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大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

あたらし(鴨料理/中央区)

2007年07月14日 22時53分10秒 | ジャパニーズ
 世間一般では、土用の丑の日に鰻を食べるんだけど、大阪ではアヒルのすき焼きを食べるのが伝統的な習わしなんだということは別のメールで書いた。
 
 と言うことで、メンソールは中央区にあるかも料理専門店の『あたらし』へ。コースメニューとしては鴨鍋、鴨美杉焼、鴨すき焼きがあり、それぞれをメインとしたコース料理もある。伝統に従えばすき焼きをオーダーすべきなんだけど、実はメンソールは、あまりすき焼きが好きではない。なので、シンプルに味わえる美杉焼をオーダーした。信楽焼の瓦の上で鴨肉を焼くもので、瓦の盛り上がった両サイドで肉を焼く。すると脂分が中央の凹んだところにたまるので、そこで、野菜を焼くという感じのもの。山形の鉄板で羊肉を焼いて、周囲の溝にたまる脂で野菜を焼くというジンギスカンと似たような考え方だな。

 突き出しは、なすびの煮浸し。これに鴨のミンチを使った田楽味噌が合わせてある。最初の一品としては清涼感も抜群で、肉の方も味噌味なので、あまり鴨肉を意識しなくてもいい。滑り出しとしては好調かもしれん。最初に気に入らなかったところを書いとくと、酒類はもっと充実させてほしい。鴨肉ならワインもそろえておいてほしいと思う。いや、ワインはあるんだけど、ボトル、ハーフボトルかもしれんシミにボトルかもしれんのだけど、1,000円のワインはオーダーしようとは思わん。せめて、グラス1,000円のワインを置いてほしい。日本酒も、もう少し種類があるとうれしい。

 二品目が、変わり三種盛りかな。昆布〆にしたもも肉、ゼリー寄せ、ニンニク&醤油を効かせたキモ、どれも酒のアテにぴったりなので、逆に酒類の取りそろえが貧弱なのが惜しい。昆布〆はちょっと〆すぎな様な気がする。

 次が造り盛り合わせ。こころ、白キモ、ささみ、ズリの四種類。あじさいの花があしらってあってきれいだ。味の方は、あれ、こんなもんなんかなと言う感じ。

 次が椀もので、鴨饅。鴨の饅頭仕立て。続いてが、メインの美杉焼となる。美杉焼の肉は、もも肉とキモ。他は椎茸、人参、コーン、玉葱、もやしなどの野菜類。ちょいと野菜が多すぎるような気がしないでもない。もっと鴨肉を食べたい気もするが…。漬けダレは独特のもので、柑橘系の香りが良く効いている。だからといって、酸味が主張するわけではない。あとは大根おろしのようだけど、大根おろしじゃないと思う。すり下ろし玉葱だとメンソールはにらんでるんだけど、
違うかな…。

 その後は、赤身を細巻きにした鮓。ええい、巻きずしを作るときは海苔を炙ってパリパリにせんかい。ま、鮨屋じゃないから堅いことは言わんとこ。次が、鴨蕎麦。う~ん、ちょっとダシが弱いかな。ま、蕎麦屋とちゃうから堅いことは言わんとこ。最後が和風のデザート。

 帰りには、おみやげを持たせてくれるんだけど、これが鴨の炊き込みご飯。メンソールは一人暮らしなんで、これを持って帰っても食べてくれる人はいないんだけどな。で、ここで鴨料理を堪能したのに、できたら今日中に食べてくださいと言われてもなぁ…。ちょっと困るかな。一人暮らしには行きにくい。あるいは、予約の時点で辞退すべきかな。その分、料理に回してくれとか…。



 最後に一言。店には座敷席が三つあるんだけど、一番奥の部屋は子供たちの部屋になってる。夜の営業時間中は、子供たちはその部屋で過ごしてるわけだな。で、テレビを見ながらご飯を食べてたりする。それを見てると、こっちが切なくなってきて、メンソールの相手なんかしとらんと、子供たちの相手をしたってくれ、と女将に言いたくなってくる。ちらり涙が浮かんで食事を味わうどころじゃない。たぶん、ディナータイムではなくてランチタイムが主体の店なんだろうと思う。メンソール以外に客はおらんかったし、ちょいといっぱいと言いつつ鴨鍋を一人でつつくのは辛いもんがあるし、鴨は鶏ほど万人向けの食材じゃないからな。実際のところ、子供たちにとってみれば、夕食時に親が同席しないという状態は否が応でも受け入れなければならないことなので、それほど悲しいとか辛いとか言った感情はないように思う。事実メンソールがそうだったし。強がってたのかもしれないけどね。中崎町商店街にも、子供たちが客席に出てくる店があるけど、そこの子供たちはおおらかだ。個室がないからだと思うけど、テーブル席で宿題してたりするし…。あと、北浜近くにあるモンゴル料理店でも女の子が出てくるけど、可愛いんだな。

 このあたりは、賛否両論があると思う。家族でやってるような店で、小学生くらいの子供たちが料理運びとか手伝ってる店も知ってる。それに対して文句はない。でも、手伝うでもなくうろうろされるのはなぁ…、と思う。でもなぁ…。これは本当に難しい。でも、客の立場からすると、食事をする気を失ってしまうと言うこともあり得る。そうなると二度とその客は来ないだろう。難しい。




(店  名) あたらし
(ジャンル) 鴨料理
(所 在 地) 大阪市中央区瓦町4-4-14 日宝ニュー本町ビル二階
(電  話) 06-6229-7088
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-22:00
(定 休 日) 日祝
(ウ ェ ブ) http://www014.upp.so-net.ne.jp/atarashi-kamo/

P.S.
 土用の丑の日にウナギを食べるというのが習慣となっている。これにはいくつ仮説があるんだけど、エレキテルで有名な平賀源内が、夏に売り上げの落ちる鰻屋からアドバイスを求められ、丑の日に「う」の付くものを食べると暑い夏を乗り切れると言い出したからと言う説が一番有名だと思う。「う」の付くものだから、別に鰻でなくても「うどん」でも「うさぎ」でもいいと思うんだが…。
 
 ちなみに土用というのは、陰陽五行説、要は世界のすべてのものは木火土金水の五元素からできているという考え方から来ている。春が木、夏が火、秋が金に割り当てられていて、土は季節の変わり目を支配することになってる。従って、土用は一年に四回あるんだけど、初夏の土用を指すのが一般的になってしまった。
 
 ところで冒頭にもあるように、鰻は産卵を控えた秋口に脂が乗って旨くなるが、初夏の鰻は痩せててあまり旨くない。だから、鰻屋は夏に売り上げが落ちるわけで、それを打開するために平賀源内にアドバイスを求めたという流れになる。
 
