観察会に参加
馬見丘陵公園から近くの公園往復の後、馬見丘陵公園へ。
秋らしい気持ちの良い道だった。
ツリガネニンジン サワヒヨドリ
ワレモコウ オギノツメ
家の近くでは少なくなったススキ メガルカヤ
田んぼに アメリカコナギ
田んぼ
今年はイネにトビイロウンカの害が広がっている。収穫直前なのに、痛々しい状況だ。
初めは「坪枯れ」状態からだんだん被害が拡大するらしい。大半のイネが枯れて変色している田んぼもある。家の近くでも同様だ。
畑
畑のシカクマメ 花も実もあった。
シカクマメの花 今日の空のようなきれいな空色
右)四方にヒレの付いた鞘 若い鞘はあっさりしておいしい。
シカクマメの奥の方に黄色い花が咲いた”木”が見えた。
メンバーが、畑にいた方に尋ねたら「セスバニアです。根に根粒菌があって畑に良い。根は1mぐらい深く伸びる」と教えてくださった。
「セスバニア」初めて聞く名前。近くに行ってみた。
高さは4mほどある。
右)マメ科らしい羽状複葉の葉 黄色い蝶形花
前に近くで、似たような花を見たことがある。
その時に「アメリカツノネム」と思ったのはこれだったのか?(後で記す ※)
花弁の裏は汚れたような黒い斑点状の紋がある。
右)枝には 小さいトゲ状の突起があった。
「セスバニア」 調べてみると・・
マメ科の1年草 草丈は最大で3~4mになる。(まるで木のようだった)
根粒バクテリアと共生する緑肥植物。
根が地中深く伸びるので「硬盤破砕能力」があり、通気性もよくなる。
種子は1㎏入りで売られていることが多いようで、畑一面に撒き、2メートルぐらいになると、トラクターなどで畑にすき込んで利用するのが本来の使い方のようだ。
草丈がそれ以上に高くなると茎が硬くなる。
だから、ここのように1本だけあって、こんなに大きくなるまで置いてあるのは本来の使い方をしていないのかもしれない。
そして、セスバニアにも品種があるようだ。(ここにあるのはどれかはわからない)
セスバニアの品種の1つが、先に書いた ※アメリカツノクサネム(セスバニア エクサルタータと読む?)
2,019年11月に見た「アメリカツノネム」と思ったもの。草丈1mぐらいで、花と細長い果実があった。
右)枝には小さいコブがついていた。この形状は上記のセスバニアと言われたものと違う。
アメリカツノクサネムも同じセスバニアの仲間の緑肥植物。今日見たものと同じものなのかな?
見慣れない植物を見るとすごく面白い。
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