花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

寄のロウバイ園と松田山の河津桜

2019年02月25日 | 花シリーズ
2月半ばの先々週は雪が降ったりで、真冬の寒さが続きましたが
先週からは一転、春を思わせる暖かい日が多くなりましたね。



2月22日(金)に神奈川県松田町の「河津桜」が満開になったとの発表がありました
23日の土曜日からはライトアップも始まったとか

予定を変更して、早春のお花情報を先にUP致します。

早春のお花を求めて「松田町」へ(2月17日)
古い山仲間3人とのスケジュールがようやく決まった2月中旬・・・
最初はYさんの希望で、房総半島の水仙ロードを歩きながらの「富山」ハイキングを考えていましたが
南房総市に問い合わせると「水仙はもう終わりました」との返答



ならば松田町からバスで30分の所にある「寄のロウバイ園」に行きたい」とKさんが希望した。
問い合わせると「ロウバイ祭りは2/11に終わったが、お花はまだ咲いています」との返事
「松田山の河津桜と合わせて見に行こう」と決まりました。

寄(やどりぎ)の「ロウバイ園」
小田急「新松田駅」で待ち合わせて9時40分発の寄行きのバスに乗った。
ちゃんとした山姿のグループもいてバスは満員、増発バスも出たくらい・・・



終点の一つ手前の停留所で、完全武装の山姿の一団は降りて行った。
聞くと「シタンゴ山から宮地山」に登るとか(私たちも2回行っている)
「鍋割山」と「高松山」はタクシーで奥まで入ったね。

高松山と花じょろ道・虫沢古道コースと、松田山緑の風自然歩道はワンゲルで歩いている。
丹沢に近い山懐にある寄(やどりぎ)地域は山好きにとってはお馴染みの場所なのだ。



終点の寄から案内板に沿って斜面を7~8分登って行くと「ロウバイ園」に着きます。
入り口で300円払って中に入った。

このロウバイ園は地元の方々が平成16年に標高380メートル付近の荒廃農地を整備し、
地域振興に貢献しようと平成17年度寄中学校卒業生が250本のロウバイを記念植樹したのが始まりです。



植樹されたソシンロウバイは現在、約20,000本以上・・・
敷地面積13,000平方メートル以上と日本最大級のロウバイ園となりました。



園内はロウバイの香りで溢れていました。

ロウバイの中にピンクの早咲きの桜が混じっていて、一足早い春色に溢れていますが
願わくは青空を背景とした写真を撮りたい・・・



願いが叶って青空が広がってきました
展望台に登ります。



展望台からは山々が望めました。



眼下に寄(やどりぎ)の里の風景が広がっていました。
右奥の頭だけが見えている大きな山は、ここから登山道が始まる「鍋割山」でしょうか?

このブログを始めた頃のGWに登りましたね。



展望台から下り、「ロウバイ園」の入り口近くで持ってきたお弁当を食べました。
ロウバイ祭りが終わって、売店や食堂は閉まっていました。

私たちは12時45分のバスで「新松田駅」に戻りました。

松田山の河津桜
1時半に、JR御殿場線の松田駅前からシャトルバスに乗り
斜面の上のハーブガーデンまで行きました。



松田山のふもとに広がる斜面では、約360本の河津桜と木の下に植えられた菜の花を楽しむことができます。

この日の咲き具合は6分咲き・・・
河津桜のトンネルを下る形で鑑賞して行きます。



眼前には松田の町並みや箱根の山々、天気が良ければ富士山も望むことができて
シャッターポイントは盛りだくさん。

この日は残念ながら富士山は見えませんでした。



河津桜は早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。
本場の伊豆の河津が有名ですね。

色が濃いピンクで丸くて可愛い桜です



2012年の3月25日に、私とYさんは二人で「矢倉岳」を登った帰りに此処に寄り
満開の河津桜と富士山を楽しんだ覚えがありますこちらです。

あの日、ケァマネをしているKさんは日曜だというのに急遽仕事が入りキャンセルだったので、
彼女にとってはこの17日の「松田山の河津桜」が初めてだったのです。

7年前Yさんと訪ねた時は今回より一カ月も後です。河津桜の見頃はソメイヨシノなどに比べると長いようですが
今年は暖冬でお花が早いのか?
「桜祭り」も前回は4月1日までやっていたようですが、今年は3月10日まででビックリです



