柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

感想

2019-03-11 08:24:45 | Weblog
東京福生の公立病院での透析拒否の女性の死亡を受けてあれこれ叩かれてたことですが、今朝は一転どの新聞の書きません。毎日新聞が妙に強く非難していたのでしたが今日は何もありません。この事例は尊厳死安楽死問題につながることで、煽るならずっと話題にし続けてほしいと思うことです。殺人罪あるいは自殺幇助罪との兼ね合いで、担当医が訴えられるなんてことになると進むはずもないことです。脳死移植法のようにきちんと法制化しろということなのですが、立法府は難しいむずかしいで思考停止したままです。銘々のもつ権利の話になって行くわけですが、死ぬ権利、真っ当な治療を受ける権利、それを拒否する権利、などなど挙げだしたらAがあればnot Aがあるわけです際限がなくなります。昨日の毎日のコラムは当の44歳女性が一旦透析を拒否したものの何日か後にやっぱり再開しようかと話していたという伝言を引いて、時間をかけて迷う権利を何故認めなかったんだ?と非難してました。時間をかけて迷う権利・・・。連中の正体見たり、ですな。だから暫く紙上に取り上げ続けてもらいたいことです。議論を喚起してもらいたい。あなたたちの好きな権利論議でも何でもいいから、一方的にPC振り回して言い放つだけじゃなくて。ダメでしょうけどねぇ。
 3.11当日です。8年が経って、復興程度に地域差があるのは当然のことではありますが、外野から眺めているのと当事者さんたちとの温度差は歴然です。為政者はどうしても見た目を重視します、つまり整地、再建等のハコもの整備。被災者の気持ちに寄り添えぬとはよく聞く非難ですが、まずに手を付けることはの優先順はおのずとあるわけです、一概に責められぬことです。と、これも外野の勝手な感想に過ぎぬことですが。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 民意 | トップ | 本質 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事