花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「旧古河庭園」の日本庭園

2008年06月30日 | 庭園めぐり
あっと言う間に今年も半分が過ぎました。
お正月に立てた目標がほとんど出来ていない自分に焦ります。
「ノンビリ、マッタリと過ごしたい」と思っていますが・・・
自分で自分を忙しくしている私には、到底無理なのかもしれませんね~

さて・・・
今回も「旧古河庭園」の続きです。



洋館からバラ園の間の階段をドンと下ると深い木立が広がります。
深山の境と言われる森です。

日本庭園への入口はシイを主体にした濃い植込で、明るい洋風庭園とは雰囲気が一変します。
さらに奥は、シイ、モチノキ、ムクノキ、カエデなどで構成され、この庭園で一番深い植込になっていました。



そしてその先に見えてくるのが心字池。
「心」の字に似せて造った池で、日本庭園の中心です。

パンフレットによると、日本庭園の作庭者は、京都の庭師・植治こと小川治兵衛で、洋風庭園にも勝るとも劣らない魅力的な名園を造り上げました。

主人はバラ園には見向きもせずに、こちらの日本庭園に直行していました。



正面には「荒磯」、雪見燈篭、枯滝、石組、そして背後には築山が見られます。

「旧古河庭園」は大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、平成18年に国の名勝に指定されたそうです。



灯篭にもそれぞれ種類があり、呼び名も違うようですね。
手前右の灯篭は「雪見型灯篭」・・・
詳しい意味は説明板をご覧下さい




人なれしているカモ君が居ました。
近づいても逃げません。
お目目の周りの毛が薄くなっていて、もう相当なお年のようですね。

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相方さんはどこ?
お水を飲んでいました。マウスオンでご覧下さい



お茶室などを見ながら一回りして来ました。
アジサイやクチナシが咲いていましたが、水辺のハナショウブはほとんど終りのようですね。
それがちょっと残念でした。



こちらは「奥の院型灯篭」
池のすぐ横にあった「雪見型灯篭」とは全然違う形ですね。

この日は雨が降ったりやんだりの、典型的な梅雨空でしたが・・・
緑がいっそう鮮やかに映えて、しっとりと落ち着いた日本庭園が楽しめました。



こちらが「旧古河庭園」の入り口です。
入園料が一般150円、65歳以上70円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)だそうです。

駐車場がありませんので、2台の大型観光バスは道路に横付けでした。

ご町内の仲間103名が参加した文化部主催の「バスツァー」
知った顔がチラホラと見えましたが・・・
主人は「この地に住んで20年になるけど、知らない人ばかり」と唸っていました。

昭和40年代の中ごろから大手デベロッパーにより大々的に開発された横浜郊外の我が住宅地・・・
居住者はほとんどがサラリーマンですが、最近はリタイヤ組の方が多くなりました。
殿方もそろそろ住んでいる地域に目を向ける時期なのではないでしょうか・・・
今回の参加者も7割が奥様達でした。

※「旧古河庭園」の詳しい情報はこちらを参考にしてください。

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「旧古河庭園」のバラ

2008年06月28日 | 庭園めぐり

そぼ降る雨の中、主人と自治会の文化部が主催した「バスツァー」に参加して東京見物をしてきました。

まず最初に向かったのが、北区西ヶ原にある「旧古河庭園」です。
今の季節はバラが綺麗でした。

毎年、お花の綺麗な5月6月は、花と緑を追いかけて車で遠出をするのが恒例の我が家でしたが・・・
今年は主人の目が思わしくなく、長距離ドライブは諦めて大人しくしている日々でした。
彼は仕事柄、常日頃「浜離宮」や「六義園」などの日本庭園を見たいと言っていたので、気楽に参加できるこのようなバスツァーは渡りに舟だったのです。



洋館の南側に面したバルコニーの外側から中の部屋を覗いてみました。
アンティークな照明器具に興味を持ちましたが、前もって葉書で申し込んでおかないと邸内の見学はできません。

南側のバルコニーに立つと石垣の階段を真ん中に、左右に広がるバラ園が見下ろせます。
「こんな中で生活してみたい」とどなたかが呟いておりました。



パンフレットを読むと・・・
「ジョサイア・コンドル設計で、左右対称の幾何学模様の刈込のフランス整形式庭園と、石の欄干や石段・水盤など、立体的なイタリア露壇式庭園の技法を合わせた庭園です」と書かれていました。



こちらは我が家の庭にもあるバラ「クィーン・エリザベス」です。
バラと洋館が調和した、絵画的な景観美が味わえますね。



時々雨が落ちてきて、終りに近いバラも活き活きと見えました。
こちらは「芳純」
ほんのりと甘い香りが漂っていました

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ピーチ
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アップで撮ったバラをnon_nonさんのソースをお借りして纏めました
小さな写真にマウスオンしてご覧下さい。
バラの名前は何百種?、とても覚えられません



