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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

花巡りの旅・「上三依水生植物園」

2007年06月29日 | 花シリーズ
那須高原の「沼原湿原」を散策してから、友人の別荘に向かいました。
実に20数年ぶりの再会です。
23日(土)のお昼から、翌日の午前10時半過ぎまでお邪魔して旧交を温めました。
別荘ライフの詳しい事は別途UPすることにして、今回はお花巡りの情報を先にお知らせしたいと思います。


那須行きの2日前に、ブログ仲間の小桃さんから日光市営の「上三依水生植物園」に、あのヒマラヤの青いケシが咲いているとの情報が寄せられました

友人の別荘を後にした私たちは、南会津のヒメサユリを見に行く計画を立てていましたが、地図を見ると、その途中に「上三依水生植物園」があります。
これは寄らずにはいられませんね。

入場料500円を払って入ります。
入ってすぐの所に、幻の「ヒマラヤの青いケシ」が咲いていました

私とこのお花とのかかわりは、何回かこのブログでも触れましたが、丁度5年前の今頃、このお花を見るために、中国チベット地区の四姑娘山トレッキングツァーを申し込みました。
ところが出かける10日前に義父が肺炎で入院し、泣く泣くキャンセルした思い出があるのです





透き通るような清流が流れる、緑豊かな中にこの植物園はありました。
男鹿川沿いの、2万2千平方メートルの広大な園内には約300種、3万本の草花が植えられているそうです。





詳しい事はこちらをご覧下さい

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そろそろ終わりに近い「ヒマラヤの青いケシ」ですが、去年の「箱根湿性花園」に引き続き、今年も出会えて嬉しい限りです。
それだけ日本でもポピュラーなお花になったと言う事なのでしょうか?
マウスオン→クリックで三枚の写真をご覧下さい。

私の「青いケシ物語」と「箱根湿性花園」の青いケシはこちらで紹介しています


園内には他にもたくさんのお花が咲いていましたが、中でも目を惹いたのがスイレンのお花が咲き乱れる「池」でした。
non_nonさんのソースをお借りして、一挙にUPいたします。
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水生植物園の花々
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池の周りには紫と黄色の花菖蒲も咲いていて、色鮮やかでした
小桃さん、良い所をご紹介くださいましてありがとうございます。

6月30日(土)PM7時からのテレビ東京「土曜スペシャル」で、こちらの水生植物園が紹介されるそうです。
興味のある方はご覧下さい。
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花巡りの旅・那須「沼原湿原」

2007年06月26日 | 花シリーズ
主人の古い友人ご夫妻から那須の別荘に招待されて、23日の土曜日から行っていました。
今の季節は東北南部に「ヒメサユリ」が咲いている頃・・・
翌日はこのお花を求めて南会津に出かけ、ついでに尾瀬まで足を伸ばして昨夜遅くに帰ってきました。

最初にお誘いのを受けた時の23日の天気予報はマーク。
古い友人ご夫妻とユックリ、ノンビリ語り合うのも良いかな~~と思っていましたが、出かける2日前に見た天気予報はマークに変わっていました。

こうなるとジッとしていられない私たち夫婦です。
お昼に来るように指示されていましたので、朝の5時半に我が家を出発し、那須岳の中腹に広がる「沼原湿原」に寄っていくことにしました。


尾瀬の写真ではありません。
那須岳の西南、標高1230mの所に広がる「沼原湿原」(ぬまっぱらしつげん)です

当日は思った以上の好天に恵まれ、爽やかな風が吹きぬける湿原には、レンゲツツジが咲き乱れ、ニッコウキスゲが咲き初めていました。

那須高原の「板室温泉」から「那須ハイランドGC」前を通り過ぎ、狭い林道を12km走ると展望が開けて、「沼原池」の駐車場に出ます。
途中ダートな道もありますので、走行注意ですが
こちらが「沼原池」
大自然の中の池ですが、周囲をコンクリートで囲っていてちょっと異様です。
もちろん人工のダム湖で、下にある「深山湖」に向かっての”自然な流れ”を利用した揚水発電を行っているそうです。


池の脇から登山道を10分ほど下っていくと「沼原湿原」に出ます。
私たちは登山靴に履き替え、水だけ抱えて歩き始めましたが、入り口にはこんな看板が

土曜日のせいか、人の姿もそれなりに見られて、熊さんもきっと恐れをなして出てこないでしょう・・・





林を抜けると突然青空が広がり、オレンジ色の鮮やかなレンゲツツジが目に飛び込んできました。
木道を歩きながら湿原に目をやると「ニッコウキスゲ」もポツポツと咲き出しています
正面に「大倉山」や「流石山」が望める、明るいミニ尾瀬のような湿原でした。


昭和天皇がここを気に入り、何度も足を運こばれたとか、近年は皇太子ご夫妻も訪れて楽しんだそうです

この季節に咲いていた「沼原湿原」のお花を、non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
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沼原湿原のお花
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他にもコバイケイソウの蕾がたくさん見られました。今年は当たり年でしょうか・・・


ここの湿原はモリアオガエルの繁殖地としても有名で、今の季節、木の上に白い卵塊が見られます。
黄色に囲ったところにあるのが分りますか?
最初は白いお花かと思いました。







「近年の温暖化の影響が心配される」と書かれています。
ウ~~ン








又ここは「クロサンショウウオ」の生息地でもあります。
オタマジャクシに良く似た子供の姿を見ることも出来るそうですが・・・
キョロキョロと探しながら歩きましたが、分りませんでした。


カッコウの声を聞きながらノンビリと写真を撮り、およそ40分で一周・・・
湿原を充分に堪能できました。


車で簡単に行けるミニ尾瀬の「沼原湿原」は、青い空と爽やかな風が吹きぬける気持ちの良い所でした
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ブラピ&オーリー様

2007年06月22日 | 映画、観劇
先週、ご近所仲間のnonちゃんに「ブラピが出ている映画<バベル>の招待券が三枚あるから観に行こう」と誘われて、いつものご近所仲間3人で観てきました。
日本人の菊池凛子さんが、アカデミー助演女優賞にノミネートされ、この冬話題となりましたね。

3人で映画に行ったのは本当に久しぶり・・・
ブログにはUPしていませんが、今年の初めに「めぐみ」を観て以来でしょうか・・・

映画「バベル」

一発の銃弾をめぐり、モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本を舞台に繰り広げられるある日の出来事を追った映画です。

我が憧れのブラット・ピットは、夫婦でモロッコを観光バスで旅行中、妻が突然、現地の子供が遊びで放った銃弾で倒れ、言葉も通じない中で必死に助けを呼ぶ夫役を演じています。

「粋な役柄が多かったブラピも、ヒゲズラの渋い役が似合う歳になったのね
私たちは弟の成長を見たような嬉しさがありましたわ

観終わってから考えたのは、この「バベル」という題名の意味でした。

旧約聖書の創世記に出てくる伝説の一つ「バベルの塔」の物語は、「もともと人間は同じ言葉を話していて、人々は天まで届く塔を作り、全地の表に散るのを避けようと考えた。しかし神はこの塔を見て、人々に違う言葉を話させるようにした。このため人間は混乱し、世界各地に散っていった」というものらしいのですが・・・
この映画の意図とするものも、きっとそこなんでしょう。

"言葉が通じない。心も通じない。思いはどこにも届かない”とあがく人々を描いた映画と解釈しました。

日本版で登場するのは菊池凛子さん演じる聾唖の高校生チエコとその父(役所広司)

母親が銃で自殺したばかりの聾唖者チエコの淋しさを、圧倒的な存在感で演じていましたが、その淋しさを埋める突飛な行動にはちょっとついて行けなくて
これでは露出狂と思われてしまいますね



ハンターである父親がモロッコで趣味の狩を楽しんだ時、現地ガイドにお礼として渡した銃が思わぬ悲劇をもたらす・・・
この映画のもう一つの主役は「銃」なんだともと思いました。

ブラピ演じる夫婦がモロッコの片田舎で、必死にアメリカ大使館に連絡を取って助けを求めている時、アメリカに残してきた子供を預かっているメキシコ人のベビーシッターが、息子の結婚式に出席するために、仕方なく預かった子供2人を連れて、メキシコに帰るエピソードも描かれていますが、ちょっと盛りだくさん過ぎて何が言いたいのかを考えてしまった映画でした。
まぁ~、渋いブラピが観られたから良しとしましょう・・・

この日は行ったついでにもう一本、映画を観ました。
ご存知!名優ジョニー・デップ演じる海賊ジャック・スパロウ船長が大人気の、ディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」(ワールド・エンド)です。



1作目の「呪われた海賊たち」は去年、息子が腰の手術をした後、我が家で療養中にDVDを借りてきたのを一緒に観ました。
とても面白くて、すぐに2部の「デッドマン・チェスト」を3人で観に行ったのです。

2作目の感想はこちらでもUPしましたが、ジョニー・デップ演じるスパロウ船長は完全に三枚目・・・
反対にヒロイン役のキーラ・ナイトレイが、やたらに勇ましくてカッコよかった
ドタバタの連続で、お化けのような大きなタコも出てきましたね

そして3作目「ワールド・エンド」は・・・
話が複雑で物語を理解するのにとても時間がかかりましたが、最初は若手の美形俳優オーリー様演じるウィルが主役のようで、見惚れておりましたわ


”世界制覇をもくろむ東インド貿易会社のベケット郷はデヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ、彼と最強のフライング・ダッチマン号を操り、海賊達を次々と葬っていく。今や海賊達が生きる道は唯一つ、9人目の「伝説の海賊」を招集し、世界中の海賊達を奮起させ一大決戦を挑むのみだった”
その9人目こそが「ジャック・スパロウ」
舞台はカリブ海からアジア、そして前人未到の世界の果て(ワールド・エンド)へ
嵐の中の船同士の戦いが凄いです
頭の中を良く整理し、前作を思い出さないと、誰が敵か?見方か?ゴチャゴチャになりますが・・・
要するに楽しんで観ればいい映画なんでしょう。
3時間近くの上映時間はちょっと長いですが・・・
ディズニーランドの「カリブの海賊」も楽しいですものね

観終わった感想は「一作目が一番面白かったかしらね」
「それにしてもオーランド・ブルームはずいぶんと逞しくなったわね」
映画の内容はともかく、渋いブラピと、逞しくなったオーリー様が見られて、ご機嫌な一日でした


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窓辺で手織り

2007年06月20日 | 日常の日記

真夏の陽気が続いています。
毎週、自彊術、アクア・エクササイズと運動はしていますが、更に月一回の「ヨガ体操」の自主サークル立ち上げメンバーの代表者になってしまい、忙しい日々を過ごしておりました。

そんな中、珍しく時間がまとめて取れたので窓辺に織機を置いて、手織りに没頭しました。
「忙中閑アリ」ですね・・・

昨年の11月から通い始めた「手織り教室」ですが、パース行きがあったので2月から3ヶ月間ほど休んでいました。
先月から再び通いだしたので、宿題の80cmのテーブルセンターを仕上げなくてはなりません。

狭い庭ですが、この季節は緑にあふれています。
窓越しのバラを時々眺めながら、せっせと手を動かしていました。

疲れると庭に出てお花を愛でたり、手折って活けたり・・・
しみじみと幸せを感じるひと時でもありました。





主人も好きな仕事に精を出し、取り合えず私も元気だし、両親も施設に入ってはいるものの、今の所はこれと言った病気もなし・・・
休日には息子一家が毎週のようにやってきて、一緒に夕食を食べて帰ります。
孫のハー君も先月無事に三歳のお誕生日を迎えたました。


庭のお花を活けて、ささやかな幸せに浸っています
ゴージャスな生活を送っている友人を見ると「羨ましい」と思う事もありますが、私はこれで充分・・・
感謝感謝ですね。

こんなささやかな幸せも、ある日突然危うくなると言う事
この歳になれば分ります。
だからこそ
「今を大事」に生きる事ですね。








主人の兄が63歳で脳梗塞を患い半身不随になっています。
もう主人もその時の兄の歳を越しましたので、いつ何時何があるか分かりません。
私の母は52歳で脳梗塞をやりましたから、同じ体質を受け継いでいる私だってやはり同じです。

夫婦同士で親しくしているご近所仲間のご主人たちもそれぞれに、去年初期の胃癌が見つかって手術したり、つい最近外出先で脳梗塞を起こして入院したりで、本当に他人事ではありません。


梅雨だと言うのに連日太陽が顔をだし、庭のアジサイは元気がありませんが、日陰のお花が鮮やかに咲き誇っていました。
こちらはオオムラサキツユクサでしょうか・・・
本当はもう少し紫なんですが、コンデジは青色に写りますね




こちらはツユクサ・・・
パースの空の色を思い出す鮮やかな青色です。

明日を心配してもどうにもなりませんので、今を心豊かに感謝の気持ちを持って過ごすしかありませんね。





そんな事を考えながら織った、手織りのテーブルセンターが出来上がりました。
今回初めて細い糸を使いましたので、ちょっと縞模様が波打っていますが
初夏にピッタリの爽やかな色合いです。



ブルー系の我が家のリビングにも良く合っています

窓辺に寄りて「手織り作業」を堪能した一日でしたが、明日は手織教室とパソコン教室のダブルヘッダーで、お昼ごはんを食べる暇もない忙しさなんですよ~~


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梅雨の晴れ間に・・・

2007年06月17日 | 日常の日記

一昨日の午後に「梅雨入り宣言」が出ましたが、昨日今日と青空が広がり良いお天気です。

昨日は我が家の2階から、富士山が見えました
湿気が23%だったようですね、この季節には珍しい事です。
厚物を洗濯したり布団を干したり・・・
主婦にとっては助かりますが、夏の水不足が恐ろしい


梅雨入り前に慌てて掘り起こした家庭菜園の玉ねぎを、庭で干しました。
2種類で12kgの収穫です。
玉ねぎは血中の悪玉コレステロールを減少させる働きがあり、血小板の凝固を抑制する作用も備え、脳梗塞や脳溢血、糖尿病や心筋梗塞などの成人病予防に優れた野菜です
我が家も毎日せっせと食べていますよ。




庭で乾燥させてから4~5個づつ括って、駐車場に吊るします。
毎年秋の頃まで自家製玉ねぎが堪能できますね。
アルカリ食品である玉ねぎは過食による害はありませんので、たくさん食べましょう。







近所の老人ホームから梅の実も届きました。
主人がボランティアしているので、春には竹の子もたくさん戴きましたね
梅酒は家庭の薬用酒
疲労回復、血行促進、胃腸強化など体に良い飲み物ですから、早速ホワイトリカーに漬け込みましょう・・・



