花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

日比谷公園でランチ

2007年10月30日 | ランチ情報
母の「皮膚がん」の手術が、今日無事に終わりました。
多くのブロガー仲間の皆様には、色々ご心配戴き励まされました。
御礼申し上げます。

「ガン」と言う言葉が重く、流石に私も昨夜は眠れませんでしたが、母はどう感じているのでしょうか・・・?
「ガンの疑いをかけられているみたいね」と真顔で言ったかと思うと、「病院に何しに行くの?」ととんちんかんな事を言い出したり・・・

手術室に入ってから出てくるまでに1時間半かかりましたが、事前の説明もさして無く、手術後も「できものは全部取って傷口は縫い合わせました。抗生物質と痛み止めを出しますから、今夜食後に飲ませて下さい。そして明日又傷口を見せに来て下さいね」と言う先生のお話だけで終わりです。

そのまま施設に戻って母はパクパクと夕食を食べていました。
何だかキツネにつままれたような思いですが・・・
「脳梗塞の疑い」と言うおまけまで付いた今回のがん騒動、疲れ果てましたが、まずはともあれ無事に手術が終了しホッとしております。

             ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆


10月26日、「出光美術館」で仙和尚の禅画を楽しんだ後、tomokoさんと私は「日比谷公園」に向かいました。
幸い雨もやんでいます

有楽門から入るとすぐに日本庭園が現れ、「心字池」が広がっていました。

江戸時代、日比谷公園のある場所は大名たちの屋敷町だったそうです。
大名は江戸城に登城するためには、日比谷御門の中の見張り役人が警備する日比谷見附を通り抜けなければなりませんでした。
そこには石垣があり周囲は濠でしたが、その一部を明治36年の開園時に「心字池」として残したそうです








←こちらがその日比谷見附跡です。
学生時代からこの公園には数え切れないくらい訪れていますが、このような歴史跡を知ったのは初めてのような気がします。
若い頃は、自分たちの事で夢中で、周りが全然見えていなかったのでしょうね。




心字池の隣にある第一花壇の広場に足を向けると甘い香りが漂ってきて、たくさんの「バラ」が私たちを迎えてくれました


tomokoさんと思わず「わぁ~、ステキ」と、声を上げてしまいました。
終わりに近いバラですが、一部をnon_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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シャルル ドゥゴール
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バラをユックリ堪能してから、私たちはランチをとるために「松本楼」を探しました。
明治26年、銀座で創業が始ったあの古い洋食屋さんです。
チャリティーの10円カレーが有名ですね。

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昭和46年に暴動学生に火炎瓶を投げられ全焼したそうで、今の建物はその後に建てられた物だそうです。

私たちは一階グリルのオープンテラスでランチをいただきました。
3枚の写真をマウスオンクリックでご覧下さい

「松本楼」の詳しい情報はこちらでどうぞ


緑いっぱいの中で、ポークソティーのランチセットを戴きました。
古い洋食屋さんの懐かしいお味です
秋の空気を感じながら、tomokoさんとお喋りの花が咲きました。

ちょっと肌寒くなると、ウェートレスさんがひざ掛けを持ってきてくれました。
老舗の暖かい心遣いがうれしいですね



2人とも子供は息子だけで、娘がいない者同士です。
でも・・・
彼女は私と違って、ある意味自分の楽しみは後回しにして、2人の息子さんを有名私立高校から大学と出し、立派に育て上げた良きお母さんです


ご長男はドクターコースに進んで博士の道をまっしぐら・・・
3年前に結婚し、新妻を連れてもっかカナダに留学中だそうです。
「どんなに力を注いで育て上げても、息子は結局お嫁さんのものになるのね」と、tomokoさんは淋しそうでした。

「そうよ、所詮子供は親から離れていくもの・・・、又そうでなくては駄目なのよ。貴女はご主人と二人の楽しい老後を考えなさい」と偉そうに諭しました。

息子は息子の家庭があるんだから、こちらからあまり余計な口出しはしないのが一番!、SOSを出して頼ってきた時には報いるようにしてあげれば良いのよ・・・
そう訓示を垂れた私。

早速息子に頼まれて、孫の幼稚園の申し込みに徹夜で並ぶことになってしまいました
明日は午前中母を病院に連れて行き、夜の12時から主人と野外で徹夜で~す
雨よ、降らないでちょうだ~い

2009年9月のgooによるバージョンアップのため、文字が小さくなりました。
読みにくい場合は「表示→文字サイズ→大」としてご覧下さい。
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芸術の秋・禅画「仙展」

2007年10月27日 | 美術館&史跡巡り

そぼ降る雨の中、中学時代の友人のtomokoさんと「仙展」(SENGAI)---禅画にあそぶ---に行ってきました。
夏に2人で上野の国立西洋美術館で「パルマ展」を見て感激し、秋にもどこかの美術館に行きましょうと約束して、以前私が勤めていた美術館にご招待したのですが・・・
母のことで病院通いが重なり、延期、延期でご迷惑をかけましたがやっと実現いたしました。

