goo blog サービス終了のお知らせ 

大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

Nest Box(天五)

2005年04月20日 22時41分02秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 なぜか最近話題のバー。学生時代の部室、もしくは友人の下宿のようなバーだとか、ゆったりとした時間が流れ、そこだけ別の空間のようだとか、テンポやリズムのずれた人間だけが集うとか、常連ばかりの店だとか、部長と呼ばれるネコがいるとか、さまざまに表現される店。

 場所は、地下鉄天神橋筋六丁目駅の12番出口を降りて、旧あさひ銀行を通り過ぎ、天神橋筋商店街を横切って、カレーの『カルダモン』の向かい。辻の入り口には『春団治』という居酒屋があって、その奥、突き当たり。通りに箱が出されて、その上に黒板に手書き文字の看板が出ていたら営業中ということらしい。

 この店を知る人の間では、『ダメ人間養成所』と呼ばれているらしい。居心地が良すぎるので長居して、終電を乗り過ごしてしまうかららしい。まったりとゆったりと、不思議な感覚の時間が過ごせるらしい。

 メンソールは、それほど不思議な感覚はなかったので、多分もとからダメ人間なんだろうと思う。参考URLは、部長と呼ばれる猫の写真集。


(店 名) Nest Box
(ジャンル) バー
(所 在 地) ?
(電 話) ?
(営業時間) 20:00ごろ~27:00ごろ
(定 休 日) 木曜日。ただし、日付が変わる00:00からオープンする。
(参 考) http://www.niago.com/yu/gall2/butyo/butyo.html

ジャムー(福島)

2005年04月10日 19時15分56秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 グランドオープン四日目の店で、ショップカードがないので詳細は判らない。別に、メンソールのお気に入りだからということで、隠し立てしてる訳じゃないです。

 内装業を専門とされてる方が趣味で作ったバー。ちなみにもう少し東側にある『アーネック』の内装はこの方が担当されたとのこと。なので、内装は素晴らしいものがある。半個室のようなカウンターと、半個室のようなテーブル席があり、半個室のようなカウンター席からは環状線が福島駅に発着する様子が見え、半個室のテーブル席ではステンドグラスが印象的。ストゥール、テーブル、チェア、入り口のドアなども凝っている。

 飲兵衛に嬉しいところと言うのは安いと言うことかも…。チャージはなし、ジムビームはなんとショット300円。



(店 名) ジャムー
(ジャンル) バー
(所 在 地) ?
(電 話) ?
(営業時間) ?
(定 休 日) ?

美実(千日前)

2005年04月09日 09時15分48秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 メンソールの友人に連れられて挑んだ店。場所は千日前にあるが、ショップカードがないので、正確な住所や電話番号は判らない。路地裏にあるので、場所を説明しろと言われてもちらり難しい。

 カウンターのみ六席の店。大男が六名はいると反ダーク状態になってしまう。椅子は七つあるので、七人目の客が来た場合には、戸外で飲むことになるらしい。

 切り盛りするのは、バーテンドレス一名。ドリンクはウィスキー(角)がメイン、フードもおつまみ程度のものしかないが、不思議な雰囲気を持つ店だった。


(店 名) 美実
(ジャンル) バー、スナック的雰囲気あり
(所 在 地) ?
(電 話) ?
(営業時間) ?
(定 休 日) ?

