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大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

凡(福島)

2004年12月20日 13時13分46秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 とりあえず、この店に至った経緯を書いておこう。福島というよりはもっと北、大淀というところに"Sicks"というバーがあって、この界隈では伝説的になっているバーテンドレスの"Ari"がいた。メンソールは、"Sicks"の常連だったんだけど、同じく常連の中に津田凡照と言う人がいて、その人と福島にある"Bar Kaboto"で再会した。そこで、自身もバーをやり始めたことを知らされ、のぞきに行ったのが『凡』というバー。マスターは主にフード類を担当し、ドリンク類はバーテンダーが担当すると言った感じ。それほど広い店じゃないけど、隠れ家的には使えるかも。テーブル席があるんだけど、それが和室なのがちょっと笑える。


(店 名) 凡(Bon's Tavern)
(ジャンル) バー
(住 所) 大阪市福島区福島5-13-1 上翔ビル二階
(電 話) 06-6453-5065
(営業時間) ?
(定 休 日) ?
(店 主) 津田凡照

酒肆ポンシェビ(心斎橋)

2004年12月20日 13時04分44秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 心斎橋へ飲みに行くなんて、もう何年もしてないような気がする。それはさておき、【パスタオフ】の会場へ、打ち合わせをしに行ったついでに、サメが泳いでいるらしいバーに行こうとしたら、営業開始時刻の30分前だったのでこれは断念。最近は焼酎かワインばかりの生活をしているので、ちょっと日本酒飲んでみたいという衝動に駆られ、鰻谷にある『酒肆ポンシェビ』へ。名前は忘れちゃったけど、南船場にも同じような雰囲気のバーがあって、地下一階にあるところまで同じ。最も、南船場の方のバーは、もっと暗くて、椅子が高いんだけど....。

 メンソールが店に着いたのは19:00少し前だったと思う。バーなんで19:00前に営業してるかどうか心配だったんだけど、18:00オープンだそうでなんとか入れた。最初から日本酒でとばすつもりだったんだけど、『エーデルピルス樽生』が目に入ったので、予定変更して最初の一杯はビール。本町あたりのビアホールで飲んで以来、気に入ってたビールで、麦芽100%で、ホップが通常の三倍量使われているらしい。麦芽の香りと甘み、強いホップの苦みが個性的なビールで、かつキレはかなり良いように思う。ちなみにこのビールは、アサヒビールの限定醸造ビールらしい。

 おいしいビールとつきだし(きんぴら&カボチャにもの)を食べながら、今日のメニュー構成を考える。メニューのお勧めフード欄を見ると、きずしとスモーク三種盛りが目についたので、まずきずしをオーダー。お勧め欄に載ってないお勧めは何かと聞くと、裏メニューがいろいろとあるらしい。メンソールはその中からかますごとイカの一夜干しをオーダー。お勧め欄にあったもう一つのメニュー、スモーク三種盛りは、ラストにいただくことにした。

 最初に出されたのはきずし、きずしなら日本酒でしょと言うことで、磯自慢をオーダー。嬉しいことに、日本酒は金属製のグラスで供される。金属製のものをグラスと呼んで良いかの議論はあると思うけど、コップではちょっと情緒が感じられないし、ぐい飲みと言えば陶器製のものがイメージされてしまう。でも、ぐい飲みと言った方が良いのかな。六勺程度の小振りなぐい飲みながら、金属製なのでずしりと重い。酒はあふれるほど注いでくれるが、あふれた酒を受ける小皿もまた金属製。きずしは、醤油と共にカラシが添えられている。それほど酸味はないものの、軽く炙ってあるので、ひと味違った味わいがある。

 続いてはかますご。やや小振りで、味付けは、ポン酢、レモン、ダシの中から選択できる。メンソールは酸味をきかせるのが好きなので、ポン酢。このポン酢が結構良いポン酢で、最後は残さず飲んじゃった。

 次はイカの一夜干しを、軽く炙ったもの。イカの内部には内臓を使ったイカ味噌が詰め込まれている。素朴なんだけど、幸せになる一品。メンソールがこれに合わせたのはシェリー。タイプはアモンティリャード。

 最後に、スモーク三種盛りをオーダー。しっかりとスモーキーなフレーバーが付いた貝柱なんかがメンソールのお気に入り。合わせたのはやっぱりシェリー。オロロソ・タイプのもの。最後にもう一杯、クリーム・タイプの甘いシェリーを飲んで締めとなった。シェリーばかり複数飲むのは、昨年夏に参加したシェリーセミナー以来だと思う。

