みどりの野原

野原の便り

4月6日 小豆島 ② ソテツ巨樹 中山千枚田 城石公園 桜の森公園 寒霞渓

2015年04月06日 | Weblog
小豆島2日目

        濃霧の朝  
波が高い時だけでなく、霧が深いとフェリーがでないらしいが、帰る頃には大丈夫だろう。

「日本一のソテツの巨樹」も見に行けることになった。

 
小豆島霊場31番 誓願寺 境内正面に森のように繁るのが天然記念物ソテツ巨樹 うぉ~!これはすごい。根元はどうなっているのか覗くがわけがわからない。
横枝を支えるコンクリートや木の杭と絡まり合って・・ 樹齢は1000年以上とか・・
来た甲斐があった。

中山千枚田
去年来た時は下から歩いて登ったが、今年は上から眺める。

 
       霧で霞む棚田        足元にオドリコソウが咲いていた。


中山湯船の水 共同洗い場
湯船とは湯船山のこと。この湧水は日照りにも枯れないらしい。日本の名水100選

 
湯船山から湧き出した水を洗いものに利用。千枚田へも流れる。


千枚田の下の方にある中山農村歌舞伎の舞台 
天保年間の建物で国の有形文化財に指定されている。
覗き窓から中を見ると人形が飾られていた。
娯楽の少なかった昔、庶民の楽しみとして続いてきた。
準備から上演まですべて島の人がするらしい。
昔は小豆島各地にあった農村歌舞伎は今はここと肥土山だけに残る。
江戸時代から300年も続いているのはすばらしい。


舞台と向かい合った春日神社に歌舞伎は奉納される。間が観客席となるらしい。

大阪城残石公園
 
石切り場から伐り出されながら、どういう理由でか運ばれなかった「残念石」が集められていた。 外には石を運んだ修羅の模型があった。

そこでの掲示によると、何年か前、残念石を修羅で運んで筏に乗せ、1キロ沖まで運び(そこからは運搬船だったようだが)、大阪城まで運ぶ「偉業再現」という行事をされたらしい。
無事大阪に着いて、大阪城(のどこか)に置いてあるらしい。


桜オーナー制をとっている桜の森公園のサクラはまだ木が若いが満開だった。

スカイラインで寒霞渓へ。


寒霞渓の絶景は霧の中 少し見えたと思ったら下から湧いてきた霧に隠されてしまった。
去年は麓の紅雲亭から歩いて登った。


1億円の快適トイレ 

ここから土庄港のある前島への途中に「世界一狭い海峡」がある。
外を見ていたが、あっという間に通り過ぎた。

お昼御飯を食べて、土庄港からフェリーで高松港へ。
朝、心配していた霧は晴れたが、正常運転になったのはこの便からだそうで、ラッキーだった。
 
              フェリーで高松港へ。
そこからは高速バスで大阪まで。
1泊2日 醤油蔵、日本一のソテツ、小豆島の満開の桜 いろいろ楽しめた。
コメント
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