オーガスタ&ターロギー(北区鶴野町)

2005年04月03日 12時47分15秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
ものすごく久し振りに、メンソールの好きなバーに行ってきました。メンソールが好きなだけではなく、世間一般の酒飲みには余りにも有名なので、ここでは紹介するのは控えます。というか、紹介の必要もないでしょう。

写真ですが、『オーガスタ・エイト』というビールです。『オーガスタ』といえば、『オーガスタ・セブン』があまりにも有名なんですが、決してパロディとかではなくて『オーガスタ・エイト』です。


※用語解説
====(オーガスタといえばオーガスタセブン)====

『オーガスタセブン』というかなり有名なカクテルがあります。名門ゴルフコースのオーガスタとは何の関係もなくて、『オーガスタ』というバーのバーテンダーをされている品野さんが七番目に作ったオリジナルカクテルなので、『オーガスタセブン』という名前が付いてます。メンソールは、『オーガスタシックス』とか『オーガスタファイブ』を飲ませて欲しいとリクエストしたことがあるのですが、未だに実現していません。飲ませてもらったことがないです。



(店 名) オーガスタ & ターロギー
(ジャンル) バー
(所 在 地) 大阪市北区鶴野町2-3 アラカワビル一階
(電 話) 06-6376-3455
(ウェブ)
http://www.bar-augasuta.com/

ショットバー ムー(天五)

2005年04月03日 12時32分36秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 最近話題のバー『Mother's Womb』とか『NestBox』とかを目指したんだけど、その途中で見つけてしまったので、初心貫徹できずに入ってしまったバー。カウンター10席のみ。

 メンソールが飲んだのはマティーニ。二杯目がポール・ジローというブランデー。ポール・ジローはメンソールが好きなブランデーの一つではあるんだけど、最近ブランデー自体を飲むことがなかった。本当に久し振りの一杯。


(店 名) ムー
(ジャンル) ショットバー
(所 在 地) 大阪市北区天神橋5-1-14
(電 話) 06-6357-6619
(営業時間) ?
(定 休 日) ?


バー・ソース(北区黒崎町) 中崎町商店街の外れ

2005年03月05日 21時11分35秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
JR天満駅の近くに『ソース・バー』というのがある。こちらは、お好み焼きバーで、とにかくお好み焼きが安い。300~350円くらいだったと思う。

その『ソース・バー』の二号店がオープンしたらしい。全然、中崎町商店街の外れっぽくないらしいとの噂なので行ってきた。

内装は、ごく普通のバー。感覚的にはスナックに近い。特徴と言えば、店の二方がガラス張り。なので、カフェ的感覚で、外から中がよく見える。ただ、看板のあるところが入り口じゃないというトリッキーなところがあったりする。

メンソールが行った時は、一号店の市川新之助似のお兄ちゃんがバーカウンターに入ってた。カウンターが六席くらいの小さな店なんだけど、テーブル席はすべてソファでちょっとリッチ。通常カップルは、ソファ席でいちゃちゃするけど、店はガラス張りなので、いちゃいちゃすると外から丸見えになる。なので、節度を保った行動をとりましょう。

 あと、ソースバーの二号店なので、フードとしてお好み焼きがオーダーできる。メンソールが行った時には、豚玉しかなかったですが…。

 あと、今さらのように気が付いたんだけど、『ソースバー』って、お好み焼きのソースから来てると思ってたのね。だから、ソースってSauceなんだと…。でも、Sourceなんだ。



(店 名) Bar SOURCE
(ジャンル) バー
(所 在 地) 大阪市北区黒崎町11-1
(電 話) 06-6375-7090
(営業時間) ?
(定 休 日) ?

立山(西区靱本町)

2005年02月20日 20時12分58秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
(レポート) 立山 バー 西区靱本町

 お初天神近くにあったころは、ウソみたいに暗くて、カウンターには鮨屋のネタケースのような物が置いてあって、チーズがおいてあったりした。と言うか、豆類かチーズ類しかフードがなかった。そんなバーがお初天神近くから西区靱本町に移転した。『立山』が移転するということは、別のバーのバーテンドレスから聞かされていたし、移転先も教えてもらってた。

 にもかかわらずなかなか行けなかったんだけど、肥後橋でちょっとしたイベントがあったのをきっかけにして、ついでにメンソール友人の突然突発不定期オフが重なったこともあって、初めて移転後の『立山』へ。お初天神時代とは違って、明るい店内。店はオーセンティック&コンテンポラリーなバーというよりは、レトロ感あふれるミルクホール的な店になっていた。チーズ&ナッツが引き継がれているのはもちろんだが、豆腐のみそ漬けとか山芋焼きとかもメニューに加わった。


(店 名) バー立山
(ジャンル) バー
(所 在 地) 大阪市西区靱本町1-7-28
(電 話) 06-6444-2848
(営業時間) 17:00-
(定 休 日) ?

