花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「芝桜の丘」のピンクの模様

2006年04月28日 | 花シリーズ

我が家で取っている「毎日新聞」(4月24日版)の一面に、カラー写真で紹介された「丘に弧描くシバザクラ」の記事を読んで、主人が叫びました。
「これを見に行こう」と・・・

埼玉県秩父市の郊外に広がる羊山公園内の「芝桜の丘」の写真でした。
「ここを見てから、まだ通った事がない雁坂トンネルを抜けて山梨県側に出て、武田信玄ゆかりの恵林寺の庭園を見たい」庭師の主人の希望でした。パースで頼まれた仕事の参考にしたいらしい。
早速、お天気と仕事の兼ね合いを見て、26日の水曜日に車で行ってきました。

目の前に「武甲山」を望む1万6000平方メートルの丘には、モスレッドやリトルドットなど11種類35万株のシバザクラが植えられています。
開花は昨年より一週間遅れていて、私たちが行った時は八分咲きでした。
ゴールデンウイークの期間中楽しめるようです。






去年の「三春の滝桜」もそうでしたが、混雑が予想されたので、横浜の我が家を朝の5時半に出ました。
第3京浜から環状八号を通り、関越道の花園インターまでが丁度100km・・・
(オーストラリアではほんの隣町、一時間で行ける距離ですが、こちらでは2時間以上もかかりました)
そこから秩父市に入り現地に着いたのが8時半過ぎ。駐車場は一番近い所に止めることが出来ました


シバザクラは北海道の「東藻琴村」が有名で、あちらの方が断然規模は大きいそうですが、羊山公園はピンクの濃淡の模様が綺麗で「造園家の苦労が感じられる」と・・・両方を見た主人の感想です。

一面にピンクの絨毯を敷き詰めたような美しさです。
その模様は、秩父夜祭の屋台や笹鉾の囃し手の襦袢模様と躍動感をデザイン化したものとか・・・

シバザクラは北アメリカ原産の多年草。
ハナノシノブ科、フロックス属。
別名「ハナツメクサ」
芝生のように地面を低く覆い、乾燥に強く、耐寒性もあります。
こちらは爽やかな色をした「オーキット・ブルー」





清楚な白の「リトル・ドット」









朝の9時前に行ったので、人はまだ少なくて、写真も自由に撮れました。
こちらは情熱的な色の「マックダニエル・クッション」








白にピンクの線が入った「多摩の流れ」
シバザクラも色々な色があるんですね~

丘の入り口には出店もたくさん出ていて、秩父の名産品も並べられていました。
モチロン食べ物屋さんもありますよ。



私たちが出る頃にはどんどん人が増えてきて、大型観光バスも見えました。
な~~んにもなかったオーストラリアの観光地との違いに、ちょっとビックリですが、これはこれで如何にも日本的で楽しめました。

でも造園師の主人は参考になったかもしれませんが、自然のお花が大好きな私には、シバザクラだけではちょっと物足りない
もらったパンフレットの秩父の地図に、「三つ葉ツツジ」「山ツツジ」「カタクリ」等の紹介がある所にも行ってみる事にしました

尚「芝桜の丘」については http://www.chichibuji.gr.jp/shiba-img/06shiba.htm
リアルタイムのカメラが設置されています。
入園料は無料ですが、協力費100円、駐車場は500円でした。





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「西オーストラリアの青い空」⑬・パースの花々

2006年04月25日 | パース滞在記
朝,しぐれていたのに、そのうち太陽が顔をだして、今日の「高尾山」行きをやめた事を悔やみましたが、お昼頃には一転空が真っ暗になり、風雨がひどくて雷まで鳴りました
そして今は又晴れています。何というお天気

丹沢登山が延期の延期、そして高尾山のスミレ鑑賞まで諦めて、気持ちがちょっと治まりません
こういう時はパースのお花を眺めてみましょう。

                       ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆
2月25日(土)
前の日、900kmを車で走ってきた我ら夫婦、翌朝は中々ベッドから起き上がれませんでした。
遅い朝ごはんを食べてから、ようやく旅の後片付けです。
この1日3000円で借りている、トヨタのカローラも良く走ってくれましたね。
まったくビクともしていません。
日本車の性能の良さを再発見です。
もっともあんなに何もない所で、車のトラブルがあったら大変JAFも呼べないし・・・


私は洗濯を済ませてから、散歩に出てみました。
この日のパースはピカピカの青空でした。
ジリジリと太陽光線が肌を焦がしますが、日陰に入ると涼しい風が通り抜けていきます。
こちらはハイビスカスの垣根です







私たちが借りている家もそうですが、周りの家々もほとんどが平屋建てです。
土地が広いパース、何も上に伸ばす必要はないのでしょう。
でも高級住宅地は又別で、二階建てのプール付きとなりますね。







赤いプルメリア
何年か前、ハワイに行った時、お土産用のプルメリアの枝を買って来て、当時勤めていた銀行の仲間に配った事があります。
その中の温室を持っている人が「花を咲かせた」と聞いた事がありますが・・・






白いプルメリア。
パースの街中にプルメリアは咲き乱れていましたが、日本では冬の寒さにやられて、難しいかもしれませんね。








お向かいのお宅にはボートがありました。
お金持ちはハーバーに係留するのですが、庶民は自宅に置き、使うときは台車に乗せて、車で海や川まで運びます。
バーベキューに招待してくれたお隣のRさん宅には小屋にカヌーがありました。
そして庭にはキャンピングカー






鮮やかなオレンジ色はデーゴの花。
去年の9月に訪れた時、葉っぱはなくてお花だけが咲き出していたから、もう半年近くも咲いていることになるのでしょうか?










