花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

夏の立山縦走・その1と孫

2013年08月28日 | 山シリーズ
8月最後の週ですが、この所急に涼しくなりましたね。

主人もようやく仕事をする気力が出てきて
私の「キッチンnaoママ」も忙しくなり、3日続けてランチを作って出しました

「爽やか信州&飛騨の旅」編も、飛騨側の紹介がまだですが
夏山の「立山登山」を先に、夏が終わる前に記したいと思います。

8月5日・立山黒部アルペンルート「黒部ダム」
山仲間のYさんとツァー登山に参加して、無事に立山縦走を果たすことができましたが・・・
当日は出発地の横浜は晴れていましたが、バスで立山黒部アルペンルートの発着地
扇沢に着く頃は雨が降り出しました


扇沢からトロリーバスに15分程度乗り、降りてトンネルを出ると
そこは「黒部ダム」です。

この赤沢岳を貫通しているトンネルは黒部ダム建設時に資材搬送用トンネルとして掘削されました。
途中に富山・長野県境と、難工事の末突破した破砕帯があります。


石原裕次郎の映画「黒部の太陽」でもお馴染みですが
7年の歳月と延べ1.000万人の人力をつぎ込み、513億円の巨費をつぎ込んで
1963年(昭和38年)に完成した日本最大、世界でも有数の
アーチ式ドーム超流型ダムです。

6/26~10/15まで観光放水が行われています。水量は毎秒10㌧以上

高さ186m 長さ492m の巨大なダムの詳しいことはこちらをご覧ください。

あのコンクリート沿いの階段を登るとダイナミックな放水が良く見える展望台に行けます


あそこから眺めたいのは山々ですが、今回は団体行動で時間がありません


次に乗るのがケーブルカー
ただいまの気温21度、下界の猛暑を忘れる涼しさです。

その後ロープウェーに乗って、最後に再びトロリーバスに乗り・・・
待ち時間を入れて2時間近くかけて室堂まで上がります。

久しぶりの山で二泊の縦走なので、ザックが重い
家を出る時に計ったら、杖から水まで全部入れて8k近くありました。
これをしょったり下ろしたりする乗り物の移動、すっかり疲れ果てましたわ


標高2450mの室堂

3時過ぎにようやく室堂に到着しました。

ここで2日間案内ををしてくれるガイドさんが合流、一同24名揃ってストレッチをし
ガイドさんの案内で玉殿の湧水を汲みました。
立山トンネル開通により雄山直下から湧き出た名水です


正面右には立山三山の一つ「浄土山」が見えています。

16年前にこの山に登り、ザラ峠を越えて五色ヶ原から薬師岳まで、
夜行列車を入れて4泊で歩いたのが、私にとって初めての立山でした。


浄土山を下ったところが「一乗越」、左の稜線を登ると雄山です。
前回は風雨の強い中、Yさんと2人であそこまで行きましたが・・・


白いチングルマとピンクのイワカガミ

1日目の宿は室堂から歩いて30分の雷鳥沢の「雷鳥荘」です。
途中たくさんの花々が迎えてくれました。


こちらはイワギキョウでしょうか??


今年は「コバイケイソウ」の当り年のようです


晴れていれば雄山を初めとする峰々を映し出す「みくりヶ池」

前回歩いた「地獄谷コース」は閉鎖されていました。

点在する赤池を見ながら進みます。霧の向こうに今夜の宿が見えてきました


お部屋は男女別の相部屋、一人参加や夫婦参加の奥様が一緒です。

Yさんと私はすぐに温泉に入りました。
展望風呂もあって素晴らしい温泉でしたこちらです。

お風呂上りには生ビール、すでに盛り上がっていましたお食事も山とは思えない豪華版


ここは山小屋ではなくて、立派なホテルですね。

Yさんの携帯にはお嬢さんからメールが・・・
保育園児のお孫ちゃんが熱を出し、明日は仕事が休めないので預かって欲しいとのこと
同居している実のお母様をショートスティに預けて、ようやく山に来ることができた彼女
「それは無理」と、ご主人にメールで交渉していました。


ひとしきり降っていた雨がやんで、翌日登る山々が見えてきました。

2度トライして果たせなかった「立山三山登山」、
三度目の正直で、今度こそ実現したいと思いました


     


「じぃ~じとハー君の釣り体験」
孫が通う小学校は2学期制なので、26日で夏休みも終わりましたが
ハー君は夏休み最後の日曜日に、じぃ~じと2人で丹沢の国民宿舎に泊まって
初めての釣りを体験しました。