「出光美術館」は、正面に皇居の桜田門が見える絶好の場所にあります。

左に見える建物は、推理ドラマでよく画面に出てくるご存知「警視庁」です。
私がこのロビーから毎日眺めていた頃は、古いレンガの味のある建物でしたが・・・


丸の内の帝劇ビルの9Fにある美術館のロビーからは、目の前に皇居が広がり素晴らしい眺めです。
こちらは「日比谷公園」方面を写したもの・・・

リニューアルなった今回は、出光興産の創始者出光佐三の蒐集で有名になった「仙さん」の禅画展です。
江戸時代後期、博多の臨済宗聖福寺の禅僧仙さん(1750~1837)は軽妙洒脱な人柄で  広く博多の人々に慕われていました。
そして彼の描く絵も、ユーモアにあふれ、それでいながら「禅」の真髄をチクリと表していて人気があったようです。
そして今年は、87歳まで生きた仙さんの没後170年の年だそうです。

ポスターに使われたのは佐三氏が一番最初に手に入れた仙和尚の「指月布袋」でした。
布袋さんと子供が天を指差す可愛い絵には「お月様幾つ、十三七つ」と書かれています。
見てすぐに私たちは2人の指先には「月」があるものと解釈しますが・・・
実際の月は遠い空の彼方。
悟りと言うものはかように遠いものだと言う事でしょうか?

同じように蛙が座っている「座禅蛙」と言う絵もあります。
横に書かれた”座禅して、人が佛になるならわ”と言う賛にドキッとさせられます。
座禅するだけで「悟り」が得られるなら、いつも座っている蛙だって同じ事・・・
そうは行かないのが「悟り」だと教えられますね。


この「○△□」はハー君のいたずら書きではありません。
禅僧「仙和尚」の代表的な禅画とされ、佐三氏と親しかった哲学者鈴木大拙氏の解釈により、「宇宙」(the universe)と訳されました。

日本通の外人さんと話すと、必ず「禅」について聞かれます。
オーストラリア・パース在住の主人の弟子のJさんに聞かれて説明した一つがこの絵です。
この世の万物はすべてこの「○△□」からなっている・・・と理解するのが良いのでしょうか。
近年は又違う解釈が出てきているとも聞きます。


こちらの絵は「堪忍柳」
「気に入らぬ、風もあろうに柳かな・・・」という賛がそえてあります。
主人がカッカとしている時に、何度かこの絵のページを開いて机の上に載せておきました。

単に「柳に風の吹流し」では禅の教えには程遠いのです。
気に入らぬ風もあるんですよね。世の中は・・・


こちらは「さじかげん」
書かれているのは”生かそうと ころそうと”・・・

最近はさじ加減の分らないプロが多すぎる、と思いませんか?
ガンの疑いをかけられただけでも心身症になった母に、ズバリとガン宣告するお医者さん。

母は脳梗塞の症状が顕著に出て、色々検査しましたが「異常なし」
結局気の病で片付けられましたが、その母に向かっての宣告はちょっと可哀想でした
そんな母を見て、私までがちょっとガンノイローゼぎみですが、仙さんの洒脱な絵を見て少し慰められたかな?

人間「達観」できれば怖いものは無くなるのでしょうが、それがなかなか難しい


tomokoさんと時々笑い出しながらも、ジックリ作品を見てからロビーで一休み・・・
簡単なお茶の設備もあります。

お天気の良い日は正面の皇居の向こうに「富士山」が見えるはずです。
私は娘時代の4年間、毎日この景色を見ながら働いていましたが、あれから随分高い建物が増えましたね。


場所は有楽町駅から歩いて5分、帝国劇場の隣の入り口からエレベーターに乗れば9Fにあります。

この「SENGAI展」は明日の28日で終わりですが、出光美術館の代表的な所蔵品なので、仙さんの命日の10月には毎年特別展が開催されます。
興味のある方は来年までお待ち下さいね。




お堀端に建つ「第一生命ビル」の向こう側にあるのが「帝劇ビル」
その9Fが美術館です。

次回の催しは「乾山の芸術と光琳」(11月3日~12月16日)です。
都心に出たついでに、心の安らぎを得たい方は是非どうぞ・・・

出光美術館の詳しい情報はこちらです

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箱根・湯の花沢温泉と湯坂道

2007年10月25日 | ドライブ

21日の「箱根ドライブ」の第一の目的は日帰り温泉入浴でした
出かける前にネットで調べて”箱根で一番高い所にある乳白色の温泉”
と言うキャッチコピーに惹かれて「湯の花温泉」に行く事に決めましたが・・・
日帰りの客は4時までと聞き、温泉の方を先に選びました。

富士屋ホテルの前を左折して一号線を箱根町方面に進むと「駒ケ岳」が正面に見えてきます。
ロープウェーのある芦ノ湖方面から見るのとは逆の裏側の駒ケ岳の姿ですね。
山頂にロープウェーの駅舎が見えていますが・・・

この辺りは、旧道「湯坂道」に通じていて、リュックを背負ったハイカーがたくさん歩いていました。


「芦の湯・湯の花温泉」の看板の前を右折して、突き当りまで行くと「湯の花ゴルフ場」と「湯の花温泉ホテル」が現れます。
西武グループのゴルフ場とホテルなので、どこと無くお洒落な感じがします。