DOG HOUSE INN(鶴橋)

2005年01月04日 23時03分11秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
2004年中に行くつもりだったので、2005年早々に行ってきました。マスターが良く喋るんですけど、それなりにセクシーな店。ただ、店名を見ると何となく理解できると思うけど、飲食店に動物がいることに耐えられない人は行かない方が無難。メンソールはなぜか、イヌにもネコにも気に入られちゃいました。

 それはさておき、メンソールは開店と同時、17:00に入店したんだけど、なんと先客がいた。メンソールは遠慮なくカウンターの一番奥の席に陣取って、バス・ペールエールをオーダーする。自分の飲みたいビールの銘柄と量を指定するのは、パブのお約束のようなものなので、『バスを1パイント』という感じでオーダーしないと聞き返される。キャッシュオンデリバリなので、商品と引き替えに代金を払う。フード類は、黒板に書かれているんだけど、ちょっと読みにくい。日本語の説明の方は読みやすいんだけど、英綴りはちょっと読みにくい。それは
それで雰囲気が出てるから良いんだけど。で、フードなんだけど、ごく一般的にパブにおかれているもの。たとえば、フィッシュ&チップスとか、チキン&チップス、茹でソーセージ、チーズ盛り合わせ等々。ちなみに、イギリスではポテトフライのことをチップスという。アメリカに行くとフレンチフライとなる。

 メンソールは、マスターと盛り上がりながら二杯目のエール。三杯目はギネスで締めくくった。1月7日は、イギリスの七草がゆのような料理が出るらしい。メンソールの耳には"Foliage"と聞こえたんだけど、聞き間違ってるかもしれない。あと、ハギスなんだけど、今月末ぐらいに出来上がるらしい。「菜食主義者のハギスじゃないよ」という話だったので、オーツ麦なんか入れてないのかな?。とりあえず、月末が楽しみ。あと、系列店の『THE OLD BRIDGE』は1月4日からの営業だそうで、メンソールは行けなかった。

(店 名) DOG HOUSE INN
(ジャンル) パブ
(所 在 地) 大阪府大阪市東成区東小橋3-14-3
(電 話) 17:00-24:00
(営業時間) 17:00-24:00
(定 休 日) 無休
(ウ ェ ブ) あるはずですが、最近URLが変わったらしいです。

洋燈(西区京町堀)

2004年12月31日 15時43分14秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 この日もメンソールは、京町堀付近を徘徊していた。もちろん、この日の夕食をどこで取るかを考えながらの徘徊である。メンソールの第一候補は『Douce』だったんだけど、さすがに年末の29日ともなれば営業はしていなかった。『Club Vinyl』にしようかとも思ったんだけど、そんな気分にはなれなくて、かといって『ルーリオ・ティーポ』という雰囲気でもなかった。『菜々』を目指したんだけど満席だったので、仕方なくメンソールは隣にあるスタンドバーの『洋燈』へ。

 階段を上がった、中二階といった感じのところにある店は、カウンターのみ。スタンドバーと銘打ってはいるけど、ちゃんとストゥールはあるので、座って飲むことはできる。置かれているのは国産ウィスキーが多く、トリス、サントリーのホワイト、ニッカの黒角といった感じ。フード類はアテっぽいものが置く、缶詰なんかも多数置かれている。チケット制で、2,000円のチケットをまず購入し、支払いはチケットで行うシステムになってる。ほとんどのドリンクとフードは500円。