「男は狩の本能を磨くべし」という主人の孫教育の実践です。

ハー君は行ってすぐに2匹釣り上げたとか
その後ニジマスを放流してもらったらジャンジャン釣れたそうです


翌日は流れの穏やかな所で放流してもらったけど
今度はさっぱり釣れなかったそうで・・・


ついにハー君は川の中に入って、素手で魚を追いかけだしたけど
それは無理というものよ

結局ハー君が10匹、主人が3匹釣ったらしい


「ば~ばと2匹ずつ食べたいから」と、ハー君に1匹恵んでもらったそうです。
昨日一昨日と2日続けて美味しく戴きました

「何でも一人で出来るしっかりした子に育っている」と
じぃ~じは嬉しそうでした。

ハー君も3年生、サッカー少年団に入って、合宿に行ったりして
随分逞しくなったとばぁ~ばは感じていますよ。




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今週はインドァーでお楽しみ・・・

2013年08月24日 | 美術館&史跡巡り
暑さも一段落の処暑も過ぎ、朝夕は過ごしやすくなりましたが
日中は相変わらずの蒸し暑さに閉口しますね。

そして旧盆明けの今週はお天気が不安定で、連日雷鳴がとどろきました
我が家近辺はパラパラ雨程度でしたが、横浜の中心部にはゲリラ豪雨も襲来
そんな中、主人はゴルフ・飲み会・泊まりのゴルフ
連日嬉々としてお出かけです。

私も見たかった美術展と映画に行ってきました。

横浜美術館「プーシキン美術館展・フランス絵画300年」
モスクワのプーシキン美術館から、珠玉のフランス絵画66点が来日し、
地元の横浜美術館で開催されています。
8月21日(水)MM21にある美術館に行ってきました。


以前の古い横浜美術館には何度か行きましたが、
このラウンドマークタワー横に移ってからは初めてです。
この前の通りは良く歩きますが・・・

ルノワールのこの絵は日本初お目見えでチケットを買うだけで20分並びました。


この日の翌々日には「来館者20万人」を突破したそうで、それなりに混んでいましたが
作品の前でジックリ観賞する事ができました

実はこの美術展は2年前の春に開催される予定で、予約チケットも販売されましたが
あの震災での放射能問題もあり、延期されていたようです。


17世紀古典主義の巨匠プッサンにはじまり、18世紀ロココの代表ブーシェ、
19世紀のアングル、ドラクロワ、ミレー、
印象派やポスト印象派のモネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、
そして20世紀のピカソやマティスまでが並びます。

私は以下3枚のポストカードを購入しました


ピエール=オーギュスト・ルノワール≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫

ルノワールを象徴するような、華やかさと明るさに満ちている作品です。
ジャンヌ・サマリーは、コメディ=フランセーズの花形女優で、
1870年代後半のルノワールのお気に入りのモデルでした。

当時の肖像画には珍しい暖色系の色調に、モデルの愛らしい表情があいまって、
画家の印象派時代最高の肖像画とも評されているそうです。

バックをピンクにしたことで、よりいっそう頬の色、ドレスの色などが柔らかく引き立っていると、
500円で借りた音声ガイドで水谷豊さんが説明していました。


ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル≪聖杯の前の聖母≫

筆跡の残らない滑らかな描写はアングルの特徴だそうです。


フィンセント・ファン・ゴッホ≪医師レーの肖像≫

ゴッホの耳切事件後、精神病院に入ったとき診療に当たった見習い医師の肖像画です。

この絵をゴッホから贈られた本人は気に入らず、鳥小屋の穴をふさぐのに使ったという逸話も・・・
最後は安く売りさばいてしまったようですが、それらを見つけて購入する目利きが
この頃のロシアにはいたということですね。

