の続きをUPします。


箱根仙石原・曹洞宗 長安寺は「東国花の寺 百ヶ寺」として知られる名刹です。
紅葉も有名で、一度訪ねてみたいと思っていました


国道138号線から少し入っただけなのに、意外なほど静かで驚かされました。


創建は1356年とかなり古く、五百羅漢の寺として知られています。


紅葉は終わっていましたが、裏山に通じる小径を歩くだけでも、
静寂を存分に味合う事ができました。


境内のいたるところに、喜怒哀楽の様々な表情を見せる
数百体の羅漢像が鎮座しています。

実に人間味にあふれていてキャラが光る羅漢様

この顔はご近所の○○さんにそっくりね皆どこかで見たようなお顔で・・・


ひとつとして同じものがない羅漢像です。


もしかしたら動き始めるのではと疑ってしまうような、
不思議な生命力のようなモノまで感じられました。


門の横の池には紅葉の名残の落ち葉がたくさんありました
次回は是非秋に訪ねて、羅漢様と紅葉を絡めて撮影したいと思いましたね。

この日の宿は仙石原にある会員制の宿
ホテルに着いてからすぐに温泉に入り
夕食までの2時間、カラオケを楽しみました

私にとっては伊東でのオフ会以来で、1年半ぶりのカラオケです。
いつまでも元気に食事ができるよう、飲み込む力を強化するには
カラオケが一番良いトレーニングなのだそうです。

大いに歌って、大いに弾けました


夕食は一人3000円をプラスして、特別料理の「あんこう鍋会席」を頼みました。

ビールもお酒も進みます
歌った後のお食事は美味しい


コラーゲンたっぷりの味噌仕立ての「あんこう鍋」


私は2杯食べただけでおなかがいっぱいになりましたが・・・
主人はお鍋を残さずに平らげました

主人の疲れた胃腸には吸収する能力がなかったようで・・・
翌日からトイレ通いが続いて、大変な思いをしたようです

紅葉も終わったオフシーズンの箱根一泊旅行
最初はさして気乗りしませんでしたが・・・

今、どこにも行けない状況になってみると
つくづく行っておいて良かったと思います。

明日の関東地方の天気予報はマーク
去年の成人式の日を思い返していますこちらです。
ついでにこちらもどうぞ2年前のお正月明けのドタバタ劇です。

明日の雪は果たしてどうなりますか


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我が家の年賀状事情と、私の新年事始め・・・

2014年01月10日 | 私の呟き

連日父の入院している病院に通い、バタバタしているうちに、
あっという間にお正月の松の内も終わりました。

そして日本列島にはこの冬最大の寒気団がやってきたようです
北風が冷たいこと

我が家の北側の玄関に飾る花としてお正月用に買い、時々ベランダに出して
陽にあてていた「シクラメン」もあわてて室内に入れました。


去年はサーモンピンクでしたが、今年は「緋色」です。

同じ方向に向いて咲いてくれれば写し易いのですが
花びらがバラバラであちこちに向いて、撮影は苦労しました。


北側の玄関先に置いていた鉢類や花々も、室内に入れたり
南側のベランダに移したりで、暮れには結構な労力も使いました。

植物にとって太陽の光は強力で・・・
南側のベランダに移した5鉢のシンピジュウムに、花芽が出てきましたよ



我が家の年賀状
主人の趣味のひとつに中学時代から始めた「木版画」があります。
ですから我が家の年賀状は結婚以来ずっと主人手製の木版画でした。

サラリーマン時代は休みに入った暮れから、我が家は家内工場と化し
版画を彫って刷る日々・・・
狭い団地住まいの新婚の頃はとにかく大変でした。

私の実家は父が先頭に立ち、暮れには家族皆で協力し合って
大掃除をしましたから、何も手伝わずに年賀状造りに没頭する主人に、
特に子供が小さい頃には頭にきましたよ

その内私も諦めて、今の家を建てた折には主人用に6畳の書斎を作りましたから
どうぞ心置きなくやってくださいと、アテにしないことにいたしました。

造園職人になってからは暮れのギリギリまで忙しくて、家族揃っての新年会に
乾杯だけ顔を出し、お正月三ヶ日で年賀状を刷っていました。

私がPC教室で「年賀状の作成」を学んだ時に一度だけ、
主人の木版画を使わなかったことがあります。

その時は「ご主人に何かあったの」との、友人達の電話が
あちこちからかかったので、一回限りでやめました

このブログでも毎年紹介した八色六版刷りの木版画の年賀状です。

この7年間は川越七福神シリーズでした。そのシリーズも2012年に終了しました。


去年は母の喪中で一休み・・・
そして今年は父の入院騒ぎでそれどころではなくなりましたが
戴いた年賀状にはお返事を出さなければなりません。

主人が「宝船」に七福神が全員乗っている図案を、夏に描いていたのですが・・・
お正月を迎えても一向に彫る気配なし

「目は疲れ、肩腰が辛くてもう無理と言っただろう」
いいえ私は聞いていませんよ

七草かゆが過ぎても、主人はゴロゴロ何も動こうとはいたしません。


結局私の分だけ苦肉の策で、こんな簡単な年賀状にいたしました。
郵便局のスタンプをお借りすれば、僅か3秒でOKです。

友人知人の皆さま、手抜きの賀状ですみません

主人は
電話がかかってきた相手にはかくかくしかじかで
「かみさんのブログを見てくれ」と答えて、いまだに一枚も出していないらしい・・・

完全にプッツンしてしまったようですが、父を理由にして欲しくないですね 

そういえば一昨年まで頼まれて数対造っていた「門松」も断りました。
面倒なのはすべてパスといった心境のようです。


昨年70歳を迎えた我が家の夫、加齢現象が顕著に現れている感じで心配です
最近は夫婦間で「言った、聞いていない」という喧嘩も増えました

例年だと鳥さんたちに食べられて、お正月まで持たない庭の千両の実が
今年はいまだにたくさん残っています。
一体どうしたことでしょう・・・?



