みどりの野原

野原の便り

3月19日 橿原神宮から甘樫丘周辺 ナルトサワギク カワラヨモギ コスミレ カワゲラの仲間 ルリシジミ 

2020年03月19日 | Weblog

暇なので散歩に出かけよう。
橿原神宮から甘樫丘へ。違う道を歩いてみよう。
そう思って、丈六交差点から南にしばらく歩いて東に入る。

住宅地を時に曲がったり、気の向くままに・・。

東の丘に寺が見えたので行ってみようと小規模宅地造成地の中を曲がったが、突き当りで行けずに戻る。

 
整地された宅地の中に、ナルトサワギクの大株が目についた。
あらあらこんなところに・・広がらないうちに抜こうと引っ張ってみたがしっかり根を張って手に負えない。
そして全体を見てみると、あっちにもこっちにも・・
                 右)近くにはカワラヨモギまで生えていた。


どこか川の土が運ばれたのか。ナルトサワギクもカワラヨモギも点々と生えていた。

ナルトサワギクはこの辺でも時々目にするようになったが、カワラヨモギは見かけない。
淀川河川敷にはたくさんある。吉野では見たことがある。
こんな風にしてだんだんいろんなものが入ってくるんだなあ。

面白い道もなく、孝元天皇陵の近くに出た。

 
孝元天皇剣池嶋上陵 幾重かに折れた階段を登る。 
  右)途中に落ちていたオガタマノキの花弁 上を見ても枝が重なってどれだかわからない。
ヒサカキの高木もあった。花が咲いていた。


御陵は特段変わったところもないが、前の庭にはきれいな箒目が付けられていた。

下る途中、吹き飛ばし掃除機で階段を掃除しておられた。
たいした枯れ葉もゴミもないのに、ご苦労さんなことだ。
手入れが行き届いているが、人件費がだいぶかかってるなあ。

山すそから甘樫丘へ。
階段を下って芝生広場。親子やグループが遊んでいた。

 
          ちょうどアマナが開花中。


ネコヤナギにトビケラの仲間

 
花壇には色鮮やかなポピーと菜の花 カメラを構えている人も何人もいる。

公園から離れて飛鳥川沿いを南へ。

 
山に変なコブの木が見えた。見に行くために斜面をよいしょとよじ登ったら・・
     右)目の前のアラカシの葉にルリシジミの雌 きれい! うれしい偶然の出会い。
結局、大きいコブは石ではなかったが、どうなっているのかよくわからなかった。 


「川原寺の寺域 北限施設」のあった所。
発掘調査で川原寺の北面の大垣 や掘立柱の建物群 瓦窯跡 鋳造遺構 寺院工房など・・
川原寺の創建当時から平安時代頃まで、ここで川原寺の創建や営繕に必要な資材や仏具等等が。造られていたらしい。

さて、このまま川原寺の方に歩こうか・・と思ったが、右に登る道があったので行ってみる。
 
       少し上って、切通道を下ったら果樹園 


コスミレが咲いていた。なお下ると甘樫丘の前の道路に下りた。
ここにつながっていたのかあ。歩いたことのない道だったので、これはこれで収穫あり。

飛鳥川に沿って歩き、甘樫丘展望台へ。

 
  展望台から景色        桜は蕾の先にピンクが見え始めていた。もうすぐ咲きそう。


セントウソウ 小さくてかわいい花

下って、ちょうど来たバスに乗った。暑いぐらいの日だった。

コメント
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