花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

新緑の奥多摩「高水三山」縦走記・その1

2008年04月29日 | 山シリーズ

ゴールデンウィークが始まりましたね。
本格的に観光地が賑わうのは後半の4連休だと思いますが・・・
混雑を避けて、前半に友人たちとの「お楽しみ」を実行しました。

お天気の回復が午後からになり、行き先の変更などがありましたが・・・
27日の日曜日に、山仲間と新緑の美しい奥多摩の「高水三山」に登ってきました。

新宿から「ホリデー快速おくたま一号」に乗り、拝島で普通電車に乗り換え「高水三山」の麓駅「軍畑」で下車しました。

しばらくは新緑の渓谷風景が美しい「平溝川」に沿って歩きます。
流れる水が綺麗な事


山里は、ウツギや八重サクラ、ヤマブキなど、春のお花が咲き乱れていました。

この日は、最初に予定していた「展望が素晴らしい滝子山登山」をやめて「新緑の奥多摩を楽しみ、足慣らしをしよう」とやってきたのですが・・・



麓の村は「春祭り」で賑わっていました。
この神社の神主さんは若い女性でしたよ

のどかな村の風景を眺めながら、駅から舗装道路を30分歩くとようやく民家が途切れて山道に入ります。



しばらくは沢に沿って、植林された薄暗い中を登って行きます。
前の晩からの雨で登山道は濡れていましたが・・・
良く整備された歩きやすい道が続きます。


今回は「高水山」~「岩茸石山」~「惣岳山」と、三つのピークを上り下りしながら「御嶽駅」に出るコースを歩きましたが・・・
初心者からベテランまでが楽しめる、奥多摩では至ってポピラーな山なのです。

横浜南部から奥多摩まではとても遠いので、朝の六時過ぎには家を出ましたから、早々にお腹がすいてきました。
急登を一頑張りした所で、丸太の切り株に座ってオニギリを食べました。


軽く食べるとすぐにエネルギーが湧くような感じがして頑張れます。
登山道は少しゆるやかになりますが杉や桧の植林で展望はききません。



霧が出てきました。
この日の午前中はマークの予報だったので、最初から展望は期待していませんでしたが・・・
山に霧が流れる風景も幻想的で良いものです。



霧の中に薄ボンヤリとピンク色の「ミツバツツジ」のお花が見えてきて・・・
ほどなく頂上直下の「常福院」の建物が現れました。

non_nonさんのソースをお借りして纏めましたので、「常福院」の古い建物をスライドショーでご覧下さい。

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このお寺は高水山龍学寺と号し、真言宗安楽寺の末寺とか・・・
古文書の消失により成立は不明だそうですが、寛永年間(1624-1643)以前といわれます。
瑠璃色の彫り物が古さを感じさせてくれますね。



お寺の境内の周りには「ミツバツツジ」が咲き誇っていました。
又この裏には公衆トイレもあり、登山者としてはとても助かります。

新緑の中、常福院から5分・・・
最後の登りを頑張ると「高水山」頂上でした。


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新緑の「うかい竹亭」・お食事会

2008年04月26日 | ランチ情報

話は前後しますが「多摩森林科学園」のサクラを見に行く前に、私たちは高尾の梅ノ木平にある料亭「うかい竹亭」でお食事会を楽しみました。

一年の内の三分の二を、タイのチェンマイで暮らしているK子さんが帰ってきたので「日本の春が満喫できる所でゆっくりとお食事とお喋りを」という事で、今回は私が企画しました。

横浜の南部からはるばる2時間かけて出かけた奥高尾は、周囲の山々の新緑が眩しいくらいに輝いていて・・・
その中にお食事所はありました


高尾山口から専用のお迎えバスで10分・・・
風雅な世界が迎えてくれました。
入り口前には丁度「シダレサクラ」が咲いていて、ニリンソウやヤマブキソウの姿も見られます。

着物姿のお姉さんに導かれて・・・
水の流れる音を聞きながら、和風庭園の中の飛び石を踏みしめ案内されたのは「時雨亭」という建物の中の一部屋でした。

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掘りコタツのある落ち着いたお部屋からは、緑豊かな日本庭園が目の前に広がっています。
そして借景の山の斜面の新緑が素晴らしい・・・
マウスオンでご覧下さい



仲居さんのご丁寧なご挨拶を受けてから、お料理が運ばれました。

ヤマブキのお花と一緒に盛られているのは「春鯛」「穴子寿司」「ぶどう豆」「小巻玉子」「ふきのとうの天ぷら」です。
先付は「のびるのてっぱい」でした。

お料理の数々をnon_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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うかい竹亭のランチコース
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少量づつのお料理が、美しく芸術的な盛り付けで運ばれてきます。
懐石料理は目で楽しむものですね。
殿方では多分、お腹が満足しないでしょう・・・

ところで右から2番目の「岩魚の塩焼き」のお皿ですが、お魚があちらを向いて配膳され「ハテナ?」でした。
シッポの反り具合からお腹を手前に向けることが出来なくて、仕方なくそうなったのか?
イワナは背中が手前なのか?と迷ったり・・・

