みどりの野原

野原の便り

3月20日 甲山 初登山 

2010年03月21日 | Weblog
朝、チョットしたミス?(この頃時々)で電車に乗り遅れ・・
滑り込みセーフと思ったら、私の後からまだ2人来た。なあんだ~。

バスで甲山大師まで。途中ではサクラがチラホラ咲き始め。
もう開花宣言の出たところもあるらしい。この暖かさで一気に咲く
だろう。

 
甲山にある神呪寺(かんのうじ)江戸時代に淳和天皇の勅願で再建
され、創健当時の平安時代の木造の如意輪観音像が毎年5月18日に
は開帳されるらしい。    右)甲山の登山口はお寺の裏にある。

甲山には何度か来ているけれど山に登ったことがなかったので楽し
みだ。
登山道はほとんど階段ばかり。いきなりきついなあと思う間に頂上
に到着。20分ぐらいのあっけない登山だった。

 
甲山頂上は広場になっていた。2等3角点がある。標高309.21m
魅惑(309)の山って言われるらしい。
特に見晴らしもない山頂だったが、登ってきて体操をしている人や
家族づれなどが登って来たり、身近に楽しめる山のよう。
 右)下り道。 こんな溝のように掘込んだ歩きにくい道も。

  
まだ枯れ木の多い山の中にコバノミツバツツジが点々と明かりがと
もったように咲いていた。春らしい色だ。

 
山道の崖になんでこんな丸い小石の入った地層があるの? 
丸い小石はここが元は海の底だった証拠だという。

今日は仲間の一人が案内してくださっているが、説明によると、
3億年ぐらい前はこのあたりは海の底だったらしい。
それが褶曲や造山活動を繰り返し盛り上がり高くなったところは山
に、低くなったところは大阪湾になり、山は上の部分が浸食でなく
なり、固い芯の部分が残ったのが甲山で、今の姿になったのが1200
万年前だという。
その名残の安山岩や花崗岩や海の石も見られると言うわけ。

想像もつかないが、私たちは今も地殻変動の中にいるのかもしれな
い。
下り道は変化に富んで面白かった。

 
自然学習館 クイズや展示が楽しい。
松竹梅を使った亀  マツボックリと・・竹の皮と・・ウメは?
亀の目は梅干しだった。 これで松竹梅か。
                    右)クラフトいろいろ

 
第4湿地 貴重な湿原植物や昆虫が生息している湿原はボランティア
の方が手入れされている。
 右)モリアオガエルが産卵する池 水が抜けてしまうのでシート
   を敷いてあるという。

キャンプ場の近く、仁川のそばで弁当。
Uさんが準備してくださったお味噌汁がおいしかった。

 
増水で石を渡れないので、ちょっと遠回りして橋を渡ったが・・
危なげな橋だった。             右)展望台への山道


途中から見た甲山。ではこの山は? ここも広い意味では甲山の一
部?らしい。

  
山頂近くでは急に大石がゴロゴロ現れる。    展望台からの眺め


元の道を下り、広河原で今日の予定は終了。
名前の通りの広い河原だが、前は池だったとか。
その後も川筋は変わっているらしい。
浅い川では子供が小魚や生き物を捕まえたり水遊びをしたり。

今日は水遊びも気持ちよさそうな汗ばむ陽気の1日だった。
コメント
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