花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

孫娘の晴れ舞台と「雨竜沼湿原」

2014年07月29日 | 
梅雨が明けて以来猛暑が続いていました。

昨日27日(日)の夕方には、明るかった空が一転暗くなり、
雷鳴がとどろきました
それ以後、風が少し爽やかになったでしょうか・・・?


玄関先の水盤のホテイアオイの花はその後も毎日3~4輪咲き続け
涼しさを与えてくれます。

水盤の中のメダカも卵がかえり、20~30匹と増えました


代々木体育館へ・7月25日(金)
孫娘の菜奈ちゃんが習っているチァーダンスの発表会があり
朝からうだるような暑さの中、私も原宿まで電車に乗って応援に行きました。


五輪橋を渡り、右手に明治神宮の森を見ながら進み
陸橋を渡ると「代々木第一体育館」が見えてきます。

ご存じ「東京オリンピック」の主会場になった体育館で
吊り構造が美しい、建築家丹下 健三氏の代表作。

現在、各種スポーツの競技場として、またコンサート等の文化的行事の会場として利用されています。
この日はレスリングの大会が開催されているようでした。


菜奈ちゃんの出るチァーダンス大会は第一体育館の反対側に建つ
「第二体育館」で行われます。

酷暑の中、原宿駅から歩いて7~8分・・・
円錐形の天井が見事な、すり鉢状の体育館です。


生まれながらにAKBやEXILEの音楽を聴いて育った菜奈ちゃん世代は
みなリズム感が抜群です。

毎週オカータンとにぃにぃの水泳教室に着いていった時、
同じ時間帯でやっていた「チァーダンス教室」を知り、2年半前に入りました。


今年で3度目の発表会です。

望遠レンズ禁止で、一眼レフカメラを持ち込めず
3回とも菜奈ちゃんの晴れ姿のアップが撮れず残念でした

とにかく大事なのは笑顔そして息が合った動きです


2年前の初舞台の時は、親から離れた席に着いて号泣していました。
会場の雰囲気に飲まれたのでしょう・・・


すべてのチームのダンスが終わり表彰式
今年の菜奈ちゃんはセンターで頑張り「チーム賞」を取りました

この日はトータンも仕事を抜け出して応援に駆けつけました。
菜奈ちゃん一人に両親と2人のバァ~バの4人の応援団です。


ハワイから来た三人組の模範演技があり、アクロバットのようで迫力がありました。

菜奈ちゃんもキッズの部は今年で卒業
来年からジュニアの部となり、続けるかどうかは奈菜ちゃん次第と
オカータンは言っていました。

ジュニアはゴールデン賞を何度も取った経験のあるお教室だけに、
日々の訓練が必要なのだそうです。


水泳も習っている上に、チァーの毎日の練習が始まったら送り迎えも大変で、
菜奈ちゃんがどうしてもやりたいというなら考えるとか・・・

子供の才能を伸ばすのも、その子の素質と親の頑張りが必要なようです。

にぃにぃはこの日から2泊3日のサッカーの合宿でいませんでした。
区の水泳大会参加も目指して、夏休みに入ってからも毎日学校のプールに通っているそうで
孫2人共すっかり日焼けしていました。

オカータンの悩みは「勉強させる時間がない」というところのようでした。


      

NHKTV日曜朝の「自然百景・雨竜沼湿原」
朝からの猛暑の中、たまたまテレビで観た爽やかな風景に心惹かれました。

(NHKTVより)
題して「雪どけ・花の湿原」

この風景を見ていたら、仲間二人の都合が悪くなり
「大菩薩嶺ハイキング」がまたまた延期になってガックリした気持ちも納まりました。

(NHKTVより)
北海道の日本海側に広がる暑寒別天売焼尻国定公園を代表する自然 「雨竜沼(うりゅうぬま)湿原」

(NHKTVより)
暑寒別岳の麓、標高850mの台地に東西4km、南北2kmにわたって広がる雨竜沼は、
日本有数の山岳型高層湿原帯です。

(NHKTVより)
大小100以上の池塘(ちとう)と呼ばれる沼が点在し、夏は数多くの高山植物が咲き
「北海道の尾瀬」と言われています。

私が訪ねた時はエゾカンゾウとヒオウギアヤメが綺麗でした



今から21年前の1993年の7月、札幌の伯母(母の姉)のお見舞いを兼ねて北海道を訪ね
大雪山縦走を計画しました。

私たち夫婦はその前日に、私の生まれ故郷の滝川市から雨竜町に入り
手つかずの大自然が残る「雨竜沼湿原」を歩きました。

ウッディーな南暑寒別荘から出発し湿原まで片道2時間登って行く


出会った人は4グループ11人のみと、アルバムには記されています。

霧でけぶった湿原を小一時間行くと展望台の周りはキンポウゲの大群落


アルバムの中の40代後半の我ら夫婦はまだまだ若くて輝いて見えます。
”こんな時代もあったけ・・・”