 さて、大阪では、夏にはアヒルを食べるのが習慣になってた。もう少し正しく言うと、家鴨のすき焼きを食べていたらしい。大阪はその昔ほとんどが湿地帯で、福島あたりはレンコン畑があった。なので、河内の泥田アヒルとか言われてたらしい。ちなみに河内というのは、門真市あたりから松原市あたりまでのエリアを指す言葉。レンコン料理専門店もあったんだけど、今はなくなってしまったと思う。梅田あたりも湿地帯で、田圃があったんだけど、それを埋め立てたことが地名の由来となってる。だから元々は梅田ではなくて埋田と言ってた。埋田が梅田になったのは、天満宮の境内にある梅からもらったとか…。
 
 脱線したけど、大阪市内には田圃や畑がたくさんあって、害虫駆除のためにアヒルが放し飼いにされてたらしい。アヒルは漢字で家鴨と書くことからも判るとおり、鴨を家畜化したもの。家鴨と真鴨を交配させたものが合鴨だ。
 


母(いろは)(創作京風おでん/東心斎橋)

2007年07月08日 22時49分39秒 | ジャパニーズ
 京風創作おでんの店。カウンターのみで14席くらい。

 ビールはプレミアムモルツなのでうれしい。基本的には京風薄味のダシで、カツオ、昆布、塩のみ。醤油は使っていないらしい。ただね、メンソール的には化調を感じるんだけどな。メンソールが食べたのはおでんだけではなかったので、おでんダシには使ってないのかもしれない。化調は、強烈に使ってあれば食べた瞬間に判るけど、微妙に使われると食後しばらくしてからでないと判らないので…。

 まずはシジミ。シジミは宍道湖産のもので、ほうじ茶味と大葉味の二種類がセレクトできる。メンソールはほうじ茶味をセレクトした。確かにかすかにほうじ茶の味がする。変わったところでは、トマト、ポトフをイメージしたジャガイモ、豚骨味の豚トロと言ったメニューがあるらしいが、メンソールはやはり定番ネタのスジ、大根、平天などから攻めていく。メンソールとしては、おでんの定番というか王道は練り物の様な気がしてるので…。その後、ロールキャベツ、ワカメ、菊菜など…。

 屋台などのおでんと違って、一品ごとに皿に入れられ、ダシが張られるので、ダシで腹がふくらんでしまって、なんか食べ終わったあとで満足感が得られない様な気がする。やっぱりおでんは、大皿に盛り合わせてほしい気がする。



(店  名) 母(いろり)
(ジャンル) 京風おでん
(所 在 地) 大阪市中央区東心斎橋1-14-19
(電  話) 06-6253-1680
(営業時間) 17:30-27:00、-24:00(日祝)
(定 休 日) 火曜日




このは(割烹/肥後橋)

2007年06月10日 23時23分41秒 | ジャパニーズ
 各方面で人気の割烹『このは』には、女将のワインセレクションに興味があって、一度は行ってみたいと思ってた。今年のメンソールのテーマが、和食にワインと言うこともあって、優先度は高かったんだけど、もう一つのテーマ、フレンチ&イタリアンの方にウェイトが乗ってしまい、和食でワインはなかなか実現しなかった。で、やっと行けた。何度か当日予約して、空席とかキャンセル待ちとかがあるなら行ってみようとは思ってたんだけど、人気の店なので、それは叶わなかった。

 席に着いたメンソールは、ワインをオーダーしてみる。グラスで行くかボトルでするかを悩んだので、ワインリストを要求してみたんだけど、ワインリストはないらしい。完全に下駄を預けてお任せするしかない様なので、まずはグラスをオーダーしてみた。出されたのはブルゴーニュのシャルドネで、酸味はあまりなくちらり麦わらの薫りがするワインだった。突き出しは鶏もも肉の湯引き風。下に敷かれているのは金字草で、メンソールは初めて食べたんだけどわかめの様な、ちょっと硬い目のほうれん草の様な感じ。これをおひたしにした感じ。上にはネギ&オクラがのせられていて、薄味に仕上げられていた。

 造りは、とりがい、たこ、ハモの三種もり。あしらいはミョウガの千切り。とりがいは肉厚の物で、噛みしめると甘みがある。たこも弾力があり、旨い。ハモはちょっといかん。水っぽい。とりがいとたこが旨いだけに、この落差はちょっといただけないかな。なんとメンソールはこの日、カウンターに座れなかったので手元が見れなかったので何とも言えないんだけど、冷凍物を使うとは思えないし、下ごしらえに失敗するとも思えないので、何とも疑問な一品だった。

 椀は、えびしんじょう。蓋を取るとカツオの薫りが立ち上る。まず、十分に薫りを楽しむ。それから、ダシを十二分に堪能する。椀物は、ついつい実の方に先に箸を付けたくなるけど、実を崩すとダシの味が濁るので、少なくとも半分くらいはダシを味わいたい。カツオが踊っているのが見えてきそうなほど濃厚な香り、そして軽やかな味。塩味、醤油味をぎりぎりにまで絞ってあるので、カツオの味が良く生きているし、その中でえびの味が生えている。ちなみにメンソールの二杯目は七本槍という日本酒。

 八寸は、ハモの蒲焼き、八尾の枝豆、トマト&ツブ貝、シシトウと言った感じ。やっぱりハモはいかんと思う。かなり不用意な様な気がするが…。酒の方はワインに戻してみた。女将によると、グラスワインをオーダーした場合は先ほどとは違うワインを出してくれるとのことだったので、喜び勇んでオーダーした。出されたのはコート・デュ・ローヌのヴァンドペイ。こちらも、先ほどのブルゴーニュと同じく黄金色に輝いている。メンソール個人的には、先ほどのブルゴーニュの方が好みだったけど、基本的な女将の考え方としては、やや南方の、酸味が少ない白ワインが和食に合うと考えているんじゃないかと思う。

 小鉢は未来コーンのすり流し。じゅんさいが添えられているんだけど、ほぼ一気にいただいてしまったので、じゅんさいの歯ごたえ、舌触りがよく判らなかったりした。やっぱりじゅんさいはある程度量がほしいかもしれん。このころメンソールは、白菊の9BYを燗で飲んでた。一応女将に聞いてみたところ、常温からぬる燗あたりがよいとのこと。メンソールとしては、温度を変えていろいろ試してみたいという思いはあるんだけど、一応遠慮して人肌燗と伝えてみた。日本酒の取りそろえの方は、それほど数多くない。本醸造から純米吟醸まであるが、基本的にはそれほど端麗から口の品種ではなく、やや甘みの残る柔らかでふくよかな感じの物が多い。料理の方も、柔らかく優しい感じの物が多いし、山椒、木の芽と言った和風ハーブもあまり使われていないことから考えると、シャープな日本酒とは合わないという考えなのかもしれない。燗をしてもらえる酒が二種類に限定されているのは残念な限り。

