24日午前11時より舞鶴市下佐波賀の「浮島丸殉難者の碑公園」での浮島丸殉難
61周年追悼集会に参加しました。
今年は、韓国から「浮島丸事件」をめぐり、韓国人遺族らが国に公式謝罪などを求
めた『浮島丸訴訟』の元原告ら3名が参加されました。
追悼の辞は
1、浮島丸殉難者を追悼する会 会長 余江勝彦
2、韓国民団京都府舞鶴支部 支団長 金 栄吉
3、京都府朝鮮人強制連行真相調査団 代表 柳 球采
以上の3氏から述べられました。
さらに次の各氏からメッセージが寄せられました。
1、厚生労働大臣 川崎 二郎
2、釜山外国語大学 日本語大学 韓日関係史専攻
強制連行・徴兵・挺身隊慰安婦調査糾明委員
責任委員 金 文吉
3、浮島丸下北の会代表 斎藤 作治
以上3名でした。
浮島丸沈没事件とは、
1945年午後5時すぎ、日本海軍特設輸送艦浮島丸4730トンが舞鶴港
に入航してきました。青森県地方で働いていた朝鮮人労働者とその家族
3735名を乗せ、8月22日午後10時に大湊港を出港、釜山へ向かう途中
進路を変更、日本海を南下して舞鶴港に入ってきたものです。
入港してきた浮島丸は下佐波賀沖にさしかかったところ、突如大爆音と
ともに中央部から二つに折れて沈没しました。
突然の大事故により、近辺住民などの懸命の救助活動にもかかわらず
朝鮮人524名、乗組員25名、計549名の犠牲者を出す大惨事となりました。
しかし、政府はいまだに なぜ爆発したのか明らかにしていません
(青字 浮島丸 をクリックしてください)