季節の変化

活動の状況

乗鞍岳のモルゲンロートと牛留池

2017-02-19 00:01:11 | Weblog
乗鞍高原の牛留池で、乗鞍岳のモルゲンロートを見る。
乗鞍岳のモルゲンロートと牛留池

2017年1月26日、朝7時11分。
幻想的だ! こんな景色が、あるんだ!
青と黒の世界に、ピンクのモルゲンロートが冴えわたる。

手前の牛留池は、氷結している。
この牛留池の氷雪の青を、黒い森が囲う。
その先に、モルゲンロートの乗鞍岳が浮かび上がる。
せいひつ(静謐)な雰囲気を、晴れた空が、いっそう引き立てる。

しじま(静寂)に繰り広げられる、
モルゲンロートのショウを、ジ~ッと見ていた。
3分後。

朝7時14分。
モルゲンロートは、まだ冴えわたっている。

さらに、12分後。

朝7時26分。
氷結した牛留池に下りて、湖面から乗鞍岳を仰ぎ見た。
乗鞍岳は目覚めてきた。

つぎは、乗鞍岳の主峰、剣ヶ峰のモルゲンロートを追ってみる。

2017年1月26日、朝7時13分。
右は主峰の剣ヶ峰3,026メートル、
左は高天ヶ原2,829メートル、
間の三角は大日岳3,014メートル。

4分後。

朝7時17分。
モルゲンロートは、まだ続いている。

さらに、9分後。

朝7時26分。
氷結した牛留池の湖面に下りて、乗鞍岳を仰ぎ見る。
モルゲンロートは、薄くなってきた。

牛留池に繰り広げられた、
乗鞍岳のモルゲンロートのショウ。厳かだった!

乗鞍岳と牛留池には、何度か訪れている。
乗鞍岳と牛留池の、季節の変化を見ていく。
これは、夏の乗鞍岳と牛留池。

2016年6月3日、朝7時23分。

これは、秋の乗鞍岳と牛留池。

2016年9月30日、朝10時12分。
夏も、秋も、牛留池に映る乗鞍岳を、楽しんでいた。

カモの追いかけっこ、春。

2015年5月22日、朝5時33分。
メスが、手前に着水すると、
追いかけるように、オスが飛んできた。

雪を抱く乗鞍岳、冬。

2014年12月27日 、朝9時21分。
上から青、白、黒、青のコントラストを楽しんでいた。
まだ、牛留池で、乗鞍岳のモルゲンロートを体験していないころ。

秋に、乗鞍岳のモルゲンロート。
乗鞍観光センターから、「ご来光バス」に乗る。
県境ゲートへ行って、富士見岳2,817メートルに登った。
→蓼科山の左から、ご来光

2014年9月19日、朝5時29分。

振り返へると、乗鞍岳のモルゲンロート。

朝5時36分。
左から、乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰3,026メートル。
蚕玉岳(こだまだけ)、2,979メートル、
そして、朝日岳、2,975メートル。
手前の斜めの道は、コロナ観測所のある、摩利支天岳に延びる。

夏のモルゲンロートは、黄金色に輝き、
冬のモルゲンロートは、ピンクに冴えわたる。
りん(凛)とした、冬のモルゲンロートの方が好きだ!

冬の剣ヶ峰のモルゲンロートと牛留池を追ってみる。

2017年1月26日、朝7時13分。

3分後。

朝7時16分。
モルゲンロートは続く。

さらに、3分後。

朝7時19分。
乗鞍岳の手前の山にも、陽があたってきた。

さらに、7分後。

朝7時26分。
モルゲンロートは、高いところから、
そして、陽のあたるところから、薄れてきた。

牛留池への行き方は、「休暇村 乗鞍高原」を目指す。

「休暇村 乗鞍高原」は、エコーラインの冬季の終点で、除雪をしてある。
左の標識は、「牛留池」の方向を示す。
雪の中を5分、牛留池には、乗鞍岳が一望できる、あずまや屋がある。

氷結した厳寒期には、牛留池を歩いて渡る。
雪が深いから、スキーや、スノーシューがお勧め。

松本から、冬の晴れた早朝に、乗鞍高原の牛留池に上がってきた。
乗鞍岳は、しじま(静寂)の中、モルゲンロートのショウを、
繰り広げて、歓迎してくれた。厳かな気分だった!

この乗鞍岳のモルゲンロートは、見る価値がある、と思う。
が、牛留池には、だれもいなかった。もったいない!
膝まで埋まる深い雪が、邪魔をしているのかな?

雪深い牛留池まで、入ることができない人には、
「休暇村 乗鞍高原」の周りでも、
剣ヶ峰のモルゲンロートを、見ることができる。

朝6時58分。

3週間後の2月の晴れた日、
「あの、せいひつ(静謐)なモルゲンロートを、もう一度!
と、牛留池に上がった。

モルゲンロートを見た前回の1月よりも、30分早く松本を出た。
途中、道路の表示は、-10℃とあるから、寒い。
「これは、期待できる! 」と、勇んだ…。

2017年2月16日、朝6時52分。
チョット赤味が刺しただけ。

「これから、焼けてくるのかな?」
と、淡い期待で待っていた。しかし、白くなるばかり。
ピンクのモルゲンロートが冴えわたった、あの感激は…、なかった。

7時11分。
が、乗鞍岳に、下りてきた。

乗鞍岳は、春に向かう、微妙な季節の変化を、感じ取ったのかな?
それとも、2017年1月26日は、厳寒に晴れ渡った特異日だった?
どうしてだろう?

2017年1月26日、朝7時11分と ⇒ 2月16日の朝6時52分を比べる。
☆寒さは、ともに厳しかった。
 手袋をしているが、指が冷たい。
 カメラの操作がスムーズにいかない。
☆空が紺碧 ⇒ ボンヤリした青だった。
☆翌日の松本は、寒さが続いた ⇒
 翌日の松本は、寒さがゆるみ、雨が降った。

乗鞍岳のモルゲンロートを見るならば、
厳しい寒さが連続する、1月がお勧め。

2017年1月26日、朝7時12分。

日時を記載したので、訪れるときの参考にしてください。
りん(凛)とした、ピンクのモルゲンロートに、遇うことを祈っています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 善五郎の滝の氷瀑でアイスク... | トップ | 乗鞍高原、一の瀬園地の冬と秋 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事