 天ぷらは、蓮根、ヤングコーン、オクラ、シシトウなど。ミニかき揚げがあって、チーズの代わりにふな寿司を使っているとのことで期待したんだけど、ふな寿司がよく判らんかった。もう少し大胆に使ってほしい気もするが、それをすると、コース全体としてのバランスが崩れてしまう様な気がしないではない。別の店で、天ぷらだったら赤ワインでも行けると言われていたので、ここは赤ワインとしてみた。イタリア産の、若干渋みのあるタイプ。いわゆるミディアムボディよりやや軽い目だと思う。確かに合うし違和感はない。ただ、和食がワインと合いにくいのは、生の魚介類や味噌などを使った料理なので、天ぷらにはそれほど違和感なく合うはずだとは思う。

 続いては炊き合わせ。本当はここでワインをもってくるべきだったかと思ったけど、メンソールは日本酒をオーダーしてたんで、合わせることは出来なかった。ちょっと残念か。ズッキーニなんかも使ってあって楽しい。ここで木の芽が添えられることが多いんだけど、木の芽はなくて白髪ネギでまとめていたりする。優しさと柔らかさが大将の信条なんだろうなと思う。

 最後のご飯物の前に、もう一品いただいてみたけど、そういったオーダーをする客は少ないのかな。和食では、ご飯物に入る前にご飯を出していいかどうか聞き、客はおなかの具合に合わせてもう一品、あるいは二品をオーダーするかどうかを決める。メンソールは勝手に、自己強肴とかいってるけど…。

 で、ご飯は、ミョウガご飯だった。コースの時々に、ミョウガが顔を出してたんだけど、この伏線だったのか…。料理に添えられているミョウガは、独特の薫りも少なく、刺激的で特徴的な味もあまり主張しなかったので、これは、コース全体を貫いている優しさと柔らかさだと思う。ミョウガご飯は、たぶん酢漬けにしたミョウガを使ってると思うんだけど、その酢の味がまた食欲を増進させてくれる。ご飯の方にもやや強い目に塩味が付けられてるんだけど、これがまた絶妙で、香の物なんかいらん。もうご飯だけで掻き込めるという感じ。お代わりが出来たので、半分くらいお願いした。このとき、盆で受けてくれるのが普通だと思うんだけど、手で受けられた。ええのか?。みそ汁はアサリ。メンソールとしては、ちらり山椒を使うのが好きなんだけど、ここでは使っちゃだめだ。ミョウガご飯が主役になってるし、ここで山椒を使うとミョウガご飯が死んでしまう。

 5,000円のお任せコースで七品というのは、お徳だと思う。ただ、メンソールの直感では、この店は一品でオーダーした方がいいというか楽しい店の様な気がする。もちろんカウンターに座らないと行けないし、大将と直に会話が出来ないとだめなんだけどね。それにしても、当日に電話して、一名で予約が取れないところは普段使いしにくいという重大な欠点があるかな。もう一つ。一つのグループは、全員コースにするか、全員一品で頼むかしか出来ないらしい。このあたりのわがままが許されないのは、ちょっと残念かな。



(店  名) このは
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市西区土佐堀1-1-14 R10土佐堀一階
(電  話) 06-6445-0058
(営業時間) 17:00-22:00
(定 休 日) 日祝




たこ茶屋(たこ料理専門店/北新地)

2007年04月04日 00時27分35秒 | ジャパニーズ
 活けたこ料理専門店の『たこ茶屋』は、今の場所に移転する前は、場末とまでは言っちゃ悪いかなと言うくらいのところにあった。メンソールは、グランドオープンして半年後くらいに行ったんだったかな。現在は、北新地に場所を移し、割烹のような高級感漂う店になった。前の店のイメージがあったので、最初に行って以来、行ってなかったんだけど、福島駅前にあった名店に『たこ茶屋』店主が訪れたという話を聞いて、再び行ってみようと思い立った。

 イイダコのコースをオーダーした方が良かったのかもしれないけど、ノーマルにたこ茶屋コース(5,000円)にした。

 突き出しは、季節の三種盛り。前菜としてはタコスミゴマ豆腐いくら&マルカルポーネチーズのせ。イカスミと違ってタコスミが料理に使われない理由はいくつかあるんだけど、それはさておきタコスミ料理を食べたのは初めてだった。

 続いては、八寸。たこの珍味盛り合わせになっていて、たこの柔らか煮、たこ白子、たこわさび漬け、生麩、生湯葉など。これが結構日本酒に合うメニューだったりする。

 さて、メンソールが『たこ茶屋』に行ってみようと思い立ったのは、日本酒のラインナップなんだ。地酒は30種類くらい。他には、高砂(静岡)の10年古酒、梅の宿(奈良)、山廃仕込、BY5の純米大吟醸。手取川(石川)、大吟醸三年古々酒などが、700~1,000円くらい。たこ料理はコースではなく一品で頼み、日本酒を飲みたい気分だったりもする。

 向付は、もちろんたこの作り、中トロ、たこの踊り添え。ヒラメの昆布締め大徳寺納豆巻きなんかもある。

 揚げ物は、たこせんべい。これがいい感触で食べ出すと止まらなくなってしまう。

 ご飯ものももちろんたこ茶漬け、香物は三種類。更にデザートが出る。メンソールはこれに、稲庭うどんを追加し、たこ焼きを何種類か食べたりした。ちなみに、たこ焼きは10種類くらい用意されている。メンソール的には、チーズ焼きが美味しかった。

 活けたこ料理専門店で、店名にもたこを冠しているけど、やっぱりメンソールにとっては日本酒だ。メニューにもちゃんと書いてあるけど、日本酒は六勺入り。



(店  名) たこ茶屋
(ジャンル) 活たこ料理専門店
(所 在 地) 大阪市北区曽根崎新地1-11-19 北新地スタービル六階
(電  話) 06-6341-6300
(営業時間) 17:00-24:00
(定 休 日) 日曜日(月曜が祝日の場合は営業)
(ウ ェ ブ) http://takochaya.at.infoseek.co.jp/

創士庵(きのこ専門料理/北生駒)

2007年04月02日 23時02分44秒 | ジャパニーズ
 佐和子に教えてもらった店なんだけど、秋になったらオフをしようかなと思ってたので、ちょっと下見に行ってきた。近鉄けいはんな線が開通してアクセスしやすくなったけど、ウェブ(http://www.sousian.com/top.html)によると2002年にリニューアルと書いてあるので、歴所のあるきのこ専門店らしい。メンソールは飲兵衛なので、基本的には車を運転しない。けいはんな線が開通しなければ訪れることもなかった店と言うことになる。

 公園の向かいに民家のような感じでぽつんと店がある。扉を開けると、中は結構広い。個室も三つあるらしい。メンソールの目的は、もちろんきのこフルコース(2,940円)だったんだけど、このコースに肉料理か魚料理が更に一品付く3,990円のコースにしてみた。結論から言うと、ボリューム的には2,940円のコースで十分に満足できると思う。