久しぶりに4人で遠出して、おしゃべりも弾みます。
K子さん以外のメンバーとは毎週のように会っているのですが・・・
よくもまぁ~話が尽きない事!と、夫達には呆れられています



こちらがご近所仲間の4人です
いつも映画に誘ってもらって観に行く仲間・・・
海外旅行も「イタリア」「スペイン」「中国」「ロシア」「中欧」と4人で一緒に5回も行きました。

次回は「エジプト」と決まっていて、私の今年の目標にも綴りましたが・・・
チェンマイに滞在しているK子さんが、2人の息子さんの結婚式が続くので今年は無理という事になり、来年に延期です
私の今年の計画は練り直しですね。
「家計簿を付けて無駄をなくし、貯蓄に励む!」に変更しま~す

横浜の郊外に家を建てて20年・・・
たまたま同じ頃に入居して、年代も近かった私たち4人は、引っ越した頃からのナガ~イお付き合いです。
夫同士も親しくて、4夫婦でしょっちゅう集まって温泉に出かけたり飲み会などもしたものです。

最近はみんな夫たちもリタイアして、それぞれに新しい道に進み、夫婦みんなで集まる機会も少なくなりましたが・・・
それでもK子さんご夫婦がタイから帰国するたびに集まっています。
(昨夜もK子さん宅に集まって、夜中の2時まで飲み会でした)



歴史を経た大小20もの数寄屋造りの離れが点在する広大な日本庭園には、移築された永平寺の古い宿坊やお茶室などもあります。

お茶をたしなむK子さんが、お釜の古さに感嘆していたので、記念にパチリ
証券会社のハードな仕事を定年まで勤め上げ、やめたとたん大好きなタイのチェンマイに家を借りてご夫婦で長期滞在しています。

先に定年退職をしたご主人は、4年間木工工芸を学び今は家具職人になっていて・・
タイでは、K子さんが染物と織物、ご主人は木工と、退屈する事無く暮らしているようです。

このお二人からみれば、我が家のパース生活はほんの少々の滞在であって「暮らし」ではなかったように思えます。


やっぱり日本の文化は心が和みますね~
そして細やかな日本の四季の移ろいも、風情があっていいものです。

気の合うご近所仲間に恵まれて・・・
「遠くの親戚より、近くの他人」と言われているように、同じブロックに住む私たち、たとえ足腰が弱っても、這ってでも会えるよねと言っていたのに・・・
仲間の一人のノンちゃんから、「近くのJR駅前のマンションを買ったので、秋にはお引越し」との爆弾発言がありました
今の家は人に貸すそうです。

ぷりんさんも、お父様がお持ちの八ヶ岳の別荘に出かけることが多く・・・
K子さんもタイの次の海外滞在も考えているようで・・・
何だか皆の状況が少しづつ変わってきていることを実感しました。

変わらないのは我が家だけかしら?
歳をとる事の淋しさも重なって、ちょっと老後を考え複雑な気持ちになりました。

尚「うかい竹亭」の詳しい情報はこちらをご覧下さい。

追記
焼き魚の盛り付け方を調べた結果
「一般に頭が左になるように盛り付けます。川背、海腹と言って、川魚は背側を手前、海 の魚は腹側を手前になるように、器にのせることもあります」
と書かれているサイトがありました事をご報告いたします。


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「多摩森林科学園」の珍しいサクラ

2008年04月23日 | 花シリーズ

桜前線は津軽海峡を越え、平年より2週間も早く札幌に到達したようですね。
「ゴールデンウィーク」のお花見に慣れている道産子の皆様はさぞビックリされたことでしょう

こちら関東は「ソメイヨシノ」はすでに終わっていますが、まだ最後の八重サクラが楽しめます。
お天気に恵まれた21日に、ご近所仲間の皆さん4人でお食事会を兼ねて高尾にある「多摩森林科学園」に行ってきました。

珍しい緑のサクラ「御衣黄」(ギョイコウ)が満開でした。


過去に2回ほど山仲間とここに来ていますが、満開のギョイコウを見たのは初めてです。

江戸時代、京都の仁和寺で栽培されたのが始まりとか・・・
貴族の衣装の色に似ているので「御衣黄」という名前が付いたそうです。

咲き始めは緑色が濃いのですが、開くと白いスジが見えてきます。



満開になるとお花の中心部が赤くなってきます。
園内には親切丁寧に教えてくれるおじさんがいましたよ。
この日は登山姿ではなかったから・・・
私たち、少し若く見えたかもしれません



こちらも少々薄い黄緑色の「鬱金」(ウコンサクラ)です。
ギョイコウと同じように満開になると、中心部が赤くなるようですね。
ただギョイコウの花には裏に気孔があるそうですが、ウコンにはないとか・・・



