花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

年末のご挨拶

2013年12月31日 | 日常の日記

我が家の庭の水仙が、12月中旬頃から咲き出しました。
日当たりの良い所に植えてある中の1本だけですが・・・
ほんわかと早春の香りが感じられますね

2013年もいよいよ暮れようとしています。
年々月日の過ぎ去る速度が速く感じられてなりません。

歳のせいとは思いたくないのですが・・・
体力気力の衰えを痛感し
これではイカンと、もがき続けた一年だったような気がします。


11月からは父の入院が繰り返えされ、流石に心身ともに疲れ果てました

一度は父も元気になって退院したので、私も主人と箱根に休養に行き
その際寄った「箱根神社」で、家族親族みんなの健康と幸せが続きますようにと
願ってきました。


父はすぐ又再入院しましたが、箱根大権現様のお陰でしょうか
何とか無事にお正月が迎えられそうです。
考えてみれば娘の私がそばにいて、看護できるのも幸せというものなのでしょう。

すべてが中途半端でやり残したことが多々ありますが
新しい年は流れに従って無理せずに
でも後悔しないように、積極的に前を向いて歩んでいきたいと思います。

この一年、拙いブログにお付き合いいただきありがとうございました。
来年も宜しくお願いいたします

尚、コメント欄は閉じてあります。





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MM21のクリスマス風景

2013年12月26日 | 我が街・横浜

クリスマスも終わり、ケーキやローストチキンなどが並んでいた
スーパーなどの店頭はあっという間にお正月用品に変わりました

父の入院でバタバタしていたので、我が家のクリスマス飾りは
真っ赤なポインセチアを買っただけ・・・
葉の傷みも目立ちはじめました。


多くのご家庭はご家族揃ってにぎやかなクリスマスを過ごされたことでしょう。

我が家は主人の仕事が大忙しで、三連休も休み無し・・・
メーカーに勤める息子も新製品の発表展示会とかで、土日は出勤

唯一の休みの23日は、家族で所属している地域のテニスクラブの
クリスマス会だそうで、時間がとれず
午前中に皆でトイザラスに行き、孫達にクリスマスプレゼントを買いました

はー君は「ラジコンへり」(もう仮面ライダーやウルトラマンを卒業したようです)
そして奈菜ちゃんは「キックボード」、くれぐれも怪我しないでね。

家族での食事会は改めてということで・・・
孫達の好きなマックで軽い昼食を済ませました。


MM21のクリスマス風景(12月25日)
先週冷たい雨の中の撮影会となり、出直しを決めましたが
カメラ仲間のSさんはあの日の寒さで
痛めていた膝が腫れてしまったらしい・・・

