みどりの野原

野原の便り

9月18日 アメニモマケズ・・済浄坊の滝 & 曽爾高原

2008年09月18日 | Weblog
アメニモマケズ雨天決行。 現地判断で行くことに。

大阪・西宮・堺の各地から私含め7人が榛原駅に集合。
車が2台
今回は私の計画で近くにしたので朝もゆっくりできた。

雨天決行とはいえ、今にも降り出しそうなので、無理しないで
済浄坊の1つ目の滝まで行って引き返すことにした。
結局は2つ目の滝まで行って戻った。

済浄坊の滝へ 
 
イヌショウマ?サラシナショウマ?    ミカエリソウ

アケボノソウ・アキチョウジ・ヨシノアザミなど 秋の花が咲き始め。
見ごろはまだ先だ。
暗い山道は一層暗く、写真はほとんどうまく撮れなかった。

 
           開けたところでトンボ観察
Oさんのリュックから網が、他のメンバーも昆虫の本を取り出した。
えらい!
ノシメトンボ・アキアカネ・ナツアカネを確認。
「羽根を広げてとまるトンボは羽を合わせて持つとトンボにとって
はすごくつらいんだよ」とHさん。
なるほどトンボの身になって考えねば。

観察中に白いものが手にいくつもついた。
ルーペで見た人が「卵だ!」急いで放してやった。
本を見るとナツアカネは打空産卵するらしい。

 
    済浄坊の滝1つ目         2つ目の滝


紙をめくるようにはがれおちた岩
亀裂が入ってはがれそうなところもある。こわ~。

曽爾高原
着いたころには霧雨に降りだした。

 
ススキの赤い穂がけぶる曽爾高原 これはこれで絵になる。 静かだ。

ススキだけと思われがちな高原も歩けばいろんな花が見られる。
 
       シシウド           ツリガネニンジン      
 
     ナンバンギセル         シオガマギク
  
ヒキオコシ(花穂が倒れてる)      シラヤマギク

他にもアザミの仲間やタチシオデ(実)・アキノキリンソウ・ノダケ
・オトコヨモギ・オミナエシなどが咲いていた。
草花は露を宿してみなうつむいている。
細かい露がついてチカラシバだってとてもきれい。

迎えるベストシーズンに向って今朝草刈りされたのか、お亀池の遊歩
道は、刈られた草がそのままになっていた。

きれいな花の咲いているものも関係なく歩道にはみ出したものはすべ
て草刈り機で刈られたらしく、花やつぼみのついたのがいっぱいあっ
た。もったいな~い。

雨に濡れていきいきとしたお花たち。貰わずにはいられなかった。
でも、「刈って落ちていたものよ」といちいち言い訳をするわけには
いかないので、目立たないようにビニール袋に包んだ。
幸いだれも人はいず、内心ラッキー!

お亀池ではウメバチソウ・キセルアザミ・サワギキョウ・サワヒヨド
リなどが見えた。

「作られた遊歩道以外に人が踏み込んでできた道がたくさんできてい
る」と新聞にも載っていたそうだ。
お亀池も柵があっても中に踏み込んだ跡が何箇所もあった。
誰も近づいて写真を撮りたいけれど、結局はその1歩が自然を壊すんだ
よね。お互いに気をつけましょう。

この後は当然「お亀の湯」でさっぱり。濡れた靴だけが気持ち悪い。
あいにくの天気だったがみんな楽しんでくれたのでよかった。
コメント (4)
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