宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

保湿クリームはいつ塗るのか?(続き)

2014年10月29日 07時04分13秒 | スキンケア
昨日の東京の湿度をご存じですか?。

なんと、22パーセントです

どおりで、昨日、診療中に、一生懸命ご説明していたらのどが痛くなり咳き込むことが多かったはずです

こんなに温度も湿度も下がれば、皆さまの肌がからからに乾いてくるのは当たり前です。

今年の冬も、さまざまなタイプの保湿剤を処方しています
かなりしっとりするタイプ。
なめらかにのびるクリーミィなタイプ。
ひび割れに効くこってりタイプ。
さっぱりしたタイプ。
乳液タイプ。
ローションタイプ。
皆さまの症状にあわせて処方していますが、最近は皆さまのお好みもおききしています。
なぜなら。
よかれと思い処方しても、塗るのが苦手で塗らなかったり、べたつきが駄目という方もいることに気づいたからです

内容がとても良く、ちゃんと塗ればかなり改善すると思って処方しても、実際塗らなければ効果は出ないのが当然です。
なので。
患者さんの性別や、生活のスタイル、職業、性格(まめなタイプか、忙しくて時間がとれないか、めんどうくさがりやとかなどさまざまな違い)などを考慮して、できるだけ効果がでるように考えて処方しますね

さて。
私は、毎日、入浴後に全身に保湿クリームを塗るのですが。
寒くなると、気づくことがあります。
それは。
お風呂から出た後になるべくすぐに塗った方が良いということです。
まだ温かさと水分が残っているうちに、薄く全身にのばした方が、より効果があるのです。
また。
全身に保湿クリームを塗ると、水分の蒸発が予防できるので、その後の身体の冷えがいくぶん抑えられるようにも感じます。
血行もよくなり、気持ちが良いです。
べたつくのがいやという方は、処方以外に乳液の購入も可能です

お気軽にご相談ください。
何しろ、私、保湿マニアですから
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