こちらはつる状で、たくさんのお宅の垣根に使われているお花です。借家のお庭にも咲いていました。
名前を聞いたのですが、今出てきません
日本にもあるのでしょうか・・・
※主人がちゃんとノートにメモしていました。
<ブルンバーゴ、日本名でルリマツリカと言うお花>南アフリカやオセアニア、アジアにも分布、日本でも園芸種で売られているそうです.



こちらは日本でも良く見るお花ですね。
庭にたくさん咲いていました
名前はえ~~と








借家の庭の柵に巻きついて生っていたパッションフルーツです。丁度食べ頃だそうです。
明日は日曜日なので、お店がほとんどお休み
お散歩から帰って、車でショッピングセンターに買出しにでました。







私は翌日、日曜日の夜には日本に向けて帰ります。
買い物から帰ってきてから、後10日以上も一人で残る主人に、お料理の特訓をしました。
教えながら作った、遅い昼食用のスパゲッティーとポテトのベーコンいためです
庭のパッションフルーツも添えましたが、分かりますか?
甘酸っぱくて、噛むと細かい種の音がプチプチと口の中で跳ねました。


実はこの日に、お隣のR夫妻を招待したかったのですが、何せ疲れ果ててしまったので、来週末に手巻き寿司パーティーを開いて招待するよう、主人に言い渡しました。
大家さんのMさんも手伝ってくれると言ってるし・・・

それで、準備するものを書き出し、寿司飯の作り方も教え(日本から持ってきたすしの子を入れるだけで超簡単!)、厚焼き玉子の作り方も特訓しました。
サラダのお皿に載っているのが見えますか?
さてさてパーティーの結果は一体どうだったのでしょうね


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竹の子の季節

2006年04月23日 | 日常の日記

今日の日曜日、マタマタ雨模様のお天気でガックリです。
先週の日曜日も雨で、順延になっていた丹沢の「鍋割山」登山、コレマタ来週に延びました
今年の4月のお天気は、クルクル変わって安定しませんね~
その上、いつまでも寒いし

主人がボランテイアで、近所の「特養ホーム」の松の木を刈ってあげたのが縁で、毎年春になると、そこの敷地内に出てくる「竹の子」が届くようになりました。
今年も6本いただきました
竹の子ご飯に煮物、チンジャオロースーに八宝菜・・・毎日、考えられる竹の子料理を作りまくりました。

そして今日は最後の2本でチラシ寿司と煮物です。
我が家で採れたシイタケと、そして頂いた竹の子、にんじん、油揚げを煮詰めて、お寿司ご飯に混ぜました。
上に乗せたのはサーモンです。
緑がなくては「絵」にならず、サラダからブロッコリーを持ってきて乗せました。(ヤラセ写真です)





こちらが副食の、乱切りに切った竹の子と油揚げの煮物です。まだ湯気が立っていますね。
他にイカのリング揚げがビールのおつまみです
関東の竹の子は太い孟宗竹ですが、北海道は細い姫竹でしたね。
ニセコに竹の子取りに行った思い出があります。熊笹の中にもぐって、鉛筆の先ほどの竹の子の芽を見つけて、ほじくって取りました。
迷子にならないように、熊に遭遇しないようにと、注意を払いながらの竹の子取りでした



こちらが今夜の食卓です
サラダ記念日ならぬ「竹の子記念日」とでも言いましょうか
雨で「山登り」が延期になって、私が家にいたばかりに、主人の作戦に乗っかってしまい、高い買い物をしてしまいました。
新車、フル装備の「」を買ってしまったので~す
今乗っているチェイサーがもう11年目となり(走行距離は83000km)、今年の12月の車検までには買い換えようと思っていたのですが・・・予定より半年早い買い物でした。


年が明けてから主人が熱心に研究しだし、トヨタ、ニッサン、スバルの車が候補に挙がっていました。
昨日、私が駆り出されて試乗したのが運のつき、遂に決めてしまいましたわ。
税金の支払いなどで、何かとお金が出る春は避けたかったのですが、まんまと主人の作戦に引っかかってしまいました

何処の車を買ったのか?6月の納車までのお楽しみです。
日本車はどれも優秀で、オーストラリアに行くと良く分かります。
最終的には営業マンさんとの人間的なつながりが決め手でしたね

我が家の庭の隅に何本かある、シイタケ菌を植え込んだホダ木です。
例年なら3月いっぱいで終わりなのに、今年は4月に入ってからも採れました。
それだけ気温が低く、雨も多かった4月と言えますね。
そろそろナメクジ被害も出てきて終わりです。
今日のチラシ寿司が食べ納め・・・後は秋からのお楽しみです。








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「幸福の木」に花が咲いた!

