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東京電力は、福島県で15日に「震度5弱」の地震が発生したことを受け、福島第一原発に保管中の汚染水の海洋放出を中断した。汚染水の放出が中断されたのは今回が初めて。

2024-03-17 | 原発やめろ!
 

日本、汚染水放出を初めて中断…「震度5弱」地震の影響

登録:2024-03-16 08:14 修正:2024-03-16 09:21
 
処理指針上の「異常状況」に該当 
「外部への影響はなく、当日中に再開予定」
 
 
                              福島第一原発の敷地タンクに保管中の放射性物質汚染水/聯合ニュース

 東京電力は、福島県で15日に「震度5弱」の地震が発生したことを受け、福島第一原発に保管中の汚染水の海洋放出を中断した。汚染水の放出が中断されたのは今回が初めて。

 東京電力は、福島県でこの日午前0時14分頃に震度5弱の地震が発生すると、指針に従い汚染水の海洋放出を午前0時33分頃に手動で停止させたと明らかにした。東京電力は、福島第一原発などがある近隣の4つの町で、地震による震度5弱以上の揺れが観測された場合、放出を中止することに事前に定めていた。東京電力は「地震にともなうモニタリング数値の上昇や放射能の外部影響などの異常は確認されなかった」と説明した。

 福島第一原発では、先月28日から4回目の汚染水放出が実施されている。今回の放出は1~3回目のときと同様に、約7800トンの汚染水を今月17日まで原発近海に流す予定だ。福島原発汚染水の1回目の放出は昨年8月24日に始まった。東京電力の関係者は地元放送局の福島テレビに「放出設備に異常がないことを確認した。当日中に放出を再開する予定」だと述べた。

 一方、韓国政府も同日、東京電力の汚染水放出中断の事実を明らかにした。国務調整室のパク・クヨン第1次長は、政府ソウル庁舎で開かれた会見で、「日本での地震は汚染水の放出を中断しなければならない『異常状況』に該当し、日本側は放出を中断し、ただちに韓国側にも関連の事実を通知した」として、「最近、福島近海で地震が続いて発生しているため、韓国政府も状況に注目している。今後、韓国の専門家を福島の現地に派遣し、現場の状況をより綿密に確認する計画」だと述べた。

東京/キム・ソヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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