一昨年は18日に来ていますが、山がピンクに染まるほどたくさんのサクラが咲いていました。
今年は新緑が眩しいばかりで、サクラはソロソロ終りに近い感じです。

この「多摩森林科学園」のサクラ保存林には日本各地のサクラ約250種・1700本が植えられています。

咲く時期は種類によっていろいろで、2月下旬から4月下旬にかけて順次見頃となるようですが、今年はちょっと早かったのでしょうね。
見頃のサクラの一部をnon_nonさんのソースで纏めましたのでご覧下さい。
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開山
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ピンクの色が濃い「開山」はサクラ茶になる種類だそうです。
市原のトラノオの幹の、黒くてガッシリとした枝振りが個性的でしたね。

他にも「楊貴妃」「イトクグリ」「駿河台匂いサクラ」などが咲いていましたが、名前と画像が一致しなくてUPは諦めました。

こうして見ると・・・
私たちのお花見といえば「ソメイヨシノ」が主ですが、それ以外にも、日本古来の歴史のあるサクラがたくさんあることに驚かされます。



前回、山の仲間と来た時はここでお弁当を食べましたが・・・
この日は午後2時半過ぎに入園したので、あっと言う間に閉園時間の4時近くになりました。
まだ三分の一程度しか見ていません

写真の下に見える濃いピンクのサクラは「開山」
左手のサクラは「奥州サトザクラ」です



「閉門の放送」に促されて入り口に急ぎます。
門の近くにはたくさんの山野草が見られるのですが・・・
残念ながらユックリ見る時間はありませんでした。

こちらは「春リンドウ」ではなく「フデリンドウ」のようですね
(山小屋さん、横浜のおーちゃん、ご指摘ありがとうございます)
同じような色の「ヤマルリソウ」の群落の近くで咲いていました。
ヤマルリソウの写真は、このブログのプロフィールの所に載せているのがここで写したものです。


時間がなくて見逃した山野草がたくさんあると思いますが・・・
最後に「チゴユリ」が見られたのでヨシとしましょう。

スミレもたくさん咲いていましたね。

この中を全部を廻るには3時間以上かかります。
広さが8haもありますので・・・
ザックに食料と飲み物を入れて、ゆっくり散策する事をお勧めします。


尚、この「多摩森林科学園」は4月いっぱい休園日はありません。
まだ見られる桜もありますのでこちらでチェックしてからお出かけすると良いでしょう。

又このブログでも過去に今回見られなかったサクラをUPしていますので、ご興味のある方はこちら
こちらを参考になさって下さいね。
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映画鑑賞・「つぐない」と・・・

2008年04月21日 | 映画、観劇
ハッキリしないお天気が続いていますね。
暖かかったり寒かったり・・・
なかなか暖房機を片付けられないでいます。
体がちょっとシンドイ感じ・・・
喉が痛くて風邪気味です。

真夏のオーストラリアから帰って一ヶ月半が過ぎました。
帰国後も結構精力的に動き廻ったのでその疲れも出たのでしょう。
菜々ちゃん誕生の嬉しいニュースもありましたが、主人の眼底出血騒ぎもあり(検査結果がまだ出ていません)、その上、ハイキングに3回行き、映画を6本観ましたものね


映画に関してはほとんどご近所仲間のぷりんさんにお任せなんですが、この「つぐない」は彼女が読んで大感激したという文芸小説『贖罪』の映画化された作品で・・・
つい先日仲間4人で見に行ったばかりのせつないラブストリーです。

「エリザベス・ゴールデンエイジ」「ライラの冒険」「ヒットラーの贋札」「ノーカントリー」「バンテージ・ポント」と、激しい内容の映画を続けて観てきましたが・・・
久しぶりのラブストーリーも中々良いものですね。
もっともお話は甘いものではなく、潔癖な少女が発した一言が招いた哀しいお話でしたが・・・

イングランドに建つ豪邸で暮らすセシーリアは、家政婦の息子のロビーと結ばれる。しかし、その場面を妹のブライオニーに見られてしまう。そして、晩餐会の夜、ブライオニーの誤解によりロビーは逮捕され、やがてヨーロッパ戦線に送り出されてしまう……

誤解とはいえ、妹は何故あのようにきっぱりと「犯人はロビー」と言い切ったのだろうか?
多感な少女の「愛と嫉妬」から?

「プライドと偏見」のジョー・ライト監督と女優のキーラ・ナイトレイのコンビが今度はイアン・マキューアンのベストセラー小説『贖罪』の映画化に挑む。
想像力豊かな少女の無邪気な行いをきっかけに引き裂かれてしまう恋人たちの物語を、壮大なスケールと端正な演出で描く。キーラの相手役に抜擢されたジェームズ・マカヴォイの演技にも注目だ」(映画の解説より)

キーラ・ナイトレイ・・・
そうあの「パイレーツ・オブ・カリビアン」で男勝りのヒロインを演じた女優さんですね。
いやぁ~細い事!ドレスを着ていてもあばら骨が透けて見えそうでした。

身分の違い、戦争の悲惨さ・・・
小説家になった妹ブライオニーが「贖罪」をこめて綴る物語として、ストーリーは展開していきますが、まるで原作の小説を読んでいるようなきめの細かさでした。

日本での題名「つぐない」より、原題の「贖罪」の方がピッタリすると思いましたが・・・
何故変えたんでしょうね~?



