花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

突然「秋」がやって来て、高校時代の親友も上京です

2024年09月28日 | 日常の日記
今週に入って「秋」が突然やってきましたね。
夜中に寒さで目覚めて、慌てて肌かけ布団を取り出しました。
身体が着いて行かず「風邪気味」です


(9月26日撮影)

異例な暑さだった今年は「ヒガンバナ」が遅れていましたが、我が菜園でも漸く咲き出しました。
初夏に球根を購入し、7月末に植えたのが突然ニョッキリとアスパラガスのような芽が伸びて
今週見頃となりました。


(9月26日撮影)

菜園の周りに咲いている白や薄紫のお花は「ヨメナ」でしょうか?
前回写真をUPした「ヌスビトハギ」の実が引っ付き虫となり、毎度ズボンが大変な事になっています

「お彼岸のお墓参り」(9月23日)
三連休最後の日は爽やかな風が感じられて「お墓参り」に行く気になり、11時過ぎに家を出ました。



お墓の周りには初夏から秋まで咲く「ニチニチ草」が鮮やかに彩られていて・・・
例年みられる「彼岸花」の姿はありませんでした。



一カ月前の夫の祥月命日に息子一家と来たばかりでしたが、お彼岸の墓前にお花が無いのも淋しいかと
大船の街で秋らしいリンドウと菊の仏花を買って、我が家の菜園に咲く「百日草」も添えました。



「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通り、この日は突然の秋の空が広がっていた・・・

大船の街でお買い物
大船までは我が住宅地近くの鎌倉街道から無料の敬老パスを使ってバスで行き
更にそこからお寺までの20分を散歩がてら歩いて行きます(バスだと5停留所分)



毎回大船駅・笠間口前の「グランドシップ」で、冷えたビールとお花を買って行くのが定番。
ここは鎌倉市と横浜市の境目です。

帰路は大船駅東口の昭和の香りの残る下町風のお店でお肉やお魚や野菜を買うのが楽しみです

お墓のあるお寺まで車だと渋滞が無ければ20分で行ける距離ですが、お買い物の楽しさは味わえません。
この日の「お墓参り」と大船の商店街のブラブラ歩きは8545歩となりました。

山口県から高校時代の友人が上京(9月24日)
翌日は高校時代の親友のHちゃんが上京し、川崎まで会いに行ってきました。



朝、山口県の瀬戸内海側の街を新幹線で出発した彼女とは午後1時半に「川崎駅」で落ち合い
西口の「ラゾーナ川崎プラザ」のイタリアンのお店でランチです

ランチセットのピザとパスタを選びシェアーですソフトドリンクもお代わりOKでした

高校時代の親友Hちゃんとは2年ぶりの再会で前回の記事はこちらです
沢山食べて飲んでお喋りして、お腹もポンポコリンになりました。



昔の川崎の街はデパートや駅ビル、そして地下街などの商業施設で賑わっていたのは東口で
西口は「東芝」や「明治」などの工場地帯でした。



その西口が再開発されて、駅から直結しているお洒落な「ラゾーナ川崎プラザ」となり
以前ご近所仲間と映画を見に来た時に知り、驚いた覚えがあります。



ケミカルエンジニアだった私の父は転勤族で、私が高校2年の春に5年住んだ新潟市から山口県の
「周南コンビナート」のある瀬戸内海側の工場に移りました。

当時は単身赴任ではなく家族も一緒に引っ越したものです。
新潟の県立高校から山口の県立高校に編入試験を受けて、同じ仲間の高校生が4人社宅に移り住みました。

父はすぐに東京本社に転勤して僅か2年しか住まなかった街でしたが、親しくなった同級生のHちゃんも
東京の短大に入学したので、細々とお付き合いは続いていたのです。

人工芝の広場を囲むように楕円形の商店街が並びラゾーナ川崎はイベントも楽しめる素敵な空間です

「東京周辺はどこもお洒落で素敵で羨ましいわ」「私の住む所は唯一のデパートも無くなりシャッター街よ」
Hちゃんがタメ息をつきました。

横浜郊外の我が街だって高島屋が撤退し、この川崎も東口にあった「さいか屋デパート」が無くなったはず
時代は変わってきましたね。

「友達の友達は友達になれるかな~?」
今回Hちゃんは短大時代の友人4人との陸中海岸2泊3日の旅行のために出てきました。

彼女は東京の吉祥寺にある大学の女子寮に入居、お仲間との絆は深くて、毎年のように海外も含めて
4人での旅行が恒例となっていたようです(皆さん独り者で気楽に出かけられるとの事)
その中の盛岡に住む一人が足腰を痛めて遠出が出来なくなり、その方の近くの観光地を巡るらしい・・・



