橋下・「維新の会」による 独裁政治「ノー」の審判を
日本共産党大阪府委員会が共同よびかけ
日本共産党大阪府委員会(山口勝利委員長)は29日、「橋下徹府知事・『維新の会』によるファッショ的な独裁政治に『ノー』の審判を下すため、府民の広大な共同を」とのアピールを発表しました。
(アピール全文) (関連記事)は日本共産党ホームページをご覧ください。
橋下知事の大阪市長選(11月13日告示)へのくら替え出馬で、知事選(同10日告示)との同日選挙(27日投票)となりました。
アピールは、橋下氏と「維新の会」が大阪を足場に「全国進出」をもはかろうという権力的野望をむき出しにしていることを指摘し、橋下氏らによる独 裁政治を許すかどうかの重大な歴史的局面
を迎えているとのべています。政治と社会の閉塞(へいそく)感を逆手にとって、「システムを変え」「強いリーダー をつくってこそ政治を変えることができる」との幻想をあおり、「政敵」を排除して、
ファッショ・独裁政治を確立しようとしていると指摘しています。
そのファッショ性を誰の目にも明らかにしたのが「教育基本条例案」と「職員基本条例案」であり、とくに「教育基本条例案」は「政治が教育に全面介入して、教育を首長と議会多数派の独裁下に
おく制度的仕組みをつくりあげる危険きわまりないもの」と告発しています。
橋下氏らのファッショ的独裁の本性が見抜かれ始め、府民のなかから大きな危惧と怒りの声がわきおこりつつあること、これまでの政治的立場の違いを 超えて、「大阪は独裁・橋下知事に屈し
ない」の声が広がり、知事選・市長選の様相を変えつつあると強調。「府民の広大な共同を党派の垣根をこえてつくりあ げ、『橋下独裁政治ノー』の審判を下そう」とよびかけています。