花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

速報・「城山かたくりの里」の花々(その1)

2016年03月28日 | 花シリーズ
桜の開花宣言はあったものの、その後の寒さで見頃はまだ先・・・

3月26日(土)、写真仲間と「城山かたくりの里」で、春の花々を撮ってきました。
「東京街歩き」をUPする予定でしたが、旬の花情報を優先し変更いたします。


横浜線「橋本駅」から、午前10時発「かたくりの里」行きの直行臨時バスに乗って行きました。

この日のお天気は「曇り」
カタクリの花はお日様が出ないと開きません・・


でも、ここにはカタクリ以外の花々もたくさん見られます。
入園料500円を払って中に入りました。

まずはショウジョウバカマのお出迎えですこちらはバイカオオレン


前回ここに来たのは2008年の4月初め、あの時は黄色いカタクリも見られ
花モモの花々が鮮やかに咲き乱れていましたこちらで紹介しています。

私は今回4回目の来園ですが、小さな可愛い山野草の種類がずいぶん増えましたね


30万株のカタクリの群生地として、今ではこの季節になるとたくさんの人々が訪ねてきますが
20年くらい前に初めて来た時は、農家の裏山という感じの素朴な所でした。

曇り空なので閉じたカタクリがほとんどでしたが
私の大好きな雪割草がたくさん咲いていて満足でした

雪割草(オオミスミソウ)

小さくて可憐なこのお花、以前はなかったはず・・・


3年前の4月に、私は山仲間を誘ってカタクリと雪割草を見たいがために
新潟の「弥彦山&角田山」登山ツァーに参加したものですこちらこちらこちらです。


我が家近くの大船フラワーセンターでも少し咲いていますが・・・
横浜のお隣の相模原でこんなにたくさん見られるなんで感動です。


いつかはお墓参りを兼ねて・・・
佐渡のドンデン山の雪割草(オオミスミソウ)を見に行きたいと思っていますが
今年はこれで満足です。

雪どけの頃に咲くキンポゲ科のお花山地の日陰 に生息する多年草です。


花色は白が基本ですが、ピンク、ブルー、薄紫など多彩です。

「キクザキイチゲ」

青紫と白いキクザキイチゲもあちこちに咲いていました。
3年前の弥彦山で、カタクリと一緒に咲いていたのを思い出しました。

「日影ツツジ」

山地の崖や谷沿いなどやや 日当たりの悪い場所に生息する樹木。
花の色は淡い黄白色で、ツツジ の仲間では珍しいですね。

ツツジ類は他にも濃いピンクの「桜玄海ツツジ」がたくさん咲いていました

なだらかな斜面を登り切った所が「はな桃(ほうき桃)」の丘です。


以前来た時は色鮮やかなほうき桃が咲き乱れた桃源郷でしたが、この日はまだ蕾。
その代り早咲きの「おかめ桜」が咲いていました。

ここで私たちは持ってきた海苔巻きやオニギリを広げ、昼食としました


おかめ桜はイギリスの桜研究家イングラム(Ingram)がカンヒザクラとマメザクラを交配して作出。
名前は日本女性をあらわすおかめに由来するとのことですが・・・???

真っ青な空が広がってきました
「カタクリの花が開いて、イナバウワーみたいに反り返るよ~」


ほらね!ほらね!


ここまで反り返れば完璧だわ~

土曜日の午後、晴れてきたので混んできて・・・
カメラマンがズラリと並び場所取りに苦労しましたね。

三脚使用可能だったのに、持ってこなかったことを後悔しました。


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ごちそう三昧!