こちらは今月初めに見た「バンテージ・ポイント」
米大統領暗殺・爆破テロ事件の謎を追う、緊迫感あふれるサスペンス・アクションです。

1つの事件を異なる8人の視点から何度も映すことで、少しずつその全容を明らかにしていく。ある視点では解決しなかった疑問が、他の視点から見ることで解決する――その視点の変更とトリックの種明かしの連続が、非常にテンポよく心地いい。

主演のシークレットサービスをデニス・クエイドが務めるほか、デニスの同僚役にはテレビドラマ「LOST」主演のマシュー・フォックスが演じています。

こういう映画はとにかくスカッとしていて理屈抜きで面白いです。
あまり煩雑な映画はお気に召さない方でも楽しめるでしょう・・・



2008年のアカデミィー賞、主要4部門〔作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞)を受賞した「ノーカントリー」
コーエン兄弟が監督・脚本・製作を担ったとても怖い映画でした。

麻薬と銃・・・
病んだアメリカの深層をえぐった作品なのでしょう。

その髪形だけで強烈なインパクトを放つダイハードな仕事人を演じたスペイン俳優ハビエル・バルデム(助演男優賞)・・・
性格異常者特有のゾクゾクするような怖さが漂っていました。

丁度土浦や岡山で「人を殺してみたかった」というだけの理由で殺人事件が起きた、そのすぐ後に観たので、余計恐ろしいものがありました。


メキシコ国境に近い砂漠でハンティング中に、偶然、死体の山に出くわしたベトナム戦争帰りのルウェリン・モスは、大量のヘロインと現金200万ドルが残されているのを見つける。危険を承知で大金を奪ったモスに、すぐさま追っ手がかかる。必死の逃亡を図るモスを確実に追い詰めて行くのは非情の殺し屋アントン・シガー。そしてもう一人、厄介な事件に巻き込まれたモスを救うべく老保安官エド・トム・ベルが追跡を始めるのだった。

アメリカ西部、荒涼たる風景のテキサスを舞台に繰り広げられる麻薬密売にからんだ殺人事件のお話・・・
3人の男が追いつ追われつで展開していきますが、スクリーンをしっかりと見ていないとラストが「ええ~」となります。
私も判った様な判らないような

法と正義を信じる年配の保安官・べルを演じているトミー・リー・ジョーンズ・・・
あの缶コーヒーのコマーシャルで地球を憂う火星人をやっているオジサンですね。
この作品でも、定年まじかの人間味豊かな保安官役で良い味を出していました。

アカデミィー賞受賞作品という事で観ましたが、以前観た「ミリオンダラー・ベイビー」ほどの、心が揺さぶられる感激はありませんでした。
とにかく冷酷な殺し屋が出てくるシーンは怖いものがありましたね


「ヒットラーの贋札」も、アカデミィー賞「外国語映画賞」を受賞したオーストリアの映画です。
印刷技術にたけたユダヤ人たちが選別され、ホロコーストの中で強制的に贋札を作らされる実話に基づいた作品です。
そのために命は助かるのですが、彼らの中にも葛藤が・・・

すでに上映は終わっているので詳しい内容は省きますが、いつの世も戦争が悲惨な物語をたくさん作りますね。

友人同士で行くとそれぞれ好みも違っていて、色々なジャンルの映画をたくさん観る事になりますが、それも結構面白いものがありますよ。

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我が家の庭の「春の花」

2008年04月17日 | 日常の日記

我が家の庭に、先日高尾で見たのと同じような「エイザンスミレ」があります。
蕾みの時はピンクがかっていますが、開くと白いスミレです。
〔山小屋さんからシロバナエゾスミレではないか?とのコメントをいただきました)

庭を造る時、知り合いの老夫婦がマンションに引っ越すのでたくさんの植木をもらったのですが、その中の山モミジの木の根っこに付いてやってきました。

比叡山にたくさんあるので「エイザンスミレ」という名前が付いたようですが、葉に切れ目があるのが特徴です。
今年も庭のあちこちで芽が出て・・・
愛犬のジュン君が眠っている石碑の周りにも咲いています。
そういえば今日17日がジュン君の7回忌の命日でした。



こちらも同じように何かの植木にくっついてやってきた白いスミレです。
名前が判りませんが・・・
繁殖力が強いのか、随分増えました。

今日は午後から雨になる、という中で撮りましたので、あまりパチンと咲いていませんが・・・







他にもたくさんの白いお花が咲いていますので、non_nonさんのソースをお借りして纏めました。
特別に珍しいものはありませんが・・・
ご覧下さい
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ニリンソウ
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ニリンソウは以前もUPしましたが、3月末から咲き出して、今が盛りでしょうか・・・
可愛くて私の大好きなお花です。

昨日一昨日と暖かくて穏やかな日和でしたが、今日は夕方から雨となり、明日は一日大雨の予報です。
春の晴天は長続きしませんね。

先週の春の嵐のような日・・・
初孫のハー君の幼稚園の入園式がありました。
私は3月に生まれたばかりの下の子の子守に行ってきましたよ。



幼稚園の制服を着て澄ましているハー君ですが・・・
入園式ではべそをかいていたそうです。
(三歳児達は、泣き声の大合唱だったとか)