アクアエクササイズとカメラ同好会
やる気が失せている主人を横目に、私は新年から体を動かすことに挑戦です。

足の膝を人工関節に手術したご近所仲間のリハビリに付き合って
以前7年間ほど通っていた「アクアエクササイズ」に
五年ぶりに再挑戦です。

早速水着を買ってきましたが・・・
以前は花柄やフリフリの付いたワンピース型の水着を着用していましたのに






今回はフィットネス用・セパレートタイプの地味な水着を購入です
色気がないったらありゃしない・・・

この5年間、体重はさして変わらないものの、地球の引力に負けて体型が変わり
ワンピース型の水着を着る度胸もなくなりましたしね


お口直しにスイセンの画像をどうぞ・・・

ヨガ、写真クラブ、アクアエクササイズと
私のお稽古事はすべて第二週目に集中しました。

最後に必ず父の病院に顔を出しますので、今週は超多忙でした。
金曜日の今日などは、午前中にアクアエクササイズ、
午後から写真クラブのダブルヘッダーです。

こうして私の新しい年もようやく始動です。

今日の写真クラブで、コミニティーハウスのロビーに展示する
「今月の私の一枚」は


仲間達の多数決で、こちらの「光のファンタジー」に決まりましたが・・・


講師が褒めてくれたのはこちらです。
題して「元旦の輝き♪」

父が落着くまで旅行や山などの遠出はできませんが
当分、近場でのストレッチと写真撮影にいそしむ冬場となりそうです。



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2014年・お正月

2014年01月04日 | 

新しい年が明けてはや4日
寒さはあるものの穏やか日和のお正月三ヶ日でしたね

今年こそは平穏な一年でありますようにと
願うばかりです。



2014年元旦・「伊勢山皇太神宮」初詣
父が入院中で、暮れもお正月もない感じでしたが・・・

それでも簡単に大掃除を済ませ、「紅白歌合戦」を横目で観ながら
お煮しめや紅白なます、ぶりの照り焼きや焼き豚などのお節料理を作り
どうにか無事に新年を迎えました



そして例年どおり、元旦の朝一番で「伊勢山皇太神宮」に
初詣に行ってきましたよ。


元旦の朝は道路もすいていますから、我家から20分程度で行ける
MM21のラウンドマークタワーのお膝元・・・
野毛の高台にある横浜の鎮守様です。


去年は母の喪中で来れなかったのですが
いつもと同じ10時過ぎの「伊勢山皇太神宮」はすでに大行列
この時間にこのような人出を見るのは初めてです。


私たちも並んで参拝してから、神棚用の御神札と破魔矢を買い求めました。


若い巫女さんの姿が初々しい


笑顔とサービスに心が和みますね

神社の門前には多くの露天が・・・目の前にMM21のビル群が見えています

美味しそうな匂いが漂いB級グルメが並びます。


朝から飲まず食わずだった主人は「フラフラする」と言いながら
どこにも寄らずに帰りました


御神札を和室の神棚に納め、破魔矢を床の間に飾ります。
喪中以外は毎年行われる、我家の元旦の神事ですね。



元旦早々父が再び高熱を出し、2日の朝、弟の所に
主治医から「この一週間が峠」との連絡が入ったらしい

私は午後からずっと父に付き添いましたが、熱も下がり
ニコニコと歌うようにずっと喋り、私の問いかけにも答えます。

思いのほか元気で、医師の言葉が信じられません。
「父はきっと良くなる」と思っています。

息子一家と新年会(1月3日)
暮れから家族でスキーに行っていた息子一家も帰ってきて
皆で大じぃ~じを見舞ってから、我家で新年会のカニパーティーです。

孫やひ孫達にも笑顔を見せた父に、とりあえずは全員ホッとしました。


まずはお屠蘇で新年のお祝いです。

今年はカニ足5KGとお鮨50貫を注文すき焼きも準備しました。


各自の足元には殻を入れるビニール袋
孫達の座る椅子の下には新聞紙を敷きました。

「好きなだけ食べていいよ

「美味い」・・・すき焼きのお肉もいっぱい食べてね


飲んで食べてお腹がマンプクリンになり
腹ごなしに皆で、カルタをしました。
読み手は今年の春に小学校入学の菜々ちゃん

「犬も歩けば棒にあたる」「可愛い子には旅させよ」・・・
にぃにぃと一緒に、江戸犬棒カルタの意味を覚えてね

息子が持ってきたシャンパンも空になり最後に全員揃って記念写真です


何も食べられない父の姿を思うにつけ、私も胸がつまり
最初は新年会を催す元気もありませんでしたが・・・

父の入院が長引くのを覚悟し、私自身の生活も大事にすることにしました。



今年は私たち夫婦の老後も見据え
健康はもちろんの事、気力・体力・財運にも恵まれる一年で
あって欲しいと願っています。



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