花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

散りゆく桜と「オフ会」

2013年03月31日 | 花シリーズ

今日から4月がスタートしました。

グーグルがユーチューブを終了するとか、香りのある画像を発信するとか・・・
世界中に様々な情報が飛び交っていますが、すべてエィプリルフールのお話でしょうか?


久しぶりに青空がのぞいたので、我が家から歩いて2分の公園に行ってみました。

今年の桜はあっという間に咲いてしまいましたが、
満開後に花冷えが続き、なが~~く楽しめましたね。

ただしずっとお天気がイマイチで・・・
その上私も花粉症による鼻炎からアレルギー性喘息を発症し、咳き込む日々

抗生物質を飲んでボォ~~っとした毎日が続き
青空を背景にした満開の桜の撮影ができませんでした。


ちょっと遅きに失しましたが、散り際の桜もはかなげで美しいといわれていますしね。

ソメイヨシノは真ん中のシベの部分が紅色になってから、
はらはらと風に舞って散りだすようです。


昨年暮れに母を亡くし、寒い冬の間に四十九日や100日法要、そして納骨を済ませました。
友人たちとの挨拶は「暖かくなって落ち着いたら会いましょう・・・」でした。

そしてまさに桜が咲き、その季節が到来したのです

3月29日・田園調布で「オフ会」
先ず最初のご紹介はブログ仲間の方々との新年会を兼ねた「オフ会」です。

私と同じ様にお母様を亡くされた方、ご自身の入院があった方々など
それぞれに様々なことがあった今年の冬・・・

やっとやっと一同顔を合わせることができました。


今回は田園調布にお住まいの夢路さんが、忙しい皆の日にちの調整から、
お食事処の予約、そして散策コースまでを設定してくださいました。

当日は暖かい日和でコートが要らないくらい・・・
桜も私たちの願いを叶えてくれて、最後の美しさを披露してくれました。

東横線の「多摩川駅」で6人が集合し、
花々が美しい住宅地の中を歩いて5分のレストラン「田園調布倶楽部」に行きました。

前菜は牛肉のカルパッチョ、まずはビールで乾杯菜の花と桜海老のトマトソースパスタは春の味

メインディッシュはチーズ味のスズキのお魚料理を選び焼き菓子とイチゴソースのデザートも美味


すべて2種類からセレクトする方式のランチコースです
それぞれが若干違うお料理をUPしていますので訪ねてみてください。

憧れの地での素敵なレストランで美味しいお料理を堪能し、お喋りも弾みます。

メンバーの中では私が一番の新入りで、一昨年のラッシーママさんの伊東での合宿参加から
新年会は去年が初めてでした。

スタート時のメンバーも少々変遷があるようで、同じ年代の方の消息などをお聞きすると
いつ何時何が起こるか分からない歳に差し掛かっていると痛感させられますね。


レストランのお向かいのお宅のお庭には、ギンヨウアカシア(ミモザ)と
真っ赤な椿のコラボが見事でした。

優雅な雰囲気の中でのお食事に大満足
ここからは夢路さんの毎朝の散歩コースを案内していただきました。


「多摩川台公園」には最後のお花見を楽しむファミリーの姿が・・・


風に舞い散る桜も風情があり、地面に積もった花びらはまるで雪のよう


桜も散り際が特に美しいとか・・・
熟女の皆様も負けていませんよ。

お着物がよくお似合いの、銀河さんの桜色のお召し物がこの場の雰囲気にピッタリです


多摩川台公園には10基の古墳があり、別名亀甲山古墳とも呼ばれているそうで
この画像の右側は古墳群でした。

詳しいことは地元の夢路さんが説明しておりますのでご覧ください。

前を歩くラッシーママさん、足を手術して間もないのに、お元気に歩かれて嬉しい限りです。


思った以上に広い公園で、この先にも広場があり
数種類の桜が咲いていました。


年輪を感じさせる巨木のソメイヨシノは、やはりもうシベの部分が紅色に染まって
散る寸前のようでした。


こちらは白い「オオシマサクラ」でしょうか?
新緑の葉が、清清しさを感じさせてくれますね。

他にも葉っぱと一緒に咲き出す山桜や、枝垂桜、
そしてナント、八重桜までがチラホラ咲き出していました。


公園を出ると、まっすぐに銀杏並木の路が続いていました。
これぞ田園調布ですね。

敷地の中に大木の桜が咲いている家々が一体どのようなお方が住まわれているのでしょう?