2006年04月21日 | 花シリーズ

この写真は何のお花か分かりますか?
UPで見ると「高山植物」の一種のようにも見えますね。

午前中はまだ蕾だったのですが・・
夕方見てみるといっせいに咲き出していました
リュウゲツジ科ドラセナ属、別名「幸福の木」のお花です。
部屋中に甘いと言うよりは、素朴な緑の香りが漂っています。
私が最後の仕事に就いていた先月末頃、葉っぱの間から、茶色のクローバーの花のような丸いものが覗いていました。





それがだんだん伸びてきて、今週に入ると蕾みの色が白くなり、遂に咲き出しました
一本は息子がまだ学生の頃、アルバイト先のお花屋さんから持ってきた「捨てられる運命にあった葉っぱのない棒状のドラセナ」を挿したもの。
もう一本は我が家にあったドラセナの子供。
全く別の二本立てなのに、植えて初めて花芽がついたのです。それも二本一緒に・・・
私が仕事を辞めたこの春に「幸福の木」にお花が咲くこと事体、実はもの凄くビックリな事なんですよ


こちらが全体のお花の写真です
1998年、今から8年前の春にも、別の「幸福の木」に花が咲きました。
旅行会社の広告マンだった主人が「生涯現役の仕事がしたい」と、会社を突然早期退職して、一年間職業訓練学校に通い「造園施工管理士」等の国家資格を取って卒業した年の春に咲いたのです
主人にとっても、私にとっても、人生の節目に「幸福の木」にお花が咲いたのが不思議で不思議で・・・科学では説明できない何かを感じてしまいます。


こちらが、主人が新しい第一歩を踏み出した時に咲いた「幸福の木」ですが、あの時一回咲いただけで、その後は蕾みすらも出てきません。
我が家を建てたとき、主人の友人が新築祝いに持ってきてくれたもので、もう20年もこの位置にあって、天井に届く高さに育っています。






植物が花を咲かせるのは、身の危険を感じ、子孫を作っておこうと準備するためかも知れません。
確かに今年の冬の寒さは強烈でした。
まして我々がパースに行っていた10日間は、暖房無しの部屋に置いてきぼりでしたものね。
それにもしかしたら、毎年「幸福の木」にお花を咲かせている方がいるかも知れません。
でも、我が家では主人も私も節目の年に、2回だけ咲いた「幸福の木のお花」
何かロマンを感じてしまいます。




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「多摩森林科学園」のさくら・さくら・さくら②

2006年04月20日 | 花シリーズ

前線通過の影響で、台風並みの風雨が吹き荒れていましたが、お日様が出てきました。
通り過ぎたようですが、強い風がまだ吹いています。
先日見てきた「多摩森林科学園」のサクラも花吹雪でしょうか
でも緑のサクラ「御衣黄」や「関山」等の八重桜はまだまだこれからが見頃です。
ホームページに「開花情報」が載っていますので、これから行かれる方は参考にした方が良いでしょうねhttp://www.ffpri-tmk.affrc.go.jp/

トップの写真は「駿河台匂」、ハッカのような爽やかな香りがしました。

園内は山の散策路のようになっていて、サクラを見ながら知らず知らずの間に登って行きます。
この写真の中を横切っているのが、先ほど歩いてきた道なのです。
三々五々、多くの人々が歩いていましたが、Yさんに言わせると休日は行列状態になるらしい






この辺りは「イトククリ」「タオヤメ」「キヌガサ」と言った華やかな八重桜が続きます。
私の一番古いサクラの記憶は北海道の真ん中にある滝川、父の転勤先で生まれた私が6歳まで住んでいた町です。
石狩川の支流の空知川河畔のサクラ・・・何の種類のサクラかは定かではありませんが、春霞の中に浮かぶピンク色の風景が頭の隅に残っています。



こちらは「イトククリ」のUPかしら?










こちらは「タオヤメ」?「キヌガサ」?
淡いピンクの八重桜は、ふんわりと優しそうな女っぽさが感じられますね











こちらの枝垂れサクラは「ウジョウシダレ」
野口雨情と関係があるのでしょうか?
私の小学校に入ってからのサクラの思い出は強烈です。
やはり父の転勤で東京から新潟に引っ越したすぐの年に、父の会社のみんなと「加治川堤」の桜を見に行きました。
いわゆるお花見経験初デビュー、あれは完全にソメイヨシノでしたね。


「白山オオデマリ」
この辺りの広場ではたくさんの人々がお弁当を食べていました。
新潟の「加冶川堤」も当時はたくさんの人出で、びっくりしました。
今はあまり「新潟の桜の名所」として聞きませんが、桜はなくなったのでしょうか?そうだとしたら淋しい事です




白い八重桜「三ケ日サクラ」です。
ここまで咲くと見事ですね~

結婚してからは三鷹に住んでいたので、毎年お花見は「井の頭公園」でした。
凄い人出で、公園全体が「ゴ~~」っとうなり声を上げているようでした
善福寺公園や小金井公園にも行きましたね



白いお花のUPは難しい










ぐるりと回りこんで、歩いてきた山を見渡しました。
新緑とサクラのピンクの濃淡が織りなって、ため息が出るような風景です
山まで続くサクラを見たのは北海道の日高の静内です。
主人の転勤で札幌に住んでいた頃、車で日高まで見に行きました。
静内の二十間道路のエゾ山サクラの並木は圧巻です。両側が牧場というのも内地では見られない風景ですが、延々何キロも続くサクラ並木は山の斜面まで続いていました。
あれから20年以上が過ぎましたが、変わりはないでしょうか?

