花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

映画「アース」と、最近観た映画

2008年01月31日 | 映画、観劇
「アース」
私は山登りやハイキングが大好きなアウトドァー派ですが、ご近所の友人に誘われて年に何回かは映画を観に行きます。
友人と一緒ですからジャンルは様々ですが、予告編を観たり新聞や本を読んだりして「これだけは一人でも観に行きたい!」と思う作品もあります。
パースに出かける前の慌しい中、そんな思いに駆られたドキュメンタリー映画「earth」を観てきました。

はるか50万年前、地球という星に巨大な隕石が衝突した。宇宙の大惨事に匹敵するこの衝突事故こそが、この星に生命が誕生する瞬間であった。そして現代。氷の地から熱帯の森、深海におよぶ壮大な自然界でたくましく生きるものたちがいる――。『ディープ・ブルー』のスタッフが再集結し、制作5年をかけ、最新の撮影技術をもって、ホッキョクグマ、象、ザトウクジラの親子たちの生命のドラマを映し出す。



NHKTVで放送された「プラネット・アース」の劇場版ですから、TVで紹介された御馴染みの場面がたくさん出てきます。
主役は地球、そしてそこに住んでいる動物達・・・
温暖化で氷が融け出し、餌をとるのも難しくなってきた「ホッキョクグマ」
乾燥が激しいアフリカの大地を水を求めて大移動する「ゾウの群れ」
世界一高いエベレスト山脈を命がけで越える「鶴の群れ」
安全な海で出産し、餌のプランクトンが豊富な南極海まで8000kmの旅をするゴンドウクジラの母子・・・


弱肉強食の世界は弱いものが食われる厳しい現実がありますが、それすらも崇高な命の営みです。
残酷なシーンは避けており、ベルリンフィルの美しい音楽がよりいっそう生命の美しさを教えてくれます。
人間だけの地球ではない事を教えてくれます。

ぷりんさんは日比谷スカラ座で英語版を観たそうですが、横浜の映画館はすべて吹き替え版のみ・・・
渡辺謙さんのナレーションも心がこもっていたから許します。
制作5年、撮影日数のべ4500日、ロケ地全世界200ヶ所以上にも及ぶ作品だけあって、動物達の神秘の姿と綺麗な地球のハイビジョン映像に酔いしれました。

このまま地球の温暖化が進めば2030年までには「ホッキョクグマ」は絶滅するといわれていますが・・・
この映画は「ストップ!温暖化」を声高に叫ぶ事無く、この美しい「地球」を美しい画像で描く事により、人々に今何をすべきかを問いかけています。
そして「今ならまだ間に合う」と・・・


「君の涙 ドナウに流れ」
仲間の中では一番の映画通ぷりんさんが選んだ作品です。
暮れに「イルミネーション巡り」をしたとき、有楽町の「シネカノン」で3人で観ました。
横浜のどの映画館もやっていなかったのです。

“ハンガリー動乱”と“メルボルンの流血戦”という史実を背景に、脅しに屈しない恋人たちの愛と悲劇をドラマティックに描いた感動の映画でした。

ソ連の弾圧支配の続く50年代のハンガリー、ブダペストを舞台に、水球のハンガリー代表選手でありながら、恋人を愛するゆえに革命運動に身を投じていく青年カルチと、先頭に立って弾圧に立ち向かう女子学生ヴィキが過酷な運命に翻弄される姿を、壮大なスケールで描く大作。重厚な物語はもちろんのこと、実在した強豪水球チームのエピソードと迫力ある試合場面にも注目です。

「ドナウの真珠」と謳われる美しい街「ブタペスト」が戦車で押しつぶされるシーンに心が痛みますね。
結局ハンガリーの民主化運動もソ連軍の圧倒的な戦車の前に鎮圧され、ベルリンの壁が崩壊されるまでの長きに渡って、ハンガリーはソ連の衛星国でした。

一昨年、この仲間と「プラハ、ウィーン、ブタペスト」を旅した時に「ハンガリー動乱」について調べましたが詳しい事は分りませんでした。


この映画を観て、今でもブタペストの人々に残る心の傷が納得できました。
ツアーの現地ガイドさんが「旧秘密警察」の建物を紹介した時、「嫌な時代でした」とはき捨てるように言っていた姿が忘れられません。