2016年03月24日 | 我が街・横浜
今週になって東京・横浜と相次いで桜の開花宣言が出されましたが
今日は一転冬の寒さとなり、一日中暖房を入れていました。


転んで怪我をして以来、「ワンゲルの会」の参加はすっかりご無沙汰でしたが
再開の最初に選んだのは東京街歩き・・・

青空が広がった3月23日に歩いてきましたが、ソメイヨシノや枝垂れ桜はまだ咲き始めでチラホラ
その代り、濃い目のピンクの「コヒガンサクラ」が満開でした

この日の記録は画像の整理が済み次第UP致しますが、まずは自分の忘備録として
先週頂いたお料理の数々を並べて載せますので、ご興味のない方はスルーして下さいね。

普段は菜園の野菜が主の、いたって粗食の私・・・
それが先週は盆と正月が一緒になったようなご馳走を堪能いたしましたわ

「神奈川県立歴史博物館」

関内駅から歩いてすぐの「馬車道」に重厚な古い建造物がある事は知っていましたが・・・
私は今まで中に入ったことはありませんでした。

国の重要文化財・史跡に指定されている石の造りが重厚な歴史的建造物


明治37年に横浜正金銀行本店として建てられたこの建物は、今では県立歴史博物館として
「かながわの文化と歴史」をテーマに、神奈川の先史から現代までの資料を展示しています詳しいことはこちらです。


この日は特別展の「石展」を鑑賞
旧石器時代の矢じりに使われた箱根の「黒曜石」から、鎌倉時代の石塔などに使われた箱根産安山岩・・・

そして明治期を代表する洋風建築の日本銀行本店や横浜正金銀行本店(この博物館)で使用された
湯河原町の「白丁場石」など、神奈川の大地の産物である石材が各時代をどのように彩ったのか?

ボランティアさんの考古学・歴史学・民俗学・地質学・岩石学による説明で楽しめました。

それからEテレ「日曜美術館」でアンコール放送された「忘れられた天才 明治の洋画家・五姓田義松」の絵も見て
たっぷり2時間観賞、神奈川県民としては見応えありましたわ。

思い出の「カサ・デ・フジモリ」でランチ
昼食はtaeさんのご主人の希望で、歴史博物館から歩いて7~8分のこのお店にご案内しました。
昨年12月に亡くなった短大時代の親友taeさんの思い出につながるスペイン料理のお店です。


8年前の今頃、taeさんご夫妻は山形から仕事を兼ねて横浜に、ご主人のご実家のお墓参りにに来ていました。
同じ仲間のチーちゃんがその一ヶ月前に、60代で東京の下町から横浜に
お嫁に来たので皆で夫婦連れで会いました。

taeさんがその時のことをブログにUPしていますこちらです。

今回あの時と同じランチコースを頂きました

前菜に選んだ三種類・・・イベリコ豚の乗ったサラダ


あの時と同じように、ご主人が幹事をやった高校時代のお仲間たちと夫婦連れで行った
スペイン旅行のお話が出ました。
私もご近所仲間と15年位前にスペインに行っていますから、お話が合いました。

メインのパエリアは本場より美味しい!デザートとコーヒーも然り・・・


そしてtaeさんの思い出、私の今の心境なども語りながら・・・
赤ワインを飲み、3時間かけてゆっくりランチを頂きました。

ご主人は「喪失感と敗北感でいっぱい!」と・・・
「何故彼女を助けてやれなかったのか!」と、とても悔やんでいるようでした。


奥様を亡くされて三ヶ月半、淋しさと悔しさは日に日に大きくなり、今が一番辛い時ですね。
私も同じですから良く解ります


2月にtaeさんのご主人が、亡き夫のお墓参りに来てくれた時こちらです。
私は転んで怪我をし、青あざだらけの顔でマスクが外せず

折角お出で下さったのに何のお構いもせずに、ただただ申し訳ない思いでいっぱいでした。
お礼メールにその気持ちを記したのです。

そしたら今月になってお電話があり、仕事で上京し定宿の馬車道のビジネスホテルに泊まるという連絡をいただき
私も一緒にtaeさんのお墓参りに行きたかったので、指定されたホテル前の「歴史博物館」に行ったのです。

お墓参りはすでに朝一番で、ご主人お一人でホテルから歩いて行ったそうです。
そう・・・
ご夫婦二人で水入らずで、ゆっくり語り合えて良かったですね

「一人での食事は淋しいです、naoさん付き合ってくれてありがとう」
「僕はまだ仕事をしていますから、食事代は払わせてください」と、頼もしいtaeさんのご主人さま・・・