尚開花情報は松田町の公式ホームページでご覧ください。



私たちは桜に目を向け、写真を撮りながら20~30分かけて下って行きました。

下り切った所で左に曲がり歩いて行き、案内板に従って右手の東名高速道路をくぐり
住宅地に出て75号線を渡るとすぐにJRの松田駅です。ここまでが12~3分・・・

ここから10分足らずで、小田急の新松田駅です。
私はワンゲルでも2回松田山を訪ねているので、何となく覚えていました。



JR御殿場線の「松田駅」の反対側の改札口と、小田急「新松田駅」の改札口は歩いて2~3分です。
私と鎌倉に住むKさんはJRで、Yさんは小田急で帰る方が便利です。

私たちは本数の少ない御殿場線「国府津」行きの電車時間に合わせて、駅前のお店で一休み
甘いものを食べながらお喋りを楽しみました。

Kさんの体調が悪くて秋のハイキングが中止になり、去年のGWの弘法山登山以来の
再会です。

40代の初めにこのメンバーで山に行くようになり、すでに30年が過ぎました。
40~50代はアルプスの山々を歩き回りましたが、最近はハイキングや花巡りが多くなりました。

まだまだ元気な内は、青空の下で歩きましょうね。
今度はGW頃に計画する予定です。

この日の翌日の18日は「着付け教室」でした
先々週は雪の降った15日以外、連日趣味の会の参加や友との食事会&美術館、

そして前日の16日の土曜日は知人と写真展に行ったりで出ずっぱり・・・
流石に疲れはてて、その後の2~3日はウツラウツラと昼寝の日々が続きましたわ


コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バレンタインデーは幼馴染と丸の内でデート

2019年02月15日 | 東京の街
毎朝起きて7時半頃に雨戸を開ける。
我が家の庭は梅が八分咲きで春めいてきているが、今朝は寒い寒い朝だった。



東南のコーナー出窓の下に「クリスマスローズ」の花がたくさん咲いていることに気が付いた
このお花はお辞儀をしたように下を向いて咲くから分かりづらい・・・

案の定10時過ぎから雪がちらつき始めました。
TVでも、横浜&羽田の雪景色が中継されていましたが
多摩地区に住むLINE仲間の所は青空との事で、ビックリしました。

幼馴染のtomoちゃんと「丸ビル」でランチ(2月14日)
私は父の転勤で中学時代を新潟市で過ごしています。
3年間、同じクラスで親しくなった仲間4人とは、その後も2~3年に一回位旅行していますが
去年の暮れにLINEが繋がりました。

グループ化したので、連日のように私のスマホには新潟弁が飛び交っています。



その中で、tomoちゃんだけが首都圏の八王子に住んでいるので、久しぶりに都心で会いました。

新装なった東京駅が良く見える丸ビル5Fのイタリアン「イゾド・スメラルダ」
見晴らしの良い窓辺の席をtomoちゃんが見つけてゲット(グッドジョブ!)



ワインで乾杯しました

ワンゲルの相模川歩きの時に泊めてもらって以来?
それとも4人で集合の「当間高原旅行」の2年ぶりかしら
しょっちゅう電話やLINEをしているから、久しぶりとも思えない・・・

会えばあっという間にお互い12歳で出会った時の少女に戻る



この日はバレンタインデー
私が孫たち用にたくさん買ったチョコをtomoちゃんにおすそ分けしたら
隣のkitteビル地下の「資生堂パーラー」で、イチゴパフェをご馳走してくれた

「日本のバレンタインデーは女性からチョコを贈って、好意を示す日のようだけど」
「オーストラリアでの体験では”愛の日”なのよ」と言うとこちらで紹介しています。

「私からの愛の気持ちよ」と言ってくれて
今朝のLINEでは「困ったことがあったら、何かあったらすぐに伝えてね」と書かれていた

ブログと違ってLINEは本音が出る・・・
私は「孤独」という文字が多かった気がする(反省)

現実は優しい友に恵まれて、幸せ者ですよ~

「出光美術館」で染付展鑑賞
この日はAM10時に有楽町駅で待ち合わせて、午前中は私のOL時代に勤めていた会社が
かかわっている美術館に行った。



私は焼き物なら「古唐津」や「染付」が大好きです。
今回懐かしい作品の数々に再会しました。

この作品展の詳しい情報はこちらをご覧ください。



染付は、14世紀元時代の中国で完成した「青花(せいか)」
すなわち白磁にコバルト絵具で絵付をする装飾技術が、17世紀初頭の日本に伝わり浸透していったものです。
伊万里焼などへの影響がたくさん見られますね。



思い出の「釉裏紅」(ゆうりこう)の水差しにも出会えました

(釉裏紅とは染め付けと同様の技法で、下絵付けに呉須(ごす)のかわりに銅系統の彩料を用いて
紅色に発色させるもの。中国、元代に景徳鎮窯で始まった)