翌日から2日間歩いた「大雪山」は晴れましたが、この日は時々小雨が降って霧がかかり
幻想的な湿原の風景が印象的でした。

これからも時々懐かしい北海道のこと、山や旅の思い出などを語っていきたいと思っています。

断捨離決行で、写真類も整理しなければなりませんものね。
その前に・・・ですね。




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山仲間と「海の日」に、MM21でランチ

2014年07月24日 | 我が街・横浜
7月21日・海の日
関東地方は三連休が終わった翌日に「梅雨明け宣言」が出され
蒸し暑い毎日が続いています。

21日の「海の日」には山仲間と「大菩薩嶺」ハイキングを楽しむ予定でしたが
前夜の天気予報は「不安定なお天気は回復しますが、まだ山沿いの雷には要注意」というものでした。

3人で電話し合って「どうする」とカンカンガクガク
そうしている時にも、横浜地区は雷鳴がとどろき
TVでは「雷洪水警報」が出された速報が流れます。

「一週間延ばそう」となりました。


そして当日は「3人でランチしながら夏山の件で話し合おう」と、代わりに行ったのがMM21

海の日ですから、「日本丸」の帆が張られていましたよ~

待ち合わせの桜木町の駅は綺麗になりました休日は若い子たちが目立ちます。


ずっと工事中だった桜木町駅がすっかり変わって驚きました
店舗も並び東口ができて便利になりましたね。


その東口の目の前のTOCみなとみらいのコレットマーレ6階でランチです

梅雨明け前日の蒸し暑い日で、私以外はそんなにアルコールは強くない二人ですが
ビールが飲みたいと

3人で山から下りてきて温泉に入って
「頼むからビール付き合って」と、長年特訓した効果が出ましたわ

トマトとチーズのピザ新鮮野菜のパスタに海鮮パエリア


三品を一皿ずつ頼んで分け合いました。
別途頼んだピクルスもさっぱりしていて美味しかったです。

丁度二ヶ月前の結婚記念日にここで映画を見て食事をしましたが
今回は女性好みのスペイン料理です。

2時間かけて飲んで食べて、3人のスケジュールが合う
8月10日に一泊で夏山に行こうと決まりましたが・・・

お盆でどこも混んでいて、どの山に行くかで頭を抱えていますわ。
行ける山は殆ど行き尽くし、行っていない山はもうきつくて登れない山ばかり


休日のMM21はこの様な姿の二人連れが目立ちます。

そしてラウンドマークではピカチューのイベントで賑わっていました。

流石にファミリーの姿が目立ちます。浴衣姿の若い子の姿もあちこちに・・・


私たちはラウンドマークから横浜美術館方面に進み
アウトドァーショップ「モンベル」のリーフ横浜みなとみらい店に向かいました。


休日にはクイーンモール入り口横の広場で「大道芸人」さんの芸も楽しめます。


横浜駅方面に向かうと、オープンカフェがたくさん見られます。


木々の緑とお花も綺麗・・・


振り返って見た「ラウンドマークタワー」です。

大塚家具の看板のかかったリーフみなとみらいの1F2Fに「モンベル」のお店が入っています。

アラ、保険も扱っているのね。少年がロッククライミングを体験していました。


山を趣味とする3人がそれぞれにお買い物です。


去年買ったポロに合わせる、紅色の一重のジャケットを買いました。
今年の山は派手派手バージョンで歩きますわ。

そしてチャックが付いていて短パンにもなるネービーのパンツもお買い上げ(今裾上げに出しています)