もう少し暖かくなったら、私は仲間の友人2人を誘いお花を持ってtaeさんのお墓参りに行きたいと思います。

「シーフードレストラン」で牡蠣三昧
「そろそろ牡蠣も終わりの頃、今なら通常の半額で食べられるから行こう」と
誘ってくれる奇特な方がいて・・・

横浜駅前の岡田屋モアーズの9Fのシュリンプ&オイスターバーに行ってきました。


日本各地の有名な牡蠣がドカンと12ピース

一番上の大きな牡蠣は「イワガキ」
真夏に夫と登った鳥海山のふもとの温泉で、生まれて初めて食べた大粒の「イワガキ」を
思い出しました。
何故この季節に~と・・・

牡蠣三昧・・・シーフード三昧・・・


アルコールは白ワインと冷酒にしました。


もうこの辺りでお腹がいっぱい・・・

全部は食べられなかったわでもこちらは別腹ね


これだけの牡蠣を一度に食べたのは初めてです。

オマケのオマケの「焼き肉」
この三連休の中日に、息子一家と「焼き肉」を食べに行きました。


休日はもっぱらサッカーの試合&練習のお兄ちゃん孫はとにかく「肉・肉・肉」
食べ放題の中コースを選びました。

野菜がもっと欲しいわね~厚い肉よりカルビが好き?


4月から6年生のお兄ちゃんはサッカーとテニス、3年生の孫娘はチァーダンスと水泳・・・
お勉強よりもスポーツを優先する息子一家です。

人生まずは体力が大事と悟ったのでしょう。
でも怪我には気をつけてね。

ばぁ~ばも一週間でこれだけごちそうを食べたら、しばらくはお茶漬けかうどんで良いわ。
コレステロールの血液検査は少し延ばそうと思っています

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お彼岸のお墓参り

2016年03月19日 | 日常の日記
三連休の初日は本格的な雨になりましたが、暖かくて助かりましたね。

今週は野暮用や食事会、そしてお墓参りが続き5日間出ずっぱり・・・
流石に疲れて今日はボオ~っと過ごしていますが、午後から雨も上がり
防犯パトロールには参加して、1時間(6500歩)歩いてきました


白いシンピジュームが咲きだしました

夫が亡くなった年のお正月用に買ってきたもので、よほど気に入ったのか?
この鉢にだけ「純白色」と、夫の字で書れた小さな名札が立っています。


去年は咲かなかったけど、2年目に2本立てで咲いてくれて嬉しい限りです
夫の遺影の前に置きましょう。

一昨日の木曜日は朝から快晴の空が広がりました。
この日は彼岸の入り・・・
私は義姉たちと高尾の東京霊園にある夫の実家のお墓参りに行ってきました。

朝9時過ぎに家を出て、現地に着いたのが11時半
義姉たちと4人でお墓を掃除して、お参りして
そして高尾駅前でお蕎麦を食べて、それから席を変えコーヒータイム

お喋りが弾み、気が付いたら18時半・・・
ならば夕ご飯も食べていこうと高尾駅の南口に出て中華料理屋さんに入りました。

全員未亡人で気楽な身ですわ。
帰宅したのは23時を回っていました。


お正月明け頃から咲いていた黄色いシンピジュームに続いて
2月中旬に、もっと濃い黄色のシンピジュームが咲きだしました。

3人の義姉たちは揃って後期高齢者・・・
兄嫁は息子家族と二世帯住宅に住み、すぐそばに娘夫婦が居て
上の姉は独身の娘と、下の姉は独身の息子と住み、一人住まいは私だけ
(下の義姉だけ7年間の一人生活がありますが・・・)

たくさんの不安を訴えたら、兄嫁と上の義姉から
「先のことなんてどうなるか分からない、今を楽しく過ごしましょう」と諭されましたわ。

お二人のおおらかさに刺激をいただきました。


今月初めから君子ランも咲きだしています。春ですね~

上の義姉は今年喜寿ですが、月に7~8日だけ、毛筆でのお仕事でスーツを着て銀座に通う身
高級デパート「銀座ワ〇ー」で重宝されていて、
国民年金を上廻るお給料を得ているそうです。

私と同じ一昨年に、4年間寝たきりだった連れ合いを亡くして来月が三回忌

この元気、この前向き思考は見習わねばと思いますが・・・
腕に技術がある強みには適いません。


3月18日(金曜日)

こちらは昨日の午後に写した白モクレン
そろそろ盛りが過ぎ、今日の雨で花びらの痛みも目立ちます。

2年前の3月18日に父は亡くなりました
あの日は強い春風が吹き、白モクレンが咲きだしましたこちらです。


18日は夫の月命日でもあります。
父の三回忌はすでに済ませましたので、私は我が家のお墓参りに行きました。

昨日の午前中は良いお天気で暖かかったですね。
高尾と違い、車で15分の我が家のお墓は近くて便利・・・


我が家は夫の意思により無宗教のお墓ですので、いわゆる仏花はあまり買いません。
庭のお花も混じえて私がセレクトしてお花を用意します。

昨日は上の画像の濃い黄色のシンピジュームを2本切って持って行きました。


お寺の境内には早咲きの桜でしょうか・・・?


こちらは「玄海ツツジ」?
春色のお花がたくさん見られました

いつもは静かな境内ですが、お彼岸のこの日はお墓参りのファミリーの姿が
入れ替わり立ち代わり訪れていました。

            

シニアの私が出かける日は圧倒的に平日が多い・・・
この三連休は庭仕事と畑仕事に精を出す予定です。


この冬は、家庭菜園の大根と小松菜とブロッコリーが重宝し
無農薬の新鮮野菜で風邪知らず・・・

先月末から大根と小松菜をご近所に配りました。


すると出来上がったお惣菜の差し入れが・・・

この日は豚肉と小松菜とキャベツの生姜炒めの主菜に、作り置きのサラダ
もう一品欲しいと思っていたら、パトロール仲間に「ひじきの煮物」を頂きました。


こちらはご近所仲間から届いた、珍しい九州産超幅広の太い切り干し大根の煮物

一人分の食事など、多くの種類を作るのは面倒で手抜きが多くなりますが
こうして届く御惣菜で助けられていますよ。


ラッシーママさん宅に伺った時に頂き、お土産にも持たせてもらった「大根の佃煮」
とても美味しかったです

畑には少々硬くなった細い大根が10本くらい残っていますので
早速掘り上げて佃煮に挑戦してみようと思います

何しろ私、今週はお出かけで忙しくて殆ど手料理は作りませんでしたわ



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あれから5年が経ちました。私は・・・

2016年03月13日 | 日常の日記
先週は冷たい雨の日が多くて震えました。
そして今週の始まりも同じく寒くてしぐれています。ユーウツ


それでも、亡き夫が植えた我が家の庭の「ヒュウガミズキ」が咲きだしました。

姫孫のチァーダンスの発表会に遠くまで行ったり、父の三回忌に息子と出席したり
ストレッチ体操やコーラスサークル、写真クラブなどの趣味の会が続く忙しい第二週目でした。

そしてあの悲惨な「東日本大震災」が起きた5年目の3月11日を迎えましたね。

復興はいまだに道半ば・・・
原発事故の収集はいまだメドが立たずにいるようです。


2月中旬から咲きだしている我が家の「マンサク」はそろそろ終わりです。

この一週間、TVなどでも震災の特集番組か流れ・・・
それを観ては5年前を思い出し心が乱れて、涙ぐむ日々でした。
すっかり心がもろくなっています

5年前のあの時のショックは大きかったけど、当時私は今よりずっと気丈でした


夫が遺したたくさんの鉢植えの中から、「姫リュウキンカ」が真っ先に咲きだしました。
雨戸を開けるたびに目にして気づいていたのですが・・・

写真を撮ろうとカメラを持って庭に出た時は、すでに散っていました
ビタミンカラーのお花が、今年は5輪も咲いたのに

上の画像は5年前の3月29日に撮った「姫リュウキンカ」です。
大震災があったあの3月は春の訪れが遅かったのですね。

計画停電があり暖房が使えず、寒さに震えた覚えがあります。

先週は暇な時間を見ては、記録のために残した5年前の3月のマイブログを開いて読んでおりました。
(ご興味のある方はこちらこちらをどうぞ)

でもあの時は両親も生きていて、夫も元気・・・

未曽有の大津波や世界最高の危険レベルの原発事故に日本はどうなるのか、との不安は募り
物不足や電力不足に生活は振りまわされ途方に暮れましたが
淋しさや孤独感は無かった