 前菜は四種類。正確には三種盛りプラス一皿。まずはこごみのゴマあえを一口。なかなかに良い感じ。白キクラゲの金針菜のオレンジドレッシングも、酸味が好きなメンソールにとってはうれしい一品。筍の蕗味噌も久しぶりに食べたか。木の芽和えとか蕗味噌とかって、和食を食べてるんだという気分にしてくれる。前菜のプラス一皿がエリンギのローストビーフ巻き。

 作りはトロサーモン、長野産の一夜茸、エリンギなど。一夜茸というのは、二本では一カ所しか栽培していない珍しいきのこらしい。

 次は、揚げ物。春野菜と筍、きのこ数種類を天ぷらと言うよりはフリッター風に揚げたものに、きのこあんあをかけたもの。アイディアとしては面白いんだけど、あんの味がちょいと濃い。醤油をもっと控えて、ダシをしっかり取った方がいい味になると思う。

 次が、きのこ鍋。鍋と言っても、すでに調理されたものが陶器の器で供される。ダシは、大和肉鶏とポルチーニ茸でとり、朝採りのきのこ数種類が使われている。こちらも、やや醤油味がが強め。もっと鶏ダシをしっかり取って、醤油は控えた方がいいと思うんだけどなぁ…。

 ご飯ものは、まいたけご飯。米は熊本産の七城米、まいたけは新潟産の天然物らしい。最後が、抹茶とお菓子。お菓子は桜餅だった。

 やっぱり秋に行った方がいいのかもしれない。味付けは、醤油に頼ってるところがあるように感じるので、しっかりと鰹だし、あるいは鶏ダシを取って、醤油は控えた方が格段に旨くなると思う。

 ビールはえびす。日本酒も厳選の日本酒を二種類だけおいているというポリシーには共感できる。しかも、純米酒を燗してくれるのはうれしい。メンソールの口には合わんかったが…。

 閑静な住宅街の一軒家と言った感じの店なんだけど、次から次へと客が来る。なので、予約は必須だと思った方がいいと思う。サービシングについては、素人と思っていい。サービスの優先順位を勘違いしてる。料理内容は、メニューにしっかり書いてあるんだけど、やっぱり運んできてくれた時に説明してくれた方が、客としてはうれしいんじゃないだろうかとも思う。醤油に頼りすぎの味付けにも若干気になったけど、接客の方がメンソールは気になったかな。



(店  名) 創士庵
(ジャンル) きのこ料理専門店
(所 在 地) 生駒市真弓2-4-21
(電  話) 0743-78-5953
(営業時間) 11:00-14:00、17:30-20:30
(定 休 日) 月曜日(祝日の場合は営業)
(ウ ェ ブ) http://www.sousian.com/top.html


福の家(福島)

2007年03月06日 00時42分23秒 | ジャパニーズ
 少し前から気になってはいたんだけど、こうした店って価格設定が判らなかったりするので、財政的にも精神的にもリッチなときでないとなかなか入りにくい。で、今回入ってみた。カウンター5席とテーブル12席の庶民派割烹と言った感じ。メニューを見ても、1,000円以下のものが多いのがうれしい限り。銀だらの西京焼きが880円、もつ鍋が680円だったかな。二人前からのオーダーになるけど、2,500円のお勧めコースがあったりする。こちらは作り五種盛りと旬菜が二品付く。このお勧めコースは、メンソールの隣に座ったカップルがオーダーしてたんだけど、内容は見てないので判らん。興味はあるけど、カップルの方をチラチラのぞき見るのは気が引けたので…。(^_-)。

 メンソールは、いきなり日本酒をオーダーする。一杯目は秋鹿の特別純米。ちろり(酒たんぽ)で入れてくれる。で、安い。飲兵衛としてはうれしい限り。燗については、基本的には純米酒と言うことになれば、頼めば吟醸酒でも燗に対応してくれる。これはめっちゃうれしい。酔鯨の純米吟醸を燗にしてもらったんだけど、専用の燗器で燗してくれる。温度がちょっと微妙だったが…。

 さて、メンソールのオーダーはのれそれ。メンソールの春は、やっぱりのれそれから始まるので…。のれそれと言えば、ポン酢系かダシ系に分かれるけど、この店ではポン酢系だった。続いて、黒豚のあぶり焼き。これの脂身がめっちゃセクシーで旨い。噛むと脂がプシューと吹き出してくるような感じ。しかもしっかりと甘みがある。最近の牛肉は、脂の甘みがあまり感じられないような気がする。焼き肉でも、肉にサラダオイルを付けて食べてるみたいな感じがするんだけど、これは別途師匠あたりに確認してみよう…。なので、久しぶりに脂の旨みと甘みを実感した感じで、ちょっと懐かしかったりした。これは日本酒ではなくてビールをグビッと飲みたいかも…。

 次が、マグロ&アボカド。ヅケマグロとゴマ油の風味で酒が進む。ご飯ものを合わせてもいいかもしれない。野菜の天ぷら盛り合わせは、塩で食べる。漬けダレは出されない。メンソールは、天ぷらに関しては塩派なので、これはうれしい。たまにタレで食べたくなることもあるんだけどね。(^^ゞ。

 最後に、揚げ出し豆腐。和食屋のモツ鍋にしようか揚げ出し豆腐にしようか迷ったんだけど、揚げ出し豆腐にした。いや~、ええ感じやわ。ご飯がほしいわ。

 この日のメンソールは、日本酒(冷や)からはじめて、日本酒(燗)、焼酎の水割り(メンソールバージョン)、グラスワインと、一杯ごとに変えてみた。こんなの味方するのは珍しいんだけどね。次回は、ワイン一本で通してみようかと思ったりもしてる。ちょっと試してみたいことがあるので…。

 ジャンルとしては、居酒屋になるんだろうと思う。でも、フード類のクォリティは高い。日本酒や焼酎も500円からと驚きの価格設定になってる。唯一の難点は、フラッと立ち寄りがたいと言うところか。人気の店なので、予約した方がいい。突然行きたくなった場合も、電話で確認した方がいいと思う。要は、それくらい大事に使いたいという店でもある。



(店  名) 福の家
(ジャンル) 割烹系居酒屋
(所 在 地) 大阪市福島区福島5-9-15
(電  話) 06-6455-9009
(営業時間) 17:30-23:00
(定 休 日) 月曜日

ひらかた仙亭(和食/枚方)

2006年12月22日 17時31分41秒 | ジャパニーズ
 今年のテーマは小皿料理と言うことだったので、ちょっと崩した感じなのかと予想したんですけど、全体を通してみると、しっかりと和食の流れを踏襲したものであったと思います。各所で遊び心が見え隠れしてましたが…。
 