ここはアフリカのさる国の大使館でした。

「普通のサラリーマンでは先ず無理ね」
「親の代から引き継いでも、維持するのが大変
そんなお話をしながら散策しましたよ。


突き当りが「田園調布駅」でした。

ご主人が海外勤務から帰国して間もないbonjiさんは、残念ながらここでさよならです


歩きながら喋って写真を撮って(これが難しくて、今回はカメラの設定がいい加減でした)・・・
すっかり喉が渇きました。

夢路さんが駅舎の見えるカフェ「レピドール」に案内をしてくれました。
桜吹雪の中を歩いてきた皆の頭にも洋服にも桜の花びらが・・・

飲んだスカッシュもババロアも季節限定の桜カラー
そしてだんだんさんのカーデガンも桜色でした。

ここでもお話しが弾み、気がついたら夕方の5時を廻っていました。
カメラ仲間もそうですが、人生の後半にこうした友人ができるとは思ってもいませんでした

それぞれの生き方考え方に触発されて、勇気をもらっています。

幹事さん、セレブな気分を味わえるコースをご案内いただき有難うございました


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目黒川の桜(その2)

2013年03月25日 | 花シリーズ
東京地方は22日(金)にサクラ満開宣言が出されたようです
今年の春は「駆け足」ならぬ「超特急」でやって来ましたので慌てますね。