今の私は、あの震災で愛する家族を亡くした方々の喪失感と癒えぬ悲しみが良く分かり
TVを見ながら涙します。

そして狭い仮設住宅から広くなった災害公営住宅に移った一人暮らしのお年寄りが
「以前のような隣近所の方々とのお付き合いができずに淋しい」と呟いていたTVの中での姿が
やがて来るかもしれない首都直下型の地震時の私の姿とダブります


ご近所仲間から「クリスマスローズ」をもらいました。
いつまでも夫が遺した花々に思いをはせていても前に進めません。
これからは少しづつ私の庭にしていかなくては・・・


「今年こそ転勤があるかも」と言っていた息子も、今回は移動がありませんでした
息子宅も大きめな物置を買い、水や災害用の品々を準備したそうです。

「親父は物をため込む人だったから、イザとなったら頼るつもりでいたけど」
「お袋一人ではアテにできないから、我が家で準備した」
「災害の時にはお袋が我が家に来ればいい」と言ってくれていますが・・・


地方に転勤で家族ともども居なくなった時に、首都圏直下型地震(今後30年で70%の確率とか)に
遭遇したら、歳とった私は一人でどうなるのぉ~

父の三回忌に弟一家と会食しましたが、その時「おばちゃんも今年70歳」
「お兄ちゃん(息子)が転勤で居なくて、私が一人の時に病気になったり災害に遭遇した時は助けてね」と
三十代独身の二人の姪に頼みましたよ。
(そのために大学卒業まで、誕生祝やお年玉を毎年せっせと渡していたのだわ)

「伯母ちゃんに何かあったら協力するけど、まずはご近所さんと親しくする事が大切よ」と
生意気にのたまう・・・

「私はお婆ちゃん(私の母)と違って、そこはバッチリよ」とは言ったものの
今後はご近所さんも皆高齢化して、自分の事で精いっぱいかも知れない

現に一番頼りにしている「元神奈川県警の刑事さん」だったのんちゃんのご主人が
心臓の手術で入院となりましたわ


地区センター祭りへ
先月の下旬、以前勤めていた地区センターのお祭りに行ってきました。
考えてみると、あの震災があった5年前の三月末で私はスタッフの仕事を卒業したのです


今回は日頃から親しくしているSさんが、我が家の夫が所属していた「男の料理教室」に
彼女のご主人を参加させたいということで、代表の方を紹介するのが目的でした。

男の料理教室の模擬店ですSさんと二人でカレーを食べました。


相変わらず手際が悪くて待たされましたが、私が居た頃からもう7~8年も続いている
男の料理のレストランです。

夫が亡くなった折には8人ものお仲間さんが我が家にお線香をあげに来てくれました。

1年半ぶりに会長に会いSさんを紹介し、改めてその節のお礼を言うと
80歳近い会長は「Iさん(夫)は我々の中では一番元気だっただけにいまだに信じられない」と・・・
そして「奥さん、今でも仲間だと思っているから何かあったら声かけて下さい」と・・・

私は涙がポロポロと溢れました。


舞台では各サークルの発表会が催されていました。

私がスタッフをしていた頃は華やかな「フラダンス」のグループが目立ちましたが・・・
(5年前の地区センター祭りの様子はこちらです)


私が以前所属していた「リメイク教室」の作品が並んでいました。
落ち付いたら又通ってみようかなぁ~とも思っていますが、講師の姿は見えませんでした。

以前出展していた「写真の会」の作品は見当たらない・・・
代わりに私の好きな「ユキワリソウ」の鉢が並んでいました。

「ユキワリソウ」愛好会趣味の会も少しづつ変わっている・・・


裏方仕事で忙しそうなスタッフさんも、顔見知りの方々は3人のみ
すっかり若返っています。

その中に、私より二ヶ月前に64歳のご主人を突然亡くしたNさんの姿がありました。
私と一緒にヨガ教室に所属し、会計をやってくれた後輩です。

今度地区センターの図書室が市の図書館とオンラインで結ばれることになりスタッフを増員
声をかけられ、今年になって舞い戻ったとのこと・・・

彼女はまだ62歳の未亡人、まだまだ若さも美貌もあります

「1年半以上も家で夫を偲んでボオ~と過ごしてきたから疲れて疲れて」
「まだ夜の図書担当が決まらないから、naoさんも戻ってきてよ」と言われ

「私の歳で雇ってもらえるはずないでしょう・・・」
「私も舞い戻った時が貴女と同じ62歳だったわ。仕事をしていた方が心身ともに良いから是非頑張って」
とエールを送りましたよ。