 食前酒は柚子酒。例年、食前酒には氷が入ってて冷たく仕上げてはあるんですけど、忘年会というとどうしても全員が着席するまでに時間がかかったりするので、食べ始めるまでに氷が溶けてしまって、肝心の食前酒が薄くなってしまうと言うことがあったっりします。このあたりがあまり好きではないので、メンソールは着席するとすぐに、食前酒から氷を抜いてしまい。乾杯までの間に薄くならないようにしたりしてます。今回は、湯桶を使っての燗酒でしたので、そうした心配は無用で、燗をされてふくよかに脹らんだ柚子酒の香りを楽しむことが出来ました。
 
 先付けはクルミ豆腐にモツァレラチーズの白和えを乗せたもの、他にもミニトマトやキウィのデコレーションが美しく、コーンフレークを使ったクリーム餡がかけられているので、デマって出されるとデザートに見えたりします。クルミ豆腐の方は、見た目はごま豆腐に見えるので、最初はごま風味を控えめにしたごま豆腐かと思ったりしました。
 
 珍味として出されたのが、筋子の西京漬け、刻み柚子。
 
 作りとして出されたのがホタテ貝の昆布締め。姿作りなので、ヒモもキモも付けられています。添えられているのは煎り酒。メンソールは、造りに醤油をつけるのがあまり好きではないし、ちょっと塩味が足らないかと思ったときは、箸の先に醤油をつけて造りに移すといったことをします。つまり、一滴も使ってないんですけど、それで十分に醤油の味はわかるし、造り本来の味も楽しめたりします。小皿に入れた醤油にダイレクトにつけたりすると、醤油の味しかしない造りのようなものができあがるだけだと思ってます。それに対して、煎り酒は貝類や白身魚の造りとの相性は抜群だと思っています。煎り酒の作り方については、Googleなどで検索すればすぐに判ると思います。仙亭での特徴は、梅干しを焼いて香ばしさを出していることと味醂を使わないことだと思います。自宅でも簡単に作れますし、(煎り酒)+(醤油)で減塩醤油として使うことも出来ます。メンソール的には、ぜひ刺身醤油として使ってほしいですが…。
 
 吸い物が蓮根のみぞれ仕立て。このあたりは定番です。蓮根豆腐は、やや蓮根が粗い目なので、歯ごたえも十分楽しめます。
 
 煮物が豚角煮の粟飯蒸し。大根の含ませ煮の上に粟を混ぜた米が乗せられ、その上に豚角煮が乗せられています。さらに、銀餡がかけられ、洗い葱があしらわれています。豚角煮どんぶりを、椀という小宇宙の中で再現したという表現がぴったりではないかと思ってます。豚の角煮は嘘のように柔らかく、箸に全く抵抗せずに切れてしまいますし、粟飯の方は、何とも言えない香ばしさを残しています。このあたり、聞けなかったんですけど、蒸す前に炒ったのかもしれないです。
 
 蒸し物は甘鯛のかぶら蒸し、こちらも定番の料理ですね。ここまでは、比較的薄味に仕上げられていたような印象があるんですけど、後半一気に炸裂するというのは和食のお約束というか王道のように感じていたりはします。
 
 さて、焼き物は、牡蠣柚子釜クリーム。牡蠣のクリーム煮を作って、それを柚子の中身をくり抜いて作った器に入れ、皿にそれを網に乗せた、焼いた状態のまま今日されます。器のふたも柚子で作られているので、好みによっては、ふたを絞ることによって酸味を増すことも出来ます。メンソールは、酸味の強い方が好みでした。ここからがクライマックスの始まりです。
 
 代わり鉢として出されたのが鰻のサンドウィッチ。トマト&キュウリは定番のお供ですけど、黄身酢が使われてるんですね。
 
 酢の物としては、オレンジの釜盛り。先の柚子釜と同じくオレンジをくり抜いたものを打つわとして使っていて、合鴨ロース煮が入れられています。味付けは酢みそ。針葱がしっかり使われています。
 
 ご飯は、薬膳がゆ。例年は、このあたりになるとしこたま酔っぱらっていて、何を食べたのか、どんな味だったのかを覚えていないという状態になってました。それ以前に、ご飯ものを食べた記憶さえないという状態だったのですが、猛反省して、ここ三年ぐらいは酒量を減らし、料理を楽しむことの方にウェイトを置いています。クコの実や湯葉が使われて、香の物、塩昆布、梅干しが添えられます。
 
 最後は、果物の包み蒸し。峰岡豆腐と柿を笹の葉だったかで巻いて蒸したものです。フレンチを食べたときに、メインディッシュに焼いた柿が添えられていたことはあって、そのときはかなり感激したんですけど、蒸した柿は初体験でした。峰岡豆腐の方は江戸時代によく食べられていたおやつらしいです。砂糖、牛乳、クリーム、片栗粉を混ぜ、ラップで包んで蒸し上げたものだそうで、独特のもちもち感があります。これが不思議なことに、柚子味噌をつけて食べると、うまさが200%くらいアップします。


 仙亭での忘年会が終わったので、メンソールの一年もやっと終わったという感じです。来年もまたよろしく。たぶん、2007年も忘年会についてはこちらでは告知案内をしません。参加してみたいと思った方がおられましたら、2007年12月頃に、メンソールまでお知らせください。個人的に案内を差し上げます。



(店  名) ひらかた仙亭
(所 在 地) 枚方市大垣内町3丁目1番20号
(電  話) 072-846-3333
(営業時間) 110:00-20:30(座敷)、11:30-20:00(レストラン)
(定 休 日) 水曜日
(ウ ェ ブ) http://www2.ocn.ne.jp/~sentei/index.html

若(ちゃんこダイニング/北新地店/

2006年12月10日 13時59分42秒 | ジャパニーズ
 言わずとしれた、第66代横綱、若乃花の店。メンソールが行ったのは北新地店だけど、大阪では他に、道頓堀店、あべのHoop店がある。

 ちゃんこ鍋は、一人前2,600円で、深層海水塩をベースにブレンドした特製塩を使った塩鍋の他、味噌鍋、醤油鍋、チゲ鍋野四種類からセレクトできる。メンソール的には塩鍋をセレクトしたかったんだけど、同伴者の意向が強く反映されてチゲ鍋となった。

 噂では「高いで…」と聞いていたけど、ちゃんこ鍋を食べるだけならそれほど高くはない。逆に、ちゃんこ鍋にこだわってトッピング(別具材)を追加したりすると跳ね上がる。このあたりは価格設定の妙というのかな。コース料理は、食前酒から始まって、サラダ、造り盛り合わせ、天ぷら、ちゃんこ鍋、ラーメンか雑炊、デザートの構成で6,000円から用意されている。サイドメニューも豊富にそろっているので、こちらもメニューを見るだけでも十分に楽しめる。

 鍋は、サービス担当が作ってくれるので、客は手を出す必要はない。最初は器に装ってくれたりもする。店の雰囲気というか、高級感が売り物だと思うし、ちゃんこ鍋をはじめとした料理は、若干パフォーマンスが悪い目かという気がしないではない。接待とかに使うならおもしろいかもしれないが、鍋だけのパフォーマンスなら『海老蔵』が大きく水を空けていると思う。

