みどりの野原

野原の便り

1月29日 カンボジア 2日目③ プリア・カン

2010年01月29日 | Weblog
プリアカンへの車中から
   
ヤシの葉を運ぶオートバイ 建物に使われるのかな?
 右)自転車もオートバイも・・
道路の周りは森。こんな景色の中を行くと、遺跡が森に包まれて長い
間発見されなかったのもわかる気がする。

プリア・カンとは「聖なる剣」という意味
12世紀後半にチャンパ軍との戦いの戦勝記念に建てられた。
王の父の菩提寺でもある仏教寺院

アンコール・トムの北側にある。横の森から小さいサルが出てきた。

  
アンコールトムの門を車で通り抜ける。 うわあギリギリ。

 
    リンガの並ぶ参道        仏像は削り取られている

 
ナーガ(蛇)を引く仏様(左)と、阿修羅(右)の欄干
アンコールワットでも出てくる「乳海撹拌」というヒンドゥー教の神
話による。

 
       修復中の建物  ガルーダ(神鳥ビシュヌ神の乗り物)
ヒンドゥー教にはいろいろな神様がいる。

  
顔のない仏像 仏教とヒンドゥー教の融和を願い建てられたが、後の
王の反仏教政策によって仏像の多くは削り取られたという。
 右)壁一面の穴は何? これは宝石を埋めた跡だそうだ。
広い範囲に無数の穴。エメラルド・サファイヤ・・どんなに豪華絢爛
だったことだろう。繁栄ぶりがわかる。今は朽ちかけているが・・

 
建物内のリンガはほとんどなくなっているがこれは残っている。
リンガは男性を表し、台座は女性を表す。
         右)お堂の中央には今も仏様がお祀りしてある。

 
 
  崩壊の激しい遺跡   屋根が崩れ落ちた回廊
上から石が崩れ落ちてきそうで通るのも怖いような。
「地震でも来たらいっぺんやね」というと「カンボジアは地震と台風
はありません」とチョットさん。よかったこと。

 
参道の果物屋 1軒だけ店が出ていた。許可がいるのか黙認されてるのか?       
                 右)伝統音楽を演奏していた。
ガイドさんの説明では戦争で傷ついた人たちだそうで、物乞いでは
なく音楽を聞いてもらいCDを売るという仕事としているという。
もしよかったら・・と言われ、1枚購入した。(まだ聞いていない)
今は古代の遺跡観光で来ていて、忘れそうになっているが、カンボジ
アと言えば長い戦いの歴史がある。
戦跡と遺跡の接点は少なくてあまり考える機会がなく申し訳なく思う。


プリア・カン出発 森の迫る道

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