私が22~23歳の頃、主婦の友社が取材にきて、私がサクラになってこの水差しを見ている写真が
雑誌「主婦の友」の見開き1ページに載った

我が家の押し入れの奥を探したら、あの「主婦の友」が見つかるかしら



右の水差しは中国明時代の「青花アラベスク双耳篇壺」(景徳鎮窯)
左はフランス18世紀の「黄地藍彩吉祥文篇壺」(セーブル窯)

景徳鎮窯の染付は日本のみならず、ヨーロッパにも影響を及ぼし
館内には中国製の染付とそっくりのマイセンや、オランダデルフト焼きの作品が並べられていました。

10年前にその特別展「陶磁の東西交流展」
tomoちゃんと一緒に見に来た覚えがあります。

あの時は東京都美術館で「フェルメール展」を見た後だったね。
tomoちゃんは覚えているかしら?、興味があったら上の交流展をクリックしてみてね。

昨日のバレンタインデーの日は、2人で染付の焼き物を鑑賞し、ランチを堪能し
スイーツを楽しみ、PM4時半までたくさんたくさんお喋りをして東京駅で別れました。

昨日はビル風?が強くて冷たくて、丸の内中通りを歩いていて震えあがりましたが、
お互い元気な内に、是非又会おうね~


            

前日の13日は「コーラス」の日でした
発声練習と今期の課題曲・中島みゆきの「糸」を1時間練習し
あとの30分は「早春賦」と「千の風になって」を歌った。

歌いながらふとこの日が夫の誕生日であることを思い出しました。

4年前の2月にこのサークルに入って、すぐに歌ったのが「涙そうそう♪」
あの時は涙がポロポロと頬を伝いました

でも今回は大丈夫でしたわ



この日、コーラスに一緒に参加したご近所仲間から、庭の「フキノトウ」をもらいました。
春の香りを天ぷらにあげていたら、「今日は親父の誕生日だね」と息子から電話・・・

「76歳よ、コーラスで千の風になってを歌いながら思い出していたわ」と返事をすると
「もうそんな歳になるのか~」とビックリしていました。

彼の頭の中では71歳の父親の姿でストップしているのでしょう。
私も夫の歳を超えました。

一昨日の夜は鮭を焼いて、キューリともやしと錦糸玉子の酢の物とフキノトウの天ぷらを
夫の遺影に添えて、ビールで乾杯しました

この時はやはりちょっと涙が出ましたね。
そんなこんなを前日LINEで呟いたから、心優しいtomoちゃんは気遣ってくれたんだね。
ありがとう

私は連日趣味の会や食事会やワンゲルで(先週金時山に登りました)、元気に楽しく暮らしているから
夫も安心していると思う・・・

今日久しぶりにブログの更新をしようと編集画面を開いたら、
訳の分からない質問事項があって、その先に進めない

gooブログがリニューアルされたようですね。
LINEで繋がっているブログ仲間さん達には色々助言を頂きありがとうございました

尚、前回記した「鎌倉から横浜市民の森へ」の②は次回UPの予定ですので宜しくお願い致します。

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初歩きは、天園ハイキングコースから大丸山へ(1)

2019年02月03日 | ハイキング・散策
我が家の庭の「梅」が咲きだしました



今日は節分で明日は立春、昨日今日と春を思わせる暖かさです。
恵方巻を買いに駅前のデパートに行きましたが、ダウンコートを脱ぎ手にもって歩く人が多かった。

でもまだまだ春は三歩近づいてきても二歩逃げる・・・
油断は禁物です。

周囲に風邪をひいている人が増えました。

北鎌倉から「天園ハイキングコース」へ
新年初歩きは1月下旬のワンゲル主催の、鎌倉アルプスから横浜市民の森の「大丸山」を目指すコースでした。



北鎌倉の「円覚寺」前にAM9時に集合でした。
春の新緑・秋の紅葉が美しい円覚寺の門前も冬枯れの風景で、人が少なくて静かです。

この日の参加者は11人
アジサイ寺で有名な「明月院」の前を通り、住宅街を抜けて登って行きます。



足元に咲いていた白いカタバミの花・・・



天園ハイキングコースに出ました。

鎌倉アルプスとも呼ばれているこのコース、私はOL時代から何度も歩いています。
このワンゲルでも3~4回は来ているはず・・・



下に見えるのは鎌倉5山第1位の「建長寺」、ちなみに第2位は集合場所の「円覚寺」です。



時間はたっぷりあるので、今回はただ黙々とハイキングコースを歩くのではなく
コースの隅々まで熟知しているリーダーに案内されて、あっちへ寄ったりこっちの崖を登ったりで・・・