 オリジナルドリンクとして、『六十六代』と名前の付いた麦焼酎と純米吟醸酒、『若』という名前の芋焼酎と純米梅酒がある。メンソールは、純米吟醸酒を飲んでみたけど、淡麗辛口で吟醸香もそれほど主張しない。飲みやすいと言うか一般受けする味だったかな。


(店  名) ちゃんこダイニング若 北新地店
(ジャンル) ちゃんこ鍋
(所 在 地) 大阪府大阪市北区堂島1-4-2 ビールディング北新地 三階
(電  話) 06-6456-4527
(営業時間) 17:00-29:00(月~金)、16:00-24:00(土日祝)
(定 休 日) 無休
(ウ ェ ブ) http://www.dreamark.co.jp/waka/

入道(割烹/中崎町)

2006年11月04日 10時37分04秒 | ジャパニーズ
 以前は中崎町にある大東洋の向かいあたりにあった居酒屋風の店で、魚料理が美味しかった。値段的にはちょい高めだったけど…。それがいつの間にかなくなってて、残念に思ってたんだけど、場所を移転して営業してると聞いたので行ってみた。非常に判りにくい場所にあるんだけど、『10's』というバーを目印にしていけばいいと思う。

 以前の、木をふんだんに使った居酒屋風の内装から、和風の雰囲気を残しながらもかなりおしゃれで、空間を贅沢に使った割烹風の店に生まれ変わった。コの字型のカウンターがあり、その外側にテーブル席が配置されている。

 お任せコースにすると8,000円なので、アラカルトでオーダーすることにして、メニューから気になるものをオーダーすることにした。まずはつきだし。これを見ても居酒屋じゃなくて割烹だと思わせてくれる。銀杏の葉をあしらった皿に、銀杏、たたきゴボウ、しんじょなどが乗せられている。銀杏は煎っただけではなくてかすかに薫蒸したような香りがついてたんだけど、気のせいかな?。

 鯛あらは酒蒸しならぬワイン蒸しで、プチトマトがあしらわれていて、見た目もイタリアンな感じ。食べてみると、バターの味と香りが濃厚で、その中に直火で焼かれた鯛の香ばしさがが残っているような感じで、和風のような洋風のような、不思議な料理だった。メンソールはずっと日本酒で通してたんだけど、この料理ならワインが合うんじゃないかと思う。魚介類とワインはあまり相性が良くないと思うし、特に醤油とかみそとかには合わないと思う。でも、料理にワインを使ったりバターやクリームを使ったりすると、合うような気がする。

 続いては、キンキの煮付け。メンソール的には、もう少し甘辛くこってりと煮付けたものが好きなんだけど、これも旨かった。あまからなんだけど、魚の味がしっかりと味わえるのがいい。

 ご飯ものとしては、メンソールはウニいくらどんぶり。さらに、この店のおすすめの鯖の棒ずし。棒ずしだけ食べに生きたくなるようなセクシーな味わいだっ
た。

 大将もお元気そうで何よりでした。ただ、サービングはかなり遅い。途中で何度か催促したほど。これは、最初に一気にオーダーしても変わらないようなので、どっしりと腰を落ち着けるか、酒の肴的なアテで、時間稼ぎするか、そうでなければ仲間で会話を楽しめるかしないと辛いかもしれない。




(店  名) 入道
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市北区中崎町2-4-36
(電  話) 06-6374-7600
(営業時間) 11:30-(売り切れ次第終了)、17:00-22:00
(定 休 日) 火曜日

菖蒲(割烹/曾根崎新地)

2006年10月01日 21時38分12秒 | ジャパニーズ
 今年のテーマは日本酒だったんだけど、毎年このころになると、年頭に決めたテーマに飽きてくる。日本酒の飲める居酒屋にも飽きてきたので、日本酒の飲める割烹へ。割烹と居酒屋の境目って何かと聞かれると難しいし、割烹という看板を上げていても、客が居酒屋だと思っている場合もある。

 突然飲みに行こう、割烹へ行こうと決めたので、終業後にあちらこちらの割烹へ電話で連絡してみる。さすがにどこも満席だったのであきらめてたんだけど、最後だと思ってかけた『菖蒲』に滑り込むことが出来た。

 今年のテーマは日本酒なので、一杯目から日本酒をオーダーする。日本酒は、燗用が一種類、地酒が八種類くらい置かれてる。突き出しとして出されたのは栗豆腐。

 単品でオーダーすることも出来るが、とりあえずコースで行くことに決める。おまかせセットが3,500円、おまかせコースが二種類あって5,000円と8,000円だったので、5,000円のコースにした。

 まずは作り盛り合わせなんだけど、10種類くらいの盛り合わせだったので、全部は覚えてない。それが少量ずつ、ちょっとイタリアンっぽい容器に盛られている。調味料の方も、醤油に加えて塩など三種類用意されていて、それによる味の変化も楽しめたりする。造りと言えば醤油&山葵だと思ってると、魚介類の隠された味がわからなくなってしまったりすることがあるので、たまに醤油を使わないというのは面白いかもしれない。メンソールは、造りには醤油を使わないし、使うことがあったとして、箸の先に醤油を付け、それを造りに垂らす程度。それで十分だと思うんだけどね。

 続いて椀物。これが、スパイシーで、ちょっと不思議な香りの一品だった。スパイシーと行ってもエスニックなという意味ではなくて、山椒とか木の芽とかのスパイシーさがあって、それが間欠泉的に襲ってくるので、最後まで楽しめる。

 次は蒸し物。トマト饅頭のバジルあんかけ。トマトはくりぬかれていて、中にはジャガイモ&ベーコンが入っている。それにバジルのあんかけとなると、イタリアンを感じさせてくれる。最初の造り盛り合わせと良い、和風の枠を越えて、各国料理の手法を取り入れようとする姿勢が見えるような気がする。複線を引いておくと、それが最後のはじけるんだけど…。

 焼き物は子持ち鮎。旨かったです。鮎を二匹。骨も尾びれも頭も残さず成仏させました。つまり、皿しか残らなかった。

 ここで、しい肴と思われるものが三品。コースに含まれていたのか、それともメンソールが酒好きと思って出してくれたのかは判らないけど、それぞれにセクシーな逸品で酒が進む。

 最後のごはんものは、四種類くらいの中からセレクトできる。定番もののお茶漬けなどもあるが、メンソールが選んだのは大人のカレー。兎我野町の日本酒が旨い店(和食系)で、最後にカレーという店があるが、よく似てる。メンソールがカレーをオーダーすると、大将が嬉しそうな顔をしたような気がした。「辛くても大丈夫ですか」と、聞くので、「辛いのは平気だ」、と答える。それなりに辛かった。ので、市販のカレーの辛口食べれない人には無理だと思う。濃厚で芳醇な甘みと旨みがある。メンソールは、このカレーだけ食べに通いたいと思ったりもした。