この映画はまだ有楽町「シネカノン」で上映しているようです。
以後全国展開もなされるようなので、地方の映画好きの皆様にも是非お勧めしたいと思います。


「スウィーニー・トッド」
こちらはもう一人の仲間のノンちゃんが希望して、三人で先週観に行きました。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」のスパロウ船長役で一躍若い人々の人気を得たジョニー・デップ・・・
ティム・バートン監督とのコンビは毎回新たな変身が見られるようで、6度目の今回は、デップが復讐に燃える内向的な殺人鬼を演じます。



19世紀のロンドン・フリート街で理髪店を営んでいた男(デップ)は、妻に横恋慕した判事の陰謀で、無実の罪をきせられた。15年後に脱獄して、名前をスウィニー・トッドと変えて商売を再開、カミソリを手に復讐を開始する。共犯者となるのは階下でロンドン1まずいパイ店を経営するミセス・ラベット。死体をなくすことができ、パイ店も繁盛するアイデアを持ちかけた。

ノド切りカミソリに人肉パイ・・・
血みどろのホラー映画ですが、ミュージカル仕立てのせいか陰惨なおどろおどろしさはさほど感じませんでした(元々はトニー賞8部門を受賞した舞台のミュージカル作品だそうです)
むしろ暗いユーモアと切ないストーリーに胸が痛くなります。
でも・・・
モノクロームのような荒涼とした画面に大量の鮮血がほとばしり、何度も目をつむり体を硬くしていましたので
見終わった後は肩がこり、どっと疲れましたね。

観客は試験の終わった大学生の男女二人連れが目立ちましたが、ムード溢れる映画でない事だけは確かですよ。


「ナショナル・トレジャー」・リンカーン暗殺者の日記

アメリカ史最大のミステリー《リンカーン大統領暗殺事件》― このミステリーの真相が記述されているリンカーン暗殺者の日記から新たな真実が発見された。そこには冒険家にして天才歴史学者として名高いベン・ゲイツの先祖に「リンカーン大統領暗殺の真犯人」の汚名がきせられた。一族の汚名返上を胸に誓い、ベンは様々な友人たちの力を借り真相究明に乗り出すが…。

ニコラス・ケイジ扮するベン・ケイツが今回も大活躍!
自由の女神や、バッキンガム宮殿、ホワイトハウスなど有名な建造物に隠された秘密、“裏の歴史”を暴きます。

私はディズニーのこの手の謎解き冒険映画が大好きです。
ワクワクしながらの2時間・・・
それぞれが弱冠映画の好みが違う私たちですが、3人ともに揃って「面白かった!」との評価でした。

以上最近観た映画を纏めてUPいたしました。
長々とお付き合いくださいましてありがとうございます。


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小仏城山から高尾山「薬王院」へ

2008年01月28日 | 山シリーズ

お昼の12時はとうに過ぎていて・・・
空腹で全然馬力が出ませんでしたが、ドロドロの山道を登ってようやく「小仏城山」に到着です。
南側に相模湖が見えていました。


高尾山口から6.1KMを歩いてきた事になりますね。
東海自然歩道はこの陣馬山に向かう縦走路から分かれて相模湖に向かいます。
私たちはどのコースで帰りましょうか・・・



先にお腹を満たす事が先決で、茶店でお豆腐の入った温かいナメコ汁とオデンを頼んで、持ってきたオムスビと一緒に戴きました。
大根の大きい事
味がしみ込んでいてとても美味しかったです
動かないと急速に冷えてきて、フリースとヤッケを慌てて着込みました。





Yさんと相談の結果、来た道を戻り「薬王院」経由で下って、ケーブルカーに乗る事にしました。
日当たりの良い尾根道は、どこもドロドロ状態・・・
そんな中、唯一見つけたお花です。





再び高尾山の頂上に戻りましたが、もう富士山は見えません。
ただ、弱いながらもまだ陽が出ていて、雪が降りそうな気配は全然感じませんでした。



頂上からそのまま人通りの多い道を下り、極彩色の建物の方へ入っていくとそこは「薬王院」の一番奥にある「奥の院・不動堂」でした。


高尾山「薬王院」は天狗信仰のお寺でもあります。
こちらはご本尊のある「飯縄権現堂」の大天狗です。


そしてこちらが対に並んでいる小天狗です。

ご本社である飯縄権現堂の建物は、綺麗な透かし彫りの装飾が施されていました。
「薬王院」の主な建物をnon_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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高尾山「薬王院」
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ザックを背負った私たちは、上の一番奥から階段を下って行きましたが、本来は右側の写真から順番に進む「薬王院」です。

