柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

人知

2011-09-21 08:12:43 | Weblog
今回も台風、うまく当地を避けてくれました。でも他所のどこかに向かうわけです、明日は我が身という考え方は大事なのですが、人は(私は)勝手なもので過ぎたら終わりです。何年か前の当地の大水のことはまだ記憶に新しくて、冠水浸水の経験はTVに写される被災した人達の驚きや落胆やの思いを理解させます。治山治水は人が大地に住まいを構えて生きていく限りの永遠の課題と知ります。暴れ川(河)と昔から呼ばれてきた川はこの科学の時代においても暴れ川なのです。護岸工事がどれほどの役にも立たぬことを知るわけです。あの堂々たる防潮堤が脆くも潰された様に呆然と立ちつくした如く。人知はまだまだまだまだ天に届きません。謙虚に生きねばならぬのでしょう。驕ってはならぬのでしょう。
 九電のやらせメール事件、えらくしつこく新聞が採り上げます。朝日などは一面トップです。そんな大事かい?私もくどいですが、これが大マスコミの恣意だと思うのです。向こうの勝手な選択によって世論が作られていく。もちろんその力を敵さん方は重々承知の上ですから、堂々とやってきます。原発を再稼働させたくない、んでしょうね。そうでなければこんな話題は無視しておけばいいんですから。所詮は九電のやる「個人的」な調査です。でも、もっと事情もあるんでしょう。知事を失脚させたい。玄海原発騒動の責任を全て知事におっ被せて、知事が辞めることで終息させたい(もう十分世の中の興味は失せてますのに)。もっとエグイこと?九電と佐賀県知事とのズブズブぶりをもっと暴きたい?それでマスコミ達が何かで煮え湯を飲まされたことでもあって、その意趣返し?九電を叩くというより明らかに獲物は佐賀県知事ですから。九電を潰すわけにはいかぬし、潰れもしないことではありますが、九電はマスコミにとっては大スポンサーでもあることで、下手につつき過ぎて我が身に累が及んではならぬという含み、一層矛先は知事に向かうという絵ですか。しつこい。このしつこさの意味するところは?深読みする悪趣味ではなく、そう思われませんか?
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