 メンソールの率直な感想を言うと、『若い』かな。決して未熟ということじゃないし、どこがどのように若いのかと言われると答えに窮する。強いていえば、将来が楽しみという感じかな。次に行くと、また別の驚きとかがあるような気がする。



(店  名) 菖蒲(しょうぶ)
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市北区曽根崎新地1-5-7 梅ばちビル二階
(電  話) 06-4345-7899
(営業時間) 17:30-22:00
(定 休 日) 日祝
(備  考) チゲ鍋、大人のカレーライスなどのメニュー有り


萬転屋(天ぷら/北区黒崎町)

2006年09月02日 14時17分09秒 | ジャパニーズ
 屋台風な店、店内は照明が落としてあってキメのデートに使えそうな雰囲気でもある。で、ニューウェイブな天ぷらを供してくれる。画像は、マヨネーズで仕上げた天ぷらを、更に客席でバーナーを使ってマヨネーズの油分を飛ばして軽やかにするパフォーマンス進行中なもの。

 天ぷらメニューだけ並べていくと、まずなまえび。もちろん揚げてあるので尻尾まで全部食べれる。続いてアスパラの豚巻き。このあたりは定番かと…。次が、ニューウェイブとか創作とかいわれる所以の大根おろしの天ぷら。甘エビとかはそのまま何もつけずに食べるんだけど、大根おろしの天ぷらはたっぷりの天つゆにつけて食べるようにサジェストされる。続いてはトマトの天ぷら。ここまで来ると、メンソールはちょっとうなったか…。普段は天ぷらとして馴染みのない素材を揚げてみるという心意気は評価するけど、トマトの天ぷらはどうなんだろう。あとは、クリームチーズと塩辛の天ぷらがあるらしいが…。

 このあたりでけっこう満腹になってしまったので、メンソールは締めとして穴子をオーダーしてみた。これが結構旨かったりした。なので、次回来る時は創作系の天ぷらではなく、定番ものをオーダーしてみたいかも…。

 2~3名なら予約なしでも行けるかもしれないけど、大人数なら予約しておいた方が良い。それと、一見客は突き出し付きのおまかせコースになる。


(店  名) 萬転屋
(ジャンル) 天ぷら
(所 在 地) 大阪市北区黒崎町3-22
(電  話) 090-4271-0604
(営業時間) 18:00-26:00
(定 休 日) 月曜日


ひらかた仙亭(枚方)

2005年12月15日 20時56分30秒 | ジャパニーズ
 『ひらかた仙亭』という、毎年12月に訪れている料亭があるのですが、今年も行ってきました。以前はお品書きを見ながら料理を楽しんだりしたのですが、事前に料理の流れを知らずに味わってみたいと考えたので、今回はメニューを読まずに、出された物を驚きと共に迎えつつ、食べ進めていくという感じにしました。

 先付けの柚子釜盛りは、さごしと蕪の柚子香漬けだったんですけど、見た目蕪が白身魚に見えていたので、ちょっとした驚きでした。黄身酢の方も鮮やかでしたし…。ちなみに黄身酢というのは、文字通り卵の黄身と酢、ダシ、葛で作るものです。さらにマヨネーズを入れると若者向きにもなります。温度を上げすぎると黄身が固まってしまうので、慣れないうちは面倒くさいです。と言うか、こういう調味料に至るまで細かい配慮と手間がかかっているのが、料亭の良いところであり、足を運ぶ意味ではないかとも思ったりしています。

 造りは、鯉かと思ったんですが甘鯛の昆布〆でした。しょっつるかと思った漬けダレは煎り酒だそうです。酒に梅干しを入れ、沸騰したら火をつけてアルコールを飛ばしたもので、白身魚に良く合いました。で、醤油や味噌のアミノ酸の旨みがワインの天敵だったりするんですけど、醤油ではなく煎り酒ならワインとケンカすることもないんじゃないかと思ったりしました。メンソールはこの時、日本酒を飲んでいたので、ワインとの相性を試すことは出来ませんでしたが…。

 造りのもう一品はイカそうめんで、これには料理長自ら鮫肌のワサビおろしでワサビをおろして頂きました。ワサビの辛味成分は揮発性なので、やはりおろしたては旨みも辛味も強烈さも段違いです。実際、コースが終わる頃にはおろしたての時の感動はなくなるくらい味が変わってましたから…。

 鍋は、鴨のソップ仕立て。ソップというのは鶏ガラダシのことだとメンソールは思っていたのですが、スープ(soup)という言葉が入ってきた時になまってソップと伝えられたとか。鶏のスープをベースにしてコーン独特の旨みと甘みが絶品のスープでした。たぶん、鴨の臭みを消すという目的でも使われていると思うんですけど、コーヒーフレッシュも使ってあるとのことでした。鴨肉にも合うし、野菜達の味も引き立ててくれるし、素晴らしかったです。

 蒸し物は蕪蒸し。鱈白子、百合根、金柑の濃厚な味が楽しめました。

 酢物は河豚徳利蒸。やっぱりちり酢が旨いです。止椀は納豆汁で、御飯は合鴨御飯。韃靼蕎麦や舞茸、榎木まで入っていて、素朴だけど、鴨の旨みはしっかりあると言ったご飯でした。ちなみに韃靼蕎麦というのは、モンゴルやネパールなどの中央アジアで古くから栽培されている蕎麦の仲間らしいのです。

 口直しにはイチゴ、キウィ、あんぼ柿。とてもしあわせな一時でした。


(店  名) ひらかた仙亭
(ジャンル) 和食
(所 在 地) 枚方市大垣内町3-1-20
(電  話) 072-846-3333
(営業時間) 11:00-20:30(座敷)
      11:30-20:30(レストラン)
(定 休 日) 水曜日
(ウ ェ ブ) http://www2.ocn.ne.jp/~sentei/index.html



衣喰塩梅(天ぷら/神戸市中央区)

2005年09月09日 20時42分10秒 | ジャパニーズ
 神戸の本町に激安&劇旨の中華料理屋があるらしい。再開発かなんかで、ビルに建て替えられるけど、その間は営業しないらしいとの話を聞いたので、メンソールは速攻神戸に向かった。

 ところが、どこで何がどう間違えたのかはわからないが、琴ノ緒町の裏手にある天ぷら屋に入ってしまった。琴ノ緒町というのは、メンソールにとってはちょっと思い出のある町なんだけど、そうした昔話は置いとくことにしよう。

 店は、四角い提灯だけが目立っている。引き戸を開けるとカウンターのみ六席くらいの店。天ぷらやというと、高いというイメージがあるけど、串カツは安いのになんで天ぷらは高いねんというオーナーの思いから、なんと一串100円。店にはいると、取りあえずのドリンクオーダーを取ってくれる。メンソールはトリビーにした。続いては、伝票を渡され、壁に書かれているメニューから、自分の食べたいものを列記していく。お初のメンソールは、串八本に稲庭うどんのコース(1,500円)を選んだ。串は、肉系&野菜系で計30種類くらい。ドリンクメニューも焼酎からワインまで結構揃っているが、お勧めは日本酒。