それを見ていたKさんが、私と同じポロシャツを買いました。
お揃いの衣装で歩きましょうね。


1時間半ほど楽しんで外に出てみると通り雨

雨がやむまでお茶していくことにします。
ここでも山での昔話が弾み、気が付いたら5時過ぎになっていました

山は延期にしたけど、それなりに3人で楽しんだ一日でした。


7月23日・再びMM21へ
毎年4月に切り替えていた「ハイキング保険」
今年は親族の葬儀続きですっかり忘れていました

今までは日本山岳会の保険に入っていましたが、
申し込んでから保障可能になるまでに2~3週間以上かかります。

それでは夏山には間に合わないので、今度はみなとみらい駅に近いマーキィーズのモンベルを訪ねて
「野外活動保険」を申し込んできました。

遭難時のヘリ要請や、落石などでよそ様に被害を及ぼした時の保証がないと
安心できません。

こちらの保険は申込日の翌日正午から保障可能だそうです。
1年で6430円、これからはこれで良いかなぁ~


帰路に歩いたクィーンモールで、神奈川県警の催し物をしていました。
警察犬も舞台でご挨拶・・・


子供たちが大勢集まって、白バイやパトカー体験ができるようでした。

梅雨が明けて夏休みに入り、平日でもMM21は賑わっていましたね。




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岡山不明女児無事保護・良かった!

2014年07月20日 | 
公園のアジサイも枯れて、花壇も夏色の花々が主流になってきました。
梅雨明けも目の前のようです。


そんな中、岡山県倉敷市で下校途中に行方不明になっていた小学校5年生の女児が
無事保護されたとのニュース、本当に良かったですね。

容疑者は自称イラストレーターの49歳の1人暮らしの男

4月以降、女児宅周辺で容疑者の車が少なくとも3回目撃されていて、
母親は車のナンバーをひかえ警察に相談もしていたとか・・・


日本は世界に名だたる安全な国、
子供たちの登下校に親の付き添いなく歩いて行ける
夢のような国なのだそうです。

そんな安全も揺らいできたような事件が続きますね。

アメリカではスクールバスが当たり前、
我々夫婦が4~5年通ったオーストラリアのパースも「世界一綺麗で住みたい街」と
言われた平和な街でしたが
親は子供の学校への送り迎えをしていました。


我が家にも小学校1年の女の子の孫がいますから、他人ごとではありません。
(最近は男の子でも安心はできないとか

この4月からお嫁ちゃんが週に3~4日、小児科病院の窓口の仕事(半日)を始めましたので
孫を預かることが増えてきました。


先日も授業参観の代休の日、お兄ちゃんと菜奈ちゃんがやってきて
我が家近くの公園で友人たちと遊ぶ約束をしたそうな・・・

我が家のすぐ近くに住む菜奈ちゃんのお友達はお婆ちゃまと一緒です。
「女の子はやはり心配で、着いて見ていなくてはと思いますね」とおっしゃり
私もご一緒しました。

梅雨の晴れ間の半日を、公園で過ごしましたよ

子供を守るのは親・祖父母・そして地域やご近所同士の見守り

今回の倉敷の事件も、ご近所の数人が容疑者の姿や車を目撃しており
事件の解決に役立ったようですものね。





父の日はお寿司屋さんで・・・
先月の父の日は息子が駅前のショッピングモールのお寿司屋さんでご馳走してくれました。

別途主人にはTシャツと今流行りの首に巻くストールのプレゼントがありましたが
この日はお嫁ちゃんがダウンしていて不参加でした。


その数日後、今度は孫娘が日曜日に発熱

月曜日になっても熱が下がらないので、仕事のあるママに代わって
横須賀のお嫁ちゃんのお母様が来て看病
翌日は交代で私が行くことになっていましたが、どうにか菜奈ちゃんの熱が下がりました。


そんなこんなの騒ぎはこれからも時々あるでしょうが・・・
資格を取る夢に向かって頑張るお嫁ちゃんには、できるだけ協力していこうと思っています。

やがては私がお世話になる日もあると思いますからね。

「ここのお寿司は美味しいね」僕の家も100円寿司はもう卒業なんだって・・・


孫たちはイクラや甘エビ、そしてカニの山盛りなどを頼み
主人はビールを駆けつけ3杯
私は中トロとシマアジその他を美味しくいただきました。


山仲間3人で、明日の「海の日」に行く予定の山登り
天候は回復に向かうが、まだ不安定で山沿いの地域は雷に注意との予報

さっきまで、こちら横浜も雷鳴がとどろいていました
さてさてどうしましょう
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私の趣味と仲間の悲報