我が家は横浜の高台にあるので、住宅地内のサクラはまだ蕾もチラホラ・・・
今日はお天気が崩れて「花冷え」となっていますので、今月いっぱい楽しめるといいなぁ~

友人たちとの「お花見&食事会」が、月末から4月初めにかけて3件入っているので
サクラ吹雪でも好いですから持って欲しいと願っていますよ。

前回に引き続き、20日に歩いた目黒川近辺のサクラの様子をご紹介いたします。

目黒不動尊 瀧泉寺
「林試の森公園」から武蔵小山駅にでて、ここで各自自由に昼食タイムとなりました。

私は顔なじみになった女性5人と、駅前商店街の中華料理屋さんに入りました。
全員が頼んだ本格的な「海鮮五目焼きそば」が美味しかったです

そして午後一番で訪ねたのが「目黒不動尊 瀧泉寺」


不動明王を本尊とする関東最古の不動霊場で、
808年、円仁が下野国から比叡山に赴く途中に不動明王を安置して創建したといわれています。

境内は台地と平地の境目に位置し、こちらは平地に建つ「仁王門」


仁王門をくぐると正面に大本堂へ至る急な石段があります。

石段下の左方には独鈷の滝(とっこのたき)、前不動堂、勢至堂などがあり、
右方には書院、地蔵堂、観音堂、阿弥陀堂などがあります。

高台に建つ大本堂の両脇に、濃いピンクのサクラが咲いていました。


このサクラは信州高遠城址のコヒガン桜とよく似た色をしている・・・
そう思いながらサクラの撮影に専念していると、皆の姿が見えなくなりました
スワ迷子

北一輝や本居長世の碑がある勢至堂に行っていたらしい・・・
北一輝は山小屋さんと同じ佐渡の出身ですものね。

「大鳥神社」

次に寄ったのが酉の市で有名な大鳥神社です。

江戸時代天保年間より始まる目黒の酉の市は、境内の熊手屋と目黒通りの露店が一体となって
朝から深夜まで賑わう目黒の風物詩だそうです。

ここから目黒通りを目黒駅方面に進むと、目黒川が再び見えてきました。

サクラの名所「目黒川」

「目黒新橋」から望んだ「目黒川」です。
真正面に見えている丸い高層ビルは中目黒駅前に建つ「高層マンション」
この目黒川沿いの散策路を歩いてあそこまで行きます。

この辺りのサクラはまだ5分咲き程度でした。


サクラを見ながら歩いていると、頭上高い所にギンヨウアカシアが咲き出していました。
別名ミモザとも呼ばれている・・・

例年、3月中旬頃に満開になるお花ですが、まだまだこれからという感じです。


今年は梅やミモザが遅れて咲き、それなのにサクラが早々と咲き出す変な春ですね。


午後2時過ぎ、東横線が見えてきました。中目黒駅ももうすぐです。


目黒川は神田川と別れ 世田谷区から目黒区・品川区を通って東京湾に注ぐ延長8キロの川。
池尻大橋から目黒駅辺りまで約3.8キロの川沿いに、約830本のソメイヨシノが植えられています。


中目黒近くのサクラは7~8分咲きとなっていて、
休日のこの日はたくさんの若い人々で賑わっていました。

川沿いにはたくさんの出店が・・・洒落たオープンデッキのレストランも多く見られます。


そんな中サクラにカメラを向けながら、
ハイキング姿のシニアの一団の姿を見失わないようにと急ぎ足で行きました。


途中で目黒川と別れて右折し、渋谷方面に向かい階段を上っていくと西郷山公園です。

芝生広場には若いカップルの姿がたくさん見られました。


ここにも50本近いサクラがあるようですが、中でも目立ったのがこのピンクの濃いサクラです。

この桜を背景に全員揃っての集合写真を撮ってから、「旧山手通り」に出ました。

昔昔、小学生の頃この近くに4年間住んだことがありますが、
すっかり変わって驚くばかり・・・

一昨年、住んでいた場所を捜し求めて中目黒から代官山まで歩きました。こちらです。

お洒落な街代官山にあるエジプト大使館オープンデッキが並ぶ街並みは外国のようです。


そんなお洒落な街の一角に緑深い場所がありました。

「猿楽塚」

6~7世紀ごろに死者を埋葬した円墳といわれ、2基の築山が並んでいます。
このうち北側にある大型の塚が古くから猿楽塚と呼ばれてきて、
猿楽町という現在の町名の元になっているそうです。

木々が茂る小高い丘の上には小さな猿楽神社がありました。

「旧朝倉家住宅」
そして最後に寄ったのがこちらです。


東京府議会議長や渋谷区議会議長を歴任した朝倉虎治郎氏によって、大正8年に建てられた住宅が
一般開放されているのです。

60歳以上のシニアは無料です。全員が証明書ナシで入れました


庭は崖線という地形を取り入れた回遊式庭園となっており、石灯籠などの添景物が多く配置されています。

さすがお金持ち、立派な土蔵がありました。庭に咲いていたお花、名前はシキミ?


3時20分、ここでの見学を最後に解散となりました。
どうにかお天気も持ってくれて、暖かい中でのサクラを愛でながらの名所巡りを楽しみました。

すっかり喉も渇きました。
男性8人女性3人は、代官山から一緒に電車で一駅の中目黒に出て、
駅前の昭和の香りのする居酒屋さんで、冷たいビールやサワーを飲んでから家路に着きました

ご案内いただいた幹事さん、お誘いいただいた山小屋さん
本当にお世話になりました。

そして長編に最後までお付き合いいただいた皆様、有難うございました




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速報!目黒川の桜(その1)

2013年03月21日 | 花シリーズ

東京地方には早くも16日にソメイヨシノの開花宣言が出されました。
平年より10日、昨年よりも15日早いとか
現在の観測方法が始まった1953年以降では、2002年と並んで過去最速だそうです。