エカテリーナ2世らロマノフ王朝の歴代皇帝や貴族、
そして19世紀の産業革命に台頭した大商人たちによってもたらされた
フランス絵画の数々を堪能しました。


エントランス部分は吹き抜けになっていて、広くて余裕のある造りは
有名な丹下健三氏の設計だそうです。


次回は「横山大観展」が催されるようです。
近場だし、これからもショッピングがてら一人でふらりと出かけてみようと思いました。


美術館前の通りに面して、二つの池と花々が配置されています。
蒸し暑い中、ミストが流れて子供達は大喜び

そして横浜美術館のまん前が、今年の6月21日にオープンした、大型商業施設
「MARK IS みなとみらい」です。

「MARK IS みなとみらい」でお買い物

東横線から乗り入れているみなとみらい線「みなとみらい駅」に繋がっているようで
ビルの中は混んでいました。

5階にはアミューズメントパークと屋上庭園「みんなの庭」があるそうです。
開園時間は、なんと23時まで

外壁にもフラワーボックスが並び、緑いっぱいのビルという感じです。
水遣りが大変そうですが、緑はいつまでも保たれて欲しいですね。。。

こちらで軽く遅いお昼を食べました。行きつけの山のお店もあって便利です


食事と山用のポロシャツを買って外に出てみると、大きな水溜りができていて
ゲリラ豪雨が通り過ぎて行った後でした


映画「終戦のエンペラー」
そして主人が泊まりのゴルフで居ない翌日は映画鑑賞です。

前回「リンカーン」と、アカデミー賞作品賞受賞の「アルゴ」を一緒に観にいった
いつものご近所仲間2人を誘う事も考えましたが、皆忙しい身・・・

前日同様気軽に一人で、桜木町駅前の映画館に行きました。


昭和20年8月、広島長崎に原爆が投下され、日本はポツダム宣言を受諾し第二次世界大戦が終結
半月後、マッカーサー率いるGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が
厚木に上陸するところから物語は始まります。

マッカーサー(トミー・リー・ジョーンズ)は先ず日本の文化に精通していた
フェラーズ准将(マシュー・フォックス)に「真の戦争責任が誰にあったのか」を
突きとめるよう指示します。

日本が戦争に突入していった責任は誰にあるのか?
「天皇裕仁に罪はあるのか」がこの映画の主題ですね。

天皇を戦犯として処刑したいワシントンと、混乱を避け速やかに再建に向けたいマッカーサーは、
その難問をフェラーズに一任するのです。

原作は岡本嗣郎『陛下をお救いなさいまし 河井道とボナー・フェラーズ』(ノンフィクション)
映画は河井道の代わりに、架空の人物アヤという女性を登場させ、
フェラーズとの恋愛を絡ませれいますが、
それが少々物語を中途半端にさせている感じです。

もっとリアルな緊迫感と深みが欲しかったですね。


ここで登場する脇の日本の俳優たちがそれなりに頑張っていました。
ハリウッド作品とはいえ、企画は天皇の側近・関屋次官の親戚に当たるという奈良橋陽子氏。
日本市場向けのハリウッド映画ということのようです。

中村雅俊が演じる近衛文麿が
「日本の行った侵略行為は、あなた方のやり方を手本にしたものだ」
「他国を侵略したあなた方から奪ったに過ぎない」
と言う台詞が
一番心に残りました。


終戦の翌年生まれの私は、戦後の歴史そのものの中で育ってきました。
あの廃墟と化した中から立ち上がり、今の繁栄を築いた
日本人の底力は本当に凄いと思いました。

映画館は90%の入り、観客席のほとんどが私と同年代か?それよりも上??
そんな感じがしました。

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爽やか信州&飛騨の旅・その6

2013年08月20日 | 旅日記
旧盆の週が明け、ようやく普段の生活が戻ってきました。

例年ならこの時期は息子一家と、お嫁ちゃんの両親も一緒の箱根旅行に行くのですが
今年は7月末に開催された孫娘のチァーダンスの発表会で、
両家は顔を合わせてお食事しているし・・・

横須賀のご両親は海外旅行を控えているそうで、箱根はパスとの事
私も信州&飛騨の旅行のあとの立山登山で、疲れも溜まっていたので取り止めました。

息子一家は友人家族と伊豆と箱根で三泊して、海水浴&プール&テニスと楽しんだようです。
従兄弟がいない孫達にとっては、ジジババ相手よりは同年代の仲間と一緒の方が教育上も良いはず

我が家の主人も旧盆中はモチロン仕事も休み
猛暑の中、何をする気にもなれないようで、冷房を入れたリビングで毎日ゴロゴロTV三昧
私もいい加減嫌気がさして、疲れ果てましたわ

後半は真っ黒になって帰ってきた孫達と、お墓参りや夏祭り
皆で焼肉屋さんでお食事をしたりの一週間でした。

田代橋から大正池へ(7月19日)
さて・・・
上高地の河童橋で1時間ほど、明け行く穂高の山々を撮影してから帝国ホテルに戻り
アメリカンブレックファーストの朝食をいただきました

そして食後は主人と二人で、田代橋から大正池までの散策路です


林間コースをおよそ15分歩くと「田代湿原」に出ます。
原生林に囲まれた湿原は、白いワタスゲが風に揺れていました。

(主人のカメラで主人が撮りました)

ここは穂高連峰を望む絶好の展望ポイントとしても知られています。
日の出の撮影地としてもお勧めと聞きました。


穂高についての詳しい説明板が立っていました。
正面の一番大きな雪渓が残るところは「岳沢」なのですね。


湿原のすぐ奥にあるのが「田代池」
霞沢岳や六百山からの伏流水をたたえる田代池は、冬でも凍結しないそうです。


この時期は岸辺の若緑が写り込み、明るく輝いていました


更に10分ちょっと歩いていくと、視界が広がり「焼岳」が正面に見えていました。


右手には穂高連峰が連なっていました。
あの嶺この嶺と、元気に歩いた日々が思い出されます。

「独標」から見た上高地(1992年7月24日)
古い写真で恐縮ですが、西穂の独標から上高地方面を見下ろすとこんな感じです。


焼岳の後ろに見えるのが「乗鞍岳」、左手の山は「霞沢岳」ですね。
丸く印をつけた辺りが「河童橋」周辺でしょうか・・・


息子が大学に入学し車の免許を取得してすぐに、
山岳ドライブテクニックを教えると称して、家族で乗鞍&新穂高と行きました。

夜中に出発して、朝乗鞍の剣ヶ峰に登ってから新穂高に移動
ロープウェーで上がり、新装成ったばかりの西穂山荘に一泊、
翌日親子3人で独標まで登りました。

我が家にとっては最初で最後(多分)の、北アルプス家族登山でした。

西穂高岳に向かう稜線から写した上高地(2006年8月5日)

こちらは山仲間のKさんと西穂高岳に登る途中で写した上高地です。
右端の赤い点のような屋根が「帝国ホテル」のようです。

この時は夜行バスで新穂高まで行き、その日のうちに西穂を目指したために無理があり
あと40分で頂上というところで断念し、西穂山荘に戻りました。

2人とも60歳を前に忙しくなり、体力低下を感じ始めた頃ですね

その時の顛末は「ヨレヨレ登山記」としてこちらこちらで紹介しています。
(文字サイズを大にしてご覧ください)

「奥穂高岳・頂上」(1994年7月23日)

そしてこちらはまだまだ元気いっぱいで、山登りが楽しくて楽しくて仕方がない頃に
山仲間3人でツァー登山に参加して登った「奥穂高岳・頂上」です。

奥穂の頂上から見た槍ヶ岳熟練者コースの奥穂から西穂に続くジャンダルム


あの嶺この嶺歩いた頃は、登れない山は無いと思っていましたが
今では登れる山はあるかしらと、哀しくなりますわ


以前に歩いた穂高の峰々を思い出しながら再び緑の中を歩き出すと、
すぐに「大正池」が現れました。


湖面に立ち枯れた木々が何本も残る幻想的な風景が人気のスポットですが
昔の大正池の姿とは随分変わってしまったような・・・?


その上林間学校の生徒達でとても賑やかでした。
お天気に恵まれ、穂高もバッチリ見えて良い日和です


大正時代、焼岳の噴火により梓川がせき止められてできた「大正池」
今も湖底にはかっての森が沈んでいると言われています。

以前はもっともっと広かったような気がする「大正池」
その後も火山活動を続ける焼岳の土砂が流れ出してきているのでしょう・・・

ここは朝もやが立ち込める時間に是非訪ねるべきですね。
45年前の早朝に来たときは、それはそれは神秘的な光景が広がっていましたよ。

そして穂高を眺めながら散策するには、我々とは反対の大正池から歩くことをお勧めします。

バスで帝国ホテルへ
沢渡に向かう帰りの乗車券を見せれば、バスは無料で乗車できます。


宿泊した帝国ホテルに戻り
巨大なマントロピースが2階まで突き抜けているロビーラウンジ「グリンデルワルド」で
お茶タイムです。
結局オープンデッキに出て、穂高を見ながら楽しみました

このホテルを紹介してくれたMさんのお陰、主人のお陰で良い思い出が残りました。

尚、館内の撮影は遠慮しましたのでこちらの公式ホームページでご覧ください。


前日バスを降りたとほぼ同じ時間に、同じ帝国ホテル前の停留所から沢渡行きのバスに乗り、
私達は丸一日過ごした上高地を後にしました。




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爽やか信州&飛騨の旅・その5

2013年08月16日 | 旅日記
2日目の宿は、河童橋から歩いて20分のところにある「上高地・帝国ホテル」です。
私達は4時間ちょっとの散策を終え、午後3時過ぎにホテルに到着
手続きは散策前の午前中に済ませていました。

7月18日・「上高地帝国ホテル」泊まり
1日だけのプチ・セレブ体験!!