こちらは東側から見た洋館です。

鹿鳴館やニコライ堂などを設計した「J・コンドル」最晩年の作で、大正6年5月に竣工しました。
躯体は煉瓦造、外壁は真鶴産の新小松石(安山岩)の野面積で覆われ、屋根は天然ストレート葺き、地上2階・地下1階となっています(パンフレットより)

「今日の様な雨の日は、外壁の石が濃く浮き上がってとても綺麗ですよ」
バスガイドさんの説明どうり、緑の中にくっきりと浮かび上がっていました。

一番右側が「サンルーム」のようですね。


ガラス戸の外から「サンルーム」の中を覗いてみました。
真ん中に水場があって・・・
左右対称のデザインと色彩がとてもモダンですね



こちらが北側にある玄関です。

ここは明治の元勲「陸奥宗光」の別邸でしたが、その次男が古河財閥の養子になった時、古河家の所有となったそうです。

大正初期に建て替えられて、関東大震災後は貴賓の為の別邸となり、昭和14年頃には後に南京政府を樹立する国民党の汪兆銘が滞在したとか。

日露戦争や第一次世界大戦に勝利した頃の・・・
日本人の「西洋に追いつけ、追い越せ」という気概が感じられる生活がここにあったように思いました。




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南大菩薩・「湯の沢峠~大谷ヶ丸」(その4)

2008年06月25日 | 山シリーズ
景徳院へ

「大鹿山分岐」から大鹿山頂上までは10分くらいで行けるようでしたが、降りてきた人の話では「見晴らしも利かない単なる丘のような所だった」との事で、我々は寄らずに下りました。

登山道には藤の花や白いニセアカシアの花びらがたくさん落ちています。
見上げると、それらの花々が日の光に輝く若葉の中にたくさん咲いていました


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薄紫色のポヤポヤとしたシモツケに良く似た丸いお花がたくさん見られました。
葉っぱを見るとアジサイです。
花序の周りに装飾花がありません。これが「コアジサイ」でしょうか・・・
マウスオンで、アップの姿もご覧下さい



この季節、一番たくさん見られるのが「ウツギ」ですが、ピンクのタニウツギは盛りを過ぎていて・・・
こちらの「マルバウツギ」が見頃でした。



そしてこちらは「コゴメウツギ」?
ウツギは種類が多すぎて、名前が中々覚えられません

今まで一番印象的だったのは、北海道の「雨龍沼湿原」に行く途中の沢で見た「タニウツギ」です。
7月だというのに寒くて時雨れていて・・・
そんな中で見たあの「タニウツギ」のピンク色が忘れられません。

翌日は「大雪山」を縦走し、たくさんの高山植物に感激したのですが、何故か?
前日に見たタニウツギがまず最初に浮かびます。



やがて下の方に里の家々が見えてきました。
こちらは「ノイバラ」
我が家の庭に欲しいような、白い清楚な「バラ」です

このコース・・・
去年からの落ち葉が堆積し、登山道脇の木々も背丈ほどに伸びていました。
「あまり整備されていないという事は、ここを通る人が少ないのかしら?」
「ここがこの状態では、道形不明と書かれていた曲沢から下るコースは歩けないかもね」
そんな事を話しながら下っていくと、やがてコンクリート道路となり「景徳院」の裏側に出ました。
時計の針が丁度3時になるところでした。

この甲斐大和は「武田家終えんの地」です。
およそ400年前、織田・徳川の軍に追われた武田勝頼(かつより)公とその家来たちは、この地で悲しい最後をとげました。
武田信玄公が没して、わずか10年後のことでした。


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マウスオン・クリックで3枚の山門の画像をご覧下さい

400年前ほど前、武田勝頼が戦いにやぶれ、この地で家族とともに自害しました。
そのめい福を祈るために徳川家康が建立したのがこのお寺です。
弘化2年、明治27年の火事で焼けてしまったため、本堂などは新しい建物ですが、山門だけは昔のままを伝えているそうです。

ここから歩いて35分で「甲斐大和」の駅ですが、「大谷ヶ丸」からの2時間半の下りは流石に足に負担がかかっています。
「私もう限界だわ」とYさんが呟きました。
私ももうコンクリート道路を歩く気はありません。
モチロン、タクシーを呼んで駅に向かいましたよ

こうして5時間半かけて、私たちは「湯ノ沢峠~大蔵高丸~ハマイバ~大谷ヶ丸~景徳院」と南大菩薩を縦走しました。
爽やかな新緑と空気とお花を堪能した一日でした

本当は温泉に入って汗を流して帰りたかったのですが・・・
息子夫婦が、横浜駅前のお寿司屋さんで6時半から「父の日」のお祝いを催してくれるというメールが入り、急いで戻りました。