 メンソールはまず、トリスのソーダ割りをオーダーする。するとタンブラーにビターズを1ダッシュ、そこにウィスキーを入れてくれて、炭酸で割ってくれる。氷はなし。そしてレモンピール。氷なしの炭酸割りというのは、メンソールが美味しいと思う飲み方なんで、嬉しかったりした。メンソールがオーダーしたアテは、ミミガーと塩ゆで落花生。ミミガーは千切りにしたものを、レタスの千切りと合わせてポン酢でいただく。塩ゆで落花生の方は、ちゃんと落花生を茹でてくれる。しかも殻付き。食べると汁が飛び出してくるのでティッシュは必須となる。中身のマメだけを上手に食べるには、ちょっとテクニックがいる。

 あと店名の『洋燈(LAMP)』が示すとおり、店内の照明はアルコールランプだったりする。すべてがアルコールランプじゃないのがちょっと惜しいと思うけど…。


(店 名) 洋燈(LAMP)
(ジャンル) スタンドバー
(所 在 地) 大阪市西区京町堀2-13-5
(電 話) 06-6447-5699
(営業時間) 18:00-27:00
(定 休 日) ?

Bar45(吹田市)

2004年12月21日 19時07分18秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 9月5日(土)には【ガラムマサラオフ】を開催しましたが、その二次会として西岡氏と共に江坂にある『Bar45』に行って来ました。非常に判りにくい場所にあて、新しくできたベトナム料理『サンタオ』の2ブロック北側といった曖昧な覚方をしていたので、1時間近くも探し回ることになりましたが、行って良かったす。素晴らしかった。『超』の上にさらに『ウルトラ』がつく『ど絶』でした。

 このBarはマンションの一階にあり、至る所に「話は小声で....」と書かれてますが、それほど神経質になる必要はないようです。明かりはかなり落としてあって暗く、ジャズが流れています。住居を改造してバーに改造したそうで、靴を脱でスリッパに履き替えます。8名掛けのテーブルが2つと、5名くらいが座れるカンターがあります。チャージは\1,000-ですが、突き出しはかなりしっかりしたのがついています。しかも旨い。ありふれたものなのですが、かなり手をかけて作られているようで、西岡氏もメンソールも『旨い』を連発しながら、あっという間に食べてしまいました。

 本来は何を食べたのかを書くべきだと思うのですが、【ガラムマサラオフ】の二次会で行ったということもありますし、店の雰囲気に飲まれていたこともあって、何を食べたのか覚えていません。小さい魚と、梅肉和えした何かと、もう一品何かあったということで勘弁して下さい。

 1時間歩き回ったので、まずは『美味しい美味しいビール』を頼みました。美しかったです。二杯目はジン、シュタインヘーガー、三杯目はウォッカマティーニを頂きました。三杯目を飲んでいるときに、常連とおぼしき女性が隣に座って、そこから子育て談義が始まってしまい。メンソールはなにやら四杯目をオーダーして、結局タクシーで帰ることとなってしまいました。

 酒類の取りそろえはそれほど豊富なようには見えなかったですが、ウォッカマティーニは美味しかったです。それより何より、店の雰囲気がいい。たぶんオーナーの人柄なのではないかと思います。自宅を改造した店なので、トイレは二階にあります。トイレの横には鍵のかかった部屋があって、たぶんオーナーの寝室だろうと想像するだけでムフフと顔がにやけてしまいます。

 前回紹介したRAQも良い店でしたが、それを軽く凌駕する店です。入り浸ってまいそうです。メンソールにとって幸いなことは、この店がメンソールの通勤経路からは外れたところにあることでしょうか。

 本当は教えたくないのですが、お店情報を以下に書いておきます。


 Bar45
 06-339-4500
 大阪府吹田市豊津町5-24
 19:00-26:00


Bar RAQ(北区兎我野町)