2014年07月15日 | 日常の日記

7月11日の朝、台風8号が房総半島南端に再上陸というニュースを見ましたが
横浜は風雨どころか、7時過ぎには陽も照りだして・・・

我が家の二階からはご覧のような富士山が見えていました
(この時期に雪が残っているのも珍しいです))

関東南部はさほど被害もなかったようですが
台風は「暑さ」という置き土産を残していきましたね


玄関前のメダカがたくさん泳いでいる水盤に浮かぶ
「ホテイアオイ」が咲きだしました。

このお花が咲きだせば真夏も目の前ですが、梅雨明けはまだ先とか・・・
今週末に山仲間と大菩薩嶺に行く予定ですが
その頃には梅雨が明けますようにと願っています




あまりピンときませんが、東京横浜のお盆は7月です。

去年の母に引き続き、今年は3月に亡くなった父の新盆で
実家に行ってお線香をあげたり、お墓参りに出かけたり・・・

そして先週は趣味のお教室が集中する第2週目でバタバタしておりました


「ヨガの会」の親睦会
毎週金曜日の「アクアエクササイズ」の他に、月に1回ヨガ教室に通っています。
詳しい模様はこちらでどうぞ


先月、真知子先生が講師をしている横浜の3ヵ所のお教室のメンバーが一堂に集まり
横浜駅近くの中華料理店で懇親会が催されました。

会費は飲み物込みで一人5000円本格的な中華料理が運ばれます


この日は土曜日でしたが、我〇〇教室は会員の約三分の二の11名が参加しました。
他のお教室はそれぞれ10名づつで、先生を入れて32名の賑やかな懇親会になりました。

とても美味しいお料理が次々と・・・4月から準備しての懇親会でした。


私は父が亡くなった後の4月まではお教室もお休みしましたので
お店選びなどは他のお教室の方にお任せでした。

どの教室も発足して7年のサークルです。最初の1年は地区センター主催の講座でした。


1年後サークルを立ち上げた時、丁度地区センターのスタッフを辞めたばかりの私は、
成り行きで「会長」に祭り上げられましたわ

でも、後輩のスタッフのNさんが部屋の予約と会計を全部引き受けてくれて・・・
今回の参加者を募る作業も、葬儀や法要続きの私に代わり殆どやってくれて助かりました。



普段はトレパン姿で汗を流すメンバーも、この日は皆お洒落して参加です。
食後は真知子先生がマイクを握り司会者となって、全員が一言づつ述べました。

先生の口癖は「食べ過ぎないように!」
「35を過ぎたらもう頑張らなくてもいいのです。自分を労わりましょう」です。

この頃私も胃腸の調子が悪かったので「腹八分目を実践します」と申したら
「腹五分目で充分」と言われてしまいましたわ


食後は歌を歌ったり♪

そして最後はじゃんけん大会です。私は先生が師と仰ぐ方の本をゲットです。


そんなこんなで楽しい2時間を過ごしました。


この時は私をサポートしてくれているNさんもにこやかに参加していて
お開き後ご主人とデートとかで、横浜高島屋まで一緒に行き私もご挨拶しましたが・・・

先週のヨガの日の朝TELがあって、泣きながらご主人が亡くなった旨の報告がありました

ご主人は今年の6月末に定年退職したばかりで、8日の早朝に突然苦しみだし・・・
救急車で病院に運んだけど、僅か2時間で亡くなられたとか

まだ64歳の若さで、これから夫婦で旅行などを楽しもうと
たくさん計画があったらしいのに残念ですね。

私は今年になって着どおしの喪服を又着て葬儀に参列しましたが
60歳で未亡人になったNさんを見ているだけでも辛かったです

二つのカメラ教室に参加
もう一つの趣味は地域のカメラサークルに入会し、毎月一回A4の写真を5枚持参して
ボランティアの先生に講評を受け、各自の一番良い作品をコミニィティーハウスのロビーに飾ります。

