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仕事の「面白さ」を体感させる

東京すしアカデミーでは、最短2か月ですし職人を養成するという。普通は何年もかけて寿司屋で修行するわけだが、いったいどのような方式なのか?代表取締役の福江氏は言う。

重要なことは、手順を覚えて繰り返し練習すること

シンプルな答えである。まず「握り」から先に教える理由は何なのか?

ゴールが見えないままに基礎をやり続けるのでは、特に若者はモチベーションを維持できません。握れるようになると、自分の技能が明確に形になるから面白いのです」

同校の卒業生は挫折することも少ないらしい。なぜか?

「既に寿司を握ることの面白さを知っており、自分がなりたい職人像やキャリアステップもイメージできているからです」

握る面白さを知っている、という点が大事だと思った。まずその仕事の「面白さ」を体感させるような教え方が、結果的に人材成長につながるのだろう。

出所:Works No. 155, p. 22-23.

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