 すると、野菜スティックと、塩を三種類(ノーマル、抹茶塩、カレー塩)と天ツユがセットされる。串カツ屋とは異なり、食べるペースに合わせて一本ずつ揚げてくれるので、常に揚げたてのアツアツが食べれる。しかし、他の客ともタイミングを合わせるので、料理が出てくるのはかなり遅い。メンソールは18:00に入って、串八品のコースを食べ終わったのが20:00近くだった。なので、飲兵衛でないと辛いかも…。メンソールは、店主が選んでくれる地酒が気に入ったのと、店主もアスリートということもあって、共通の話題で弾んだのでサービングの遅さはあまり気にならなかったけど、途中で我慢できなくなって帰ってしまった客も一組いた。

 野菜スティックを食べ終わると同時にビールもなくなっていたので、ワインをハーフボトルでオーダーした。ワインを飲み終わったころに、ようやく串は三品くらい食べてたので、漬け物と地酒をオーダーした。出てきたのは、『雨後の月』だった。漬け物は自家製で、オーダーすると糠床から出してカットしてくれる。これがセクシーな味で酒が進む。二杯目は漢字が出ないのでひらがなで書くけど『だっさい』で、三杯目が『鷹勇』のなかだれ。

 なお、店名は『衣喰塩梅』と書いて『いいあんばい』と読む。大阪弁なら『ええあんばい』かな。店はなかなかにいい感じ。次々とのぞく客がいるので、予約はしておいた方がいい。席が空いてても、店主のキャパを越えると判断した場合は断るみたいなので、できれば事前予約がいいと思う。それと、サービングは遅いので、オーダーは最初に一気にしておいた方がいい。最終電車とか気になるなら追加オーダーは無謀かしれん。天ぷらを食べるのではなく、店主が選ぶ地酒を飲みに行くのが楽しいと思う。なお、メンソールが頼んだコース(1,500円)は、稲庭うどんに換えて天巻きとすることもできる。天巻きというのは、天ぷらを巻いた巻きずしのこと。天むすの親戚だな。


(店 名) 衣喰 塩梅
(ジャンル) 天ぷら屋
(所 在 地) 神戸市中央区琴ノ緒町4-7-15
(電 話) 090-3843-0374
(営業時間) 17:00-24:00
(定 休 日) 水曜日

右近(福島) 割烹

2005年05月29日 23時46分30秒 | ジャパニーズ
五年ほど前に、某店の料理長に紹介されて以来、行きたいと思いながら行けなかった店。今回やっと突入することができた。

まずつきだしは、旬のじゅん菜をあしらったもの。枝豆、麩などが合わせられており、やや酸味の効いたあんが、涼しげな一品。

この店の名物と言えば、スッポンのおこげあんかけと、特製の肉じゃが。肉じゃがの方は、肉はテールで、ジャガイモの方はマッシュしてあるような感じ。ただのマッシュではないと思うので、さらに何か手を加えているとは思う。ジャガイモの食感は賛否あるかもしれない。

造りは、アオリイカ。最近アオリイカを置く店が増えたような気がする。焼き物はアスパラの塩味。椀物は、季節野菜の炊き合わせ。揚げ物は葉もの梅肉包み揚げとした。コースだとそれなりの値段になってしまうんで、単品でオーダーして正解だったと思う。コース料理だと、九品で7,000円となる。

写真(中央)の冷やしキャベツと、つきだしはなかなか良かった。アスパラも火の入れ方が絶妙。クジラ肉とタマネギのガーリックソースは、あまりクジラ独特の味や香りがなかったように思う。メンソールは、梅干しは酸っぱくて塩っ辛いのが好きなので、ハモの梅肉包みはちょっとメンソールの好みからは外れている感じ。

あと、仲居さんはメニューの内容くらい覚えておいて欲しいと思う。メンソールは結構メニューは記憶しちゃうので、メニューを指さしながらオーダーすると言うことがあまりない。ところが、オーダーするたびに何度か聞き返された。仕方がないので、メニューを広げて指さしてオーダーし直した。この店のメニューは、A4版の紙を二枚くらいつなげた、大型サイズのもので、しかも紙一枚のひらひらしたものなので、こうしたオーダーの仕方は非常に疲れる。

アスパラのメニューは、塩焼きとバター焼きがあって、どちらがお勧めかを聞いてみたら、「塩焼きは塩で味を付けてます。バター焼きは、バターで焼いています」と言われた。そんなことは説明されんでも判るやけど…。


(店 名) 右近
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市福島区福島8-14-13
(電 話) 06-6454-0058
(営業時間) 17:00-27:00(火~金)、17:00-23:00(土日祝)
(定 休 日) 月曜日&祝日の火曜日

剛速球オフ(ひらかた仙亭)

2005年04月17日 20時41分34秒 | ジャパニーズ
 壮大な忘年会の会場を提供いただきました料理長に感謝申し上げます。普段あまり会えない方々と歓談できるのは嬉しい限りです。ロマンスが生まれないのは寂しい限りですが…。

 さてメンソールは、例年半ばで完全な酔っぱらいと化し、止め腕以降を食べた記憶がなかったりすることがほとんどだったので、今回はノンアルコール態勢で臨みました。

 メンソールが印象に残ったのは、鰤モツ煮。最初はミミガーかと思ったりしたので、献立表見てびっくりしたりしました。続いては、車海老湯洗い。海老は赤く色づいているのですが、中はほとんど生といった感じで、大変美味しかったです。河豚皮の煮こごりも、チリ酢がメンソール好みで楽しめました。

 豆乳仕立ての小鍋は、鮟鱇も美味しかったのですが、モロヘイヤうどんが意表をつくおいしさでした。アクセントの昆布茶が催行に引き立ててくれます。

 牡蛎のいしる焼きも磯の香りがして大変美味しかったです。牡蛎のうま味を含んだいしるが蒸発して焦げたりすると、一層磯の香りが引き立って、食欲をそそります。

 甘鯛の柚子皮揚げは柚子の香りがアクセントになっているのと、岩塩の柔らかい辛さが最高にマッチしてました。

 鴨ご飯も美味しかったんですけど、漬け物が最高に美味しかったです。

 また来年もよろしくお願いします。今年のテーマは剛速球と言うことでしたので、来年のテーマがどうなるのか、すでに今から楽しみだったりします。



(店 名) ひらかた仙亭
(所 在 地) 枚方市大垣内町3丁目1番20号
(電 話) 072-846-3333
(営業時間) 110:00-20:30(座敷)、11:30-20:00(レストラン)
(定 休 日) 水曜日
(ウ ェ ブ) http://www2.ocn.ne.jp/~sentei/index.html