日帰り入浴は12時から16時まで(平日はPM1:00~PM4:00)
入浴料は一人1625円でした。




ロビー奥のガラス張りのコーナーを「お休み処」として自由に使ってくださいとの事でした。
目の前がゴルフ場です
木々の一部は秋色に染まっていますね。






お風呂は山野草が植えてある中庭を突っ切って行きます。
施設は弱冠古いものの流石にホテル、タオルは自由に使えます。
洗い場はそんなに広く無くて、湯船も透明の内湯と乳白色の露天風呂だけ
でも・・・
硫黄の香りのする露天風呂に浸かっていると、諸々のストレスが消えていくようでした。
ホテルは「湯の花温泉ホテル」ですが、源泉は「湯の花沢温泉」と言うようです
          
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山野草のお花は終わっていましたが、赤い実が成っていました。
こちらはツバキの実でしょうか・・・
マウスオンで「ヤマボウシ」のたくさんの赤い実をご覧下さい

主人は私より15分も長く入って、「ああ気持ちが良かった!、硫黄の匂いのする温泉は温まるな~」と言いながら出てきました。

この温泉の手前にある「芦の湯温泉」は乳白色ではありませんが、湯の花が浮かぶ良いお湯でした。
4年前に山仲間と「湯坂道」を歩いた後、芦の湯温泉に入った思い出があります。
その時のことに少し触れてみたいと思います。

紙焼きの写真が色あせていて、お見苦しい点はお許し下さい。

「湯坂道」


2003年の2月に、いつもの山仲間と3人で、箱根の湯元から芦の湯温泉まで歩きました。

通称「湯坂道」と言われる鎌倉古道・・・
江戸時代に旧街道が開かれるまで使われた鎌倉時代の主要道です。
源頼朝をはじめ多くの武士が、ここを通り箱根権現(現在の箱根神社)へ向かったそうです。


冬の陽射しを浴びながら、シモバシラが融けだした道をひたすら登っていきました。
「湯坂山」「浅間山」と越えて行きますが、頂上がハッキリと分らないくらいのなだらかな登山道です。









湯元から芦の湯まではおよそ3時間の登りです。
歴史を感じながらの、この年の新春第一回目のハイキングでした。

10年間同じ職場で働いていた仲間でしたが、この時は3人とも退職してそれぞれ違う所で働いていて、中々スケジュールの合わない日々でしたね。
それは今も変わりませんが・・・
いいえ、親の介護問題やら孫の誕生で当てにされている今の方がもっと大変ですね




やがて見晴らしが利いて「駒ケ岳」が見えてきます。
「鷹ノ巣山」を越えてから国道に出て「芦の湯温泉」に向かい、お楽しみの温泉入浴でした。。
そしてお食事処で3人だけのささやかな新年会を催しました


3時近くまで飲んで食べてお喋りをして、バスに乗ったら宮ノ下から渋滞が始まり慌てた覚えがあります。
当時私は区の公的施設のアルバイトをしていて、この日は5時から研修だったのです。
辛うじて間に合いましたが・・・
日曜日の箱根は冬でも渋滞があるのですね

そんな事を思い出しながら、今回は車で芦の湯温泉を通過して、ススキが見頃の仙石原に向かいました。

箱根「湯の花沢温泉」の詳しい情報はこちらです。

そして4年前、私たちが日帰り湯とお食事を楽しんだ「芦の湯温泉・きのくにや旅館」の情報は・・・
こちらをご覧下さい。


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箱根「仙石原」のススキ

2007年10月22日 | ドライブ

秋晴れの日曜日、主人は朝から「人間ドック」でしたが、お昼頃には帰ってきました。
「良いお天気だし、これから箱根にでも行ってみるか~~」
「賛成!、私も母の脳梗塞とガン騒ぎで疲れ果てたし、気分転換したいわ」・・・
という事で、昨日は午後から車で箱根に出かけました

皆様には色々ご心配をおかけした我が家の再入院した事故車も、ベアリングを取替え無事に戻ってきましたので、大変遅くなりましたがご報告いたします。
このブログを見ている友人たちに逢うと「車はどうなった?」と聞かれるんですよ

箱根というと私は「散策」→→「今の季節なら仙石原のススキ」・・・
となりますが、主人は断然温泉のようです。

日帰り温泉に入ってから夕方の「仙石原」に行きました。
聞きしに勝る規模の大きさと人出でちょっとビックリしました


ススキの向こうに見える山は「金時山」でしょうか
去年の12月と、今年の冬2回にわたって、この山から尾根伝いに「明神岳」まで歩きました。

ススキヶ原には散策できる道があって、中に入れます。
私は自分の背丈よりも高いススキの中を歩いて小高い丘まで上がりました。
この眺めを、non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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夕闇迫るススキヶ原は、幽遠な世界が感じられます。
賽の河原の周りにはこのような風景が広がっているのかも・・・
と想像してしまいました