 『ポンシェビ』という不思議な店名は、この店でメインで扱っている三種類の酒(日本酒、シェリー、ビール)をつないだものらしい。シェリーは結構な種類がそろえられているが、フードもドリンクも、隠し球が結構あるので相談しながら決めていった方が面白いと思う。店内には装飾品は一切ない。バーであるにもかかわらず酒のボトルすら見あたらないという、独特の雰囲気を持った店。メニューは和風のものが多いので、シェリーで和食といった感じだけど、酒のつまみ的なものがほとんど。メンソールは、フードに合わせて日本酒とシェリーを飲み分けたけど、このあたりは好みで使い分ければよいと思う。


(店 名) 酒肆ポンシェビ
(ジャンル) バー
(住 所) 大阪市中央区心斎橋筋1-2-22 サニーサイドプレイス地下一階
(電 話) 06-6254-8631
(営業時間) 18:00-26:00
(定 休 日) 無休
(店 主) 山本恭史

バレル(北浜)

2004年12月19日 23時57分33秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 火曜日のカレーオフの集合時刻を、何と一時間勘違いしていたメンソールは、時間つぶしにベルジアンビアカフェ(ベルギービールカフェ)の『バレル』へ。内装は、オリエント急行っぽいという感じ。ベルギーの伝統的なビアカフェを再現しているとのこと。従業員はなぜか男性比率が高い。しかもイケメン揃いで、ホストクラブに来たかと勘違いするほど。ウェイトレスは一人だけ。ウェイターもウェイトレスも、言葉遣いは丁寧なんだけど、雰囲気がものすごくタカビーなんだ。気のせいかなぁ....。

 ベルギービールは大体25種類くらい置かれてて、生ビールはそのうちの4種類。ヒューガルテン・ホワイト、ベルビュー・クリーク、レフ・ブロンド、そして日本初上陸のステラ・アルトワ。もちろんメンソールは、日本初上陸のステラ・アルトワをオーダーした。ベルギービールにしては、日本のビールによく似てるけど、ポップの苦みは余りなく、麦の味が濃い。生ハムとかザウワークラウトとかつまもうかなとは思ったけど、カレーオフの時に心おきなく食べれなくなったら悔しいので、ビールだけにした。

 二杯目は、レフ・ラデュース。このビールを飲むと、身体の芯から温まるらしい。デュベルとかも好きなんだけどこちらの方が気軽に飲める気がする。

 三杯目は、ブーン・グース。年代の異なる3種類のランビックをブレンドして二次発酵させ、樽で寝かせたビール。酸味のあるビールで、メンソールは結構好きなんだけど、ビールは苦いものと思いこんでいる人にのませて驚かせるののも面白いかな、なんて思ったりしてる。


(店 名) バレル
(ジャンル) ベルジアンビア・カフェ
(住 所) 大阪市中央区北浜4-7-28 住友ビルディング二号館一階
(電 話) 06-6233-0455
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-23:00
(定 休 日) 日祝

カー・ヴィラージュ(北区西天満)

2004年12月19日 23時36分57秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 ランチはどこで食べようか....、と考えていたら見つけた店。もう少し東へ進むと『船場カレー』なんかもあったりして、ひょっとしたらこの日のランチは、船場カレーで、名物のネギカレーになってたかも知れないけど、12:00にはまだ少しあったので、一号線からは少し外れたところにあるフレンチの『カー・ヴィラージュ』へ。ランチメニューは1,000円、1,500円、2,500円の三種類。このあたりのフレンチと言えば、『パリのビストロ』と『ル・クレール』くらいかな。それでも、イタリアンが人気な中で、フレンチががんばってくれているのは嬉しいかも。イタリアンのランチって、一番安いヤツはパスタランチの場合が多いし、せっかく気張ってイタリアンの店に来てるのに、ランチがパスタというのはどうなのさ、といった感じなので....。メンソールのオーダーは1,000円のランチ、内容はスズキ。添え付けは貝柱、タコなど....で、なかなか楽しめました。

 ただし、店ではシェフの松村さん一人だけで、調理も接客もされているので、サービングはそれなりの時間がかかります。あとに大事な予定が入っている場合には避けた方が賢明です。


 ディナータイムはアラカルトメニューの他に、3,000円、4,000円、5,000円の三種のコースメニューが用意されている。


(店 名) カー・ヴィラージュ(K.Village)
(ジャンル) フレンチ
(住 所) 大阪市北区西天満5-16-17 エフワンビル一階
(電 話) 06-6363-0099
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-21:30
(定 休 日) 日曜日
(店 主) 村松孝祐


