花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

私の家庭菜園と、名作「ジェーン・エァー」

2012年06月26日 | 映画、観劇


久しぶりに梅雨の晴れ間が広がりました

我が家の庭の紫陽花は、そろそろ盛りが過ぎましたが
借りている畑の周りのガクアジサイがまだまだ綺麗です



利き手の甲を骨折して50日が過ぎました
ヨガやリメイク教室などのお稽古事もお休みし、友人達とのちょっと気どったお食事会もパス・・・

家事も最小限しか出来ませんので暇なのですが、自治会の仕事で何かと落ち着きません。

五つの自治会が集まった連合自治会主催の「夏祭り」に向けて、毎週日曜日に会議があります。

それと並行して、我が自治会主催の秋の「バス旅行」の計画もたてなければなりません。

文化部6人がしょっちゅう集まり、行く先を検討し・・・
各旅行社に見積もりを頼み、それぞれの説明を受け、電卓片手に計算し
予算内に納められるかどうかが頭の痛いところです



借りている畑に植えた「トマトのお花」です。

夏野菜を植えつけるゴールデンウィークに骨折して何も出来ず
今夏の我が家庭菜園は淋しいかぎりですが・・・



主人も腰を痛めて畑作業は消極的でした。
でも、採りたての新鮮野菜の美味しさが忘れられず、トマトとキュウリの苗だけは植えてもらいました。



こちらは「キューリのお花」です。



もっかキューリは毎日3~4本収穫し楽しんでいます。

自治会役員のお仲間にも配ったら、倍になって返って来ました



「包丁が持てないと聞いたので・・・」と、ドレッシングにつけたパリパリお野菜が
山のように届きました。嬉しいですねぇ~

手を骨折して「弱者の気持ち」が良く分りました。

一日おきに、ザックを背負って歩いて買い物に行きますが、
会計が済んだ商品の入ったカゴを台まで運んでくれる店員さんが、二人に一人位はいますね。

中にはレジを打ちながら袋に入れてくれる店員さんもいらっしゃいます。

ご近所三ヶ所のスーパーを利用していますが、お店の教育の違いではなく
それぞれの個人の人柄の違いと感じます。

私は今まで弱者に対して親切だったか
そのような反省も含めて、今回の怪我はそれなりに意味があったと考えられますね。

老後対策の参考にもなったような・・・???



朝、仕事に行く前の主人にキューリを切ってもらって・・・
我が家の今年のお漬物はヌカ漬けではなく、簡単にできる「塩麹」を使って作ってみました。

昨日も2人で、主人が仕事先でもらってきた1,5kgの梅で「梅酒作り」

歳とともにこうして夫婦助け合って、二人で一人前となっ行くのですね。
実感です



畑の周りにはたくさんの「ドクダミ」が咲いています。

友人から、歳をとっても大事なのは「キョウイク&キョウヨウ」と教わりました。
漢字で書くと「今日、行く」&「今日、用」・・・

そう考えると、自治会の仕事も私にとってはプラスなのかもしれませんね。



こちらは「ヒメジョオン」でしょうか?

昨日の診察で「来週の月曜日にギブスをカットして、レントゲンを撮りましょう」と、
医師に言われました。

嬉しさよりも「今度も骨が着いていなかったらどうしようと、
不安ばかりがよぎり、すっかり自信消失しています


              

ひと様には「家に閉じこもっていては駄目、まずは出かけて気分転換を計りましょう」と
日頃から言っている私。。。

以前から観たかった映画「ジェーン・エァー」を観てきました。



前回、30分前に行き、満員で観られなかったので・・・
「今度こそは絶対に」と、1時間半も前に行き希望の席をゲットしましたよ。
95%くらいの入りでした

ご存知、英国のブロンテ姉妹で有名なシャーロット・ブロンテの名作です。

伯母のもとで惨めな日々を送る十歳の孤児ジェーン・エア孤児院に送られ、18歳で家庭教師となる・・・

行った先はロチェスター家、館の主人はほとんど留守・・・
ある日突然帰宅したロチェスターに、惹かれていくが・・・

中学時代に少年少女版の「ジェーン・エァー」を読んで感激し、
20歳の頃には、翻訳本がボロボロになるまで何度も読み返しました。

本を読みながら、私もジェーンと一緒にロチェスター氏に恋をしたようです

ロチェスター氏とジェーンが初めて出会う場面、その夜かわした言葉・・・
そして氏がジェーンに求婚する場面など・・・
あれから40年以上経っても、小説の中の言葉は断片的に覚えているものですね。

私にとっては3度目の映画「ジェーン・エァー」ですが、
今回が一番原作に忠実で、ヒーローもヒロインもイメージにピッタリでした。

2012年度のアカデミー賞・衣装デザイン賞にノミネートされているそうです。
予告編はこちらでご覧下さい

20歳過ぎの頃に観た1943年度版のリバイバル作品は、ジェーン役はジョーン・フォンテェーン
ロチェスター氏が名優オーソン・ウェルズ
美しすぎるジェーンと、オジさん過ぎるロチェスター氏に違和感がありました。