「20日に目黒川界隈を歩きませんか」と、ブログ仲間の山小屋さんに誘われていました。

風邪と花粉症が混じったような症状もひどく、その3日前の日曜日には
山仲間とのハイキングの予定もあり迷っていましたが・・・

目黒川といえば桜が有名な所、まして私が昔住んでいた中目黒に近くて懐かしい場所・・・
これはお花見と街中歩きの二つを一度に楽しめそうと、出かけたしだいです。


中目黒駅近くのソメイヨシノはご覧のとおりの7~8分咲き
今度の週末辺りが見頃でしょうか・・・
休日とあって、若い人々が繰り出しとても賑やかでした。

南房総ドライブ旅行の記事もまだ終わっていないし、
17日に山仲間と行った、丹沢の大山近くの山登りの報告もしたいのですが
まずは旬の桜の情報を最優先にUPいたします。


集合はJR目黒駅に10時、今回の参加者は27人
目黒駅から目黒川界隈を10km歩いて、代官山で解散だそうです。

このお仲間とのハイキングも4回目、顔なじみの方々も多く楽しい一日でした。

「松林山大円寺」

最初に寄ったのがこの天台宗のお寺です。


徳川家の繁栄と江戸発展守護のための「三面大黒天像」などが安置されています。



「大円寺石仏群 」
明和9年(1772)2月に江戸市街地を焼いた大火があり、火元と見られたのが
大円寺であった。

大円寺では焼死人々を供養するために、天明頃(1781~9)境内に
五百羅漢像等を建立したと「新編武蔵風土記稿」は記述していると
境内の石碑に書かれていました。


江戸の面影を残している境内で、ゆっくりと羅漢さんのお顔を撮影したいところですが
今回のグループは大学時代のワンゲル部のOBたちの集まり

歩け歩けがモットーですので、先を急ぎます。


目的の目黒川に出ました。
この辺りの桜はまだ4~5分咲きでしょうか・・・


街路樹の桜も咲き出していました。

路地裏には昭和の名残の看板が
歩いているメンバー全員がシニア世代です。



都立「林試の森公園」
もう一つお寺を巡ってから石古坂と書かれた坂を上っていくと、緑豊かな公園に入りました。


林野庁管轄の「林業試験場」が、筑波研究学園都市の建設に伴い移転
その跡地を整備し、平成元年6月1日に「都立林試の森公園」として生まれ変わり
開園されたそうです。


濃いピンクの河津サクラが終わり、白い「オオシマサクラ」が咲き出していました。


この公園は東西に700m、南北に250mと細長く、
外周の園路をぐるっと一周すると45分程で廻れます。

詳しい情報はこちらでどうぞ


広場の周りのサクラも咲き出していました。
都会の真ん中とは思えない中で、ファミリーがお花見を楽しんでいました。

散策路には春の花々も見られ、山野草に詳しい山小屋さんの出番です。

春一番に咲く「セントウソウ」高尾山にも多い「クサイチゴ」

我が家の庭にもある「ハナダイコン」もう咲き出した「ヤマブキ」



そろそろ終わりの「トサミズキ」
燃える赤色の中に白い「ノボケ」


他にも鎌倉のお寺に多い「シャガ」や「スミレ」も咲き出していました。

その上、木の実にも詳しい山小屋さん、本当に物知りです。

この日は私の他に同じくブログ仲間の男性「ななごうさん」
山小屋さんの佐渡の中学時代のお仲間の女性も参加していらっしゃいました。

お顔も広く活動的な山小屋さんで、毎度驚かされます。


暖かい日差しを浴びてモミジの葉も芽吹きだし、萌黄色に輝いていました


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早春の南房総・ドライブ旅行(その2)