時々お喋りも楽しんで、サクラの保存林を出たのが1時半になっていました。
万歩計は10000歩を超えていました


帰り道の、門までの樹木園の木々の根元には一面「ヤマルリソウ」の大群落が
以前「高尾山」でも見ましたが、写真はないのです。
小さな小さなお花なので、撮影が困難ですが、ちょっと終わりに近いこの一枚だけが綺麗に撮れました




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「多摩森林科学園」のさくら・さくら・さくら①

2006年04月18日 | 花シリーズ
今日は久しぶりに青空が広がりました
多摩にある施設に入所しいる母に届け物があったので、ついでに足を延ばして(どちらがついで?)高尾の「多摩森林科学園」に行ってきました。
今、桜が見頃なのです。(yunさん、情報をありがとう)
山仲間のYさんが「行きたい」と言っていたのを思い出し、昨夜のTVの天気予報のすぐ後に誘ったら「喜んで同行」と即決でした

JR中央線の高尾駅北口から歩いて15分の所に、山全体が研究林となっている「森林科学園が」あります。
入場料400円を払って入りました(入園は9時半~3時半)
駐車場がないので電車で行きました。






頑張って朝の7時半過ぎに我が家を出たので、開園してすぐに入れましたよ。
入ってすぐの林の新緑が,朝の太陽の光に映えて、眩しいばかりです。
足元にはタチツボスミレが一面に咲いて、春爛漫の気配が感じられました





桜の保存林は約8haの面積に、全国各地からのサクラ250種、1700本が植えられています。
ソメイヨシノはすでに終わりましたが、今は一重と八重、そして枝垂れも見られて、一番良い時期かもしれませんね。来週いっぱい楽しめるそうです。
こちらは紅枝垂桜です。去年は三春の「滝サクラ」を見に行きましたが、品格と貫禄のある、見事な枝垂桜でした。




一昨年は京都のサクラを見に行きました。
加茂川のソメイヨシノも良かったのですが、平安神宮の「紅枝垂れ」が素晴らしかった!原谷苑も山ごと枝垂桜が満開でしたね。
その時一緒に行ったぷりんさん、今年も京都のサクラを見に行って、一昨日帰ってきたようです。「枝垂桜が良かった~」とメールが入っていましたわ。
この見本林も、山ごとサクラで埋まっています。新緑と混じって絵のような美しさでした。




こちらは珍しい緑のサクラ「御衣黄」(ギョイコウ)です。黄色と緑色がまじった八重咲きです。
実はこの「森林科学園」を訪れたのは2度目ですが、前回は高尾山を縦走した帰り道に寄りました。確か4月20日過ぎでしたが、その時はこの「御衣黄」が満開でした。今日はまだまだ1~2分咲きですね。
我が家近くの公園の八重桜が今見頃です。中に一本緑がかった黄色いサクラがありますが、それと同じサクラ「ウコン」もありましたよ。


ソメイヨシノはすでに終わっていましたが、葉っぱと一緒に咲く「山桜」はまだまだ楽しめます。
こちらは「佐野ザクラ」
京都の佐野藤右衛門が、ヤマザクラから選抜した品種だそうです。





佐野サクラのUPです。
淡々紅色の八重ザクラですが、真ん中の紅色が可愛いですね~









こちらは「御車返し」(ミクルマカエシサクラ)
江戸時代から知られる品種で、淡紅紫色の大輪です。
後水尾天皇が花のあまりの美しさに、御車を返してごらんになったという事からこの名がつけられたとの説があります。
一重か?八重か?論争にもなったそうですが・・・ハテ?どっち?






貴重なサクラには、このように名前といわれが書かれています。
<タイハク・・サトサクラ、白色一重の花で、花茎5~6cmの花が咲く。日本には見られなくなった品種だが、英国のサクラ研究家、イングラム氏の庭園にある事が分かり、その木の接穂から再び蘇ったサクラ>と説明があります。



「太白」のUPです。
白は他に「オオシマサクラ」が咲いていました。









山の斜面が見本林なので、そばで見てから遠目でも楽しめます。サクラの追っかけが趣味のYさんはここを訪れるのは5度目だとか・・・来週又来る予定だそうで「毎回咲いている桜が違っていて、感激も違うのよ」との事です。
ベンチで軽くオニギリを食べて、水分を補給しました。




この春、ご近所仲間とここのサクラ見物をしてから近くの「うかい竹亭」でお食事を楽しむ計画だったのですが、中々皆のスケジュールが合わずに諦めました。
サクラは待ってはくれませんものね~。
会席料理のはずが今日はオニギリです
でもこれだけ綺麗な桜が楽しめれば大満足です

丸くて手鞠のようなサクラは「有明サクラ」
可愛い感じですね~
今年は主人と「弘前のサクラ」を見に行きたいと話しているのですが、車で行くには遠すぎます(オーストラリアで1日900km走った人がなぜ?と言われそうですが)日本の道路はシンドイです




こちらは「大提灯サクラ」?写真を撮って名前をメモしたのですが、ちょっとこちらは自信がありません
三脚を立てて写真を撮っていたおじさんに「高遠の小ヒガンサクラが今週末に見頃だよ」と勧められました。
あそこなら車で行けますね「早朝に現地に行ってないと駄目だよ」って・・・
以前ツアーで見に行った事があるけど、大渋滞でノンビリ出来ませんでした。

ツアーも考え物なんですよね
サクラは最新の情報を仕入れ、お天気を見て「満開だ!晴天だ!それ行け~~」で飛び出さないと、中々綺麗なサクラが見られません。
その点、去年の「三春の滝桜」はドンピシャリ・・・満足しましたよ。

ところで今日17日は、愛犬ジュンの命日でした。
亡くなってもう5年が過ぎました。合掌
この「naoママの日記」を昨年の4月13日から始めたのですが、すぐに「カイドウの花と愛犬ジュンの思い出」という題で亡き愛犬の思い出をUPしました。
すでにCDに保存して削除してしまいましたが・・・
という事は、この拙いブログも一年たったということで・・・
これからも頑張りますので、宜しくお願い致します




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「西オーストラリアの青い空」⑫・南部の港町アルバニー

2006年04月16日 | パース滞在記
2月24日・・(3)
「アルバニー」はサザンオーシャンに面し、クラレンス山とメビル山に挟まれた、南部最大の港町です。
歴史は古く、1826年に西オーストラリア州で最も早くイギリス人が入植し、その後、捕鯨基地として発展を遂げ、今日に至ります。
西オーストラリア州では、パース、バンバリーに次ぐ大きな街で、人口は3万人・・・街なかには19世紀に建てられた石つくりの建物が数多く残っています。

私たちは「ナチュラル・ブリッジ」の絵葉書を握りしめ、インフォメーションを探しました。
古い建物の前にiマークがアッタァ~

郷土資料館のような建物の中に、老婦人が一人で受付にいました。
「ここに行きたいのですが」と絵葉書を示したら、突然飛び込んできた東洋人にビックリしたのか、老婦人はシドロモドロ
ペラペラペラ~と早口で説明しだしました。「はぁ~?」
「マップ、プリーズ」とお願いしても、首を振るばかり
ついに外に連れ出されて、湾の右側の岬を指差して「あっちだ」とのポーズ。
私たちも冷や汗ものでしたが、老婦人も汗をかいていましたよ
驚かせてごめんなさいね。

今までのビジターセンターと全然違っていたので、もう一度表示板を見に行きました。

「ツーリスト→」と書かれた所に行ってみようと主張したら、主人は「そこは旅行社だ」と・・・でもとりあえず行って見ました。
やはり立派なビジターセンターが別にあって、若い女性が受付に3~4人、ニッコリ微笑んで「トーンドラップ国立公園」の地図を取り出し、ナチュラル・ブリッジの所に印をつけてくれました
ビジターセンターの駐車場から見た風景です。歴史が感じられる、落ち着いた街でした。



老婦人が教えてくれたとおり、湾の右側の岬に向かって車で20分、ウエストケープには、波が岩を浸食して作り上げた岩の橋「ナチュラル・ブリッジ」や、高さ30mにも及ぶ断崖「ザ・ギャップ」といった観光名所がありました。
ここが大家さんお勧めの「ナチュラル・ブリッジ」です
特に立ち入り禁止にもなっていませんが、足がすくみます。
何年か前、韓国の高校生がふざけて渡って落っこちたと聞きました。


夕方になって、南極渡りの風が冷たいこと・・・
ちなみに私がかぶっている帽子は、主人に対抗して今回パースで買ったカーボーイハットです。布製でカンガルーハットではありませんが、イマイチ馴染んでいませんね
主人いわく「インディアン帽子みたいだ」だって、負けました。







オーストラリア版「東尋坊」とでも言いましょうか・・
名物の説明オバさんもズラリと並ぶお土産屋さんもありませんが・・・
大型の観光バスが停まっていました。
すれ違う人から「グッダイ」という挨拶を受けました。




前の日の午前中、一時間歩いた岬でも「グッモーニング」と声をかけられましたから、こちらでは日本の山と同じように、すれ違う時には挨拶を交わすのがエチケットのようです。
グッダイ=good dayということだと思いますが・・オージーが皆良い人に見えてきますね



アルバニーでは主要産業だった捕鯨も、1978年には終わりを告げました。
当時の捕鯨基地は、捕鯨に関する資料博物館としては世界最大規模の「ホエール・ワールド博物館」として公開されているそうです。
でも私たちは急いで帰らなければなりません。
いつか又ゆっくりと訪れてみたい街「アルバニー」に別れを告げました。

夕方の5時前「Perth,408km」と書かれた標識を見ながらハイウェー30号線に入りました。
明るいうちは私が運転です。

オーストラリアのハイウェーやフリーウェーを走っていると、よくカンガルーの死骸が横たわっています。車にぶつかってくるのは「夜」が多いと聞いたので、出来るだけ明るいうちにパースに戻りたかったのです。
途中の町でガソリンを満タンにして、パンやジュースも買いました
パースの家まで420km、ひたすら走るだけです。




1時間半ほど運転して、主人と代わりました。
夜7時半過ぎ、広い大地に日が沈みます。
さぁ~ここからが勝負
あの大きなカンガルーが突然飛び出してきたら、避けようがありません。
車は大破しそうです。幸いパースに近付くにつれて、車の数が多くなってきました。
日本ならスルスルと追い抜くのが得意の主人も、110kmの速度制限を守って、ランクルの後ろに付いて走ります。これが1番安全です。


60%は日本車なので、海外で走っている感じがしませんね。
道路脇のガソリンスタンドも多くなって、お店も電気が付いています。まずは一安心しました。
市内に入った時、パースの街はこんなに大都会だったかしら?と思うくらい感激しました
9時過ぎても、ファーストフード店は開いているよ
でももうハンバーガーはノーサンキュー
「家にうどんの乾麺があったから、サラダうどんを作って食べよう」

9時半過ぎに、バイズウォーターにある家に無事到着です
鍵を開けたらが鳴りました。
大家さんからです。
「荒川静香が金メダルを取ったんですよ。10時からTVでやりますから見てください」
シャワーを浴びて、サラダうどんをつまみにを飲みながら、オリンピックのTVを見ました。
頭の奥で、まだ見てきた風景がグルグルと廻っているようでした





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「西オーストラリアの青い空」⑪・ワルポールのツリートップ・ウォーク

2006年04月13日 | パース滞在記
我が家には2冊のオーストラリア編のガイドブックがありますが、どちらも西オーストラリア州の州都パースの紹介が20ページくらい載っています。
その周辺は「フリーマントル」と「ロットネス島」がそれぞれ1ページ・・・スポット的に奇岩の立ち並ぶピナクルズとワイナリーが点在するマーガレットリバー等が紹介されていますが、我々が最後の日に車で走ったグレート・サザン地方の記事は全く載っていませんでした

2月24日・・(2)
パースの家に置いてあった観光案内のコピーを持ってきたのですが、そこに紹介されている「ツリー・トップ・ウォーク」は,<ペンバートン近郊の町、ワルポールの郊外に広がるノーラップ国立公園内にあります>と書かれていたのです。
”近郊の町、ワルポール”はペンバートンから100km以上も離れた所にありましたよ
早速ガソリンスタンドで給油
付属しているお店でサンドイッチやジュースを買いました。



昼食は道路を渡った所にある広い公園で食べました。
カモメが餌を狙って集まってきます。どうやら海が近いらしい・・・
爽やかな風が心地よい公園でした
この旅の出発前に「どこもハエが凄いから、屋外で食事する時はかぶりの網が必要」と脅かされていたのですが(牧場が多いから?)予想に反して全然現れませんでしたね。
ここにはトイレやビジターセンターもあって、とても助かりました。



ビジターセンターで「ツリートップ・ウォーク」の場所を聞いて、すぐに出発
1号線を更に東に進みます。
標識が立っている所を左に曲がり、林の中をおよそ15分くらい行くと、ツリー・トップ・ウォークで有名な「バレー、オブ、ザ、ジャイアント」に到着しました。
受付で一人4A$(くらい)を払って入ります。
どこの国の人が何名入場したかもチェックしていましたね。




高い木と木の間につり橋のような道がつけられていて、その景観を楽しむのですが、揺れるし、高所恐怖症気味の人は怖いかも・・・
高さ40m,長さ600mの世界最大のツリートップウォークと言われています。
写真では我々以外誰もいないように見えますが、そこそこ人は歩いていましたよ。
「森が多い所は雨が多い」と聞いていましたが、晴れていますラッキ~




この下には「ザ・エンシェント・エンパイア」と呼ばれる遊歩道があって、何人もの大人がすっぽりと入ってしまう穴のあいたティーグルの巨木を観察する楽しみがあるらしい
なんだか子供の頃に読んだ絵本の世界が思い出されます。






素朴なお土産屋さんが最後にあって、そこで橋は終わりです。
パースの街まで今日中に帰る予定です。
先を急ぐのでそのまま駐車場に直行しました。駐車場近くで瑠璃色の綺麗な鳥を見つけましたが、写真は残念ながら失敗でした





国道1号線を更に東に走ります。
いつの間にかフォレスト(森)はなくなり、デンマークと言う名前の村を通り抜けて、明るい海の香りが感じれらる道を進みます。
この国道1号線はオーストラリア大陸をほぼ一周していて、ギネスブックに載る長さだと聞きました。このまま行くと北東部にあるグレートバリアリーフの玄関ケアンズまで行けます。総全長はオーストラリアから日本まで十分に行ける距離と、以前ケアンズで説明を受けましたよ



広い広いオーストラリアです。
ツリートップ・ウオークを出発してからおよそ1時間半、初めて信号が現れて、大きな交差点に出ました。交通量も多くて、久しぶりに感じる都会の空気です。
背後に山を控え、大きな湾に面して広がる「アルバニー」の街でした。














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「西オーストラリアの青い空」⑩・森の町ペンバートンへ

2006年04月11日 | パース滞在記
昨日から、うっとうしい空模様が続いていますね。
そんな中、鎌倉のお洒落なレストランで、パースの家の借主2夫婦で食事会をしてきました。
昨年の9月にチョコッと一緒にパース生活をした、主人の大学時代の先輩Yご夫妻とです。
イタリアンを食べながら、大いに飲んでパースでの生活を語り合いましたね。
あのパースの家を借りる事になった詳しい経緯はこちらをご覧下さいhttp://blog.goo.ne.jp/nao5512/m/200507
しばらく「パース滞在記」が戸切れてしまいました。
又再開しますので、maruさん気長にお付き合いくださいね。

                      ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー
2月24日・・(1)
2泊したマーガレットリバーのホテルともいよいよお別れです。
朝起きて、食事の前に荷物をまとめました。

この日廻るコースを調べるために、車に置いてある観光案内のコピーと地図を取りに行った主人が、興奮した面持ちで戻ってきました。
「電子辞書があった~~」
何でも座席の下に落ちていた地図を拾うために手を伸ばしたら、運転席との間のコンソールボックスの下に、縦になってへばりついていたそうです。
前の日の騒ぎは何だったの~




散々探したのに・・・私たち夫婦もつくづく歳をとったと実感しましたわ
どこかボォ~っとしているのですね
でも主人の仕事に支障がでなくてホッとしました。良かった!良かった!
気を取り直して食堂に行き、ジェニーさんに元気に挨拶をして、朝食を頂く事にしました
今回のホテルはコンチネンタルスタイルの朝食付です。
チーズに果物にヨーグルト、そしてパンにシリガル、飲み物は色々揃っていましたね


平均的なコンチネンタルスタイルの朝食です。
カナディアンロッキーのロッジよりは食べ物が豊富かな~?
昼食はいつ何処でありつけるか?分からないので、しっかりと食べました。
小さなホテルなので宿泊客は数えるほど・・・私たちと同じような中高年の夫婦連れがほとんどです。
隣の部屋の若い女性の2人は、日がな一日ベランダで読書三昧でしたが、そのような休日も羨ましい


日本人は我々のみ、他は皆オージー?
明るく派手な色のシャツを着ています。
明るい避暑地では、黒やグレーのモノトーンは似合いませんね
良い勉強になりました。
陽気なマダムのジェニーさんともっとお話をしたかったけど、今回は電子辞書がない騒ぎがあってビビッてしまい残念
支払いはカードで440A$でした。





旅の最後のこの日は先が長いです。
海から離れて、内陸の森の町「ペンバートン」を目指し、ワルポールでツリートップウォークを楽しんでから、海辺の町「アルバニー」に出て、ハイウェーで一気にパースまで帰るルートを行く予定です。
走行距離は1日で900km近くにもなりそう

ペンバートンはマーガレットリバーから南東部におよそ100kmの所にあります。
曲がる所を間違えて遠回りし、1時間半以上かけて到着しました。

木材産業の盛んな地区で、GIANT FOREST(巨大な森林)が有名。高く成長する広葉樹カリーの森林に囲まれた緑あふれる町です。周辺はワレン国立公園となっており森林浴やキャンプが楽しめるとか・・・
町の中心部に綺麗な公園があり、その脇にビジターセンターがありました。
この町の北の森の中に、60mのカリーの木の火の見やぐらがあって、杭が打たれているので誰でも登れると聞いていました。



ところがこのビジターセンターの受付の黒板に「クローズ」と書かれてるではありませんか・・・
前日ファイヤー、ボーンだったとの説明ですが、え~火の見やぐらが火事

中心部には小さなホテルとスーパーマーケットがあるだけの静かな町でしたが、ここのATMで現金を引き出しました。
どんなに走っても道路代は無料ですが、懐が淋しいと気持ちも沈みますものね。
さすが木材の町だけあって、センスの良い木工細工が並んだお店がありました。
そこでワイングッズをお土産に買いました。




お店の前に、パースからの直行バスが到着していて、日本人の若い女性4人が大きなケースを引きながら降り立ちました。
しばらくするとトラックに乗った中年女性が迎えに来てどこかに立ち去りましたが、こんなに小さい町での語学留学でしょうか?それとも農場で働きながら、オーストラリアを周っているバックパッカーだったのでしょうか?