その後、スザンナ・ヨークとジョージ・C・スコットの1970年度版も観ましたが、
原作を読んだ時の感動とは程遠いものでした。

でも今回は、バレー出身のミヤ・ワシコウスカの聡明で芯の強いジェーンと
強さと哀しみを併せ持つマイケル・バスベンダーのロチェスター氏はピッタリだと思いました。
(観る側の、年代の違いもあるのでしょうが・・・)



主人が持っていた世界文学全集の中に「ジェーン・エァー」がありましたので
今回40数年ぶりにひも解きましたが、私が読んだ本と訳者が違う



その上、ご覧の通りの二段の細かい活字



改めて、昔読んだ本と同じ大久保康雄訳の文庫本を買いました。
バッグの中に入れて病院の待ち時間などに読んでいます。

薄幸の少女時代を過ごしながらも世に出てから、持ちまえの深い知性と愛情により
幸福を掴む女性を描いた、シャーロット・ブロンテ原作の恋愛小説です。

妹エミリー・ブロンテの「嵐が丘」の方が文学的には高いのかも知れませんが・・・
私は同じようなヒースの茂るイギリスの荒野を舞台とした作品ながら
こちらの方が人間的で温かみがあって、好きな作品です。


恋愛ドラマと言えば、今夜一週間遅れとなった「はつ恋」5話が放送されましたが
思いがけない展開に、ただただビックリですわ







コメント (27)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風4号襲来!・吹き飛んだ「お楽しみ」

2012年06月20日 | 花シリーズ
(2006年・日光市「上三依水生植物園」にて写す)

まだ6月だというのに、19日から20日にかけて、
そそっかしい「台風4号」が、近畿から東海・関東・東北と駆け抜けていきました。

死者や怪我人もでたようで、被災地の皆さまには心からお見舞いを申しあげます。

こちら関東南部は昨夜来風雨共に強く、雨戸を叩く音で時々目を覚ましましたが
今朝は朝から夏空がのぞいています。

実は私、今日20日にはカメラ友達のSさんと、撮影バスツァーに参加して、
信州大鹿村・大池高原の「ヒマラヤの青いケシ」を見に行く予定でした。

まだギブスはとれませんが、横浜出発だし頼りになるSさんも同行、カメラ撮影は最小限にして、
「幻の青いケシに逢えればそれで良い」と思っていました。


台風襲来のニュースを知ったのは3日前の日曜日、
「前回参加した雪のマザー牧場の撮影はスリリングだったけど、台風となると話は別よ」とSさん。

私も「強い風雨の中でのお花見物は到底無理」と判断し、2日前にキャンセルしましたが・・・
台風は思いのほか早く通り過ぎ、20日は晴れた

結局ツァーは遂行されたようで、キャンセル料が3割かかりましたが
これも「まだまだ活動は早い」という、神様の思し召しに寄るものと解釈いたしましたよ

(2007年6月・箱根湿性花園にて写す)

正式名は「メコノプシス」、ブルーポピーとも呼ばれます。
原産地が標高5000mのヒマラヤ山脈やチベット・ミャンマーであることから、多年草の高山植物です。

この「ヒマラヤンブルー」と言われる神秘的な色は、まるでヒマラヤの峰々から見上げた空の色
本場では、コバルトブルー・紫・黄・赤など様々な色があるそうです

(2007年6月・箱根湿性花園にて写す)

私の「ヒマラヤの青いケシ物語」は何度かこのブログでも記していますが・・・

私がこのお花を知ったのは今から12年前の事です。
主人と行った立山の「みくりヶ池温泉」のお風呂の中でした。

「立山三山」を縦走した後だったので、私はノ~ンビリと温泉に浸かっていました

そこに岩の殿堂「剣岳」を登ってきたと言うツワモノ熟女3~4人が入ってきて
湯船の中で山談義となったのです。

彼女たちは前の月の6月に中国の「スークーニャンシャンとタークーニャンシャン」に登り
「幻のヒマラヤの青いケシ」がたくさん咲いている中を歩いて大感激したとの事でした。

そして「高山植物が好きなら是非行きなさい。素晴らしいから」と強く勧められたのです。

(2007年6月・箱根湿性花園にて写す)