私も父が高熱を出し、ドタキャンの可能性もあったので
他のカメラ仲間達には声をかけず、一人でMM21の撮影に行ってきました。

MM21「万国橋」からの眺め

レンガ倉庫方面に行く途中にある「万国橋」から見た
みなとみらいの代表的な眺めです。

前日の24日には全館のビルの部屋が点灯され、撮影チャンスでしたが・・・
イブの夜は夫婦揃ってワインで乾杯し
ささやかにローストチキンで食事

キリスト教徒ではありませんが、主婦としては外出できませんでした。


水面にさざ波が立っているので
観覧車の映り込みが丸くならずに歪みます

でも・・・
七色に変化する色彩が綺麗でした


汽車道の一番奥にあるナビオスホテルの通路から望んだ
ラウンドマークタワーです。

「ワールドポーターズ」周辺

「ワールドポーターズ」2Fの、渡り廊下に向かうエスカレター入り口も
イルミネーションで飾られていました。


先週の講習会で、写真を撮るとき大事なのは
1きちんと撮る(記録性)、2美しく撮る(表現性)
3個性的な描写(芸術性)
、と習いました。

どれも自信がありませんが・・・

特に私に欠けているのは3の個性のような気がします


この日は風もなく
手袋の必要も感じないほどの穏やかなクリスマスの夜でしたが
満員の観光船が行きかうせいか?さざ波が立っていました。


お馴染みのMM21の風景の中に、見慣れない建物が・・・
新しくできた豪華結婚式場の「アニバーサリー」です


オープンはこれからですが、入り口に向かうアプローチは
木々に取り付けられた灯りに輝いていました


ワールドポーターズからクィーンズスクェアーに向かう道路は
若い二人連れであふれていました。

何となく孤独を感じましたが
カメラを取り付けた三脚を抱えて歩くと、不思議と違和感も消えて
街に馴染んでいる自分がいました。

「クィーンズスクェアー」周辺

パンパシフィッフィックホテル横のイルミネーションを見ながら
クィーンモールの中に入りました。

クイーンモールのシンギング・ツリーラウンドマークプラザの巨大ツリー


ラウンドマークプラザでは今年はディズニーコラボということで、
横浜と丸の内で、ディズニーをイメージしたツリーが展示されたようです。

今年はドッグヤードガーデンのプロジェクションマッピングが
大人気だったそうですね。

イルミネーションの撮影では、ホワイトバランスをマークに合わせるよう
講師に指示されましたが
そのままで室内のツリーを撮ったら赤っぽく写ってしまいました


今回はマニアル撮影は自信がないので、絞り優先で撮りましたが
シャッタースピードは8秒くらいになったでしょうか?

コスモワールドの回る乗り物がこのように写ります


反対側から撮ってみました。


新しい結婚式場の裏側の風景です。
MM21の景色がいっそう華やかになりましたね。

日本丸

ラウンドマークタワー横に係留されている「日本丸」
7月の撮影会に参加したときもここで写しましたこちらです。

講師から「マストはちゃんと上まで入れること」と
教わった事を思い出しました。


夜景の撮り方として習った中に
「三脚は必需品、その場合カメラの手振れ防止装置をオフにする」
というものがありますが、今回私はそれが抜けました

10月に参加した「奥蓼科の滝の撮影」の時にも同じ事を言われ
反対に私はその後ずっと「手振れ防止装置」をオフにしたままだった事を
先週の雨の撮影会で気付きました

道理で、その後撮った鎌倉の紅葉がイマイチピントが甘かったはずです



撮影は場面が変わるごとに設定を見直すことが大事と痛感しました。

一人での撮影は気楽ですが、進歩がありません
やはり諸先輩達とワイワイ言いながら撮りたいと思いました。

山もそうですが、終了後「反省会」と称して皆で飲む時間も楽しいものです
でも、今の私にはその余裕がないのが残念です。

父は先週から食事の訓練が始まりましたが
今週になってまたまた高熱が出て、ストップです。


父の一進一退の状況に一喜一憂していて・・・
お正月を迎える心境には、なかなかなれずにいます。




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雨のMM21と、初冬の箱根路(その1)

2013年12月21日 | ドライブ
今年も残すところあと10日となりました。
今週は積雪の予報は外れましたが
雨に雷に雹と、お天気の急変に振り回されました
三連休の初日にようやく安定しましたね。


父は時々発熱はあるものの、入院時に見られた呼吸の乱れはなくなりました。
少しホッとしましたが、まだまだ安心はできません

雨のMM21(12月19日・木)
師走の慌しい中、三ヶ月前に申し込んだカメラの講習会&撮影会に
カメラ仲間のSさんと参加してきました。
題して「夕景&夜景を撮ろう」です。


この日は生憎朝から雪ならぬ雨
午後に2時間の講習を受けた後、イルミネーションが輝くMM21に
カメラ&三脚を抱えて繰り出しましたが・・・

傘をさしての撮影で、レンズに水滴が付きまともに撮れませんでした。


講師は「雨ならばこその映り込みを狙いましょう」と熱心に語りますが・・・
冷たい雨に我が身とカメラが気になり、早々にカメラをザックにしまいました。

千葉や埼玉など遠くから来ている人は熱心に撮っていましたが
私とSさんは「近くだから、ポイントだけ聞いて来週出直そう」となりました。

それでも雨の中、桜木町からレンガ倉庫まで歩いて往復したので
着ていたダウンコートも濡れました
山も体を張っての趣味ですが、カメラもそうだったとは

「初冬の箱根路」(12月10日~11日)
さて、ここからが本題です。

お正月に向けて連日仕事で大忙しの主人が
11月が好天に恵まれ、仕事も順調にこなせたから
「一泊の温泉旅行に行こう」と、突然言い出しました。

そこで急遽実現したのが「箱根一泊ドライブ旅行」です
(父の2度目の入院騒ぎはこの3日後でしたから、気楽に行ってきましたよ)


「甘酒茶屋」
最初に向かったのは比較的遅くまで紅葉が見られる畑宿
そしてその先の旧道「甘酒茶屋」です。


400年あまりの歴史をもつこの茶屋は、畑宿と箱根宿のちょうど中ほどにあります。


かつては周囲に数件あった茶屋も、現在ではこの茶屋一軒に
なってしまったという。


箱根の関所を控えた場所に建つこの茶屋は、
これから関所を通ろうとする旅人にとっては身支度を整える場所であり

関所を通過することができた旅人にとっては、安堵のため息とともに
小休止をとる場所だったでしょう。


薄暗い店内の囲炉裏の周りには、ハイカーたちが思い思いに甘酒をすすり
力餅を食べていました。

紅葉は流石に終わって初冬の風情でしたが、
撮影場所としては絵になる風景ですね。

「お玉ヶ池」
箱根町方面にそのまま上っていくと池が現れます。


池の向こうの山が双子山。
この池の畔で「少女玉」が獄門に処されました。

元禄15年(1702年)2月10日の夜、江戸に奉公に出されていたお玉は
南伊豆町の農家の親元に戻る途中、箱根関所裏山を越えようとした所で
あえなく、関所役人に見つかり、翌朝お白州を受けます。

年齢は17歳、丸顔、色白の少女だったそうです。


箱根の関所は「入り鉄砲に出女」を厳しく取り締まっていました。

江戸時代300年間、様々な事情で通行手形を所持せず
関所を通る人も居たようです。

その場合、関所近くの顔役に事情を話し、金銭で護符を貰い
関所を通ることも可能でした。


お玉のように打ち首、さらし者にされた人は300年で20人だったそうです。
ですから、お玉は稀な世間知らずか事情があったのでしょう。


双子山の姿を水面に映した冬枯れの池は、お玉の悲劇が重なり
陰鬱な雰囲気でした。

周囲には木道が巡らされていましたから、春には花々が咲き
印象が違うことでしょう。

昔、息子が小学校の低学年だった頃、家族で箱根の関所から杉並木を通り、
畑宿までの石畳の旧道ハイキングコースを歩いたことがあります。

春になったら友人を誘って、歴史を味わいながら歩いてみたくなりました。

強羅でランチ

11時40分、そろそろお腹もすきました。
昼食はガイドブックやTVでも紹介された、強羅の「たむら・銀カツ亭」

行列必死の有名店らしい・・・
入り口に整理券発券機が設置されていて、20分くらい待ちました。

ここの名物は「豆腐カツ煮」らしい私たちが食べたのは「カツ重」


「トンカツ屋に来たんだから、食べるのは肉でしょう」ということで
我々は名物料理の「豆腐カツ煮」はオーダーしませんでしたが

大勢の人が食べているところを見ると美味しいのでしょう・・・
次回来ることがあったら食してみたいと思いました。

仙石原のススキ
強羅からこの日泊まるホテル近くの「仙石原」に来ました。


父が最初の入院で無事に退院したとき(11月19日)
私は紅葉と温泉を楽しむべく、すぐにでも箱根に飛んできたかった

あの時ならまだ紅葉で有名な「箱根美術館」も「長安寺」も
紅葉が楽しめただろうし、仙石原の黄金色のススキも輝いていたはず・・・

でも主人は仕事とゴルフで忙しくて時間が取れないし
友人達もスケジュールが合わず、私一人で車を運転して行く勇気もなく、
鎌倉の紅葉で満足した次第です。


でもやっぱり未練があって、「12月のススキなんてもう枯れ尾花だぞ」
主人に言われながらも、湿性花園そばのススキヶ原に行って見ました。

6年前に来た時は10月中旬、ススキは夕日を浴びて黄金色に輝いていました。
こちらです。

今回は生憎の曇り空で、一人で撮影していると寂寞感に襲われました。


左手にお馴染みの金時山が見えていて・・・
何となく懐かしい故郷の山のような気がして救われました。

仙石原は江戸時代初期まで「千石原村」という地名でした。
昔は一面、樹木もない広大な原野が広がっており
ここを開墾すれば千石もの穀物が穫れるだろうということで名づけられたとか。