エントラータ アル・チェントロ(天三)

2004年12月19日 23時36分02秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 『トラットリア・アル・チェントロ』と言えば、誰でもが知っているイタリアンな店だけど、系列店がいくつかある。『トラットリア』の近くにある『スフィーダ・アル・チェントロ』は、トラットリアの方がコース中心なのに対してアラカルトのみ。その近くにはドルチェやデリが買える『レガーロ・アル・チェントロ』もある。その他に、堂島ホテル(ポテンツィアーレ)とか神戸三宮(ekimae食堂)とか、あと心斎橋(海櫻アルチェントロ&KAIOHアル・チェントロ)とか....。余談だけど、心斎橋のアル・チェントロは、『海櫻』と『KAIOH』の二軒があって、メニューが異なるので注意してね。

 アル・チェントロ系列店であるにもかかわらず、あまり表に出てこない店が扇町にあって、店名を『エントラータ・アル・チェントロ』という。このレポート書く前に、ウェブで検索してみたけど、ヒットしなかった。

 『エントラータ・アル・チェントロ』という、緑色の看板はあって、その二階。店はカウンター8席のみ。ドリンク類は、それほどの多岐にわたって取りそろえられている訳ではない。フード類も、前菜の盛り合わせとかチーズとかパスとか、8種類くらいかな。ここエントラータでは、フードのオーダーがあると、トラットリアに電話でオーダーする。そのあたりが楽しいんだけど、考え方によっては、トラットリアの料理が食べれる訳で、しかも価格もリーズナブルに抑えてあるのでコストパフォーマンスは高いかも。ただ、オーダーしてから到着するまでの時間というのは、トラットリアの混み具合に大きく左右される。メンソールの時は一時間くらいかかったかな。本当に喫茶店の出前みたいに、ラップをかけたさらが届けられる。事前にトラットリアでメニューチェックして、エントラータでオーダーできるのかどうかは確認できなかったけど、できるんなら面白いかも。ついでに、前菜、パスタ、ドルチェとかの、ミニコース風に頼んでみたらどうなるんだろう。メンソールの感だけど、たぶん、オーダーした物は同時に届けられると思うな。

(店 名) エントラータ アル・チェントロ(Entrata al centro)
(ジャンル) バー
(住 所) 大阪市北区天神橋3-6-21 二階
(電 話) 06-4801-7345
(営業時間) 20:00-
(定 休 日) ?


イル・ド・サンク(福島区)

2004年12月19日 23時34分56秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 福島通のメンソールが知らなかった店。別メールで手を抜いたレポートをしてる"Bar Kabato"の砂田さんからも教えてもらった。バー巡りとかしてると、こうした数珠つなぎが起こることがあって、それがまたドラマを生んだりすることがあって楽しいのだ。一番最近は、某焼酎バーで偶然に高村さんの隣の席になったりした。

 早速行ってみたところ、急な階段を三階まで上ると、カウンター10席のみの店があった。メニュー等はないので、赤ワインとチーズをお任せでオーダーした。ワインはミディアムのもの、最初に出されたチーズはカマンベール・ド・ノルマンディ。カマンベールという名で売られているけれど、カマンベール・ド・ノルマンディではないものが日本ではよくある。AOCに準じて作られる本物のカマンベールには、ちゃんとノルマンディという地名を名乗ることが許されている。AOCというのは、原産地呼称統制のことで、よく知られたところでは、シャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインのみシャンペンと呼称して良いとか、コニャック地方で作られるブランデーのみがコニャックを名乗っても良いという約束事のことね。日本でも、インドで作ってるわけではないのにインドカレーというネーミングはどうか、と言った議論があったような気がするけど、その後どうなったんでしょうね。

 話を戻すと、カマンベール・オ・ノルマンディとかいう名前の偽物も存在するようなので話はややこしい。見分けるポイントは、UFOのようなマークの有無。UFOマークがあれば本物らしい。一般に売られているカマンベールとは比べるべくもなく、香りは強烈で、ウォッシュタイプに負けないくらいの濃厚なコクがあり、強烈にセクシー。比べるべくもないという理由として、AOCでは生乳の使用が義務づけられているのに対して、日本では、生乳(無殺菌乳)でのチーズの製造が認められていないという事情があったりするけど、完全に別もんですね。