その翌年の6月に、山仲間のYさんとアルパインツアーで募集していた
「中国四川省・四姑娘山(スークーニャンシャン)花巡り」のツアーを申し込みました。

ところが、出かける10日前になって、当時96歳だった主人の父が肺炎で入院
いよいよ危ない状況となり、私は泣く泣くキャンセル

「ヒマラヤの青いケシ」は本当に幻となりました。
そして今回もキャンセルです


越後湯沢の「アルプの丘」や箱根「湿性花園」、そして日光「上三依水生植物園」で
鑑賞できましたが、いずれも数本で数が少ない・・・

大鹿村の「中村農園」の青いケシは5000株だそうです詳しい情報はこちらです。

台風が来なければ最新の「ヒマラヤの青いケシ」の画像をUPすることが出来たのですが・・・
古い未熟な画像のみで失礼致します

          

台風一過の晴天なら「富士山が見えるはず」と、今日は何度も二階のベランダに出てみましたが
西の空には雲がいっぱい


こちらの画像の富士山は5月23日に我が家のベランダから写したものです。
その後、富士山の姿は1度も見ていません。

今その富士山がふんだんに出てくるドラマにハマッています。
主人公が住んでいる場所が静岡県の富士市
毎週火曜10時からのNHKドラマ「はつ恋」(全8話)です。

毎回ドキドキしながら楽しみに観ているのに、昨日の第5話は台風ニュースで飛びました
一週間後に「延期」です


木村佳乃さん演じる村上緑は言語聴覚士。
やさしい夫と小学校入学を控えた息子と、ささやかながら幸せな家庭を築いていたが、
ある日、肝臓がんを宣告される。

しかも手術は極めて困難で、成功させられるのは現在パリで活躍してる日本人のスーパー外科医ただ一人。
その男はかつて自分を裏切った、高校時代の初恋の相手だった。


伊原剛志さん演じる三島先生は、神の手を持つ世界的な肝臓外科医。
緑を奈落の底に貶めた憎き初恋の相手・・・
彼には彼の理由があるのだろうが、まだその訳は明かされない。

それにしても三島先生の白衣姿ステキ過ぎで、毎回胸がキュンキュン
緑の心が揺れるのも頷けます。

愛する妻の命を何とか助けたいと、世界的権威の三島先生を探し出す年下の夫
潤ちゃん役は、朝のTV小説「ちりとてちん」で草々さんを演じた青木崇高さん。

最近は大河ドラマ「平清盛」では弁慶など、豪傑役が多いけど、
このドラマではごく普通のサラリーマンを見事に演じています。

緑が初恋の相手に再び心を奪われそうになる気持ちは分るけど、
潤ちゃんや、可愛い息子のケンタ君に悲しい思いもさせたくないし・・・
今後の行方が気になります。


心筋梗塞を患った父が何かとお世話になった「横浜市立大学付属病院」とその周辺が
ロケ地として、風光明媚な富士市と共によく出てきます。

この病院でナースをしているくるみさんが詳しく説明をしていますので、
興味のある方は訪ねてみてください。この画像もお借りしました。

初恋・ガン宣告、三角関係と、物語の題材はドロドロの韓流を彷彿させますが、
そこは流石にNHK・・・
シットリと丁寧に描いて、自然で上品な作品に仕上がっています。

脚本は中園ミホ、主題歌はMISIA、切ない大人のラブストーリーが楽しめます。

普段はドラマなど殆んど観ないのですが、手を骨折して以来主婦業を半分放棄
暇つぶしに見たドラマにハマッた次第です。

6月22日の深夜から、2日間に渡って一挙連続4話が再放送されるとか
詳しい時間は番組のホームページをご覧下さい。

コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の晴れ間と、映画「幸せへのキセキ」鑑賞

2012年06月17日 | 映画、観劇
梅雨の晴れ間が2~3日続き、そして再び梅雨空の週末です


晴れ間が出ると、主婦業を半分放棄している私でも洗濯や買出しに忙しい・・・

そんな中、2番バラが綺麗に咲いている我が住宅地の一角にあるMさん宅に呼ばれ、
自治会役員の女子会を楽しみました。

一昔前までは主婦達が、和気あいあいとやっていた自治会の役員会も、
最近はリタイヤ組みの男性軍が頑張って、会長・副会長・相談役・顧問などズラリと殿方が占め
役員会はまるで会社の会議のような雰囲気・・・

その中に混じるのが、私を含めて3人の各部部長の女性たちです。
男性軍のやり方に戸惑う中、お互いに女同士協力し合いましょうという3人の結団式?でした。
と言っても、各自持ち寄りのお食事会&お喋り会なのですが