1933年(昭和8年)開業、2013年10月には開業80周年を迎える上高地・帝国ホテルは
日本を代表する山岳リゾートホテルです。

背景の山々に溶け込んだ赤い屋根の建物は、1977年に建て替えられましたが
開業当時と変わらない雰囲気が残っているそうです。


そもそも今回のドライブ旅行は、最初に「上高地の帝国ホテル泊まり」のお話から
始まったのです。

主人が1月の自治会のゴルフコンペに参加した際、
何度も一緒に廻ってすっかり親しくなったMさんが、帝国ホテルのお偉いさんと知り合いで
「毎年夏は上高地の帝国ホテルで避暑」と聞き

主人は「若い頃から憧れているあの赤い屋根の帝国ホテルに是非泊まりたいが」
「良い部屋は常連さんでないと中々予約が取れないと聞いている」
と頼み込んだのです。

私はチラリと聞かされただけですが、話はとんとんと進み、
2月のうちに「7月18日の上高地の帝国ホテル宿泊」が決まりました

おかげさまで、人気の穂高が見える側のバルコニー付きのお部屋に
泊まることができました。


この年齢になると、世の中でもの言うのは「コネとツテ」と重々理解しておりますが・・・

間に入っていただいたお方がそうとうのお偉いさんだったらしくて、
総支配人自らお出ましのご挨拶を受け
(こちらはザックを背負った山姿で大変恐縮しました

沢渡からバスに乗り込むときに
「今日予約した○○ですが、手荷物だけ先に預かってもらえますか?」とTELしたら
ベルボーイがバス停まで迎えに来ておりました
(セレブならタクシーでホテルに横付けが当たり前でしょうが