 二つめのチーズは、セミハードタイプのチーズで名前はしっかりと聞き取れなかったけど、アッペンツェールかな。これまた濃厚な味。三品目はたぶんエポワス。カットしたバゲットに塗ってオーブンで焼いたもの。こちらも濃厚で、臭みもしっかりあるんだけど、病みつきになるというか、くせになるというか、止められないというか、セクシーというか....。メンソールは、チーズは手づかみと決めてるんだけど、翌日になってもチーズの香りが抜けない。カレーも手づかみするから、翌日もカレーの臭いがするけど....。

 昔、ちらっと書いたことがあると思うけど、実はメンソールは、チーズにワインを合わせるよりは、日本酒を合わせる方が好きだったりする。メンソールは普段は純米派なんだけど、チーズと合わせるには吟醸酒がいいような気がしてる。焼酎は試してないけど、たぶん焼酎もおいしいんじゃないかな。

 と言うことで、今年の大発見の店でした。オープンは2004年2月。店名になってる『サンク』は、フランス語で『5』の意味で、生まれ故郷の五島列島を指しているらしい。ちなみに、プラザホテル、ベイ・シェラトン、リッツ・カールトンなどのフロマジェを経て、2004年2月に『イル・ド・サンク』をオープンさせたとのこと。


(店 名) イル・ド・サンク
(ジャンル) チーズバル
(住 所) 大阪市福島区福島5-12-22 紅和ビル三階
(電 話) 06-6451-2080
(営業時間) 20:00-29:00
(定 休 日) 無休
(店 主) 谷川勇明



Tracks(北区浮田町)

2004年12月19日 23時30分25秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 かなり昔からその存在は知ってたんだけど、行く機会がなかったバー『Tracks』ですが、昨日ついに行ってきました。小さなテーブル席が一つあるけど、カウンターがメインの店。客席の照明はかなり落としてあるので、メニューも読めない。席に着くと、バーテンダーがろうそくをともしてて元に置いてくれるので、それでかろうじてメニューが読める。カウンター内は深海をイメージしたようなディープブルーの照明で浮かび上がっているような感じ。

 メンソールは例によってマティーニをオーダー。出されたマティーニはスタンダードなものだった。続いてメンソールは、バス・ペールエールをオーダー。やっぱりジンのチェイサーにはビールだななんて思ったりした。ちなみにこの『Tracks』はソウル・バーとして有名で、BGMはソウル。

 浮田町にある北店の方が古いんだけど、東心斎橋にも店を出して、現在では二号店の南店の方が本店なんだそうだ。場所は中央区東心斎橋1-6-2。電話番号は06-6281-8668ね。




(店 名) Tracks
(ジャンル) バー
(住 所) 大阪市北区浮田1-6-10
(電 話) 06-6374-1850
(営業時間) ?
(定 休 日) ?

SHABBETTEI(福島区)

2004年12月19日 23時27分14秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 去年の夏ぐらいに見つけて、なんの飾りもない、ただ『バー』と、目立たないように書かれたバー、もう少し南にあるバーの『アーネック』にも共通する外装。ちょっと早い目の時間に、扉を押してみたら、豪華なソファが置かれていたので、Tシャツ&短パン姿のメンソールは、そのまま扉を閉めた。それから半年以上経ったある日、メンソールは同じバーの扉を開けた。半年前と変わっていたのは、店の前にメニューが出されていたことかな。個人的には、そうしたメニューなんかもない方が素敵だと思うんだけど....。

 メンソールはカウンターに座って、マンハッタンをオーダーした。二杯目はヨギーのウォッカ割り。ヨギーを飲むたびに思い出すのはスノーボールというカクテルで、確か同じ名前でショートとロングの二種類のレシピがあったと思う。メンソールが好きなのはロングの方。ウォッカにエッグブランデーを入れ、ジンジャーエールで満たす。ヨギーとエッグブランデーだから全然違うもんなんだけど、なぜかエッグブランデーを思い出す。そんなお話でした。(^_-)。

(店 名) SHABBETTEI
(ジャンル) バー
(住 所) 大阪市福島区福島7-11-51 JR東海道本線高架下
(電 話) 06-6452-1377
(営業時間) 19:00-
(定 休 日) 月曜日
(店 主) 田渕雅彦

Sette(福島区)

2004年12月19日 23時26分27秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 JR環状線の福島駅を降りて、JR神戸線の高架を越えて少し行ったあたり、少し前にレポートした『A151-Factory』の手前ぐらいのところに新しくバール&トラットリアができた。メンソールは、例え通勤経路であっても、毎日同じ道を歩かないという変な習性を持っているので、表通りりから少し入ったところにあるこの店も見つけることができた。