バラが咲き乱れるお庭を眺めながら、ヘレンドのカップが並ぶステキなMさん宅のリビングで
各自溜まったガス抜きをしたしだいです。


翌日は、登山靴の底の張替えが出来たという知らせをもらったので、
横浜駅近くの山の店「カモシカ」まで、取りに行く事にしました。

晴天の中を歩いて行く駅までの道、先月見つけた「オオヤマレンゲ?」がまだ咲いていました。
しかも特徴のあるシベが側面からシッカリと見えています。

いつもバッグの中に入れたままにしている、小さなコンデジで撮りました。


こちらは5月23日に写した同じ木に咲いていた姿です。六月一日にUPしました。

6月18日追記
このお花の大きさは12~13cmくらいです。

以前も記しましたが、庭師の主人にこのタイザンボクによく似た花の名前を聞くと「レンゲ」という答え。
「葉がタイザンボクとは全然違う」とのことでした。

でもネットで調べると「オオヤマレンゲ」はやや下向きに咲くと書かれています。
更に調べるとこんな画像がありました




ネットよりお借りした「受咲大山蓮華(うけざきおおやまれんげ)」です。

オオヤマレンゲとホウの木の雑種だそうで・・・
ご近所のお宅に咲いているマグノリアの花は、まさにこのお花のようですね。


そしてこちらは前々回にUPした、東慶寺の「オオヤマレンゲ」
今年初めて知ったお花です。
これで私自身もしっかりと覚えましたよ

         

私は登山靴を受け取りに行くのは帰路にして、そのまま電車で川崎駅まで行きました。
学生時代に熱中して読んだシャーロット・ブロンテ作の「ジェーン・エァー」が映画化され
是非観たいと思ったのですが
やっている映画館が少なくて、我が家から一番近いのが川崎駅西口の「109シネマ」

1時からの回を観るために30分以上前に着きましたが、すでに座席は満杯


仕方なく、急遽観たのがこの映画「幸せへのキセキ」
ただ時間的に丁度良いというだけで、何の予備知識もなく選びました。

チケットを購入してから改めてポスターを見て、
過去に私も観ているボーンシリーズやオーシャンズシリーズでお馴染みの
マット・デーモン主演の、実話の映画化と知った次第です


それが思いがけず爽やかな心温まる良い映画で、じんわりと涙腺が緩みました。
予告編はこちらでご覧下さい。

あらすじ
「イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミー(マット・デイモン)は、半年前に妻を亡くし、
14歳の息子と7歳になる娘とともにその悲しみから立ち直れないでいた。

悲しみからベンジャミンは仕事を辞め、息子は学校で問題を起こし退学処分になってしまう。
心機一転、新天地での再スタートを望み、郊外に家を購入。
その家は、ナント閉鎖中の動物園付きだった。

動物園を再建すべく取り組むベンジャミンだが、素人ゆえわからないことだらけでトラブル続出、
かさんでいく修理費や薬代に頭を抱える。
しかし飼育員たちや動物園を心待ちにしている地域住民、思いもよらぬ亡き妻からのプレゼントに支えられ、
妻とのある約束を果たそうとする――。」

英国人コラムニストの実話を映画化した家族ドラマです。
寂れた動物園と家族の絆を再生する男の奮闘記・・・
少々お腹の出てきたマット・デーモンが、どこにでもいそうなせつない父親を演じます。


母親に死なれ、学校は退学になり不気味な絵ばかりを描いている反抗期の息子との関係に頭を悩ましますが
”20秒の勇気を持て”なる心得を伝授し、父子はぎごちないながらも前に前進します。
7歳の娘は可愛い盛り
(娘ロージー役のマギー・エリザベス・ジョーンズちゃんの可愛さにば~ばの私はメロメロですわ)

動物園のスタッフも良い人ばかりで、特にスカーレット・ヨハンソン演じるチーフ飼育員のケリーは
口では厳しい事を言いながらも、ベンジャミンには協力的

ベンジャミンのお兄さんも「素人が動物園の経営なんて無理、ヤメロ」と
反対しながらも、協力は惜しまない・・・


ハリウッド映画にしては地味な作品ですが、俳優陣も豪華で子役も可愛いし、動物達も活き活きとしていて、
ハラハラする場面や、ヒール役の検察官が出てきても何故かユーモアが漂う・・・

