花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

山の紅葉便りと、鎌倉の初秋の花々

2017年10月18日 | 鎌倉散策
秋雨前線の影響で、先週の13日金曜日からずっと雨模様のお天気が続いていましたが
火曜日の午後にようやく雨が上がり、私は久しぶりに防犯パトロールに参加しました。

空気がひんやりと冷めたくて、一週間前の残暑がうそのようでした。
一昨日の月曜日は10月としては46年ぶりの寒波とかで、秋を通り越して初冬の寒さとなりましたね。

10月といえば秋雨前線も収まり、山々からの紅葉便りがニュースになる季節なのですが・・・

富士山6合目の紅葉(10月7日)
ワンゲルの会に参加し、富士山の5合目の吉田口から6合目まで登り南に移動して須走口5合目まで歩く
去年初めて地図に載った新コースの「平成お中道」を4時間半かけて歩いてきました。



この画像は須走口コース6合目の小屋(標高2450m)周辺の紅葉です。
ダケカンバが多く黄色に色付いていました。

この「平成お中道」はガレ場とダケカンバやシャクナゲの樹林地帯を交互に歩くコースで
ガレ場の中に茂る足元の草紅葉も、秋の到来を感じさせてくれました。

赤城連山の主峰「黒桧山」登山(10月15日)
古くからの山仲間3人でクラツーバスの山旅を利用して、群馬県の「赤城山」の紅葉登山に行ってきました。
当日は雨



大沼から登りだして30分くらいの標高1600mくらいの所の紅葉が見頃でしたが
雨の中のカメラ撮影は危険を伴うので、ほとんど写真は撮れませんでした。

登り始めていきなりの、1時間半の滑りやすい急登が結構きつかった~
そして頑張って登った標高1808mの黒桧山頂上の紅葉は殆ど終わっていたのが残念でした。

雨の中の20名の団体登山は神経も使い、帰路の関越自動車道の事故渋滞で横浜まで4時間以上かかり
流石には疲れ果て、昨日一昨日は何もする気がしなくて一日中家でゴロゴロ・・・

日ごろ歩いているので筋肉痛は出ませんでしたが、雨天の滑りやすい登山の後の
帰路のバスのリクライニングシート禁止の4時間15分のバス旅は腰にきましたね

これらの山行のご紹介はいずれ落ち着いたらUPしたいと思います。

                  

前回予告編的に紹介した、カメラ仲間のSさんと行った鎌倉の秋のお花を載せながら、
三か月ぶりに会った年増女同士の心の吐露を記しますね。

秋の鎌倉の花々の撮影と「女二人のお喋りの会」(10月1日)
我が街のJR駅の反対側に住むSさんと「久しぶりにゆっくり会いたいね」から始まって
「カメラ教室に提出する作品も手薄なので、カメラを持って鎌倉に行きランチでもしましょう」と
行った先は萩の花で有名な「宝戒寺」



境内のあちこちに「白萩」が咲いていますが・・・
この小さなお花と流れるような枝のもしゃもしゃ感を撮るのが本当に難しい



白い萩のお花の中に少しだけ紅色の萩が混じります。

3年前の私の誕生日に、亡き夫がプレゼントしてくれた18㎜~270㎜の長玉レンズの調子悪くて修理に出し
夫が20年前に使っていた同じメーカーのフイルムカメラ用の(35㎜~135㎜)のレンズで撮りました。



この時期の鎌倉は案外静かです。
駅前には欧米系の20名くらいの団体や中国の方々が多くてにぎやかでしたが・・・



お墓に通じる小径にも萩が咲き、中に白い芙蓉の花が混じります。
ピンクはすでに終わっていましたね。



足元には秋のお花の「ホトトギス」が咲き始めていました。

大巧寺を通り抜けてお蕎麦屋さんへ


ツタの葉が色付き始めていました。



今年も「アキフジ」に出会えて嬉しかった

ここは一年中お花が見られるお寺で、去年も9月初めに来ていますがこちらで紹介
お花の種類はその時の方が多かった感じです。




夏に咲く玉スダレやキンシバイがまだ残っていました。

若宮大路のお蕎麦屋さんでランチ&お喋りを楽しむ
シラス丼とお蕎麦のセットを戴き、グラスビールでノドを潤し
「暑気払いができなかった代わりね」と、2時間かけてのんびり食べて喋って楽しいひと時でした。