そして反面、もう声をかけられなくなった自分の年齢を痛感し淋しくもありました。
東日本大震災に遭遇した三月末に、仕事を卒業した私の心境はこちらで記しています。

あれから5年経って・・・
私の状況もすっかり様変わりしたことに愕然とさせらた一日でした。

今回の記事では5年前の三月の記事の紹介だらけになりましたが
私の人生の節目にもなった記録が「ブログという形」で残せて良かったと思っています。




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お雛様見学ウォークと「オフ会」

2016年03月07日 | 我が街・横浜
先週の雛祭りウィークは春めいたお天気が続きましたが
今週は雨・雨・雨で始まりましたね

「道の会」主催のウォーキングに参加(3月2日)
私が所属している地域の防犯パトロールの上部団体「道の会」では
月に一回、2~3時間程度のウォーキングを催しています。

3月は「横浜山手の西洋館を観ながら、港の見える丘公園を経由して山下公園で解散」
という内容でした。

防犯パトロールで親しくなったお仲間から「お天気も良さそうだし参加してみない」
と誘われました。

地元のJR駅に9時半集合、参加者はナント37名でビックリ

「ブラフ18番館」
JR[石川町駅」から歩いて5分の高台にある「イタリア山庭園」内に建つ、
ペパーミントグリーンが印象的な館です。


大正末期に建てられた外国人住宅で、カトリック山手教会の司祭館として1991年まで使われていたそうです。
が・・・
この日はナント臨時休業中で、中には入れませんでしたした
私はこの館の内装と雰囲気が大好きなのに・・・


この日は青空に恵まれ、階段を上がった見晴らしの良いこの「イタリア式庭園」から
横浜の中心地の「みなとみらい21」が目の前に広がっていました。

「外交官の家」
庭園の上には明治時代の西洋館が建っています。


明治政府の外交官・内田定槌氏の邸宅として、東京都渋谷区南平台に建てられました。
華やかな装飾が特徴のアメリカン・ヴィクトリアンの影響を色濃く残しています。

平成9(1997)年に内田定槌氏の孫にあたる宮入氏からこの館の寄贈を受け、
山手イタリア山庭園に移築復元し、一般公開、国の重要文化財に指定されました。


西洋館巡りは断然クリスマス前がお勧めで、私も何度か一人で来ていますがこちらです。
この日は斬新なお雛様飾りが綺麗でした


古い洋館に不思議とマッチする雛飾りの小物類・・・
帯びのテーブルセンターも効いていますね。

ここから山手公園(明治3年日本初の西洋公園)内の「テニス発祥記念館」を見学
総勢37人で、山手教会~フェリス女学院と歩きます。

「アラ、こんにちわ」・・・
私は初参加でしたが、カメラサークルのお仲間さん、
4年前にやった自治会役員で顔馴染みになった方々などがたくさんいらっしゃいました。

「べーリックホール」

べーリック・ホール(旧ベリック邸)は、イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、
昭和5(1930)年に設計され、第二次世界大戦前まで住宅として使用されたそうです。

その後、昭和31(1956)年に遺族より宗教法人カトリック・マリア会に寄付され、
平成12(2000)年まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールとして使われていました。


こちらのリビングも雛飾りで華やかでした
テーブルの上のお料理は、チラシ寿司と桜餅、そしてハマグリのお吸い物でしょうか・・

「雛の国見せ~おひなさまと共に」展は3月21日までやっているそうなので、
ご興味のある方はどうぞ・・・

外人墓地を左に見て、正面突き当りの「港の見える丘公園」に入ります。

「みなとの見える丘公園」からの眺め
目の前にベィブリッジが見えています。


この公園の中にある「イギリス館」も西洋館としては有名で
庭のバラ園も見応えがありますが・・・

今の季節は庭師さんたちが一生懸命作業をしていました。

私たちはフランス山経由で山下公園まで下り、氷川丸の前で集合写真を撮り
ここで解散です。

ランチは「ひな祭り特別限定コース」
殆どの方々は中華街に行かれたようですが、私たち4人は「人形の家」見学を決め
すぐ近くの「メルパルク」のレストランでランチにしました。