一ヶ月ぶりで会う菜々ちゃんは首が座り、良く笑うようになりました
ビールも美味しい事
楽しい集まりでしたが、流石に疲れました。

翌日は朝一番で、転んで頭を打ち救急車騒ぎとなった父の検査結果を聞きに病院に行く日。
幸いCTスキャンの結果は異常なしでしたが・・・
父を連れ、筋肉痛でヒィヒィ言いながら、バタバタと駆けずり廻りました

              @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

今回登った山々の名前には「丸」が付いているのが特徴ですが、ブログ仲間の山小屋さんから詳しい説明のコメントを戴きましたので、こちらに引用させていただきます。
”昔、朝鮮の百済や高句麗からたくさんの人達が渡来してきました。
最初に着いたのが大磯あたりだそうです。
大磯に「高麗神社」があります。(漢字は高来神社となっていたと思います。)
そこから相模、武蔵の国を通ってこのあたりに住み着いたそうです。
飯能には高麗(こま)という地名があり、ここにも高麗神社があります。

朝鮮では山のことを「丸」と呼ぶそうです。
それでこのあたりの山には「丸」がついた名前の山がたくさんあります。
渡来人がつけた名前だそうです”
山小屋さん、ありがとうございました。

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南大菩薩・「湯の沢峠~大谷ヶ丸」(その3)

2008年06月22日 | 山シリーズ
大谷ヶ丸の下りでハプニング!

「大谷ヶ丸」頂上で一緒になった男女十数人のグループは「滝子山」方面に下っていきました。
私たちは反対側の「曲沢峠・景徳院」と書かれた標識を見て出発です。

深い緑の中の急降下が続いて・・・
その先は、新緑とお花と春ゼミの合唱の中を行く楽しい道でした。


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こちらの白いお花は「クサタチバナ」でしょうか?
ガガイモ科の清楚な雰囲気のお花です。良く見るとお花に虫が・・・
マウスオンで、可愛い蕾みの群落もご覧下さい

「クサタチバナ」は箱根の湿性花園で見たことはありますが、自然の中で見たのは初めてでした
登山道の両側を埋め尽くすほどの群落が続いていました。

この頂上直下の最初の下りで、一番後を歩いていたYさんが「大変、Kさんの靴の底が裂け出しているわ」と叫んだのです



確かにかかとの部分に10cm近い長さの亀裂がパックリと

ゴムの劣化が原因でおきるトラブルで、近年、販売店や山岳雑誌では「古い軽登山靴」は注意するように警告文が見られますが・・・
実はKさんのハプニングは今回で3度目なんです



前回は箱根の山中で、幸いバス停が近かったので予備の靴紐で抑えただけで大丈夫でしたが、今回はまだ山道を2時間以上も下らなければなりません

Kさんが鉢巻形のゴムのサポーターを取り出してKさんの靴に巻きました。
伸縮性があり、マジックテープで止められるので上手くいきました。
これだけでは滑って危ないので、私の予備の靴紐をその上から巻きつけました。

前回のトラブルでの教訓で「予備の靴ヒモ」は必ずザックに入れるようにしています



こうしてどうにか危険が回避できましたが・・・

「私たち3人は同じようなサイクルで靴を買い換えているけど、Kさんだけどうして3回もこんな目に遭うのかしら?」
「保存方法が影響を及ぼしているんだと思うけど、普段どこに置いているの?」と聞きました。

「押入れや下駄箱だとカビが心配だし、靴箱に入れてはいけないと雑誌にも書いてあったから、其のまま箪笥の上に置いているけど」との答え。
「高い所は高温で良くないのかもね

尚、以前このブログでもUPしましたが、登山専門店に貼られている注意書きをもう一度ここに記しておきます。
山をやる方はくれぐれもご注意くださいね。

●箱に入れての保管は駄目(高温湿気は避けること)
●洗った時は陰干しで、最低2日は干して完全乾燥をすること(ドライヤーでの乾燥は駄目)
●山に出かける前には、底のゴムにひび割れが無いかを要チェック。
●5年に一度は張替えを!

前回のトラブルはこちらでUPしていますので興味のある方はご覧下さい。

前々回は「木曽の御岳山・登山ツァー」に参加するために、3人で集合場所の新宿に向かっていた時に起きました。
Kさんはバスを目の前に、乗らずに回れ右して帰って行きました


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Kさんを真ん中に挟み「景徳院」を目指して下って行きました。
春ゼミが賑やかに鳴いています。
5本のお花を持った「フタリシズカ」を見つけました。

一本や二本のものもあります。マウスオンでご覧下さい



「大谷ヶ丸」から「コンドウ丸」を経て、およそ1時間で「曲沢峠」です。
Kさんも順調に歩いていました。ホッ

この峠からは右に「景徳院」、左に「滝子山」へ通じる道がありますが・・・
地図を見るとどちらも”悪路””迷いやすい”と書かれています。
このような道に入り込むのはやめましょう。