奥まで階段を登ってくる人は少なくて、お参り目的の人々はほとんどが「大本堂」の前で手を合わせていました。
まだお正月の名残があるのか?、いつもより何となく華やかな雰囲気です。
受験の願掛けの若い人々の姿も見られて、それなりに賑わっていました。



境内には春を告げる「梅」が咲き出していました。
2時半を過ぎて、山の空気はいっそう冷たくなってきましたが、高尾山の薬王院にはまだまだお参りに登ってくる人々がたくさんいました。


こちらは以前、おみやさんの所でも紹介されていた「十善戒」・・・
Yさんが「”間違った考え方をしない”というのが自信無いわ」と呟きました。
何が正しくて、何が間違いなのか?が混沌とした世の中ですものね。

そんな事を話しながら歩いて、ようやくケーブルカーの駅に着きました。
万歩計の数字は22000歩を越えています。
「久しぶりにたっぷりと歩いた感じ、又気軽に歩き回りましょうね~」
こうして私たちの新年初ハイキングは終了しました。


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「高尾山」のシモバシラの氷花・その2

2008年01月26日 | 山シリーズ

「高尾山」頂上からの眺めです。
富士山の左側には蛭ヶ岳を中心にした「丹沢連山」が見えていました。

頂上は、春と秋の行楽シーズンには遠足の小学生でいっぱいになりますが、この日は真冬の日曜日・・・
ファミリーと中高年のハイカーで賑わっていました。

私たちもここで水分補給をしました。
「ヤビツ峠を9時半に出発して塔の岳~丹沢山と歩き、蛭ヶ岳の山小屋に着いたのが4時半過ぎ。あの時初めて体力の限界を感じたわね」
景色を眺めながら、6~7年前の春のゴールデンウィークに歩いた丹沢主脈縦走の時の思い出話に花が咲きました。

高尾山の頂上直下にも「シモバシラの氷花」が見られると、おみやさんから教えていただいていたので、頂上にあるビジターセンターで詳しい場所を聞きました。



城山~景信山~陣馬山への登山道に続く階段を下ったすぐ右手の窪みにロープが張られ、「シモバシラの氷花」が見られました。
(何人かのカメラを抱えた人々がいますから、場所はすぐ分ります)

私が初めて対面した氷花は、ガラス細工のような小さくて可愛いものでした。


木漏れ日に当たってキラキラ輝いているのもあります



こちらはぱっと開いたフレアースカートのよう・・・
まさに自然が作った芸術品ですね

私たちはそのまま一丁平に通じる北側の巻き道を進みました。
17日に降った雪が少し残っています。
陽の当らない北側斜面には、次第に大きな氷花が見られるようになりました


崩れたかけらを拾って良く観察してみると、薄い層が何枚も重なっていて、その造りは実に繊細なものでビックリします
水分と温度と風向きとで違ってくる「造形美」ですね。

non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい
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大きな「シモバシラの氷花」の前では、三脚を立てて撮影している人が大勢いて、順番待ち状態でした。
去年は暖冬でほとんど見られなかったそうです。

私は山仲間と一緒なので、撮影が主ではなく歩く事が第一の目的・・・
よって三脚は持ってきませんでしたが、暗い中での白い氷花の撮影はとても難しく、露出補正やISOを変えて写してみましたが、ブレが多かったですね



「氷花」を堪能し、暗い北側の巻き道から日当たりの良い尾根道に出ると、そこは「一丁平」でした。
ここは春は山サクラが綺麗な所・・・
高尾山から大阪の箕輪まで繫がっている「東海自然歩道」の道でもあります。

トイレやベンチも整っていますが、私たちは茶屋のある「城山」まで行って、昼食は暖かい汁物と一緒に持参のオニギリを食べる事にして、再び登りを頑張りました
日の光で登山道の霜柱が溶けて、グチャグチャになった泥道を歩いて行きました。

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「高尾山」のシモバシラの氷花・その1

2008年01月23日 | 山シリーズ

こちらの写真は一体何でしょう・・・?