キャメロン・クロウ監督が盛りたくさんのエピソードを簡潔にまとめ
強烈なパンチはないものの、あざとさのない爽やかな作品に仕上げた
後味のよい映画です。

原題は”We Bought a Zoo!”(動物園を買っちゃった!)
こちらの方がピッタリですね。

尚、この動物園は今でも健在で、動物研究の分野でも活躍し
ベンジャミン親子はそこで生活しているそうです。

目的の「ジェーン・エァー」は観られませんでしたが、充分に満足しました。


靴底を貼り替えた登山靴は、ご覧のとおりのピカピカリニューアルですが
手の怪我が治らない事には「山は無理」

梅雨時でもあることですし、ドラマや映画お食事会などのインドァーを楽しむことに致します。


コメント (27)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「明月院」の紫陽花と花ショウブ

2012年06月12日 | 鎌倉散策

紫陽花寺として有名な北鎌倉の「明月院」の姫アジサイです(6月5日撮影)
この透明感のあるブルーが美しい・・・

同行したnikonikotaroさんを真似て、露出補正をプラスにして明るく撮ってみました。

ここのアジサイは境内のいたるところに咲いていて、その数2500株
90%が日本古来の品種の姫アジサイで、明月院ブルーと呼ばれる爽やかな青色が魅力です


梅雨入り前の5日時点では、まだ多くの紫陽花がこの位の色合いでしたが
あれから1週間が経ち、境内の殆んどが明月院ブルーに染まった事でしょう

関東地方も梅雨入りとなり、今週の天気予報はと並びます。
そぼ降る雨の中で見る紫陽花も、風情があって良いものですが・・・

この日私たちは9時前に「明月院」を訪れました。
10日前には300円だった拝観料が、6月に入ったとたん500円になったようで、
ポケットに入れてた小銭が足りず、不自由な片手で慌てました


早くに行ったのは、この丸窓から見る風景に人が入らない写真を撮りたいという
nikonikotaroさんの配慮でした。

10日前より緑がいっそう深くなっている感じです
背伸びをすると色鮮やかなハナショウブが正面の垣根の向うに見えていましたが、
不安定な姿勢での撮影は諦めました。


更に500円を払って、ハナショウブと紅葉の時期だけ開園している
丸窓の向う側の後庭園に入ります。

反対側から見た風景、方丈前の石庭が望めました。


そして緑の山々に囲まれた庭園内には、ハナショウブが見事に咲き出していました。
前回来たのは4年前、その時の方がお花も人もいっぱい・・・こちらです。


去年、カメラ教室の撮影会で行った横須賀菖蒲園の方がお花の数では断然勝りますが
鎌倉のお寺のハナショウブは、周りの風景と融合していっそう風情が感じられますね。


「尾形光琳の絵のような味を出すにはどうしたら良いの?」と呟いてしまいました。

花ショウブの撮影は本当に難しい・・・


4年前にも記していますが、良く似たお花「カキツバタ」には、
ハナショウブと同じように花びらの付け根に白いスジがあるそうですが・・・
違っているのは葉っぱ。

ハナショウブの葉は、上の写真のようにお花より短め、そして中央に葉脈が入っているのですが、
カキツバタの葉はお花より長くて、葉脈がなく垂れる事が多いそうです。


着物の柄のような粋な模様のハナショウブ・・・
この黄色いスジが特長とか。
良く似たアヤメはこの部分が網目の模様なのですね。


ハナショウブを堪能してから本堂前に戻ったとき、「面白いものが見えるよ」
nikonikotaroさんが屋根を指差しました。

天女が笛を吹いていました。
反対側の天女は何をしているのでしょうか?


「似たような天女がこちらにもいるよ」と、竹林に案内されました。
10日前、この周りで私がカメラに収めた「ナツロウバイ」はそろそろ終わりの姿でした。


しょっちゅうここは通っているけど、今回初めてまじまじと眺めた竹林の中の「天女様」です。
違う目で見る仲間がいると、新しい発見がありますね。

Sさんが以前から入っているカメラ教室のお仲間のnikonikotaroさんは
地区センターなどで「初級のカメラ講座」の講師をしている腕前・・・
今回も竹林の中で、しばしカメラ講座を受けました。

もっとも私だけカメラのメーカーが違うので、ちょっと話に着いていけませんでしたが


10時半を廻り、明月院の山門に通じる狭い紫陽花ロードはいよいよ混んで来ました。
ツァー客の姿も見られます。


こちらは北条時頼の墓近くに建つ「時頼廟」の屋根
私は美しい瓦が気になりだしました。

これからの鎌倉散策シリーズに「お寺の屋根瓦」が加わるでしょうか

私たちは混み出した「明月院」を後にして、前回紹介した「東慶寺」に向かい
イワタバコとイワガラミを撮影

最後にnikonikotaroさんお薦めの、鎌倉駅近くの鎌倉野菜とシラスのパスタが美味しい
イタリアンのお店に行きましたが、残念ながらお店は閉鎖されていました

この不況の時代、鎌倉でもよくあるお話です。

結局駅裏の洋風定食屋さんでランチして、カメラ談義を楽しみました。
Sさん、taroさん、有意義な一日をありがとうございました


コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「東慶寺」のイワタバコとイワガラミ

2012年06月08日 | 鎌倉散策
いよいよ「入梅間近」ですね。
昨日今日と、梅雨の前の貴重な晴れ間が広がっていますが
片手では洗濯物を干すのがやっとで、布団干しも出来ません

そんな中、ギブスが延長になって気落ちしていた私を、カメラ友達のSさんと、
彼女のカメラ仲間のnikonikotaroさん(私のブログ友でもあります)が、北鎌倉に誘ってくれました

3人で9時前に「明月院」に行き、色付き始めた紫陽花と、奥庭のハナショウブを撮影してから
次ぎに私が希望していた「東慶寺」に行きました。

順序が逆になりますが、まずは東慶寺の最新のお花情報からお伝え致します。

6月5日・北鎌倉「東慶寺」のイワタバコ

毎年見に来てる星型の可愛い「イワタバコ」
この日はまだ3~4分咲きでしたが、今年も逢う事ができました。

東慶寺の奥の、墓地に近い右側の苔むした崖に一面に咲いています。
どうしてこんな場所にと、毎年思いますね。


いわたばこ(岩煙草) イワタバコ科、
星型のお花の直径は2~3cm、中央にある雌しべを雄しべが取り囲むように密着しています。
中央部のオレンジ色の部分は、虫達に蜜のありかを教える役目をしているのでしょうか?