更に20分歩くと「大鹿山分岐」
ここから景徳院まで1時間かけて下ります。

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南大菩薩・「湯の沢峠~大谷ヶ丸」(その2)

2008年06月20日 | 山シリーズ
大蔵高丸から大谷ヶ丸へ

「大蔵高丸」の頂上からは、残念ながら富士山も南アルプスも見えませんでしたが・・・
爽やかな風と緑を堪能し、次の「ハマイバ丸」に向かいます。

「ここのチゴユリは全部が双子だわ」
緑の林に入るとすぐにYさんが声をあげました。


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マウスオンで、ご覧下さい
ここまでのお花畑にもチゴユリはたくさんありましたが、この一帯の株は全部が二輪咲きでした



こちらは「ユキザサ」でしょうか?
軽井沢で見たものよりもずっと大きい感じです。

ここまでに見てきたアマドコロ・スズラン・マイズルソウ・チゴユリ、そしてこのユキザサも、みんな「ユリ科」のお花ですが・・・
この季節はユリの仲間の最盛期なんですね

大蔵高丸から緩いアップダウンを何度か繰り返し、30分ちょっとで「ハマイバ丸」頂上に辿り着きました。



漢字で書くと「破魔射場丸」・・・
何やら深い意味がありそうな名前ですね。

大蔵高丸の登りからずっと我々の前を歩いていた男性の二人連れに、ここでも一緒になったので、カメラを渡して3人並んだ写真を撮ってもらいました。

そして「アツモリソウが咲いていましたね」と話しかけられました。
「エエッ
「○○に咲いていましたよ」
「私たち見てな~い



クヌギ林の頂上から少し下ると、岩と松が点在する日本庭園のよう雰囲気の斜面に出て・・・
そこから先はヤブコギの中の急降下となりました。


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マウスオンでご覧下さい
背丈よりも高い笹や木の枝が、顔にバシバシとあたります
私たち、この歳になっても相変わらずお肌に悪い事ばかりしているわ・・・



ヤブコギを抜けると急に展望が開けて、前方にこれから向かう「天下石山」と「大谷ヶ丸」が見えていました。

それにしても日曜日だというのに、登山者の姿は見えません。
「以前に比べると山に来る人が少なくなったわね~。」
「あの有名な岩崎先生と行く登山ツァーでさえ人が集まらないと聞いたわよ。NHKTVで百名山をやっていた頃は凄かったのに・・・」
「登山は苦しい!カッコ悪い!というイメージが先行して、若者には中々受け入れられないし、第三次登山ブームも我々の年代で最後ね。」
そんな事を話をしながら歩いていきました。



緑の中にビッシリと白いお花を咲かせている木が印象的でした。
これまでにも「タニウツギ」が、あちこちに咲いていましたが・・・



お花を見ると、ウツギとはちょっと違います。
「ズミ」でしょうか?
又の名を「コナシ」といいますが・・・
上高地から徳沢方面に行くと、梓川沿いにたくさん見られますね。



再び登り返していくと大きな石が現れて、ここが「天下石」でした。
時計を見ると11時を過ぎています。
朝が早かったので流石にお腹が空きました。

「米背負峠」まで下ると、先を歩いていた男性の二人連れがバーナーでお湯を沸かしています。
我々もここで昼食タイムとし、オニギリやチーズかまぼこ等を食べました。

賑やかな声がして、男女10人くらいの中高年のグループがやって来ました。
「あと20分で大谷ヶ丸頂上だから、頑張って行きましょう」とそのまま急登に取り付いて行きました。



お腹を満たした後の急な登りが少々きつかったけど、我々3人も12時半前に無事「大谷ヶ丸」頂上に到着しました。
樹林に囲まれ、展望はあまり良くありませんが、晴れていれば一部伐採された木々の間から南アルプスが見えるらしい・・・

ここから「景徳院」までは2時間半の下りが続くので、私は膝のサポーターを両足に着装しました。
私の膝は大丈夫でしたが・・・
Kさんの靴がとんでもない事になったのです




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南大菩薩・「湯の沢峠~大谷ヶ丸」(その1)

2008年06月17日 | 山シリーズ
湯の沢峠から「大蔵高丸」頂上へ

ようやく晴れた15日の日曜日、いつもの山仲間と3人で山梨県の大菩薩嶺から南に連なる小金沢連山の更に先・・・
「湯ノ沢峠から大蔵高丸~大谷ヶ丸~景徳院」までの、約5時間のコースを縦走してきました。

梅雨の季節に入ると、東京近辺の低山は暑さで辛いものがあります。
さりとて「丹沢」はヒルが怖い!