川崎駅から歩いて15分の所にお仲間の家があり、そこがHちゃんの定宿とかでその友人のNさんを紹介され
更にラゾーナ川崎の「丸善」のレストランで3人で夕食を共にしました

去年の今頃、ニュージーランド旅行が3人になってしまったとの事で、代わりに私が誘われて
半分行く気になっていましたが、当時私は食中毒で倒れて3週間と長引く始末で決断出来ず・・・
結局その旅は人数が集まらず、旅行社の判断で「催行不可」となったようでした。

「海外旅行の計画する時は又naoさんを誘うかもしれないから、この際顔馴染みになって欲しい」と
Hちゃんに言われた次第です。

最も皆さんの本音は「円安だし、世界あちこちで戦争が起きていて<テロ>が怖いから国内旅行が主になりそう」
だと聞きました。

取り合えず、今年の6月に催す予定だった「大阪での作品展」(Hちゃんはアートフラワーデザイナー)
お仲間の都合で来年の5月に延期との事で、その時は私駆け付けますから共に元気で又逢いましょうね。





コメント (12)
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映画「ラストマイル」観賞

2024年09月16日 | 映画、観劇
朝晩は過ごし易くなりましたが、日中の太陽光線の強さにはグッタリの一週間でした
でも三連休最後の今日は午前中に時々雨が降ったりで、こちら横浜はだいぶ涼しくなりました。


(9月14日・ラジオ体操会場の公園にて撮影)

連休初日の土曜日はピカピカお天気になりました。
ラジオ体操の行われる公園の草原に、今年もたくさんの「ツルボ」が咲いています



昨年初めて知ったお花ですが、山男だったフクシマさんは「美ヶ原にいっぱい咲いていたよ」と言う
昨年の9月16日に私は写真を撮っていますから、今年も同じ時期に咲き出しましたね。



「どんどん増えて、今年は倍以上の花が咲いたね」とフクシマサンは嬉しそうでした。
小さな球根で増えるお花だとか



ラジオ体操に行く時は住宅地の中を通る幹線道路を渡るのですが
この日は富士山がクッキリと見えていて、爽やかな風が吹いていました。

孫娘の愛犬「黒柴・小太郎君」の見守り
今年6歳の小太郎君はお腹の弱い子で、食べ過ぎるとすぐに下痢をするので
エサは子犬の頃と同じ少しづつの一日3回です。



私は週に3回、お留守番の小太郎君にお昼ご飯を与え下痢の時はトイレ散歩をするために
息子宅に通っています

毎月第2週目は「ストレッチ体操」と「コーラス」の趣味の会もあり
先週は暑い中を連日出かけて大忙しでした


映画「ラストマイル」鑑賞(9月13日)
この3連休の前日の金曜日も、お昼過ぎには電動自転車で5分の息子宅に出かけるつもりが
お嫁ちゃんの仕事が急遽午後からの出勤で、小太郎の世話はキャンセルとなり・・・

突然時間が空いて出かけたのは上大岡の「東宝シネマ」、物流の世界を舞台にした映画を見に行きました。



私は脚本家の「野木亜紀子さん」の作品が大好きだから、是非見たいと思っていたのです。
今テレビで盛んに宣伝されていますね映画「ラストマイル」

監督「塚原あゆ子」・脚本「野木亜紀子」・制作「新井順子(TBSスパークル)」・主演「満島ひかり」

”11月のブラックフライデー前夜を発端とする連続爆破事件に立ち向かう
物流センターのリーダー達をはじめとする人々を描くサスペンス映画”です(Wikipediaより)