夫を亡くして人恋しくしくなった時、いつも私に寄り添って付き合ってくれたくれたSさんも
その後ご両親を続けて亡くし、実家のある茨城に通う日々で忙しそうでした。

先月お嬢様を嫁がせてようやくホッと一息しょうか?
とても条件の良いお相手のようで「良かったね~」と思いますが、ご本人は浮かぬ顔・・・

「おめでとう」と言うと「数年前から家を出て独立した娘だけど、他家の人間になったと思うと寂しい」と
子供が結婚すると、息子よりも娘さんの方が断然実家に帰ってくる回数は多いと私は思っていますがね~

孫娘が観ていたTVドラマの「過保護のカホコ」で、娘を純粋培養で育てたママ役の黒木瞳が言うセリフに
「結婚相手に役者とミュージシャン、そして絵描きの卵は絶対だめよ」という場面があり笑っちゃいました。
(私としてはそれに小説家の卵も入れたいところですが・・・)

それから比べると「お婿さんは大企業勤務のエリートさんで安心じゃない」と慰めましたが
地方はまだまだ「家」意識が強いのでしょうか



ランチとお喋りを堪能して外に出ると、段カズラの脇に2台の人力車が止まていました。
親子連れが乗り込む所でしょうか?

Sさんと二人で望遠カメラを構えていると、40~50代の女性の一団がすれ違い
「人力車を引くお兄さんは皆ムキムキのイケメンそろいなのよね」と話しながら通り過ぎて行きました。
成程成程

私たちは最後に「妙本寺」に向かいましたが、このお寺にはカメラに収めるお花は見られませんでした。

この鎌倉行から20日近くが過ぎました。すでに違う秋のお花が咲いていると思います。

鎌倉の紅葉は11月下旬から12月上旬が見頃です。
そろそろ八幡宮の七五三の親子でにぎわい始める頃でもありますね。
鎌倉観光や紅葉ハイキングに興味のある方は混雑覚悟でお出かけください。


でも・・・
10月の連日の雨の予報と台風予報に、観光客相手のお店は打撃を受けるかもしれませんね。

            

私の通う趣味の会は2週目と4週目に集中しています。
7日の富士山歩きから15日の赤城山登山までは連日出かける休みなしの怒涛の2週目でした。

三週目の今週はストレッチ体操のみでゆっくり休めましたが、歯医者通いがあり土曜日は孫の運動会

月末の土日に「コミハ秋祭り」が開催され、コーラスの発表で「百万本のバラ」と「翼をください」
そして「旅愁」と英語で歌う「アメージンググレース」を歌います。

毎日ユーチューブで自宅でも練習し、来週は予行練習日も入り又又忙しい4週目になりそうです

古い友人たちから「食事会」も誘われますが、なかなか付き合えずにごめんなさいね~





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ワンゲルに参加・秋を感じながら我が街横浜を歩く・・・(2)

2017年10月03日 | ハイキング・散策
昨夜来降り出していた雨が朝方にはやんで、昼頃から晴れだしました
気が付けば10月、もうすっかり秋風が吹いています。

先週は趣味の会の参加もコーラスとストレッチ体操の二日間、ご近所仲間と参加しただけ・・・
他の日々はもっぱら畑作業と歯医者&整形外科&ホームドクターの病院に通う毎日でした。

病院通いが続くと、何だか気持ち的にも年寄りじみてしまいそうで
青空が広がった10日1日の日曜日は、お彼岸におはぎを届けてくれた写真仲間のSさんを誘って
萩寺としても有名な鎌倉の「宝戒寺」に行ってきました。



「白萩」が丁度見頃を迎えていましたが



芙蓉は最後のお花が頑張っているようでしたね。

この日の鎌倉のご紹介は次回にして、前回のワンゲルで歩いた「帷子川歩き」の後半をUPしたいと思います。

「帷子川親水緑道からふるさと尾根緑道」を歩く(9月15日)
白根神社のすぐ横にある広場のベンチで各自持参の食事をして、
すぐ近くに建っている地区センターでトイレタイムでした。