菜園のカモミールもそろそろ終わりです。
こちらも摘んで干して、カモミールティーを楽しみましょう
精神を落ち着かせる作用があるカモミールティーは安眠のための「グットナイト・ティー」とも言われています
私も時々精神安定剤のお世話になりますが、できればハーブティーで安眠が得られれば良いですね。今年は是非試してみたいです。


太陽の光を浴びて、夏野菜のお花も咲き出しました。
カラカラに乾いてしまっては水遣りが大変なので、時々雨も欲しいですね。

このところ連日キューリが2~3本づつ採れています。
採れたてを丸ごと、お味噌とマヨネーズを混ぜてつけて食べると本当に美味しいです
トマトも大きな実が出来始めています。
赤く熟すのはあと何週間かな~~?

non_nonさんのソースをお借りして、可愛いい野菜のお花をまとめました。
(non_nonさん、いつもありがとうございます)
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夏野菜のお花達
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意外に可愛いい野菜のお花達・・・
ナス、トマト、ピーマンは同じナス科なのでお花も似ているかしら?
ジャガイモも同じで、これらの後の連作はまずいのです
狭い畑はナス科の作物をどこに植えるかで一番頭を悩ませますね。

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畑で軽く草取りをしましたが、ピンクと黄色のカタバミはそのまま残しておきました。
マウスオンでご覧下さい
こうして梅雨の晴れ間はパンプスどころか、畑用の運動靴を履いてバタバタ・・・と、忙しく過ごしています

今日は父の日で、息子一家がこれからやってきます。
さぁ~お掃除もしなくては・・・
それからみんなで、おおじいちゃん(私の父)の所に行きましょうね。
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MM21で友人の還暦祝い

2007年06月15日 | 我が街・横浜
ようやく「梅雨入り宣言」が出ましたね
こちら横浜も、午後の3時過ぎ頃から本格的な雨となりました。
庭のアジサイもみずみずしさを増しています

さて、このところ新緑の山々の話題が続き、私は年がら年中登山姿でアチコチの森を歩き回っていると言うイメージを抱いている方も多いかも知れませんが、たまにはパンプス履いてお洒落してシティーウーマンに変身する事もありますので・・・
今日は近代的なMM21(ヨコハマみなとみらい)でのお食事会のご紹介です。


友人の小町さんが60歳のお誕生日を迎えました。還暦です
私ともう一人の仲間の沙羅さんが還暦の時に、一緒に小町さんから祝ってもらっているので、今度はお返しです。
「パァ~っとやりましょう」という事で私が仕切る事になり、場所を我が街横浜のMM21と決めました。

お天気に恵まれた6月上旬、東京千葉方面からやって来る2人と横浜駅で会い、東口のそごうデパート2Fからカモメ橋を渡ってシーバス乗り場に向かいます。
新しいショッピングスポット「ベイ・クォーター」横の桟橋から船が出ます。
ここから見た「MM21]の眺めが素晴らしいのですが、最近次々と超高層マンションが建設されて、風景が違ってきていますね

シーバスの時刻表はこちらです。

出航してすぐにMM21のホテル群が見えてきました。
ラウンドマークタワーには「ロイヤルパークホテル」が入っています。
真ん中の高さの違う三棟が並んでいるのがショッピング街と「パン・パシフィックホテル」








そして一番左に建っている船の帆の形の建物が「グランド・インターコンチネンタルホテル・横浜」で、この日はそこの最上階でお食事です。

反対側にはベイブリッジが見えてきました








シーバスは「山下公園」直行と、みなとみらい&赤レンガ倉庫経由がありますが、私たちはみなとみらいで下車です。
およそ10分で「インターコンチネンタルホテル」横の、プカリ桟橋に到着しました










海に突き出たぷかり桟橋には可愛いレストランがあります。
ここもいつか入ってみたいですね。

海に面して公園が広がり、目の前は国際会議場のある「パシフィコ・横浜」
そしてそのすぐ横に「グランド・インターコンチネンタルホテル」が建っています。
今年の冬、ここの1Fのレストランで、息子一家が主人と私の誕生祝をしてくれました。
ハー君も一緒に夜の海を見ながら、ビュッフェ料理を堪能しましたね

今回は最上階31Fの和風中華料理のお店「かりゅう」の、眺めの良い窓辺の席でランチです。
大きな窓一面に、横浜港やベイブリッジが広がっていました
「お誕生日おめでとう、そして還暦おめでとう

幹事としての気配りとお喋りに忙しくて、残念ながら店内での写真はありませんが、スペシャルランチ(5250円)のメニューはしっかりと写してあります。
non_nonさんのソースをお借りしてのスライドショーでご覧下さい。
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たくさんの種類の中国茶の中から「ジャスミンティー」を選んで飲みました。
うまく漢字の変換ができなくてひらがなで紹介した中華レストラン「かりゅう」の詳しい事はこちらをご覧下さい