この教室も第二週目の金曜日なので、午前中のプールと重なりダブルヘッダーです。


先週の金曜日の午後に行ったら、お仲間のS氏が3日前に亡くなった知らせを受けました
我が家の斜め裏の75歳のご主人様です。

流石に60代70代の方が2人続けて亡くなりショックを受けました。

このサークルは撮影会や写真展などがありませんので、
今年の4月からもう一つ別の写真クラブにも入りました。

こちらも月に一回で、翌日の第二土曜にお教室があり
とにかく2週目は目が回りそうな一週間を過ごすことになりますね


登山は・・・
忘れてならない趣味が、もう26年も続けている「山登り」
この三連休の雨が降らない日に、日帰りで「大菩薩嶺」に行く予定ですが

肝心の夏山のメインの登山が決まりません

去年は仲間のYさんとトレッキングツァーに参加して立山三山を歩きましたが
今年はYさんの都合が付く日程に丁度良いツァーがなくて

熟練者用のとても登れないアルプスか、もう3度も登った白馬岳などの山しか見当たらず・・・
さっぱり決まりませんわ

去年の立山の「剣御前小屋」で、山の雑誌「岳人」の取材を受けました。

先月に早速買って読みましたが・・・小屋前で体操している小さな画像が載っただけ


ご来光が上がってから頼まれて、何度もバンザイをしたけど
その時の写真は見当たりませんでした

1998年に登った北アルプス後立山連峰の「種池小屋」前で、ヤマケイ記者の取材を受けました。

こちらは翌年夏の古いヤマケイJOYです。小さいながらもしっかりと載りましたよ。


あの頃はどんな山でもズンズン歩けて、本当に楽しかったわ
今では登れるアルプスを探すのが大変で

そろそろ高い山は諦めねばならなくなったかしらと、ガックリきている今日この頃です。

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梅雨の晴れ間の「塩沢宿」

2014年07月10日 | 旅日記
沖縄県地方に暴風雨の被害をもたらした大型で非常に強い台風8号は
明日11日にも関東などの東日本に近づく見通しとか・・・

梅雨前線が刺激され、台風から遠く離れた北陸・信越・東北地方が大雨となり
南木曽町では痛ましい土石流災害も起こったようですね。

被害地の皆様には心からお見舞いを申し上げます。

7月3日(木)「塩沢宿」へ
一週間前、中学時代の仲間と梅雨の晴れ間の「当間高原」で、爽やかな空気を満喫した私たち
正午前に「越後湯沢駅」に戻ってきました。

ここから12時18分発の上越線「長岡行」の普通電車に乗り込みました


越後湯沢駅から15分で「塩沢駅」に到着です。
ホームや階段は私たちが若い頃のローカル駅の感じが残っていましたが、駅舎は新しくて綺麗

親切な駅員さんに見所を教えてもらいました。


駅前の通りを歩いて5分で旧三国街道の交差点に出ます。

その左手が江戸時代を模した町並みが400mほど続く「牧之(ぼくし)通り」です。
詳しい地図などはこちらです。


何年か前に行った軽井沢の先の「海野宿」に似た感じですが、あそこより規模が大きいようです。
午後1時前ですが、人が少なくて淋しい感じがしたので、仲間に観光客風に立ってもらいました。

江戸時代、塩沢は宿場町として栄えていた雪国の通りには欠かせない雁木が再現


塩沢町の中心街は旧三国街道(日本海側と江戸を結ぶ輸送路)沿いの宿場町として栄えていました。
それから300年、その歴史と文化を復興させようと1998年より地元住民が
「塩沢らしさ」とは何かを長い時間をかけ、議論し考えました。

結論、それは「雪国の歴史と文化の街」ということに集約されました。
そして県の事業認可を経て2003年より市、県、国が一体となって街づくりを進め、
2009年に三国街道塩沢宿「牧之通り」として完成しました(公式ホームページより)


この「牧之通り」は、江戸時代の雪の書「北越雪譜」を書いた鈴木牧之(ぼくし)にちなんで名付けられました。
この本は我が家にもあったはず・・・
昔主人が読んで感動し、「苗場山」に行きたいとか申しておりましたが、私だけが友人と登りました。