涼しい標高1500m以上の山となると遠くまで出かけるしかありません。
我が家を5時半に出発し、朝一番の特急「スーパーあずさ1号」で大月に出て、普通電車に乗り換えて3駅目。
笹子トンネルを越えてすぐの駅「甲斐大和」で下車し、予約していたタクシーで「湯の沢峠」まで入りました。
タクシー料金は5840円です。



この標高1652mの「湯の沢峠」から歩き出しましたが、家を出てからここまでに4時間もかかり、すでに9時半になっていました。

大菩薩嶺から小金沢連山の「白谷丸」までは7~8年前に歩いているので、今回はこの続きの踏破です。
南端の「滝子山」まで行きたかったのですが、今の我々の体力では日帰りだと時間的にも厳しいものがあり、尚且つ、この日は「父の日」で・・・
息子夫婦から夕食の招待を受けていたので、私は早めに帰らなくてはなりません

よって初級から中級向けの大蔵高丸からハマイバ、大谷ヶ丸を経て「景徳院」に下るコースを歩きました。



この日の山梨県の天気予報はピカピカのマークだったのですが・・・
残念ながら現地は雲が多くて青空が中々広がりませんでした。
でも・・・
「大蔵高丸」に向かうコースは若葉のトンネルの中を行く登山道が続き
「山ツツジ」の鮮やかなオレンジ色が目を楽しませてくれました。



そして足元には可愛い花々が
こちらの鈴なりにぶら下がっているお花は「アマドコロ」
下の二輪のフリフリのスカートのような姿が可愛いですね。
奥の黄色いお花は何でしょう? 登山道に沿ってずっと咲いていました。



やがて気持ちの良い草原に出ます。
北を振り返って見ると、大菩薩嶺から続く小金沢連山の「黒岳」の稜線でしょうか・・・
東側の雲が中々とれません
でも・・・
ロープが張られて保護されている「お花畑」の中には、小さなたくさんのお花が見られて満足でした


中でも一番たくさん咲いていて感激したのがこの「野生のスズラン」です。
乙女の涙を思わせる清楚なお花ですね。
又の呼び名を「君影草」ともいいますが・・・
根には毒があるので要注意です。

今回は山歩きには大きすぎる「一眼レフカメラ」を持ってこなかったのですが、流石にスズランを写す時は後悔しました。
使い慣れていない主人のコンデジでは、バックが上手くボケないのです

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「マイズルソウ」の群生もあちこちで見られます。
白いお花が、鶴が舞うような姿に見えることからこの名前が付いたそうです。
マウスオンでアップのマイズルソウもご覧下さい

白いモミジイチゴのお花やスミレ、チゴユリなどもあちこちに咲き乱れていました。



お花を楽しみながら軽い登りを進んでいくと、いよいよ目指す「大蔵高丸」が近づいてきました。
残念ながらガスが晴れません。

このコースは、富士山と南アルプスを正面に見ながら歩く「展望コース」です。
それで我々もお天気の良い日を待ち続け、5月11日から3回の延期でようやく実現した「大蔵高丸」登山なんですが・・・


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一旦下ってから、広葉樹林の中の本格的な登りとなります。
マウスオンでご覧下さい

前回の奥多摩「高水三山」登山以来一ヵ月半の間があいて、その上風邪気味で体が少々重く感じましたが・・・
新緑の美しい中の山歩きは心身ともに癒されます。



「湯ノ沢峠」からお花の写真を撮りながら遊び遊び登って、僅か40分で「大蔵高丸」頂上です
あっけないくらいでした。

標高1781mの頂上からは正面に「富士山」がドォ~ン!と見えるはず
何しろ「秀麗富岳12景」に指定されているお山です。

ここまでならラクチン登山なので、湯ノ沢峠の駐車場に車を置けば、ファミリーでもピストンで登ってこられます。
「主人と又来ようかしら」と、Yさんが呟いていました。

さて・・・
この度の「岩手・宮城内陸地震」での被害が日に日に明らかになってきました。
特に「栗駒山」周辺の山崩れの画像には心が痛み、地球が牙を剥き出している様で愕然とさせられました。

「栗駒山」には十数年前の夏に、ご近所のご夫妻とイワカガミ平のすぐ下にある「栗駒高原・オートキャンプ場」でテント泊をし、4人で登っています。
緑豊かで高山植物もたくさん見られた良い山でした。

毎年秋になると「栗駒山の紅葉を一度見てみたい!」と、山仲間同士、必ず話題に出る山です。
あの辺一帯の風景がすっかり変わってしまったのでしょうか?
悲しい思いでいっぱいです
被害に遭われた多くの方々には心からお見舞いを申し上げます。