2004年12月21日 19時06分05秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 もう先月末ことになりますが、【大阪グルメ倶楽部】が【激辛タイ料理でビール三昧オフ】を開催したときに、6年ぶりぐらいでバーテンダー大橋氏と再会することが出来たのですが、その大橋氏から、ぜひ行ってみてください、と勧められた店です。営業時間が21:00からなので、21:00にはもう就寝モードに入るメンソールとはちょっと縁遠いのですが、こんな機会でもなければ行くこともないだろうということで、行ってみたわけです。


 カウンターに座り、大橋氏に聞いてきたと告げると、「どんなお酒がお好きですか」と聞かれた。「臨機応変変幻自在。ポリシーも節操もない、何でも飲む」と答えると、「特に好きなお酒は....」との問が投げかけられ、「スコッチか日本酒」と答えた。最初に出て気はのは日本酒。土佐の『気丈夫』だった。すでにワインを沢山飲んでいたメンソールはとっては、とてもさわやかな口当たりだった。二杯目はシェリーだったが、かなり甘口のもの。それでもかなり美味しくて、思わずにっこりしてしまう。もう一杯飲んだはずなのだが、それが何かは覚えていない。ただ、みんなそれぞれに美味しいお酒であることは間違いなかったです。

 ワインや日本酒はもとより、世界の珍酒や希少価値酒、呑んべえ向けの珍味や変わり肴を、その辺で見つけてきたような気に入った器で供してくれます。バーテンダーは男性一名、女性一名でした。どちらも若い方なのですが、酒に関する知識は豊富で、話も上手で、気遣いも抜群です。


 ・Bar RAQ(珍酒珍味バー らく)
 ・06-362-4224
 ・大阪市北区兎我野町5-7 日宝とがの町ビル4階
 ・21:00-06:00くらい
 ・日祝休み
 ・場所は下記参照
 ・カウンター10席、二人掛けテーブル8席、スタンディングテーブルは6名用

Bar Spirits(北区堂山)

2004年12月21日 19時05分04秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
1998/08/18 01:10

 【大阪グルメ倶楽部】では【ホワイトスピリッツオフ】というオフを企画中です。。スピリッツというのは蒸留酒の総称で、ウィスキー、ブランデー、ジン、ラムなどがあります。その中で、無色透明のスピリッツに限って飲み比べをしてみようというオフなのですが、その会場の第一候補である『Bar Spirits』に行ってきました。ここにバーがあるということは、かなり以前から知っていたのですが、外観からオーセンティックなバーというよりは、スナックのように見受けられたので、これまで敬遠してきました。


 19:00頃だったが、メンソールが一番客だった。マスターは、バーテンダーというよりも、会社員といった感じで、なにやら雰囲気にそぐわないという感じがしないではない。助手の女性もなにやら存在感があまりなかった。

 まずは『トリビー』をオーダー。トリビーというのは『とりあえずビール』と言うことなのだが、あまり一般的ではないので、初めて行く店でいきなり『トリビー』というのは止めた方がよいと思う。エビスで良いかと聞かれたので、一も二もなくOKした。メニューは目的のジンのページに直行。ジンは16銘柄が置かれていた。

 ビールを飲み干したメンソールのオーダーは、Crown Jewl。王冠を飾る宝石という意味だと思う。ボトルにはBeafeaterと書かれていたが、一般的なビーフィーターよりも、まろやかだったように思う。続いては、Geliebt von Beethoven。日本語にすると『ベートーベンの恋人』ということになるのだと思う。こちらのボトルは冷凍庫から出されたが、凍結酒とまでは行かないが、シャーベット状になっていて、アイスクリスタルが心地よかった。こちらのボトルにはシュタインヘーガーと書かれていた。普通冷凍庫で冷やしたジンやウォッカは、とろ~りとした口当たりを楽しむことが出きるのだが、このジンはそういった感じではなかったし、度数もあまり高くないような気がした。