2013年03月17日 | 旅日記

3月に入ってから続いている平年を上まわる暖かさで、
我が家の庭の梅やマンサクが終わり、「日向ミズキ」が満開になりました。


そして「白モクレン」もあっという間に咲き出しています。
雨や強風に遭うとすぐに散ってしまいますから、油断していると見逃してしまいそう・・・


太宰府天満宮で買った「枝垂れ梅」も、気がついたら終わりに近くなっていました。

寒い冬から一転ポカポカ陽気の春になり、花々も咲き急いでいるようです。
この週末には東京も「ソメイヨシノ」の開花宣言が出されました。

房総の一足早い「早春の風景」をUPしない内に、
季節の方がさっさと進んで追い越していきました。

遅まきながら「南房総ドライブ旅行記」を続けます。

南房総「白浜温泉」
勝浦の「ビッグひな祭り」を見学してから、この日の宿のある「白浜」を目指しました。

昔々息子がまだ幼稚園の頃、主人の両親と兄一家と皆で鴨川に一泊して、
鴨川シーワールドに行ったり、「鯛の浦」に行ったりした思い出はありますが・・・

主人に「どこか行きたいところあるか?」と問われても、
この旅行の前には孫たちを預かったりで、じっくり調べる余裕もありませんでした。


結局そのままホテルに直行です。

駐車場にはすでに車がいっぱい
房総の一足早いお花のシーズン、それだけで観光客が集まるらしい。

6Fのシーサイドビューのお部屋から、太平洋が目の前に見えていました。
暮れ行く空にまん丸お月様が・・・


ズームで狙ってみます。
18mm~270mmのレンズは、こういう時に便利ですね。

食事前に温泉に入ってのんびりしていると、西の空が赤く染まりだしました。


海に沈むのではなく、白浜の町の建物の向こう側に沈もうとしています。
ホテルの西側非常口のガラス越しに夕日を撮りました。


あの建物の向こう側は海?
17時29分・・・


17時30分、雲間に夕日が沈んでいきました。

今更カメラのプロになるわけではなし、特に作品展に応募する目的もありませんが・・・
こうして旅先で感激した風景を、そのままカメラに収められるようになることが私の目指すところです。

お月様も夕日も、どうにか写っているようで・・・
私も少しは進歩したでしょうか?


この「活き魚料理」の写真に惹かれて、今回主人が申し込んだホテルですが・・・

一人に一人に大きな舟盛と、イセエビも丸ごと
サザエやあわびの網焼き、金目の煮付けもありますが・・・

去年行った伊豆の民宿にはかなわない感じこちらです。

90分の飲み放題もつけましたが、これも風情がありませんね
お酒はガツガツせずに、特に紳士淑女は優雅に飲むべしです
で・・・、紳士淑女って何処に~

2月25日・朝の白浜
前日、綺麗な夕日が撮れたので、今度は「朝日」を狙って、東側の非常口に行ってみましたが
小高い丘に阻まれて、朝日は見えませんでした。


結局部屋の廊下の窓から写しましたが、雲が多くて無理でした。

千倉の海とお花畑

こちらはホテルをチェックアウトしてからすぐに行った「道の駅ちくら・潮風王国」の前から望んだ海と空・・・

雲も多く、風が冷たくて寒い日でした。


広場にある船の展望台です。

この太平洋に面した道の駅にはいけす等もあり、新鮮魚介類が揃っていましたが、
我が家は干物類などを買いました。



そして向かったのは、その向かい側に広がるお花畑です。

早春の南房総にはストック・ポピー・キンセンカなどが一足早く咲きだしていました。

薄い紙のような花びらのポピー
明るいビタミンカラーが春を呼びます。




房総名物の「お花摘み」は見る眼がある主人に任せましたが・・・
「花はひとえに限る」が口癖の夫、華奢な一重のストックばかりを切り取ります。

「もっとボリュームのあるお花を切りなよ」と、生産者のおじさんにも言われていました。

我が家の玄関や食卓に飾ったストック
パステルカラーが家の中を明るくしてくれます


これらのお花は10日以上も持ちましたので、もっともっとたくさん摘んで、
友人たちにも配ればよかったと後悔しております。


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速報!三浦の河津サクラ

2013年03月12日 | 花シリーズ
3月10日の日曜日に、母の100日法要と納骨を無事に済ませました。
この日はナント夏日を記録した暑い日で、お天気は良いものの風が強くて・・・

