宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

手湿疹

2012年11月30日 07時16分02秒 | 診断と治療
早足で冬が近づいています

先日、急に厳しい寒さがあったせいでしょうか。
大学通りの紅葉があわてて落葉しはじめています

この時期の紅葉は、ソメイヨシノの赤、常緑木の緑、イチョウの黄色、その他オレンジや茶色などさまざまな色が水彩絵の具がにじむように混ざり合い、とても美しい光景を楽しめるのです。

が。
今年は、ちょっとだけ残念なことに、この急な寒さでソメイヨシノが一気に落葉し、葉の少ない寒々とした枯れ木のようになっています。
一方、イチョウはまだ緑色の木と、すでに落葉している木もあります。
今年は、見ごろの時期が短めなのが、残念です。

さて。

最近、手荒れの患者さんが増加しています。
アカギレやひびわれといったかさかさタイプから。
水疱や湿疹ができて、かゆいタイプ。
じゅくじゅく汁が出ているタイプ。
ひどくなって時間がたって、固くなっているタイプ。
ぱかっと大きくさけて痛いタイプ。

こういった様々な症状によって、実は治療法が違います。
アドバイスもそれぞれ変わります。
テレビのCMで、「治るんだ~~!!」という簡単に治りそうに思えるコピーのものがありますが、手湿疹は症状と原因によって治療法が異なり、奥の深いものなんですよ

大切なことは
どのタイプであっても、早めに治療をした方が良いということです。

ハンドクリームも同時に処方できます。
ご相談ください
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