自分の仕事を振り返るとき、上司や先輩から適切なフィードバックがあると、学びが深くなる。
しかし、上司や先輩の側からすると、どのタイミングでフィードバックしたらよいのか迷うことが多いのではないか。よく耳にするのは「その場でフィードバックすべき」という考え方だ。
先日、看護管理者を対象とした研修の中で、興味深い事例を聞くことができた。ある方が、会議でプレゼンテーションをするように依頼されたときのこと。いろいろな人が集まる会合であったため緊張したが無事終了し、手応えもあった。
そして、翌日、上司から良かった点、改善すべき点を指摘され、良い振り返りにつながったという。
この方に「もし、当日にフィードバックをもらっていたらどうでしたか?」と聞いたところ、「当日は興奮状態にあったので、自分の中で振り返ったり、充実感に浸っていたので、あまり響かなかったかもしれない」という答えが返ってきた。
必ずしも、直後のフィードバックが良いとは限らないということだ。
「では、フィードバックが3日後だったらどうでしょうか?」と聞いたところ、「3日後は遅すぎますね。自分も落ち着きをとりもどし、記憶の鮮明な翌日くらいが一番良いかもしれません」という回答だった。
仕事の内容にもよるが、フィードバックは「直後~翌日」くらいのタイミングで提供することがよいのかもしれない、と思った。
しかし、上司や先輩の側からすると、どのタイミングでフィードバックしたらよいのか迷うことが多いのではないか。よく耳にするのは「その場でフィードバックすべき」という考え方だ。
先日、看護管理者を対象とした研修の中で、興味深い事例を聞くことができた。ある方が、会議でプレゼンテーションをするように依頼されたときのこと。いろいろな人が集まる会合であったため緊張したが無事終了し、手応えもあった。
そして、翌日、上司から良かった点、改善すべき点を指摘され、良い振り返りにつながったという。
この方に「もし、当日にフィードバックをもらっていたらどうでしたか?」と聞いたところ、「当日は興奮状態にあったので、自分の中で振り返ったり、充実感に浸っていたので、あまり響かなかったかもしれない」という答えが返ってきた。
必ずしも、直後のフィードバックが良いとは限らないということだ。
「では、フィードバックが3日後だったらどうでしょうか?」と聞いたところ、「3日後は遅すぎますね。自分も落ち着きをとりもどし、記憶の鮮明な翌日くらいが一番良いかもしれません」という回答だった。
仕事の内容にもよるが、フィードバックは「直後~翌日」くらいのタイミングで提供することがよいのかもしれない、と思った。