牧之の生家の酒店はこの日シャッターが下りていました。

「高田屋」

通りの家々は普通のお店も信金も医院も、すべて江戸時代の建物風でした

実は私が今回の旅行で「塩沢宿」に行きたいと提案したら
地元新潟の二人が「塩沢といえば織物で有名だけど、観るところなど何もないはず」
との返事だったのです

確かに、馬篭・妻籠のように古い宿場町が残っているのではなく
あくまでも新しく昔風に再生された街並みです。


私がこの宿を知ったのはブログ友のラッシーママさんが気に入り
3回も行って記事にUPしていたからです。

今回行く旨お知らせしたら、「高田屋」さんには是非寄るようにと勧められました。


高田屋は江戸時代には塩沢宿の脇本陣を勤めた家だそうです。

屋敷の中が公開されているので、中に入りました。
神棚や欄間、襖などは江戸時代のものが使われているとのこと・・・


中庭には古木がそびえ、奥に見えている山は「巻機山」だそうです。

勝海舟や福沢諭吉の書もありました。祭り用の纏と昔の雨傘が並んでいます。


お婿さんと90代のご当主が親切に説明してくれました。
「TVの”何でも鑑定団”に出したら凄い値がつきそう」と、仲間が思わずつぶやきます


静かだった通りが賑わってきました。
観光地のどこに行ってもお目にかかる(私も時々撮影で利用する)クラブ〇〇〇のご一行様でした。

二人連れに「どこを廻るツァーなの?」と聞いたら
「埼玉出発のミステリーツァー」とのこと
今夜はこの近くのリゾートホテル泊りで、明日はロープウェーに乗るらしい・・・

団体さんが来れば町も少しは潤うかしら

この日は蒸し暑くてノドが渇きました。
地ビールを飲もうということになりお蕎麦やさんに行きましたがお休みで
結局「拉麺家・さかいや」さんで冷やし中華の昼食としました。

地物ではないけどギンギンに冷えた生が美味しいお通しのお漬物が新潟らしくて嬉しいですね。


朝食はホテルでたくさん頂きましたので、お腹もそんなに空きません、
冷やし中華2皿をつまみ代わりにするつもりで小皿を三枚頼みましたが、汁だけ入ったもう一皿が運ばれました。
サービス抜群のお店ですね

暑い時はさっぱりとした酢の味が美味しい・・・

「こうして日本の温泉や観光地を巡るのも楽しいけど、たまには外国にも行ってみない?」
と2人を誘うと、まだ自ら先頭に立って事業に携わっているS子さんが
「三泊が限界、それ以上だと会社が危なくなる」と答えましたわ

織の文化館「塩沢つむぎ記念館」
ラッシーママさんお勧めの着物のリサイクル店を覗いてから
駅近くの「つむぎ記念館」に行きました。


着物に疎い私でも「塩沢織物」のことは知っています。

昔好きだったデュークエイセスの、京都が舞台の「女一人」という歌でも
♪塩沢絣に名古屋帯、耳を澄ませば滝の音・・・♪と唄われていますね。


ただし、一口に「塩沢紬」と言っても4種類あり、それぞれが全く別物ということは知りませんでした。
最高級の越後上布は麻の織物だそうです。


どれも30万円以上、越後上布は100万円以上のお値段です。

着物大好きなS子さんは熱心に見ていました。
セレブの彼女なら、360万円の値が付いていた越後上布も買えるでしょう・・・


200円払い2階に上がると、詳しい説明を受け機織り体験もできます。
詳しいことはこちらでどうぞ。

着物地は無理だけど、ストールを買いました熟女3人次回は首に巻いて会いましょう


麻と綿の混紡のストールが2,380円は安かったです。
色白のS子さんは薄紫のテッセン、ボーイッシュなM子さんはブルーの天の川
そして私は大好きなヒメサユリのイメージのピンクのユリ


丁度3時間の塩沢宿漫歩に満足しました。
3時35分の電車で新幹線の乗換駅の「越後湯沢駅」に戻ります。

塩沢の町から良く見える百名山の「巻機山」が見送ってくれました。


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梅雨の晴れ間の「当間高原リゾート」

2014年07月06日 | 旅日記
7月2日(水)新潟の中学時代の友人たちから
「ご両親を見送ったnaoさんのご苦労さん会を催したい」と誘われ
いつもの新潟県十日町市にある当間(あてま)高原リゾートに行ってきました。


当日は梅雨の晴れ間の青空が広がり、高原の風がとても気持ち良かったです。


「お互い元気でいる限り、毎年一回は会おう」と、去年は11月に予約をしましたが
父の入院で延期になっていました。

「越後湯沢」からホテルのバスで50分
東京発11時16分の上越新幹線に乗り、1時間15分で「越後湯沢」到着で、案外近いのです
そこで新潟組2人と落ち合って、12時50分発のホテルの送迎バスに乗りました。