翌日の幼稚園バスに乗る時は「号泣」だったとか・・・
入園式ではオトータンもオカータンも一緒だったのに、まさか一人でバスに乗るとは考えていなかったようです。

あれから一週間が過ぎましたが・・・
まだ泣いているのでしょうか?
お友達は出来たかな~?
明日あたりで様子を聞いてみようと思います。




白い花のようにまっさらなハー君が、これからどのように色付いていくのか楽しみです。

昨今の幼稚園の入園式は、ジ~ジもバ~バも参加するのが定番と聞いていますが・・・
ゴルフが大雨のために中止になった主人は、息子夫婦に誘われたのに拒否して、私と一緒に下の子の子守をしていました。
「世間の風潮とは逆をいく」との事
人と同じ事が嫌いなマイペースなB型らしいお答えでした。
でも・・・
その内たまらなくなって見に行くんだろうな~~~
特に菜々ちゃんの時はキットね。



こちらが生後一ヶ月の、我が家の「姫」です
少しお目めが見えるようになったようで、しっかりとカメラ目線ですね

3時間半ほど預かりましたが、良く寝て良くミルクを飲んで・・・
元気な元気な姫ですよ。

こうしてぼかした写真ながら並べてみると、やはりお兄ちゃんに似ていますね。



姫の誕生に合わせたかのように、今年も「枝垂れ桃」が咲きました。
お嫁ちゃんの実家からもらった桃の木です


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ピンクの小さなモミジフウロも、庭のあちこちで咲いています。
マウスオンでご覧下さい
2枚目の画像は、ハート型の葉っぱが可愛い「花ズオウ」です。



そろそろ終りの「木瓜の花」ですが・・・
淡いピンクと白が混じったお花が上品ですね。

そんな庭の花々を愛でながら、我が家の王子様とお姫様が元気に育って欲しいと願いました。

さて・・・
気がついてみると、このブログを立ち上げて4月13日で丸3年が過ぎました。
ここまで何とか続けてこられたのも、ひとえに皆様方からの暖かい励ましを戴いたお陰です。
心より感謝しております。

確か最初のご挨拶の次は「舞岡公園」の桜の記事でした。
(最初の4か月分はコピーして削除してしまいましたが・・・)
3年前の桜は少々遅かったようですね。

これからも題名とおり「花と緑」を中心に綴って行きたいと思いますが・・・
もう少し視点を広げて、鳥や人間の姿にも挑戦してみたいと夢は膨らみます。

それにはまずカメラをマスターしなければなりませんね
無理しない程度に頑張るつもりですので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。



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南高尾山稜「草戸山ハイキング」(その2)

2008年04月15日 | 山シリーズ

「城山カタクリの里」でたくさんのカタクリや山野草、ツツジ、ハナモモなどを楽しんだ後は、北に向かいました。
コンクリート道路を10分くらい歩くと右手に「宝泉寺」が見えてきて、このお寺の先に表示板がありました。
ここから登山道に入り、ひと登りして尾根道に出ます。

雑木が芽吹き、ヤマザクラが咲く明るいコースを「城山湖」に向かって歩きました。


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マウスオンでご覧下さい
足元にはスミレやヤマルリ草がたくさん見られました。



金比羅神社が近づくと、モミジとサクラが多くなります。



モミジの新芽もキラキラと輝いていました
赤ちゃんモミジの葉っぱは、普段目にするモミジとは感じが違って見えますね。



金比羅神社の前から望んだ風景です。
ここには駐車場があり、山登りの姿でない人々もたくさんお花見を楽しんでいました。



金比羅神社からおよそ10分で「城山湖」・・・
境川の支流本沢渓谷に誕生した人造湖・本沢ダムです。

湖の周囲に設けられた「町民の森散策路」は、「金刀比羅宮」から一周5キロメートルの散策路で、徒歩約2時間のハイキングコースです。



海抜280メートル。
湖面を渡る風はさわやかで、城山湖は「かながわの探鳥地50選」「かながわの公園50選」に選ばれているそうです。

私たちは写真に見えている右手の道を進み、階段を登って「草戸山」を目指しました。



「カタクリの里」からおよそ1時間半で「草戸山」頂上でした。
標高が365mなので「一年山」とも呼ばれているそうです。
ここまではさほどキツイ登りもなく、山というより丘と言った方が良いのかも知れません。



山頂には展望台があり、ベンチが設置されています。
ハイカーが三々五々休憩をしていました。
サクラの木の下では団体様ご一行が、お鍋を突っついて賑やかにお花見を楽しんでいます。

私たちも、この「松見平休憩所」でオニギリを食べ一休み・・・
過去の登山の思い出話に花が咲きました。

30分ほどお喋りを楽しんでから出発です。
手元のガイドブックは、三沢峠から梅ノ木平経由で高尾山口に出るコースが紹介されていますが、目の前に「草戸峠~高尾〔高尾山口)」と書かれた標識が立っていました。
「こちらの道を行こう」
針葉樹林帯の薄暗い登山道を進みました。

このコースで見た花々をnon_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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山ツツジ
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「草戸峠」で梅ノ木平への道を左に分けて、ひたすら高尾(高尾山口)と書かれた方向に進みます。
城山湖までの穏やかなハイキングコースと違って、アップダウンの激しい完全な山道でした。
私はザックにくくり付けていた杖を出しました。

針葉樹が多かったのですが、時々視界が開けて明るい色の山ツツジが見られました。
写真を撮り、標識横のベンチでカタクリの里で買った「磯辺焼きの串団子」を食べました。美味しい!

