柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

好き嫌い

2007-10-11 08:42:29 | Weblog
ソフトバンクまたまた勝てません。昔の巨人並みに、選手の名前結構多く諳んじられるくらい役者が多いのに勝てません。松中(いつもいつもこの人がブレーキ)小久保じゃぁもうダメなんでしょう。あれだけのピッチャー揃えていてもだめです。城島やら井口への恨み節はさすがにもう出ませんが、ここも世代交代の谷間です。王さんも退き時ですかね。ロッテは成瀬みたいなのが出てきて勢いがありますね、阪神四タテしたときくらいの調子じゃないですか。ダルビッシュが仁王立ちできるか。第一戦でしょうね、日ハムロッテシリーズ。
 卓球の日本代表、いまや愛ちゃんを喰う勢いの中学生が昨日、出身の山口市の警察の一日署長を勤めたという記事です。いや、署長にでも館長院長にでも何にでもなってくれればいいのですが、どうして平日なんだ?中学生だろうに。学校は?義務教育ですぞよ。日本代表に選んで、それでなくても当然の如く学校よりも練習優先の毎日であろうに(試合やら合宿とやらでちゃんと出席日数は足りているのだろうかと僻目です、そこは必ず特別扱いであることも十分に予想ができますが)、こんなことで学校休んでいいんでしょうか?!呼ぶ方も呼ぶ方(警察ですよ、公的機関)、行かす方も行かす方、そしてそれに群がる町の善人達。その昔、大阪万博の際、女房は学校休んで何日か開催当初見に行ったそうです、その話になる度に私は「そんなことして」と誹るのですが今もって全然悪びれていません。ああいう家だったから、と平気。(おそらく)普通は夏休みやら春休みやらに行ったものです、私は夏のくそ暑い中行きました、よく覚えています。病気でもないのに学校休むことへの罪悪感、後ろめたさがあったでしょう?なかったですか?もっとも福原愛ちゃんなどなど幼少時から一芸に秀でれば一般児童や生徒の枠からは特別に外す、それを大人が認める、んじゃなくて強要する。子供はそれに従うだけ、そしてその子は思い違い勘違いしていく。私はこういう存在よって。ちやほやして何か良いことがあるんでしょうかね。天下の公的機関がそれを助長する。昔の美空ひばり状態ですか。あの人も学校なんて行けたはずがないですから。これも生き方と認めるんでしょうかね。全日本を背負わせて金も道具も何もかも面倒見てチヤホヤして、つまりこの子の両親をチヤホヤして、大勘違いしているのは両親なんでしょうが、美空ひばりとはちと比較できませんか。タチの悪いは金ふりかけられる方でしょうから。
 脳死移植法が施行されて10年、それまで実際に移植されたのは61例だそうです。アメリカで一年間に実施される数の一割だそうです。桁が違うというのはこのことです。国民性とか死生観とか文化とか、有識者は色々解説分析しましょうが、いかがお考えですか。嫌なんですね、死体といえども自分の身内を傷つけ臓器持って行かれるのが。人の体をパーツに分けて捉えられないんです日本人は。そういうことですね。人間として最高最大のボランティア行為なんて移植推進する者達は言うけれど、ボランティア自体を胡散臭いこと、偽善と思っている者も多いでしょう。他にどんな色づけして見た目を変えても、気持ちの悪さやら嫌悪感は生来に沸き上がる固有の感情です。そこを頭の理解で抑えつけるは困難だということです。何年経ってもこの状況は変わらないでしょうね。次は子供の移植を法制化したいと意気込んでいる向きがあるようですが、より抵抗の大きいことでしょうね。人は最後は(もちろん最初もですが)好き嫌いで動きますから。
 
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