大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

安らかに お眠りください

2006-07-07 | 市民のくらしのなかで
 斉藤幸夫様(松山事件死刑囚にでっち上げられ、後に無罪が確定した人)の訃報
に接し、心からお悔やみ申し上げます。

 斉藤家の皆様は、私の名前を見ても、誰かなーと思っておられることでしょう。
 もう、45年程前、「お兄さんは無罪だ」と京都「国民救援会」児島さんの紹介
でオルグしておられた妹さん、長岡の三菱製紙労組に来られた時に、私は、青年婦
人部の役員をしており、ご挨拶受け入れの責任者でもありました。
 
 そこで「私の兄は松山で殺人犯としてつかまり殺されそうになっています。自白
を強要されたけれど、証拠として出されたものと一致せず、デッチアゲだというこ
とが一層明らかになっています。兄は人殺しできる人ではありません。
どうか兄を助けてください。」という訴えを聞いて、
「権力」の恐ろしさがはじめてわかりました。 
 
 なぜ私が、当時の事を良く覚えているのかと言いますと、20歳過ぎの私にとっ
て「冤罪事件」と言うことが、非常にショックで、「権力」というものの本質をは
じめて知らされたからでした。そしてそれを理解しました。
 
 同時に、自分より若いかわいい娘さんが、毅然として権力に立ち向かい、兄さん
の無罪を多くの人に訴えて歩く、私にそんなことが出来るだろうか、と…・ 
世の中にはすごい人がいるもんだと、二重三重にショックを受けたからでした。
 
 若いときに、斎藤さんにあったことが、私の活動に源泉の一つになっている事を
申し上げたかったのです。

 当時から今日までの長い間、幸雄さんの心労を思う時、私に何が起こっても
その何分に一の苦労だと思い、困難が起こってもそれを切り開く勇気を持つことが
出来ました。

斉藤幸男様、安らかにお眠りください。          合掌

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北朝鮮のミサイル発射についての抗議

2006-07-07 | 日本と韓国・朝鮮・中国との友好
        北朝鮮のミサイル発射についての抗議

               談   話

一、 日本政府は、5日、早朝より朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が7発の
  ミサイルを連続的に発射し、日本海に着弾したと発表した。
   公海上に着弾するようなミサイルの発射について、危険水域の設定、
  その期間等の事前通告なしに行うことは、航空機や船舶などに重大な危険
  を与えるものであり、明確な国際法違反である。

一、 今回のミサイル発射は、「日朝平壌宣言」やミサイル発射凍結の国際的な
  合意にも違反するものである。また今回の行為は、北東アジアの平和と安定
  を根本から脅かすものである。
   事実、日本国内では国民的な怒りを引き起こしている。
  また在日韓国・朝鮮人のなかに怒りと苦悩を生み出している。
   北朝鮮当局者は、ミサイル発射について「国の自主権に属する問題」と
  しているが、このような論理は国際的には通用しない。
   われわれは国際法と国際的な合意を無視した、北朝鮮によるミサイル発射
  に対し、強く抗議するものである。

一、 われわれは、北朝鮮が無法な行為を即時中止し、6者協議をはじめ国際的
  合意と「日朝平壌宣言」を遵守することを、強く要求する。
   また北朝鮮が国際的な無法行為の清算、国際法を守り、国際社会の一員に
  なることを心から願うものである。
   日本政府は、直ちに制裁措置を発動したが、あらゆる外交ルートを駆使し
  て、話し合いと交渉による解決をはかることを強く要請するものである。
                         2006年7月6日
                          日 朝 協 会
                          代表理事 渡辺  貢
 Tel 03-3237-1991


日朝協会は、南北双方と交流をもつ日本国民の市民団体で
1955年11月に、全国組織が結成されました。
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