更に奥の宮内庁管轄の「皇女の墓」のある階段の上にもイワタバコが見られます。
こちらの方は6~7分咲きでした。

湿った岩壁や石垣に生えるので「イワタバコ」葉がたばこに似ているからこの名が・・・

去年の記事を参考に記していますが、写真は去年の方が綺麗ですこちらをどうぞ
やはり手の怪我が影響しているように思います

「イワガラミ」の一般公開

本堂裏の崖一面に咲いている「岩がらみ」
ガクアジサイによく似ていますが、ユキノシタ科のお花です。


「この一本の根から幹を伸ばし、岩全体に広がっているのです」と
若いお坊さんが説明してくれました。


このように崖一面に茂っているのがオドロキです。


お花の中心部には小型の両性花がたくさんあり、
周辺には1枚の花弁状になった白色の萼を持つ装飾花があります。

白い装飾花がなかなかクッキリとは写りません
腕もカメラもイマイチです

尚、このイワガラミの特別公開の時間とイワタバコの開花状況はこちらをご覧下さい


「東慶寺」にも紫陽花はありますが、「明月院」や「長谷寺」と比べればほんの僅かです。
でもこの日は、私の好きな「ヤマアジサイ」が見頃となっていました。


派手さはありませんが、風情がありますね。

葉が柏によく似た「カシワバアジサイ」
装飾花の色が何とも美しい「ヤマアジサイ」



こちらは「八重のドクダミ」

「東慶寺」のお花は派手さはありませんが、尼寺に相応しく
楚々としたお花が何気なく咲いている様が私好みです。


「シロバナシモツケ」
赤いシモツケは我が家にもありますが、このふんわりとした白いお花を見ていると
心が優しくなれそうす


そして、一つだけ残って咲いていた「オオヤマレンゲ」を見たときは、思わず興奮しました。

前々回、このブログで紹介したばかり・・・
我が家近くのお宅のお庭に咲いていた似たようなお花は、中のオレンジ色のシベが
写真に撮れなかったのです。

受付で確認したら、やはり思ったとおり「オオヤマレンゲ」でした

OL時代の勤め先の会社と縁あって、娘の頃から通っていた縁切り寺とも呼ばれている「東慶寺」
会社を辞めて40年以上になりますが、この季節になると未だにこうして通って来たくなるお寺です。

6月9日追記
この日一緒に「明月院~東慶寺」と、カメラ撮影を楽しんだSさん
2日後の7日(木)に、ハイキング仲間と再び同じコースを歩いたら
「テレビ東京」のクルーが撮影に来ていたそうです。


6月9日(土)、夜6時半からの「初夏の絶景を歩こう」の番組で、
鎌倉のお花が紹介されるようです。
ご興味のある方は7チャンネルでご覧下さい。


コメント (26)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガックリ!、ギブス延長!

2012年06月04日 | 私の呟き


6月に入ったとたん梅雨を思わせる蒸し暑い日が続いています。

紫紅色の「シラン」が我が家や公園の花壇にも沢山咲いていましたが
その中に混じって白い「シラン」がありました。

「シロバナシラン」と言うらしい・・・
ランの気高さが感じられるお花ですね

「ギブスを外すのは早くて6月2日以降、遅ければ遅いほど望ましい」と医者に言われていましたが、
一日も早い活動を望んでいた私、2日の土曜日に病院に飛んで行きました。

最初の復帰は山仲間のYさんを誘って「高尾山」かしら?
セキチクがまだ見られるかも知れない

ところがドッコイ
ギブスを外してレントゲンを撮ってみると、私の手の甲の小指に通じる骨が
まだ着いていな~い

「ギブス延長」と言われ、またまた固定です
(カラオケじゃあるまいし、延長だなんて・・・)



こちらは植えた覚えもないのに我が家の庭に増えだした「トキワツユクサ」です。

涼しげな楚々としたお花ですが、ウィキペディアによると南アメリカ原産で
日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれ、帰化植物として野生化しており、
外来生物法により要注意外来生物に指定されているらしい・・・

医師に「一段落したら骨密度の検査をして見ましょう」と言われてしまいました
「4~5年前に検査したときは108でした」と答えると
「今では100を切っているかも・・・」と