盛りは過ぎたのかもしれませんが、来月の上旬まではまだまだ楽しめるようです。
無料駐車場もありますので気軽に行けますが、4時前にはたくさんの順番待ちの車が並んでいました。


日中はお天気が良いわりには霞んでいて富士山も見えなかったのですが、5時過ぎに乙女峠のトンネルを抜けたとたんにシルエットの「富士山」がド~~ンと姿を見せました

このまま下って御殿場から東名で帰るつもりでしたが、カーラジオの交通情報では「東名は大和トンネルを頭に30kmの渋滞」との事

結局戻りましたが1号線も混んでいて・・・
台風9号の影響で通行止めだった海辺を走る「西湘バイパス」も、片側一斜線通行が可能で通れるようになりましたが、こちらも大渋滞で、「休日の外出は今後控えるぞ~!」と、主人はわめきながらの運転でした


そして午後7時過ぎに、国道134号線に面した茅ヶ崎の「快飛」(かっとび)に飛び込みました。
先日、車が直ってきた時に出かけた網本料理「あさまる」のすぐ近くにある海鮮料理のお店です。
駐車場はわりとすぐに入れましたが、席は3組待ちでした・・・








こちらのお店は今までも何度か食事をした事がありますが、シラスで有名な水産会社がやっているので、我々は必ずこの一品「シラスのかき揚げ」をいただきます








そして頼んだのは「海鮮丼」・・・
普通のご飯とお寿司ご飯と2種類頼を味わうことにします。
主人は「寿司飯の方が美味しい」と申しますが・・・
ボリュームは以前の方があったような気がします。
網本料理の「あさまる」よりは、ちょっとお洒落で若向きなんだと思います。




この日は日曜日とあって、若い二人連れが圧倒的に多く見られました。

久しぶりのドライブは渋滞に巻き込まれて疲れましたが、家にいるよりは気分転換になりました。
母のことも気になりますが、この日はきっと孫達が顔を出している事でしょう。

なお茅ヶ崎「快飛」(かっとび)の詳しい情報はこちらです。

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富士山の雪の帽子

2007年10月20日 | 日常の日記

昨夜らいの雨が、富士山では雪だったのでしょう・・・
今日は朝から雪の帽子を斜めにかぶった富士山が見られました

今年の富士山の初冠雪は10月5日だったと聞きましたが、我が家から肉眼でハッキリ見えたのは今日が始めてのような気がします。
上の写真は我が家のある住宅街の一番高い所から撮った富士山です。

今日は母の皮膚ガンの組織検査の結果が出る日なので、この富士山に向かって手を合わせてから病院に行きました。


こちらは朝起きてすぐに我が家のベランダから見えた富士山です。
まだ雲は湧いていません。
これはさい先が良いぞ、と思って出かけましたが・・・
残念ながら結果は「悪性」でした
若い頃から浴びていた紫外線が原因の「有棘細胞ガン」(皮膚がん)だそうですが・・・
母は私とは正反対の内向的な性格で、外に出ることが嫌いな人だったんですよ。
それが何故



「組織検査の結果は悪性でした。まだまだお綺麗でお元気のようなので、悪い所は全部とってしまいましょうね」
若い女医さんは母に向かってサラリとおっしゃいます。
アチャー
母を施設から連れて来た弟ともっと話して、先生に根回しをしておくべきでした。

「本人はとても怖がり屋で気にする性格なので、大したものではないと思い込ませてください」と、弟と母が診察室から出た後に先生にそっとお願いをしました。

手術は今月30日、日帰りの局所麻酔で行われるそうです。
「組織をとった時と同じような感じでやります」と先生は言ってくれましが・・・

母はどう受け止めたでしょうか?
相変わらずトロンとしていて「naoは今どこに住んでいるの」などと訳の分からないような事を言い出しています
こういう時は、ボケてしまった方が楽なのかもしれませんね



病院前の通りの「銀杏並木」が、キラキラと輝いて眩しいばかりでした。
右側の信号の奥が○○共済病院です。

私のパース行きはどうしよう・・・?
術後2週間以上先の事だし、母の様子次第で寸前に決めるしかないな~~と、少し黄金色に色付き始めた銀杏を眺めながら、車の中でボンヤリと考えていました。



陽当たりとか、風の具合で銀杏の色付きにもバラつきがあるようです。
青空に白いウロコ雲が眩しい秋晴れの土曜日でしたが、私はドッと疲れて家路につきました。

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秋の散歩道

2007年10月17日 | 日常の日記

ご近所仲間と「歌舞伎」を観に行った翌日は、両親の所に出向きました。
暑からず、寒からず・・・
お散歩には丁度良い季節です。

母の車椅子を押しながら施設の入り口を少し出てみると、「荒井沢市民の森」に通じる散策道路(洗井沢せせらぎ緑道)になっています。


山から湧き出る清水がそのまま水路となって、イタチ川に注ぐのでしょうか・・・
水の音を聞きながらの散歩はとても気持ちが良いものです。

両親も喜んでいましたが、母は「皮膚がん」の組織検査をしてから少しやつれた様な感じがします。
やはり結果が気になるのでしょう・・・






水辺には「ミソソバ」のお花でしょうか・・・
白い小さなお花があちこちに見られます。










そしてこちらは「サラシナショウマ」?
どちらも奥にある「荒井沢市民の森」でたくさん見られるお花です。

そして車道との間にはボランティアさんたちが植えたであろう秋の花々が咲き乱れていました。

※山小屋さんのご指摘により、こちらは正しくは「イヌショウマ」だそうです。
お詫びして訂正をいたします。




最近、両親の所を訪ねるたびに車の中から見ていて、気になっていたお花があります。
毎年今頃になると我が家の庭に咲き出すはずの、「サフラン」によく似た薄紫のお花を見に行きました。