 メンソールは、この店はこんな店と下調べをしてから行く場合と、偶然に見つけたりした店になんの前情報もなく入ったりする場合があって、今回は後者。まず店にはいると大きなカウンターがあって、カウンターがメインの店だと判るが、テーブル席もそれなりにある。奥には隠し個室もあるような気がする。例によってメンソールはカウンターに座る。カウンターの上には、大皿料理が並べられているし、生ハムも置かれているしといった状態で、メンソールは最初バール(イタリアン)ではなくバル(スパニッシュ)かと思ったりした。

 この日のメンソールは、何故かいきなり赤ワインをボトルでオーダー。それからゆっくりとフードメニューを見て、バールなんだと判った。フードは前菜盛り合わせ、カルツォーネ、アサリと菊菜のバターソテー、チーズ盛り合わせと言った構成になった。前菜盛り合わせは、定番ものが並んでいたけど、ちょっとひねった意外な組み合わせなんかもあったりした。カルツォーネというのは、ピザなんだけど、メンソールは風船ピザと呼んでる。普通の二次元なピザではなくて、ピザ生地を餃子みたいな感じで包んだようになってる。ピザの中身は四種類のチーズのみ。実は、このメニューを見たときに、本町にあるバールを思い出して、ひょっとしたら系列なんじゃないかなと思ったんだけど、ビンゴだった。オリジナルのカルツォーネにはブルー系のチーズも使ってあったんだけど、この日食べたものはブルー系チーズは入ってなかったと思う。

 チーズ盛り合わせは、ゴルゴンゾーラ、パルメジャーノ、ミモレ。ウォッシュ系は切れていたらしい。そう言えば、シェーブル系のチーズってそろそろ美味しくなるんじゃなかったけかな。その後、店長と話したんだけど、もともとは本町にある『AKKA』におられたそう。メンソールのことも覚えていてくれて、チーズの食べ方が『AKKA』の時と同じなんだそうだ。う~ん、ワンパターンにはまってきているのかな。独立されたのかと思って聞いてみたら、そうではなくて新しい店舗展開なんだそうだ。


(店 名) Sette
(ジャンル) バール&トラットリア
(所 在 地) 大阪市福島区福島7-13-7
(電 話) 06-6350-1007
(営業時間) 17:00-26:00
(定 休 日) 日曜日

La-zia(東心斎橋)

2004年12月19日 23時23分46秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 う~ん。この店はどういう風にレポートすればいいのやら....。下の店情報を見てもらえば判る通り、心斎橋のセクシーな店が並んでいる一角の、ちょっと怪しげなビルの二階。二階なんだけど、狭い階段を二周するくらいに昇ってようやく二階にたどり着く。しかも、不定休。開店時刻も不定なので、ここを目指すなら事前に電話かけて、営業してることを確認してからにした方が良い。ちなみに、24:00を過ぎたあたりから混雑してくるらしい。

 キャパシティーとしては10人くらい。タイル張りのカウンターが4席。テーブルに詰め込んで6人くらい。内装はカフェみたい。カフェといっても、今時のアダルトな雰囲気を併せ持つようなカフェではなくて、カフェが出始めたころの可愛い内装のカフェ。メンソールがたどり着いたときは、店の扉は閉まってて、「ノックしてください」の文字が....。何回かノックすると、店主の花子さんが顔を出してくれて、メンソールを招き入れてくれた。客は常連がほとんどだそうで、酒類は常連客向けに厳選されたものばかり。といっても、バーボン、麦焼酎、ビールが朝日スーパードライとギネス、あと、なぜがチンザノが置かれてる。フードメニューは日替わりで、メンソールが行ったときは、キノコのオムレツにマスカルポーネチーズと蜂蜜をかけたもの。へしこを使ったパスタ(カッペリーニ)などの和食系だった。日によってはエスニック系になったり洋食系になったりするらしい。だから、今日は中華が食べたいとか、フレンチが食べたいという気分の時に使うべきではない。

 女将の花子さんは、本職が料理教室の先生らしい。だし巻きコンテストでは、法善寺横町にある割烹が出品したものを抑えて優勝したらしい。


(店 名) La-zia
(ジャンル) ?
(住 所) 大阪市中央区東心斎橋1-14-19 三河ビル二階
(電 話) 06-6243-0440
(営業時間) 19:00-27:00
(定 休 日) 不定休。電話して確認してから出向くべし。

interval(北区天神橋)