食後の歩きは白根神社境内にある「不動明王」からです。
そう 白根神社は思った以上に広かった



リーダーに案内されて、市街地の流れる「帷子川」に沿って進みます。
道端に「彼岸花」が咲いていました。
今年は少し早く咲き出したようですね。

稲荷社
食後歩きだして丁度1時間でマタマタ鳥居をくぐり、長い階段を上っていきます。



明治・大正期の俳人・内藤鳴雪の句碑が有名らしい・・・



お稲荷様だけあって、階段の両脇にたくさんの狐が・・・
句碑は帰路に見ていくことにして、ひたすら階段を上ります。



煩悩の数の108段登るとお社が建っていました。



境内にある内藤鳴雪の句碑は、大正12年に建立されたもので旭区内の史跡としても有名
鳴雪は当地の人々が俳句をつくることに感心し、当社におもむき、境内の夫婦松を題に
『夫は夫たり、婦は婦たりてぞ松涼し』と詠んだ。(ホームページより)

街歩きというのは神社仏閣巡りなのか~?と思ってしまいますが・・・
街がどんなに開発されても、緑と歴史が残っているのは神社仏閣があるお陰と実感しました。


ふるさと尾根緑道



この先の陸橋は古い水道管が埋まっているので通行禁止
一度自動車道路に下って桜並木方面に歩いていきます。



この近くに住む古くからの山仲間のYさんが、「桜の名所よ」と言っていました。
桜の季節に歩きたい道ですね。

鶴ヶ峰神社
稲荷社から45分、尾根道を歩いていくと赤い鳥居が見えてきました。
ここで一休みです。



社務所もない素朴な神社でしたが、この近くには鎌倉古道もあり歴史は古そうです。

近くには畠山重忠公の内室 「 菊の前 」重忠の最期を悲しみ自害したと伝えられる駕籠塚が鎮座していました。



朝出発した相鉄線「鶴ヶ峰」駅近くのにぎやかな中に古戦場跡が・・・



畠山重忠公は鎌倉幕府の実権を握る闘争に巻き込まれ、ここで戦死したのですね。
碑の周りにはキバナコスモスが咲き乱れていました。



駅近くの住宅街の中の小さな公園で可愛いお花を見つけました。
ブログ友でもある山小屋さんが「午後3時頃咲く花なので、サンジソウと呼ばれています」
と教えてくれました。

山小屋さんのブログでは「花火のようにも見えるので、別名:ハナビソウ」と紹介されていましたね。



コムラサキの白と紫の実が目を惹きました。
紫色は我が家にもあるはず・・・

3年前の8月に突然入院した亡き夫が、看護婦さんを通して「コムラサキに水をやるように」との伝言があったこの実
去年までたくさんの実をつけていましたが、今年は見当たりません

デッキに置いた樽の中で、緑の葉は茂っているので枯れてはいないようですが・・・
今年の夏の異常天候で、お花が咲かなかったのでしょうか

午後三時前に「鶴ヶ峰駅」に到着解散です。
休憩を含めて4時間30分強(16000歩)の横浜郊外の自然と歴史を求めての歩きでした。

相鉄線で横浜駅に出て、有志でビールを飲み喉を潤しました



流石に大手ビール会社直営店の生ビールは美味しい
黒ビールを混ぜたハーフ&ハーフもグーでした

ワンゲル仲間たちとの他愛ない会話も楽しい

秋の気配の中とはいえ9月中旬の街歩きは汗をかきましたが、心身ともに満足でした。

              

翌日は敬老の日を含めての三連休でしたが、台風騒ぎの雨が二日続きました。
息子から「台風大丈夫か?、何かやることはないか?」とのTELがありましたが・・・

私は歩いた後の心地よい疲れと満たされた気持ちの中、好きな音楽を聴きながら読書したり
孫娘が好きとの事で録画していたドラマ「過保護のカホコ」(全10話)を二日間かけて楽しみました。

3日目にやっと晴れたので洗濯や買い出しで動き回り、歯医者通いもあってバタバタし
お彼岸の週で実家と我が家のお墓参りもこなしたら

その内季節の変わり目特有のアンニュイな気持ちとなって「孤独」を感じて・・・
「これはマズイ!」と思い、Sさんにメールして

この記事の最初に記した「鎌倉撮影行&お喋りの会」を決めた次第です。




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