宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

手の湿疹

2011年10月04日 18時59分23秒 | 診断と治療
涼しい・・・というか、寒いくらいです。

いきなり、秋を飛び越して冬が来そうですね。

このように、気温と湿度が下がると、手の湿疹の患者さんが急に増加します。

手がかさつく。
赤くなり、かゆみが出る。
ヒビワレが痛い。
ぶつぶつが出て、かきむしると血が出る。
指か硬くなり、こわばるあるいはむくむ。
などなど・・・・・さまざまな手のトラブルがあります。

原因は実にさまざまです。
まず、食器洗剤による手荒れ。
野菜や果物の汁などのかぶれ。
シャンプーやリンスの刺激。
アルコール消毒による乾燥のしすぎ。
草むしりや土いじりによる悪化。
秋の花粉も手の湿疹の悪化させます。
そして、ヒビワレにはっている絆創膏も、実は手湿疹の悪化を招きます。

まずは、適切な塗り薬で治療します。
この際、薬を塗った後ガーゼを巻くか、綿手袋をはめると効果的です

ある程度、良くなったら、今度はハンドクリームをこまめに塗るとさらに良くなります。

効果の良いハンドクリームを処方しております。
お気軽にご相談ください

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