20日の日曜日に山仲間のYさんと2人で「高尾山」に行ってきました。
新年初ハイキングです。
一年中で一番寒い時期ですから、山にお花はありませんが、ナント!高尾山では「シモバシラの氷花」がたくさん見られるのです。
この写真は一丁平近辺で見つけたものですが、直径が15cmくらいもありそうな大きな氷花でした



こちらは高尾山の頂上直下で見た、ガラス細工のような氷花です

この氷花のことを最初に知ったのは、一昨年の1月にブログ仲間のおみやさんのページを訪問した時でした。
最初は意味がよく判りませんでしたが・・・
「9月頃に白い小さなお花を咲かせるシソ科のシモバシラという植物は、お花や葉が枯れても、寒さが増す頃、その根が地中の水分を吸い上げる事によって、茎の周りに綺麗な氷のお花が出来上がる」
と、何となく理解しました。

そしてそれはいつか憧れとなり「この目で是非見てみてみたい」と思うようになりました。
おみやさんが今月上旬に、そして同じくブログ仲間の山小屋さんが中旬に見てきたことを知り、早速私も仲間に呼びかけて見に行ってきました。

残念ながらKさんが、今月末の資格取得の国家試験が終わらない限り、勉強で忙しいとの事で同行できませんでしたが・・・
シモバシラの氷花も茎が枯れ落ちたら終りと聞いていますので、雪も覚悟で行く事にしたのです。



高尾山は我が家から電車で2時間半くらいかかります。
この日の天気予報は夜には「雪」との事・・・

最初は景信山から高尾山まで縦走する予定でしたが、お天気が崩れたらすぐに引き返せるようにと、高尾山から行く事にしました。





高尾山にはルートがたくさんありますが、南側の「稲荷山コース」を登りました。
近年登山道の木々が伐採されて、見晴らしが良くなったと聞いています。



このコースは明るい登山道が続くとても良い道でした。
「以前ここを下ったはずだけど、こんなに道が広かったかしら?」
陽だまりの中、そんな事を話しながら・・・
ヤッケを脱ぎ、フリースを脱ぎ、少しづつ薄着になって登っていきました。



およそ30分で見晴らし休憩所です。
眼下の八王子市街地のはるか遠くに、新宿や池袋の超高層ビル群が見えていましたが、この日は写真に撮れるほどの鮮明度はありません。
それでも霞の上に「筑波山」がうっすらと姿を見せていました。


案内板で「筑波山」を確認しました。
それにしても・・・
雪雲などどこにも見えませんね~

熱いお茶を一杯飲んで再び登り出します。








去年暮れに、フランスのミシュラン社のガイドブックで、東京の観光地として☆☆☆の評価が下された「高尾山」
新宿から京王線で1時間足らずという近さにありながら、豊かな自然が保たれており、四季折々の美しさが味わえます。
登山道や指導標の整備も行き届いていて、軽いハイキングから縦走まで幅広い層が楽しめて・・・
三ツ星マークの評価も分るような気がします。

流石に外人さんの姿も多く見られました。
Yさんの前を歩くハイカーは「エクスキューズ・ミー」といいながら、長い足で我々を追い越して行きました。



登り始めておよそ1時間で、頂上直下に出ました。
このまま巻き道を進めば、氷花がたくさんあると聞いている「一丁平」への近道です。
Yさんと相談して、少しでもお天気の良いうちに頂上を踏むことにしました。
長い長い階段を登ります。
フ~~~


頭に雲こそかかっていますが、高尾山頂上から「富士山」が見えました
朝の凍るような寒い中、早めに家を出て、何とか午前中に頂上に立つことが出来てヨカッタ!ヨカッタ!

前夜に見た天気予報ではマークばかりで、行くべきかどうかで悩みましたが・・・
この青空は嬉しい外れでしたね。

おみやさんの「野山の香り」
山小屋さんの「山小屋だより」
お二人のブログも参考にしてみてください。

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箱根「芦の湯・フラワーセンター」その2

2008年01月21日 | 花シリーズ
今日から「大寒」だそうです。寒い毎日が続いていますね。
関東地方には昨夜から大雪注意報が出ていたようですが、肩透かしをくいました。

私は昨日の日曜日、友人と今年初の「高尾山ハイキング」を予定していて・・・
マークの予報に最後まで迷っていましたが、「近場だし、雪が降り出したらすぐに帰ってこよう」と腹をくくり出かけました。
ナント!現地は晴れていて、うっすらと富士山が見えた上に、目的の「シモバシラの氷花」も観賞できて大満足
取り止めていたら後悔するところでした。