イヤハヤ、慣れぬ待遇を受けると冷汗が出て肩が凝るものです


お部屋はシックな雰囲気のベランダ付きのツインタイプ

前日泊まった「美ヶ原温泉」の三倍以上のお値段ですが
主人が払うというのでOKしました。

彼の長年の夢ですものね


シャワーを浴びてから着替えて(ジャケットと靴、そしてアクセサリー類は持って行きましたよ)
バルコニーでパチリ・・・

お部屋の冷蔵庫に入っているビールで乾杯しました


昼間は見えていた「明神岳」も雲に隠れています。

ディナーは5時半に予約をしていました
普段は和食好きの主人も、ここではメインダイニングでの洋食コースを選びました。

高級ホテルでワイン1本を頼めば、最低でも1万円近くはしそうね。
今日はグラスワインで我慢だわ


ところがナント、紹介してくださったMさんから高級ワイン1本の差し入れが
何という心遣いでしょう・・・、セレブはやることが違いますね~

冷たいトマトの前菜に白ワインがとても合います暖房が入った中で冷たいスープをいただきます

お魚料理もお肉料理も美味しく戴きましたがメニューが書かれた添え書きを置いてきてしまったわ


グラスのワインが残り少なくなると、ボーイがすぐさま注ぎに来ます。
お客さまへの「目配り」、これが一流ホテルの証ですね。

東京の帝国ホテルのスタッフが季節限定の上高地のホテルにやってくるので
洗練されたホテルマンのサービスが受けられます。

2人とも良い気持ちになり、上気してワインも2杯お代わりするのがやっとでした。

お食事中には総料理長もご挨拶に見えてとにかく恐縮いたしました


紹介し、ワインを差し入れてくださった同じ自治会のMさんには、何のお礼をすればいいかしら

虎屋の羊羹?、それとも千疋屋の桐箱入りのマスカット?
大いに悩みましたよ


翌7月19日は快晴

翌朝はバルコニーから穂高の山々が綺麗に見えていました。


2階の展望台に、このホテルから見た穂高の山々の絵が掛けられています。
山の名前も参考になりますね。


早朝の河童橋へ
朝5時、晴れ上がった空を見て、私は1人でカメラを抱えて外に出ました。


バスセンターまで来ると、明神岳の方向が明るくなってきました。
あの辺から太陽は上がるようです


梓川沿いの散策路に出ると、明け行く穂高の山々が見えていました


峰々の名前はこちらを参考に・・・

黎明の穂高の姿を、フォトブック風に短く纏めました。
朝日の光の動きをご覧ください。

デジブック 『黎明の穂高の峰々』



6時を過ぎて、大きな荷物を背負った登山者達が続々と徳沢方面に歩いていきます。
かっては私もあの中の一人のように、ここから何度か山に向かったものでした。


河童橋に1時間も滞在すること自体初めてです。

標高1500mに位置する上高地は真夏でも、朝夕は冷え込みます。
薄手の上着1枚ではすっかり体も冷たくなりました。


朝日が当たりだした梓川の左岸の散策路を、私は帝国ホテル目指して歩き出しました。


<8月17日・追記>
この春からgooのサービスとして、コメント欄の最後に同じカテゴリーの最新記事10編と、
各自のブログの人気記事10位までが記載されるようになりました。

ここ10日間ほど2008年にUPしたパース便り「ヤンチャップ国立公園」がずっと
私のブログの1位をキープしています。
同じ話題がTVなどで取り上げられるとこのような現象が起きますが、こんなに長く続くのも珍しい

本日は時節柄、上高地や帝国ホテルの検索が多くなりアクセスが増えたのかしら?とも思いましたが
相変わらず「ヤンチャップ国立公園」が1位
この現象、何だか私にとっては「ナゾ」ですわ



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爽やか信州&飛騨の旅・その4

2013年08月11日 | 旅日記
関東地方は再び猛暑の日々が続き
上高地や立山で、爽やかな風に吹かれてきた身には堪えます


寝る時はクーラーを点けず高窓を少々開けて寝る私ですが、昨日今日の暑さには
夜中に何度も目が覚めて、流石にクーラーを点けたり消したりで落ち着きません
こんな経験は初めてです。

山口や島根に続き、東北地方が豪雨で被害が出ているようですね。

「これまでに経験したことが無いような大雨で、直ちに命を守る行動をとってください」
という気象庁の呼びかけ自体に驚かされました

最近の日本の気候はやはり異常としか思えません。


河童橋から明神池へ
さて7月17日から三泊四日で行った「爽やか信州&飛騨の旅」の続きです。

車山や霧が峰を廻って、松本の「美ヶ原温泉」で一泊した翌日は、
車を沢渡の駐車場に置いて、シャトルバスで上高地に入りました。

帝国ホテル前から歩き出し、田代橋を渡り梓川右岸のウエストン・レリーフを見学
40分かけて河童橋に出ました。


橋の近くのお店で早めの昼食を済ませ、午後からは明神池まで歩くことにしました。
明神岳は良く見えていましたが、残念ながら穂高の峰々には雲が・・・


あの明神のふもとには「穂高神社・奥宮」があり、明神池が広がっています。
そこまで行って、嘉門次小屋でイワナの塩焼きを食べるのが目的です。

梓川の水の色も綺麗になってきました。


千手観音のような姿のイチイの木
成長が遅いので他の木よりも低くなり、日光にあたることができない。
それで木漏れ日を得ようと、枝をたくさん伸ばすためにこのような形になるらしい。