 この店では、ショットは1オンス30mlではなく、1ジガー(45ml)で供してくれる。流石に16銘柄のジンを全て制覇することは出来なかったが、ジン好きのメンソールはまた寄ってみたいと思うのであった。【ホワイトスピリッツオフ】の会場として使うかどうかは、江坂の『Bar Bucchus』を下見した後に決定するつもりだ。こちらも同じスピリッツ類の取りそろえが豊富らしい。


 ・Bar Spirits
 ・06-315-8160
 ・大阪市北区堂山町15-17 Act III 二階
  最寄り駅は、地下鉄谷町線『中崎町』
 ・18:00-24:00
 ・日曜休み
 ・カウンター8席、テーブル8席くらい

ボンバール江戸堀(江戸堀)

2004年12月21日 19時03分35秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 前回、ワインバー『Glass House』の報告をいたしましたが、今回はその続きになります。小雨の降る中、メンソールは四つ橋筋をわたり、『サンタ・ルチア』と『KANSUIANN』を通り過ぎ『ボンバール江戸堀』へ。今でこそ第三世界のワインが手軽に飲めるようになって、ワインに対して持つ高級感というものも薄れてきたような気もしますが、それでもやはりワインは、脚つきのワイングラスに入れて今日されるもの....、といったイメージは完全に失ったわけではありません。

 西区の靫公園の南側に『ハモンハモン』というタパスとワインをメインにした、スペイン風居酒屋(バール)がオープンしたときに、ワインを脚のついていない、全くふつうのコップで供されたのですが、メンソールは、このコップはいったいどうやって持つべきなのだろうかと、一瞬迷いました。ワインを飲むときはやはりグラスの脚を持ちたい。で、必死にグラスの脚を探すわけなのですが、コップなので脚はありません。その部分のとまどいだと思いますし、「ワインは脚つきグラスに入れる」というのは、一種の公理のようになってメンソールの中にあるのだということも、よく確認できました。


 この店はちょっと奥まったところにあってわかりにくい上に、金属製の、いかにも大仰で重たそうで、実際にも重たい扉の奥にありますので、一見客が入店するには、それなりの踏ん切りが必要ではないかと思います。メンソールも一瞬躊躇した覚えがあります。金属製の大きな扉を開けると、そこは一変してウッディーな世界。

 乱雑な空間の中に身を置くと、かえって落ち着いたりすることがありますが、ここはそういう空間です。カウンターのみなのですが、座らずに立つ方がよいと思います。実際このカウンターは座りにくいです。メンソールの場合座ろうとすると後ろにひっくり返りそうになります。

 メニューを開くと第一ページ目は『今日のコップワイン』と書かれていて、さらに(上)(中)(下)と分かれています。(下)のワインは350-だったと思います。言い忘れましたが、聞くところによれば、こちらのバーが初めてコップ酒ならぬコップワインを始められたそうです。

 メニューの二ページ目以降は、『ブルジョワのためのワイン』と題されたページがあり、それなりの値段のワインが並んでいます。すでに『Glass House』で10,000-近く使った後なので、できるだけ『今日のコップワイン』の中からワインを選択いたしました。ワイン三杯。「ブルゴーニュのワインが好きなのか」と聞かれたのですが、メンソールは元々節操もポリシーもない人間ですので、意識してブルゴーニュをチョイスしていたわけではありません。フードはシェーブルチーズとチャンジャの二皿でした。これで2,000-位だったと思います。だって、チーズは10種類ほど有って、300-位からですし、やりようによってはボトル一本あけても2,000-で収まると思います。

 何となく学生時代などを思い出させるような、懐かしい雰囲気のバーであるにもかかわらず、客の年齢層は高そうで、遊び慣れた大人たちが、ふっと息を抜くといった感じの様に感じました。


 ・ボンバール江戸堀
 ・06-448-0280
 ・16:00-24:00
 ・無休
 ・靫公園からなにわ筋を北上、大和銀行の手前を東折れしてすぐ。ちょっと
  奥まったところにあるのでわかりにくいです。