そして・・・
この先の登山道脇にはナント、野生のシュンランが
「野生が見られるなんて、感激だわ」、とYさんが呟きました。
目を凝らすと近くに地味な「カンアオイ」もありました。
私は実物を見たのは初めてです。

行けども行けどもアップダウンが続いて・・・
ようやく四辻に到着
「←高尾山口」と書かれた標識が現れ、ホッとしました。
70代のおじ様ハイカーがいたので、Yさんと2人の記念写真を撮ってもらいました。

ここからは10分で京王線の「高尾山口」の駅です。
「エイザンスミレ」の写真を撮りながら下ると、ポンと見慣れた風景の高尾山下の道に出ました。



駅前に咲いている「紅シダレサクラ」が見事でした

「城山湖」を出発してから1時間半以上が経っています。
簡単なハイキングのつもりでしたが、思った以上に歩きでがありました。
でも・・・
お天気に恵まれた春の一日を、気のあった仲間と、芽吹きだした新緑とサクラ、そして山野草を愛でながらのハイキングはとても気持ちが良くて、心身ともに大満足でした。

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南高尾山稜・「草戸山」ハイキング(その1)

2008年04月12日 | 山シリーズ
高尾山の南側に延びる山稜に木々が芽吹き始める頃は、サクラとカタクリが両方一緒に楽しめる季節の到来でもあります。
鎌倉を歩いた翌日の日曜日、お天気に恵まれたので山仲間のYさんを誘い、前回、閉じたカタクリしか見られなかった「城山カタクリの里」から、サクラが満開の「城山湖」を巡り、高尾山口に出るハイキングに行ってきました。


三月末にこの「城山カタクリの里」を訪れた時は、お天気が悪くて開いたカタクリが少なかったのですが(4月5日にUPした記事で紹介)、今回はバッチリと反り返ったカタクリが見られました

閉じたカタクリもそれなりに楚々とした美しさがありましたが、反り返ったカタクリは凛とした芯の強さが感じられ・・・
同じお花とは思えませんね。


前回もご紹介しましたが・・・
ここには30万本のカタクリがあり、ご覧のとおりの大群生が見られますが、紫色のカタクリはそろそろ見頃が過ぎていたようです。

その代わりミツバツツジやアカヤシオ、サクラ、ハナモモなどが満開で、青空の下、まばゆいばかりの花園が広がっていました。


手前が赤いミツマタ、鮮やかなピンク色のミツバツツジとその奥がハナモモ・・・
左手に見えるのはサクラでしょうか・・・

そんな中で、キバナカタクリが見頃を迎えていました。


私が初めての海外旅行を経験したのは、結婚25周年の記念で行った「カナディアンロッキー」でした。
その時「ヨーホーレイク」という湖のほとりに一面に咲いていた「グレーシャリリー」(氷河のユリ)というお花が、このキバナカタクリにソックリなんです。
その名前の通り、溶け出した雪のすぐ脇に咲いていました。



このお花を見ると、あの時歩いたカナディアンロッキーの雄大な風景が思い出されます。
その時の模様はこちらで紹介しています。
興味のある方はご覧下さい。

グレーシャーリリーとキバナカタクリが同じものかどうか?
私もハッキリとは分りませんが、本当に良く似ていますよね。

他にも、前回来た時には蕾だったたくさんのお花が咲きだしていましたので、non_nonさんのソースをお借りしたスライドショーで纏めました。
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シラネアオイ
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大好きなイワウチワが、前回よりもたくさん咲いていたので大感激
右端の「御殿場サクラ」の前では、Yさんにシャッターを押してもらって「サクラと私」の写真も撮りましたよ

里山を登って一番上まで来ると見晴らしが良くなります。
そこはツツジとハナモモが咲き乱れる桃源郷のような場所でした

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背の高い「ホウキモモ」という種類だそうです。
桃源郷の風景をマウスオンで音楽と一緒にご覧下さい
(non_nonさん、いつもソースを使わせていただき、ありがとうございます)



白いスモモのお花も見られました。

去年はお墓参りのついでに、奥多摩に出て塩山に抜け、桃のお花が満開のピンクの甲府盆地を眺めながらフルーツラインを通って「ほったらかし温泉」に行きましたが・・・
その時にこの「スモモ」の白いお花も咲いていましたね。