今回は東京組のtomoちゃんが、出雲のご主人の実家に行ってきたばかりとかで不参加です。


「豪雪地帯なので、家々の屋根には雪下ろしのための梯子が設置されています」と
運転手さんの説明を受けながら行きました


高床式の造りが一般的だとか、この一階部分は駐車場や倉庫となっているそうです。
雪国ならではの建物ですね。

2時前に、当間高原リゾート「ホテル・ベルナティオ」に到着

チェックインは3時からなので、荷物を預けて散歩に出ました。
大きなアジサイのようなアナベルが丁度見ごろのようですね。


今回は数えきれないくらいのお花が咲いていました。

3年前の6月初めに来た時は、芝桜やシャクナゲ、ルピナスなどが咲いていましたこちらです。
そして2年前の4月下旬はまだ雪景色でしたねこちらです。


空が広くて、まるで北海道を思わせる風景です。
高原の爽やかな空気がとても美味しい


グリーンはもちろん、手入れの行き届いた花々が楽しめます。

夏のお花のタチアオイが目を惹きました。こちらはハクチョウソウでしょうか・・・?


この日はブナ林を見に行くミニツァーや、ワラビ採りの案内などがありました。
ハイキングやサイクリングなども楽しめる一大リゾート地です。


ファミリーにはこんなロッジも良いですね。

室内プールや卓球やバドミントンを楽しめる室内運動場
そしてゴルフ場の他にテニス場やサッカー場もあります。

ウィキペディアによると、ここは新潟県の第三セクターが運営しているそうですが
東京電力と鹿島建設が大株主。
そしてホテルは「インターコンチネンタル東京ベイ」を運営する会社に委託。
評判が良いはずですね

2002年のFIFAワールドカップでは当地でクロアチアが合宿を行い
その際整備したサッカー場「クロアチア・ピッチ」があり、
ここではアルビレックス新潟や日本代表(U-19)も合宿を行っているとか・・・

先日は横浜Fマリノスも合宿に来ていたそうです


3時になったのでお部屋に入りました。

まずはビールで乾杯ですベッドは独立した個室です


このホテルのフレンズルームがとても気に入っています。
イビキや歯ぎしりはもちろん、夜中のトイレも気になりません。

安心して熟睡できるのが良いですね。
詳しいことはこちらです。


夕方4時半に露天ぶろ付きの温泉に入り
6時から夕食のビュッフェスタイルのダイニングに行きました。

お食事はワインと一緒に戴きましたこちらは朝食、魚沼のコシヒカリのご飯が美味しい


地元の海の幸・山の幸がふんだんに使われるメニューが嬉しいですね。

ディナーにはカメラを忘れたので、以前の画像を使いましたが
今回は揚げ物を少なくして、食べ過ぎないように注意をしました。


ローストビーフとお寿司が美味しかったです

ホームドクターに処方してもらった胃薬が効いて、
食べられるようになったのも嬉しい限りでした。

食後は夜中の12時頃までお部屋でお喋り・・・
年金や相続、そしてお墓の話に終始し、
「もっと艶っぽいお話はないの」と、お互いに反省しました

7月3日(木)
翌朝は所々に青空が見えるものの全体的には薄曇り・・・
でも、梅雨時としては上出来です


ノンビリと朝ぶろに入って、朝のTVドラマ「花子とアン」を見てから朝食
そのあと食後の散歩に出ました。


ゴルフ場のグリーンの緑が眩しい
そこに咲く「黄花コスモス」(山小屋さんご指摘で、帰化植物のオオキンケイギクとのこと)が
鮮やかでした。

ゴルフをやる新潟の二人が、しばしプレーをする人々を眺めて「やりたいね~」と呟いていましたわ。
東京組の2人はゴルフをやらないので、趣味が違ってちょっと残念ですね


予約していたAM11時の越後湯沢行のホテルの送迎バスに乗ります。
今回は私の希望で、2日目の午後に塩沢宿の観光を入れました。

運転手さんが「八海山が見えています」と説明してくれましたが周囲は山だらけ・・・
「どこかしら?」と、分からないままにカメラを向けました。

3年前はパターゴルフ&カラオケ
2年前は卓球&カラオケと、4人で思い切り弾けましたが・・・
今回は3人で、静かに静かにお喋りを楽しんだという感じです。

「私のお疲れさん会」ということで、新潟の二人がホテル代を持ってくれました。
「ワインだけ有難くご馳走になるわ」と遠慮しまたが、私の父のお香典がわりなのだそうです。