Glass House(靱本町)

2004年12月21日 19時01分24秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 何度めかのワインブームが本当にブームではなく定着していくのかどうかは、メンソールにもよくわかりませんが、ワインバーに行って来ました。ブームのせいもあるのでしょうが、フレンチレストランやイタリアンレストランが、料理ではなくワインの取りそろえに特徴を持たせたりしていますが、今回行って来たのは、ワインバーです。

 ここは、1960年代以前の古酒ワイン(20,000-以上)が豊富にそろう店として有名なワインバーで、ロマネ・コンティーなどの超高級ワインから、3,000台のワインまで取りそろえられているのですが、ワインリストには20,000-以下のワインが載せられていないので、初めて行くと正直びびります。

 ワインの取りそろえは約1,500種だそうです。【大阪グルメクラブ】が今年秋に開催した『フレンチオフ』の会場となった『ボンヌ・シェール』の取りそろえが約60種、北新地にある『Vin de Vin』が300種、ハービス大阪にある『Burdigala(ブルディガラ)』が約220種の取りそろえだそうですから、『Glass House』の1,500種は半端ではありません。

 最寄り駅は、地下鉄四つ橋線の『本町駅』でビジネス街ですので夜は比較的人通りが少ないエリアです。四つ橋筋を隔てて西側は、イタリアン、スパニッシュ系の、隠れ家のような店がいくつかあるのですが、東側は、まだまだ開発が遅れているようです。

 外側には、ワインのボトルが何本か並べられており、木製の扉を開けると中はウッディーな雰囲気です。うまく表現できませんが、西部劇で見るようなバーを、もう少し上品にした感じです。8人くらいが座れるカウンター席と、カップル用だと思われる三角形の背の高い、二人用のテーブル&スツゥールの席が12席分くらい、あと奥にもスペースがあって、椅子がおかれているのですが、普段は使われていないような雰囲気でした。

 カウンターバックには、ワインストッカーが置かれているのですが、一台だけで、それほどワインの取りそろえが豊富だとは思われません。まず一杯目は、タイムサービスと言うことで、チーズ盛り合わせ&ワインのセット900-をオーダー。次のワインはなににするかと聞かれたので、ボディーの重たいやつがいいと伝えました。

 ちょっと関係のない話ですが、以前梅田にある、おいしい手料理と日本酒で有名な店に行ったときの話です。この店も日本酒リストがないので、こちらの好みを伝えるのですが、このときも「飲みやすいものがいいですか」という問いかけに対して「飲みにくいものがいいです」と答えて、店員をのけぞらせたことがあります。

 「それでは重いやつをおもちしましょう」というわけで、店の奥に入っていって、なにやらごそごそされていました。たぶん、店の奥か、あるいは地下のセラーがあるのでしょう。セラーから出したてですので、少し温度は低いですが....ということでした。「重たいやつをおもちしましょう」と言うことだったので、マグナムボトルかとか、ガロンビンとかが出てくるのではないかと考えたメンソールは、ちょっと考えすぎていたようです。

 その後メンソールはあと三杯お代わりをしました。四杯目はメンソールの好きなワインであるジュブレ・シャンベルタンをいただきました。


 フードの方は、若鴨の炭焼きをいただくことにしました。鴨の肉をいったんフライパンで表面に日を入れた後、1cmくらいの厚さに切り、これを炭火で焼き上げるものです。メンソールはわざわざ炭火で焼くことの意味がいまいち分かりませんでした。味付けは単純に塩とコショウのみでした。

 グラスで飲めるワインは8種類くらいで、フードの方は手書きのメニューですので、随時変更されるようです。


 で、若鴨の炭焼きを食べている間に、マスターの伊木氏は奥へ下がってしまわれたので、料理を担当していると思われる、機嫌の悪い高校生のような雰囲気が感じられる方から、「フレンチの店などにはよく行かれるんですか....?」と聞かれました。「そんなに頻繁にはいかない、年に3回くらいだと思う」と答えると、「あぁ、それで....。慣れてはるから....」と言うことだったのですが、いったいメンソールのどの部分が慣れていそうな雰囲気なのかは、自分でもわかりませんでした。もちろんどうしようもないおちゃらけではないと思うのです
が....。