取り合えず、箱根シリーズを終えてからハイキングの模様はUPしたいと思います。


私たちが箱根町立の「芦の湯・フラワーセンター」に行った時、丁度「シクラメンフェアー」をやっていました。

♪真綿色したシクラメンほど清しいものはない・・・♪
ご存知、小椋桂作詞「シクラメンのかほり」の一節ですが、この歌がヒットした1975年当時、シクラメンのお花には香りはなかったとか。
でも・・・
近年香りのある種類が作られたそうで、上のピンクのお花には「薄紅色のかほり」と言う名前が付いていました。

その他にもたくさんのシクラメンが並んでいましたので、non_nonさんのソースでご覧下さい
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パピオン
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あま~いピンク色が春を感じさせますが
シクラメンはお正月用に大々的に出荷されるようで、このフェアーもこの日が最後のようでした。


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マウスオンでご覧下さい
パイナップルややマンゴー、アセロラなどの林には、時節柄実はなっていませんでしたが、サボテンのコーナーもありました。



グルリと廻って最初の大きなガジュマルのあるホールに戻り、喫茶コーナーでお茶の時間としました。
温室の中は暖かくて、喉が渇きましたね。
ハーブティーやマンゴージュースが人気でした

喫茶コーナーの横には、ランなどの鉢物が売られていました。



こちらが箱根町立「芦の湯フラワーセンター」の外観です。
雨や雪の日の立ち寄りがお勧めですね。
詳しい情報はこちらです。



温室の外はこの通りの雪でした。
昨夜からの雪予報・・・
横浜は外れましたが、小田原、箱根は積もったようですね。
今日は、これよりも深い雪になっているかもしれません








取り合えずここで解散となりましたが、主人の提案で皆で茅ヶ崎の「快飛」で昼食をすることにしました。
私は、このフラワーセンターのすぐ近くにある石仏群の雪の写真を撮りたかったのですが・・・
改めて出直しましょう。





車三台を連ねて、宮ノ下~塔ノ沢~湯元と下り、西湘バイパスで茅ヶ崎に出て、「快飛」で皆でお魚料理をいただきましたが、主人は前日の沼津港に続いてマタマタ海鮮丼を食べていました。
私はシラスのかき揚げ丼・・・
この一泊二日の旅で、完全に太って帰ってきましたね

尚「快飛」の紹介はこちらでもしていますが、箱根の帰りのお食事処として、我が家の定番になっているような感じです.




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箱根「芦の湯・フラワーセンター」・その1

2008年01月19日 | 花シリーズ

こちらは、箱根・芦の湯温泉の「フラワーセンター」で見たベゴニア「ルルボア」(シュウカイドウ科)です。

箱根での新年会の翌日は、暖かい温室のある宿の近くのフラワーセンターに行きました。
雪で一面の銀世界の中、幼児連れではアチコチ周れませんものね

入場料500円(本来は600円ですが、JAFや県民共済のカードがあると安くなります)を払って中に入ると、大きなガジュマルの木の周りには、色鮮やかな「ベゴニア」が並んでいました。
non_nonさんのソースをお借りして纏めましたので、ご覧下さい。
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右端の画像が最初のホールの中心にある「ガジュマルの木」です。
外は雪が降っていて寒い寒い箱根でしたが、温室の中はポカポカでした

華やかなベゴニアのトンネルをくぐって次のホールに行くと、そこは優雅な「ラン」の世界でした。


御馴染みの胡蝶蘭やシンピジュウム、デンドロジュウムがたくさん並んでいましたが、まず私の大好きな青紫色のお花に目が行きました
「バンダ」と言う名前のランです

そして一番のお気に入りが下の写真の「アマゾン・リリー」
マウスオンでご覧下さい

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「アマゾンのユリ」・・・
白い清楚なお花にしばし見とれてしまいました


こちらは「パフィオペディム」・・・
ニューギニア産のランですが、何となく礼文アツモリソウを思い出しました。

そしてその横にはランの女王「カトレア」が並んでいました
マウスオンです

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我が家にあるカトレアの蕾みも大分大きく膨らんできましたが、毎年満足な写真が写せたためしがありません

私のブログは元々写真が主ではありませんが、お花の写真は特に苦手なんですよ。
ブログ仲間の皆様の素晴らしい写真の数々を拝見し、少しでも学べればと常々思っておりますが・・・
今回も孫のお相手をしながら、同行の方々とお話をしながらの瞬間芸で、お恥ずかしい限りです