心優しいお二人さん、どうもありがとうございました
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梅雨時の北鎌倉・「明月院」の花々

2014年07月01日 | 鎌倉散策
今日から7月がスタートしました。
今年も早後半に突入です。
このままいっきに歳をとって行きそうで焦りますが・・・

いろいろあった前半に区切りをつけたいと思い
美容院で思い切り髪を短くカットしました。


そして中学時代からずっと自然のままに、右分けにしていたのですが、
今回はパーマを逆にかけて、左分けにしてもらいました。

少しでも運が上昇するように、ささやかなイメージチェンジです。


アジサイ寺で有名な「明月院」の姫アジサイ
この透き通るような清らかな青色が「明月院ブルー」と言われています。


6月29日(日)・「明月院」へ
朝方まで降っていた雨は8時過ぎにはやみ、うっすらと陽も出てきました。
「明月院」の最後のアジサイを見に行こうと、9時には家を出て北鎌倉に向かいました


まだ9時半過ぎだというのに、ご覧の通りの人出でビックリ
土日は若い人が多いようですね。


ここのアジサイは境内のいたるところに咲いていて、その数2500株
90%が日本古来の品種の姫アジサイで、明月院ブルーと呼ばれる爽やかな青色が魅力です。

でもそろそろ終わりのようで、アップに耐えられる姫アジサイを見つけるのに苦労しました

門をくぐるとすぐに石庭と方丈があり、お馴染みの「丸窓」の撮影場所なのですが・・・


ユニセフに寄付と言う名目で300円払うと中に入れるのですが
奥庭のハナショウブが見頃のころだけの行事かと思っていました

もうハナショウブも終わり、奥庭の開放も終了なのにこの人数


仕方がないので方丈の周りの風景を撮りましたが、どのアングルにも人の姿が入ってしまいますね

前回来たのは2年前の6月上旬
人も少なく姫アジサイのブルーも浅くて新鮮で、丁度ハナショウブも見頃でしたこちらです。


姫アジサイ以外のアジサイもずいぶん見られるようになりました。


「開山堂」を背景に、人の切れ間を狙ってアジサイを撮ります。


こちらは夏のお花の「クサギ」でしょうか・・・?


「開山堂」の前に建つ「花想い地蔵さま」の持つ今月のお花はもちろんアジサイですね。
そして身に付けられたイヤリングとネックレスは明月院ブルーの色でした。

明月院には小さな竹林があります今年の春に生まれた竹の子も大きくなりました


この日は太陽が顔を出したり隠れたり


しばし人混みの中に佇んで、光待ちをしながら上を見上げて
ダイヤモンドのような輝きの光芒を狙います

若い二人連れやグループの方々が圧倒的に多い中で
孤独を感じながら撮りました。

竹林の脇にはナツロウバイの実が・・・色鮮やかに咲くノウセンカヅラ




以前は見られなかった姫アジサイ以外の種類も増えましたね。


11時近くなり入り口付近は大混雑となっていて、入場制限も行われているようでした。
私は引き上げることにします。


お馴染みのワッペンを付けた「クラブ〇〇〇」の他にも、多くの団体様ご一行もやってきて
整備員が整理する始末・・・

やはり「アジサイ寺」で有名なお寺の撮影は、土日は避けるべきでした。

実は30日の月曜日に高校時代の友人の希望で、この「明月院」を歩いてからお食事をする予定でしたが
急きょご主人のトルコ旅行に同行することになったとかでキャンセルとなりました

それで前日の梅雨の晴れ間を利用して撮影だけでもとやってきましたが・・・
休日のため、大勢の人々の中で逆に孤独感を味わいました。


「明月院」前の道路脇の水路に、ネムの木のお花が咲いていました。
こんなに近くで見たのは初めてです。

ご近所仲間のK子さんもご主人と2週間のフランス旅行にお出かけ中
ブログ仲間の何人かもこの時期海外に行っています。

私は4年前にご近所仲間の4人でエジプトに行って以来、両親の入退院が続き
海外旅行どころではなくなりました。

両親二人を見送って「さぁ~!いつでも行けるわ」と思っても、夫は忙しくて暇がない上に
海外旅行仲間のご近所の友人達の状況も変わり、一緒に行く相手がいない
気が付いたら、私自身の気力・体力・ヘソクリも赤信号です

まずは近場の新潟で、心優しき友達と弾けてきたいと思います


コメント (22)
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