恐れてる「骨粗しょう症」を疑われるなんて
ガックリ来て、土曜日の午後はしばし落込んでいましたよ

その日の夜も、翌日の日曜日の夜も、自治会の夏祭りやバス旅行の企画会議があり
何とかテンションを上げましたが・・・

何だか「老い」に向かって、坂道を転げ落ちていくような心境です。



こちらはカラー、丈夫で庭のあちこちに増えています。

ガックリしていたときに、ブログ仲間から「足首にヒビが入った時は二ヶ月ギブスをしていた」と
コメントを戴き、更にブログを読んだ友人から電話があり
「娘が20歳の時に手を骨折したけど、その時だって1ヶ月以上かかったわよ」
「自分の歳を考えなさい。そうは簡単に治らないのは当たり前よ」と言われ
少し気持ちを持ち直す事ができました。

またまた台所仕事を手伝わなくてはならなくなった夫は
「医者変えろ、へぼ医者じゃないのか~」とオカンムリ・・・

私の不運は、ゴールデンウィークに怪我して最初に知らない医者に行かざるを得なかったこと
そして我が家近くに転院したけど、普段お世話になっている先生の病院が工事中で
やむをえずに違う病院で看て貰っている事ですが、
もうこうなったらトコトン腰をすえて片手生活を頑張るしかないですね。


         

そんな折も折、主人が仕事中に蜂に刺されてしまいました。
足ナガバチに、利き手を二箇所もです

こういうのを「弱り目にたたり目」と言うのかしら・・・



すぐに吸出し器を使ったそうですが、ご覧のように腫れあがりました。
台所の包丁仕事と洗い物は主人頼みですが、夫婦して利き腕が使えなくては食事造りもままなりません

主人お気に入りの活き魚料理店で連日外食です。
ついつい生ビールも進みます・・・

安くて盛の良さが評判のお店です。
このお刺身定食が1050円

皆で一緒に賑やかに食べれば、日頃の憂さも忘れます
こちらは孫達の大好きな海老・・・

昔からよく通ったこのお店も、5月いっぱいで閉鎖となりました。
テナント料が高くてやっていけなかったそうです。

私が勤めていた地区センターの歓送迎会も、カメラ教室の打ち上げも
そして、主人の属している地域のゴルフクラブの新年会も
常にここを利用していたのに・・・

これからはどこに行けば良いのでしょう?
淋しい限りです。

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街に咲く花々と、映画「マーガレット・サッチャー」

2012年06月01日 | 映画、観劇
風薫る5月も終り、鬱陶しい梅雨の季節が間近です。
転んで思わず付いた左手の甲を骨折して一ヶ月以上が過ぎました。

痛みは和らぎましたが、圧迫感のあるギブスが何とも辛いです。
ギブスの周りは皮(垢?)がボロボロ・・・
特に一番動かしている親指は擦り切れて、皮がむけて赤くなってきました

医師に少しでも早く外して欲しいと訴えたら
「最低一ヶ月間はしていなければ駄目」
「5月2日にギブスをはめたから、外すのは早くて6月2日以降、遅い方が望ましい」
「それまで出来るだけ骨折した方の手は使わないように」とのこと・・・


片手生活の不自由さは思った以上です。
洗濯やアイロンがけはできても、たためない
シャンプーしても、ドライヤーでのブローが出来ない

車の運転もパスなので、二日に一回ザックを背負い、散歩も兼ねて
歩いて20分の駅前のショッピングセンターまで買い物に出かけます。
(ビールなどの飲み物は、主人がいる時に車を出してもらいますが)

途中、公園や家々の庭の花々を愛でながら行くのが日課・・・
車では見逃していた珍しい花々もあって、ちょっと得した気分

三つ葉のカタバミ(ムラサキカタバミ)がこんなに綺麗だったなんて、知りませんでした。


我が住宅街のお宅に咲いていたこのお花、ず~~っと気になっていました。
大きさこそ違え、私の好きな「タイザンボク」の花に良く似ています。

歩いて食事に行く時、主人に聞くと「レンゲだね」と・・・

蓮華とはハスの事、このお花はどう見てもマグノリア系だわ。

ネットで調べてみると「オオヤマレンゲ」、叉は「ミヤマレンゲ」でヒットしました。


4年前まで、西オーストラリア州のパースに家を借りて毎年通っていましたが
その際、旅先の南極海に面した「アルバニー」の街の小さなホテルの前庭に、
これとよく似たお花がたくさん咲いていました