私達は湿原や木道のある、変化に富んだ「右岸コース」を行きました。


綺麗な声でさえずる「ウグイス」の姿も見られます。


振り返ってみると「焼岳」の姿が・・・


涼しげな水の音を聞きながら歩くのは心地よいものですね。


湧き水が豊富な「岳沢湿原」では、マガモやオシドリの姿も見られます。


明神岳が近づいてきました。


登りの階段をしばらく行くと、梓川にかかる明神橋が見えてきます。


左手にある菊の紋章の鳥居をくぐります。


嘉門次小屋が見えてきました。

20年くらい昔、ご近所のK子さんご夫妻と一緒にこの小屋の囲炉裏ばたで
イワナを食べたことがあります。

あの時は2組の夫婦で、横尾山荘まで行って泊まりましたね。


今では嘉門次小屋前に立派なベンチとテーブルが並んでいて
そこに座ってイワナの塩焼きをつまみに、ビールを飲んでひと休みです。


130年前に建てられたこの小屋は、日本アルプスを世界に紹介したウエストン
案内役だった嘉門次の住まいだったところです。

小屋の前には嘉門次のレリーフも立っていました。


「穂高神社・奥宮」と明神池
日本アルプスを守る山の神様を参拝します。
祠の正面に「明神岳」の頂上がそびえていました。


嶺宮は奥穂高岳の山頂に祀られ、本宮は安曇野にあります。


300円の拝観料を払って、その奥の明神池に行きました。

私達が嘉門次小屋で食べたイワナの、三倍以上はありそうなイワナがたくさん泳いでしました。


パワースポットとしても人気が高い、ひょうたん形の池だそうです。


神秘的な池に夏空が写り込んでいて、絵になります。
思わず何度もカメラのシャッターを切りました。

ここが一之池で、すぐお隣に少し小さい二之池があります。
以前は三之池もあったそうですが、消えてなくなったとか・・・


明神橋を渡った所にある明神館前のここからが、穂高神社の参道です。
この横には綺麗なトイレも完備していました。

私としてはここから更に40分歩いて「徳沢園」まで行きたかったのですが・・・

本当は前日は徳沢園に泊まって「徳本峠」まで登りたかったのですが・・・
主人に「俺を殺す気か~と言われて諦めました

20代の頃、友人と初めて上高地に行った時に泊まったのが「徳沢園」でした。
まだ古い建物で・・・
如何にも井上靖原作の「氷壁」の舞台に相応しい雰囲気でしたが、
その後、ウッディーでモダンな造りに建て替えられ、ビックリしたものです。

この時期はウツボグサ白いセンジュガンビくらいしか写せませんでした。


カラマツソウもたくさん咲いていましたが、全体的にお花は少ない感じでした。

6月初めに訪ねた時は、一面に咲く白い「ニリンソウ」と、
紫色の「ラショウモンカズラ」が見事でした。


帰路は、梓川左岸の平坦な道をひたすら歩きます。
11時にスタートし、梓川沿いをノンビリと4時間かけて午後3時頃「河童橋」に戻ってきました。

この日歩いた行程をデジブックに纏めました。

デジブック 『夏の上高地ハイキング』


お時間があり、上高地に興味のある方は是非大型画面でご覧ください。


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三度目の正直・立山縦走から無事帰宅

2013年08月07日 | 山シリーズ

本日8月7日の朝5時、立山の「剣御前小屋」前の、10分で登れる小高い丘の上から望んだ
モルゲンロードに染まりつつある剣岳です。

山仲間のYさんと、8月5日から行った二泊三日の立山縦走から
無事に帰ってきました。

今週の週間天気予報はずっとマークでしたが、
富山県地方は寸前でがらりと変わり、ガックリ

でも・・・
信州&飛騨の旅でも経験しましたが「現地に行って見なければ判らない」
僅かな期待を持って行ってきましたよ。

結果・・・
一日目は、最後に
二日目は時々時々
三日目は朝からピンカーンで、見事なご来光も拝め

念願だった「剣岳」も間近に見ることができました


私にとっての立山は、
五色ヶ原から薬師岳まで縦走した折、スタート時に登った立山の「浄土山」が最初
2度目は主人と「雄山~大汝山~富士の折立」と登山し、みくりヶ池温泉で三昧
3度目は山仲間3人で、雷鳥沢から「大日三山」に登り、称名の滝まで下りました。

その後は立山三山踏破にトライしましたが・・・


立山という山はありません。
いわゆる「立山三山」とは「浄土山」「雄山」「別山」を言います。


私は「別山」が、そしてYさんは「雄山&別山」が残っていたので
過去に2度、個人で計画を立てました。

2009年には実際に現地に行きましたが、風雨が強くて断念
その時の記事はこちらこちらです。

2度目のトライの2011年は出発する寸前に、長野・新潟県地方は豪雨となり、
信濃川の氾濫のニュースも流れ取りやめました

3度目の挑戦の今回はYさんとツァー登山に参加し、ようやく踏破出来ましたよ


実際は横に連なる上3枚の写真は、1日目の宿「雷鳥荘」の前から、
5日の午後17時頃撮りました。

雄山から、2日目の宿の「剣御前小屋」までの稜線を行くトレイルは、
暑さを忘れる雲上の楽園です。
現実に戻っても未だに夢心地

そんなに危険なところもなく縦走できるこのコース、今の私にはこれが精一杯のような気もしますが・・・
今回で、立山の主な山々はほとんど歩きましたので満足満足

これを機会に大きな山は卒業して、写真の世界にのめり込むか?
はたまたアルプスの空気に刺激を受けて、行きまくっていた40~50代の時のように
再びアルプス登山に火がつくか