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梅雨の鎌倉・「東慶寺」

2008年06月14日 | 鎌倉散策

「明月院」の次は「東慶寺」に行ってみる事にしました。
”もしかしたら、イワタバコのお花が咲いているかも”という期待を胸に・・・

特に何も調べず、「夏ロウバイ」見たさにカメラバックを抱えて家を飛び出した私ですが、予感は的中
赤紫色の星型の可愛い「イワタバコ」のお花を、バッチリと見ることができました



「東慶寺」は弘安8年(1285)北条時宗の妻、覚山尼(かくざんに)の創建と伝えられている臨済宗のお寺です。
かつては尼寺として栄え、寺内に駆け込んだ女性は3年間修行すれば夫と離縁することができたとの事。
そのため〝縁切り寺″〝駆け込み寺″の名でも知られていますね。

尼寺に相応しいこじんまりとした総門をくぐりました。
拝観料の200円を払ってすぐの所の小さな石垣に、数輪のイワタバコが見られました。
「奥の崖にたくさん咲いていますよ」と、受付の方に言われ心が躍ります



その前に、鐘楼のすぐそばの隅に白い小さなお花がたくさん咲いているのを見つけました。
葉は見覚えがありますが何のお花かしら???
ナント!「八重のドクダミ」だそうです

「一重は強くてどんどん増えるけど、八重は弱いので珍しいんですよ」と教えてくれました。
東慶寺の受付の方々はとても親切です


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本堂の横に、柏の葉っぱに良く似た葉を持つ「カシワバアジサイ」が咲いていました。
マウスオン・クリックで、色の綺麗なガクアジサイの2枚も同時にご覧下さい

仕事を兼ねて娘の頃から何度も通った「東慶寺」・・・
学校を卒業してから石油会社に就職しましたが、配属されたのが美術館。
正しくは入社した年の秋にオープン予定の美術館の準備室でした。

最初の仕事はこの「東慶寺」に付属する松ヶ岡文庫の創設者、有名な仏教学者鈴木大拙先生のご葬儀の写真の整理でした。
美術館の顧問の先生のお一人が大拙先生のお弟子さんで、松ヶ岡文庫の文庫長をしておられたのです。

私の結婚式では主賓を務めていただいたその古田紹欽先生も、6~7年前にお亡くなりになりました。
仏教の事、禅の事等をじっくりお聞きしておくべきだったなぁ~と、悔やまれてなりません

数え切れないくらい訪ねている「東慶寺」・・・
やはり今の季節が一番お花が多いですね。
ツツジやシャクナゲ、ホタルブクロ、白のシモツケ、ハナショウブ、そしてイワタバコ

大拙先生や、私が勤めていた会社の創始者であり美術館の館長でもあった会長達が眠っている墓地手前の崖の斜面に、紫ピンクの可愛いお花が咲いていました。



葉っぱがおタバコの葉に似ていることから「イワタバコ」という名前が付いたそうですが、繫がりはないそうです。
イワタバコはイワタバコ科、セントポーリアも同じ仲間と聞いています。
何となく似た感じがしますね。


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直立に近い、苔むした崖の斜面に咲いている不思議なお花です。
マウスオン・クリックで三枚の画像をご覧下さい

花びらの真ん中のオレンジ色の部分には甘い蜜が集まっていました。
虫たちをおびき寄せるのでしょうね。



イワタバコのお花の側には、古い仏様の石像が・・・
周りの山々に咲き乱れている「ヤマボウシ」が添えられています。

辺り一帯にひんやりとした空気が流れ、悠久の人々の息遣いが聞こえてくるようなひと時でした。



思い出多い「東慶寺」・・・
去りがたい思いで、総門に戻りました。

門の前の階段はアジサイに囲まれています。
8日はまだアジサイは早かったのですが、今週末は色付いているかもしれません。



こちらが「東慶寺」の総門横に咲いていた、開き初めのアジサイです。
この週末はお天気にも恵まれて・・・
イワタバコもまだまだ楽しめそうです。

東慶寺は明月院ほど混んではいませんでした。
北鎌倉散策をご計画の方にはお勧めです。
お出かけになってみては如何でしょう。

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梅雨の鎌倉・「明月院」(その2)

2008年06月11日 | 鎌倉散策

「明月院」の後庭園では、ハナショウブの華麗な競演が楽しめました。

着物の柄のような粋な模様のハナショウブ・・・
この黄色いスジが特長とか。
良く似たアヤメはこの部分が網目の模様なんですね。


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時々降り出す雨の中、しっとりとした美しさを見せてくれました。
マウスオンでご覧下さい

もう一つの良く似たお花「カキツバタ」には、ハナショウブと同じように花びらの付け根に白いスジがあるそうですが・・・
違っているのは葉っぱ。

ハナショウブの葉は、上の写真のようにお花より短め、そして中央に葉脈が入っているのですが、カキツバタの葉はお花より長くて、葉脈がなく垂れる事が多いそうです。
う~~ん、果たしてすぐに見分けられるかしら?
自信がありません。