ご覧のような眺めの良い「十王岩」にもよじ登り相模湾と鎌倉の街を見渡しました。
「鶴岡八幡宮」の1の鳥居、2の鳥居、そして段カズラまでが見えています。

「朱垂木(しゅたるぎ)やぐら」へ
今回のハイキングの目的に「やぐら」巡りがありました。
天園に向うハイキングコースの右側にこの様な石標が出てきたら、大きく右に曲がって下ります。



この道は建長寺境内の「回春院」に出る道で・・・
4年前の同じ時期にワンゲルの「鎌倉5山歩き」に参加した時に歩いています。
こちらで紹介していますのでご覧ください。



半年位前に「建長寺下る道の脇道にたくさんのやぐらを見つけたよ」と、リーダが顔を崩し
少年のように嬉しそうに語っていました。

「夏だと草が生い茂って分からないかもね・・・」



鎌倉には小さな洞窟のような「やぐら」が数えきれないほどあります。
三方を山に囲まれた鎌倉には平地が少ない・・・
やぐらとは15~16世紀に掘られた「お墓」だと言われています。



来た道を戻り、ハイキングコースを天園に向かって進みます。
幼稚園児でも歩ける整備された道ですが、スニーカーではない厚底の靴がお勧めです

108やぐらへ
表示板が見えてきました。
私たちは「覚園寺」に下る右手の道を下り、すぐに左手の脇道に進みました。



保育園児たちが遊んでいて「こんにちわー」と声をかけられました。
「おじさんとおばさんたちは大人の遠足なのよ」



崖をドンと登ると、別世界が現れました。ひな壇式にやぐらが並んでいます。
ここは3年前の紅葉時に、このリーダーに案内された覚えがありこちらで紹介していました。



殆どの仏像の顔が破壊されています。
「鎌倉幕府を滅ぼした足利氏や新田義貞の軍勢が破壊した?」

「いやいや江戸時代の博徒が、この仏像の首を抱えてばくちを打つと勝つ!と言われて」
「盗んだという説もあるのよ」と、リーダの奥様は笑って言います



前回はそのままやぐら群を横切って元のハイキングコースに戻りましたが
今回は藪こぎしながら左手に進み、最後はドンと下って標識のある所に戻りました。

結局一回りしたようです。
「まるでTVの川口探検隊みたいね~」(古っ!)

鎌倉のやぐら群の詳しい情報はこちらでご覧ください。



ハイキングコースに戻り、最後の登りを頑張ると・・・



鎌倉で一番標高の高い「太平山」頂上に出ます。



金網の向こうに横浜のみなとらい21地区のラウンドマークタワーが見えていました。
この日は青空が見えなかったので大きなカメラの持参はやめて、小さなコンデジでの撮影です。

3年前に忘年会をした「鎌倉カントリークラブ」の建物を左手に見ながら
太平山の斜面を下ると「綺麗なトイレ」があり、そのすぐ先が「天園」です。

横浜市との境界線の広場で食事タイムでした



鎌倉市の最高地点の「太平山」の尾根のこの場が、横浜市の最高地点
これから向かう横浜市で一番高い「大丸山」よりもこちらの方が高い

我が家近くの円海山から鎌倉まで2時間半で歩けるこのコースは何度も行きましたが、
まだまだ知らない知識が多い

40分ほど休んで、横浜南部に広がる市民の森に向かいます。
「大丸山」頂上では思いがけないサプライズがありました
長くなりますので次回に紹介したいと思います。


              

この所毎週「新年会」が催され、久しぶりの更新となりました。
大忙しで心に余裕がなく、ブログ仲間の皆様にもご無沙汰で失礼しています

先々週は「写真クラブ」18人の忘年会が隣町のお寿司屋さんで催され
私ともう一人の同年輩の女性と「会計係」を任され、5500円の会費を納めながらも
お酒の手配やお運びまでやらされて、ゆっくり食べる時間もありませんでした

先週は我が住宅地の自治会館で「コーラス」20人の新年会
世話係の女性4人の内、kumiさんは海外旅行中で欠席、山さんは風邪で倒れ

ノンちゃんと私が買い出しから会場のセッティング、後片付けまでこなして私もダウン寸前

新年会は外のお店でやりたいと女性軍は主張したのですが、安くお酒が飲める公共施設利用を進める
会長副会長の男性軍3人に負けた結果です

私は疲れると喉と胃にきます
昨日一昨日は買い物するだけの外出で、殆ど音楽聴きながら漢方薬を飲んで寝ていました。

明後日は防犯パトロールの会の新年会で、しゃぶしゃぶの「木曽路」で開催されます
こちらは幹事ではありませんので、のんびり楽しんで来ようと思っていますが・・・
はたしてどうなりますかね~



コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする