花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

エクシブ「初島」へ・女二人のリゾートライフ(その2)

2015年10月28日 | 旅日記
今日28日は週間天気予報ではマークが付いていましたが
秋晴れの暖かい日和となりました。

先週末はカンカン照りの暑い中、孫の小学校の運動会に参加し
翌日は山仲間と3人で、木枯らし一番が吹いた中での「山登り」

先週初めにはワンゲルの会での「東京路地裏ブラ歩き・渋谷~赤坂編」にも参加して・・・

身体を動かすことで、秋のセンチメンタルになりがちな気分を吹き飛ばそうと
せっせと活動していますが、気温の変化も伴って流石に疲れました。

エクシブ「初島クラブ」での朝(10月6日)
初島のホテルで6時に目覚め、同行のMさんが部屋のカーテンを開けました。


丁度「朝日」が昇り出した所です。
鉄塔が邪魔ですが、何とか見られました。


前日と打って変わって、この日は「晴天」に恵まれラッキー
バルコニーに出て、左側に目をやると「真鶴半島」が良く見えました。


秋めいて来たお庭も、太陽に照らされて鮮やかです

私たちは早速朝の温泉に行きました。
しょっぱいお湯の露天風呂が気持ち良い

9月下旬は10日間の間に、相模川歩き・最終章(30000歩)と東京路地裏ブラ歩き(23000歩)に参加
合間に畑作業をやったら、流石に腰や肩が重くなり
初島行の前日にやって来た息子に揉んでもらいました。

すると翌日揉み返しがきて辛かったけど・・・
ここの温泉に、夜と朝とノンビリ浸かったらとても楽になりました。


露天風呂からは眼下に望む相模湾と、小室山~大室山~天城連山と続く
峰々が見えていましたが、カメラは持ちこまなかったので・・・

このロビーからの眺めでご想像ください。
一番左に見えている「小室山」には4月にブログ仲間と行き、この初島を眺めたものですこちらです。

私たちは身支度を整え、1Fのダイニングルームで朝食を取りました。

ビュッフェではなくてコースで運ばれるアメリカンブレックファーストです。


宿泊客の多い土日に泊まるとブッフェ料理だそうですが、この日は人も少なくて
ノンビリまったりと、運ばれてくる朝食を戴きました。

コーヒーを飲みながらお喋りも・・・ツァーと違って出発時間も自由です。


食後、ロビーに並ぶ雑貨屋さんやアクセサリー売り場、そしてお土産屋さんを冷やかして
二人でお揃いのバッグを買いました。

A4サイズの写真や楽譜が入る、リバーシブルのバッグです。

こちらの色は秋冬用に使いましょう。そして華やかなプリント柄は春夏用ね。


ビニール製のお安いものですが、月に二回のカメラサークルと
コーラスサークルに持って行くのにちょうど良い


最後に屋上に登ってみると、熱海の街の向こうに富士山が見えていました。


ズームで迫って写しました。
まだこの時は雪は見えませんでした。

10月25日の日曜日に我が家から見た富士山は、山梨県側にほんの少しの白い部分が見えましたね

「初島リゾートアイランド」

11時にチェックアウトして、ホテルの車で港に出て
海辺に沿って歩いて行きました。


この日は台風23号が北海道を目指して北上中
相模湾には白波が立っていて・・・


Mさんは慌てて酔い止めの薬を飲んでいましたわ。
船は揺れるに違いない・・・


10分ほど歩いて行くと「初島リゾートアイランド」に到着します。


アジアンガーデンをはじめ、コテージが並ぶアイランドキャンプビラ
そして海泉浴「島の湯」やプールなどもそろっています詳しい情報はこちらです。

エクシブの会員でなくても・・・
特に若い方たちやファミリーが楽しめる施設のようですね。


大島が見えていました。


こちらはヤシの新芽でしょうか?

植物に詳しいブログ仲間の山小屋さんのご指摘で、これは「ソテツの雌花」とのこと
いずれこの中に真っ赤な実がたくさんでるそうです。



海辺のプールからは小室山~大室山~天城連山が見えていました。

私たちは「島の湯」のお土産屋さんでアイスクリームを食べて一休み
それから12時20分発の船に乗るために港に戻りました。

「熱海」へ

案の定、船は結構揺れて・・・
甲板に出る気にはなれませんでした。


熱海の駅近のお寿司屋さんで、カウンターに座ってランチです。
あまりお腹も空いていなかったので、好きなものだけ握ってもらいました。

前日食べそこなったアジをしっかりといただきましたわ。
たくさん喋ってたくさん食べて、帰りの電車はウツラウツラ

女二人の伊豆「初島」への旅は、大満足
誘ってくれた高校時代のクラスメートのMさん、ありがとうございました


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エクシブ「初島」へ・女二人のリゾートライフ(その1)

2015年10月23日 | 旅日記

相模湾にポッカリと浮かぶ「初島」をご存じですか?
東伊豆方面に向かうと、熱海や伊東から見える小さな島です。

上の画像は2009年のお正月明けの家族旅行で、伊東の「ホテル・サンハトヤ」に泊まった際にこちらです。
ズームで撮った「初島」の画像です。

あの白い大きな建物がエクシブ「初島クラブ」
この会員制ホテルの会員になった高校時代の友人が誘ってくれて、
10月上旬、女二人でこのリゾートアイランドで少々贅沢なホテルライフを楽しんできました。

熱海港から船で「初島」へ(10月5日)
町田に住むMさんと熱海駅で落ちあい、バスで熱海港へ・・・
ツァーの団体様御一行もいて、船は賑わっていました。


この日は残念ながら突然寒さがやってきて、あいにくの空模様でしたが
私たちは甲板に出て、持ってきたカメラを向けました。

バブルがはじけた頃はホテル街も閑散としていて、シャッターが目だった熱海ですが・・・
今では建設ラッシュで、見事に立ち直りましたね。


熱海港から船で25分、周囲約4kmの「初島」が間近に見えてきました。

熱海市本土から南東に約10キロメートルの位置にある初島は
伊豆半島東部相模湾海上に浮かぶ島。

静岡県唯一の有人島で首都圏から一番近い離島として知られています。


人口は243人、そのほとんどが漁業と観光に従事しているようです。


港のすぐそばには漁師さんが経営する民宿や活き魚料理のお店が並びます。
お昼も過ぎて、私たちもここで昼食としました。

Mさんはお刺身定食(1600円)私は海鮮丼セット(1500円)


その日の漁で具は違ってくるのでしょうが、相模湾と言えば「アジが美味しい」
海鮮丼にはその「アジ」がなかったのでちょっと後悔

今年の8月末に、ブログ仲間のラッシーママさんの別荘でオフ会がありましたが
その時に案内されたお店で食べた海鮮料理には負けますね。

お値段も1100円で凄いボリュームでしたこちらです。
あの伊東の浜辺からも、この初島が見えましたのでご覧ください


こちらが初島の地図です。

総合リゾート「エクシブ初島クラブ」を拠点として
マリンスポーツ・フィッシング・観光など、さまざまなレジャーが楽しめる
「リゾートアイランド”初島”」

プチ海外リゾート気分が体験できる南国情緒豊かな島です


ただこの日はお天気がイマイチだったので、島内の散策は翌日にして、
食後はすぐにホテルの車を呼び、ホテルに直行しました。

「エクシブ・初島ホテル」

館内は広く吹き抜けになっており、外国のホテルのようでした。

バブルの頃には「ホテル・ニューオオタニ」が経営していたと聞きます。
建物は古いものの綺麗にリニューアルされ、一流ホテルの雰囲気はそのまま残っていました。、


ツインの部屋でコーヒーを飲みながら、午後3時から夕食時間の5時半まで
ひたすらお喋りを楽しみました。

夫を亡くした後、高校時代の女子のクラスメートで唯一首都圏に住んでいるMさんから
「あなたと是非旅がしたいわ。エクシブのホテルを予約するからどこが良い?」
と誘われた時、私は即座に「初島に行きたい」と答えました。

このホテルには夫が仕事仲間との旅行で利用しており・・・
帰宅してから夫はモチロンの事、お仲間皆が口々に「次回は是非女房を連れて行きたい」
と話ていたのを思い出したからです。



どのお部屋もオーシャンビューだそうです。バルコニーからの眺めも素晴らしい・・・
確かに女性が喜びそうなホテルですね。

ディナーはイタリアンのお店で・・・
ホテルには和食・中華など4つのレストランがありますが
私たちは海辺に建つイタリアンレストラン「PORTO」を予約こちらです。

「6000円から16000円までの4コースがあるけど、8000円のコースを予約したから」
とMさんから言われていました。

えぞ鮑のマリネ・サラダ仕立て赤座海老の香草パン粉焼き


まずは赤ワインで乾杯です

ベーコンとホウレン草のクリーム和えニョッキ金目鯛の蒸し煮・・・


食べながら飲みながら、喋る!喋る!

エステの事、眉毛のタトゥーなど美容の事・・・
私も一応「女」だったと実感した夜でした

フランと桜エビの温かいコンソメスープ牛フィレ肉のグリル・赤ワインソース添え


これにパンも付きましたから、もうお腹がいっぱい・・・
「下から2番目のコースだけど充分に満足ね」と二人で頷き合いました

最後のワゴンデザートも運ばれて・・・これは「別腹ね」と戴きましたわ


山仲間やカメラ仲間と居酒屋でビールや日本酒をグビグビ飲む機会が多くて
最近はすっかりオジサン化しているワタクシ・・・

この日は淑女気分でおりました


食後、ホテルのバスで5分・・・
お部屋に戻ると目の前のお庭がイルミネーションで浮かび上がっていました

私は父の転勤で、高校2年から山口県の瀬戸内海に面した化学コンビナートの工場が広がる街の
県立高校に編入しました。
言わばよそ者ですが、親友もできて楽しい高校生活が送れましたわ。

夫を亡くした時には、このブログを読んでくれているクラス仲間たちから、
男女を問わず激励を受け感謝しています

この夜もその街に住む親友と電話で話したりして、しばし10代の頃に気持ちが戻りました。

それからMさんとゆっくり温泉に入って、12時過ぎまでベッドの中で更にお喋り・・・
青春時代の思い出に花が咲きました。


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東京「路地裏」ブラ歩き・入谷から浅草へ(その2)

2015年10月19日 | 東京の街
秋も深まり、朝晩は冷えて暖房も恋しくなり
冷たい雨が降った16日の金曜日は慌てて炬燵を出しましたが・・・
その後は気持ちの良い秋晴れが続いています

鎌倉のお寺の小さな霊園墓地を買い求めましたが、ようやく墓石が出来上がりました。
旧盆以後はお寺や石材店との交渉や手続きに追われてバタバタ

今は11月上旬に予定している夫の「納骨式」の準備に奔走しています。

親戚関係が20人以上集まりそうなのに、お食事処が七五三とかぶって
満足なお店の予約が取れませんでした

そんなこんなでブログのUPも滞りがちですが・・・
9月29日に行った「東京路地裏・ブラ歩き」(入谷から浅草へ)の後半を続けます。

「新吉原」
その1でご紹介した「鷲神社」から歩いて、遊郭で有名な「新吉原」に向かいました。


吉原遊廓とは、江戸幕府によって公認された遊廓です。

始めは江戸日本橋近く(現在の日本橋人形町)にあり、明暦の大火後、浅草寺裏の日本堤に移転し
前者を元吉原、後者を新吉原と呼んだそうです(ウィキペディアより)

新吉原の今はソープ街・・・場違いなシニアの軍団が歩きます


1618年から売春防止法が施行される1958年(昭和33年)まで、 340年も続いたという遊郭街
現在の台東区千束4丁目あたりの、これが「新吉原」と呼ばれる現在の風景です。

表通りのお店の前には必ず黒い背広の男性が立っていて・・・
とてもカメラを向ける勇気がなく、もっぱら路地裏の撮影となりました。

物珍しそうに見て歩くシニアの女性たちこちらは門の外に立つ見返り柳です


「見返り柳」とは旧吉原遊郭の名所の一つで、
遊び帰りの客たちが後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、この柳の辺りで
吉原を振り返ったということからこの名が付いたとか

徳川家康が計画的に作った江戸の街は、圧倒的に男性が多かったから
この様な施設ができるのも仕方がなかったとも思いますが・・・

スター並みの有名花魁も出現して華やかな世界でもありましたが
親の借金などで身売りされてきた少女たちのことを思うと、複雑な心境になりますね。

「山谷」
次に訪ねたのが新吉原のお隣の「山谷地区」


東京・山谷、横浜・寿町、大阪・あいりん地区は日本三大寄せ場と言われていて
日雇い労働者の街として知られています。

高度経済成長を支えた労働者達も現在は平均年齢65歳以上・・・

日雇い労働者の減少で、簡易宿泊所の経営者は設備を一新し、
2000年頃から外国人のバックパッカーやビジネスマン向けのホテルに方向転換し

今では一般向けにリフォームしたり・・・
建設ラッシュで新しいホテルも次々でき、昔とはずいぶん違うようです。


現在は「山谷」という地名は消滅しているそうで
小汚い街でも危険な街でもなく、ごく普通の街でした。


「秋の交通安全運動」のイベントで子供たちが楽器の演奏をしたようで
幼稚園児と親たちが集まる平和な風景が見られました。

スカイツリーのお膝元「隅田川・桜橋」
山谷から更に歩いて、少年野球チームが試合をしているグランドを見ながら進むと
スカイツリーが見えてきました。


隅田川にかかる、歩行者専用橋の桜橋が見えてきました。


橋の上には、中央で向かい合うように配置された 「双鶴飛天の図」 というオブジェがありました。
原画が平山郁夫で彫刻が細井良雄です。

写真を撮り忘れましたのでご興味のある方はこちらでご覧ください。


隅田川堤の整備された散策用テラスから、昭和の面影が残る
古い商店街を通り抜け、東武「曳舟駅」でこの日のブラ歩きは解散しました。

殆どの人が電車で「浅草」まで行きました。

「浅草寺」
まずはお馴染みの仲見世通りを歩きます。

平日の夕方ですが、外人さんや修学旅行生が多い日本のお土産もいっぱいです。


たくさん歩いたので皆喉がカラカラ・・・
まずはビールを飲もうと、リーダーさんが案内する海鮮居酒屋に行きましたが
20人一緒には座れません。

地元で育ったT氏が「美味しいウナギ屋さんに行こう」と、山小屋さんに言い
ブログ仲間のうさきちさんと私も一緒に案内されました。

落ち着いたお店でビールで乾杯です。久しぶりにいただいたうな重・・・


普段は簡単な食事で済ませている私、一週間分の栄養を補給した感じです。
とても美味しゅうございました。満足!満足!


食後4人で浅草寺をお参りすることにしました。

この伝通院通りの画像をA4に印刷し、他の4枚と一緒にカメラクラブに持って行ったら
「今月の私の一枚」はこの画像が選ばれて、コミニティーセンターのロビーに
仲間の皆さんの写真と一緒に飾られていますわ。


門の左右に金剛力士(仁王)像を安置する宝蔵門をくぐると・・・


右手に「スカイツリー」が見えてきます。


そして左手には「五重塔」


ご本尊の聖観音像を安置するため観音堂とも呼ばれる「本堂」をお参りしました。


そして再び仲見世を歩いて戻り、入り口の大きな提灯が有名な「雷門」から
地下鉄で上野に出て、お別れしました。

ワンゲルの会のお仲間たちと、東京の下町を23000歩あるいて・・・
最後は浅草で美味しいウナ重とビール
楽しい楽しい一日でした

お仲間の皆様、お世話になりました。ありがとうございます


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鎌倉「東慶寺」の秋の花々と、脆い心

2015年10月14日 | 鎌倉散策

この宝石のような美しい実は何でしょう
鎌倉の駆け込み寺で有名な「東慶寺」に生っていた「野ブドウ」です

こちら関東は連日爽やかな秋晴れが続いていますが・・・
私は最近哀しいことを見聞きする機会が重なり
少々心がブルーになっていました。


そんな時に以前所属していた写真クラブのお仲間の男性2人に誘われて
写真展見学&東慶寺でのミニ撮影会に行ってきました。

境内は紅白の萩が咲き乱れ

ホトトギスがあちこちに咲いていました。こちらは珍しい「ジョウロウホトトギス」だそうです。


三連休の中日で午前中は雨が降っていましたが、自称「低気圧性ウツ気味」のワタクシ
雨の休日に一人家に居るのも淋しくて、喜んで参加させていただきましたわ。

幸い午後には雨も上がり、何とか東慶寺の花々を撮ることができました。

白いホトトギスは初めて目にしたような気がします紅白のシュウメイギクもたくさん咲いて


この日私が声をかけて誘ったのは・・・
この一ヶ月間、ストレスが原因でほとんど動けなくなったSさんです。
彼女も薬が効いて、ようやく眠れるようになったとか


私も辛い一年を過ごし、Sさんほど酷くはありませんが
似たような症状も味わいましたし・・・

そして日暮れが早くなり寒さに向かうこの時期は、私も心が震える日々が増えましたし・・・

Sさんも「家に籠っていないで外の風に当たる必要あり」と思い
「無理しない程度に付き合わない?」と、同じ写真仲間の彼女を誘いました。


東慶寺のお庭は色々な花々が、一見雑然と入り混じって咲いていますが
この日一番目立っていたのが見上げる高さの「シオン」でした。


夏山でよく見る「ヨツバヒヨドリ」によく似たこちらのお花は何でしょう・・・?
白とピンクが咲いていました。

これは秋の七草の一つ「フジバカマ」と、ブログ仲間の山小屋さんが教えてくれました。


こちらは黄色い「ジンジャー」
昔行ったハワイでお土産に買った覚えがあります。

白いジンジャーの花が、我が家の庭にも咲いたことを思い出しました。

あの時のハワイ旅行は、実家の両親と弟一家、そして私たち夫婦と家族皆で行きましたね。
50歳前後の私は、両親も夫も元気で居てくれるのは当たり前と思っていた幸せな時代でした。


東慶寺の一番奥に、十月桜が2~3輪咲いていました

遠くに咲いていたリンドウ、ボケました。こちらは帰り際に見つけた「高砂フヨウ」


3時過ぎの鎌倉「東慶寺」での、約一時間の撮影会を楽しみ
私たち四人は「カメラ談義と反省会」と称して、大船の小料理屋さんに直行です。

「葉山文化園」での写真展

この日の最初の目的は「風景写真・入賞作品展」の見学です。
JRの逗子駅で待ち合わせ、4人でバスで行きました。


写真は「光と影」が大事と学び、たくさんの刺激を受けました。
私はまだまだ目の付け所が解らない初心者と悟りましたわ

ここのオーナーの花の写真展もやっていました。作品の購入もできるようでした。


お花の写真は撮ればとるほど難しさを感じます。


趣味の良い木造の素敵な建物の「葉山文化園」でした。

大船のお店で反省会
写真仲間のK氏が連れて行ってくれた小料理屋さんは、女将が一人でやっている
素朴なお店で気に入りました。


手作りのお料理が並び、久しぶりの再会にまずは乾杯です

Sさんが「今日は風が気持ち良かったわ。久しぶりのビールも美味しい」
「無事に歩けたし、参加して良かった」と言ってくれて、私も嬉しかった

私から見れば3人もお嬢さんが居てその内2人は同居、
持病はあるもののゴルフが趣味のご主人と賑やかな家族に恵まれ、
羨ましいくらいの彼女ですが・・・

人間誰しもが悩みやストレスは抱えているのですね。
真面目な頑張り屋さんほど、身体に症状が現れてしまうのでしょう


他にも一口餃子や串カツなども頼みましたが、Sさんも食べているようで安心しました。
彼女もこの日楽しんで、一時的にも気持ちが開放されたなら誘った甲斐がありましたわ

夕方の5時から8時まで飲んで食べて喋って楽しんで・・・
9時前に家に帰ったら電気を点け忘れて出かけた我が家は真っ暗で・・・
玄関を入ったら、涙がポロポロ出てしまいました。

「強くならね」ばと思いつつ、私の心もまだモロい

今回は今が盛りの秋のお花の紹介が、少々湿っぽいお話となりましたが
次回は「東京路地裏ブラ歩き」後半の、楽しい記事のUPと致しますね。





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東京「路地裏」ブラ歩き・入谷から浅草へ(その1)

2015年10月09日 | 東京の街
台風23号は北海道東部に多大な被害を及ぼし去って行きました。

私も丁度その頃、高校時代の友人と小さな島に旅していましたので
船が高波に揺れちょっと怖かったですが・・・
その後は爽やかな秋晴れのお天気に恵まれましたね

1年中で一番気持ちの良い季節ですが、日に日に夕暮れが早くなり
季節の変わり目とも重なり、心身ともに乱れがちですが・・・

取りあえずダウンせずに元気で過ごしていられるのは、日々の防犯パトロールでの歩きと
月に1~2度のワンゲルの会でのロングの歩きが功を奏しているのかな?と思っています。

そして何かと声をかけてくれる友人たちにも感謝ですね

9月29日(火)・東京「路地裏」ブラ歩きに参加
ワンゲルの会主催の東京「路地裏ブラ歩き」シリーズも4回目ですが、
私は今まで都合が悪くて参加できず、今回の「JR鶯谷から東武曳舟駅」までの下町漫歩に、
ようやく参加することができて一日楽しんできました

「入谷の鬼子母神」
JR「鶯谷駅」に10時集合、お天気にも恵まれ20名の参加者がありました。
そして最初に訪ねたのが「恐れ入谷の鬼子母神、びっくり下谷の広徳寺・・・」で有名な入谷鬼子母神。


神がつくから神社かと思っていたら、正しくは法華宗(本門流)真源寺、
れっきとしたお寺さんのようです。

入谷の鬼子母神といえば毎年7月上旬になると境内いっぱいに朝顔の市がたつ事で有名ですが
ビルの谷間に建っていて、思っていたより狭い境内でした。


鬼子母神はインド仏教上の女神の一人。子供をうばい取っては食ってしまう悪神でしたが、
釈尊の戒めによって善神に転向、子育・安産の神として信仰されるようになったとか

入谷鬼子母神はやさしい子育ての鬼だそうです。
だから鬼の字はツノのない「鬼」を使う。節分でも「鬼は外」とはいわず「悪魔は外」というとか・・・


その後富士塚で有名な「小野照崎神社」に寄り
20人でゾロゾロ下町界隈を練り歩きます。

お花の綺麗なこの様な所にも寄りました。


「萩の花」が綺麗に咲いていました。
もうすっかり秋ですね。


途中、有名どころのお菓子屋さんでお買い物・・・

七五三用に売り出されています。孫たちに「金太郎あめ」を買いました。


下町漫歩はこの様な楽しみもありますね。

昭和通りと明治通りが交わる交差点をシニアの団体様が渡ります。



栄法山浄閑寺(じょうかんじ)
亡くなった吉原の遊女たちの「投げ込み寺」として有名だそうです


この寺が投げ込み寺と呼ばれるようになったのは安政の大地震(1855年)で
大量の遊女が死亡した際にこの寺に投げ込んで葬ったことによるそうで

「病気などで死んだ遊女は吉原遊廓の場合、浄閑寺に『~売女』という戒名で
「文字通り投込まれた」という説もあるようです。

遊女たちが埋葬されている供養塔身売りされた哀しい女性たちを偲びました


このお寺を見学してから、各自自由に昼食タイムとなり
女性群八人はイタリアンのお店に入りました

前菜か野菜サラダ&スープを選びます。メインのパスタにコーヒー付き


これで800円は安い

下町に住む友人がいつも言っていました。
「人情豊かで交通の便も良く、物価も安くて年寄りにも住みやすい」
「怖いのは地震だけ」と・・・

この辺りは関東大震災や東京大空襲では多大な被害が出た所のようです。

「樋口一葉記念館」
食後向かったのは樋口一葉公園、ここには台東区立一葉記念館があります。


樋口一葉がしばらく居を構え、代表作『たけくらべ』の舞台ともなった龍泉寺町に昭和36年(1961)に開館しました。
2006年11月に建物も新たに新記念館として公開しています。