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マウスオンクリックで、3枚の写真をご覧下さい

「サフラン」にしては大きくて、シベも違います。
少し小ぶりですが黄色もありました。
葉っぱがなくて、地面から茎がにょきっと伸びている姿はヒガンバナにも似ています。

帰ってから園芸図鑑で調べてみると、どうやら「コルチカム」というお花のようです。
別名「イヌサフラン」
でも、サフランはアヤメ科、コルチカムはユリ科で、同じ仲間ではないですね。

我が家のサフランはとうとう今年は姿を見せませんでした
主人が勤めていた頃、出張で行った長崎の「ハウステンボス」オープンの時に買ってきたものですが、いよいよ駄目になったようです。
シベをお料理に使いたかったのですが・・・



この辺り一帯は「横浜のグランドキャニオン」とも言われるように、断崖絶壁の風景が続きます。
間を縫うように「谷地」があり、棚田や湿地が広がっているのです。

山の向こうは「鎌倉市」
鎌倉幕府が自然の要塞に守られた地に開かれたという事が良く分りますね。




季節柄、施設の周辺にはコスモスが咲き乱れていました






コスモスは私にとっては”初恋の思い出の花”
幾つになってもこのお花を見ると、胸がキュン!とします。
でも、満足な写真が撮れたためしがないのですよ

先週末はこのように穏やかなひと時を過ごしたのですが・・・






昨日になって、突然施設から「母の様子がおかしいので、提携先の病院に連れて行く」との連絡が入りました。

病院に飛んで行くと、母の意識はあり、CTスキャンの検査も異常なし。
お医者さんの言うとおりに手足は動かせるし受け答えも出来るので「入院の必要なし。施設でゆっくり休んでください」と言われました。

取り合えずホッとしましたが、母は私の目から見てもチョット変なのです。
トロンとした感じがするのです。

日頃面倒を見てくださっているスタッフさんもそれを感じて、早めの検査に連れて行ってくれたのでしょうが、頭の中は異常なしなんですね。

最近ずいぶんやつれたと思われる原因の「皮膚がんの検査」が、ヤハリ大きく気に病んでの症状なんでしょうか?
検査結果は今週末の20日に出るのですが・・・

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芸術の秋・「10月大歌舞伎」

2007年10月14日 | 映画、観劇

私は山や自然の中を歩くのが大好きなアウトドァー派ですが、年に1~2回、歌舞伎や文楽を観に行きます。
そして映画は4~5本程度でしょうか・・・

ご近所仲間のぷりんさんとノンちゃんが、観劇や映画が大好きなインドァー派なので、時々一緒に連れて行ってもらっています。
人間何事もバランスが大切ですものね

9月には国立劇場で「文楽」を楽しみ、つい先日は中村勘三郎大奮闘の「10月大歌舞伎」を観てきました。
今回の演目は
1,近松門左衛門作「平家女護島・俊寛」
2,河竹黙阿弥作「連獅子」
3,三遊亭円朝口演、榎戸賢治作「人情噺文七元結」


勘三郎が出る舞台は人気があって、チケットも中々取れないと聞いていますが、ぷりんさんが中村屋の友の会に入っているので、すべてお任せしているんですよ。
ぷりんさん、いつもありがとう


場所はいつもの歌舞伎座ではなく、その近くにある「新橋演舞場」です。
昔、母と何度か行った覚えのある演舞場ですが、今はこのようにビルの中に入っているのですね。

席は真ん中の列の前から2番目・・・
熱演する勘三郎の汗が飛んできそうな距離です。
着物姿の女性も多く、華やかな雰囲気の場内でした。
私たちの4~5列後の席に、アノ国会議員の亀井静香氏がいましたが・・・
チョットチョット
国会は開期中ではなかったかしら




勘三郎の襲名披露公演を観に行った時は有名な方々がたくさんいました。
松平健様に、鈴木京香さん、そして少年隊の東山君・・・
3人とも別々でしたが、揃って黒のお洋服で決めていましたね。






「俊寛」の勘三郎は、平清盛によって南海の孤島に流された流人の役です。
赦免船が来たものの、妻が死んだと知った俊寛は、自分の代わりに海女の千烏を夫の成経とともに都へ帰る船に乗せるためにある決心をします。