食後の散歩に「赤レンガ倉庫」まで歩き、引き返して今度はラウンドマークタワーの70階の展望ラウンジ「シリウス」でお茶しました。
17時までのティータイムにはケーキセットが1350円から楽しめて、穴場です


70階からの大展望はさすがに凄い迫力です。
ランチを楽しんだ「グランド・インターコンチネンタルホテル」が下の方に見えていますね。
今年の冬に主人とここに来た時は、もう少し東南方向の山下公園や大桟橋が見渡せる席でしたが・・・
興味のある方はこちらをご覧下さい。

大展望を楽しみ、おかわり自由なコーヒーとケーキを楽しみ、お喋りを楽しみ、気がついたら5時近くになっていました。

ロイヤルパークホテルのスカイラウンジ「シリウス」の詳しい事はこちらです


入梅前のお天気にも恵まれ、40年来の友人たちと楽しい一日が過ごせました。
(わざわざ下見した甲斐がありましたね)

帰路はJRの桜木町駅に出ます。
動く歩道の上から、もう一度MM21(みなとみらい21)を振り返ってみました。
今回は還暦祝いのお食事中心、お喋り中心でしたのでこのコースを設定しましたが、もっと歩きたいと思う方がいらっしゃいましたら、船で山下公園まで行って、そこからラウンドマークに向かって歩いて来るのも良いですね。
(太陽の光を考慮すると逆に桜木町からスタートして、山下公園から船に乗る方が良いかも知れませんが・・・)

横浜以外に住んでいるお友達の中で「私もMM21に行ってみたい」と言う方がいらっしゃいましたら、企画&ご案内いたしますよ~~~
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「黒川・鶏冠山」から落合へ

2007年06月12日 | 山シリーズ
黒川山の標識の所まで戻り、「鶏冠山」と書かれた道をたどります。
少し下って鞍部に出ると今度は岩登りとなり、赤い印しを頼りに手をつきながら、そして倒木をくぐりながら用心深く登って行きました。
楽チン登山のコースですが、ここだけが足元注意の少々危ない登りです。
そんな中、マウンテンバイクを担いで降りてくる若い二人連れがいました。
「ひぇ~~」


10分足らずで頂上です。
絵のような、谷あいの緑のグラデェーションが目に飛び込んできました
そしてその向こうに「大菩薩嶺」が・・・
本来なら左手に富士山が見えるはずですが、やはり黄砂の影響で霞んでいましたね

頂上直下は深い谷が刻まれていて絶壁になっています。
恐る恐る覗き込んでみると、緑の中にヤマザクラがまだ残っていて・・・その向こうにもう一つの頂上が見えていました。


鶏冠山は二つのピークを持つ山で、南峰の頂上には鶏冠神社奥宮の立派な祠が建っています。
居合わせた男性に頼んで、3人の記念写真を撮りました。

この頂上は黒川山より十数メートル低いのですが、頂上の風格はこちらの方がありますね。
もっとも両方を一くくりにして「黒川鶏冠山」と呼んでいるようです。

三富村に同じ山梨百名山で「鶏冠山」があります。
こちらはスペシャリストしか行けない危険な山なので、間違えないように区別する必要があったのでしょう。

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神社の祠の裏手にイワカガミがたくさん咲いていました
マウスオンでご覧下さい。

時計を見ると12時15分になっていました。
スタートしてから2時間15分で登ってきた事になりますね。
頂上でパンを食べ、お喋りを楽しみながらノンビリしました。
狭い断崖絶壁の上ですが、我々3人だけの世界・・・風が心地よくて至福のひと時でした


下り始めて、辺り一帯にシャクナゲの木が多いことに気付きました。
まだほとんどが蕾みでしたが、チラホラとほころび出しているお花もあります
(今頃は丁度満開かもしれません)
急登の場合、登りと下りでは目線が違う事を痛感しましたね。




鞍部に戻ってから、「落合小学校」と書かれた方向に進みます。
途中から「新横手峠」に折れ、来た道を下って「柳沢峠」に戻るか?
このままハンノキ尾根を下って「落合」まで出るか?
登山道の様子を見ながら考えようと・・・


歩く人が少ないせいか、道は少々荒れていますが支障はありません。



こちらの方がミツバツツジや白いガマズミのお花の数が多くて楽しめます。
※ブログ仲間のルンバルンバさんご指摘通り、この白いお花はガマズミではなく「ムシカリ」のようです。訂正させていただきます。





標識が現れ、新横手峠と落合への分かれ道です。
その横で、マウンテンバイクの二人が休んでいました。
「僕達は落合の水道局の駐車場に車を置いてあるけど、道は整備されているし大丈夫ですよ」と・・・
私たちもこのまま下って落合でタクシーを呼ぼう


こちらは何のお花でしょう?
バイカオウレンにも似ていますが・・・?
※こちらもルンバルンバさんとおみやさんに「ワチガイソウ」と教えていただきました。お二人ともありがとうございます