我が家の庭にもある「ハナダイコン」ですが、これだけ纏まると圧巻です。

1時間ほどの里山散策でしたが、お花好きのYさんも喜んでくれました。
入り口のベンチで、橋本駅のパン屋さんで買った「メロンパン」や「ピロシキ」を食べ腹ごしらえをしました。
Yさんは更に売店に走っていって、「磯辺焼きの串団子」を買ってきました。
「城山湖」で食べようね。

日曜日とあってどんどん人がやってきます。
時計を見ると午前11時を過ぎていました。

私たちは「城山湖方面→」と書かれた標識に従って歩き出しました。
広い駐車場の周りにも鮮やかなハナモモが咲き乱れ・・・
近くの山を見上げると斜面の竹林が風にゆれ、サクラ吹雪の花びらがお日様にキラキラと光っていました



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春爛漫の鎌倉歩き・その3(おまけ編)

2008年04月10日 | 鎌倉散策

「宝戒寺」からは目と鼻の先にある「鶴岡八幡宮」に寄って行く事にしました。
この一週間前に主人と夜桜を楽しんだ「段葛」の桜のトンネルは相変わらず多くの人出ですが・・・
そろそろソメイヨシノも葉っぱが出てきています。


前回の夜景は三脚を持たずに全滅でしたが、今回は明るいのでどうにか大丈夫
三脚は相変わらず面倒で持ってきませんでしたが・・・

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マウスオンで花嫁さんをご覧下さい
夜桜の時は八幡宮の境内で白無垢の花嫁さんを見ましたが、この日は段葛横の教会から洋風の花嫁さんが出てきました。
「良い日、旅立ち」のシーズンなんですね。



4月5日(土)、源頼朝が祭られている「鶴岡八幡宮」はご覧のとおりの人出・・・
お正月三が日にも匹敵する混雑でした



正面の本堂には行かず、右側にある池に向かいました。
水面には桜の花びらがたくさん浮いています。



池の周りにはお花見の人であふれていましたが、アオサギが一羽、餌を捕っているのでしょうか?
周囲の賑わいには目もくれず・・・
なんとなく孤独感が漂っていました。


こちらはカモのつがいでしょうか?仲良くペァーで泳いでいます。
鳥さんの写真はヤハリ難しいですね。

それに今回の写真全体が、色彩にしまりがありません
全部Pで写しましたが、露出補正を間違えた感じです。
トホホホホ~
まだまだ修行が足りませんね

今回は「春爛漫の鎌倉歩き」その2、その3(おまけ編)をいっきに同日UP致します。
このおまけ編はコメントを受け付けていません
その2でまとめてどうぞ宜しくお願い致します。

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春爛漫の鎌倉歩き・その2

2008年04月10日 | 鎌倉散策
「安養院」

「妙本寺」でカイドウと枝垂れサクラを満喫したあとは、「ぼたもち寺」~「八雲神社」と歩き、「安養院」に立ち寄りました。

北条政子が夫・源頼朝の菩提を弔うために笹目にあった長楽寺という寺をこの地に移したのが前身といわれ、その後、政子の法名をとって安養院と改名したそうです。
本堂には正面に本尊阿弥陀如来坐像が祀られ、その後ろに良縁、出世などに御利益がある千手観音立像が安置されていました。



このお寺は「ツツジ」が有名ですが、境内に一本の大きなサクラがありました。
すでに盛りは過ぎていましたが・・・
ファインダーを覗くと、裏の「祇園山」の新緑に混じるサクラが良いコントラストを見せています。

このまま「安国論寺」のサクラを見て海に出る予定でしたが、急遽あの山を歩いてみたくなりました。
「祇園山ハイキングコース」が八雲神社裏から4km先の宝戒寺まであるのです。


「八雲神社」

近くのコンビニでお弁当を買い、200mほど戻って「八雲神社」境内に入りました。

鎌倉最古の「厄除開運」の社といわれている「八雲神社」です。
この日も"主人の目が良くなりますように"とお賽銭を入れてお願いしました。

鎌倉で疫病が流行し、多くの人々が苦しむ様子をみた源義光が京都祇園社の祭神をここに勧請したのが始まりと伝えられ、裏山は「宝戒寺」手前の東勝寺跡に通じる祇園山のハイキングコースがあります。

「八雲神社」奥から始まる、約4kmのハイキングコースの模様をnon_nonさんのソースをお借りして纏めましたので、小さなサムネイル画像にマウスオンして大きな画像でご覧下さい。
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ハイキング出発点
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見晴台では数人のグループがお弁当を広げていたので、私も買ってきたばかりののり巻き寿司を食べました。
この日は春霞がかかっていて、展望台から見た由比ガ浜の海もボンヤリしていましす。

それでも桜吹雪の中、スミレやタンポポを愛でながらのハイキングは気持ちの良いものでした。
最後の「北条高時・腹切りやぐら」を見てから東勝寺跡に下り、ハイキングコースは終了です。



