みどりの野原

野原の便り

4月5日 小豆島 ① 姫路城 小豆島天狗岩丁場 醤油蔵 城山・・

2015年04月05日 | Weblog
1泊2日の小豆島の旅に誘っていただいた。
予報通りあいにくの雨
去年5月に小豆島に来たが、時期が少し違うので新しい発見があるに違いない。

姫路城
天守の保存修理が完成した姫路城を外から見る。

 
グレイに見える白鷺城 桜は満開 昨日はイベントもあり6万人の人出だったとか。

フェリーで姫路港から小豆島 福田港へ渡る。

天狗岩丁場
小豆島は良質な花崗岩を産するので、大阪城築城の際には、多くの石が切り出された。
 
中でも大きい天狗岩 切り出された跡が残る。 矢穴の残る石
岩盤から切り出すにはノミで穴をあけ火薬も使われたらしいが、たくさんの石を手仕事で切り取るなんて想像できない。
小豆島には天狗岩丁場以外にもたくさんの丁場(石切り場)があったようだ。

 
切り取ってそのまま出番がなかった?石    印を刻んだ石もある。

次は映画「二十四の瞳」のモデルとなった苗羽(のうま)小学校 田浦分校へ。
 
昭和46年に廃校となっている。懐かしい感じの木造校舎 木の机の並ぶ教室には子どもたちの書いた図画が残され昔にタイムスリップしたよう。

マルキン醤油記念館を見学できることになった。
去年来た時、横目に通り過ぎたところで来たいと思っていた所。
  
資料館では醤油造りの工程や道具などを見学

その後、醸造蔵を見ることができた。うれし~。
 
この天然醸造蔵はじめ4棟が登録有形文化財に指定されている。
明治40年の建物だそうだ。
説明板によると、この4号蔵には30石(5400ℓ)の木桶が4列で153本並んでいる。長さは約100mとのこと。すごーい。同じような5号蔵、6号蔵もあるという。
中を覗くと、柱や木組みにびっしりとこびりついたものが見えた。これが発酵醸造に欠かせない「蔵に住みついた微生物」なのだろう。ここで自然な状態で1年間発酵熟成させるとか。

次はオリーブ公園へ。
 
オリーブの起源等の展示。 明治41年に植栽され昭和10年に枯死したという原木の展示。
オリーブアナアキゾウムシという害虫による枯死だという。日本だけに生息するオリーブの天敵とのこと。オリーブが日本に持ち込まれた時、各地で栽培を試みたが、うまくいかず、結局小豆島だけが生育に適していた。との話を聞いたことがあるが「日本だけにいる天敵」というのは不思議な気がした。

今夜の宿へ立ち寄った後、近くの城山へハイキング。歩けるのはうれしい。

 
 コバノミツバツツジ満開   ノグルミの枯れた果穂 双眼鏡で覗いてわかった。 
 
最初高い所に咲いていて、ユーカリ?と思ったが木肌も違う。そばへ寄ったらアカシアの仲間だった。カマバアカシアの名が浮かんだが、羽状の葉が混じるものがあり「メラノキシロンアカシア」とわかる。この山にはたくさんこの木があった。
帰って前のメモ帳を見たら、メラノキシロンアカシアはh17年19年に見ている。花は初めて見た。別名をヤナギバアカシアというそうだ。ただ。全部の木がメラノキシロンアカシアかどうかはわからない。

標高111m 頂上には城山神社が建つ。
  
     桜も満開、芽出しの微妙な色合いの混じる春の山も美しかった。
歩くからこそ見れるものがある。  

夜はおいしい海の幸とちょっぴりの?お酒。しあわせなことである。    2日目へ続く。
コメント
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