でも・・・
体力脚力の衰えを、つくづく実感した事も事実です

尚今回は撮影ツァーと違い、ただひたすら歩け!歩け!です。
カメラも小さなコンデジだけで、写真も最小限しか撮っていません。

「爽やか信州&飛騨の旅」編の合間に、時々立山シリーズも入れていきたいと思っています。





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横浜イングリッシュガーデン

2013年08月04日 | カメラ教室
北陸・東北地方もようやく梅雨明けのようですね。

南関東もハッキリしないお天気が続いていて、7月上旬の強烈な太陽と猛暑が嘘みたいですが・・・

30度に届かない気温のわりには湿度が高くて蒸し暑くて
動くと汗が流れ落ちますね。

今年は本当に変な夏です。

7月16日・「横浜イングリッシュガーデン」での撮影会
7月にカメラ仲間のSさんと、全4回の短期カメラ講座を受講しました。
題して「花と風景の写し方」ステップアップ編です。

一回目に講義を受け、2回目には早速お花の撮影会でした


「まず主役のお花を選びましょう」と言われても、真夏の猛暑にさらされて
バラはすっかりくたびれているようで、新鮮なお花を見つけるのに苦労しました


場所は横浜駅西口から無料のバスが出ている「横浜イングリッシュガーデン」

850種類のバラを中心に、横浜の気候風土にあった草花や樹木を散りばめて、
春の芽吹きから枯れゆく秋の自然の風景を何年もかけて育てているそうです。


特に香り高い四季咲きのバラをふんだんに使い、春から秋までバラを楽しむことができる
イングリッシュガーデンだそうです(公式ホームページより)


3年前の5月末に、山仲間のYさんと行ったことがありますがこちらです。
あの時は横浜バラクライングリッシュガーデンという名称でした。

2012年3月にリニューアルオープンとなり、名前も変わったようです。


「お花の撮影は特にバックが大事、7割は添えやバックに気を遣いましょう」
「絞りを替えて後ろをボカしたり、クッキリさせたりと色々やって見てください」
との説明を受けました。


「前ボケにもトライしてみましょう」と講師に言われましたが・・・
これが案外難しい


主役と脇役の割合が問題なのですが・・・
こうなるとうるさすぎますね


主役と脇役・・・
私はこの程度が好きですね。


今回はカメラ会社のOB会の団体が、講師とスタッフです。

「マクロレンズ」のお勉強もあり、持っていない人には貸し出しがありました。
私も初トライです。
シベの一点にピントが合いますね。


今度はマクロレンズで少し遠くのお花を写します。


こちらは私の望遠レンズで同じ構図を写しました。

う~~ん、違いが判ったような?、判らないような?


鳥や蝶を撮るときは目をハッキリと写すことと習いましたが
蜂の場合は難しいですね。

2時間ほどカメラ片手にお庭の中をうろうろいたしました。

この日はドライブ旅行に出かける前日の、うす曇りの蒸暑い日でしたが
大いに勉強になりましたよ。

          

家庭菜園の収穫野菜

きゅうりは7月いっぱいで終わりですが、今年の梅雨は短くて雨が少なかったので
トマトが良好です。

モロッコインゲンもたくさん採れました
今回は「イタリアンパセリ」も堪能しました。


6月7月は、連日ビールのおつまみにキューリが登場しました。
採ってきてすぐに食べる野菜は、この上も無い贅沢な味がします。

モロッコインゲンは煮物や炒め物、サラダにも混ぜたりして
充分に使い果たすことが出来ました


キューリの後はゴーヤが次々と生りはじめています。
一日採らないでいると、ご覧のようにもうお化け

孫達が食べないので、息子のところに運ぶのも躊躇します。

一昨日は八宝菜に入れ、昨日はTVで紹介していた「キムチ入りのゴーヤチャンプル」
作ってみました。
これが案外美味しかったです

他にお勧めメニューがありましたら、どなたかレシピを教えて下さ~い。


明日から山仲間と立山三山に行って来ます。
主人とは登ったことがありますが、今回は剣御前小屋泊まりで「剣岳」を仰ぐのが目的

何しろ2年前、3年前と2度チャレンジし、2度とも雨で撤退しましたから
「どうか晴れますように」と祈っていますよ

尚、今回コメント欄は閉じさせていただきます。



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