圧巻はやはり幕切れですね。
たった一人、孤島に残ることを決意したはずの俊寛が、いざ船が出ると、とも綱にすがりつき、打ち寄せる波に身を濡らし、ついには岩によじ登って遠ざかる船を呆然と見送り、悲しみにのた打ちまわります。
勘三郎の汗と唾が飛んでくるような大熱演でした。


「俊寛」が終わったところで30分の休憩タイムが入ります。
銀座三越の地下で買ってきた「観劇弁当」を席でいただきました。
薄味ですがシッカリと味がしみていて美味しかったですよ。
こういうのもお楽しみの一つですね

勘三郎が子息の勘太郎、七之助と親子三人で踊る「連獅子」は、息の合った迫力あふれる華やかな舞台が楽しめました




最後の「人情噺・文七元結」は三遊亭円朝が口演した人情噺が原作の世話物の名作です。
今回は映画監督の山田洋次が補綴・演出したそうで、とても味のある舞台となっていました。

本所割下水に住む左官の長兵衛(勘三郎)は、腕は立つし、人柄もいいのですが、困ったことに大の博打好き。女房のお兼とはいつも喧嘩ばかり・・・
そんな状況を見かねた娘のお久は、両親のために吉原に身を売る決心をします。

ホロリとさせて笑わせて、勘三郎はこういう役をやらせたらピカイチですね。
とても面白かったです

AM11時開演で終わったのがPM3時過ぎ
流石に目と首が疲れました。


歩いて銀座方面に向かいます。
日本の古典芸能のメッカ「歌舞伎座」の前を通りました。
ここにも毎年一度はこのメンバーと一緒に訪れますが・・・
この日の午前中、入り口付近には大勢の人々がいました。









昭和通りを渡ります。
このまま真っ直ぐ左に進めば銀座、有楽町、そして日比谷公園ですね。
反対の右に行けば築地方面です。









ご存知銀座4丁目の交差点です。
私が立っている所が、日本一地価の高い所でしょうか・・・
私たちは「銀座・千疋屋」でフルーツパフェーを食べる事にしました






残念ながら「千疋屋」は混んでいて並んでいる状態で・・・
銀座「松坂屋」の地下にあるフルーツショップ「万惣」に行きました。

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マウスオンクリックで、フルーツパフェーとフルーツサンドをご覧下さい
サンドイッチは一皿とって、三人でいただきました。ベリー・グッド
できれば昔からの思い出のある「千疋屋」方が良かったけど、ここでは2時間以上もゆっくりとお喋りができたので良しとしましょうね

この後家路に着くのが普通の主婦ですが、このご近所仲間とはトコトン楽しむのが当りまえ・・・
(去年の中欧旅行記をお読みの方は良くご存知かと思います)
夕食も楽しむことにしました。
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銀座でイタリアン
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歌舞伎座の右隣にある「文明堂」2Fのイタリアンレストラン「TO THE HERBS」に行きました。
勘三郎さんのお姉さんの波乃久里子さんが、TVで紹介していたのをノンちゃんと私がたまたま見て知ったお店です

お料理をnon_nonさんのソースをお借りしてUPしましたのでご覧下さい。
パスタは、手前がジャコとミズナのペペロンチーノ、奥がお醤油味の海鮮パスタです。
銀座のわりにはお値段もリーズナブルでお味もグ~~
穴場になりそうですね。

ここでも10時頃までお喋りを楽しんで・・・
真夜中近くに帰宅しました。

今日は歌舞伎のご紹介でしたが、グルメの方が断然多くなりましたね。
題名も「芸術の秋」とするよりも、「食欲の秋」とした方がピッタリだったかしら?
痩せたい!と言いつつも食べる楽しみから逃れられない私たちです

※新橋演舞場「10月大歌舞伎」の詳しい情報はこちらです
※イタリアンレストラン「TO THE HERBS」の情報はこちらです

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金木犀とマロニエの花

2007年10月10日 | 花シリーズ

3日ぶりに晴れて、青空が顔を出しました
洗濯物を干しに庭に出てみると、金木犀の甘い香りがプ~~ンと漂ってきました。
黄金色のお花が満開です

この香りに出会うと本格的な「秋」の到来を感じますね。
そして息子が生まれた時の事を思い出します・・・

     

我が家の息子の誕生日が10月7日なんです。
生まれた時の体重は2945g・・・
「小さく生んで大きく育てるのが理想ですよ」と言った主治医の言葉を分娩台の上で聞きました。
産声を上げている顔は私の父にそっくりでした。

我が家の大きな金木犀の木の下には白いお花が咲いています。
ノコンギクとタマスダレでしょうか・・・
とても控えめな感じのお花です。

息子を出産した病院の近くに金木犀があったようで・・・
この香りが漂ってくると、陣痛をこらえて入院したあの朝の日のことを思い出します。




出産の前の日までは半袖を着ていましたが、当日は突然寒くなり薄手のカーデガンを羽織って病院に行ったのを覚えています。
丁度この一週間と同じような気温の急変がありましたね。






「誕生プレゼントを買ってこなくては・・・」と私が呟くと、主人が「誕生日というのは"生んでくれてありがとう”と親に感謝する日なんだぞ」と毎年必ず言います。
「それもそうだけど、私たちは誕生日プレゼントももらって、ホテルでお食事もご馳走になっているんだから~」と答えて、毎年デパートに行く私です。