2004年12月19日 23時22分31秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 一応シネマティック・ダイニングとなってて、壁面には映画のビデオがびっしり。メンソールがこのバーを訪れた目的は、映画のタイトルが名前になったカクテル達。メンソールがまず一杯目に飲んだのは、『マトリックス』というジンベースのカクテル。材料をシェークして、そのままシェーカーのボトムで供される。なかなかにエキサイティング。昔、刑務所をモチーフにしたクラブで、ビーカーに入ったカクテルを飲んで以来のインパクトかな。二杯目は『ゲッタウェイ』で、こちらはテキーラベースのカクテル。『フィフス・エレメント』なんてカクテルもあった。

 映画のタイトルが名前になったカクテルは、これ以外にもたくさんあって、『映画じかけのカクテル(同文書院)』には100種類以上のカクテルが紹介されている。『interval』のメニューにあったのは、そのうちの16種類くらいかな。『映画じかけのカクテル』で紹介されていなかったカクテルもメニューにあったような気がする。そう言えば、映画のタイトルが、『座頭市のにぎりめし』なんて感じで料理名になってる店があったけど、『カヴォ・ラ・ヴィーニュ』のオフの帰りに寄ったけど、それ以来行ってないな。店はまだあるし、雰囲気も以前と同じだと思うんだけど....。

 最初に書いたように、映画のタイトルが付いたカクテルが目的だったんだけど、メニューみてるとフードにもなかなかキュートなものが用意されている。聞くところによると、以前はオーガニック・ダイナーだったんだそうだ。「オーガニックって書かなくてもオーガニックであることは当たり前」とのことで、オーガニックの文字を外したんだそう。


(店 名) interval
(ジャンル) バー&シネマティック・ダイニング
(住 所) 大阪市北区天神橋3-8-23 コア扇町二階
(電 話) 06-6357-0043
(営業時間) 18:00-29:00
(定 休 日) 無休?
(店 主) 堀隆夫

FREE WAY(北区浪花町)

2004年12月19日 23時21分21秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 この店、『FREE WAY』に至るまでの経緯を先に書いておくと、少し前にレポートした遼寧省料理の『香園』からもう少し北に歩くと、左手に『BAMBOO CLUB』というカフェがある。もともとは歯科医院だったので、外装は独特でしゃれてる。18:00以降はドリンク&フードはオール500円になる。たまにライブをやることもある。


(店 名) BAMBOO CLUB
(ジャンル) カフェバー
(住 所) 大阪市北区黒崎町12-17
(電 話) 06-6371-6403
(営業時間) 12:00ぐらい-23:00ぐらい
(定 休 日) 不定休



 更に北へ歩くと、今度は右手に『Monkey Pot』というバーがあって、メンソールはカウンターに座るなりバーテンドレスに「バー巡りですか?」と聞かれてしまった。バーテンドレスのウェンディによれば、バー巡りしてたり、食べ歩きしてたりする人は、独特の雰囲気があるそうで、具体的には、初めて入る店であるにもかかわらず、落ち着いてて迷いがないように見えるんだそうだ。そのウェンディが教えてくれたのが『FREE WAY』で、道順を教えてくれたんだけど、その通り探しに行っても店はなかった。その後、偶然に見つけるんだけど、メンソールは入るのを躊躇した。店に看板は出てるんだけど、外装はまるで民家。だから、メンバー制のバーではないだろうかとか、一見さんお断りではないだろうかとか思ってしまう。とりあえず確認したところ、そう言った表示はないので、勇気を出して扉を開ける、扉を開けると、そこにはもう一つ別の引き戸があって、それを開けるとウッディーな空間が現れる。カウンターがメインで八席くらい。入ってすぐ左の所には樽が置かれていて、満席時にはこの樽がスタンディング客のテーブルになるのではないかと思われる。ウェンディから二階席があるよと聞かされてたんだけど、急な階段があって隠し部屋みたいな二階席があるようだ。

 メンソールはトリビーを頼む。フードメニューはあるけど、おつまみ程度のものが数品有るだけだ。バーテンドレスから「誰の紹介ですか?」と聞かれたけど、この店に偶然立ち寄るという人は皆無に近いと思うので、当然の質問だわな。「Monkey Potの前のバーテンドレスに教えてもらった」というと、納得してもらえた。あとで知ったところによると、『Monkey Pot』の元バーテンドレスと、『FREE WAY』の店主とは仲良しなんだそうだ。