しかし火山灰土壌と湿地のため、それは夢と終わり、屋根葺き用のカヤを
近隣の村に出荷するのが主な仕事だったそうです。
カヤ、すなわちススキです。

いまは美しい風景として、特に秋には多くの人たちに楽しまれていますが
昔は生活の大事な糧だったのでしょうね。


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今年最後の紅葉ハイク・鎌倉「獅子舞」

2013年12月15日 | ハイキング・散策

木枯らしが吹いて紅葉も終わり
街にはクリスマスイルミネーションが輝く季節となりました

気分を切り替えたいところですが、いまだに紅葉を引きずっている私・・・
今年最後の「鎌倉・獅子舞」の紅葉をご紹介いたします。


北鎌倉から天園ハイキングコースへ(12月6日)
ブログ仲間の山小屋さんに誘われて
「日本ワンダーフォーゲル会」の皆様たちと、鎌倉アルプスを歩いてきました。


北鎌倉駅前に10時集合、今回の参加者は21名だそうです。

「円覚寺・総門」前の美しい紅葉の写真を撮ったのは2週間前でした。
鮮やかだったモミジもちょっと淋しくなりましたね。

「明月院」前の銀杏がまだまだ綺麗♪紅葉の中、明月院横から登ります。


この日はわりに暖かい日和で、私もフリースの上着を脱ぎました。


住宅地が途切れると、いよいよ階段の急登が始まります。

「明月院」からおよそ40分、11時丁度に展望台に到着です。

鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)を形成する山の一つである
勝上けん(しょうじょうけん)山頂の展望台は、
建長寺登山口からのコースと合流します。


眼下に見えているのが「建長寺」
「天園ハイキングコース」の発着地点ですが、拝観料が取られます。
それが悔しい人は北鎌倉の明月院横の登山口利用をお勧めしますね。

4年前、私は獅子舞の紅葉を見てから建長寺に下りましたがこちらです。
建長寺の紅葉もそれなりに綺麗でした


鎌倉の街並みの向こう側には富士山が・・・
この日は気温が上がったのでガスっていました。

展望台から5分ほど歩くと、「かながわの景勝50選 鎌倉十王岩の展望」と
書かれた石碑があり、八幡宮前の若宮大路から続く鎌倉の海が見えましたが
逆光で光っていて、写真は撮れませんでした


反対側の横浜MM21のラウンドマークタワーが良く見えて
ズームを使って撮りました。
ベイブリッジとつばさ橋も、右手に続いています。


しばらく行くと右手に「覚園寺」、左手に「今泉台」へ下る十字路に出ます。

私達は覚園寺側に少し下り、「やぐら」を見ていくことにします。


この覚園寺裏のやぐら群は「百八やぐら」といわれ、
鎌倉一のやぐら群として知られるそうです。

やぐらとは横穴式のお墓の事身分の高い人が眠っているらしい


私たち以外、ここを歩いている人はいませんでした。


たくさんのやぐらを見ながら、狭い道を登っていくと
天園に向かうコースに合流しました。


12時少し過ぎに、このコースの最高峰・大平山頂上に到着です。
左手はゴルフ場で眺望はききません。


ここで1時間の昼食タイム。
おサルの山のような岩に腰掛けて、持ってきたおにぎりを食べます

広場の先には公衆トイレもあり、大勢の人々が休憩していました。


天園の手前で再び横浜MM21のラウンドマークタワーが見えるところがあります。

天園は別名「六国峠」とも言われ、武蔵、相模、上総、下総、伊豆、
駿河が望めたことからその名がついたそうですが
この日のこの時間は日差しの関係で海より、横浜方面の方が良く見えました。