息子が10月、お嫁ちゃんが11月生まれなので、合わせて一緒に渡しますが・・・
紳士コーナーとヤングミセスコーナーをざっと見て、結局ここ2~3年は「2人で好きなものを買いなさい」と、デパート券にしています。


買い物をして外に出てみると、ナント
街路樹の「マロニエ」の木に濃いピンクのお花がポツポツと咲いていました

  

わが街の代表的な木に指定されている「マロニエ」ですが・・・
確かお花は春に咲くはず




9月が暑かった影響で桜の「ソメイヨシノ」が咲いたニュースを見ましたが、我が街のマロニエも狂い咲きしたようです。
ほとんど葉を落として実もなっている中、若草色の葉も出てきたのでしょうか?

青い空に咲くマロニエを見上げていたら、何となく元気が出てきました。
私ももう一花咲かせなくては・・・




そして私は主人と違って、息子には「生まれてきてくれてありがとう」と言いたいです。
息子がいるからハー君にも会えたんですものね


   

和名では「西洋栃の木」と言われているマロニエの木ですが、お花は白とピンクがあるようですね。
パリ等のヨーロッパの街の街路樹で有名ですが、我が街の駅前通りにもたくさん植えてありました。

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通称「グルメ通り」

2007年10月08日 | ランチ情報

三連休最後の今日は「体育の日」でしたが、生憎雨のとなりました

トップの写真は夕方、我が家の2Fのベランダから望んだ西の空です。
富士山には包むような雲があったのですが、その向こうは晴れていて・・・
こちら側の黒い雲の色がいっそう強調されて、ちょっと不思議な風景が見られましたが、明日の晴れを予感しましたよ。

今日はランチの話題です。カテゴリーに新しく加えました。
中々山に行けなくて
「花と緑を追いかけて」と言う題名に相応しい話題がUPできない事が淋しいのですが、食べる事は大好きなので・・・
ローカルな話題で申し訳ございません。

私が住んでいる住宅地の中を環状3号線の道路が走っていますが、真ん中の港南台を中心に、沿線の洋光台から本郷台までが通称「グルメ通り」と呼ばれています。


よくあるファミレスや回転寿司はもちろんの事、イタリア料理にスペイン料理、フランス料理にお蕎麦屋さん、そしてこちらは我が家からも歩いていける「台湾料理」のお店です

奥様が台湾出身のお宅をお店に改装してもう15年になります。
我が家の息子が大好きで、今回もハー君を連れて食べに行きました。

お薦めはランチタイムの1000円のバイキングです。
時間制限はありません。
店内は広くないので結構混みますが・・・
食べがいはありますね。

この日は野菜とエビのビーフン炒めにチャーハン、酢豚に竹の子と鶏肉の炒め物、そしておかゆにサラダにスープ・・・
イカの唐揚げに餃子にショウロンポーetc・・・
お腹が苦しくなるほど食べました


デザートも豊富です。
コーヒーやウーロン茶等はホットもアイスも飲み放題・・・
バナナの天ぷらがありました。
カキ氷と練乳、そしてたくさんのトッピングも並んでいて、ナツメや麦、仏草など珍しいのもあります。
ハー君は小豆のかき氷を三回もおかわりしました。
チャーハンやビーフンもたくさん食べていたので、これで幼児250円はお徳です。




←今回私が食べた主なものですが・・・
もうこれだけでもお腹がいっぱいです。
これで1000円はお安いです

長距離ドライブをして帰ってきた時は、ここで夕ご飯を食べるのが我ら夫婦の定番です。




でも・・・
60歳を過ぎた身には、ついつい食べ過ぎてしまうバイキング料理は、後で苦しい思いをしてしまうので要注意なんですよ・・・
この日も、食後に果物とあんこと、コーヒーゼリーをトッピングしたかき氷を食べて、あとで胃薬を飲みました






駐車場が遠いいのが難点ですが、お近くの方、若い方や子供も一緒のグループにはお薦めの中華バイキングです。

                 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

やはり我が家から歩いて7~8分の環状三号線沿いに「韓国料理」のお店が最近オープンしました。
9月のある日、ご近所仲間のぷりんさんとノンちゃんと3人で行ってきました。

主人が腰を痛めてクラ~イ日々を送っていた私。
お嬢さんがお孫ちゃんを出産して、母子の面倒を見る日日が続きお疲れ気味のぷりんさん。
そしてご主人が今春定年退職をして、毎日夫の居る馴れない日々に悲鳴を上げていたノンちゃんと・・・
女同士、ストレス解消の「お食事会」となりました。
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韓国料理店
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(non_nonさんのソースをお借りしました。non_nonさん、いつもありがとうございます)
小さな写真にマウスを置いてください。
この日に食べた韓国料理がUPされます。