カリーの木に登れないのなら仕方がありません。
次の「ツリートップウォーク」が楽しめるワルポールを目指して出発です
今度は私が運転しましたが、ナント!途中でガソリンがあまり残っていない事に気がつきました

森林の中のな~んにもない道を100kmで飛ばしますが、次の町まで持つの~~
そういえば飲料水も残りわずかです
日本と違って、コンビニなどどこにもありません。あるのはカリーの林だけ
町に入ったら「ガソリンと水と食料品」の補給は忘れずにが鉄則なのですが、これまたボォ~~っとしていた私たち・・・いくら風邪薬を飲んでいたとはいえ「安全ボケ」の日本人そのものでした。



「ガソリンがエンプティーになってからでも、20kmは走るから大丈夫だ」と主人は言うのですが、道に迷ったら引き返す余裕はないよ~~~
<W(ワルポール)=10km>と書かれた標識が見えた時は,心底ホッとしましたわ


コメント (9)
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孫と一緒に「ズーラシア」

2006年04月09日 | 日常の日記
桜の見頃が終わって、木々がいっせいに芽吹きだしましたね。
上の写真は横浜動物園「ズーラシア」の新緑です。
柳の初々しい若緑が眩しいくらいに輝いていましたよ

一昨日の金曜日に、孫のハー君がやってきました。
ママと2週間の里帰りで、横須賀ジ~ジとバ~バの所に行っていたのです。
金曜日はオトータン抜きで、両方のジジババが揃い、我が家で手巻き寿司パーティーでした
ハー君はちょっと混乱していたようですが、大好きなイクラのお寿司とイチゴで大満足・・・
両家にとっての初孫で、皆に見守られ愛されて、ここまで大きくなりました。
この5月で2歳になります。大分言葉も覚えてシッカリとしてきました
もう走り回っても転ばなくなり、泣く回数が減りましたね。

昨日の朝にはオトータンも川越からやってきて、ハー君も嬉しそう
お昼過ぎに雨風を伴った前線が通り抜けて、急に暖かくなったので、旭区にある横浜動物園「ズーラシア」に皆で出かけました。
入り口を入るとすぐに象さんがいましたよ。
ハー君は去年の10月に、我が家近くの「金沢動物公園」で初めて象さんを見たのですが、あの時はあまりの大きさと迫力に固まっていたね!今回はニッコリです



ズーラシアは森林浴を楽しみながら、世界の雰囲気を体感できます。地域ごとに分かれて動物も植物も楽しめるようになっているのです。
ここはオセアニアの区域、ユーカリが植えられ、アポリジニのトーテンポールが立っていました。もちろんカンガルーがいましたよ。
そしてオーストラリアで見てきたばかりの飛べない鳥「エミュー」も・・・




園内は亜寒帯のタイガ(森林)とツンドラ(原野)を演出した「アラースの谷」をはじめ、ジャングルにある村(アマゾンの密林)やジャングルの霧(アジアの熱帯林)など、様々な趣向を凝らして作られており、大人も楽しめる所です。
主人は木々の観察に余念がなく、私は咲き乱れる花々にカメラを向けました。
もう「石楠花」が咲いていました。





ここにはライオンもトラも白クマもいますが、何ていったって目玉は「オカピ」です。
オカピとは現地語で「森の馬」という意味らしいのですが、正しくはキリン科の草食動物で、中央アフリカのコンゴやガボンなどの密林の限られた地域にしか生息しておらず、環境破壊の影響を受けやすいとして、準絶滅危惧種に指定されている動物です。



 オカピはジャイアントパンダ、コビトカバとともに世界三大珍獣と言われており、世界22箇所の動物園で飼育されていますが、わが国では上野とここズーラシアにしかいないそうです。
足は完全にゼブラ模様でシマ馬のようですが、キリンの仲間なんですね~
4時を過ぎて、もう屋内に入っていましたが、シッカリとガラス越しに見てきましたよ



園内には子供の遊び場も随所にありました。
動物を見る時以上にハー君の目が輝きます。
もう滑り台やブランコだって大丈夫、ジ~ジが守ってくれるからね。
園内をゆっくり見て廻ると3時間くらいかかりそうですが、私たちは適当にはしょりながら、ハー君を遊ばせながら見て廻りました。





ハー君は一度もベビーカーに乗ることなく、時々抱っこはしたものの、ほとんど嬉しそうに走っていましたね。流石に私の孫ですわ
春休みが終わった園内はすいていて、小さな子を連れた家族ずれとアベックの若い二人ずれがほとんどでした。
緑が多くて車も入らないし、安心して子供を歩かせる事ができました。
ハー君と一緒に童心に返った、楽しい春の一日でした。


そして今日は、稲城の老人施設に入っているヒィジ~ジとヒィバ~バに会いに、ハー君も一緒に行きました
喫茶コーナーで皆でアイスクリームを食べてお外を散歩して・・・
ひ孫に会えて私の両親も喜んでいました
ハー君とは、そこで右と左に別れて「サヨナラ」してきましたが、淋しかったけど少しホッとして、ドッと疲れが出ましたよ。
”孫は来てよし、帰ってよし”なんですね~~~







コメント (22)
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