足元には小さな小さな「ハキダメギク」が・・・
「こんなに可愛いのに、可哀想な名前だね」と
歩く植物図鑑のように詳しい山小屋さんが教えてくれました。

私はザックから一眼レフカメラを取り出して撮りました

「天園峠の茶屋」を左手に見て進むと、いよいよモミジで有名な
「獅子舞」への下りです。

「獅子舞」の紅葉
瑞泉寺への道を右に分け下って行くとモミジのトンネルが・・・


リーダーが「まだ1時半で少し早いけど・・・」と呟きました。
日の光の関係で、獅子舞は2時頃通るのがお勧めらしい。


上の展望台から見た時はくすんで見えていたモミジが、輝いていました
一同歓声を上げました


黄色い銀杏は終わっていましたが、赤いモミジが素晴らしい


4年前に来た時よりも、更に赤く染まっていました


人の多い真ん中の道は避けて、太陽に向かって眺められるように
右側の道を行きました。


私にとっては3度目の獅子舞のモミジですが、今回が一番です

4年前の獅子舞の紅葉はこちらですが
去年は早すぎて駄目でした。


「紅葉の撮影は逆光に限ると開眼した今年
最後に見事な山の紅葉に出会えて嬉しい限りです

赤いモミジのトンネルを15分足らずで通り抜け「鎌倉宮」方面に進むと
「永福寺復元工事現場」が見えてきて・・・

ふた手に別れ、健脚組みは更に永福寺跡の背後の里山を歩きました。
流石に「元ワンゲル部」は違いますね

遊歩道を登っていきます復元工事が見渡せました。


源頼朝が建立した「永福寺」(よふくじ)の説明板が
脇の公園に立っていました。


公園のベンチで一休みしてから、鎌倉宮経由で鶴岡八幡宮まで歩きました。

午後3時、鶴岡八幡宮で解散です。
1時間の昼食休みを入れて、丁度5時間の気持ちの良いハイキングでした。

勝手知ったるマイフィールドですが、明月院横からの登りや
「108やぐら」の見学、永福寺跡の里山遊歩道を歩いたのは初めてでした。

最後の反省会と称して小町通の居酒屋さんで飲んだも美味しかったです。
山小屋さん、お誘いいただきありがとうございました

気分も爽快に今年最後の山の紅葉を楽しんでから1週間目の12日夜
父は肺炎と心不全で再び緊急入院をしました。
(退院してから3週間後になります)

今回は酸素マスクと体中にデーター機器も取り付けられ
食事もなしで、ちょっと重篤な状態で心配です。

私はまたまたイザという時には、すぐに病院に駆けつけられる範囲での
行動しかできなくなりました


ますます慌しい年の瀬です


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友と晩秋の鎌倉散策

2013年12月08日 | 鎌倉散策
OL時代の仲間と「目黒自然教育園」を歩いた5日後に
今度は高校時代のクラスメートのMさんと鎌倉を散策しました。

OL時代の仲間とは桜と紅葉時期に集まりますが、
俳句を趣味とするMさんと、カメラ撮影を趣味とする私
「春と秋には鎌倉で会いましょう」となりました。

皆、歳とともに
「会える時に会っておこう」という気持ちが強くなってきましたね。

12月3日(火)・鎌倉「妙本寺」
町田に住むMさんを、前回は初夏の北鎌倉を案内しましたが
今回は鎌倉駅近くのコースを巡りました。


赤いイイギリの実や菊などが見られる、鎌倉駅東口前の「大巧寺」を通り抜け
右手に進むと、身延山久遠寺・池上本門寺と並ぶ日蓮宗最古の寺院
「妙本寺」の総門が左手に見えてきます。

ここ比企谷は、源頼朝の信任厚かった御家人比企能員の屋敷があった所で、
能員の末子能本がこの寺を建立したと伝えられています。


参道を進むと、本尊へ続く方丈門と、二天門と祖師堂へ続く広い道、
そして陀苦止堂への三方向に分かれますが・・・

私達は方丈門をくぐり、階段を登って行きました。

石段の上で振り返ると富士山が・・・境内には日蓮上人の銅像も




階段を上がりきった所にある本堂の屋根にかかるモミジです。


鐘楼の周りのモミジも見頃でした


私はカメラを向けて構図を考え
Mさんはメモ帳を取り出して俳句を考えます


前回11月24日に来たときはまだまだ緑がいっぱいだった「妙本寺」
今回はこの「二天門」脇のモミジが終わっていました。
(画像は24日に写したものです)

二天門の龍の彫刻の前で手を拍つと龍が鳴き声をあげるという
「鳴龍」の伝説も残されているらしい・・・


二天門を通り抜けると祖師堂
この右側には比企氏の乱で滅亡した比企一族の墓があります。

源頼朝亡き後の1203年、北条氏と比企氏との権力争いに
二代将軍源頼家も絡んだ「比企の乱」が起き

その結果、比企一族は北条氏によって滅ぼされ
頼家は伊豆修禅寺に幽閉された後、翌年暗殺されました。


左手のハイキングコースへの道を少し行くと、
祖師堂を背景に色付いたモミジが太陽に照らされ輝いていました


「紅葉撮影は逆光に限る」と、今年の秋に学びましたね。

鎌倉駅から歩いて8分の所に、こんなに静かな広い境内のお寺があるなんて・・・
Mさんは吟行を、私はカメラを向けてしばし無言で
悲劇の舞台となった比企谷の風景を眺めていました。