「ネコノメソウがあるわ!」と叫んで写真を撮りましたが、帰って調べてみたら「岩ボタン」(別名ミヤマネコノメソウ)のようです。








我々以外登山者の姿が一人もなく、鳥のさえずりだけが聞こえる新緑の中をひたすら下って45分、車の音が聞こえてくると国道411号線沿いの落合です。


落合には柳沢峠のようにドライブインやトイレの施設が整っていないのが難点ですが、こちらのコースの方が断然山登りをしたという満足感が得られました。
結局タクシー会社にTELしてから、更にコンクリートの国道を700m歩き,「マス釣り場」まで行って、ようやく冷たい飲み物とトイレにありつきました。


タクシーに乗ってから柳沢峠まではでの登りが15分くらいかかりました。
私たちは落合に出ることにより、標高350m位を余計に下ったようです。
ちなみに塩山までのタクシー代は6700円でした。

どれが歩いた山かは定かではありませんが、タクシーの窓から仰いだ柳沢峠は、青い空と白い雲、そして目に眩しいまでの新緑が輝いていました


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柳沢峠から「黒川山・鶏冠山」へ

2007年06月10日 | 山シリーズ
「南信州伊那地方・ドライブ旅行」の一週間後、いつもの山仲間3人で山梨百名山の一つ「黒川鶏冠山」に行ってきました。
5月最後の日曜日、中央線のあずさ3号に乗り「塩山駅」で下車、更にタクシーに乗って45分(5200円)、柳沢峠まで入りました。


国道411号線(青梅街道)の最高点にある柳沢峠には、市営の広い駐車場があり、食事処や公衆トイレの設備も整っています。

西側一帯には、6月に入ると山ツツジやレンゲツツジ、ツリガネツツジなどが見頃となり、多くの人々が訪れる「三窪高原」が広がっていて、駐車場から直接ハイキングコースが続いていました。

AM10時、私たちは身支度を整え、国道を渡って反対の東側にある大菩薩嶺に続く登山道を歩きだしました。


このコースのほぼ全域が東京都の水道水源林になっているので、道は良く整備されており楽に歩けます。
新緑とマイナスイオンのシャワーを身体全体に感じながら、ユックリと進みました。

なだらかな道が続き、およそ1時間で六本木峠に到着。
ここで大菩薩嶺への道と別れ、左側の「鶏冠山」方面への道を行きます。
少し登りの傾斜が出てきてアップダウンがありますが、柳沢峠の標高が1500m近くありますので、頂上までの標高差は少なく、小学校低学年の子供連れでも大丈夫な楽チン登山のコースです。






森の中はカエデ類が多く、白いガマズミのお花も咲いていました。
秋の紅葉の美しさが想像できますが、足元を探すと可愛い春のお花が見られました
こちらは「白花エンレイソウ」








薄紫のタチツボスミレがたくさん咲いていましたが、こちらはちょっと色合いが違っています。
何スミレでしょうか?
スミレ類は種類が多くて、中々名前が覚えられません







この日見られた山野草の中でも一番目を楽しませてくれたのが「ミヤマカタバミ」です。
白い花びらに紫色のスジ模様がモダンですね

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マウスオンで2枚のミヤマカタバミをご覧下さい

やがて針葉樹林帯に入り、お花も見られなくなりました。
林道を渡ると新横手峠、車はここまで入れるようです。
少し行った所で一休み・・・
持ってきたオニギリを食べました。

目の前の標識には黒川金山という名前が現れて戸惑いますが、目指すのはあくまで黒川山&鶏冠山なので、くれぐれも間違わないように
(間違う人がたくさんいるのか?サインペンで鶏冠山と書かれたところに黒川山と加えられていました)
黒川金山は昔金が採れた場所の名称で、深い谷あいに鉱山町の跡がしのばれるそうです。

この先はダラダラ登りが続いて、右側に大菩薩嶺と思われる山並みが見えていました。


ダラダラ登りに飽きた頃、「黒川山」と書かれた標識が出てきて、左側の急坂を登ると5分足らずで頂上(1716m)でした。
黒川山の方が鶏冠山より少し高いので、ここに一等三角点があります。

広葉樹が茂り、狭くて見晴らしも利きませんが、3人でインスタントラーメンを食べながら酒盛りをしていた男性にカメラのシャッターを押してもらって、我々3人の記念写真を撮りました。
そして「すぐそこの見晴台まで行くと山々が良く見えるよ」と教えてもらいました。


南側に百名山の「大菩薩嶺」(2056.9m)が秀麗な姿を見せていました

お正月に主人と山小屋泊まりで登った事があります。
寒かったけど、富士山も南アルプスもピカピカに見えて・・・
あの星空の美しさも忘れられません
駐車場近くの長兵衛山荘はお風呂があって、ツインベットのお部屋には天窓もあって、まるでペンションみたいでした。
介山荘のお正月はドブロク飲み放題と聞きますが、ここはワイン飲み放題でしたね
他の季節にも何度か登った「大菩薩嶺」・・・
今回はいつもの南側から見る姿とちょっと違って見えました。