一葉記念館に面した一葉記念公園には「たけくらべ」の記念碑が立っています

「鷲神社」(おおとりじんじゃ)

鷲神社は天日鷲命(あめのひわしのみこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りした
由緒正しい神社です。

現在は「おとりさま」として一般にも親しまれ崇敬を集めており・・・
また十一月の例祭も「酉の市(とりのいち)」として広く知られています。


酉の市は、11月の酉の日(十二支)を祭日として、各地の鷲(おおとり)神社、大鳥神社で行われる
開運招福・商売繁盛を願う祭りで、江戸時代から続く代表的な年中行事です。


市(いち)での代表的な名物は、縁起熊手です。
金銀財宝を詰め込んだ熊手で、運を「かっ込む」、福を「はき込む」といって
開運招福・商売繁盛を願った江戸っ子らしい洒落の利いた縁起物です。

翌年の更なる招福を願って、熊手は年々大きな熊手に換えてゆくのが良いとされます。

私も10年前に、下町に住む友人に深川の「大鳥神社」に案内されこちらで紹介
庭師として独立した夫に熊手を買った覚えがあります。

今回和室の床の間を見てみたらまだありましたわ。
お蔭で商売は繁盛しましたが、夫は忙しくなりすぎて命を縮めたのかなぁ~という思いも・・・


三の酉まである年は「火事が多い」といわれており、火の用心につとめる風習もあります。
これは、「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事が出る」という言い伝えがあり・・・
今年は要注意ですね。


大きな「おかめ」の口がらお賽銭を入れるようになっていました。


今回のワンゲルの会での下町歩きでビックリしたことがあります。
ブログ仲間の山小屋さんが声かけして、同じブログ仲間の
佐渡出身のうさきちさんも参加しましたが・・・

彼女はナント、佐渡に住む私の母方の従兄の娘と高校時代同級生で
親友同士だったと判明

世の中って、案外狭いことを実感しましたわ



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相模川を歩こう、「山中湖を目指して」(最終章2)

2015年10月04日 | ハイキング・散策
騒がれた「爆弾低気圧」も、
我が家周辺はたくさんの落ち葉を散らしただけで去って行きました。

そしてこの週末は気持ちの良い秋日和が続いています

先月行った「山中湖」周辺はすでに色付き始めていましたから
高原はそろそろ紅葉が見頃になっているのでは?と思います。

9月19日、三つ峠駅から「相模川」の源流の山中湖を目指しました。
そのフィニッシュ版をご紹介いたします。



前回ご紹介した「増上寺」を後に、途中街道筋の神社の境内で昼食タイム・・・
その後もひたすら歩いて、長い登りを頑張って進むとやがて観光客の姿が多く見られる「忍野八海」に出ました。

天然記念物である「忍野八海」は、富士山の伏流水に水源を発する湧水池です。
最初にお釜池を観ましたが、単なる大きな水たまりのようで写真は撮りませんでした


桂川の流れの方が綺麗ですね

多くの観光客が日本語ではなかったので、私たちは足早に通り抜けました。

ここには杓子岳&鹿留山を登った後に山仲間と来ているし
ドライブで夫とも来ているのですが・・・
あの時に見た池はどこだったのかしら?


忍野八海を後にして、観光バスが行きかう道路をひたすら歩きます。

周囲は畑が広がっていました。
この赤い蕎麦の花は観賞用でしょうか?