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non_nonさんのソースをお借りして今回見たハナショウブの一部を纏めましたので、小さな画像にマウスをあててスライドショーでご覧下さい。

一番簡単な見分け方としては・・・
ハナショウブは大輪咲き、カキツバタは中輪咲き、アヤメは小輪咲きと区別すれば良いそうです。
確かに「菖蒲園」のお花は大きくてとても華やかですものね。

ちなみに端午の節句の時に入る「菖蒲湯」の葉は、ハナショウブの葉とは別物だそうです。
複雑なお話ですね。
そしてアヤメを漢字で書くと菖蒲となるんですものね



若い二人連れ、ファミリー、女性のグループ、そしてカメラを抱えた単独の男性(私もその仲間ですね)・・・
雨模様のお天気にも関わらずどんどん人が増えてきています。

そんな人々を慈悲深いお顔で見守っているお地蔵様のお姿に目が止まりました。


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マウスオンでご覧下さい。
アップのお顔の美しいこと・・・
美男子で有名な「長谷の大仏様」に並びますね



私はもう一度花園を一回りしてから、丸窓の前の庭園を拝見し本堂に戻りました。

この右奥のお座敷でお茶を戴きながらハナショウブを眺めている方々がいましたが・・・
どうしたらこの特等席のお座敷に入れるのか?
ネットで調べてみたら「ユニセフ募金をしたら、このお座敷からお庭を鑑賞できる」と書かれていました



鎌倉十井のひとつ瓶の井戸や明月院やぐらなどを見てから階段を下ります。
山門は登り専用になっていました。

アジサイはまだまだ咲き始めという所ですが、観光客の姿はますます多くなってきたようです。

私は目的の「夏ロウバイ」を見ることができた上に、満開のハナショウブを堪能し・・・
「満足!満足!」と、足取りも軽く明月院を後にしました。


アジサイ寺に向かう狭い道路には、相変わらず大勢の観光客があふれていました。
その中をスイスイ走る人力車は鎌倉の名物となっているようですね。

写真中央に写っている車夫さんは、有風亭の青木登さんでしょうか?
脱サラして25年、初代人力車夫として活躍し今や伝説中の人物と、jisamaさんから聞きましたが・・・

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梅雨の鎌倉・「明月院」(その1)

2008年06月09日 | 鎌倉散策

この丸いピクチャーズウィンドウは、鎌倉「明月院」本堂のお座敷にある丸窓です。
向こう側の庭園が絵のように浮かび上がっていますね

5月に予定していた山登りがずっと雨で延期になっていて、今度こそ行けると思っていましたが、寸前になって天気予報がコロリと変わり・・・
「曇りのち晴れなら行ってもいいけど、マークがあるのでやめよう」
土曜日の夕方、ヘルパー派遣会社の副社長をしている山仲間のKさんからが入りました。

私たちは大雨の妙高登山でひどい目に遭って以来、決して無理はしないのです。
3度目の延期となりました



梅雨入り後初めての日曜日・・・
時雨れていましたが、激しい雨にはならないようなので主人は仕事に行きました。
私は・・・
山は諦めたけど、多少の雨が降っても楽しめるところはどこだろう?
「鎌倉だわ!」カメラを抱えて家を飛び出しました。

まだ10時前だというのに、北鎌倉の駅を降りたら大勢の人の列が続いていました。
道の両側にもたくさんのアジサイがありますが、日本アジサイの見頃はまだまだこれからのようです。



向かった先は「明月院」
アジサイ寺としても有名なお寺です。
門からすでに人の波でした。



明月院のアジサイのほとんどが「ヒメアジサイ」という日本古来の品種だそうです。
まだちょっと時期が早くて、ブルーの色が何とも控えめ。
これから日ごとに色が変化して、淡い青から深い青になっていくのでしょう。
その透き通るような青色は「明月院ブルー」とも呼ばれています。


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こちらは白い「ヤマアジサイ」でしょうか・・・
楚々とした美しさが大好きです
マウスオンでご覧下さい

今回、私が一番見たかったお花が下の写真の「夏ロウバイ」です。
完全に盛りは過ぎていましたが・・・



このお花を初めて知ったのは、2年前の5月下旬にご近所仲間とこの「明月院」に来た時です。
このブログでもUPしましたが、その時はほとんど観光客の姿も見えず、お寺の和尚さんが親切にお花の説明をしてくれました。

「ロウバイは三種類あります。冬に咲くロウ細工のようなロウバイとこの白いナツロウバイ、そして黒いお花のクロバナロウバイ・・・ここにはこの三つが全部揃っています。ナツロウバイは私が京都から持ってきて増やしたものですから、鎌倉のお寺ではここだけにしかないでしょう」

