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あなたは私たちの陶器師です

『私たちは粘土で、あなたは私たちの陶器師です。私たちはみな、あなたの手で造られたものです。』
(イザヤ書64章8節)

この御言葉を読んで、マックス・ルケードが書いた「たいせつなきみ」(フォレスト・ブックス)という絵本を思い出した。ウィミックスという木の小人たちの世界のお話しなのだが、彼らはルックスや頭が良いと「お星様シール」を貼り、失敗したり見栄えがわるいと「だめじるしシール」をくっつけあっている。主人公のパンチネロは、体じゅうにだめシールを貼られてしまっている。しかし、ある日、お星様シールもだめじるしシールもくっつかないルシアというウィミックスに出会う。なぜシールがくっつかないのか?それは彼女が、ウィミックスを造っているエリ(人形製作師?)のところに毎日会いに行くからだ。パンチネロは、エリのところに行き、自分がたいせつに思われていることに気づく。そして帰り際、パンチネロの身体から「だめじるしシール」が一つ落ちる、という話である。

自分たちが造られた者であることを意識すると、少し違った視点を持つことができると思う。
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