23日(日)夜,
11時から12時までBS11で、先日なくなった川田正子さんの子供の時からの「童謡とともに歩んだ一生涯」とも言うべき内容の番組みを見た。
正子・孝子姉妹は、私より少し年上だが、同じ時代を生きてきた者として共感できる所がたくさんあった。
戦後の荒れ果てた時期に、唯一ラジオが、世間の新しい出来事・新しい時代を生で伝え、国民に生きて行く力を与えていた。川田姉妹の歌・童謡は子供の心にふかく蓄積されていった。
わんぱく坊主だったわたしでも、あんな綺麗な声を出す人はどんな人なのだろうと憧れにも似た感情を持ったものだった.。
今日はじめて「みかんの花咲く丘」をうたった子供の頃の姿を見て、はっと思った。それはあのおかっぱ頭が、当時の私にとって、憧れの基準になっていたからである。
なんで?だったのだろうとその根拠についてまで記憶になかったが、その原因が、今日やっと分かった気がした。
だから、「みかんの花咲く丘」をはじめ、歌われたおおかたの歌を歌うことが出来た.。カラオケで演歌を歌えと言われても苦手だが、童謡ならうたえる。
子供のときに覚えたものは、今もはっきり覚えているから不思議だ。
3日前のことは……・・。