午後からは経験したことがないような砂嵐に見舞われましたが
幸い仏事はすべて午前中に終えましたのでホッとしております。

母は自分で選んだお寺のお墓の中で、永久(とわ)の眠りに付いたと思っていますが
もしかしたら、突風となって空を駆け巡っているのかも知れませんね。


その翌日は寒い朝を迎えました。
気温の高低差が激しすぎて、体がついて行かない感じですが・・・

写真仲間の女性3人で、三浦海岸の「河津サクラ」を見に行きました。


京浜急行の三浦海岸駅から線路沿いに、小松ヶ池公園までの約1kmには、
約1,000本の河津桜が植えられています。

例年の見頃は2月中旬~3月上旬頃ですが、寒さが厳しかった今年は遅れて
3月になってから咲きだし、先週末にあっという間に満開になったようです。

2月9日から3月10日までの予定だった「サクラ祭り」も、24日まで延長したそうですが・・・
この所続いた暖かさで葉も伸びだして、見頃はすでに過ぎた感じがしましたね。

でも青空に濃いピンクが映えて、黄色い菜の花とのコラボも綺麗でした


夏の海水浴客が減少する中、新たな観光資源を作ろうと市内の有志が結集
寒い2月に咲くサクラがあるらしいと・・・
本場の「河津」に出向き、ノウハウを学び苗木を手に入れたのは1999年の事だったそうです。

14年かけて育てた「河津サクラ」を見ようと、
サクラ祭り期間中に訪れる観光客も、28万人に増えているそうです
これも立派な「町おこし」ですね。


メジロを見つけましたが、お腹が撮れただけ・・・
鳥の撮影は本当に難しいです


河津サクラは濃いピンクが特徴の、2月から3月にかけて咲く早咲きのサクラです。

先週、松田町の河津サクラを見てきたSさんが、
「お花の真ん中がこんなに赤くなかったような気がする」と・・・

開花して日にちがたつと、しべの部分がだんだん赤くなるようです。
そろそろ終わりの河津サクラでした。


神奈川の河津サクラは、この三浦海岸のほかに松田町の西平畑公園が有名です。
富士山が望める松田山の斜面に、約300本の河津サクラが植えてあり
ピンクのトンネルの中を散策できます。

私も去年、矢倉岳を登った帰りに寄ってみてきましたこちらです。


月曜日とあって、見物人は圧倒的に中高年のグループが多かった。
その中で見つけたフェミリーの姿をパチリ

この後ろに見えている、サクラと走る京急電車を一緒に収められる陸橋に行きました。
写真撮影を目的に行くものにとっては外せないスポットです。


同じメーカーのカメラを構えていた私ともう一人の同行者のKさんに
隣で三脚を立てて撮影していたおじ様が「上手く撮れた?」話しかけてきました。

「僕はキャノンの写真教室で教えている者だけど、最新のカメラ持っているね」
私が「F11、露出補正マイナス3分の1で写したけど」と、モニターを見せると

「バッチリだね。サクラの色をもう少し鮮やかにするには、補正を3分の2にしてみて」
「今日のように晴れた日のサクラは、お花のアップはプラスで遠くはマイナス補正ね」と・・・
ここでしっかりとカメラのレッスンを受けましたわ


更に遊歩道を歩いて行くと小松ヶ池公園があり、お弁当を広げたりすることも出来ます。

ここでは池のほとりの桜も間近に観賞できて、水面を泳ぐ鳥の姿も見られ、
バードウォッチングも楽しめます。


カワセミを待っているバーダーさんも居ましたが、
私はもっぱらサクラにレンズを向けていました。

若々しいサクラを見つけるのに苦労がありましたね

朝は冷えましたが、穏やかな日中は花粉が多いようで。。。
喉がイガイガ、鼻はズルズル、涙がポロポロ
マスクをするとファインダーが曇って写しづらい

おりしもこの日は東日本大震災が起きて2年目の3月11日でした。
こんな日にノンキにサクラ見物も気が引けますが・・・

「ここは海のすぐそばよ。万が一津波が襲って来たらどこに逃げればいいのかしら」
「三浦半島には活断層が二つ存在しているのよ。いつ何時地震があるか?」と
あの日の出来事は、常に我々もトラウマになっています。