 メンソールがバーに行ったときは、メンソールがたまたま座った席の真っ正面に、たまたま置かれている酒をオーダーするんだけど、この日のたまたまはワインだった。メンソールは『アンタレス』と書かれたワインをオーダーした。アンタレスと言えば、蠍座の心臓の位置にある赤い一等星の名前だ。バーテンドレスによるとチリのワインなんだそうだ。しばらくして、気に入ったかどうか確認しに来たバーテンドレスに対して、メンソールは「ものすごくブリッ子に見えて、付き合ってみるといろいろと経験してるみたいに大人びていて、でも全然純粋さを失ってない娘のようなワイン」と言った。そんなワイン評は初めて聞いたと言われてしまった。だって、雨に濡れたネコのかおりとか、汗の染みた鞍のかおりって言ってもピンと来ないでしょ。なので、メンソールはこの手のワイン評が好きで、日本橋にある『六覚燈』でも同様なワイン評をして、ソムリエールをのけぞらせたことがある。

 カウンターバックのラックには、昆虫の標本があったり、トイレ横の壁には、能面がライトアップされてたりして、独特の雰囲気がある店。メンソール的には、なぜかグレンファークラスが気になって、いつか飲みに戻りたいと感じさせる店。

 メンソールの最後のオーダーは、ギネス。バーテンドレスが冷やしたやつにするか常温のものにするかを聞いてくれた。このあたり結構嬉しいかも。メンソールは常温のギネスをオーダーした。常温のビールというとびっくりする人もいるんだけど、これは結構おいしいんだな。昔、燗ピールというのもあったという話を聞いたこともある。缶ビールじゃないよ、燗ビール。メンソールはまだ飲ん
だことないけど....。




(店 名) FREE WAY(フリーウェイ)
(ジャンル) ショットバー
(住 所) 大阪市北区浪花町9-10
(電 話) 06-6359-8266
(営業時間) ?
(定 休 日) 日祝?

麦酒食堂(中央区博労町)

2004年12月19日 23時15分25秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 かなり前に開店の案内をいただいていたのですが、先週になってやっと行けました。案内のメールを見たら2003年4月21日付になってました。遅くなってすいません。

 まずはお勧めの生ビール、国産じゃないよ、を飲みながらメニューを吟味する。オーダーしたのは羊とえぞ鹿の生肉盛り合わせ。二杯目はメンソールが好きな、エール系のビール。エール系といっても色々あるけどちょっとエスニックなヤツ。三杯目に飲んだのが燗ビール。ティンマーマン・クリークというチェリービール。聞いた話ではベルビュー・クリークも燗ビールにしておいしいらしい。燗ビールの存在は知ってたんですが、やっと飲めました。おいしかったです。メンソールはホットワインなんかも大好きなんですけど、ヘタに作ったホットワインなんかよりずっと旨かったです。身体も心も温まるし、チェリーの香りが濃厚でセクシー。冷やして飲むより、絶対燗して飲んだ方がおいしいと思う。でも、飲み過ぎると悪酔いしそう。

 この店のコンセプトは、「東南アジアの路地裏のあやしい居酒屋」で、本当に路地裏の怪しい場所にあります。住所からだけでは行き着けないと思うので、行きたい人はウェブサイトにある地図を参照して行ってください。


(店 名) Bear & Bear
(所 在 地) 大阪府大阪市中央区博労町3-4-9
(電 話) 06-6241-0409
(営業時間) ?
(定 休 日) ?
(ウ ェ ブ) http://www1.ocn.ne.jp/~sjk/syozaiti.htm

Bar Bacco(都島区中野町)

2004年12月19日 23時13分21秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 少し前、泡盛が飲みたくなったメンソールは、源八橋を渡って都島区内に侵入したが、結局目的の焼酎バーを見つけることが出来なかった。『串八景』で泡盛は飲めたけど....。調べてみると、住所と地図が一致していないことが判ったので、今度は住所を頼りに、再び都島区内に侵入した。が、やっぱり店が見つからん。とりあえず出直すことに決めたが、天六方面に帰るのも、元来た道を帰るのも嫌だった。JR環状線の桜宮駅が近いことに気がついたので、環状線に乗ることにした。そして見つけたのがイタリアンワインバーの『Bar Bacco』だったというわけ。ちょっとわかりにくいところにあるけれど、イタリア国旗は出てるし、そこだけ周りとは雰囲気が違うので、すぐに判ると思う。

 店に入ると、カウンターのみ12席の店で、シェフが一人で切り盛りしてた。12席と言っても、12人は座ることが出来ないんじゃないかな。グラスワインが結構豊富だったし、軽く飲むだけのつもりだったので、赤ワインをグラスでオーダーした。イタリア南部のワインを飲む機会は余りないので、意識して南部のワインを探す。オーダーしたのはシチリアのシラー。フードは、ブルスケッタと前菜盛り合わせ、イタリアチーズの盛り合わせ。