ランチとケーキセットでお喋り・・・
「妙本寺」から「本学寺」をお参りして通り抜け、15分ほど歩いて
鶴岡八幡宮近くの、和風創作料理のお店でランチです

ランチセットの「鎌倉御膳」その後に別のお店でケーキセット


TVや雑誌でも紹介された有名な和食料理店ですが、
私たちが入ったのは手前にあるカジュアルな支店です。

正面に大きなお釜が三つ並んでいて
オバンザイのようなお料理が小鉢にズラリと並びます。

これにご飯とお味噌汁が付いて1800円
(他に1500円と2000円のコースがあり、ご飯は少々やわらかめ)

11時半頃行ったので、予約なしでもすぐに席に案内されましたが
12時を回る頃から混みだし、ズラリと行列が出来ていて

これでは落ち着いてお喋りもできず、場所を変えてのお茶としました。

流石に行楽シーズンの鎌倉は人がいっぱいで
お店の従業員さんも素人のアルバイトを使わざるを得ないのか

最後のレジが3回も打ち直し、挙句にレシートは半分に破れて・・・
こうなるとこちらの方が同情してしまいましたよ。

「寿福寺」
11月22日に来た時はまだ紅葉の走りだった寿福寺の参道も
ご覧の通りの紅葉でした。


Mさんはこのお寺の境内にあった大きな「ビャクシン」の木に
目を奪われていました。

「海蔵寺」
ケーキを食べながらのお喋りに花が咲き、最後の目的地の
海蔵寺を訪ねたのは2時半を過ぎていました


山に囲まれた鎌倉は陽が落ちるのが早くて、
この見事な紅葉も、鮮やかさに欠けたのがちょっと残念でした。


父の転勤で僅か2年しかいなかった山口県での生活でしたが
私は一応地元の高校を卒業しました。

3年生のクラスメートの内女子は13名、その中で唯一東京に住んでいるMさん
高校時代の思い出話が語れる貴重な同級生です。


海蔵寺裏の山も色付いていましたが、そろそろ見頃も終わりですね。


            

12月1日・「覚園寺」
今回のMさんとの鎌倉散策に際して、コースとお食事処の確認のために
前々日に下見に行きました。

その際行ったのが、鶴岡八幡宮~頼朝の墓~鎌倉宮~覚園寺


中でも「覚園寺」の本堂前のお庭の紅葉が素晴らしかったです


この水盤の表面に映りこむ紅葉をアップで狙いましたが、
ボケてしまってとても残念


山の紅葉も雄大で好きですが「お寺の紅葉も良いものだ」と
この日ここで悟りました。

デジブック 『晩秋の鎌倉の紅葉』


父が退院してすぐから通いだした私の「鎌倉紅葉めぐり」
11月22日の「円覚寺」と、12月1日の「覚園寺」の真っ赤な紅葉を
デジブックにまとめましたので、ご興味とお時間のある方はご覧ください。

今日(12月8日)は母の一周忌の法要が催されました。
あれから1年、本当に早かったです。

この一週間は母の着物や帯などを取り出して、
弟の所や本家の従兄妹用に形見分けの仕分けをしました。
着物の大部分は小物などへのリメーク用となりましたが、少しホッとしました。

でもまだまだ片付かず
年の瀬なのに、物であふれた和室にため息が出ます



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秋色の目黒「自然教育園」でOB会

2013年12月02日 | 東京の街
師走に入り、今年も残り少なくなりましたね。
寒さも増して、慌ててボァシーツなどを出し冬用の寝具を整えました。

OL時代の仲間と年に2回、桜と紅葉シーズンにOB会を開いています。
今回は目黒の雅叙園で食事をし、近くの「自然教育園」で
紅葉を愛でる会が催されました。


11月28日(木)・目黒「自然教育園」

自然教育園は目黒駅より徒歩7~8分という都心にありながら、
武蔵野の面影を残す貴重な森です。

元は400~500年前の中世の豪族の館から始まったとされ、
江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷、
明治時代には陸海軍の火薬庫、大正時代には宮内庁の白金御料地と歴史を重ね、