本来ならここから富士山が見えるのでしょうが、この日は晴れていたのに黄砂の影響が出ていて、残念ながら見えません
でも・・・
見晴台の周りにはたくさんのミツバツツジがあり、チラホラと咲きはじめていました。
6月上旬には見頃となるでしょうね。









大菩薩嶺とは反対の北側には、奥多摩や秩父の山々が目の前に広がっています。
その中の一番右奥に見える高い山が、東京都の最高峰・百名山の「雲取山」でしょうか?
「毎年雲取山に行こうと、話しは出るのに、中々実現できない山なんだよね~」

年々衰える体力を実感しながらも、細々と山登りを続けている私たち3人・・・
「さぁ!あと30分足らずで鶏冠山よ。頑張ろう!」と声を掛け合って見晴台を後にしました。
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山巡りの旅・大鹿村~高遠町

2007年06月08日 | 旅日記

山あいの宿のサッシ戸のない部屋は夜中になってちょっと冷え、寒さで一度目を覚ましました。
でも特に暖房を入れるほどのこともなく、夜の9時過ぎから翌朝の6時過ぎまでグッスリと眠りました。
翌日も快晴の空が広がっています。

起きてすぐに車で30分足らずの「夕立神パノラマ公園」に再び出かけました
前日の午後に見た風景とはちょっと違った山々の姿にマタマタ大感激
詳しい記事は5月22日と31日にUPしましたので、今回はミツバツツジの向こうに見えた南アルプス「赤石岳」をご覧下さい。
何度も同じような写真のUPで恐縮ですが、その位ここでの眺めが気に入ってしまった私です。

こちらが「パノラマ公園」内にある展望台です。
今の季節はまだ木々の間から中央アルプスが望めますが、葉が茂ったらやはり展望台に上った方が断然眺めは良いようです。
この公園から更に奥に進むと、塩見岳に登るルート「三伏峠」への登山口に出ますが、現在は土砂崩れの影響でここから先は通行止めとなっていました。



前日の雲が多かった「中央アルプス」も、朝は太陽に照らされて、クッキリ、スッキリ見えていました

良く見ると中央アルプスの右奥に「北アルプス」が望めます
尖った山は「槍」?「穂高」?それとも「乗鞍」?
右に見えるのは後立山連峰でしょうか・・・
私の口からは「ヤッホー」と言う叫び声が出ていましたね
大満足して宿に戻り、朝風呂に入ってから朝食・・・
ノンビリとコーヒーまで頂き、お土産用の日本蜂蜜を買ってから、宿を後にしました。

周囲を山々に囲まれ、村の中心部を小渋川が流れる「大鹿村」は、”ウサギ追しかの山♪、小鮒釣りしかの川♪”という歌がピッタリの、誰もが抱いている日本の故郷そのものの風景が広がる村でした。


赤石岳や荒川岳の雪解け水を集める小渋川は、天竜川に合流しているそうです。
川に沿って山道が続き、直接荒川小屋に登るルートもあるようですが、川越えがいくつもあり、よほどの熟練者でないと難しそうです
一般登山者は、静岡県側から入るルートが賢明ですね。

こちらは戦国時代から続く「松下家」の建物。
文政3年(1820年)に建てられた豪農の屋敷がそのまま残っていますが、残念ながら月曜日は休館日で、中の見学は出来ませんでした。
同じく休館で見学できなかったのが「中央構造線博物館」
前の日に行っておけば良かったと悔やまれました




こちらは1160年に建立と、仏像の台座に墨書きされていたといわれる「福徳寺」
長野県で一番古い木造建築として、重要文化財に指定されているそうです。
こじんまりとしたお堂でした。





他にも南北朝時代、後醍醐天皇の第8皇子宗良親王を生涯に渡って守護した香坂高宗の居城跡などがありましたが、帰りを急ぐ事にしました。
宿のご主人に勧められた「鹿肉」のお土産を買い、前日に通った道を戻ります。

途中、6月中旬から下旬にかけて、あの憧れの「ヒマラヤの青いケシ」が1000本も花開く「中村農園」の看板が出ていました。
今大鹿村のホームページには、このヒマラヤの青いケシの最新の開花状況が紹介されています。
又大鹿村は民俗芸能の宝庫のような所で、中でも大鹿歌舞伎は有名です。
中央構造線博物館とこれらの情報も合わせて、興味のある方は村のホームページをご覧下さいこちらです。


分杭峠を越え、途中道の駅で一休みしてから「高遠」の町に入りました。
こちらが「コヒガンサクラ」で有名な高遠城址公園です

15年くらい前に、ご近所仲間とバスツァーで桜見物に来た覚えがありますが、あのときのピンクに染まった城址公園とは違って、うっそうと茂った緑にビックリです。
今、NHKの大河ドラマでクローズアップされている山本勘介が築城したらしい・・・
「もうちょっと綺麗に手入れをするべきだよな~」と職業柄気になる様子の主人が呟きました。