連日TVでの特集番組を見ては涙し、遅々として進まない東北の復興に怒ったりで
私の目の周りはすっかりむくんでいました

死者1万5881人
行方不明2668人
改めてこの人数の多さに愕然といたします。合掌・・・




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早春の南房総・ドライブ旅行(その1)

2013年03月08日 | 旅日記
こちら南関東は今週の半ばから急に暖かくなり、
春がやってきた♪感じです

でも、風邪だか花粉症だか分からないような症状が出て
咳とくしゃみがとまらず、体調がイマイチ

2月24日・房総半島へ
今年の二月で70歳の古希を迎えた我が家の夫
誕生日プレゼントは大好きな「活き魚料理三昧」が希望との事で
南房総の新鮮なお魚を求めて、一泊のドライブ旅行に行ってきました。


朝8時過ぎに、横浜南部の我が家を出発
およそ15分で「ベイブリッジ」を渡ります。


お天気は上々、久しぶりの夫婦二人の遠出です。


次に見えてくるのが「つばさ橋」
最近はもっぱら千葉のゴルフ場に通う主人が、週に一回は通るルートです。


川崎からアクアライン経由で、あっという間に「海ほたる」
我が家からはとても遠くに感じる房総半島ですが、僅か40分で千葉県に入りました。

いすみ市「福祐山 顕妙寺」
今回の一泊旅行での主人の希望は、活き魚料理三昧のほかに、
ぽっくり寺へのお参りでした。

「77歳の喜寿のお祝いをしてもらった翌日に、ポックリ死ぬのが目標」
常々言っている主人に相応しいお寺ですが・・・


車一台がやっと通れるあぜ道のような道路をあちこち迷い
ようやくたどり着きました。

「長生きして長患いせず亡くなるときはポックリとで有名な
日蓮宗のお寺です。

だ~~れも居ませんでした。
お賽銭箱横のボタンを押すと、正面に日蓮様が映し出され、
このお寺の説明がスピーカーから流れました。


自分は77歳まで生きれば充分だから
「今年から人間ドックも受けないことにした」と宣言した我が夫

イロウは勿論すべての延命治療はパスするそうです。
「大往生したければ、医療にかかわるな」という本の影響大ですね。


仏殿の脇に立つ、この保久利大権現にお参りすると安心して大往生できるということです。

顕妙寺住職と大原町老人クラブの有志が四国の鬼無町から分身建立したものですが
主人はそこまで調べてこなかった~、ここにはお賽銭を上げていな~い

境内には精霊が宿っているような古木があちこちに
そのパワーをいただいただけでも効果ありそうです。


顕妙寺からそのまま車で南に進むと海が見えてきました。御宿です。

御宿海岸

白い砂浜に青い海が輝いていました
御宿は、全長2kmの白砂ビーチが続く千葉でも人気の海岸で、
サーフィンのメッカでもあります。


そして童謡「月の沙漠」のモデルになった砂浜 として有名らしい・・・


海産物のお店も多く、のぞいてみるととても安い
クーラーボックスを持ってこなかったことを悔やみました。

日持ちする乾物類だけ買って、この日の宿のある白浜方面に車を走らせていると
「ビッグひな祭り駐車場」という案内板が目に付きました。

「TVで時々紹介しているあの石段に並ぶひな祭りは勝浦だったのね」
「是非見ていこう

勝浦の「ビッグひな祭」

郊外の臨時の大駐車場(500円)に車を置いて、シャトルバスで勝浦市内に入り
あとはもっぱら歩いて回りました。

最初に60段の石段に1,200体のひな人形が並ぶ「遠見岬神社」に行きました。
流石に圧巻です。


日曜日とあって、観光客もいっぱい

ここまで来るのに無料のシャトルバスは7台のフル回転、それでも30分近く並びました。
待つことが大嫌いな主人は「やめよう」と言ったくらいです。

老舗の旅館もひな様でお出迎え
ぴ~ひゃら♪ぴ~ひゃら♪七福神も踊ります



お庭に飾られたひな人形。
ショーウインドウの中もひな様がいっぱい!




