みどりの野原

野原の便り

7月21日 「KATAGAMI(型紙) Style」展 & 上村敦之展& セミ羽化観察

2012年07月21日 | Weblog
娘と2つの展覧会をはしご。

①京都国立近代美術館でやっている「KATAGAMI(型紙) Style」展 型紙は染めために作られた型紙、繊細で洗練されたデザインは今でも十分通用するし、外国のデザインにも大きな影響を与えている。たくさんの展示をゆっくりと見た。見れば見るほど日本の型紙の素晴らしさにうっとり。

上村敦之展隣の京都市美術館でやっていた。色鮮やかな鳥たちの絵は野鳥観察しているようだった。

その後、急いで大阪へ。

③8月のイベントの下見を兼ねた「セミの羽化の観察会」に参加。

穴からはい出したセミの幼虫がぞろぞろと木に登っている。
セミがまだ薄明るい時間から出ているのにびっくりした。 こんなにたくさんのセミの幼虫も初めて見た。

全くいない木もあればいっぱいいる木もあり好き嫌いがあるようだ。

参加者も集まり、紙芝居などのあと懐中電灯を持って羽化を観察する。そして抜け殻集め。

 
高い安全なところ目指して必死に登って行く幼虫

 
背中が割れて体が出てくる。 しばらく休憩。その後足がしっかり乾けばしっかり殻につかまってお尻を抜く。


しばらくすると翅がしっかりと伸びる。サンゴ礁を思わせるグリーンの入った翅 きれいだ。


拾い集めた抜け殻の♂♀判定。ルーペを覗いて調べる子供

抜け殻のほとんどがクマゼミ。アブラゼミが少し混じっていた。
ほとんどが雄。雌は少し。
先ずはオスが羽化して雌の羽化を待つらしい。

本番ではまた違った状況が見られるかもしれない。
生命の神秘。子供だけでなく私も感激の夜だった。
コメント
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