『ラストマイル』では、大手外資ショッピングサイトからの理不尽とも思えるほどの過度な要求を
突きつけられて疲弊する下請け配送会社のスタッフ達の姿が描かれています。

彼らの鬱屈と反発はやがて行動になる。同時に外資ショッピングサイト社内でも本国アメリカからの
苛烈なプレッシャーをかけられる日本の幹部や、その幹部と現場との間で板挟みになる配送会社の
管理職の苦悩も映し出されています(実在の「アマゾン」と「黒ネコヤマト」が頭に浮かびますね)

資本主義の世界では仕方のない事ですが、末端の業者ほど虐げらるシステムになっていて
配送会社の更に下請けのドライバー父子の「荷物一個が150円、それを一日配って200個がせいぜい」
と言う言葉が深く耳に残ります。



野木さんの脚本はエンターティメント性も充分ありながら、現代社会におけるさまざまな課題や社会問題を
弱者側の視点から彼らに寄り添うようにすくい上げていて・・・

権力者など強者側から差別を受け、抑圧されて苦しむ人々の胸の内の苦しみや言葉にできない叫びを
ドラマのなかで生々しく切実に描がかれているのが魅力です。
現実社会では必死に耐え忍ぶ彼らの思いをセリフや行動で示し、見る者にぶつけて訴えてきて圧倒されます。

この映画、封切り3週間で30億円以上の売り上げとかで、今の所動員数もベストワンの人気ですが
平日の猛暑の中の13時20分の回は、シニアと学生さん達などの3割程度の観客で空いていました。



同じ野木亜紀子さん脚本、塚原あゆ子監督、新井順子プロディースのオリジナル作品「アンナチョラル」が
2018年のTBS冬期の金曜ドラマで放送されていました。

米津玄師の歌う主題歌「Lemon」が大ヒットしましたね

私は当時ライブで見ていなかったので、体調を崩した先月末にNetflixで全10回を一気に観賞
一話から「コロナウィルスのパンデミック」を予言していて驚かされました。

主役の石原さとみが演じるのは架空の半官半民の[不自然死究明研究所(通称UDIラボ)]の法医解剖医
物言わぬ死体から「事件を解決していく」というとても面白い作品でした。



同じく脚本・監督・制作と同じ女性3人がタッグを組んだ2020年TBS金曜ドラマ「MIU404」
こちらはコロナ禍で春ドラマが夏ドラマとなったりの中、私も楽しみにライブで見ていましたが
同じく今回全11回を再度一気見しました。

事件が起きて24時間以内の初動捜査を担当する「機動捜査隊」が舞台の刑事ドラマです。
あおり運転・青少年の薬物問題・農業実習生と言う名の元に労働搾取される貧しい国からの出稼ぎ達
等など社会問題化した事件の数々・・・

主役は綾野剛さんと星野源さんの性格が違う2人の刑事のバディードラマです。
この二つのドラマの出演者たちが、今回の映画「ラストマイル」と同じ世界線という事で
少しだけ参加しているのも嬉しい事でした。

「ラストマイル」の上映時間は2時間、ダレることなくスクリーンに魅入りました。

尚、10月から始まるTBSの日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」も、同じ野木亜紀子さん脚本で
神木隆之介主演のドラマだそうです。監督&プロデューサーも塚原あゆ子さんと新井順子さんで
とても楽しみです。



                 

映画の帰路自転車を置いていたスーパーに寄ると、いつも空だったお米の棚に5kg入りの袋が
2種類だけ並んでいたので早速買いました。



普段お米は「生協宅配」で頼んでいるのですが、8月から抽選となり届かない日が続いていたのです
我が家は丘の上、電動自転車とはいえ5kgのお米はペタルも重い

私は今の所アマゾンなどのネット通販は利用していなくて、ポチるのは生協のサイトだけです。
一応食料品や生活必需品から園芸用品まで揃っているのですが、届くのは週に一回のみ

いずれ歩けなくなったら、ネット通販の利用をせねば生きていけないと思っています。

ふと見てきた映画の「ラストマイル」=「末端の個人宅に届けるドライバー」の父子役の
日野正平さんと宇野祥平さんの顔が浮かびました。

犯人がこの不条理なシステムの流れを「爆弾を使って」止め、身を挺して訴えたかったのでしょうが
「結局配達の品物の一個の値段がこの事件で20円上がっただけ」という二人の会話が胸に刺さりましたね。


コメント (11)
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朝の散歩で「秋」を見つけた!