高遠は昨年、伊那市、長谷村、高遠町の合併により、現在は伊那市高遠町となったようですね。


高遠は又、徳川6代将軍家宣の時代、大奥の抗争に巻き込まれた大奥女中「絵島」の流された場所でもあります。
役者生島信五郎との恋は、舞台や映画でも御馴染みですね。

絵島が一人淋しく28年もの間、囚われの身として過ごした「絵島囲い屋敷」が、歴史博物館の中にありますが、この日は休館日
当時の見取り図を元に昭和48年に建てられたそうですが、南アルプスの仙丈岳が望める場所にありました。
旅先での月曜日は静かで良いのですが、施設がお休みという所が多いのが難点です。
お土産屋さんや飲食店も軒並み戸が閉まっていました

仕方なく、遅い昼食を中央高速道路のサービスエリアで取ることにして、八ヶ岳の眺めの良い杖突峠から茅野に出て、高速道路に入りました。
途中御坂峠越えをして、河口湖の温泉に入り、東名高速道路で帰ってきました。

こうして私たち夫婦は、結婚記念日を長野県南部の伊那地方で過ごし、綺麗な山々の姿に大感激して来ましたが、オーストラリアで見てきた風景とは180度違う、日本の自然の繊細な美しさと古い歴史にふれ、改めて日本の良さを再発見した思いです。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。

コメント (16)
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山巡りの旅・やすらぎの宿 その2

2007年06月05日 | 旅日記

こちらは私たちが泊まったお部屋の反対側にあるお庭です。
緑の山々に囲まれていて、どこからが敷地内かハッキリしないくらいの自然のお庭でした。

「自由にお入り下さい」と女将さん自らが案内してくれて・・・
あちこちに可憐な山野草が自然な姿で咲いていました


このシットリとした苔が良いですね。
日本は世界平均の2倍の降水量があるそうです。
その上南アルプスは他にも増して雨の多いところ・・・

若緑色の苔の中から、さり気なく花を咲かせているのは「ヒメシャガ」です。
こちらも湿気のある所に咲くお花ですね。

日本の庭園に欠かせないのがこの「苔」ですが、乾燥したオーストラりアのパースにはありません
日本庭園の造園は代わりに小石を敷き詰める方法を取るしかないようです



他にもたくさんのお花が咲いていましたが、名前が判らないものも多く、教えていただければ幸いです。
non_nonさんのソースをお借りして纏めました。
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宿の庭の花々
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お庭の脇には自然の沢があって、リュウキンカの他にも色とりどりのクリンソウが咲いていました。
他にもショウマ、クロユリなどもありましたが、撮った写真がブレブレで載せられないのが残念です。
中でも一番悔しいのが、キエビネの隣に咲いていた「クマガイソウ」ですが・・・


丁度ブログ仲間のsiawasekunさんの所に、素晴らしい「クマガイソウ」の写真がUPされていました
許可を得て使わせていただきましたが、他にもたくさんのクマガイソウの群落の写真がありますので、興味のある方は是非訪ねてみてくださいこちらです。

さて・・・
大好きな山野草を楽しんだ後のお楽しみは夕食です。
鋲や金具が付いた、昔のお城の門扉をそのまま使ったような重厚なテーブルに運ばれてくるお料理の数々は、季節の食材をたっぷりと使った素晴らしい内容でした。

前菜とイワナの塩焼き桜肉のサラダ
ホタテの蕎麦グラタン竹の子とつくねの煮物

竹の子の甘辛煮お蕎麦
カモ肉の石焼五平餅

写真のUPはしませんでしたが、お蕎麦の後にはお口直しのレモンシャーベット、最後の五平餅のあとにはレモンムースのデザートが出ました。
たくさん並んだ小鉢の中には、蜂の子の佃煮やセリのおひたし、フキの煮物などが入っていて、伊那地方独特の味も楽しみました。

オーナーご夫妻のお話を聞きながら、日本酒とワインもすすみます
我々世代と同じ奥様の「還暦を迎えて無理が利かなくなり、娘に頼み込んで戻ってきてもらいました」というお話どおり、黒いエプロンをきりりと締めたお嬢さんが次々とお料理を運んできます。
古さの中に新しい感覚がキラリと光るお料理の内容や食堂の雰囲気は、若い娘さんの影響でしょうか?

家系図を紐解くと、初代は清和天皇から発し15代目には今川義元の名前が載るという前島家・・・
江戸時代は大鹿村の名主、明治以後は造り酒屋をしていたそうですが、今では歴史を感じる古い家屋を使っての旅舎を家族でやっていて・・・
温かいおもてなしが好評の、お料理良し、環境良しの申し分ない「やすらぎの宿・右馬允」でした。

コメント (8)
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