 最近メンソールが店に行くと、なぜか同業者か雑誌記者みたいに思われてしまって、それが余り好きではなかったんだけど、気にしてても仕方ないと思うようになったので、オーダーは全部イタリア語で伝えた。と言っても、ブルスケッタ、アンティパスタミスト、フォルマッジョと言っただけなんだけど....。そしたら、フォルマッジョのところで聞き返されてしまった。発音悪かったのかなぁ....。シェフは日本人だから、イタリア語が出来なくても大丈夫だからね。

 最初は、ブルスケッタ。トマト系のものと、キノコ系のものの二種類があって、なかなか良い感じ。シェフはと言うと、良いように言うとものすごくマイペース、ストレートに言うとスローモーションをみているように感じることがある。実は、メンソールのグラスは最初のブルスケッタが出される前に空になってしまってた。シェフのペースに付き合ってるとボトル一本くらい空けちゃいそうになる自分自身を抑えられそうになくなりそう。二皿目の前菜盛り合わせもなかなかにいける。三皿目のチーズ盛り合わせは、ブルーが一種類、スモークが一種類、あとはハードタイプのもの。

 食後酒が飲みたくなったので、グラッパはあるかな....、と探してたらサンブーカがあったのでそちらをオーダーした。サンブーカなんてオーダーする人は少ないんだろうな。メンソールが聞いたところによれば、大橋巨泉が好んで飲むんだとか。本当はラック有ったフェルネット・ブランカを久しぶりに飲んでみたかったんだけど、サンブーカの方が久しぶりだったので....。

 イタリアンバーと言うよりは、イタリア料理&イタリアンワインがある居酒屋的な雰囲気で言った方が良いと思う。ワイン好きがフードをつまみにしながらゆっくりと時間をかけてワインを楽しむための店と言うところかな。シェフはマイペースなので、ワインはボトルで頼もう。少なくとも、メンソールは間が持てなかった。フードも、最初に一気に頼んでおいた方が良いと思う。


(店 名) Bar Bacco
(ジャンル) ワインバー
(住 所) 大阪市都島区中野町5-9-24
(電 話) 06-6928-7707
(営業時間) ?
(定 休 日) ?
(店 主) 川上孝之
(交通機関) JR環状線桜ノ宮駅を下車、東口を出て東へ約150メートル。

Yocky's Bar(天一)

2004年12月19日 13時40分08秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 天神橋筋一丁目商店街の真ん中あたりにあるこだわりのバーだ。入り口はかなりセクシーで、外から見てもバーだと一目で分かるし、看板もちゃんと"Yocky'sBar"と書かれている。お洒落なバーっぽい外見なんだけど、会員制だ。しかも土足厳禁で禁煙。入り口で靴を脱いで靴箱に入れ、スリッパに履き替えて店内に入る。メンソールは『会員制』の文字を見逃してしまっていたので、店内のカウンターに着くと同時に、会員登録させられてしまった。スタンディングバーなので、ストゥールはない。バーカウンターも狭くて6人くらいが限界じゃないかな。カウンターバックのラックは結構小さい目なので、それほど多種多様多数のボトルが置かれている訳でじゃない。マスターがバーボン派なので、スコッチウィスキーは2本くらいしかない。大きな店ではないので、置かれている酒類はマスタ
ーの好みを色濃く反映している。好みの別れるところだと思う。

 料金は前金制で、1,000円単位でコインと交換する。ちなみに1,000円払うとコインは4枚もらえる。その後はCOD(Cash on Delivery)になるので、オーダーしたドリンクと引き替えにコインで支払う。価格はリーズナブル。メンソールはシメイ(ベルギービール)飲んだけどツーコイン(500円)だったと思う。サミュエル・アダムスもツーコインだった。

 残ったコインは、店で預かってくれるので、次回行った時に使用できる。その際には会員番号を伝えると処理が早くなる。客席側の後の壁は、CD、雑誌などで埋め尽くされていて、会員ならばレンタル可能。また気に入ったCDなどを持ち込んでBGMとして流してもらうことも可能。ただし、マスターの好みから大きく外れる内容のものは再生してもらえないことがあるらしい。

 メンソール的には気に入ってるんで、結構仕事帰りに入り浸ってる。

 
(店 名) Yocky's Bar
(ジャンル) バー(会員制)
(住 所) ?
(電 話) ?
(営業時間) 19:00頃から
(定 休 日) 不定休
(店 主) 矢野儀彦