優雅な「ラン」の花々に酔いながら、次に進むとそこは熱帯の林になっていました。

その先では「シクラメン・フェアー」もやっていましたので、この続きは次回に致します。

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浜石岳と沼津港

2008年01月16日 | 旅日記

こちらの「富士山」は、2000年1月22日に訪れた静岡県由比町にある「浜石岳」頂上から写したものです。
当時勤めていた銀行の仲間6人で行きました。

今回の「箱根・新年会」は13日の夕方に現地集合でしたので、私たちは「浜石岳」の360度の眺望を楽しんでから宿に入ろうとの計画を立てました。
当日の天気予報は晴れマークだったんですよ・・・

この山は、青少年野外センターの駐車場に車を入れれば僅か30分で頂上に登れます。
富士山を真ん中に、左手には南アルプスの山々が展望でき、右手には駿河湾が円を描くように広がっていてその先が伊豆半島です。

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南アルプス方面をマウスオンでご覧下さい
「荒川三山」が見えているようです。


8年前はノンビリと3時間かけて歩き「薩埵峠」(さった峠)まで行きました。
古い紙焼きの繋ぎ写真で見づらいですが・・・
ここから眺めた駿河湾と富士山、そして海の上を走る東名高速道路が加わった風景が忘れられません。
ここから更に歩き、旧東海道の宿場町の面影を残した由比の町に出て駅に向いました。


ところが先日の13日は、北の方は晴れていたようですが、東名高速道路を西に下るに従って雲が厚くなり・・・
大井松田を過ぎる頃から雨が降ってきました
丹沢にかかる雲はどう見ても「雪雲」に見えましたね

沼津インターを降りても雨はやまず・・・
「浜石岳」は諦めて沼津港に行きました。





お魚市場が並ぶ賑やかな「沼津港」です。
仲間たちと「浜石岳」や「沼津アルプス」に登った時も、最後はここまで足を延ばして「新年会」をやりました。

今回もここでお買い物とランチを楽しむことにしました。
non_nonさんのソースをお借りして、市場の風景を纏めましたのでご覧下さい。
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私たちはこの日は泊りなので、生ものは避けてイカの一夜干しやアワビの醤油漬け、そしてお茶などを購入しました。
そして行きつけのお店の前では、ナント小雨の降る寒空の下で大勢の人々が並んで待っていました


40分待ってようやくお座敷の相席テーブルに座れました。
安くて新鮮なお魚料理が売りのお店ですが・・・


こちらは主人が頼んだ「三色丼」
イクラとウニとマグロのぶつ切りが乗っていて、1450円位だったと思います。
漬物とカニのお味噌汁が付きました。











そしてこちらが私が頼んだ「ぶつ切り丼」
マグロの横にウニとトロロが乗っています。
マグロの大きい事!
1200円位だったと思います。









他にもう一品・・・
伊豆の海では御馴染みの「カサゴの唐揚げ」
何だかおせんべいを食べているようでした。







このようなお店は、大勢でたくさんのお料理を取って、賑やかにお酒でも飲みながら少しづつお味見をするのに限ります。
夫婦二人では食べられる量にも限度があって、あれこれ頼めないのでつまらないですね。
それに、威勢のいいお店のオバチャンたちの迫力が凄くて・・・
何だか怒られているようでした

大声で話すのが「港町風」なのかも知れませんが、夫婦2人の時はもっとユックリと静かにお食事を楽しみたいと思いましたね。
そんな感想を話しながら、私たちは車で沼津から箱根峠に上がりました。

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雪の箱根路

2008年01月14日 | 旅日記

この連休は箱根に泊りがけで行ってきました。
お天気がイマイチで富士山は全く見えませんでしたが、ナント
雪が降っていて、箱根は一面モノトーンの世界でした

お正月も終わって、七草粥、鏡開きと済んで、今日は成人式だったようですね。
成人式は「1月15日」とインプットされている世代にとってはハァ~?と言う感じですが、三連休になるのはサラリーマンにとっては嬉しい事でしょう。

同時に「女正月」とも言われるこの時期、例年息子一家とお嫁ちゃんのご実家一家と、そして我が家との「新年会」が催されます。
最初は1年おきにお互いの家を訪問していましたが、女が大変なので息子夫婦が結婚して5年目から、上げ膳据え膳の泊りがけで行うようになりました。