クロバナロウバイはもう終わっていて・・・
このナツロウバイも辛うじて、2本の木にお花が数輪残っているだけでした


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観光客がどんどん増えてきて、本堂の丸窓を写すのも順番待ち状態でした。
あちら側の後庭園にも人の姿が見ていて、何やら紫色のお花がたくさん咲いています。
「そうだ!今は花菖蒲の季節だから中に入れるんだわ!」
マウスオンで、反対側から見た風景もご覧下さい



「明月院」の拝観料300円とは別に、500円を支払って後庭園の中に入りました。
ここは花菖蒲と紅葉の見頃の時だけ入れるのです。

辺り一面に紫色の濃淡のハナショウブが咲き乱れる楽園のような所でした


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軽井沢・「鹿島の森」

2008年06月06日 | 旅日記
軽井沢の宿で美味しい夕食を戴き、地ビールで乾杯しました
更にお部屋に戻ってから、私が持参したオーストラリアワインを開けて再び乾杯
1年半ぶりの再会に夜が更けるまで話し込みました。



翌日はテニスをする予定でしたが、ラケットは借りられてもシューズがないことに気がつき諦めました

鬼押し出しや白糸の滝は以前見ているし・・・
万平ホテルや軽井沢銀座も何度か行っているし・・・
新潟組の希望で「鹿島の森」に行く事にしました。

静けさと風格をたたえてきた旧軽井沢の面影を残す鹿島の森・・・
その一角にあるリゾートホテルのお庭です。
カラマツ林に囲まれた1万坪の敷地内は萌黄色の色彩にあふれていました



この新緑の中でコーヒーを戴きお喋りを楽しみました。
オープンデッキで緑の風を感じながら飲みたかったのですが、ちょっと寒かったので室内に入りました。

夜更けまでお喋りをしていたのにまだまだ話し足りません

フジの花が咲き、オレンジ色の山ツツジが鮮やかな色を添えています


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一番左側に見えるガラス戸の向こう側がレストランです。
前日のお天気に恵まれた日曜日にはここで結婚披露宴が催されたようで・・・
一般客は利用できませんでした。
軽井沢の自然の中で、緑と一体になっての結婚式も忘れられない思い出が残るでしょうね。

マウスオンでご覧下さい
私たちは少女の頃に戻って、このお庭で撮影会を催し、お互いの姿を写しあいました
「ハイ!両手でお尻を持ち上げて姿勢を正し、片足を半歩引いて顔は正面よ~」
みんなの笑顔が輝いてポーズも決まりましたね
50年近いお付き合いの大事な友人達です

30代の頃まではノートを廻して、交換日記などを続けていました。
主人の転勤で札幌に引っ越した時はこのノートが待ち遠しくて・・・
新しい土地での生活に不安がいっぱいでしたから、友の息づかいが感じられる文章をむさぼるように読み、そして私も書きました。


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コーヒーを飲み、ひと遊びしてからレストランでランチタイムです
マウスオン・クリックで3枚の画像をご覧下さい

パスタセットをいただきながら、語らいは更に続きます。
自宅の敷地内に娘さん一家の家を建てて、老後の計画もバッチリな新潟のS子さんは最近大掛かりな身辺整理を済ませたそうで・・・
古いアルバム類も処分したそうです。
その中に昔廻した交換ノートもあったとか
嗚呼!青春時代の思い出が残るノートをもう一度見てみたかったな~~~



食後のお散歩はホテル敷地内にある「御膳水」に行きました。
明治天皇がこの水をご飲用されたところからこう呼ばれているそうです。

うっそうと茂る緑の中、すぐ近くの「雲場池」まで小川のように繫がっているようでした。



江戸時代にはこの軽井沢も中仙道の宿場町だったようですね。
避暑地としては、明治時代(1886年)、カナダ人の宣教師が故郷のスコットランドの風景に似ているということでこの地に別荘を建てたのが始まりだそうです。



ホテルのロビーでタクシーを待つ私たち。
睡眠不足の上に話し疲れて・・・
軽井沢銀座でのショッピングもパスして、そのまま駅に向かいました。

前回の「越後湯沢」ではちょっと話し足りなかったけど、今回は充分にお喋りが楽しめましたね。
以前には出なかった「孫」の事、自分達の老後の事など・・・
考えさせられるお話しがたくさん出ました。

思い出の品々が捨てられなくて、身辺整理が遅々として進まない私ですが
老いてからでは押入れ整理も大変と聞いています。
今から始めなくては



萌黄色の軽井沢から戻ったら、すぐに入梅となりました
新潟の友人達に戴いたお土産の「笹団子」を食べながら、楽しかった2日間を思い出しています。

親しい友の居る新潟は私にとっては第2のふる郷です。
甘い笹団子の中に懐かしいふる郷の思い出が詰まっていました。

※「鹿島の森」の詳しい情報はこちらをご覧下さい。
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