2024年09月08日 | 日常の日記
日中はまだ真夏の暑さですが、朝晩の風に秋の気配が感じられるようになりました。
日暮れも早くて、蝉の声に替わって「虫の音」が耳に響きます。

先週後半から夜中のエアコンも必要なくなり、私の体調もだいぶ良くなりました



今年も我が家の玄関横の「マキの木」に、夏色の「ノウゼンカズラ」の花が
親しい2軒先のK子さん宅に咲いているのが親木で、切っても切っても生き残って寄生する強いお花です



庭の西側のフェンスぎわのヤマブキの横に、植えた覚えのない白いお花が咲いている・・・
スマホのアプリで調べてみると「ヤブラン」と出た???
前回紹介した薄紫のヤブランは夫が育てていたのを知っているが、白は覚えがない(私見逃していた?)

スマホには「繁殖力が強いので要注意!」と書かれている
今の我が家の庭には30年以上前にもらって植えた「タマスダレ」が過去で一番多く咲いている・・・
狭い我が家の庭の花壇はいずれこの二つのお花に占領されそうで怖い

残暑バテだった私も少し元気になりました(9月6日)
台風騒ぎがあった先々週は心労もあって血圧も上がり胃腸の調子も最低で、体力気力がなくなり
家でゴロゴロしていましたが、先週後半はだいぶ回復していつもの生活に戻りました。



朝5時半に起きて準備をし、6時15分に家を出て歩いて5分のラジオ体操が行われる公園に向かい
参加者の皆様と朝の挨拶をかわしながら公園内を1周します。

夏休みも終わり実家に戻っていた子供世代も居なくなり、参加者もシニアばかりで少なくなりました。



草むらの中にボールが?と思ってよく見ると「キノコ」でした。
住宅地の中の公園で「小さい秋」を見つけましたよ

キノコの名前はさっぱり分かりません「毒キノコ」が恐ろしいので誰も採りませんね

ワンゲルでの 富士山五合目の「小富士周辺でのキノコ狩り」の案内が今年も届いていますが
暑さのために延期となりました。



朝の公園はワンちゃんたちのたまり場です。おやつの交換会も賑やかな事
その後私は左端のマダムと、柴犬の「ゴンタ君」パパと一緒に里山方面にお散歩に行くのが日課です。

里山の手前でマダムと別れて更に斜面を登っていくと・・・

足元にピンクの花弁を見つけて見上げると秋の七草の「クズ」のお花が咲いていました

自然界はすでに秋が始まっているようです。



里山を登った所でゴンタ君と飼い主のお父さんと別れて、私は西側斜面下の農業専用地域に下りました。
(前回紹介した崖崩れ防止工事の行われている東側斜面の反対側です)

田んぼの稲穂がたわわに実っていてもう刈り時ですね。昨今の米不足も少しは解消するかしら
でも「横浜米」の銘柄が浮かばないし、第一どこで買えるの?、農協かな~?



その先のもっと広い田んぼだった所は埋め立てられて土が盛られていた
6月に歩いた時に田植えがなされず、大型重機が入り込んでいた現実を知りショックだった。
以前のこの風景はもう見られません


(2020年9月1日撮影)

初夏には我が家の家紋の白い「オモダカ」の花が水田の中に咲いているのが見えて
今頃の季節にはあぜ道でコスモスが揺れ、濃いピンクのミソハギの花の群生も楽しめたのを覚えている。



近年は地主さん達も皆高齢となり、後継者不足で田んぼをつぶして「市の貸農園」に次々と変貌している
土日には車で来て熱心に野菜作りをしている人々の姿が増えて、これはこれで健康的ですが・・・
日本の主食の将来が絶望的に感じられる風景でもあります

今我が菜園で多く採れるのは「アオジソ」のみの端境期お花も「百日草」だけが元気です

私は最後に地主さんから直接借りている「畑」で、トマトやキューリなどの整理を
1時間半ほど頑張りました。



菜園の周りには今まで見なかった「ヌスビトハギ」が急速に増えていました。
この場所に一番近い空き家の駐車場で去年咲いているのを見たばかりです。



野の花の強さを思い知らされました。

こうして朝6時過ぎから9時過ぎまでの3時間、私のルーティン「秋バージョン」が始まりました。
この日の歩きは6500歩、畑での作業の歩数は入りません。





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