台風21号被害の現場へ
京都寺社に倒木、屋根破損の被害
穀田・倉林氏ら調査
台風21号の被害を受けた京都市で7日、日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員、倉林明子参院議員(参院京都選挙区予定候補)は、強風や倒木で損壊した寺社や建物などを、地元府議、市議らと調査、訪問しました。
夏の涼を求め多くの観光客が訪れる左京区・貴船では、山からの倒木が旅館や住宅に押し寄せる被害がありました。巨木に住居を押しつぶされた男性(70)は「停電の様子を見に屋根に上っているところに、大木が上からものすごい音で落ちてきた。屋根といっしょに押し流された。下にいた妻は押しつぶされた住宅の隙間に挟まれ、奇跡的に助かった」と被災の恐怖を語りました。
世界遺産・仁和寺(右京区)では、重要文化財・二王門の破損や、「御室桜」の倒木などを調査。執行長らは「『檜皮葺』(ひわだぶき=日本古来の屋根葺き手法)の屋根などを修理するには職人の技術継承がいる。そうした観点も必要」と語りました。
その他、建仁寺(東山区)、聖護院(左京区)、天竜寺、妙心寺、梅宮大社(右京区)などの被害を調査しました。
調査には、かみね史朗、みつなが敦彦、原田完の各府議、ひぐち英明市議が同行しました。