「覚翁寺」山門前には600体のひな人形が並びます。

鉢植の「河津サクラ」も見頃です。境内に咲き出した色鮮やかな「緋寒サクラ」



この勝浦の「ビッグひな祭り」の模様をデジブックに纏めましたので
お時間と興味のある方はご覧ください。

デジブック 『ビッグな「ひな祭り」』

大勢の市民の方々がボランティアとして参加し、
毎日のひな人形の出し入れや保管場所確保の苦労がしのばれますが・・・

これだけ有名になれば「町おこし」としても大成功かと思います。


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雛祭り

2013年03月03日 | 

三月三日は雛祭り、今年も私のお雛さまを飾りました。
戦後の物不足の時代に、母方の祖父母が初孫の私のためにそろえてくれたお雛さま。


「断捨離」決行で、五人囃子や右大臣・左大臣などは処分しましたが
祖父母が買ってくれたお内裏様と三人官女だけは、
どうしても燃やすことはできませんでした。


色あせて髪も乱れ小物もなくなって、寄付するにも忍びないお雛さまですが・・・
もう少しの間、私を守って欲しい

孫娘のお節句&誕生祝
そして下の画像は孫の菜々ちゃんのお雛さまです。
その時代その時代で、お雛さまのお顔が全然違いますね。


3月3日、息子宅に両家のジィジとバァバが、たくさんのプレゼントを持って集まりました

菜々ちゃんのお節句とお誕生日を祝います。
チラシ寿司とハマグリのお吸い物と・・・


他にもたくさん、オカータンの手作り料理が並びます
私も一品「チャーシュー」を煮込んで、持って行きました。

ハッピーバスデー・トゥユー♪
5歳、もうすぐ年長さんになる菜々ちゃんです。


我々夫婦がパースから帰って、丁度10日目の3月上旬に生まれたのね。
あれからもう5年経ったとは・・・

色々なことがありましたが、孫たちが元気に育ってくれるのが一番嬉しいですね。

踊るのが大好き、チァーダンスを習っています。
横浜球場でもチァーを披露しました。


菜々ちゃんの追っかけをしているバァバは、代々木体育館も初めて行ったし
横浜球場では「アメリカンフットボール」を、生まれて初めて観戦しましたわ

ゲームはさっぱり分からなかったけど、
孫娘が楽しそうに踊っている姿が見られればそれで充分

今年もあちこちで、菜々ちゃんのチァーダンスが楽しめそうです。

房総「勝浦」のビッグ・ひな祭り

2月24日~25日と、一泊で南房総にドライブ旅行に行ってきました。
その時に出逢った「勝浦のビッグ・雛祭り」・・・


遠見岬神社の60段の階段にお雛さまが並びます。その数1200体
毎朝並べ、夕方には片付けるらしい


こちらは覚翁寺(かくおうじ)山門前の600体のお雛さまです。
街中にお雛さまと観光客があふれていました

南房総に「春」を探しに出かけましたが、思いがけずにたくさんのお雛さまと美しい海と・・・
そして春の花々に出逢えましたね

房総「フラワーライン」

フラワーラインの沿道には「菜の花」ロードが続きます。


道路の両側にはストック・ポピーなど色とりどりのお花畑が広がり・・・


鋸山のふもとの「水仙ロード」には、ピンクの「頼朝サクラ」(河津サクラ)
チラホラ咲き出しました。

次回からは「南房総の春」を紹介していきたいと思います。

コメント (29)
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