去年は我が家主催の「伊豆・北川」。
そして今年はお嫁ちゃんのお父様が取ってくれた「箱根・湯の花温泉」の宿でした。
昨日も今日も箱根は時雨れていて、ご覧の通りの雪景色でしたよ。

咲き始めの「椿」も雪の中で震えているようでした。









東は「箱根宮ノ下」、西は「箱根峠」から上が白い世界でした。
「金時山」に登ろうか?、それとも沼津の先の「浜石岳」に登ろうとか・・・
山登りの計画は色々立てましたが、全て諦めました。
お天気が悪い上に、あまりにも寒すぎましたね。


宿では硫黄の匂いのする温泉に何度も入り、ハー君とトコトン遊んで、そして飲み、語り合いました。
縁あって息子夫婦を中心に広がった新しい縁戚を大事にしたいと思います。












たくさんのご馳走をいただき、カラオケを唄い、楽しいひと時を過ごしました。











カラオケの後には、息子達の部屋で、ハー君の赤ちゃんの時からのビデオ鑑賞・・・
4人のジ~ジとバ~バに愛され、大好きなお姉ちゃん(オカータンの妹)にも見守れながらスクスクと育ってきましたが、もうすぐお兄ちゃんになります。
どう変貌していくかも見ものですね。





11時にはお開きとなって、バタンキュウでした

今日起きたらやはり細かい雪が降っていました。
私は父の転勤で、小学校から中学校にかけて新潟での生活を5年間経験し、結婚してからは4年間の札幌生活があります。

特に雪は珍しくはありませんが、箱根の雪はやはり何となく新鮮ですね。
富士山が見えなければ「雪」を望んでいたくらいです。
non_nonさんのソースで宿の周りの雪景色を纏めてみました。
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北国の子供たちは、もっともっと雪深い中を歩いて通学しているのですから・・・
この程度の雪は春の泡雪かと思いますが、ハー君は大喜びで大好きなお姉ちゃんと雪遊びに興じ、運転手の男性群は路面凍結の心配をしていました。

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マウスオンでご覧下さい
寒い寒い昨日今日の箱根でしたが、幸い日中の路面凍結はなく、無事に帰ってきました









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ささやかなボランティア

2008年01月12日 | パース滞在記

私たちが西オーストラリアの州都「パース」に通い出したきっかけは、主人の先輩のTさんから「今度パースから日本狂のオージーが遊びに来るので、彼に松の刈り方を教えてやって欲しい」と頼まれたからです。

パース生活のパイオニアのTさんは、一年の三分の一は現地に行って、掛け軸の表装などを教えていました。
Gさんはその生徒だったのです。

パースの松がどんなものやら判らなければ、教えられないと・・・
我ら夫婦はすぐに現地に飛んで行ったのが始まりでした。

日本文化に魅せられたGさんのお宅は木の塀で囲まれていて、庭は完全な日本庭園でした。
京都のお寺の庭園の本を模しての自作のお庭だそうです
古い紙焼きの写真で恐縮ですがUPいたします。



Gさんのパースの自宅にはお茶室まであって、正面には松の木が・・・
主人がバッサリとハサミを入れると「オーマイ・ゴッド」
彼はイギリス生まれのドバイ育ち。
パイン(松)はイングリッシュガーデン風に茂っていました。







松の木の手入れは手作業が大変なのです。
ジックリと講習しました。
当時のGさんは侍気取りでチョンマゲ結って、そして作務衣姿
右端に写っている愛犬の名前は「カブキちゃん」
我々よりもずっと日本的な暮らしをしていましたね。


この時以来、主人は先輩のTさんが借りているパースの家の共同借主になり、年に2~3回パースに通ってGさんに和風庭園なるものを指導しました。

便利屋さんをしていたGさんも、今ではいっぱしのジャパニーズ・ガーディナー
順調に造園の仕事も入っているようです。


こちらは前回の、2ヶ月前の11月に行った時に見せてもらったGさんの仕事現場です。
大きな新築の家のエントランス部分を和風に仕立てているようで、主人のアドバイスを求めていました。