やがて林の中に黄色の建物が目立つようになりました。

ロボット工場こんな所に最先端の工場が




標識に「FANUC通り」と書かれた道路が500mも続いていました。
「富士通の関連会社だね」と、私の前を歩く殿方が教えてくれました。


道端には「木の子」が・・・
長雨の後にやっと晴れ間がのぞいた、シルバーウィークの最初の日でした。


緑の丘の上に「ホテル・マウント富士」が見えてきました
あの向こう側は目指す「山中湖」です

モミジの紅葉が始まっていました。こちらは「ハゼ」の葉でしょうか?


ずっと軽い登りを歩いてきました。
ここは富士五湖の高原地帯、我々が住む首都圏より早い紅葉が見られます。

あれから2週間、今頃はもっと紅葉が進んでいることでしょうね


道端に「ナンテンハギ」が咲いていて、その横に葉っぱの形が違う同じ紫のお花が見られました。

この日一緒に歩いたブログ仲間の山野草に詳しい山小屋氏の説明で
「これは南天の葉によく似たナンテンハギ」

そしてもう一つは「クサフジ」との説明を受けました。
クサ藤の写真はボケたのでボツです

富士山の噴火による溶岩石でしょうか・・・イチイの赤い実がたくさん見られました


北海道では「オンコ」と呼ばれたイチイの木の実
甘くて美味しかったです

更に歩いて行くと、こんな看板が現れました


「花の都公園」も、「紅富士の湯」も、夫と何度か行きました。
この辺りはいつも車で通りましたね

そんなこんなを思い出しながら、ワンゲルの会の仲間たちとひたすら歩いて行きました。

桂川(相模川)がようやく見えてきました間もなく源流の「山中湖」です


ちょっと胸が高鳴ります


山中湖の湖畔にたどり着いたすぐの所に、あっけなく現れました
9時20分に三つ峠駅を歩きだしておよそ7時間、距離は20㎞
万歩計は八王子の友人宅から3万歩弱でした、

ここが山中湖から相模川に流れ出す始まりです


夫を亡くして4か月目の去年の12月に、標高ゼロメートルの「相模川」の河口に立って以来
9ヵ月目でようやくその源流(980m)にたどり着きました


春の相模湖から、なだらかながらもずっと登りのコースを4回に分けて歩いてきましたね。
源流から河口まで流路は109kmに及ぶようです。


富士山の北東でいちばん近いところに位置する「山中湖」。
湖面の面積も6.57平方キロメートルあり、富士五湖で最大・・・
湖面の標高は980.5メートルと最も高く、日本全国でも3位の高所にあります。

この日は富士山が見えなくて残念でしたが、無事に踏破できて感激しました。

これも道案内をしてくださったリーダーさんのお蔭
一緒に歩いて下さったワンゲルの会のお仲間たちのお蔭
感謝申し上げます。

ここで解散でしたが、東京駅行きのバスに乗る人が4~5人・・・
後は皆さんと一緒に「河口湖行き」のバスに乗りこみました。

実は私、前日に泊まった友人宅にスイカを忘れたのか
朝から見当たらず、乗り物の支払いにバタバタしました。


湘南地区に住んでいる方3人は、前もって「河口湖発藤沢行き」の直行バスに予約を入れていたらしい・・・
中央高速から圏央道を通り藤沢駅まで2000円と、電車より安いようです。

「当日券があればバスに乗ればいいし、なかったら富士急の電車で帰えれば」と勧められましたが
バスの出発までまだ1時間あり、席がない場合ここから電車で横浜まで一人で帰るのも淋しい・・・

結局山小屋さんに勧められ、湘南地域以外の皆さんと一緒に富士急に乗って
途中の八王子で懇親会に参加して、横浜線経由で帰りました。

5000~6000円分入っていたスイカはついに見つからずで、アチャーですが
前日墓参りで夫の姉妹たちと語り合い、その夜は友人宅に泊まって楽しい夜を過ごし、
そしてお天気に恵まれた中、相模川の源流まで歩いて・・・
最後に男性4人、女性3人で美味しいビールで乾杯

シルバーウィークの始まりに、楽しい2日間が過ごせて良かったです。


コメント (18)
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