雛祭り限定ランチ、お白酒って甘酒の事?雛祭りの定番はチラシ寿司に蛤のお吸い物♪


女の子のお節句ですが、オバさんたちだって祝いたい・・・
今日は私たち4人で「ひな祭り」を楽しみましょう

私は戦後何もない時代に、母方の祖父母が手をつくし手に入れてくれたお雛様がありますがこちらです。
去年今年と心身ともに余裕がなくお雛様は飾らなかった

先日、孫の見守りに7時間ほど息子宅で過ごしたけど
そこにもお雛様は飾られていなかった

お嫁ちゃんはお母様の心臓の手術でお雛様を飾る余裕がなかったのでしょう・・・


週に3~4回、防犯パトロールで1時間(6500歩)を一緒に歩いているお仲間さん
すっかり親しくなり、いろいろ助けられています。

横浜「人形の家・ひな人形展」
二時半過ぎまで食事&お喋りを楽しんで、すぐ近くの「人形の家」に行きました。
ここは日本中の、そして世界中のお人形が常展されていますが・・・


この季節は「ひな人形展 〜春を彩る ひな人形たち〜」が開催されていましたこちらです。
すでに3月6日(日)で終了でしたが・・・

古い雛人形から、新しいモダンな雛人形までが楽しめました。

こちらは今風のモダンなお雛様手作りの吊り雛もたくさん・・・


こうして同じ町内会の方々と4時過ぎまでお雛様を楽しんだ一日でした

自律神経失調気味ながら・・・
お天気の良い日は家に籠っていないで、大いに歩いて仲間とお喋りをし
美味しい物を食べ、美しいものを観て、気持ちを和めるべきですね。


            

ラッシーママさん宅で「オフ会・ひな祭り」(3月4日)
横浜山手の西洋館巡りを楽しんだ翌々日は、ブログ仲間のラッシーママさん
ご招待を受け、ママさん宅で5人の熟女が雛祭りのオフ会を楽しみ交流を深めました。


手芸が趣味のママさん宅は、玄関を入るなり素晴らしい作品の数々が並びます。

ママさんの作品は、人形の家の吊り雛とそん色なし手作りの暖かさでは上廻ります


私が6年前に行った「エジプト旅行記」にコメントをくださったtonaさん
コメント交流するようになりましたが・・・

昨年偶然ラッシーママさんが参加した「ハウステンボスツァー」の内容が、
2日違いで同じコースを行ったtonaさんと、宿の食事まで同じでビックリ

そこからブログの輪が広がり、同じ地域にお住いのだんだんさんや銀河さんも加わり
今回会いましょうと、ラッシーママさんが企画して場を提供して下さった・・・


いやはやたくさんの手づくり料理も並んで、食べて喋って・・・
古くからの知己のように和やかに、6時間もダイニングで親交を温めました。

初めてお会いするtonaさんはブログの文面通りの博識があり聡明な方でしたが
決して高ぶらず、とても親しみやすい方でした

ブログ仲間って不思議な関係ですね
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

こちらはだんだんさん手作りの出雲のお節句菓子ママさん手作りのお菓子にtonaさん差し入れのケーキ


お腹はマンプクリンでも甘いものは別腹ね。
飲める口のだんだんさんと私は、お茶代わりにパパさんが注いでくれたウィスキーでいただきましたわ

だんだんさんの郷土色豊かな「えが餅」の詳しいことはこちらでご覧ください。

片道2時間かかる私は夕方の5時まで楽しんで、翌日は孫のダンスの発表会で
又早朝から出かけなければならなかったので、夜のスケジュールがある銀河さんと一緒に
お土産を一杯渡されて失礼しました

後の方々はパパさんも一緒にカラオケに行かれたようでした。
きっとパパさんとだんだんさんの二人舞台だったと推察いたしておりますわ。

こうして私のお雛様ウィークは、家族で祝う時間はありませんでしたが
周りの皆様のお蔭で十分に楽しむことができました。ありがとうございました



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