宿の主人に花の名前を聞くと「マグノリア」と言う答えが返ってきました。
マグノリアとは「モクレン属」のお花のこと・・・

オーストラリアでは(カナダでも?)お花の名前は実にアバウトですね。
春の野原に咲く花々は「ワイルドフラワー」でひとくくり


こちらもオーストラリアにたくさん咲いていた「ブラシの木」(オーストラリア原産)
養護学校の門の脇にありました。


その横には「ハマナス」が・・・
北海道のオホーツク海沿岸でよく見ましたね。

♪流氷とけて~ 春風吹いて~ ハマナス咲いて カモメも鳴いて♪
♪はるか沖ゆく~ 外国船の~ けむりも嬉し 宗谷の岬♪
札幌に住んでいた頃よく唄った、ダ・カーポの歌が自然と口から出ました


我が街の駅前通りは「マロニエ通り」と言われていて、5月には濃いピンクのお花が咲き出します。

          

手を骨折して以来、高校時代の友人とのお食事会も延期して、山仲間との山行きも諦め
ブログ仲間の山小屋さんやだんだんさんから誘われた、街道歩きや奥多摩ハイキングも断念して・・・

ひたすら一人で近くの鎌倉や我が街を歩き回っていますが、
先日何気なく見たTVの「ぎんさん宅の4人姉妹」のお元気な姿に触発されました。

上は98歳から一番下は89歳の4人姉妹、平均年齢は93歳
それなのに誰一人、介護の世話にもならずにシャンとしていらっしゃる。

「人は足から死ぬ」と、108歳で亡くなった母親のぎんさんから何時も言われていたとかで
毎日せっせと歩いているそうな・・・、
4人とも自立して生活していて、誰一人、杖も付いていない

そして「笑って今を生きる」と、週に何度も4人で集まって冗談を言い合っている
人間、楽しくしゃべって笑うと、免疫力がアップするそうです。
私に今欠けているのはこの部分だわ


で・・・
私は今ギブスをはめていて、着たいお洋服も袖が通らずお洒落もできないから
「普段着で行ける駅前の○○シネマで”マーガレット・サッチャー”を観て、ランチをしませんか?」と
親しいご近所仲間4人に声をかけました。


「マーガレット・サッチャー(鉄の女の涙)」は、メルリ・ストリーブがサッチャー役で主演し
2012年度のアカデミー主演女優賞をとった映画です。

英国史上初、かつ唯一の女性首相マーガレット・サッチャーは、その強い信念により
当時の封建的な男社会の中でも、強力なリーダーシップを発揮した。
フォークランド紛争での勝利、労働組合制度の改革、低迷する経済の建て直し
国内のみならず、世界中に影響を与え続け、「鉄の女」と呼ばれていた。
(チラシより)

いやはや彼女のような政治家が今の日本にいたならばと痛切に感じた次第です。

現役時代のサッチャーが「英国病」を見事に回復させたことを知っている世代の私
鉄の女の大活躍の物語と思いきや・・・
(過去の栄光もフラッシュバック的に紹介されますが)

今では認知症を患い、亡き夫の幻影を見ながら遺品を整理し
「あなたは幸せだった?」とつぶやく日々
が淡々と描かれていました。

家庭をかえりみなかった女の「懺悔の呟き」なのでしょうが、少々ひっかかりました。
男の首相だったら、この様なシーンは無いに違いない・・・

階級制度が厳しい英国で、雑貨屋の娘が猛勉強して名門大学卒業後政治家となり、首相になって、
栄光と挫折を味わいながらも、妻を支える夫と双子の子供にも恵まれた家庭を持っていた・・・
私はそのことに安堵いたしました。

ぎんさんの4姉妹は別として、
認知症は誰でもがありえること、そして老後は皆孤独なのです。

サッチャーはロンドンで一人住まいをしていますが、ヘルパーさんが毎日やって来て
娘もしょちゅう顔を出し、元首相としてのパーティー出席などに付き添ってくれるだけでも
幸せなのだと思いました。


老後を考えさせられた映画でしたが、すぐに気を取り直しショッピングセンター内の
銀座・三笠会館系のレストランで、お食事しながら3時間半もお喋りです。

一昨年の「エジプト旅行」まで、イタリア・スペイン・ロシア・中欧・北京と数カ国を一緒に旅した
ご近所仲間同士・・・

最近は子供達の結婚や孫の誕生、親の介護、そして自分や伴侶の病気などで
皆心身ともに慌しくなり、中々以前のように一緒に遊ぶ時間もなくなりました。

「最近は仏教にも興味が沸き、夫婦で四国八十八箇所巡りをしてきたわ」という
高尚なお話しから・・・

「利き腕を骨折すると、お化粧も満足に出来ないのよ。眉毛が特に難しい」
「歳をとったら先ず無理」と愚痴ると
「妹が眉毛のタトゥーをしたから詳しいことを聞いてきてあげる」
「でもそれって、大阪市の職員だったら引っかかるのかしら

久しぶりに4人で笑い転げた3時間半でした。
女は美味しい物を食べて、親しい友人とお喋りに興じている時間が
一番の元気の源となりますね

コメント (26)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする