柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

春隣

2017-02-20 08:23:48 | Weblog
当地暖かくなってきました。今後また低気圧がウンのカンのでまた寒くなるとは言ってますが、今朝は温い雨です。春待ち、春隣の感です。そして朝が早くなりました、日暮れもかなり遅くなりました。一雨ごとに暖かくなるという季節になってきましたか。やはり暖かくなってくるというのは気分も上向きますね、自然とそうなります。おめでたいオヤジなのでしょうが、寒いと塞ぎ込むというわけでもなく季節の巡りを有難く思うという態です。悠久の繰り返しです。毎年書いてることなのですが毎年同じように思うというわけです。何が起ころうと、お前が何をどう思いどう考えようと、どうあがこうが暴れようが日は暮れ夜は必ず明けるんです。この有難さです。明けない夜はない。朝の来ない夜はない。私が殊更に言わずとも大昔からの大真理です。こうだからヒトは生きていける。もちろん順番は逆です、こういう摂理に沿って生きものは順応してきたのです、このリズムがあればこその存在なのですが、朝の気分夜の気分という単純な相違に処世術を求め、身を委ねているわけです。そして季節の巡り。地球の公転自転なんて理屈じゃないです、毎年毎年の巡りです、暑かろうが寒かろうが大雨だろうが大雪だろうがそのまま被るしかない巡り。ブツブツ文句言うても結局それが恵みなのだと感じる文化。あの東北大津波の際に、恵みの海が偶には怒るんだという崇高とも形容できる諦観。日本人に限らぬことですけれど感じ方や処し方には大きな差がありましょう?それが有難いわけです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思惑 | トップ | 譲位 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事