 「おすすめの店はありますか」と聞かれました。メンソールの知ってる店は、たぶん全部知っているだろうと思ったので、どう答えようか迷ったのですが、関西のフレンチといえば『アラン・シャペル』、『ラ・ベガス』のどちらかを言っておけばよかろうという安易な発想で、年末に『ラ・ベガス』に行きたい思っていると答えました。『エプバンタイユ』について聞いたところ、やや薄口で、食べ安さに重点が置かれているように思う、とのことでした。確かにこの店は、女性客に人気ですから、そういった部分があるのかもしれません。

 逆に彼が薦めてくれたのは、天満にある『ディーバ』でした。味付けもボリュームも、対価格比も非常によい店だとのことでした。ただし、シェフが自らサーブしてくれるらしいのですが、場合によっては機嫌が悪いときもあるそうです。それを差し引いてもよい店だとのことでしたので、今度、春頃に行ってみたいと思います。

 この日のメンソールは、チーズ&ワインセットと、若鴨の炭火焼き、ワインを4杯飲んで、約10,000-でした。やや高い目というところでしょうか。そのうち大人数できて、高級ワインをあけてみたいと思うのでありました。


 Glass House(グラスハウス)
 06-447-0216
 大阪市西区靫本町1-4-23
 18:00-26:00(土:-24:00)
 日曜休み
 チャージなし

Bar Hemingway(東心斎橋)

2004年12月21日 19時00分15秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 バー『K2』をさらに東へ、次の角を南下すると左手側(東側)に『セルコヴィアビル』があり、その六階に『バー・ヘミングウェイ』がある。バーというので、比較的スモールサイズで、照明を落とした薄暗い空間を思い浮かべるが、この店は喫茶店のように明るい。扉を開けると正面にカウンターがあり、カウンターの手前にテーブル席が広がっている。メンソールはカウンターに席を取った。

 メンソールの隣には、カップルが座っていたが、その女性の方がやたらと喋る女だった。男性の方は全く喋ることが出来ない。まるでマシンガンである。タスマニア産のシラー種で作ったワインがどうのこうのとか、蘊蓄を披露してくれるが、それがまた鼻につく。

 彼女はオーストラリアワインをオーダー、シラー種のものとメルカベ、メルローとカベルネを混合して作ったもの、の二本を見せられたときに、「メルローからは美味しいワインが作れない」とか「ワインを増量させるためのものだ」ということを堂々と発言し、ソムリエ氏にその間違いを指摘されたにもかかわらず、受け入れようとしなかった。姉さん、相手はプロでっせ。それに、このメーリングリストには、Merlotというお姉さんがおりますのやで....。帰り際に彼女の顔をちらっと盗み見たのですが、美人でしたよ。でもどこでこんな頓珍漢な情報を得るのでしょうね。男性も美男子でした。男性の方が年下だったような気がしますが....。


 メンソールはこのバーで、まずマンハッタン、それからワインを二杯頂きました。美味しいワインだったんですけど、すでに『ピノ・ノワール』で飲んでいたワインが美味しすぎたので、あまり感動しなかったです。決して、ここのワインがまずいというわけではありません。良いワインでした。

 バーと言うよりは、パブといった感じのお店なのですが、店主&ソムリエの松野氏をはじめとしてスタッフの方々の心遣いはすばらしいものがありました。文句なしに良い店です。


・Bar Hemingway(ヘミングウェイ)
・06-282-0205
・大阪市中央区東心斎橋1-12-14 セルコヴィアビル六階
・店主&ソムリエ: 松野直矢