ぷりんさんと私は石焼ビビンバセット、ノンちゃんはちげ鍋セットを頼みました。
お飲み物は「マッコリービール」・・・
韓国特産の甘い濁り酒のマッコリーをビールで割った味です。
普通のビールと飲み比べてみました。
私としては普通の生ビールの方がすっきり爽やかでお好みでした

冷麺は一人前だけとって、三人で分けて食べました。

「韓国料理は金属製のお箸とお茶碗が特徴よ」とノンちゃんが教えてくれました。
そしてこの金属の長いスプーンで、お料理を混ぜ合わせて食べることが多いとか。
55インチの大型TVで韓流ドラマのDVDをよく楽しんでいるという彼女・・・
流石に詳しいです。






私も主人の父が亡くなって、お正月の準備をしなくていい3年前の年末に、BSで一気に放映していた「冬ソナ」完全版を主人と毎晩観た覚えがありますが・・・
ヨン様にはさほど惹かれませんでしたが、恋敵のサンヒョクに同情しましたね。
婚約者の前に、記憶喪失症になった昔の恋人が現れて右往左往してしまうのですから・・・


サンヒョクを演じたパク・ヨンハさんがCDを出したと聞いて購入した事があります。
同じ頃ミュージカル映画「オペラ座の怪人」を観て感激し(この仲間と3人で2度も観に行っちゃいました!)、劇場で買ったサントラ盤のCDも一緒に聞きまくりましたよ

まだ両親が老人施設に入所していない頃で、母の度重なる圧迫骨折の入院があり、次々と降りかかる難題に心が癒されるのは車の中で聞くCDの音楽だけ・・・だった日々のことでした。

韓国ドラマはそれから民報TVでやっていた「パリの恋人」を見ただけで、それ以後は忙しくて暇がなく、だんだん興味はなくなりましたが・・・
パク・ヨンハやジェラルド・バトラーの太くて甘い声に、あの辛い日日は随分慰められました。

ところで肝心のこのお店のお味は?
ぷりんさんに言わせると、ビビンバは駅前通りにある高級焼肉店の方が美味しいとか・・・
韓国料理はほとんど初めてだった私は何とも言えませんね
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天高く・・・

2007年10月06日 | 日常の日記

時々夜中に雨音はしたものの、昨日今日と秋晴れになりました。
明後日は体育の日・・・
この三連休、行楽地はさぞ混みあうのでしょうが、私は我が家近辺で秋を探してみました。
空の高さと爽やかな風に「秋」を感じますね

この所、母の病院通いに付き添ってバタバタしていました。
ゆっくり「秋」を味わう余裕もありませんでしたが、今日は主人も仕事で出かけており、病院も弟に任せて久しぶりにノンビリしています。

     

こちらはご近所のお宅の「ピラカンサス」の実です。
今年もたわわに実をつけて、晩秋まで鳥さんたちのお腹を満たしてくれるでしょう。
赤い実が秋の青空に映えて目を惹きますね。

2~3年前から、母の右目の横に出来た「イボ」・・・
先月初めに、顔を洗った際に爪で引掻いたそうで出血してしまいました。
お医者様に看てもらって薬を処方していただき、毎日施設のナースさんに薬を塗ってもらっていましたが、なかなか完治しないので「皮膚ガン」を疑われたのです

昨日、切開して組織をとっての検査があり、消毒、抜糸と、病院通いはまだまだ続きます。

    

菊はまだ蕾みですが、夏の終わりから咲いている「クジャクソウ」が目を楽しませてくれています。
他にも名残のコスモスや、少々小ぶりの秋のバラが咲いていますが、庭や玄関周りの花々はすっかり少なくなりました。

畑に出てみると、先日蒔いた「ホウレン草」と「小松菜」が芽を出していて
そして今年最後のゴーヤをたくさん収穫しました。

      <

三枚の写真をマウスオンクリックでご覧下さい
このゴーヤを薄く切って、冷蔵庫にある残り物の野菜と、冷凍のエビやイカを混ぜてかき揚げを作りました。
今日のお昼は、主人も戻ってくるので天ぷら蕎麦です

お蕎麦を茹でている時に宅急便が届きました。
毎年佐渡の親類から送られてくる「新米」

天高く、馬肥ゆる秋ですね~
そしてnaoママも肥ゆる秋ですわ

新米を前にニコニコしていたら弟からが・・・
今日は彼が母を病院に連れて行っているのです。
「組織検査の結果を聞く時は俺も立ち会いたいし、20日の土曜日に予約を入れたから・・・」
「エエッ~~!、そんなに遅くなるの~?」



こちらはオーストラリアのパースの家の庭で拾ったジャカランダの種を蒔いたら芽を出したものです。
今年の2月にハー君と一緒にパースに遊びに来てくれた、お嫁ちゃんのママが持って帰って見事に発芽させました

来月の中旬から10日間ほど、主人の所用もあって私も一緒にジャカランダの花咲く季節のパースに行く事になりました。
早期格安航空券をもう手配してしまっているのですが・・・
母の結果がもし悪性で、手術となったらどうしましょう
何だか私のパース行きと重なりそうで嫌な予感がします

飛行機の切符はキャンセルが効かない格安切符なんですがね~~~

コメント (22)
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