「宝戒寺」の門に続く桜のトンネルはすでに散り始めていましたが、枝垂れ桜が咲きだしていました。



3月に梅を楽しんだ「宝戒寺」の境内には入らずに、近くの鶴岡八幡宮に寄っていくことにしました。

追記
今回は鎌倉駅の東口を出て、鶴岡八幡宮前の若宮大路を渡り、本覚寺のカイドウを見てから「妙本寺」~「安養院」~「八雲神社」~「祇園山ハイキングコース」~「東勝寺跡」~「宝戒寺」~「鶴岡八幡宮」と廻りましたが・・・
ブログ仲間の「風の旅人」さんのコメントの呟きを得て、地図を追加いたしました・


赤い印しをつけた南東部が今回歩いたコースです。
3時間もあれば歩けますので、鎌倉をご存じない方も是非参考になさって下さい。




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春爛漫の鎌倉歩き・その1

2008年04月07日 | 鎌倉散策

この週末は晴天に恵まれ、関東南部は最後のお花見が楽しめたようですね。
今春、私たちは日本三大桜の一つ、山梨の「山高神代桜」を見に行く予定でしたが・・・
満開の発表が5日の土曜日に出て、主人は「混むなァ~」と一言
私も主人の目のことを考え、無理して遠くに行く事はなかろうと「神代桜」は諦めました。

そしたら主人はナント、朝からさっさと友人との飲み会を入れてしまいました。
お酒だって目には良くないんじゃないの
挙句に翌日曜日は山梨まで友人とゴルフだって

一人でブツブツ言って心配したって、自分が疲れるだけです。
私は私で気分転換にどこかに出かけよう・・・

最後の桜を見に近くの鎌倉に出向きました。
が・・・
桜は終りに近く、代わりに「カイドウ」が綺麗に咲いていました。
トップの写真は鎌倉駅近くの「本覚寺」のカイドウです。


3月に来た時には「河津サクラ」が咲いていたお寺ですこちらで紹介しています。
一昨日はこの「本覚寺」のカイドウを鑑賞してから、すぐ近くにある「妙本寺」を目指しました。


「妙本寺」 

総門をくぐると杉の巨木が立ち並ぶ参道が続き、階段を登るとその正面に二天門が現れます。
二天門には龍の彫り物があり、ニ、三歩下がって手をたたくと、龍が鳴くように聞こえるといわれていますが・・・
クローズアップの写真を撮り忘れました



二天門から境内を覗くと、何やらピンク色にあふれているのが分ります。
期待が膨らみますね~

正面の大きな瓦葺きの建物は「祖師堂」で、日蓮聖人像が安置されています。


二天門の屋根まで届きそうなソメイヨシノは盛りを過ぎていましたが、祖師堂横のカイドウと枝垂れサクラが満開でした

<<

マウスオン・クリックでご覧下さい

最初の画像は「枝垂れサクラ」ですが、2枚目はハテナ?(枝垂れサクラだと思いますが)
最後はカイドウです。
こうして見ると良く似ていますね。

我が家の庭にも以前、濃いピンクのお花を咲かせる大きな「カイドウ」がありました。
このカイドウの花吹雪の中で、愛犬ジュン君は日向ぼっこをし、その日の夜に私の膝の上で息を引き取りました。
その日は私も仕事だったのですが、何故か胸騒ぎがして休み、そしてもう歩けなくなっていた柴犬のジュン君を庭の芝生に毛布を敷いて寝かせ、一緒にカイドウの花を愛でながら日向ぼっこを楽しんだのです。
15歳のジュン君を最後にちゃんと看取ってやれて悔いはありませんが、カイドウの花を見るとあの日を思い出します。
いまから6年前の4月17日の事でした。
その翌年に何故かカイドウが枯れてしまって・・・
ジュン君の思い出の中に消えたお花です。



枝垂れサクラとカイドウのお花に充分満足して、二天門を戻ります。
参道の緑が春の日に、眩しいばかりに輝いていました。


門を出て鐘楼の見える右の道に進むと、鎌倉に多いシャガのお花が一面に咲いていました。
クローズアップ・フィルターを付けたり外したりしながらの撮影です。



鐘楼の写真を撮っていると、突然携帯電話が鳴り出しました
「もしもしnaoko? 今鎌倉にいるんだけど、貴女のブログに載っていたかんざしみたいなお花はなんていう名前だったかしら?」
友人のマルさんからでした

「あれはキブシだけど、マルは今鎌倉のどこにいるの?」
「英会話の仲間達と源氏山にいるんだけど、あの写真のお花があったのよ~」
「へぇ~、私は駅の反対側の妙本寺で一人でお花見よ」
4月始めのお天気に恵まれた週末は、みんな陽気に誘われ外に繰り出しているようですね
誰かさんは暗い酒場で飲み会のようですが・・・


二天門正面の「祖師堂」が本堂と思われがちですが、調べてみると方丈門近くのこちらが本堂だそうです。
ちょっと淋しいですね。



この「妙本寺」の詳しい歴史はこちらでご覧下さい。

まだまだ蕾みのカイドウもたくさんありました。
今週末でも充分楽しめそうです。
鎌倉にお出かけの計画のある方は候補の一つにお勧めです

コメント (20)
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