でも・・・
こんなに解放的な所に「日本庭園」というのも、あまりピンときませね~
主人に言わせると「石の並べ方がにぎやか過ぎて落ち着きがない」と厳しい採点です。



素人の私から見ると、このようなカンカン照りの青空に、メープル(カエデ)やアゼリア(ツツジ)は大丈夫なのかしら?と心配になりました。
大きなジャカランダの木陰になる場所に植えてありましたが・・・

オージーにしては珍しく手の器用なGさんお得意の石並べですが、これも駄目出しが出ましたね。
飛び石を、このように一個だけ向きを変えるのは×なんだそうです。








玄関に向かう通路と和風庭園の境も、Gさんの手つくりです。
最終的にはどんな風に完成しているか?
2月に行った時のお楽しみです。



次の仕事も入って、Gさんも得意満面です。
主人もボランティアでしたが、ささやかながらも日本文化を伝える事ができて、パース通いも意味あるものになりました。









最初の2年は主人が製図を書いていましたが、もうGさんも立派に描けるようになりました。
主人の役割も一段落です。







弟子のGさんが一人前になったら、そろそろパースも卒業かな・・・
まだまだ知らない国がたくさんあるので、未知への国の興味が膨らみます。


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インド洋に浮かぶ「ロットネス島」

2008年01月10日 | パース滞在記

両親がお世話になっている施設からTELがあり、母の症状はノロウィルスが原因ではなく、ちょっと下痢しただけでその後も元気との事でした。

ノロウィルスは生もの、特に貝類が危ないそうで・・・
大晦日に弟の所が、そして元旦に我が家で出したお寿司が原因かも知れないと、施設のお医者様に言われ心を痛めていましたが、とにかくホッとしました

早速例年通り、2月のパース行きを検討しましたが・・・
インターネット上での、2月上旬のカンタス航空パース直行便の格安航空券はすべて売り切れです
どうしよう
毎年2月中旬に、世界中のスイマーが集まる「ロットネス海峡横断スイム」が開催される事を思い出しました。


どこかの国の旅行雑誌で世界一美しい島と絶賛された「ロットネス島」は、パースのお隣の港町「フリーマントル」から20KMの所にあります。

毎年、コッテスローの海岸からロットネス島を目指しての遠泳大会が行われるのです。
日本からも十数名が参加するらしい・・・
それで飛行機は混んでいるのかも知れません
サメが怖いですからね。
一人に必ず一隻の船が付き、何人かの監視人も必要のようです。
応援団も行くでしょう

私たちが4年前に訪れた時は、まさにその当日にぶつかり、シュノーケリングを楽しむつもりが、海一面にご覧のとおりの伴走船で埋め尽くされ、泳ぐ事も出来ませんでした

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マウスオンです
ロットネス島は一般乗用車の乗り入れは一切禁止です。
電気バスに乗っての2時間の島巡りか、自転車で周る事しかできませんが・・・
とにかく海(インド洋)の美しさには感激します

4年前のフイルム写真で少々色あせていますが、緑に近いトルコブルーから濃い青色のインディゴブルーまでの鮮やかなグラデェーションがとても綺麗ですね。




ロットネス島にはかわいい有袋動物のクオッカが生息しています。
この島の名前の由来も実はこのクオッカからだそうです。

初めて島に上陸したオランダ人の探検家が、島中にいるクオッカを大ネズミと勘違いしRAT(ネズミ)NEST(巣)、つまりネズミの巣の島からロットネス島という名前になったとか・・・

自然の姿で接する事もできますが、ちっとも人間を怖がってもいませんね~~~




4年前に、パースから日帰りツアーで行きましたが、やはりこの島で一泊してノンビリしたいと思いますね。
ホテルもありますが、なかなか予約が取れないと聞いています。


去年の3月に延々で2000kmを運転して行った「南極海」に面した「エスペランス」の海は別格ですが、パース近郊の海岸の中では、この「ロットネス島」の海が一番だと思います。

さて・・・
私たちの航空券は?
知り合いのいる旅行会社のカウンターで取りました。
2月に3週間ほど行ってきます。

1月には主人の大きな仕事が入っており、3月上旬にはお嫁ちゃんの出産が控えていますからね~
混んでいても日程に余裕がありません。

年寄りがいるので、何が起こるか分らないし・・・
今回は日程の変更「可」のチケットにしましたよ
11月に行った時より、1人3万円以上も高い航空券となりました

同じ飛行機の同じ座席なのに、金額が全然違うなんて、未だにその販売システムがよく分りません

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