一般の人々が中に入ることができなかったために、
まれに見る豊かな自然がここに残されました(パンフレットより)


1949年に全域が天然記念物および史跡に指定され
国立科学博物館付属自然教育園として一般に公開されるようになりました。

園内は秋色に染まりつつありますが、
このモミジのスポットはまだ緑の葉が多いですね。


「物語の松」と称されるこの老松は
江戸時代の松平讃岐守の下屋敷の面影を伝えるもので、
近くのひょうたん池などとともに、回遊式庭園であったと思われています。


トップの画像とこちらは「水生植物園」
池や湿地に生育する動植物が見られます。

昔々、何度か学生時代に来たことがありました。
あの頃から比べればだいぶ整備された感じですが・・・

一般的な植物園や庭園と違い、あまり手を入れず、自然の移りゆくまま、
できる限り自然の本来の姿に近い状態で残そうという考え方で
運営されているようです。


鈴なりの赤い実をつけているのが「イイギリ」


私達は「森の小道」へと歩いて行きました。

お昼は近くの雅叙園でビュッフェ料理を堪能したので
お腹はマンプクリン・・・
(ナント、平日シニア料金で500円も安くなるのです)

春の高尾でのお花見の参加者は9名でしたが今回は7名、
10月には同期だけで横浜崎陽軒で集まっていますが
今回は先輩・後輩と広がった拡大OB会です。


色鮮やかなモミジも見られましたが、お日様の光が弱い
もっと光を~~~


私は時々お喋りの輪に入りながらのカメラ撮影で
設定が実にいい加減になりました


可愛い菊が咲いていましたがボケました。
黄色の小粒のお花「アワコガネギク」だそうです。


水鳥の沼にいたのはダイサギ?
「カワセミはいないのかしら?」と仲間がつぶやきました。


おしゃべりしながら足元の落ち葉を踏み分け進みます。

病気の話と孫の話は控えめにし・・・
親が逝った後の整理で苦労した話など、話題は断捨離へと広がります。


「○○先生からいただいたお抹茶茶碗、骨董屋さんで4万円で買ってくれたわ」
「40数年前は桐の箪笥二さおと交換してくれと、出入りの骨董屋に言われたけど」

若い頃美術館勤務だった私たち、高名な理事の先生方から
お祝いやお礼などで茶器や色紙などを頂く機会があり
家宝として大事にしまっていますが、これらもそろそろ「断捨離」かな~

「誰か、TVの何でも鑑定団に出てみてよ~


「どの木も巨木ね。歴史を感じるわ」と言いながら見上げると
高~いてっぺんにイイギリの赤い実が・・・

「これを見てもらいたかったのよ」と
今回この場所を推薦した先輩がつぶやきました。

私は270mmまでの望遠レンズを目いっぱい伸ばして撮りました

存在感のあるムサシアブミツル状のサネカズラ


春には山野草の花々が楽しめる道端の路傍植物園には、赤い実が多く見られます。
落ち葉の中に黒い種が出てくるムクロジの実がいっぱい落ちていました。


「この実で手を洗うと泡がたくさん出て、石鹸の代わりにもなるのよ」
昭和時代に育った私たち、全員がシニア料金(無料)で入園した年代です。


展示ホールのギャラリーでは白金自然写真クラブの皆様の
自然教育園を撮影した写真が展示されていました。

2年半前の春にブログ仲間の紅さんご夫妻の作品が出展されていた
「自然教育園の四季と生き物たち」の写真展を見に来たことがあります。
記事はこちらです。

今回お名前が見当たらないのが淋しかったですね。


午前中強かった風も収まり、温かい日和の中で
1時間半の散策を楽しみました。

後半になって時々青空がのぞき、辛うじて秋色が撮れました。

仲間の一人は同居している実のお母様の夕食の準備で早めに帰り
私も前夜施設からの「お父様の膝が炎症を起こして腫れています」という
連絡を受け

整形外科への付き添いはスタッフさんに頼んだものの
病状と結果報告を聞くために、帰路そのままホームに直行しました。

1年前の「紅葉を愛でる会」は、母が危篤だったため
近くの鎌倉で催してもらったわけですがその時の記事はこちらです。

仲間と明月院の紅葉を楽しんだ4日後に母は亡くなりました。
そんな事を思い出した1日でした。




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